JP2008001457A - エレベーター用主ロープのロープ掛け方法 - Google Patents

エレベーター用主ロープのロープ掛け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008001457A
JP2008001457A JP2006171392A JP2006171392A JP2008001457A JP 2008001457 A JP2008001457 A JP 2008001457A JP 2006171392 A JP2006171392 A JP 2006171392A JP 2006171392 A JP2006171392 A JP 2006171392A JP 2008001457 A JP2008001457 A JP 2008001457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
counterweight
pulley
elevator
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006171392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4989926B2 (ja
Inventor
Munetaka Horiuchi
宗孝 堀内
Kazuo Kunito
和夫 国藤
Atsushi Nagase
厚史 長瀬
Atsushi Daikokuya
篤 大黒屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2006171392A priority Critical patent/JP4989926B2/ja
Publication of JP2008001457A publication Critical patent/JP2008001457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4989926B2 publication Critical patent/JP4989926B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】機械室レスエレベーターであっても、転向プーリへのエレベーター用主ロープの巻き掛ける作業が円滑に行えるエレベーター用主ロープのロープ掛け方法の提供。
【解決手段】上記課題は、乗りかご5若しくはつり合いおもり6の昇降を案内するガイドレール3、3A、4、4Aの頂部に頂部ビーム構造体9を、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方に位置させた状態で、乗りかごプーリ7、7A、つり合いおもりプーリ8及び転向プーリ10、10A、10B、10C、11、11Aのそれぞれに、主ロープ2を巻装した後、その頂部ビーム構造体9を昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げて、その頂部ビーム構造体9をガイドレール3、3A、4、4Aの頂部に固定することで、達成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター用主ロープのロープ掛け方法に関するものである。
近年、機械室のないエレベーター、いわゆる、機械室レスエレベーターが、多数、設置されるようになってきた。その機械室レスエレベーターにおける主ロープのロープ掛けは、乗りかご若しくはつり合いおもりの昇降を案内するガイドレールの頂部に頂部ビーム構造体を設け、この頂部ビーム構造体に設けた転向プーリ、乗りかごに設けた乗りかごプーリ及びつり合いおもりに設けたつり合いおもりプーリの3つのプーリに、巻き掛けることによって行われていた。そして、頂部ビーム構造体(巻上機支持梁)は、昇降路内に設置された複数のガイドレールの上端部にそれぞれ取り付けられる複数の取り付け部材(上部サポート体)と、これらの取り付け部材に支持されてそれぞれ上下方向の位置が調整可能な複数の支持台(ビーム受け台)とによって、ガイドレールの頂部に支持するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171954公報
しかしながら、機械室レスエレベーターでは、昇降路の長さを短くするために、上述した特開2001−171954号公報に記載されているように、頂部ビーム構造体と昇降路頂部との間の間隙寸法を、極力小さく設定するようにしている。そのために、頂部ビーム構造体に設けた転向プーリに、エレベーター用主ロープを巻き掛ける作業を行うのに十分な作業スペースを確保することができないので、エレベーター用主ロープを巻き掛ける作業を円滑に行うことができないという問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、その目的は、転向プーリにエレベーター用主ロープを巻き掛ける作業を円滑に行えるエレベーター用主ロープのロープ掛け方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、乗りかごとつり合いおもりとが釣瓶式に昇降路内を昇降するように乗りかごプーリ及びつり合いおもりプーリに巻き掛けられるとともに、前記乗りかごの昇降を案内する乗りかご用ガイドレール若しくは前記つり合いおもりの昇降を案内するつり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定される頂部ビーム構造体に設けられた転向プーリに巻き掛けられるエレベーター用主ロープのロープ掛け方法において、前記頂部ビーム構造体を、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方に位置させた状態で、前記乗りかごプーリ、前記つり合いおもりプーリ及び前記転向プーリのそれぞれに、エレベーター用主ロープを巻き掛けし、その後、前記頂部ビーム構造体を昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げて、その正規取付高さ位置で、前記頂部ビーム構造体を前記乗りかご用ガイドレール若しくは前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定するようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記頂部ビーム構造体の吊り上げを、前記乗りかご用ガイドレール若しくは前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に設けられる小型揚重装置を用いて行うことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記頂部ビーム構造体を、乗りかご用ガイドレールの頂部に固定される乗りかご側プーリビームと、前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定されるつり合いおもり側プーリビームとから構成し、この乗りかご側プーリビームとつり合いおもり側プーリビームの両者を、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方の位置で、予め連結させた後、その両者を、昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げて、その正規取付高さ位置で、前記乗りかご用ガイドレール及び前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定するようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、機械室レスエレベーターであっても、エレベーター用主ロープを巻き掛ける作業スペースを簡単に確保することができて、転向プーリへのエレベーター用主ロープのロープ掛け作業を効率よく行うことのできるエレベーター用主ロープのロープ掛け方法が得られる。
以下、本発明に係るエレベーター用主ロープのロープ掛け方法の一実施形態を、図1〜図10に、基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態のロープ掛け方法で、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業が完了した状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係り、頂部ビーム構造体を昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げる前の状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係り、乗りかご側プーリビームを昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げた状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係り、乗りかご側プーリビーム及びつり合いおもり側プーリビームを昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げた状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。図5は、つり合いおもり用ガイドレール頂部に小型揚重装置を付け替えた状態での図3の矢印P1方向から見た要部側面図である。図6は、図4の矢印P2方向から見た要部側面図である。図7は、本発明の一実施形態に係り、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業において、乗りかご枠及ぶつり合いおもり枠を搬入した状態を示すエレベーターの昇降路内説明図である。図8は、本発明の一実施形態に係り、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業において、乗りかご枠を乗りかご用ガイドレールの上部まで揚重した状態を示すエレベーターの昇降路内説明図である。図9は、本発明の一実施形態に係り、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業において、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業が完了した状態を示すエレベーターの昇降路内説明図である。図10は、本発明の一実施形態のロープ掛け方法に係るフローチャートである。
図1に示すエレベーター1は、本発明の一実施形態のロープ掛け方法で、エレベーター用主ロープ2(以下、主ロープ2と称する)のロープ掛け作業が行われたものであって、昇降路A内に立設した一対の乗りかご用ガイドレール3、3Aと、この乗りかご用ガイドレール3、3Aに対向して昇降路内に立設した一対のつり合いおもり用ガイドレール4、4Aと、一対の乗りかご用ガイドレール3、3Aに案内されて昇降する2点鎖線で示す乗りかご5と、一対のつり合いおもり用ガイドレール4、4Aに案内されて昇降するつり合いおもり(Cwt)6、乗りかご5に設けられた乗りかごプーリ7、7Aと、つり合いおもり6に設けたつり合いおもり用プーリ8と、乗りかご用ガイドレール3、3A及びつり合いおもり用ガイドレール4、4Aの頂部に設けた頂部ビーム構造体9と、この頂部ビーム構造体9に取り付けた転向プーリ10、10A、10B、10C、11、11Aと、頂部ビーム構造体9に取り付けた巻上機(マシン)12と、乗りかご用ガイドレール3、3A及びつり合いおもり用ガイドレール4、4Aのそれぞれに設けられたビーム受け台13と、乗りかご用ガイドレール3、3A及びつり合いおもり用ガイドレール4、4Aのそれぞれの頂部に設けられた上部サポート体14を、備えている。乗りかごプーリ7は、乗りかご5の側面下部に配設されている。乗りかごプーリ7Aは、乗りかご5の上面に配設されている。つり合いおもり用プーリ8は、つり合いおもり6の上端面に配設されている。
頂部ビーム構造体9は、乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部側に固定される鋼材製の乗りかご側プーリビーム15と、つり合いおもり用ガイドレールル4、4Aの頂部側に固定される鋼材製のつり合いおもり側プーリビーム16とから構成されている。乗りかご側プーリビーム15は、一対の乗りかご用ガイドレール3、3Aに横に渡すように設ける横設部15Aと、この横設部15Aからつり合いおもり用ガイドレールル4、4A側に向って延びる延在部15Bとからなっている。乗りかご側プーリビーム15の横設部15Aには、転向プーリ10、10Aが並んで設けられている。乗りかご側プーリビーム15の延在部15Bには、転向プーリ10B、10Cが並んで設けられている。つり合いおもり側プーリビーム16には、転向プーリ11、巻上機(マシン)12及び転向プーリ11Aが並んで設けられている。
主ロープ2は、図1に示すように、一端側を乗りかご側固定部17に連結した後、その主ロープ2を、乗りかごプーリ7―転向プーリ10―転向プーリ10A―乗りかごプーリ7A―転向プーリ10B―転向プーリ10C―転向プーリ11―巻上機(マシン)12―つり合いおもり用プーリ8―転向プーリ11Aの順に巻き掛け、その後、主ロープ2の他端側を、つり合いおもり側固定部18に連結することにより、取り付けられるようにしてある。乗りかご側固定部17は、乗りかご5の下面に配設されている。つり合いおもり側固定部18は、つり合いおもり6の上端面に配設されている。
乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aのそれぞれの頂部に設けられた上部サポート体14は、図5及び図6に示すように、上部サポート体14の荷重が乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aの上端面で受けられるように、乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aの上端面に当接させてある。上部サポート体14には、乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aと平行に延びる2本の吊りロッド19が連結されている。
吊りロッド19の上端側には、図5及び図6に示すように、上部サポート体14を貫通する連結用螺子部が設けられ、この上部サポート体14に連結ナット20が螺合されている。吊りロッド19の下端側には、図5及び図6に示すように、ビーム受け台13を貫通する位置調整用螺子部が設けられ、この位置調整用螺子部にビーム受け台13を支持する支持ナット21が螺合されている。ビーム受け台13及び上部サポート体14は、レールクリップなどにより、乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aに締結するようにしてある。
乗りかご側プーリビーム15とつり合いおもり側プーリビーム16とから構成される頂部ビーム構造体9は、図2に示すように、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方に位置させて置き、その後、頂部ビーム構造体9の乗りかご側プーリビーム15側を、図3に示すように、乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部側に設置した小型揚重装置22により昇降路頂部の正規取付高さ位置に吊り上げてその位置で固定し、さらに、その後、頂部ビーム構造体9のつり合いおもり側プーリビーム16側を、図4に示すように、乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部側からつり合いおもり用ガイドレール4、4Aの頂部側に付け替えた小型揚重装置22により昇降路頂部の正規取付高さ位置に吊り上げてその位置で固定するようにしてある。なお、ここで、昇降路頂部の正規取付高さ位置とは、頂部ビーム構造体9に取り付けられる巻上機(マシン)12や転向プーリ10、10A、10B、10C、11、11Aなどの機器が昇降路Aの頂部に干渉されることのない最上高さ位置をいう。
次に、エレベーター用主ロープのロープ掛け方法を、図2〜図10を用いて、詳説する。
まず、図2に示すように 上部サポート体14を乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aのそれぞれの頂部に取り付けるとともに、ビーム受け台13を乗りかご用ガイドレール3、3A若しくはつり合いおもり用ガイドレール4、4Aのそれぞれに取り付ける。なお、ビーム受け台13の取付位置は、乗りかご側プーリビーム15及びつり合いおもり側プーリビーム16とからなる頂部ビーム構造体9が、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方であって、転向プーリ10、10A、10B、10C、11、11Aに主ロープ2を巻き掛けるための作業スペースを、十分に確保できる位置としてある。
次いで、図2に示すように、乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部のそれぞれにチェーブロックなどからなる小型揚重装置22を設置するとともに、頂部ビーム構造体9を構成するビーム受け台13に乗りかご側プーリビーム15及びつり合いおもり側プーリビーム(Cwt側プーリビーム)16をビーム受け台13に載置する。その後、つり合いおもり側プーリビーム16に巻上機(マシン)12を取り付ける。
次いで、図10のステップS1及び図3に示すように、乗りかご側プーリビーム15が昇降路頂部の正規取付高さ位置となるように、小型揚重装置22を用いて、かつ、吊りロッド19により案内させながら、乗りかご側プーリビーム15及びビーム受け台13を吊り上げた後、その位置で、吊りロッド19などの各部を締結することによって、乗りかご側プーリビーム15及びビーム受け台13を固定する。
次いで、図10のステップS2に示すように、乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部側に設置した小型揚重装置22を、つり合いおもり用ガイドレール4、4Aの頂部側に付け替えて、その小型揚重装置22のフックを、つり合いおもり側プーリビーム16の吊り点に装着する。
次いで、図10のステップS3に示すように、乗りかご5のかご枠23を吊る上げるためのかご枠用揚重装置24を、昇降路内足場を利用して昇降路頂部の固定した後、その昇降路内足場を解体する。
次いで、図10のステップS4及び図7に示すように、乗りかご5のかご枠23及びつり合いおもり6のつり合いおもり枠24を、昇降路A内に搬入した後、かご枠用足場25及びピット用足場26を利用して、組立固定する。
次いで、図10のステップS5に示すように、乗りかご5のかご枠23の下面に位置する乗りかご側固定部17に、主ロープ2の一端側を連結するとともに、主ロープ用巻きドラム27を、乗りかご5のかご枠23床面に載せた後、そのかご枠23をかご枠用揚重装置28によって、図8に示すように、エレベーター1の最上階まで移動(揚重)させる。
次いで、図10のステップS6及び図8に示すように、乗りかごプーリ7―転向プーリ10―転向プーリ10A―乗りかごプーリ7A―転向プーリ10B―転向プーリ10C―転向プーリ11―巻上機(マシン)12―つり合いおもり用プーリ8―転向プーリ11Aの順に巻き掛け作業(ロープ掛け作業)を行い、主ロープ2の他端側をつり合いおもり側固定部18に連結しない状態としておく。
次いで、図10のステップS7及び図9に示すように、つり合いおもり側プーリビーム16が昇降路頂部の正規取付高さ位置となるように、つり合いおもり用ガイドレール4、4Aの頂部側に付け替えた小型揚重装置22を用いて、かつ、吊りロッド19により案内させながら、つり合いおもり側プーリビーム16及びビーム受け台13を吊り上げた後、その位置で、吊りロッド19などの各部を締結することによって、つり合いおもり側プーリビーム16及びビーム受け台13を固定するとともに、つり合いおもり側プーリビーム16と乗りかご側プーリビーム15とを連結固定する。
最後に、図10のステップS8に示すように、主ロープ2の長さを調整後、その主ロープ2の他端側をつり合いおもり側固定部18に連結固定することによって、主ロープ2のロープ掛けを終了させることができる。
上記実施形態のエレベーター用主ロープのロープ掛け方法によれば、つり合いおもり側プーリビーム16を昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方に位置させて作業スペースを確保した状態で、乗りかごプーリ7、7Aとつり合いおもり用プーリ8とつり合いおもり6側の転向プーリ11、11Aに主ロープ2を巻き掛けした後、つり合いおもり側プーリビーム16を昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げて、その正規取付高さ位置で、つり合いおもり側プーリビーム16を乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部に固定するようにしたので、主ロープ2のロープ掛け作業を効率よく行うことができる。
上記実施形態のエレベーター用主ロープのロープ掛け方法では、乗りかご用ガイドレール3、3Aの頂部のそれぞれに設置した2個の小型揚重装置22で、乗りかご側プーリビーム15を吊り上げるとともに、その2個の小型揚重装置22をつり合いおもり用ガイドレール4、4Aの頂部側に付け替えた後、その2個の小型揚重装置22を用いて、つり合いおもり側プーリビーム16を吊り上げるようにしているが、これに限定されない。4個の小型揚重装置22を用意して、乗りかご用ガイドレール3、3A及びつり合いおもり用ガイドレール4、4Aのそれぞれの頂部に小型揚重装置22を設置するとともに、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方の位置で、乗りかご側プーリビーム15とつり合いおもり側プーリビーム16の両者を、予め連結することにより一体化しておき、その両者を4個の小型揚重装置22で一度に吊り上げるようにしてもよい。
本発明の一実施形態のロープ掛け方法で、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業が完了した状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係り、頂部ビーム構造体を昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げる前の状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係り、乗りかご側プーリビームを昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げた状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係り、乗りかご側プーリビーム及びつり合いおもり側プーリビームを昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げた状態を示すエレベーターの昇降路内の要部斜視図である。 つり合いおもり用ガイドレール頂部に小型揚重装置を付け替えた状態での図3の矢印P1方向から見た要部側面図である。 図4の矢印P2方向から見た要部側面図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業において、乗りかご枠及ぶつり合いおもり枠を搬入した状態を示すエレベーターの昇降路内説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業において、乗りかご枠を乗りかご用ガイドレールの上部まで揚重した状態を示すエレベーターの昇降路内説明図である。 本発明の一実施形態に係り、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業において、エレベーター用主ロープのロープ掛け作業が完了した状態を示すエレベーターの昇降路内説明図である。 本発明の一実施形態のロープ掛け方法に係るフローチャートである。
符号の説明
1 エレベーター
2 エレベーター用主ロープ
3、3A 一対の乗りかご用ガイドレール
4、4A 一対のつり合いおもり用ガイドレール
5 乗りかご
6 つり合いおもり
7、7A 乗りかごプーリ
8 つり合いおもり用プーリ
9 頂部ビーム構造体
10、10A、10B、10C 乗りかご側の転向プーリ
11、11A つり合いおもり側の転向プーリ
12 巻上機(マシン)
13 ビーム受け台
14 上部サポート体
15 乗りかご側プーリビーム
15A 横設部
15B 延在部
16 つり合いおもり側プーリビーム
17 乗りかご側固定部
18 つり合いおもり側固定部
19 吊りロッド
20 連結ナット
21 支持ナット
22 小型揚重装置
23 かご枠
24 つり合いおもり枠
25 かご枠用足場
26 ピット用足場
27 主ロープ用巻きドラム
28 かご枠用揚重装置

Claims (3)

  1. 乗りかごとつり合いおもりとが釣瓶式に昇降路内を昇降するように乗りかごプーリ及びつり合いおもりプーリに巻き掛けられるとともに、前記乗りかごの昇降を案内する乗りかご用ガイドレール若しくは前記つり合いおもりの昇降を案内するつり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定される頂部ビーム構造体に設けられた転向プーリに巻き掛けられるエレベーター用主ロープのロープ掛け方法において、
    前記頂部ビーム構造体を、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方に位置させた状態で、前記乗りかごプーリ、前記つり合いおもりプーリ及び前記転向プーリのそれぞれに、エレベーター用主ロープを巻き掛けし、その後、前記頂部ビーム構造体を、昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げて、その正規取付高さ位置で、前記頂部ビーム構造体を前記乗りかご用ガイドレール若しくは前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定するようにしたことを特徴とするエレベーター用主ロープのロープ掛け方法。
  2. 前記頂部ビーム構造体の吊り上げを、前記乗りかご用ガイドレール若しくは前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に設けられる小型揚重装置を用いて行うことを特徴とする請求項1記載のエレベーター用主ロープのロープ掛け方法。
  3. 前記頂部ビーム構造体を、乗りかご用ガイドレールの頂部に固定される乗りかご側プーリビームと、前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定されるつり合いおもり側プーリビームとから構成し、この乗りかご側プーリビームとつり合いおもり側プーリビームの両者を、昇降路頂部の正規取付高さ位置よりも下方の位置で、予め連結させた後、その両者を、昇降路頂部の正規取付高さ位置まで吊り上げて、その正規取付高さ位置で、前記乗りかご用ガイドレール及び前記つり合いおもり用ガイドレールの頂部に固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター用主ロープのロープ掛け方法。
JP2006171392A 2006-06-21 2006-06-21 エレベーター用主ロープのロープ掛け方法 Active JP4989926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006171392A JP4989926B2 (ja) 2006-06-21 2006-06-21 エレベーター用主ロープのロープ掛け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006171392A JP4989926B2 (ja) 2006-06-21 2006-06-21 エレベーター用主ロープのロープ掛け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008001457A true JP2008001457A (ja) 2008-01-10
JP4989926B2 JP4989926B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=39006162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006171392A Active JP4989926B2 (ja) 2006-06-21 2006-06-21 エレベーター用主ロープのロープ掛け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4989926B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035684A (ja) * 2011-07-13 2013-02-21 Mitsubishi Electric Corp エレベータの据付方法及び据付用治具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02225280A (ja) * 1988-12-22 1990-09-07 Otis Elevator Co エレベータの組付方法並びにその方法により組み付けられたエレベータ
JP2001048450A (ja) * 1999-08-16 2001-02-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置
JP2003128359A (ja) * 2001-10-24 2003-05-08 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータのロープ掛け方法
JP2004331348A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターの据付方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02225280A (ja) * 1988-12-22 1990-09-07 Otis Elevator Co エレベータの組付方法並びにその方法により組み付けられたエレベータ
JP2001048450A (ja) * 1999-08-16 2001-02-20 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置
JP2003128359A (ja) * 2001-10-24 2003-05-08 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータのロープ掛け方法
JP2004331348A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターの据付方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035684A (ja) * 2011-07-13 2013-02-21 Mitsubishi Electric Corp エレベータの据付方法及び据付用治具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4989926B2 (ja) 2012-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007099515A (ja) エレベータケージの支持手段をエレベータケージおよびエレベータ昇降路に取り付ける方法
JP5805499B2 (ja) エレベーター装置
JP6537720B2 (ja) エレベータの巻上機据付方法
JP2009173386A (ja) エレベータの据付装置
JP5278364B2 (ja) 油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ
JP6738964B2 (ja) エレベーター
JP2007210703A (ja) マシンルームレスエレベータの巻上機据付装置および据付工法
JP2007297209A (ja) エレベータ装置
JP6798644B2 (ja) エレベーターの釣合いおもりの揚重装置および揚重方法
JP2008308248A (ja) エレベータのロープ掛け方法
JP4989926B2 (ja) エレベーター用主ロープのロープ掛け方法
JP2013107765A (ja) エレベータ装置
JP6336225B2 (ja) エレベータ装置
JP2006282368A (ja) エレベーター装置
JP2011195309A (ja) 油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ
JP2007210708A (ja) エレベータ巻上機の揚重装置及び揚重方法。
JP5608960B2 (ja) 機械室レスエレベータ装置
JP2015157676A (ja) エレベーター装置
JP4312590B2 (ja) エレベータ上部機器の下部組立て工法
JP2007186274A (ja) エレベーター用昇降路頂部機器の据付方法
JP2008168986A (ja) エレベータ装置
JP2010254468A (ja) エレベータ装置
JP4554352B2 (ja) エレベータ装置
JP2004331348A (ja) エレベーターの据付方法
JP5805280B1 (ja) 巻き上げ機揚重機及びエレベータの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4989926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350