JP2006519173A - 固形遺骨及び固形遺骨つぼ並びにそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
固形遺骨及び固形遺骨つぼ及びそれらの製造方法を提供する。固形遺骨は、遺骨部と、該遺骨部を火災や外部衝撃などから保護する保護層とから構成し、該固形遺骨の製造方法において、固形遺骨を、腐敗防止のために所定の乾燥剤で急速乾燥する。また、本発明の固形遺骨つぼは、開放可能であり、固形遺骨をその内部に密閉可能に保管する保管手段からなり、該固形遺骨つぼの製造方法において、つぼを、固形遺骨を火災や外部衝撃などから安全に保護する1つ以上の保護部材を有するように形成する
Description
本発明は、固形遺骨及び固形遺骨つぼ並びにそれらの製造方法に係り、より詳細には、遺骨粉末に硬化剤を混合して製造することによって腐敗を防止し、安全に保管できる固形遺骨及びその製造方法、固形遺骨を火災や外部衝撃から安全に保護しうる固形遺骨つぼ及びその製造方法に関する。
従来の葬礼文化は、死体を棺に納めて土中に葬る埋葬方式を好んだが、埋葬のための土地の不足、自然災害などによる土地の流失、環境汚染などの理由から葬礼文化は火葬方式に移りつつある。
火葬方式では、死体を火葬した後に、遺骨を粉末形態に粉砕する。しかる後に、所定の遺骨つぼに入れて納骨堂や納骨墓に保管する。
遺骨つぼに保管された遺骨は、周囲の湿気を強く吸収する性質を持っており、ややとすれば変質してしまう。また、その変質度合が大きいと、遺骨が腐敗し、害虫が侵入して遺骨が損なってしまう。
かかる問題を解決するために、従来、遺骨を溶融して結晶体にする方法が提案されたが、遺骨を溶融する作業に多くの費用と時間がかかる問題があった。
また、このような問題を解決するために、従来は、遺骨を粉砕して生成された粉末形の遺骨に硬化剤を混合して所定の形状にする方法があった。この方法は、作業にかかる費用と時間が減る長所があるが、遺骨を長時間保管する場合には、遺骨が外部空気に晒されて腐敗してしまうという欠点があった。しかも、遺骨が腐敗し変色及び悪臭が生じるため、保管が困難であった。
本発明は、上記の従来技術における問題点を解決するために案出されたものである。
本発明の目的は、遺骨粉末に硬化剤を混合して作った固形遺骨の外面に外部保護層を形成し、固形遺骨が外部空気に晒されないようにすることによって、固形遺骨が腐敗することを防止する固形遺骨及びその製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、金属などの材質から製造されることによって、固形遺骨を火災や外部衝撃から安全に保護する固形遺骨つぼ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、遺骨粉末と所定の硬化剤とを混合し練って成形される所定形状の遺骨部と、遺骨部の外面に形成され、遺骨部の外部空気との接触を遮断することによって遺骨部を保護するための保護手段と、を含むことを特徴とする固形遺骨を提供する。
本発明の固形遺骨において、保護手段は、土と硬化剤を混合して成形する内部保護層と、内部保護層の外面に形成される外部保護層と、を含むことができる。
内部保護層は、遺骨部が崩れることを防止するためにその内部に金属または難燃繊維からなる保護網を備えることができる。
外部保護層は、内部保護層の外面に形成される石灰層と、石灰層の外面に形成される表皮層と、を含むことができる。
また、外部保護層は、内部保護層の外面の一部位に形成される螺鈿と、外面の残り部位に形成される表皮層と、を含むことができる。
表皮層は、漆、金箔または、金粉、銀粉、銅粉から選ばれた一つ以上の成分を含有する塗料のいずれかにより塗布されることができる。
また、本発明は、(SA1)遺骨を粉砕して粉末形態にする粉砕段階と、(SA2)遺骨を殺菌する殺菌段階と、(SA3)殺菌された遺骨粉末に所定の硬化剤を混合する混合段階と、(SA4)混合された遺骨粉末を所定の形状に成形する成形段階と、(SA5)遺骨成形物を乾燥する乾燥段階と、(SA6)乾燥された遺骨成形物の外面に保護層を形成する段階と、を備えることを特徴とする固形遺骨の製造方法を提供する。
また、本発明は、(SB1)遺骨を粉砕して粉末形態にする粉砕段階と、(SB2)遺骨を殺菌する殺菌段階と、(SB3)殺菌された遺骨粉末に所定の硬化剤を混合する混合段階と、(SB4)混合された遺骨粉末を所定の形状に成形する成形段階と、(SB5)遺骨成形物を乾燥する第1乾燥段階と、(SB6)乾燥された遺骨成形物の外面に土と所定の硬化剤を混合した内部保護層を形成する段階と、(SB7)内部保護層の形成された遺骨成形物を乾燥する第2乾燥段階と、(SB8)乾燥された遺骨成形物の内部保護層の外面に外部保護層を形成する段階と、を備えることを特徴とする固形遺骨の製造方法を提供する。
また、本発明は、(SB1)遺骨を粉砕して粉末形態にする粉砕段階と、(SB2)遺骨を殺菌する殺菌段階と、(SB3)殺菌された遺骨粉末に所定の硬化剤を混合する混合段階と、(SB4)混合された遺骨粉末を所定の形状に成形する成形段階と、(SB5)遺骨成形物を乾燥する第1乾燥段階と、(SB6)乾燥された遺骨成形物の外面に土と所定の硬化剤を混合した内部保護層を形成する段階と、(SB7)内部保護層の形成された遺骨成形物を乾燥する第2乾燥段階と、(SB8)乾燥された遺骨成形物の内部保護層の外面に外部保護層を形成する段階と、を備えることを特徴とする固形遺骨の製造方法を提供する。
段階(SB6)は、内部保護層に金属または難燃繊維からなる保護網を設置する段階をさらに備えることができる。
各乾燥段階(SA4)、(SB5)、(SB7)は、遺骨成形物を急速乾燥することができる。
混合段階(SA3)、(SB3)は、真空状態で実施することができる。
混合段階(SA3)、(SB3)は、抗菌剤を添加する段階をさらに備えることができる。
混合段階(SA3)、(SB3)において、硬化剤は、溶融点1700℃〜1870℃のものを1500℃〜1650℃で使用することが好ましい。
また、本発明は、開放可能であり、固形遺骨をその内部に密閉可能に保管するための保管手段からなることを特徴とする固形遺骨つぼを提供する。
保管手段は、その内部の床面に土を貯蔵し、土の上面に固形遺骨を保管する下部ケースと、外部に露出される固形遺骨の一面を密着状態に覆うように下部ケースに分離可能に結合される上部ケースと、を備えることができる。
固形遺骨は、下部ケースに収納される部位が可変的でありうる。
固形遺骨つぼは、固形遺骨と保管手段との間に所定の第1空間を確保するために複数の第1スペーサをさらに備えることができる。
第1ステペーサは、その長さが可変的でありうる。
固形遺骨と保管手段との間に形成された第1空間には、所定の土が埋め込まれることがてきる。
保管手段は、固形遺骨と対応する形状をし、所定の第2空間をおいて固形遺骨を保管する分離型内部カプセルと、内部保管手段と対応する形状をし、内部保管手段を密着状態に保管する分離型外部カプセルと、を備えることができる。
内部カプセルは、第2空間を確保するために、その内周面に複数の突起が形成されることができる。
保管手段は、固形遺骨と対応する形状をする分離型内部カプセルと、固形遺骨と内部カプセルに介在される複数のスペーサと、内部カプセルと対応する形状をし、内部カプセルを密着状態に保管する分離型外部カプセルと、を備えることができる。
内部カプセルは、その表面に複数の第1貫通穴が形成され、外部カプセルは、その表面に第2貫通穴が形成され、第1貫通穴と第2貫通穴を通って外部の土が投入されることができる。
また、本発明は、(SC1)固形遺骨と対応する形状の内部カプセルを形成する段階と、(SC2)内部カプセルを分離する段階と、(SC3)分離された内部カプセルに所定の間隔を置いて複数のスペーサを設置する段階と、(SC4)内部カプセルに固形遺骨を挿入する段階と、(SC5)内部カプセルを組み立てる段階と、(SC6)内部カプセルと対応する形状の外部カプセルを形成する段階と、(SC7)外部カプセルを分離する段階と、(SC8)分離された外部カプセルに内部カプセルを密着するように挿入する段階と、(SC9)外部カプセルを組み立てる段階と、(SC10)組み立てられた外部カプセルに所定の保護膜を塗布する段階と、を備えることを特徴とする固形遺骨つぼの製造方法を提供する。
本発明の固形遺骨つぼの製造方法は、段階(SC10)に先立って、外部カプセルに形成される第2貫通穴を通って外部土を投入する段階と、第2貫通穴を所定の栓で密封する段階と、をさらに備えることができる。
本発明の固形遺骨つぼの製造方法は、段階(SC10)に先立って、外部カプセルに形成される第2貫通穴を通って外部土を投入する段階と、第2貫通穴を所定の栓で密封する段階と、をさらに備えることができる。
以下、添付の図面に基づき、本発明の好ましい実施例による固形遺骨、固形遺骨つぼ及びそれらの製造方法について詳細に説明する。
まず、図1ないし図4を参照しつつ本発明の好ましい実施例による固形遺骨について説明する。
[第1実施例]
図1に示すように、本発明の好ましい第1実施例による固形遺骨10は、球形の遺骨11、遺骨の周りを包む内部保護層12、及び内部保護層12の周りを包む外部保護層13を含む。
球形の遺骨11は、死体の遺骨を所定の粉砕機で粉砕して粉末形態に作った後、この遺骨粉末に硬化剤を混合して成形し、よく乾燥することからなる。このときに、遺骨粉末の粒度は、約80〜100メッシュ(mesh)が好ましい。
また、遺骨粉末と硬化剤は、約70重量%と約30重量%の比率で混合することが好ましい。本実施例では、遺骨粉末に硬化剤を混合したが、遺骨粉末に水のみを混合しても良い。
また、遺骨粉末と硬化剤は、約70重量%と約30重量%の比率で混合することが好ましい。本実施例では、遺骨粉末に硬化剤を混合したが、遺骨粉末に水のみを混合しても良い。
球形遺骨11の外面は、内部保護層12で包んで保護する。
内部保護層12は、所定の土と硬化剤を混合した後、この混合物を球形の遺骨11の表面に塗布することによって形成される。
このように土を塗布する理由は、遺骨が土中に埋められるということを意味するためである。
土と硬化剤は、約70〜95重量%と約5〜30重量%の比率で混合することが好ましい。
内部保護層12は、所定の土と硬化剤を混合した後、この混合物を球形の遺骨11の表面に塗布することによって形成される。
このように土を塗布する理由は、遺骨が土中に埋められるということを意味するためである。
土と硬化剤は、約70〜95重量%と約5〜30重量%の比率で混合することが好ましい。
また、内部保護層12の表面にはさまざまな紋様や文句などを形成し、故人を記念することができる。
外部保護層13は、金、銀、銅またはこれらの合金を内部保護層12の表面に被覆することによって形成することができる。
外部保護層13は、金、銀、銅またはこれらの合金を内部保護層12の表面に被覆することによって形成することができる。
また、外部保護層13は、内部保護層12の表面に漆塗料を数回塗布することによって形成することができる。
また、外部保護層13は、内部保護層12の表面に釉薬を塗布し、この釉薬を一定温度の熱を加えて溶融することによって形成することができる。
こうすると、遺骨11の表面が外部空気と晒さず、長期間が経過しても遺骨11が腐敗しない。
また、外部保護層13は、内部保護層12の表面に釉薬を塗布し、この釉薬を一定温度の熱を加えて溶融することによって形成することができる。
こうすると、遺骨11の表面が外部空気と晒さず、長期間が経過しても遺骨11が腐敗しない。
[第2実施例]
図2に示すように、本発明の好ましい第2実施例による固形遺骨20は、球形の遺骨21、遺骨の周りを包む内部保護層22、及び内部保護層22の周りを包む外部保護層23を含む。
球形の遺骨21と内部保護層22は、上記の第1実施例の球形の遺骨11と内部保護層12と実質的に同一であり、その説明は省かれる。
外部保護層23は、内部保護層22の表面に形成される石灰層23aと、石灰層23aの表面に形成される表皮層23bとを含む。
表皮層23bは、金、銀、銅などで石灰層23aに薄膜を形成する方法で形成する。
外部保護層23は、内部保護層22の表面に形成される石灰層23aと、石灰層23aの表面に形成される表皮層23bとを含む。
表皮層23bは、金、銀、銅などで石灰層23aに薄膜を形成する方法で形成する。
また、表皮層23bは、金粉末、銀粉末、銅粉末などを石灰層23aに塗布する方法で形成しても良い。
また、表皮層23bは、漆を石灰層23aに塗布する方法で形成しても良い。
また、表皮層23bは、漆を石灰層23aに塗布する方法で形成しても良い。
[第3実施例]
図3に示すように、本発明の好ましい第3実施例による固形遺骨30は、球形の遺骨31、遺骨の周りを包む内部保護層32、及び内部保護層32の周りを包む外部保護層33を含む。
球形の遺骨31と内部保護層32は、上記の第1実施例の球形の遺骨11と内部保護層12と実質的に同一であり、その説明は省かれる。
外部保護層33は、内部保護層32表面の一部位に取り付けられる複数の螺鈿33aと、内部保護層の残り部位に塗布される表皮層33bとからなる。
表皮層33bは、金、銀、銅などからなる金属薄板33aを、内部保護層32表面の残り部位に取り付けることによって形成する。
外部保護層33は、内部保護層32表面の一部位に取り付けられる複数の螺鈿33aと、内部保護層の残り部位に塗布される表皮層33bとからなる。
表皮層33bは、金、銀、銅などからなる金属薄板33aを、内部保護層32表面の残り部位に取り付けることによって形成する。
また、表皮層33bは、金粉末、銀粉末、銅粉末などを内部保護層32表面の残り部位に塗布する方法で形成しても良い。
また、表皮層33bは、漆を内部保護層32表面の残り部位に塗布する方法で形成しても良い。
外部保護層33の表面には、釉薬を塗布し溶融することによって保護層をさらに形成しても良い。
また、表皮層33bは、漆を内部保護層32表面の残り部位に塗布する方法で形成しても良い。
外部保護層33の表面には、釉薬を塗布し溶融することによって保護層をさらに形成しても良い。
[第4実施例]
図4に示すように、本発明の好ましい第4実施例による固形遺骨40は、球形の遺骨41、遺骨の周りを包む内部保護層42、及び内部保護層42の周りを包む外部保護層43を含む。
球形の遺骨41と外部保護層43は、上記の第1実施例の球形の遺骨11と外部保護層13と実質的に同一であり、その説明は省かれる。
内部保護層42は、所定の土と硬化剤を混合した後、この混合物を球形の遺骨41の表面に塗布することによって形成される。
このように土を塗布する理由は、遺骨が土中に埋められるということを意味するためである。
土と硬化剤は、約70〜95重量%と約5〜30重量%の比率で混合することが好ましい。
内部保護層42は、所定の土と硬化剤を混合した後、この混合物を球形の遺骨41の表面に塗布することによって形成される。
このように土を塗布する理由は、遺骨が土中に埋められるということを意味するためである。
土と硬化剤は、約70〜95重量%と約5〜30重量%の比率で混合することが好ましい。
また、内部保護層12の表面にはさまざまな紋様や文句などを形成し、故人を記念することができる。
また、内部保護層42の内部に保護網44を設置する。
保護網44は、火災や外部衝撃等から遺骨41及び内部保護層42を保護する。
また、保護網44は、金属または難燃繊維からなることが好ましい。
次に、図5及び図6を参照して本発明の好ましい実施例による固形遺骨の製造方法について説明する。
また、内部保護層42の内部に保護網44を設置する。
保護網44は、火災や外部衝撃等から遺骨41及び内部保護層42を保護する。
また、保護網44は、金属または難燃繊維からなることが好ましい。
次に、図5及び図6を参照して本発明の好ましい実施例による固形遺骨の製造方法について説明する。
[第1実施例]
図5に示すように、本発明の好ましい第1実施例による固形遺骨の製造方法は、次の6段階を含む。
まず、死体を火葬して得られた遺骨を、所定の粉砕機を用いて粉末形態に粉砕する(SA1)。
このときに、粉末の粒度は、約80〜100メッシュ(mesh)が好ましい。粒子が大きすぎるか小さすぎると、遺骨を成形し難い。
このときに、粉末の粒度は、約80〜100メッシュ(mesh)が好ましい。粒子が大きすぎるか小さすぎると、遺骨を成形し難い。
次いで、遺骨粉末を殺菌する(SA2)。
このときに、遺骨粉末を所定の加熱装置を用いて加熱することによって遺骨粉末を殺菌する。
また、遺骨粉末を所定の紫外線殺菌装置に投入することによって遺骨粉末を殺菌しても良い。
また、遺骨粉末に殺菌剤を注入することによって、遺骨粉末中の各種細菌を除去しても良い。
また、遺骨粉末に光触媒(光触媒塗料、光触媒粉末など)を添加し、ここに光をを照射することによって光触媒作用を起こし、各種細菌を除去することも可能である。
このときに、遺骨粉末を所定の加熱装置を用いて加熱することによって遺骨粉末を殺菌する。
また、遺骨粉末を所定の紫外線殺菌装置に投入することによって遺骨粉末を殺菌しても良い。
また、遺骨粉末に殺菌剤を注入することによって、遺骨粉末中の各種細菌を除去しても良い。
また、遺骨粉末に光触媒(光触媒塗料、光触媒粉末など)を添加し、ここに光をを照射することによって光触媒作用を起こし、各種細菌を除去することも可能である。
続いて、殺菌した遺骨粉末に硬化剤を混合する(SA3)。
硬化剤は、1700℃〜1870℃の溶融点を有するものを1500℃〜1650℃の温度で使用することが好ましい。例えば、アルミナセメントタイプAL−CEMを使用すると良い。
遺骨粉末と硬化剤の混合量による遺骨粉末の成形状態を実験し、その結果を表1に示す。
硬化剤は、1700℃〜1870℃の溶融点を有するものを1500℃〜1650℃の温度で使用することが好ましい。例えば、アルミナセメントタイプAL−CEMを使用すると良い。
遺骨粉末と硬化剤の混合量による遺骨粉末の成形状態を実験し、その結果を表1に示す。
表1からわかるように、80重量%〜85重量%の遺骨粉末と20重量%〜25重量%の硬化剤とを混合することが最も好ましい。
本殺菌段階では、硬化剤に加えて抗菌剤を添加することも可能である。抗菌剤は、固形遺骨成形に際して遺骨の内部に発生しうる気泡に含有された空気に遺骨が晒されて腐敗することを防止する機能を担う。
遺骨粉末、硬化剤、抗菌剤の混合量による遺骨粉末の成形状態を実験し、この結果を表2に示す。
本殺菌段階では、硬化剤に加えて抗菌剤を添加することも可能である。抗菌剤は、固形遺骨成形に際して遺骨の内部に発生しうる気泡に含有された空気に遺骨が晒されて腐敗することを防止する機能を担う。
遺骨粉末、硬化剤、抗菌剤の混合量による遺骨粉末の成形状態を実験し、この結果を表2に示す。
表2からわかるように、80重量%の遺骨粉末、16重量%〜17重量%の硬化剤、及び4重量%〜3重量%の抗菌剤を混合することが最も好ましい。
本混合段階は、真空雰囲気で実施することが好ましい。こうすると、混合物内に気泡が発生することを防止し、硬化後に気泡の膨張による成形物の亀裂を防止することが可能になる。
本混合段階は、真空雰囲気で実施することが好ましい。こうすると、混合物内に気泡が発生することを防止し、硬化後に気泡の膨張による成形物の亀裂を防止することが可能になる。
次いで、遺骨粉末に硬化剤などを混合した混合物を手作業などにて所定の形状、特に本実施例では球形状に成形する(SA4)。
続いて、遺骨成形物を乾燥する(SA5)。
遺骨成形物は内部まで急速乾燥することが好ましい。
例えば、遺骨成形物にマイクロ波を照射して急速乾燥させることができる。すなわち、遺骨成形物を、マグネトロンが備えられた乾燥機に入れマイクロ波を照射して遺骨成形物を急速乾燥させる。このときに、マイクロ波が遺骨成形物の内部まで迅速に浸透するので急速乾燥が可能である。
また、遺骨成形物に熱風を加えて急速乾燥しても良い。
また、遺骨成形物に熱を直接加えて急速乾燥しても良い。
遺骨成形物は内部まで急速乾燥することが好ましい。
例えば、遺骨成形物にマイクロ波を照射して急速乾燥させることができる。すなわち、遺骨成形物を、マグネトロンが備えられた乾燥機に入れマイクロ波を照射して遺骨成形物を急速乾燥させる。このときに、マイクロ波が遺骨成形物の内部まで迅速に浸透するので急速乾燥が可能である。
また、遺骨成形物に熱風を加えて急速乾燥しても良い。
また、遺骨成形物に熱を直接加えて急速乾燥しても良い。
最後に、乾燥した遺骨成形物の表面に保護層を形成する(SA6)。
例えば、乾燥した遺骨成形物の表面に漆塗料を塗布することができる。この場合、漆塗料を数回繰り返し塗布することが好ましい。
例えば、乾燥した遺骨成形物の表面に漆塗料を塗布することができる。この場合、漆塗料を数回繰り返し塗布することが好ましい。
また、乾燥した遺骨成形物の表面に金箔を付着することができる。この場合、金を溶融させて遺骨成形物の表面に塗布する方法で保護層を形成しても良く、金からなる薄板を遺骨成形物の表面に貼り付ける方法で保護層を形成しても良い。
また、乾燥した遺骨成形物の表面に石灰層を形成することも可能である。この場合には、石灰層を研磨して表面をならし、石灰層の表面に金、銀、銅などの成分を有する塗料を塗布すると良い。
また、乾燥した遺骨成形物の表面に石灰層を形成することも可能である。この場合には、石灰層を研磨して表面をならし、石灰層の表面に金、銀、銅などの成分を有する塗料を塗布すると良い。
また、乾燥した遺骨成形物の表面の一部位に螺鈿を取り付け、残りの部位に漆塗料を塗布することも可能である。このとき、螺鈿を研磨して表面をならし、その表面に金、銀、銅などの成分を有する金属薄板を取り付けると良い。
また、金属薄板の表面に様々な紋様などを刻んだ後、多彩な色相の釉薬を塗布し焼くことによって保護層を形成することも可能である。
様々な紋様などには、主の祈り、般若心経、故人の氏名、格言、または絵などが挙げられ、これら紋様は、陰刻、陽刻とも可能である。
また、金属薄板の表面に様々な紋様などを刻んだ後、多彩な色相の釉薬を塗布し焼くことによって保護層を形成することも可能である。
様々な紋様などには、主の祈り、般若心経、故人の氏名、格言、または絵などが挙げられ、これら紋様は、陰刻、陽刻とも可能である。
[第2実施例]
図6に示すように、本発明の好ましい第2実施例による固形遺骨の製造方法は、下記の8段階からなる。
本実施例による製造方法のうち、遺骨粉砕段階(SB1)、遺骨粉末殺菌段階(SB2)、混合段階(SB3)、成形段階(SB4)、及び遺骨成形物第1乾燥段階(SB5)は、上述した第1実施例の遺骨粉砕段階(SA1)、遺骨粉末殺菌段階(SA2)、混合段階(SA3)、成形段階(SA4)及び遺骨成形物乾燥段階(SA5)と実質的に同一であり、その説明は省かれる。
遺骨成形物第1乾燥段階(SB5)の後に、乾燥した遺骨成形物に内部保護層を形成する(SB6)。
内部保護層は、土と硬化剤を混合した混合物からなる。すなわち、土と硬化剤の混合物を遺骨成形物の表面に塗布することによって遺骨形成物の表面に内部保護層を形成する。
土と硬化剤の混合量による内部保護層の状態を実験し、その結果を表3に示す。
土と硬化剤の混合量による内部保護層の状態を実験し、その結果を表3に示す。
表3からわかるように、80重量%〜85重量%の土と20重量%〜25重量%の硬化剤を混合することが最も好ましい。
内部保護層を形成するときに、真空雰囲気で土と硬化剤を混合して内部保護層を形成することが好ましく、これにより、内部保護層に気泡が形成することを防止することができる。
内部保護層を形成するときに、真空雰囲気で土と硬化剤を混合して内部保護層を形成することが好ましく、これにより、内部保護層に気泡が形成することを防止することができる。
内部保護層には、故人の氏名などの様々な紋様を刻み込むことができる。こうすると、紛失した遺骨も容易に探すことができる。
また、内部保護層には遺骨成形物と内部保護層の崩れを防止するために保護網を設置することができる。
保護網は、金属または難燃繊維などで形成すると良い。
また、内部保護層には遺骨成形物と内部保護層の崩れを防止するために保護網を設置することができる。
保護網は、金属または難燃繊維などで形成すると良い。
続いて、内部保護層の形成された遺骨成形物を乾燥する(SB6)。このときに、遺骨成形物を乾燥する方法は、上述の第1実施例における乾燥方法と同一にする。
次に、乾燥した遺骨成形物の表面に外部保護層を形成する(SB7)。外部保護層を形成する方法は、第1実施例で上述した遺骨成形物の表面に保護層を形成する方法と同一である。
次に、図7乃至図21を参照して本発明の好ましい実施例による固形遺骨つぼについて説明する。
次に、乾燥した遺骨成形物の表面に外部保護層を形成する(SB7)。外部保護層を形成する方法は、第1実施例で上述した遺骨成形物の表面に保護層を形成する方法と同一である。
次に、図7乃至図21を参照して本発明の好ましい実施例による固形遺骨つぼについて説明する。
[第1実施例]
図7乃至図9に示すように、本発明の好ましい第1実施例による固形遺骨つぼ100は、固形遺骨130を収納する下部ケース110と、下部ケース110を覆う上部ケース120と、を備える。
下部ケース110は、その内部に所定の深さを有する収納空間111が形成される。
また、下部ケース110は、円筒形や多角形など様々な形状にすることができ、金属、合成樹脂、木材、石材などの各種材料から形成することができる。
もし、下部ケース110を金属や石材で製造する場合には、下部ケース110の内部に木材で作った補助ケースを設置する。これは、固形遺骨つぼ100の内外部の温度差による結露現象を防止するためである。
また、下部ケース110は、円筒形や多角形など様々な形状にすることができ、金属、合成樹脂、木材、石材などの各種材料から形成することができる。
もし、下部ケース110を金属や石材で製造する場合には、下部ケース110の内部に木材で作った補助ケースを設置する。これは、固形遺骨つぼ100の内外部の温度差による結露現象を防止するためである。
また、下部ケース110の開放端は段がつくように形成され、段のついた部分の外周面には、雄ねじ部112を形成する。
上部ケース120は、その中央に半円形の被挿入部121が形成される。
また、上部ケース120の開放端には、下部ケース110に形成された雄ねじ部112に対応する雌ねじ部122を形成する。
したがって、上部ケース120と下部ケース110は、雄ねじ部112と雌ねじ部122にて結合及び分解される。
上部ケース120は、その中央に半円形の被挿入部121が形成される。
また、上部ケース120の開放端には、下部ケース110に形成された雄ねじ部112に対応する雌ねじ部122を形成する。
したがって、上部ケース120と下部ケース110は、雄ねじ部112と雌ねじ部122にて結合及び分解される。
また、上部ケース120は、透明な材質の合成樹脂、ガラス、クリスタルなどで製造することができる。必要に応じて、上部ケース120の被挿入部121のみを透明に形成しても良い。
下部ケース110の内部床面に所定量の土140を入れ、固形遺骨130を入れる。このとき、固形遺骨130の平坦部132の表面が下部ケース110の開放端と一致することが好ましい。
下部ケース110の内部床面に所定量の土140を入れ、固形遺骨130を入れる。このとき、固形遺骨130の平坦部132の表面が下部ケース110の開放端と一致することが好ましい。
こうすると、上部ケース120を下部ケース110に結合したとき、固形遺骨130の挿入部131が上部ケース120の被挿入部121に正確に挿入される。
これにより、固形遺骨130が固形遺骨つぼ100に内装されたとき、外力による揺れが防止される。
これにより、固形遺骨130が固形遺骨つぼ100に内装されたとき、外力による揺れが防止される。
本実施例では、下部ケースに土を入れたが、セラミック粉末、石材粉末などを入れても良い。
固形遺骨130は、次のようにして形成する。
まず,粉末形の遺骨に硬化剤などを混合した液体状態の混合物130aを所定の鋳型150に注ぎ込む。
混合物130aが固まると混合物130aを鋳型150から取り出すことによって、望む固形遺骨130を得る。
固形遺骨130は、次のようにして形成する。
まず,粉末形の遺骨に硬化剤などを混合した液体状態の混合物130aを所定の鋳型150に注ぎ込む。
混合物130aが固まると混合物130aを鋳型150から取り出すことによって、望む固形遺骨130を得る。
固形遺骨130の外面には所定の保護層133を形成することが好ましい。
こうすると、固形遺骨130の平坦部132の大きさを異ならせることができ、したがって、遺骨の量の係わらずに固形遺骨つぼ100を使用することができる。
こうすると、固形遺骨130の平坦部132の大きさを異ならせることができ、したがって、遺骨の量の係わらずに固形遺骨つぼ100を使用することができる。
[第2実施例]
図10に示すように、本発明の好ましい第2実施例による固形遺骨つぼ200は、下部ケース210と上部ケース220とを備える。
下部ケース210及び上部ケース220は、第1実施例における下部ケース110及び上部ケース120と実質的に同一であり、その説明は省かれる。
固形遺骨230は球形に形成し、その表面に保護層233を形成する。
固形遺骨230の半分は、上部ケース230に形成された被挿入部221に挿入され、固形遺骨つぼ200の内部は、土240で完全に埋められる。
これにより、固形遺骨230が固形遺骨つぼ200に内装されたとき、外力による揺れが防止される。
固形遺骨230は球形に形成し、その表面に保護層233を形成する。
固形遺骨230の半分は、上部ケース230に形成された被挿入部221に挿入され、固形遺骨つぼ200の内部は、土240で完全に埋められる。
これにより、固形遺骨230が固形遺骨つぼ200に内装されたとき、外力による揺れが防止される。
[第3実施例]
図11に示すように、本発明の好ましい第3実施例による固形遺骨つぼ300は、下部ケース310と上部ケース320とを備える。
下部ケース310は、第1実施例における下部ケース110と実質的に同一であり、その説明は省かれる。
上部ケース320は、傾斜面を有する以外は、第1実施例における下部ケース120ど実質的に同一である。
固形遺骨330は、挿入部331、平坦部332及び上部ケース320の傾斜面と対応する傾斜部333を有する。また、固形遺骨330の表面には保護層334を形成する。
上部ケース320は、傾斜面を有する以外は、第1実施例における下部ケース120ど実質的に同一である。
固形遺骨330は、挿入部331、平坦部332及び上部ケース320の傾斜面と対応する傾斜部333を有する。また、固形遺骨330の表面には保護層334を形成する。
固形遺骨330の挿入部331は、上部ケース320の被挿入部321に挿入され、傾斜部333は、上部ケース320の傾斜面に密着される。固形遺骨つぼ330の内部は、土340で完全に埋められる。
これにより、固形遺骨330が固形遺骨つぼ300に内装されたとき、外力による揺れが防止される。
これにより、固形遺骨330が固形遺骨つぼ300に内装されたとき、外力による揺れが防止される。
[第4実施例]
図12ないし図14に示すように、本発明の好ましい第4実施例による固形遺骨つぼ400は、外部保護部材であるカプセル440と、複数のスペーサ450とを含む。
カプセル440は、固形遺骨410の形状と対応することが好ましく、本実施例では球形の固形遺骨410の形状と対応するカプセル440を球形にする。
カプセル440は、金属、合成樹脂材、木材、石材などで製造する。
スペーサ450は、固定板451、雄結合部材452、雌結合部材453及び弾性部材455で構成される。
カプセル440は、金属、合成樹脂材、木材、石材などで製造する。
スペーサ450は、固定板451、雄結合部材452、雌結合部材453及び弾性部材455で構成される。
固定板451には、貫通穴457を形成する。ねじなどの結合部材456にて固定板451をカプセル440の内壁に固定する。
雄結合部材452は、固定板451に固設され、その外周面にねじ山が形成される。
また、雌結合部材453には、ねじ山が形成される挿入穴454が形成されるため、雌結合部材453と雄結合部材452は螺合され、したがって、スペーサ450の長さ調節が可能である。
雄結合部材452は、固定板451に固設され、その外周面にねじ山が形成される。
また、雌結合部材453には、ねじ山が形成される挿入穴454が形成されるため、雌結合部材453と雄結合部材452は螺合され、したがって、スペーサ450の長さ調節が可能である。
弾性部材455は、ゴムなどの高弾性材質からなり、雌結合部材453の自由端に所定の接着剤により付着される。
また、弾性部材455には、故人の宗教を象徴する紋様を刻んでも良い。
したがって、カプセル440に加えられる外力が弾性部材455に吸収されるため、外力が固形遺骨410に伝えられることがない。
また、弾性部材455には、故人の宗教を象徴する紋様を刻んでも良い。
したがって、カプセル440に加えられる外力が弾性部材455に吸収されるため、外力が固形遺骨410に伝えられることがない。
固形遺骨410は、その表面に保護層420が形成される。保護層420は、金、銀、漆塗料、釉薬などの材料からなる。
固形遺骨410の表面に金、銀、銅またはこれらの合金を被覆することによって保護層420を形成しても良い。
固形遺骨410の表面に金、銀、銅またはこれらの合金を被覆することによって保護層420を形成しても良い。
また、固形遺骨410の表面に漆塗料を数回塗布することによって保護層420を形成しても良い。
また、固形遺骨410の表面に釉薬を塗布し溶融することによって保護層420を形成しても良い。
保護層420には多様な絵や文句などを形成して故人を記念することもできる。
また、固形遺骨410の表面に釉薬を塗布し溶融することによって保護層420を形成しても良い。
保護層420には多様な絵や文句などを形成して故人を記念することもできる。
固形遺骨410が収納されたカプセル440には、カプセル440に形成された投入穴441を介して土が完全に埋め込まれる。また、カプセル440の投入穴441は、密封栓442で密封する。本実施例では、土を使用したが、セラミック粉末、石材粉末などを使用しても良い。
土430は、固形遺骨410を火災や外部衝撃などから保護できるだけでなく、故人が土に埋められるという意味を与えることもできる。
土430は、固形遺骨410を火災や外部衝撃などから保護できるだけでなく、故人が土に埋められるという意味を与えることもできる。
[第5実施例]
図15に示すように、本発明の第5実施例による固形遺骨つぼ500は、スペーサ550の構造を除いて図4実施例の固形遺骨つぼ400と実質的に同一である。
カプセル540の内壁には複数の結合穴541が形成される。
雄結合部材552は、その外周面にねじ山が形成され、カプセル540に形成された結合穴541に結合される。
雌結合部材553には、ねじ山が形成される挿入穴554が形成れ、雌結合部材553と雄結合部材552はねじ結合される。
したがって、スペーサ550の長さ調節が可能である。
雄結合部材552は、その外周面にねじ山が形成され、カプセル540に形成された結合穴541に結合される。
雌結合部材553には、ねじ山が形成される挿入穴554が形成れ、雌結合部材553と雄結合部材552はねじ結合される。
したがって、スペーサ550の長さ調節が可能である。
弾性部材555は、ゴムなどの高弾性材質からなり、雌結合部材553の自由端に所定の接着材にて貼り付けられる。
また、弾性部材555には、故人の宗教を象徴する紋様を刻み込んでも良い。
したがって、カプセル540に加えられる外力が弾性部材555に吸収され、外力が固形遺骨510に伝えられることがない。
また、弾性部材555には、故人の宗教を象徴する紋様を刻み込んでも良い。
したがって、カプセル540に加えられる外力が弾性部材555に吸収され、外力が固形遺骨510に伝えられることがない。
[第6実施例]
図16に示すように、本発明の好ましい第6実施例による固形遺骨つぼ600は、内部カプセル650と外部カプセル670とを備える。
内部カプセル650と外部カプセル670の形状は、固形遺骨610の形状に対応するように形成することが好ましく、本実施例では各カプセルを球形にした。
その表面に内部保護層620が形成された固形遺骨610は、内部カプセル650の中央に収納され、その周囲には土630が埋められる。本実施例では土を使用したが、セラミック粉末、石材粉末などを使用しても良い。
その表面に内部保護層620が形成された固形遺骨610は、内部カプセル650の中央に収納され、その周囲には土630が埋められる。本実施例では土を使用したが、セラミック粉末、石材粉末などを使用しても良い。
内部カプセル650は、第4実施例におけるカプセル450と略同様の構造を有する。また、土630を内部カプセル650の内部に投入することも第4実施例におけると同様である。
内部カプセル650の表面には、金属などからなる外部保護層660を形成する。
内部カプセル650の表面には、金属などからなる外部保護層660を形成する。
外部カプセル660は、外部保護層660の形成された内部カプセル650を包む。外部カプセル660の構造は、内部カプセル650と略同一である。
外部カプセル660の表面には、金、銀、銅などの金属の薄板を付着することができ、釉薬、漆塗料、金粉塗料、銀粉塗料などを塗布しても良い。
外部カプセル660の表面には、金、銀、銅などの金属の薄板を付着することができ、釉薬、漆塗料、金粉塗料、銀粉塗料などを塗布しても良い。
[第7実施例]
図17乃至図20に示すように、本発明の好ましい第7実施例による固形遺骨つぼ700は、内部カプセル720、外部カプセル740及び複数のスペーサ730を備える。
内部カプセル720は、二つの半球を結合する構造を有し、金属から作る。
内部カプセル720の表面には、複数の第1貫通穴721が形成される。また、内部カプセル720の自由端は、段がつくように形成され、段のついた部分にはそれぞれ第1雄ねじ部722または第1雌ねじ部(図示せず)が形成される。
内部カプセル720の表面には、複数の第1貫通穴721が形成される。また、内部カプセル720の自由端は、段がつくように形成され、段のついた部分にはそれぞれ第1雄ねじ部722または第1雌ねじ部(図示せず)が形成される。
また、紛失した固形遺骨つぼ700を容易に探すべく、内部カプセル720の表面には故人の氏名などを刻んでも良い。
外部カプセル740は、内部カプセル720と類似する構造を有し、内部カプセル720を密着収容しうるような大きさを有する。
外部カプセル740は、内部カプセル720と類似する構造を有し、内部カプセル720を密着収容しうるような大きさを有する。
外部カプセル740は、金属、合成樹脂、石、木、陶器、土器、ガラス、クリスタルなどからなる。また、外部カプセル720の自由端は、段がつくように形成され、段のついた部分にはそれぞれ第2雄ねじ部742または第2雌ねじ部(図示せず)が形成される。
また、外部カプセル740には、第2貫通穴741が形成される。したがって、第2貫通穴741を通じて土などの粉末状の物質を固形遺骨つぼ700内に投入することができる。
また、外部カプセル740の表面には金属薄板、漆塗料、金粉末などを含有した塗料、釉薬などにより保護層がさらに形成されることも可能である。
スペーサ730は、固形遺骨710と内部カプセル720との間に空間を形成するためのもので、球形に形成する。スペーサ730は、螺合などの所定の結合方式で内部カプセル720の所定の位置に設置される。
また、外部カプセル740の表面には金属薄板、漆塗料、金粉末などを含有した塗料、釉薬などにより保護層がさらに形成されることも可能である。
スペーサ730は、固形遺骨710と内部カプセル720との間に空間を形成するためのもので、球形に形成する。スペーサ730は、螺合などの所定の結合方式で内部カプセル720の所定の位置に設置される。
スペーサ730は、陶器、土器、金属、ガラス、クリスタルなどから製造することができる。
固形遺骨710を入れて後に結合した固形遺骨つぼ700に、図18に示す方法で土を投入する。
このため、固形遺骨つぼ700の第2貫通穴741に漏斗760などを設置する。
固形遺骨710を入れて後に結合した固形遺骨つぼ700に、図18に示す方法で土を投入する。
このため、固形遺骨つぼ700の第2貫通穴741に漏斗760などを設置する。
その後、固形遺骨つぼ700を所定の振動機Mに装着する。
次に、土などの粉末状物質を漏斗760に投入しながら、固形遺骨つぼ700を振るわせる。
次に、土などの粉末状物質を漏斗760に投入しながら、固形遺骨つぼ700を振るわせる。
これにより、漏斗760を通じて投入される土が、固形遺骨つぼ700の内部カプセル720に形成された第1貫通穴721を通ってスペーサ730により形成された内部カプセル720と固形遺骨710との間の空間に容易に埋め込まれる。
内部カプセル720に形成される第1貫通穴721は、図19a乃至図19cに示すように多様な形状にすることができる。
内部カプセル720に形成される第1貫通穴721は、図19a乃至図19cに示すように多様な形状にすることができる。
固形遺骨つぼ700は、図20に示すように、所定の安置部材770に安置させて保管する。
安置部材770は、3足の脚771を有し、各脚771の自由端には凹面772を形成し、これにより、球形の固形遺骨つぼ700を安全に搭載する。
安置部材770は、3足の脚771を有し、各脚771の自由端には凹面772を形成し、これにより、球形の固形遺骨つぼ700を安全に搭載する。
[第8実施例]
図21に示すように、本発明の好ましい第8実施例による固形遺骨つぼ800は、内部カプセル820の以外は、第7実施例の固形遺骨つぼ700と略同様の構造を有する。
内部カプセル820の内壁には複数の突起830を形成する。したがって、固形遺骨810を内部カプセル820に入れたとき、固形遺骨810と内部カプセル820との間に空間が確保される。
本実施例の外部カプセル840は、はめ込み式で結合したが、第7実施例のように螺合式で結合しても良い。
本実施例でも、第7実施例と同様に、固形遺骨つぼ800を振動を加えながら土などの粉末状の物質を第2貫通穴841を介して投入する。これにより、土などが、内部カプセル820に形成された複数の第1貫通穴821を通って固形遺骨810と内部カプセル820との間に形成される空間に容易に埋め込まれる。
本実施例でも、第7実施例と同様に、固形遺骨つぼ800を振動を加えながら土などの粉末状の物質を第2貫通穴841を介して投入する。これにより、土などが、内部カプセル820に形成された複数の第1貫通穴821を通って固形遺骨810と内部カプセル820との間に形成される空間に容易に埋め込まれる。
次に、図22に基づき、本発明の好ましい実施例による固形遺骨つぼの製造方法について説明する。
まず、固形遺骨と対応する形状の内部カプセルを形成する(SC1)。
次に、内部カプセルを分離する(SC2)。
内部カプセルに所定の間隔を置いて複数のスペーサを設置する(SC3)。
内部カプセルに固形遺骨を挿入する(SC4)。
内部カプセルを組み立てる(SC5)。
内部カプセルと対応する形状の外部カプセルを形成する(SC6)。
外部カプセルを分離する(SC7)。
分離された外部カプセルに内部カプセルを挿入する(SC8)。
外部カプセルを組み立てる(SC9)。
最後に、外部カプセルの表面に保護膜を形成する(SC10)。保護膜は、金薄板、漆塗料、金粉末などを含有した塗料、釉薬などで形成する。
本発明の固形遺骨によれば、粉末状の遺骨に硬化剤を混合して固形遺骨を形成するため、作業時間が短縮される。
また、固形遺骨の表面に内部保護層と外部保護層が順に形成されるため、火災や外部衝撃から固形遺骨を保護することができる。
また、固形遺骨が急速乾燥されるため、固形遺骨が腐敗することが防止される。
また、固形遺骨を形成するにあたり抗菌剤をさらに添加することによって固形遺骨が腐敗することをさらに防止することができる。
また、固形遺骨の外部は、金、銀、銅などの薄板の付着や菌粉末などを含有した塗料の塗布によってきれいに飾ることができる。
また、固形遺骨の内部保護層には金属や難燃繊維からなる保護網を設置することによって遺骨成形物の損傷を防止することができる。
また、固形遺骨の表面に内部保護層と外部保護層が順に形成されるため、火災や外部衝撃から固形遺骨を保護することができる。
また、固形遺骨が急速乾燥されるため、固形遺骨が腐敗することが防止される。
また、固形遺骨を形成するにあたり抗菌剤をさらに添加することによって固形遺骨が腐敗することをさらに防止することができる。
また、固形遺骨の外部は、金、銀、銅などの薄板の付着や菌粉末などを含有した塗料の塗布によってきれいに飾ることができる。
また、固形遺骨の内部保護層には金属や難燃繊維からなる保護網を設置することによって遺骨成形物の損傷を防止することができる。
本発明の固形遺骨の製造方法によれば、溶融点が1700℃〜1870℃の硬化剤を1500℃〜1650℃の温度で使用することによって遺骨粉末の成形状態を良好にすることができる。
また、固形遺骨を所定の乾燥装置を用いて急速乾燥させることによって固形遺骨の腐敗などを防止することができる。
また、固形遺骨を所定の乾燥装置を用いて急速乾燥させることによって固形遺骨の腐敗などを防止することができる。
本発明の固形遺骨つぼによれば、様々な大きさの固形遺骨を収納することができるため、遺骨の量に係わらずに使用することができる。
また、固形遺骨つぼの外部ケースを透明な材質から製造するため、固形遺骨の状態を容易に確認することができる。
また、固形遺骨つぼの外部ケースを透明な材質から製造するため、固形遺骨の状態を容易に確認することができる。
また、カプセル型の固形遺骨つぼに複数のスペーサを設置することによって、固形遺骨と固形遺骨つぼとの間に空間を確保しここに土などを埋め込み、固形遺骨を火災や外部衝撃から確実に保護することができる。
また、複数のスペーサは、その長さが可変的なので、土と固形遺骨の大きさを異ならせるこどがてきる。
また、カプセル型の固形遺骨つぼは、内部カプセルと外部カプセルを備えるため、固形遺骨を2重に保護することができる。
また、カプセル型の固形遺骨つぼは、内部カプセルと外部カプセルを備えるため、固形遺骨を2重に保護することができる。
また、内部カプセルには貫通穴を多様な形状に形成することによって、故人を記念することができる。
本発明の固形遺骨つぼの製造方法によれば、固形遺骨つぼを分離・結合する過程が容易なので、誰もが容易く使用することができる。
また、固形遺骨つぼの構造が簡単で、製造コストが節減される。
また、固形遺骨つぼの構造が簡単で、製造コストが節減される。
以上では、好適な実施例に挙げて本発明の固形遺骨及びその製造方法並びに固形遺骨つぼ及びその製造方法について説明してきたが、本発明は、これに限定されず、本発明の思想を逸脱しない範囲内で各種の修正及び変形実施が可能であることは、当業者にとって明らかである。
Claims (25)
- 遺骨粉末と所定の硬化剤とを混合し練って成形される所定形状の遺骨部と、
前記遺骨部の外面に形成され、前記遺骨部の外部空気との接触を遮断することによって前記遺骨部を保護するための保護手段と、
を含むことを特徴とする固形遺骨。
- 前記保護手段は、土と前記硬化剤を混合して成形する内部保護層と、
前記内部保護層の外面に形成される外部保護層と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の固形遺骨。
- 前記内部保護層は、前記遺骨部が崩れることを防止するためにその内部に金属または難燃繊維からなる保護網を備えることを特徴とする請求項2に記載の固形遺骨。
- 前記外部保護層は、
前記内部保護層の外面に形成される石灰層と、
前記石灰層の外面に形成される表皮層と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の固形遺骨。
- 前記外部保護層は、
前記内部保護層の外面の一部位に形成される螺鈿と、
前記外面の残り部位に形成される表皮層と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の固形遺骨。
- 前記表皮層は、漆、金箔または、金粉、銀粉、銅粉から選ばれた一つ以上の成分を含有する塗料のいずれかにより塗布されたものであることを特徴とする請求項4または5に記載の固形遺骨。
- (SA1)遺骨を粉砕して粉末形態にする粉砕段階と、
(SA2)前記遺骨を殺菌する殺菌段階と、
(SA3)前記殺菌された遺骨粉末に所定の硬化剤を混合する混合段階と、
(SA4)前記混合された遺骨粉末を所定の形状に成形する成形段階と、
(SA5)前記遺骨成形物を乾燥する乾燥段階と、
(SA6)前記乾燥された遺骨成形物の外面に保護層を形成する段階と、
を備えることを特徴とする固形遺骨の製造方法。
- (SB1)遺骨を粉砕して粉末形態にする粉砕段階と、
(SB2)前記遺骨を殺菌する殺菌段階と、
(SB3)前記殺菌された遺骨粉末に所定の硬化剤を混合する混合段階と、
(SB4)前記混合された遺骨粉末を所定の形状に成形する成形段階と、
(SB5)前記遺骨成形物を乾燥する第1乾燥段階と、
(SB6)前記乾燥された遺骨成形物の外面に土と所定の硬化剤を混合した内部保護層を形成する段階と、
(SB7)前記内部保護層の形成された遺骨成形物を乾燥する第2乾燥段階と、
(SB8)前記乾燥された遺骨成形物の内部保護層の外面に外部保護層を形成する段階と、
を備えることを特徴とする固形遺骨の製造方法。
- 前記段階(SB6)は、前記内部保護層に金属または難燃繊維からなる保護網を設置する段階をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の固形遺骨の製造方法。
- 前記各乾燥段階(SA4)、(SB5)、(SB7)は、前記遺骨成形物を急速乾燥することを特徴とする請求項7または8に記載の固形遺骨の製造方法。
- 前記混合段階(SA3)、(SB3)は、真空状態でなされることを特徴とする請求項7または8に記載の固形遺骨の製造方法。
- 前記混合段階(SA3)、(SB3)は、抗菌剤を添加する段階をさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記載の固形遺骨の製造方法。
- 前記混合段階(SA3)、(SB3)において、前記硬化剤は、溶融点1700℃〜1870℃のものを1500℃〜1650℃で使用することを特徴とする請求項7または8に記載の固形遺骨の製造方法。
- 開放可能であり、固形遺骨をその内部に密閉可能に保管するための保管手段からなることを特徴とする固形遺骨つぼ。
- 前記保管手段は、
その内部の床面に土を貯蔵し、前記土の上面に前記固形遺骨を保管する下部ケースと、
外部に露出される前記固形遺骨の一面を密着状態に覆うように前記下部ケースに分離可能に結合される上部ケースと、を備えることを特徴とする請求項14に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記固形遺骨は、前記下部ケースに収納される部位が可変的であることを特徴とする請求項15に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記固形遺骨つぼは、前記固形遺骨と前記保管手段との間に所定の第1空間を確保するために複数の第1スペーサをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記第1ステペーサは、その長さが可変的であることを特徴とする請求項17に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記固形遺骨と前記保管手段との間に形成された前記第1空間には、所定の土が埋め込まれることを特徴とする請求項17に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記保管手段は、
前記固形遺骨と対応する形状をし、所定の第2空間をおいて前記固形遺骨を保管する分離型内部カプセルと、
前記内部保管手段と対応する形状をし、前記内部保管手段を密着状態に保管する分離型外部カプセルと、
を備えることを特徴とする請求項14に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記内部カプセルは、前記第2空間を確保するために、その内周面に複数の突起が形成されることを特徴とする請求項20に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記保管手段は、
前記固形遺骨と対応する形状をする分離型内部カプセルと、
前記固形遺骨と前記内部カプセルに介在される複数のスペーサと、
前記内部カプセルと対応する形状をし、前記内部カプセルを密着状態に保管する分離型外部カプセルと、
を備えることを特徴とする請求項14に記載の固形遺骨つぼ。
- 前記内部カプセルは、その表面に複数の第1貫通穴が形成され、前記外部カプセルは、その表面に第2貫通穴が形成され、前記第1貫通穴と前記第2貫通穴を通って外部の土が投入されることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の固形遺骨つぼ。
- (SC1)固形遺骨と対応する形状の内部カプセルを形成する段階と、
(SC2)前記内部カプセルを分離する段階と、
(SC3)前記分離された内部カプセルに所定の間隔を置いて複数のスペーサを設置する段階と、
(SC4)前記内部カプセルに前記固形遺骨を挿入する段階と、
(SC5)前記内部カプセルを組み立てる段階と、
(SC6)前記内部カプセルと対応する形状の外部カプセルを形成する段階と、
(SC7)前記外部カプセルを分離する段階と、
(SC8)前記分離された外部カプセルに内部カプセルを密着するように挿入する段階と、
(SC9)前記外部カプセルを組み立てる段階と、
(SC10)前記組み立てられた外部カプセルに所定の保護膜を塗布する段階と、
を備えることを特徴とする固形遺骨つぼの製造方法。
- 前記製造方法は、前記段階(SC10)に先立って、外部カプセルに形成される第2貫通穴を通って外部土を投入する段階と、前記第2貫通穴を所定の栓で密封する段階と、をさらに備えることを特徴とする請求項24に記載の固形遺骨つぼの製造方法。
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