JP2008000518A - 遊技球揚送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】故障や消耗時の交換作業を短時間で容易に行なうことのできる遊技球揚送装置を提供する。
【解決手段】遊技球揚送装置20は、遊技球を係止可能な無端の揚送ベルト21を駆動プーリ22と従動プーリ23とに架け渡して備え、モータ24で駆動プーリ22を回転駆動して揚送ベルト21を周回させることにより、導入位置Jから導入される遊技球を上部の排出位置Kへ揚送して排出する装置であり、モータ24と駆動プーリ22と従動プーリ23とを揚送ベルト21で囲まれた領域内に収納されるように配置して支持部材30に組み込むことにより、当該装置20を遊技機島10に対して独立に着脱可能なユニットにしている。
【選択図】図4

Description

本発明は、駆動プーリと従動プーリとに架け渡された無端の揚送ベルトを周回させてパチンコ球などの遊技球を揚送する遊技球揚送装置に関する。
パチンコ機などの遊技機を複数並設収容した遊技機島においては、島内で遊技球を低所から高所に移送するための揚送装置が使用される。たとえば、以下に示す特許文献1には、各遊技機へ遊技球を補給する補給路よりあまり高くならないように設置された上部タンクの底から補給路まで遊技球を揚送するリフト機構が記載されている。このリフト機構は、遊技球を係止可能な無端のリフトアップベルトを駆動プーリと従動プーリとの間に架け渡し、モータで駆動プーリを駆動してリフトアップベルトを周回させて遊技球を揚送するようになっている。
また、特許文献2には、複数の傾斜した補給路を、下流端の上方に次の補給路の上流端が位置するように配置し、該補給路間にリフト機構を設け、一方の補給路の下流端から導入した遊技球を揚送して次の補給路の上流端に排出する技術が記載されている。
特開平5−237258号公報 特開平5−253351号公報
特許文献1に記載されたリフト機構は、駆動モータと駆動プーリと従動プーリとをリフトアップベルトの周回経路の内側に収納して小型化を図っているが、これらの部品は上部タンクに直接組み付けられているため、故障や消耗により部品交換を要する事態となった場合は、その交換作業が大規模になり、遊技機島の稼動を長時間停止させなければならないという問題があった。また、こうした交換作業は複雑になるので、専門知識や熟練した技能を要し、遊技店の従業員が簡単に行なうことはできないという問題があった。
また、特許文献2に開示されたリフト機構では、駆動プーリと従動プーリの各々を、導入側の補給路の下流端の高さおよび排出側の補給路の上流端の高さに合わせて配置することを要する。しかし、リフトアップベルトの張力を調整するために駆動プーリや従動プーリの位置を変化させると、該プーリと補給路との高さの位置関係がずれてしまい、リフト機構での遊技球の円滑な導入もしくは排出に影響を及ぼすという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、故障や消耗時の交換作業を短時間で容易に行なうことのできる遊技球揚送装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]揚送研磨装置によって研磨され揚送された遊技球を貯留する上部タンク(13)と該上部タンク(13)内の遊技球を複数並設して収容した各遊技機に搬送するための補給路とを備えた遊技機島(10)内に設けられ、遊技球を係止可能な無端の揚送ベルト(21)を駆動プーリ(22)と従動プーリ(23)とに架け渡して備え、モータで前記駆動プーリ(22)を回転駆動して前記揚送ベルト(21)を周回させることにより、前記上部タンク(13)内に貯留された遊技球を前記上部タンク(13)の底から前記補給路へ揚送して排出する遊技球揚送装置(20)において、
前記モータと前記駆動プーリ(22)と前記従動プーリ(23)とを、前記揚送ベルト(21)で囲まれた領域内に収納されるように配置して支持部材(30)に組み込み、当該装置をユニットにした
ことを特徴とする遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、モータと駆動プーリ(22)と従動プーリ(23)とを、揚送ベルト(21)内に収納して支持部材(30)に組み込み、ユニットにしたことにより、装置のサイズが小型化される。また、故障や消耗などによる部品の交換作業をする場合に、遊技球揚送装置(20)をユニットごと交換するだけで交換作業が完了する。さらに、上部タンク(13)内の遊技球を上部タンク(13)の底から補給路へ揚送するので、上部タンク(13)を従来より低い位置に設置でき、遊技機島(10)の高さを低くすることができる。
[2]複数並設して収容した各遊技機に遊技球を搬送する傾斜した複数の補給路を下流端の上方に次の補給路の上流端が位置するよう配置して備えた遊技機島(10)内の前記補給路間に設けられ、遊技球を係止可能な無端の揚送ベルト(21)を駆動プーリ(22)と従動プーリ(23)とに架け渡して備え、モータで前記駆動プーリ(22)を回転駆動して前記揚送ベルト(21)を周回させることにより、前記補給路の下流端から導入した遊技球を揚送して次の補給路の上流端に排出する遊技球揚送装置(20)において、
前記モータと前記駆動プーリ(22)と前記従動プーリ(23)とを、前記揚送ベルト(21)で囲まれた領域内に収納されるように配置して支持部材(30)に組み込み、当該装置をユニットにした
ことを特徴とする遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、モータと駆動プーリ(22)と従動プーリ(23)とを、揚送ベルト(21)内に収納して支持部材(30)に組み込み、ユニットにしたことにより、装置のサイズが小型化される。また、故障や消耗などによる部品の交換作業をする場合に、遊技球揚送装置(20)をユニットごと交換するだけで交換作業が完了する。さらに、遊技球を傾斜に沿って自由落下させて搬送するタイプの補給路を全長の長い遊技機島(10)に用いた場合でも、補給路間に設置した遊技球揚送装置(20)で遊技球を揚送し、搬送の途中で遊技球を再び高所に運ぶので、補給路全体としての高低差を少なくすることができ、遊技機島(10)の高さを低くすることができる。
[3]前記揚送ベルト(21)の外周面には、幅方向の中心部から両端に向けて下り傾斜した上面を有する係止突起(43)が間隔をあけて幅方向に複数配設されており、
隣り合う前記係止突起(43)の間で遊技球を係止して揚送する
ことを特徴とする[1]または[2]のいずれかに記載の遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、係止突起(43)上面の傾斜により、左右の幅方向への遊技球の遊動が抑制され、係止突起(43)の間で遊技球が安定に係止される。
[4]前記揚送ベルト(21)は、複数のリフト体(40)を連結軸(41)によって回動自在に連結したものであり、
前記連結軸(41)を通して支持する各リフト体(40)の軸支持部は、略半周状の軸受け片(42)を間欠的にかつ上下交互に複数配設したものである
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、リフト体(40)の軸支持部を製造する場合に、連結軸(41)を取り付けた状態で金型に樹脂を流し込み樹脂の硬化後に連結軸(41)を引き抜いたり、軸支持部を分割形成して後に各形成物を溶着して一つの軸支持部を形成したりするなどの工程を省略でき、製造容易になる。
[5]前記支持部材(30)は、前記駆動プーリ(22)と前記従動プーリ(23)の回転軸の両端を支持する2枚の第1支持板(31)と、前記2枚の第1支持板(31)の内側にあって前記揚送ベルト(21)を幅方向の両側から挟むように配置された2枚の第2支持板(32)と、前記各支持板(31)の間に配置され、これらを連結固定する支持フレーム(33)とを備えてなり、さらに前記いずれかの支持板(31)に前記モータは支持される
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれかに記載の遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、支持部材(30)を第1支持板(31)とその内側の第2支持板(32)との2重構造にし、2枚の第2支持板(32)によって揚送ベルト(21)@を幅方向の両側から隙間なく挟むようにしたので、揚送ベルト(21)の脇に遊技球が外れたり詰まったりすることが防止される。また第1支持板(31)によりモータと駆動プーリ(22)と従動プーリ(23)とを確実に固定することができる。
[6]前記駆動プーリ(22)と前記従動プーリ(23)とを、外部から導入あるいは外部へ排出する遊技球の通路の高さに合わせて固定配置しておき、
前記駆動プーリ(22)と前記モータの駆動軸に接続されたモータプーリ(24a)とに架け渡された駆動ベルト(24b)の張力を前記モータの位置調整によって調整するとともに、
前記揚送ベルト(21)の張力を調整可能なテンションプーリ(27)を、さらに前記揚送ベルト(21)で囲まれた領域内に収納し、
前記テンションプーリ(27)の位置調整によって前記揚送ベルト(21)の張力を調整した
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれかに記載の遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、装置サイズの拡大を最小限に抑え、しかも駆動プーリ(22)と従動プーリ(23)の各々を、遊技球揚送装置(20)に導入あるいは遊技球揚送装置(20)から排出される遊技球の通路の高さに配置した状態で、揚送ベルト(21)の張力を調整することができる。
[7]前記テンションプーリ(27)の回動軸は両端部に配置された各軸受部材(27b)に支持され、前記各軸受部材(27b)はそれぞれ対応するテンション調整部材(27c)に固定され、前記各テンション調整部材(27c)は、前記駆動プーリ(22)と前記従動プーリ(23)とを支持する支持板(31)にそれぞれ位置調整可能にネジ止めされており、
前記ネジを緩めて前記各テンション調整部材(27c)の位置を各々変化させることにより、前記各軸受部材(27b)を介して前記テンションプーリ(27)の位置調整を行なって前記揚送ベルト(21)の張力を調整する
ことを特徴とする[6]に記載の遊技球揚送装置(20)。
[8]前記支持板(31)と前記各テンション調整部材(27c)との相対位置を示す目盛り(28)を設けた
ことを特徴とする[7]に記載の遊技球揚送装置(20)。
上記発明では、目盛り(28)を目安に、左右のテンション調整部材(27c)の位置を揃えることができる
[9]前記補給路は、前記上部タンク(13)から供給された遊技球を前記遊技機島(10)の長手方向にわたって搬送し、かつ搬送方向を互いに逆向きにした2本のベルトコンベアを平行に並設して構成され、逆向きに搬送される遊技球同士を前記2本のベルトコンベアの境界部で衝突させることを起因として、前記搬送される遊技球を前記複数の遊技機の取込口に取り込むようにしたものである
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれかに記載の遊技球揚送装置(20)。
[10]前記補給路は、前記上部タンク(13)から供給された遊技球を前記遊技機島(10)の長手方向にわたって搬送し、かつ搬送方向を互いに逆向きにした2本のベルトコンベアを平行に並設して構成され、
前記2本のベルトコンベアの境界部に該ベルトコンベアの長手方向に沿って仕切り壁を設け、
前記仕切り壁の両壁面に、前記搬送路の搬送方向と平行な姿勢に対して前記取込口側の面が搬送方向上流側を向くように傾斜した第1姿勢と、前記第1姿勢に比べて前記傾斜の少ない第2姿勢とに変位しかつ前記第1姿勢に向けて弾性力で付勢された進路変更部材を配設し、前記搬送される遊技球を前記進路変更部材に衝突させることを起因として、前記搬送される遊技球を前記複数の遊技機の取込口に取り込むようにしたものである
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれかに記載の遊技球揚送装置(20)。
上記[9]および[10]に記載の発明では、動力式の補給路は水平に設置でき、遊技機島(10)の高さをより一層低くすることができる。
本発明に係わる遊技球揚送装置によれば、モータと駆動プーリと従動プーリとを揚送ベルトの内側領域に収納して支持部材に組み込み、ユニット化したので、故障や消耗時の交換作業を短時間で容易に行なうことができる。
また、揚送ベルトの張力をテンションプーリで調整するものでは、駆動プーリや従動プーリの位置を導入側もしくは排出側の補給路の高さに合わせたまま揚送ベルトの張力を調整することができる。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係わる遊技球揚送装置20を備えた第1の実施の形態に係わる遊技機島10の内部構造を示している。遊技機島10は、遊技装置として遊技機2と遊技球貸機3とを一組にして並置したものを多数並設収容している。また、遊技に供する遊技球を遊技機島10の中で循環させて繰り返し使用するための各種付帯設備を収容している。ここでは、遊技機2はパチンコ機であり、遊技球貸機3は遊技者に遊技球(パチンコ球)を貸し出す装置である。
遊技機島10は、島枠や島柱11を遊技ホールのフロア上に構築し、これらに遊技装置2、3や付帯設備を取り付けると共に、その他必要な箇所に図示省略の外装を施して構成される。遊技機島10の中央には、遊技球を島の下部から上部へ研磨しながら揚送する揚送研磨装置12が立設されており、揚送研磨装置12の左右両側に、遊技機2と遊技球貸機3とを一組としたものが多数背中合わせにした状態で遊技機島10の表裏両面に設置される。
遊技機島10の中央上部には、揚送研磨装置12が揚送した遊技球を貯留する上部タンク13が設置されている。上部タンク13の左右両側にはそれぞれ遊技球揚送装置20が設けてあり、さらにその外側から遊技機島10の左端および右端に掛けてそれぞれ駆動式補給路50が遊技機2および遊技球貸機3の上方に略水平に掛け渡されている。
上部タンク13は、遊技機島10の高さを低くするために、各遊技機2へ遊技球を補給する駆動式補給路50よりあまり高くならないように、従来より低く設置されており、遊技球揚送装置20は、上部タンク13内に貯留された遊技球を該上部タンク13の底から駆動式補給路50へ揚送して排出する機能を果たす。
駆動式補給路50は、ベルトコンベア式の搬送装置であり、上部タンク13から遊技球揚送装置20を介して供給される遊技球を略水平に遊技機島10の長手方向に沿って搬送して各遊技装置(遊技機2および遊技球貸機3)に補給する機能を果たす。搬送中の遊技球は、搬送路の長手方向の両縁部に沿って配設されたシュート61に適宜取り込まれて整列された後、各遊技機2や遊技球貸機3に補給される。遊技球の取込口となるシュート61は、遊技機2および遊技球貸機3の設置箇所に対応させて、遊技機2毎、遊技球貸機3毎に設置される。
駆動式補給路50は、図2に示すように、搬送方向を互いに逆向き(矢印AおよびB方向)にした2台のベルトコンベア51、52を平行に並設し、逆向きに搬送される遊技球同士をこれら2台のベルトコンベア51、52の境界部で衝突させ、この衝突を起因として遊技球5がシュート61へ取り込まれるように構成されている。たとえば、遊技球は、図中の矢印Fで示すように、衝突により進路を斜めに変更し、この衝突で進路変更した遊技球と他の遊技球との衝突などが連鎖的に生じて、搬送中の遊技球が取込口62に取り込まれる。
2台のベルトコンベア51、52の両端には、搬送されてきた遊技球に当接することで遊技球を一方のベルトコンベアから他方のベルトコンベアへ移送する図示省略の当接板が設けてあり、該当接板によって両端で折り返すことにより、駆動式補給路50内で遊技球が周回して搬送されるように構成されている。
駆動式補給路50は遊技球を水平搬送するので、自然落下によって遊技球を搬送する補給路のように勾配をつける必要がなく、その分、遊技機島10の高さを低くすることができる。さらに、境界部での衝突を起因にして遊技球の進路を変更するので、進路を側方に向けるための特別な機構を設けたりする必要がなく、駆動式補給路50の構成を簡略化することができる。
図1に戻って遊技機島10の説明を続ける。遊技機2や遊技球貸機3の下方には、遊技球を貯留するための下部タンク15が複数設置されている。下部タンク15の下方には、左右の島端からそれぞれ揚送研磨装置12下部の球導入口12aに掛けて回収コンベア16が設置されており、各遊技機2からアウト球として排出された遊技球や下部タンク15から排出された遊技球を回収コンベア16で回収して揚送研磨装置12の球導入口12aへ搬送するようになっている。
上部タンク13には、余剰の遊技球を逃がすためのオーバーフロー管17が付設され、該オーバーフロー管17を流下してきた遊技球は、下部タンク15に排出されて貯留される。また、駆動式補給路50で余剰となった遊技球は、オーバーフローシャッタ18を備えた専用シュート61aからオーバーフロー管18aを通じて、下部タンク15に案内されて貯留される。
かかる構成の遊技機島10においては、各遊技機2から排出された遊技球を回収コンベア16で回収し、これを揚送研磨装置12で研磨しながら上部タンク13へ揚送して貯留し、上部タンク13から遊技球揚送装置20を介して供給される遊技球を駆動式補給路50で搬送して再び各遊技機2へ補給するという経路を基本にして、遊技球を遊技機島10の中で循環使用するようになっている。
図3は、上部タンク13の両側への遊技球揚送装置20の設置状態を示し、図4は遊技球揚送装置20の内部構造を、図5は遊技球揚送装置20の平面を、図6は遊技球揚送装置20の左側面をそれぞれ示している。遊技球揚送装置20は、遊技機島10に対して独立に着脱可能な略箱型のユニットとして構成されており、内部には、遊技球を係止可能な無端の揚送ベルト21を駆動プーリ22と従動プーリ23とに架け渡して備え、モータ24で駆動プーリ22を回転駆動して揚送ベルト21を周回させることにより遊技球を下部から上部へと搬送する機能を備えている。
図3に示すように、上部タンク13の内部には、中継板13aや分離底板13bが設けてあり、揚送研磨装置12の上端から排出される研磨された遊技球を受け止め、底部の分離底板13bで左右に振り分けて遊技球揚送装置20へ遊技球を案内するようになっている。遊技球揚送装置20は、上部タンク13の底部の分離底板13bから導入板25を介して流入する遊技球を揚送ベルト21で揚送し、該揚送した遊技球を上部の排出板26から駆動式補給路50の端部へ排出するようになっている。
より詳細には、遊技球揚送装置20は、図4に示すように、駆動プーリ22と従動プーリ23とテンションプーリ27とを三角形に配置し、これらに揚送ベルト21を架け渡してある。駆動プーリ22および従動プーリ23、テンションプーリ27、モータ24は、揚送ベルト21で囲まれた領域内に収納されるように配置して支持部材30に組み込まれている。
支持部材30は、当該遊技球揚送装置20の本体枠をなしており、図5、図6に示すように、駆動プーリ22および従動プーリ23の各回転軸22a、23aの両端を回動自在に支持する各軸受部材22b、23bが取り付けられた2枚の略矩形状の第1支持板31と、これら2枚の第1支持板31のやや内側にあって揚送ベルト21をその幅方向の両側からほぼ隙間なく挟むように配置された2枚の第2支持板32と、各支持板31、32の間に配置され、これらを連結固定する支持フレーム33とから構成される。
導入板25は、外部(上部タンク13の底部)から流入する遊技球を従動プーリ23近傍の導入位置Jの揚送ベルト21に向けて案内するように設けてあり、排出板26は駆動プーリ22近傍の排出位置Kにおいて揚送ベルト21から離脱した遊技球を外部(駆動式補給路50の端部)へ排出するように設けてある。
モータ24は、モータハウジング24cを介して、第1支持板31の長穴31aに通したネジ24dで第1支持板31に位置調整可能に取り付けられている。モータ24はその回転軸先端に設けたモータプーリ24aと駆動プーリ22の回転軸22aに取り付けられた受動プーリ22cとの間に架け渡された駆動ベルト24bを介して駆動プーリ22を回転駆動する。駆動ベルト24bのテンションは、ネジ24dを緩めてモータハウジング24cごとモータ24の位置調整することで調整される。
図7に示すように、テンションプーリ27の回動軸27aの両端はそれぞれ軸受部材27bに回動自在に支持されており、該両端の軸受部材27bはそれぞれに対応する板状のテンション調整部材27cに固定され、各テンション調整部材27cは、第1支持板31に対してそれぞれ位置調整可能にネジ止めされている。
テンション調整部材27cは、上部をネジ27dで軸支され、下部には、該上部のネジ27dを半径中心とする円弧状の長穴27eが設けてあり、該長穴27eに挿通したネジ27fで第1支持板31に固定されている。左右の各テンション調整部材27cを固定しているネジ27dおよびネジ27fを少し緩め、上部のネジ27dを中心に揺動させて各テンション調整部材27cの位置を変化させることにより、軸受部材27bおよび回動軸27aを介してテンションプーリ27の位置を変位させ、これにより、揚送ベルト21の張力を調整するようになっている。
左右の第1支持板31には、それぞれ第1支持板31とテンション調整部材27cとの相対位置を示す目盛り28が設けてあり、作業者は、該目盛り28を目安に、左右のテンション調整部材27cの位置を揃えることができるようになっている。
このように、テンションプーリ27の位置調整により揚送ベルト21の張力を調整するので、駆動プーリ22や従動プーリ23の位置を導入板25や排出板26の高さ、すなわち、外部から遊技球を導入する側の通路および外部へ遊技球を排出する側の通路の高さに合わせて固定したままで、揚送ベルト21の張力を調整することができ、装置サイズの拡大を最小限に抑え、遊技球の円滑な導入・排出を確保しつつ揚送ベルト21の張力の調整が可能になっている。また、駆動ベルト24bについても、モータ24の位置調整により張力を調整するので、駆動プーリ22は固定しておくことができる。
図4に示すように、遊技球揚送装置20の内部にはさらに、排出板26の上に遊技球が過剰に存在することを検知してモータ24を停止させるためのリミットスイッチ35や電源部36などが設けられている。リミットスイッチ35は、中心を軸支されて揺動する略への字型の2つの可動片35a、35bをその端部同士を係合させて連設して備え、一方の可動片35aの他端を排出板26の上方に位置させ、該端部が排出板26に停留した多数の遊技球によって上方に押し上げられると、他方の可動片35bの他端がフォトインタラプタであるセンサ35cから離れて、モータ24を強制停止させるように構成されている。このほか、従動プーリ23の近傍には、従動プーリ23の回転を検知するスリットセンサ37を設けてある。また、従動プーリ23から駆動プーリ22にかけての搬送経路をなす揚送ベルト21の裏面に沿って保護カバー38が設けてある。
次に、揚送ベルト21の構造を説明する。
揚送ベルト21は、図8に示すようなリフト体40を連結軸41によって回動自在に多数連結して無端のベルト状にしたものである。図9はリフト体40の平面図、図10は図9の矢視Aにおけるリフト体40の正面図、図11は図9の矢視Bにおけるリフト体40の背面図を、図12は図9の矢視Cにおけるリフト体40の側面図、図13は図9のC−C´端面図、図14は図9のD−D´端面図、図15は図9のE−E´端面図である。
図8は、図9のF方向斜めからリフト体40を見た状態を示している。各リフト体40は、隣りのリフト体40と連結するための軸支持部42を両端に備えると共に、揚送ベルト21の外周面を形成する側には、複数の係止突起43がベルトの幅方向に所定間隔をあけて複数配設されている。各係止突起43の上面は、幅方向の中心部から両端に向けて下り傾斜した山型をなしており、図16に示すように、隣り合う係止突起43の間で遊技球5を係止して揚送するようになっている。
軸支持部42は、図8に示すように、略半周状の軸受け片42a、42bを間欠的にかつ上下交互に複数配設して構成される。詳細には、内周面が揚送ベルト21の外側を臨むように配置された断面略半周円弧状の軸受け片42aと、内周面が揚送ベルト21の内側を臨む断面略半周円弧状の軸受け片42bとを、それらの内周面で連結軸41を両側から挟むようにして交互に間隔d(図9参照)をあけて配置してある。隣り合うリフト体40を連結軸41によって連結したとき、この間隔dに隣りのリフト体40の軸受け片42aまたは42bが嵌り込むようになっている。
このように、略半周状の軸受け片42a、42bを間欠的にかつ上下交互に複数配設して軸支持部42を構成したので、リフト体40の軸支持部42を製造する場合に、連結軸41を取り付けた状態で金型に樹脂を流し込み樹脂の硬化後に連結軸41を引き抜いたり、軸支持部42を分割形成した後に各形成物を溶着して一つの軸支持部42を形成したりするなどの工程を省略でき、リフト体40の製造が簡易になる。
図17は、遊技球揚送装置20の導入位置Jの近傍を拡大示したものである。導入板25の端部には、リフト体40の各係止突起43が通過する切欠部25aが形成されて櫛状になっている。揚送ベルト21が周回して各係止突起43が導入板25の先端の切欠部25aを通過するときに、導入板25からの遊技球を係止突起43で引っ掛け、隣り合う係止突起43の間で遊技球5を係止して揚送するようになっている。揚送中は、係止突起43の上面に形成された断面山型の傾斜によって遊技球5の遊動が抑制され、遊技球5は係止突起43と係止突起43との間に確実かつ安定に係止される。これにより、遊技球5の詰まりや落下を防ぐことができる。なお、図示省略するが、排出板26にも同様の切欠部が設けてあり、該切欠部を各係止突起43が通過し、係止突起43と係止突起43の間に係止されていた遊技球5は排出板26の上へ排出されるようになっている。
また、第1支持板31と第2支持板32との2重構造にし、第2支持板32によって揚送ベルト21を幅方向の両側から隙間なく挟んでいるので、揚送ベルト21の脇に遊技球5が外れたり詰まったりすることを防止できる。
上記のような構造を備えた遊技球揚送装置20は、図4の矢印Sの示す方向に揚送ベルト21を周回させることで、導入板25側から導入された遊技球を揚送して排出板26から外部へ排出するように動作する。そして、モータ24と駆動プーリ22と従動プーリ23とを、揚送ベルト21で囲まれた領域内に収納したので、遊技球揚送装置20全体としてのサイズが小型化されている。また、モータ24、駆動プーリ22、従動プーリ23などすべての部品を支持部材30に組み込み、当該遊技球揚送装置20をユニットにしたので、故障や消耗などによる部品の交換を要する場合には、遊技球揚送装置20をユニットごと交換するだけで交換作業が完了する。これにより、交換作業の作業時間が大幅に短縮され、遊技機島10の稼動停止時間が従来と比較して短くなるばかりか、作業内容が簡単になるので、専門的知識や特別な技能を持たない遊技店の従業員でも交換作業を行なうことができるようになる。また小型なので、遊技球揚送装置20を予備として遊技店や保守センタなどに保管することも容易になる。
さらに、上部タンク13内に貯留された遊技球を遊技球揚送装置20により上部タンク13の底から揚送して駆動式補給路50に排出するようにしたので、従来は上部タンクの貯留部は補給路よりも高くする必要があったが、補給路よりも低い位置に上部タンク13を設置することができる。このように、従来の遊技機島においては上方へ突出していた上部タンクの高さを低くできるので、遊技機島10全体としての高さを低くでき、たとえば、天井の低い遊技店にも設置が容易になると共に、島の上部が平坦となり、見た目も美しくなり、圧迫感も減るという利点がある。
なお、駆動式補給路50は、図2に示したもののほかに、図18から図20に示す、仕切り壁に進路変更部材を配したタイプの駆動式補給路70であってもよい。
図18に示す駆動式補給路70は、搬送方向を互いに逆向き(搬送方向AおよびB)にした2本の第1ベルトコンベア71と第2ベルトコンベア72とを備えるとともに、その境界部に沿って仕切り壁73を立設してあり、この仕切り壁73の両壁面の各所に進路変更部材74を取り付けてある。仕切り壁73は、搬送路の両端近傍を除くほぼ全長に渡って形成されており、その高さは、遊技球より若干高く設定されている。
進路変更部材74は、図19(a)に示すように、板バネを「へ」の字状に曲げたものである。また、同図(b)に示すように、搬送方向(図中の矢印M)と平行な姿勢に対してシュート61側の面が搬送方向上流側を向くように傾斜した第1姿勢(S1)と、第1姿勢(S1)に比べて傾斜の少ない第2姿勢(S2)とに変位しかつ当該板バネの弾性力により第1姿勢(S1)に向けて付勢されている。弾性力は、適量の遊技球が進路変更部材74に上流から衝突している場合には第1姿勢(S1)をほぼ維持し、多量の遊技球が進路変更部材74に衝突した場合に第2姿勢(S2)に変位する強さに設定されている。
進路変更部材74は、各シュート61の取込口62に対応付けて設けてあり、進路変更部材74で生じた衝突を起因に進路変更した遊技球や連鎖的に衝突した遊技球が上手く取込口62に取り込まれるように進路変更部材74を配置してある。詳細には、進路変更部材74は、目的の取込口62に対してある程度、搬送方向上流側に設定される。たとえば、図18では、取込口62Aに対して進路変更部材74Aを、取込口62Bに対して進路変更部材74Bを設けてある。
図18は、適量の遊技球を搬送している状態を示している。適量の遊技球が搬送されているときは、進路変更部材74がほぼ第1姿勢になっているので、搬送中に遊技球と進路変更部材74との衝突が生じる。衝突した遊技球は、たとえば、図中の矢印Gで示すように、その進路を斜めに変更し、さらにこの進路変更した遊技球と他の遊技球との衝突などが連鎖的に生じて、搬送中の遊技球が取込口62に取り込まれる。
一方、多量の遊技球を搬送しているときは、図20に示すように、搬送されている多量の遊技球に押されて進路変更部材74が遊技球の搬送方向と平行に近い第2姿勢に変位する。これにより、進路変更部材74が遊技球の進路を妨げず、多量の搬送が効率良く行なわれる。なお、多量の遊技球を搬送しているときは、搬送路のほぼ幅一杯に遊技球が存在するので、進路変更部材74が第2姿勢であっても、両脇の玉受けスペース63を通る遊技球がシュート61の取込口62に順次取り込まれる。
このように駆動式補給路70は遊技球を水平搬送するので、自然落下を利用して搬送する補給路のように勾配をつける必要がなく、その分、遊技機島10の高さを低くすることができる。さらに、仕切り壁73の壁面に取り付けた進路変更部材74との衝突を起因にして遊技球の進路を変更するので、進路を側方に向けるための特別な機構を設けたりする必要がなく、駆動式補給路70の構成を簡略化することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、駆動式補給路50もしくは駆動式補給路70に代えて、自然勾配を利用して遊技球を転動させて搬送する補給路80が使用される。図21に示すように、複数の傾斜した補給路80は下流端の上方に次の補給路の上流端が位置するよう配置され、遊技球揚送装置20は該補給路80の間に設置される。遊技球揚送装置20の構造は第1の実施の形態と同一であり、その説明を省略する。遊技球揚送装置20は補給路80の下流端80a側からの遊技球を下部の導入板25から受け入れて揚送し、上部の排出板26から次の補給路の上流端80bに排出するように動作する。
第2の実施の形態においても、遊技球揚送装置20はユニット化されているので、故障などが生じた場合には遊技球揚送装置20をユニットごと交換することができ、交換作業を迅速かつ簡易に行なうことができる。また、テンションプーリ27の位置調整により揚送ベルト21の張力を調整するようなっているので、駆動プーリ22や従動プーリ23の位置を導入板25や排出板26の高さ、すなわち、導入側の補給路80の下流端80aの位置や排出側の補給路80の上流端80bの位置に合わせて固定したままで、揚送ベルト21の張力を調整することができる。また、モータ24の位置調整により駆動ベルト24bの張力を調整するので、駆動プーリ22を排出側の補給路80の高さに合わせて固定しておくことができる。これにより、遊技球の円滑な導入および排出を確保しつつ、揚送ベルト21および駆動ベルト24bの張力をそれぞれ個別に調整することができる。
また、遊技球を傾斜に沿って自由落下させて搬送するタイプの補給路を全長の長い遊技機島に用いた場合でも、補給路80間に設置した遊技球揚送装置20で遊技球を揚送し、搬送の途中で遊技球を低所から高所に運ぶので、補給路全体としての高低差を少なくすることができ、遊技機島の高さを低くすることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、ユニット化する際の遊技球揚送装置20の形状は略矩形箱状に限らず、たとえば揚送ベルト21の周回経路の形状に合わせて三角型のユニットにしてもよく、適宜の形状でよい。また、遊技球揚送装置20の用途は第1、第2の実施の形態で例示したものに限定されず、たとえば、遊技機島10の下部での遊技球の回収を、図21に示す補給路80と同様に自然落下を利用した樋で行なう場合に、樋と樋との間に遊技球揚送装置20を設置して、長距離の回収搬送を確保するようなものでもかまわない。
また、揚送ベルト21の構成は実施の形態に例示したものに限定されず、遊技球を係止可能に搬送するものであれば、他の形状であってもよい。
本発明の実施の形態に係わる遊技球揚送装置を備えた遊技機島の内部構造を示す正面図である。 駆動式補給路によって搬送中の遊技球の挙動の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技球揚送装置の上部タンク両側部への設置状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技球揚送装置の内部構造を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技球揚送装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技球揚送装置を示す側面図である。 テンション調整部材の取り付け状態を例示した説明図である。 揚送ベルトを構成するリフト体を示す斜視図である。 リフト体を示す平面図である。 図9の矢視Aにおけるリフト体の正面図である。 図9の矢視Bにおけるリフト体の背面図である。 図9の矢視Cにおけるリフト体の側面図である。 図9のC−C´端面図である。 図9のD−D´端面図である。 図9のE−E´端面図である。 図9の矢視Aにおけるリフト体の正面図である。 遊技球揚送装置の導入位置J近傍を拡大示した説明図である。 仕切り壁に進路変更部材を配したタイプの駆動式補給路の一部を示す平面図である。 進路変更部材を示す説明図である。 多量の遊技球を搬送する状態の駆動式補給路の一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態における遊技球揚送装置の設置状態を示す説明図である。
符号の説明
2…遊技機
3…遊技球貸機
5…遊技球
10…遊技機島
11…島柱
12…揚送研磨装置
12a…球導入口
13…上部タンク
13a…中継板
13b…分離底板
15…下部タンク
16…回収コンベア
17…オーバーフロー管
18…オーバーフローシャッタ
18a…オーバーフロー管
20…遊技球揚送装置
21…揚送ベルト
22…駆動プーリ
22a、23a…回転軸
22b、23b…軸受部材
22c…受動プーリ
23…従動プーリ
24…モータ
24a…モータプーリ
24b…駆動ベルト
24c…モータハウジング
24d…ネジ
25…導入板
25a…切欠部
26…排出板
27…テンションプーリ
27a…回動軸
27b…軸受部材
27c…テンション調整部材
27d…ネジ
27e…長穴
27f…ネジ
28…目盛り
30…支持部材
31…第1支持板
31a…長穴
32…第2支持板
33…支持フレーム
35…リミットスイッチ
36…電源部
37…スリットセンサ
38…保護カバー
40…リフト体
41…連結軸
42…軸支持部
42a、42b…軸受け片
43…係止突起
50…駆動式補給路
51…第1ベルトコンベア
52…第2ベルトコンベア
61…シュート
61a…専用シュート
62…取込口
63…玉受けスペース
70…駆動式補給路
71…第1ベルトコンベア
72…第2ベルトコンベア
73…仕切り壁
74…進路変更部材
80…補給路
80a…下流端
80b…上流端
J…導入位置
K…排出位置

Claims (10)

  1. 揚送研磨装置によって研磨され揚送された遊技球を貯留する上部タンクと該上部タンク内の遊技球を複数並設して収容した各遊技機に搬送するための補給路とを備えた遊技機島内に設けられ、遊技球を係止可能な無端の揚送ベルトを駆動プーリと従動プーリとに架け渡して備え、モータで前記駆動プーリを回転駆動して前記揚送ベルトを周回させることにより、前記上部タンク内に貯留された遊技球を前記上部タンクの底から前記補給路へ揚送して排出する遊技球揚送装置において、
    前記モータと前記駆動プーリと前記従動プーリとを、前記揚送ベルトで囲まれた領域内に収納されるように配置して支持部材に組み込み、当該装置をユニットにした
    ことを特徴とする遊技球揚送装置。
  2. 複数並設して収容した各遊技機に遊技球を搬送する傾斜した複数の補給路を下流端の上方に次の補給路の上流端が位置するよう配置して備えた遊技機島内の前記補給路間に設けられ、遊技球を係止可能な無端の揚送ベルトを駆動プーリと従動プーリとに架け渡して備え、モータで前記駆動プーリを回転駆動して前記揚送ベルトを周回させることにより、前記補給路の下流端から導入した遊技球を揚送して次の補給路の上流端に排出する遊技球揚送装置において、
    前記モータと前記駆動プーリと前記従動プーリとを、前記揚送ベルトで囲まれた領域内に収納されるように配置して支持部材に組み込み、当該装置をユニットにした
    ことを特徴とする遊技球揚送装置。
  3. 前記揚送ベルトの外周面には、幅方向の中心部から両端に向けて下り傾斜した上面を有する係止突起が間隔をあけて幅方向に複数配設されており、
    隣り合う前記係止突起の間で遊技球を係止して揚送する
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の遊技球揚送装置。
  4. 前記揚送ベルトは、複数のリフト体を連結軸によって回動自在に連結したものであり、
    前記連結軸を通して支持する各リフト体の軸支持部は、略半周状の軸受け片を間欠的にかつ上下交互に複数配設したものである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技球揚送装置。
  5. 前記支持部材は、前記駆動プーリと前記従動プーリの回転軸の両端を支持する2枚の第1支持板と、前記2枚の第1支持板の内側にあって前記揚送ベルトを幅方向の両側から挟むように配置された2枚の第2支持板と、前記各支持板の間に配置され、これらを連結固定する支持フレームとを備えてなり、さらに前記いずれかの支持板に前記モータは支持される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遊技球揚送装置。
  6. 前記駆動プーリと前記従動プーリとを、外部から導入あるいは外部へ排出する遊技球の通路の高さに合わせて固定配置しておき、
    前記駆動プーリと前記モータの駆動軸に接続されたモータプーリとに架け渡された駆動ベルトの張力を前記モータの位置調整によって調整するとともに、
    前記揚送ベルトの張力を調整可能なテンションプーリを、さらに前記揚送ベルトで囲まれた領域内に収納し、
    前記テンションプーリの位置調整によって前記揚送ベルトの張力を調整した
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の遊技球揚送装置。
  7. 前記テンションプーリの回動軸は両端部に配置された各軸受部材に支持され、前記各軸受部材はそれぞれ対応するテンション調整部材に固定され、前記各テンション調整部材は、前記駆動プーリと前記従動プーリとを支持する支持板にそれぞれ位置調整可能にネジ止めされており、
    前記ネジを緩めて前記各テンション調整部材の位置を各々変化させることにより、前記各軸受部材を介して前記テンションプーリの位置調整を行なって前記揚送ベルトの張力を調整する
    ことを特徴とする請求項6に記載の遊技球揚送装置。
  8. 前記支持板と前記各テンション調整部材との相対位置を示す目盛りを設けた
    ことを特徴とする請求項7に記載の遊技球揚送装置。
  9. 前記補給路は、前記上部タンクから供給された遊技球を前記遊技機島の長手方向にわたって搬送し、かつ搬送方向を互いに逆向きにした2本のベルトコンベアを平行に並設して構成され、逆向きに搬送される遊技球同士を前記2本のベルトコンベアの境界部で衝突させることを起因として、前記搬送される遊技球を前記複数の遊技機の取込口に取り込むようにしたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の遊技球揚送装置。
  10. 前記補給路は、前記上部タンクから供給された遊技球を前記遊技機島の長手方向にわたって搬送し、かつ搬送方向を互いに逆向きにした2本のベルトコンベアを平行に並設して構成され、
    前記2本のベルトコンベアの境界部に該ベルトコンベアの長手方向に沿って仕切り壁を設け、
    前記仕切り壁の両壁面に、前記搬送路の搬送方向と平行な姿勢に対して前記取込口側の面が搬送方向上流側を向くように傾斜した第1姿勢と、前記第1姿勢に比べて前記傾斜の少ない第2姿勢とに変位しかつ前記第1姿勢に向けて弾性力で付勢された進路変更部材を配設し、前記搬送される遊技球を前記進路変更部材に衝突させることを起因として、前記搬送される遊技球を前記複数の遊技機の取込口に取り込むようにしたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の遊技球揚送装置。
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