JP2008001365A - シートレール構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートレール40は、シートを支えるために車体フレームから後方へ延設するものである。シートレールは、左右二分割の鋳造品とするとともに、クロスメンバ47,48,49を備える。これらのクロスメンバはボルトB1〜B4により、後から取付けることができる。シートレール並びにクロスメンバの上にシートを配置するとともに、クロスメンバにシートを係止するシートロック機構を設けることができる。シートレールは、車幅方向中心で分割した左・右シートレール40L,40Rで構成する。
【選択図】図5
Description
一方、クロスメンバはシート係止部材を設けるだけなので、簡単な形状にすることができる。このため、簡単な形状のプレス成形品等とすることができるので、容易に製造することができる。
このように、容易に製造できる左右二分割のシートレールとクロスメンバとを、締付部材により組合わせて一体化することができるので、シートレールをより容易に生産することができる。
また、シート取付部材に後部シートを取付けることができる。
図中、63はフロントフェンダ、64はラジエータ、65はスタンドである。
図2及び図3において、車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から後方へ延びた左右のメインフレーム22,22と、メインフレーム22,22の後端からから下方へ延びた左右のセンタフレーム23,23(この図では左だけを示す。以下同じ)と、ヘッドパイプ21並びにメインフレーム22,22の前部から後下方へ延びた左右のダウンフレーム24,24と、ダウンフレーム24,24の下端からメインフレーム22,22の後部へ延びた左右のアッパフレーム25,25と、図示せぬ複数のクロスメンバと、からなる。
これらのフレーム構成部材の一部又は全部は鋳造品である。
シートレール40は、車幅方向中心CLで分割した左シートレール40L及び右シートレール40Rで構成し、左・右シートレール40L,40R間に3本のクロスメンバ、すなわち前から後方へ順に前上部クロスメンバ47、前下部クロスメンバ48及び後部クロスメンバ49を掛け渡したものである。
燃料タンク支持部42,42は車幅方向に貫通した貫通孔である。
図6は、消音器55を左・右シートレール40L,40R(左・右リヤフレーム40L,40R)間に配置するとともに、排気管54の後部を、右シートレール40に寄せて配置した後に消音器55に接続し、排気管54の後部と左シートレール40Lとの間に車載部品、例えば、バッテリ72やキーシリンダ74を置くことのできるスペースSpを十分に確保したことを示す。
キーシリンダ74は、車体フレーム20の後部に後部シート52(図7参照)を着脱自在に係止するシートロック機構90を開閉する部材である。
排気管54の熱影響が少ない位置にキーシリンダ74の配置スペースを容易に確保することができる。
さらには、バッテリ72を電装品収納ボックス71で囲うこことができ、キーシリンダ74をステー73で囲うことができるので、この結果、排気管54の熱影響をより一層排除することができる。
従って、リヤブレーキ用リザーブタンク77の液量を確認する確認用孔をカウル58に新たに設ける必要はない。さらには、カウル58内にリヤブレーキ用リザーブタンク77を配置したので、自動二輪車10の外観性が高まる。
左右のステー81,81は、さらに左右のリヤウインカ86,86(図9参照)を備える。
88は消音器ハンガである。
フックプレート68の後端部に後部シート52を引っ掛けることで、シートレール40にフックプレート68にて後部シート52の後端部を取外し可能に取付けることができる。
シートロック機構90は、後部シート52(図8参照)の前部下部から垂下した上向きコ字状のストライカ91をロックする、シートキャッチユニットである。このようなシートロック機構90は、後部クロスメンバ49に取付けたフレーム部92と、フレーム部92に左右スイング可能に取付けたフック93並びに掛止部材94と、フック93と掛止部材94との間に掛けた引張ばね95と、からなる。
前部シート取付孔62c、62cからボルトB6(図7参照)を通して、前部シート51の後部を左・右シートレール40L,40Rに取付けることができる。
従って、シートレール40に熱遮蔽板62、フックプレート68、後部クロスメンバ49を簡単な作業で組付けることができ、組付作業性が高まる。
また、車載部品は、バッテリ72やキーシリンダ74に限定されるものではない。
Claims (4)
- シートを支えるために車体フレームから後方へ延設するシートレールにおいて、
前記シートレールは、左右二分割の鋳造品とするとともに、該鋳造品をボルト等の締付部材のみにより組合わせて一体化され、
前記左右二分割の鋳造品にクロスメンバを前記締結部材で取付けることで前記左右二分割の鋳造品が連結され、前記シートレール並びにクロスメンバの上にシートを配置するとともに、前記クロスメンバに前記シートを係止するシート係止部材を設けたシートレール構造であって、
前記クロスメンバは、
前記左右二分割の鋳造品に設けられた前上部連結部間に、上から重ねた状態で前記締付部材で組付けられた前上部クロスメンバと、
前記左右二分割の鋳造品に設けられた前下部連結部間に、挟み込んだ状態で前記締付部材で組付けられた前下部クロスメンバと、
前記左右二分割の鋳造品に設けられた後部連結部に、上から重ねた状態で前記締付部材で組付けられた前記後部クロスメンバと、を備え、
前記シートは、
運転者が座る前部シートと、同乗者が座る後部シートと、を備え、
前記前上部クロスメンバに前記前部シートが係合され、
前記後部クロスメンバに、前記後部シートを係止するシートロック機構が取り付けられたことを特徴とするシートレール構造。 - 前記左右二分割の鋳造品は、それぞれの後端部から車幅方向中心へ向けて延びる延長部が設けられるとともに、前記それぞれの延長部にフランジが設けられ、
前記それぞれのフランジをボルト等の締付部材で組付けることで、前記それぞれの延長部の先端同士を互いに合わせ、
前記それぞれの延長部に、前記後部シートを取付け可能なシート取付部材を上から重ね、重ねたシート取付部材をボルト等の締付部材で前記それぞれの延長部に締付けることで、前記それぞれ延長部を前記シート取付部材で連結したことを特徴とする請求項1記載のシートレール構造。 - 前記シートレールは、車幅方向中心で分割した左・右シートレールで構成したことを特徴とする請求項1記載のシートレール構造。
- 前記シートレールに上方から、エンジン排気消音器用熱遮蔽板を重ね、このエンジン排気消音器用熱遮蔽板に上方から、前記シートを取付けるシート取付部材又は前記クロスメンバを重ね、シートレールにエンジン排気消音器用熱遮蔽板並びにシート取付部材、クロスメンバをボルトにて締付けるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のシートレール構造。
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