JP2007534817A - 高い動力学的特性、同時に低いcmc及び高い洗浄能力及び清浄化能力を有する相乗界面活性剤 - Google Patents
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Abstract
本発明は、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤と少なくとも1種の両性界面活性剤とからなる界面活性剤混合物、前記界面活性剤混合物0.01〜40質量%と、水60〜99.99質量%と、添加剤0〜5質量%とからなる溶液、及び洗剤、清浄化剤、洗浄剤、被覆、湿潤剤、エマルション、懸濁液、皮革処理及び/又は繊維処理のための均染助剤又は調製剤中でのミセル形成濃度の低下、濡れ速度の向上及び界面への吸着の改善のための、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤と少なくとも1種の両性界面活性剤とからなるか又は少なくとも1種の非イオン性界面活性剤と少なくとも1種の両性界面活性剤とからなる界面活性剤混合物の使用、及びジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のNa塩とミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド又は3〜7当量のエチレンオキシドでエトキシル化されているイソトリデカノールとミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシドとからなる界面活性剤混合物を有する洗浄剤に関する。
Description
本発明は、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤及び少なくとも1種の両性界面活性剤とからなる界面活性剤混合物、エチレンオキシドでアルコキシル化されているイソトリデカノールと、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシドとからなる界面活性剤混合物、ミセル濃度の低下、濡れ速度の向上及び界面での吸着の改善のための相応する界面活性剤混合物の使用、並びに本発明による界面活性剤混合物を有する洗浄剤に関する。
高い動力学的界面活性剤系の提供は、多くの分野における中心的な課題である。溶剤としての水の表面張力を低い値に調節しかつ急速な濡れのための必要条件をもたらすために、アルコール、例えばエタノール及びイソプロパノールを使用することが多い。アルコールは、その揮発性のためにもちろんヒト及び環境に対して問題がある。アセチレンとアルデヒドとから製造することができる疎水性のアルコールの極めて良好な濡れ作用は公知である。市販製品として、例えば商品名Surfynol(R)が市販されている。この分子はミセルを形成せず、従って、表面から疎水性材料を剥離、乳化又は可溶化させることはできない。
全ての有効な湿潤剤は、一般に会合する傾向が低く、つまりミセル形成する傾向が低い。従って、この物質は同時に、ミセルの存在が前提となっている洗浄及び清浄化のような用途に使用されない。
更なる物質との関連での多様な界面活性剤の混合物は先行技術から公知である。
US 4,276,205は、アミンオキシド、エトキシル化されたアルコール又はエトキシル化されたアルキルフェノール及び2000〜40000g/molの分子量を有するC2〜C4−アルキレンオキシドの縮合生成物を有する、冷水中で改善された洗浄力を有する界面活性剤組成物を開示している。
US 4,405,483は、界面活性剤、アルミノケイ酸塩イオン交換体材料、安定剤、及びカルシウムイオン及びマグネシウムイオンを水中で吸収するポリマー化合物を有する液体洗浄組成物を開示している。
WO 99/19438は、アニオン性界面活性剤不含であり、かつ線状エトキシル化されたアルコール及びアミンオキシド又はベタインを含有する水性洗浄組成物を開示している。場合による成分として、前記組成物は例えばカチオン性アンモニウム化合物を含有する。
詳細に記載されたエトキシル化された両性イオンの化合物と、他の洗浄剤との組合せを含有する、US 3,929,678に開示された界面活性剤混合物は、汚れの除去のために適している。
EP 0 347 199 A2は、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム又はアンモニウムと、抗微生物性の化合物、例えば1−ヒドロキシ−2−ピロリドン及び1−イミダゾリル−2−ブタノン又はそれらの誘導体を含有する水性シャンプー組成物を開示している。
DE 199 18 267 A1は、敏感な内容物が、温度安定性、貯蔵安定性及び輸送安定性で、容易に取扱ができる形に処理されている食器用洗剤を開示している。これは、アニオン性及び両性の界面活性剤、ポリマー及びマイクロカプセルを有する濃縮された界面活性剤を含有する薬剤により達成される。
農薬の適用、水性顔料分散液を用いた車体の塗装、金属加工、製紙及び繊維製造、印刷及び着色のようなプロセスは、急速に行われるスプレープロセス及び濡れプロセスに基づく。この事象を水性ベースの調製剤中でコントロールするために、数ミリ秒の間で表面張力及び界面張力を低下させることができる高い動力学的な界面活性剤が必要である。この界面活性剤は、一般に、短いアルキル鎖又は分枝構造を有する両親媒性物質であり;一般に高いミセル形成濃度を有する構造を有し、それによりミセル形成しない分子の濃度が高い。これは、効果的な濡れ及びスプレー時の小さな液滴の形成のための前提条件としての表面での急速な拡散、界面膜の形成、及び界面エネルギーの低下と関連している。この構造は、一般に、高いミセル形成濃度を有するため、例えば、油汚れを洗浄及び清浄化プロセスにおいて除去するために、同時の乳化、可溶化のための前提条件は低い適用濃度では生じない。
界面活性剤は、界面に蓄積され、かつ2つの相の間の界面エネルギーを低下させる特性を有する。この界面活性剤は親水性の分子部分と疎水性の分子部分とからなり、その際、前記界面活性剤分子は水溶液中で界面活性剤濃度が増大すると共に、界面を完全に覆うまで界面に蓄積される。所定の濃度から、溶液中に残留する遊離した界面活性剤は会合体を形成し、これがミセルと言われる。この限界濃度は、臨界ミセル形成濃度(cmc)として表され、つまりこの濃度を上回ると界面活性剤はミセルを形成する。
使用濃度でミセルが存在する界面活性剤のわずかな動力学についての理由は多様であることができる。理由は、ミセルの安定化であることができ、その結果、ミセル会合体から遊離して溶解する界面活性剤の後供給は十分に急速に行われない。さらに、ミセルはゆっくりと拡散され、かつそれにより界面は後に単分子として達成されることは公知である。さらに、界面でのミセルに対する吸着バリアが低い動力学の理由であることもできる。このミセルの存在と関連する動力学的欠点は、ミセルの分解又はミセル会合体から個々の界面活性剤の後供給を促進することができる場合に回避することができる。
先行技術から公知の界面活性剤及び界面活性剤の混合物の問題は、前記界面活性剤が動力学的に高く、それにより急速に界面に吸収され、界面膜を形成し、それにより界面エネルギーを低下させるか、又は前記界面活性剤は低いミセル形成濃度を有するため、汚れの乳化、可溶化又は溶解のための前提条件が与えられていることである。この両方の前提条件は同時に存在しないため、公知の界面活性剤もしくは界面活性剤混合物はそれぞれ限定された適用分野において使用できるにすぎない。
本発明の課題は、動力学的に高く、かつそれにより急速に表面に吸着し、界面膜を形成し、それにより界面エネルギーを低下させる界面活性剤混合物を提供することである。この界面活性剤混合物は、同時に低いミセル形成濃度を有するのが好ましいため、付加的に汚れの乳化、可溶化又は剥離のための前提条件が与えられ、かつこの界面活性剤系は従って広い適用範囲にわたり使用することができる。
前記課題は、本発明の場合に、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤と少なくとも1種の両性界面活性剤からなる界面活性剤混合物により解決される。
本発明は、
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなり、
その際、この合計が100質量%である界面活性剤混合物に関する。
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなり、
その際、この合計が100質量%である界面活性剤混合物に関する。
本発明による界面活性剤混合物の成分を次に説明する:
アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤は、水溶液中でアニオンを形成しながら解離する1つ又は複数の官能性アニオン活性基を有する界面活性化合物であり、これは最終的に界面活性特性の要因となる。
アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤は、水溶液中でアニオンを形成しながら解離する1つ又は複数の官能性アニオン活性基を有する界面活性化合物であり、これは最終的に界面活性特性の要因となる。
本発明による界面活性剤混合物中に使用することができるアニオン性界面活性剤は、硫黄含有の有機化合物から選択することができ、有利にC1〜C16−アルキルベンゼンスルホン酸塩、C1〜C20−アルカンスルホン酸塩、C2〜C20−オレフィンスルホン酸塩、ジ−C1〜C20−アルキルスルホコハク酸塩、ジ−C1〜C20−アルキルフェノールスルホコハク酸塩、第一級又は第二級C1〜C20−アルキル硫酸塩、1〜25個のエトキシ基を有するC1〜C20−アルキルポリエーテルエトキシ硫酸塩及びその混合物から選択され、その際、前記アニオン性界面活性剤はそのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、C1〜C6−アルカノールアミン塩又はC1〜C6−アルキルアミン塩又はこれらの混合物として存在する。
特に有利に、アニオン性界面活性剤として、ジ−C1〜C20−アルキルスルホコハク酸塩又はジ−C1〜C20−アルキルフェノールスルホコハク酸塩のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩が、本発明による界面活性剤混合物中に使用される。
アニオン性界面活性剤として特に有利に使用されるジ−C1〜C20−アルキルスルホコハク酸塩は、一般式(I)
[式中、M1及びR1は次の意味を表す:
R1:線状又は分枝状の、飽和又は不飽和のC1〜C20−基、有利に線状又は分枝状の、飽和したC1〜C10−アルキル基、特に有利に1箇所分枝したC8−アルキル基、
M1:アルカリ金属、アルカリ土類金属又は+NR2 4、その際、
R2:相互に無関係に水素又は線状又は分枝状のC1〜C6−アルキル基、
有利に、アルカリ金属はLi、Na及びKからなるグループから選択される]に相当する。
R1:線状又は分枝状の、飽和又は不飽和のC1〜C20−基、有利に線状又は分枝状の、飽和したC1〜C10−アルキル基、特に有利に1箇所分枝したC8−アルキル基、
M1:アルカリ金属、アルカリ土類金属又は+NR2 4、その際、
R2:相互に無関係に水素又は線状又は分枝状のC1〜C6−アルキル基、
有利に、アルカリ金属はLi、Na及びKからなるグループから選択される]に相当する。
M1がアルカリ土類金属を表す場合に、相応するカチオンとアニオンとは1:2の割合で存在し、その結果、電荷中性が生じる。
特に有利に、アニオン性界面活性剤としてジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のナトリウム塩が、本発明による界面活性剤混合物中に使用される。
本発明による界面活性剤混合物中に使用可能なアニオン性界面活性剤は、当業者に公知の方法により製造できる。
両性もしくは両性イオン性界面活性剤
両性界面活性剤及び両性イオン性界面活性剤の概念は、本明細書中で同じ意味として使用する。
両性界面活性剤及び両性イオン性界面活性剤の概念は、本明細書中で同じ意味として使用する。
本発明による界面活性剤混合物中で、両性界面活性剤として、水溶液中でイオン化することができかつその場合媒体の条件に応じて界面活性化合物にアニオン性又はカチオン性の特徴を付与する少なくとも2つの官能基を有する全ての界面活性物質を使用することができる。
本発明による混合物中で使用することができる両性界面活性剤には、ベタイン、アミンオキシド、アルキルアミドアルキルアミン、アルキル置換アミノ酸、アセチル化アミノ酸もしくは天然由来の界面活性剤、例えばレシチン又はサポニンが属する。
ベタイン
適当なベタインは、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、イミダゾリニウムベタイン、スルホベタイン並びにホスホベタインであり、有利に式(II)
[式中、
R3は、飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基、
XはNH、NR6(その際、R6はC1〜C4−アルキル基)、O又はS、
nは1〜10、有利に2〜5、特に3の数、
xは0又は1、有利に1、
R4、R5は相互に無関係に、C1〜C4−アルキル基、前記基は場合によりヒドロキシ置換されている、例えばヒドロキシエチル基、特にメチル基、
mは1〜4、特に1、2又は3の数、
yは0又は1、及び
YはCOO、SO3、OPO(OR7)O又はP(O)(OR7)O、その際、R7は水素原子又はC1〜C4−アルキル基である]である。
適当なベタインは、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、イミダゾリニウムベタイン、スルホベタイン並びにホスホベタインであり、有利に式(II)
R3は、飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基、
XはNH、NR6(その際、R6はC1〜C4−アルキル基)、O又はS、
nは1〜10、有利に2〜5、特に3の数、
xは0又は1、有利に1、
R4、R5は相互に無関係に、C1〜C4−アルキル基、前記基は場合によりヒドロキシ置換されている、例えばヒドロキシエチル基、特にメチル基、
mは1〜4、特に1、2又は3の数、
yは0又は1、及び
YはCOO、SO3、OPO(OR7)O又はP(O)(OR7)O、その際、R7は水素原子又はC1〜C4−アルキル基である]である。
アルキル−及びアルキルアミドベタイン、カルボキシレート基(Y=COO-)を有する式(II)のベタインは、カルボベタインとも言われる。
他の両性界面活性剤は、式(III)のアルキルベタイン、式(IV)のアルキルアミドベタイン、式(V)のスルホベタイン及び式(VI)のアミドスルホベタイン
[式中、R3は式(II)と同じ意味を有する]である。
適当なベタイン及びスルホベタインの例は、次の化合物(INCI命名法)である:アーモンドアミドプロピルベタイン、アプリコットアミドプロピルベタイン、アボカドアミドプロピルベタイン、ババスアミドプロピルベタイン、ベヘンアミドプロピルベタイン、ベヘニルベタイン、ベタイン、カノーラアミドプロピルベタイン、カプリル/カプリルアミドプロピルベタイン、カルニチン、セチルベタイン、ココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ココアミドプロピルヒドロキシスルタミン、ココ−ベタイン、ココ−ヒドロキシスルタミン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココ−スルタミン、デシルベタイン、ジヒドロキシエチルオレイルグリシナート、ジヒドロキシエチル大豆グリシナート、ジヒドロキシエチルステアリルグリシナート、ジヒドロキシエチル獣脂グリシナート、ジメチコンプロピルPBベタイン、エルカミドプロピルヒドロキシスルタミン、水素化獣脂ベタイン、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタミン、ラウリルスルタミン、ミルカミドプロピルベタイン、ミンカミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、ミリスチルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタミン、オレイルベタイン、オリーブアミドプロピルベタイン、パームアミドプロピルベタイン、パルミタミドプロピルベタイン、パルミトイルカルニチン、パーム核アミドプロピルベタイン、ポリテトラフルオロエチレンアセトキシプロピルベタイン、リシノールアミドプロピルベタイン、セサミドプロピルベタイン、大豆アミドプロピルベタイン、ステアラミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、獣脂アミドプロピルベタイン、獣脂アミドプロピルヒドロキシスルタミン、獣脂ベタイン、獣脂ジヒドロキシエチルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン及びコムギ胚芽アミドプロピルベタイン。
アミンオキシド
本発明による、両性界面活性剤として適したアミドオキシドには、アルキルアミンオキシド、特にアルキルジメチルアミンオキシド、アルキルアミドアミンオキシド及びアルコキシアルキルアミンオキシドが属する。有利なアミンオキシドは式(VII)及び(VIII)
[式中、R8は飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18−アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C15−アルキル基であり、アルキルアミドアミンオキシドの場合にはカルボニルアミドアルキレン基−CO−NH−(CH2)z−を介して、アルコキシアルキルアミノオキシドの場合にはオキサアルキレン基−O−(CH2)zを介して窒素原子Nと結合していて、その際、zはそれぞれ1〜10、有利に2〜5、特に3の数であり、R9、R10は相互に無関係にC1〜C4−アルキル基、これは場合によりヒドロキシ置換された、例えばヒドロキシエチル基、特にメチル基である]である。
本発明による、両性界面活性剤として適したアミドオキシドには、アルキルアミンオキシド、特にアルキルジメチルアミンオキシド、アルキルアミドアミンオキシド及びアルコキシアルキルアミンオキシドが属する。有利なアミンオキシドは式(VII)及び(VIII)
適当なアミノオキシドの例は、次の化合物(INCI命名法)である:アーモンドアミドプロピルアミンオキシド、ババスアミドプロピルアミンオキシド、ベヘンアミンオキシド、ココアミドプロピルアミンオキシド、ココアミンオキシド、ココ−モルホリンオキシド、デシルアミンオキシド、デシルテトラデシルアミンオキシド、ジアミノピリミジンオキシド、ジ−ヒドロキシエチル−C8〜C10−アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチル−C9〜C11−アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチル−C12〜C15−アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウラミンオキシド、ジヒドロキシエチルステアラミンオキシド、ジヒドロキシエチル獣脂アミンオキシド、水素化パーム核アミンオキシド、水素化獣脂アミンオキシド、ヒドロキシエチルヒドロキシプロピル−C12〜C15−アルコキシプロピルアミンオキシド、イソステアラミドプロピルアミンオキシド、イソステアラミドプロピルモルホリンオキシド、ラウラミドプロピルアミンオキシド、ラウラミンオキシド、メチルモルホリンオキシド、ミルカミドプロピルアミンオキシド、ミルカミドプロピルアミンオキシド、ミリスタミドプロピルアミンオキシド、ミリスタミンオキシド、ミリスチル/セチルアミンオキシド、オレアミノプロピルアミノキシド、オレアミンオキシド、オリーブアミドプロピルアミンオキシド、パルミタミドプロピルアミンオキシド、パルミタミンオキシド、PEG−3ラウラミンオキシド、カリウムジヒドロキシエチルココアミンオキシドホスファート、カリウムトリホスホノメチルアミンオキシド、セサミドプロピルアミンオキシド、大豆アミドプロピルアミンオキシド、ステアラミドプロピルアミンオキシド、ステアラミンオキシド、獣脂アミドプロピルアミンオキシド、獣脂アミンオキシド、ウンデシレンアミドプロピルアミンオキシド、コムギ胚芽アミドプロピルアミンオキシド、ココイルジメチルアミノオキシド、ラウリルジメチルアミノオキシド、デシルジメチルアミノオキシド及びミリスチルジメチルアミノオキシド。
アルキルアミドアルキルアミン
アルキルアミドアルキルアミンは、式(IX)
[式中、R11は、飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C13−アルキル基、
R12は、水素原子H又はC1〜C4−アルキル基、有利にH、
iは1〜10、有利に2〜5、特に2又は3の数、
R13は、水素又はCH2COOM2(M2については下記参照)、
jは1〜4、有利に1又は2、特に1の数、
kは0〜4、有利に0又は1の数、
lは0又は1であり、
ZはCO、SO2、OPO(OR14)又はP(O)(OR14)、その際、R14はC1〜C4−アルキル又はM2(下記参照)であり、かつ
M2は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンである]の両性界面活性剤である。
アルキルアミドアルキルアミンは、式(IX)
R12は、水素原子H又はC1〜C4−アルキル基、有利にH、
iは1〜10、有利に2〜5、特に2又は3の数、
R13は、水素又はCH2COOM2(M2については下記参照)、
jは1〜4、有利に1又は2、特に1の数、
kは0〜4、有利に0又は1の数、
lは0又は1であり、
ZはCO、SO2、OPO(OR14)又はP(O)(OR14)、その際、R14はC1〜C4−アルキル又はM2(下記参照)であり、かつ
M2は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンである]の両性界面活性剤である。
例示されるアルキルアミドアルキルアミンは次の化合物である(INCI命名法):ココアンフォ二プロピオン酸、ココベタインアミドアンフォプロピオナート、DEA−ココアンフォジプロピオナート、カプロアンフォ二酢酸二ナトリウム、カプロアンフォ二プロピオン酸二ナトリウム、カプリロアンフォ二酢酸二ナトリウム、カプリロアンフォ二プロピオン酸二ナトリウム、ココアンフォカルボキシエチルヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ココアンフォ二酢酸二ナトリウム、ココアンフォ二プロピオン酸二ナトリウム、イソステアロアンフォ二酢酸二ナトリウム、イソステアロアンフォ二プロピオン酸二ナトリウム、ラウレス−5カルボキシアンフォ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンフォ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンフォ二プロピオン酸二ナトリウム、オレオアンフォ二プロピオン酸二ナトリウム、PPG−2−イソデセス−7カルボキシアンフォ二酢酸二ナトリウム、ステアロアンフォ二酢酸二ナトリウム、獣脂アンフォ二酢酸二ナトリウム、コムギ胚芽アンフォ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンフォ二プロピオン酸、クアテルニウム−85、カプロアンフォ酢酸ナトリウム、カプロアンフォヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプロアンフォプロピオン酸ナトリウム、カプリルアンフォ酢酸ナトリウム、カプリルアンフォヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプリルアンフォプロピオン酸ナトリウム、ココアンフォ酢酸ナトリウム、ココアンフォヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココアンフォプロピオン酸ナトリウム、コルンアンフォプロピオン酸ナトリウム、イソステアロアンフォ酢酸ナトリウム、イソステアロアンフォプロピオン酸ナトリウム、ラウロアンフォ酢酸ナトリウム、ラウロアンフォヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロアンフォPG−酢酸ナトリウムホスファート、ラウロアンフォプロピオン酸ナトリウム、ミリストアンフォ酢酸ナトリウム、オレオアンフォ酢酸ナトリウム、オレオアンフォヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、オレオアンフォプロピオン酸ナトリウム、リシノレオアンフォ酢酸ナトリウム、ステアロアンフォ酢酸ナトリウム、ステアロアンフォヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ステアロアンフォプロピオン酸ナトリウム、獣脂アンフォプロピオン酸ナトリウム、獣脂アンフォ酢酸ナトリウム、ウンデシレノアンフォ酢酸ナトリウム、ウンデシレノアンフォプロピオン酸ナトリウム、コムギ胚芽アンフォ酢酸ナトリウム及びラウロアンフォPG−酢酸三ナトリウムクロリドホスファート。
アルキル置換アミノ酸
本発明により有利なアルキル置換アミノ酸は、式(XIV)
[式中、R15は、飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基、
R16は、水素又はC14−アルキル基、有利にH、
uは0〜4、有利に0又は1、特に1の数、及び
M3は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンである]のモノアルキル置換アミノ酸、式(XV)
[式中、R17は、飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基、
vは1〜5、有利に2又は3、特に2の数、及び
M4は、水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンであり、その際、両方のカルボキシ基中のM4は同じ又は2つの異なる意味でを有していてもよく、例えば水素とナトリウム又は2つのナトリウムであってもよい]のアルキル置換イミノ酸、及び式(XVI)
[式中、R18は、飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C18アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基、
R19は、水素又はC1〜C4−アルキル基、場合によりヒドロキシ置換又はアミン置換されている、例えばメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基又はアミノプロピル基、
R20は、20個の天然α−アミノ酸の基H2NCH(R20)COOH、及び
M5は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンである]のモノ−又はジアルキル置換天然アミノ酸である。
本発明により有利なアルキル置換アミノ酸は、式(XIV)
R16は、水素又はC14−アルキル基、有利にH、
uは0〜4、有利に0又は1、特に1の数、及び
M3は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンである]のモノアルキル置換アミノ酸、式(XV)
vは1〜5、有利に2又は3、特に2の数、及び
M4は、水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンであり、その際、両方のカルボキシ基中のM4は同じ又は2つの異なる意味でを有していてもよく、例えば水素とナトリウム又は2つのナトリウムであってもよい]のアルキル置換イミノ酸、及び式(XVI)
R19は、水素又はC1〜C4−アルキル基、場合によりヒドロキシ置換又はアミン置換されている、例えばメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基又はアミノプロピル基、
R20は、20個の天然α−アミノ酸の基H2NCH(R20)COOH、及び
M5は、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はプロトン化アルカノールアミン、例えばプロトン化モノ−、ジ−又はトリエタノールアミンである]のモノ−又はジアルキル置換天然アミノ酸である。
例示されるアルキル置換アミノ酸は、次の化合物(INCI命名法)である:アミノプロピルラウリルグルタミン、ココアミノ酪酸、DEA−ラウラミノプロピオナート、ココアミノプロピルイミノ二酢酸二ナトリウム、二ナトリウムジカルボキシエチルココプロピレンジアミン、ラウルイミノ二プロピオン酸二ナトリウム、ステアルイミノ二プロピオン酸二ナトリウム、獣脂イミノ二プロピオン酸二ナトリウム、ラウラミノプロピオン酸、ラウリルアミノプロピルグリシン、ラウリルジエチレンジアミノグリシン、ミリスタミノプロピオン酸、C12〜C15アルコキシプロピルイミノ二プロピオン酸二ナトリウム、ココアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウラミノプロピオン酸ナトリウム、ラウルイミノ二プロピオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルアミノプロピオン酸ナトリウム、TEA−ラウラミノプロピオナート及びTEA−ミリスタミノプロピオナート。
アシル化アミノ酸
アシル化アミノ酸は、アミノ窒素原子に飽和又は不飽和の脂肪酸R21COOHのアシル基R21COを有するアミノ酸、特に20個の天然α−アミノ酸であり、その際、R21は飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C22−アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基である。アシル化アミノ酸は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアルカノールアンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−又はトリエタノールアンモニウム塩としても使用することができる。例示されるアシル化アミノ酸は、アシル誘導体、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸、カプロイルグリシン又はミリストイルメチラニンである。
アシル化アミノ酸は、アミノ窒素原子に飽和又は不飽和の脂肪酸R21COOHのアシル基R21COを有するアミノ酸、特に20個の天然α−アミノ酸であり、その際、R21は飽和又は不飽和のC6〜C22−アルキル基、有利にC8〜C22−アルキル基、特に飽和C10〜C16−アルキル基、例えば飽和C12〜C14−アルキル基である。アシル化アミノ酸は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアルカノールアンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−又はトリエタノールアンモニウム塩としても使用することができる。例示されるアシル化アミノ酸は、アシル誘導体、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸、カプロイルグリシン又はミリストイルメチラニンである。
特に有利な両性界面活性剤として、本発明による界面活性剤混合物中に、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシドが使用される。
本発明による界面活性剤混合物は、それぞれ有利に1種のアニオン性界面活性剤と、1又は2種の両性界面活性剤とからなる。
さらに有利な実施態様の場合には、本発明による界面活性剤は、1種のアニオン性界面活性剤40〜60質量%、特に有利に45〜55質量%、さらに特に有利に50質量%と、1種の両性界面活性剤又は2種の両性界面活性剤の混合物40〜60質量%、特に有利に45〜55質量%、さらに特に有利に50質量%とからなる。
さらに有利な実施態様の場合には、本発明による界面活性剤混合物は、ジ−2−エチルヘキシルスルホスクシナートのNa塩と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシドとからなる。
本発明による界面活性剤混合物のミセル形成濃度(cmc)は、本発明の有利な実施態様の場合に、25℃で<1.0g/lであり、特に有利にこのミセル形成濃度(cmc)は<0.5g/l、さらに特に有利に<0.1g/lである。
さらに有利な実施態様の場合に、25℃で最大泡圧法(Methode des maximalen Blasendrucks)により測定して、0.1s後の1g/lの濃度の界面活性剤混合物の水溶液の表面張力は<45mN/mであり、特に有利にこの表面張力は<40mN/m、さらに特に有利に<36mN/mである。
本発明は、
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなり、
この合計は100質量%となる本発明による界面活性剤混合物0.01〜40質量%、有利に0.05〜10質量%、特に有利に0.05〜5質量%と、水60〜99.99質量%、有利に90〜99.95質量%、特に有利に95〜99.95質量%及び塩、錯生成剤、pH調節剤、溶剤、例えばイソプロパノール、エタノール又はブチルジグリコールエーテル、着色剤、香料及びこれらの混合物のからなるグループから選択された添加剤0〜25質量%、有利に0〜20質量%、特に有利に0〜18質量%、さらに特に有利に0〜10質量%とからなり、その際、界面活性剤混合物、水及び場合による添加剤の合計はそれぞれ100質量%となる溶液にも関する。有利に、本発明による溶液は、界面活性剤混合物及び水だけからなる。
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなり、
この合計は100質量%となる本発明による界面活性剤混合物0.01〜40質量%、有利に0.05〜10質量%、特に有利に0.05〜5質量%と、水60〜99.99質量%、有利に90〜99.95質量%、特に有利に95〜99.95質量%及び塩、錯生成剤、pH調節剤、溶剤、例えばイソプロパノール、エタノール又はブチルジグリコールエーテル、着色剤、香料及びこれらの混合物のからなるグループから選択された添加剤0〜25質量%、有利に0〜20質量%、特に有利に0〜18質量%、さらに特に有利に0〜10質量%とからなり、その際、界面活性剤混合物、水及び場合による添加剤の合計はそれぞれ100質量%となる溶液にも関する。有利に、本発明による溶液は、界面活性剤混合物及び水だけからなる。
3〜7、有利に5当量のエチレンオキシドでエトキシル化されたイソトリデカノールと、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシドとからなる界面活性剤混合物は、高い濡れ速度及び界面への吸着の改善に関する本発明による有利な特性を有する。
従って、本発明は、3〜7、有利に5当量のエチレンオキシドでエトキシル化されているイソトリデカノール30〜50質量%、有利に35〜45質量%、特に有利に40質量%と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド50〜70質量%、有利に55〜65質量%、特に有利に60質量%とからなり、その合計はそれぞれ100質量%となる界面活性剤混合物にも関する。
本発明により使用された、3〜7、有利に5当量のエチレンオキシドでエトキシル化されているイソトリデカノールは、当業者に公知の方法により製造できる。
さらに、本発明は、
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%、有利に40〜60質量%、特に有利に45〜55質量%、さらに特に有利に50質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%、有利に40〜60質量%、特に有利に45〜55質量%、さらに特に有利に50質量%とからなるか、又は
少なくとも1種の非イオン性界面活性剤10〜90質量%、有利に30〜50質量%、特に有利に35〜45質量%、さらに特に有利に40質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%、有利に50〜70質量%、特に有利に55〜65質量%、さらに特に有利に60質量%とからなり、
その際、この合計はそれぞれ100質量%となる界面活性剤混合物の、洗剤、清浄化剤、洗浄剤、被覆、湿潤剤、エマルション、懸濁液、皮革処理及び/又は繊維処理用の均染助剤又は調製剤中でのミセル形成濃度の低下、濡れ速度の向上及び界面への吸着の改善のための使用にも関する。
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%、有利に40〜60質量%、特に有利に45〜55質量%、さらに特に有利に50質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%、有利に40〜60質量%、特に有利に45〜55質量%、さらに特に有利に50質量%とからなるか、又は
少なくとも1種の非イオン性界面活性剤10〜90質量%、有利に30〜50質量%、特に有利に35〜45質量%、さらに特に有利に40質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%、有利に50〜70質量%、特に有利に55〜65質量%、さらに特に有利に60質量%とからなり、
その際、この合計はそれぞれ100質量%となる界面活性剤混合物の、洗剤、清浄化剤、洗浄剤、被覆、湿潤剤、エマルション、懸濁液、皮革処理及び/又は繊維処理用の均染助剤又は調製剤中でのミセル形成濃度の低下、濡れ速度の向上及び界面への吸着の改善のための使用にも関する。
本発明による用途の例を次に挙げる:汎用クリーナー、繊維洗剤、スプレークリーナー、食器洗剤、金属処理を含めた個人用又は工業用及び施設用の領域における清浄化のため、製紙用、湿潤剤、印刷工業における印刷版又は印刷ローラクリーナー、塗料、被覆、塗料工業及びシート工業用の接着剤、エマルションの製造及び安定化、乳化重合の場合、繊維工業における調製剤、例えば均染剤又は糸洗浄のための調製剤又は皮革の製造のための調製剤。
非イオン性界面活性剤として、本発明の場合に、水性媒体中でイオンを生成しない全ての界面活性物質又は化合物を使用することができる。
例示的に次の化合物が挙げられる:
− 少なくとも1種の活性水素原子を有する化合物のアルコキシル化により生じる化合物、
− アルキルフェノールのアルコキシラート、
− C2〜C6−アルキレンオキシドのブロックポリマー及び
−アルキルグリコシド。
− 少なくとも1種の活性水素原子を有する化合物のアルコキシル化により生じる化合物、
− アルキルフェノールのアルコキシラート、
− C2〜C6−アルキレンオキシドのブロックポリマー及び
−アルキルグリコシド。
非イオン性界面活性剤として、アルキレンオキシド、有利にエチレンオキシド又はプロピレンオキシド3〜30molと、8〜24個の炭素原子と少なくとも1つの反応性水素原子、特に反応性ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基又はカルボキシル基を有する脂肪族又はアルキル芳香族の有機疎水性化合物1molとの付加により得られた水溶性の付加生成物が有利である。
アルキレンオキシド数Molの有機疎水性化合物1Molへの付加により得られた非イオン性の水溶性付加生成物の例は次のものである:
− エチレンオキシドの、8個以上の炭素原子を有する、例えば獣脂酸又はココナッツ脂肪酸から誘導される、脂肪族の、線状又は分枝状の1級又は2級アルコールへの、3〜20個のエチレンオキシド基を有する付加生成物;
− エチレンオキシドの、フェノールがモノアルキル化又はポリアルキル化されていてもよいアルキルフェノールへの付加生成物、1つ又は複数の側鎖中の炭素原子の全体数は5〜18である。特別な例は、エチレンオキシド8〜15molとノニルフェノール1Molとの付加生成物である;
− エチレンオキシドの、脂肪酸エステル、有利に糖アルコールのソルビット及びマンニットのモノ脂肪酸エステルの付加生成物;
− エチレンオキシドとカルボン酸との反応により得られたポリグリコールオキシカルボン酸エステル、その際、カルボン酸は、天然の脂肪酸、又は8〜20個の炭素原子を有する酸化されたパラフィンワックスからの合成の脂肪酸、又はアルキル鎖中に5〜18個の炭素原子を有するアルキル安息香酸又はナフテン酸である;
− エチレンオキシドと、C7〜C17−アルキル−CO−NHC2H4OH、C7〜C17−アルキル−CO−N−(C2H4OH)2のタイプの脂肪アシルアルカノールアミドとの付加生成物;
− エチレンオキシドとC8〜C18−アルキル−、C8〜C18−アルケニル−及びC8〜C18−アルキルアリールアミンとの付加生成物。
− エチレンオキシドの、8個以上の炭素原子を有する、例えば獣脂酸又はココナッツ脂肪酸から誘導される、脂肪族の、線状又は分枝状の1級又は2級アルコールへの、3〜20個のエチレンオキシド基を有する付加生成物;
− エチレンオキシドの、フェノールがモノアルキル化又はポリアルキル化されていてもよいアルキルフェノールへの付加生成物、1つ又は複数の側鎖中の炭素原子の全体数は5〜18である。特別な例は、エチレンオキシド8〜15molとノニルフェノール1Molとの付加生成物である;
− エチレンオキシドの、脂肪酸エステル、有利に糖アルコールのソルビット及びマンニットのモノ脂肪酸エステルの付加生成物;
− エチレンオキシドとカルボン酸との反応により得られたポリグリコールオキシカルボン酸エステル、その際、カルボン酸は、天然の脂肪酸、又は8〜20個の炭素原子を有する酸化されたパラフィンワックスからの合成の脂肪酸、又はアルキル鎖中に5〜18個の炭素原子を有するアルキル安息香酸又はナフテン酸である;
− エチレンオキシドと、C7〜C17−アルキル−CO−NHC2H4OH、C7〜C17−アルキル−CO−N−(C2H4OH)2のタイプの脂肪アシルアルカノールアミドとの付加生成物;
− エチレンオキシドとC8〜C18−アルキル−、C8〜C18−アルケニル−及びC8〜C18−アルキルアリールアミンとの付加生成物。
有利な非イオン性界面活性剤は、3〜7、有利に5当量のエチレンオキシドでエトキシル化されたイソトリデカノールである。
本発明は、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のNa塩の40〜60質量%、有利に45〜55質量%、特に有利に50質量%と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド40〜60質量%、45〜55質量%、特に有利に50質量%とからなり、その際、その合計はそれぞれ100質量%となる界面活性剤混合物を有する洗浄剤にも関する。
本発明は、3〜7、有利に5当量のエチレンオキシドでエトキシル化されているイソトリデカノール30〜50質量%、有利に35〜45質量%、特に有利に40質量%と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド50〜70質量%、有利に55〜65質量%、特に有利に60質量%とからなり、その合計はそれぞれ100質量%となる界面活性剤混合物を有する洗浄剤にも関する。
本発明による洗浄剤は、さらに、当業者に公知でかつ適当な全ての内容物、例えばビルダー(金属イオン封鎖剤)及びコビルダー、pH調節剤、例えば無機又は有機酸、無機又は有機塩基及び緩衝剤系、分散剤、再汚染防止剤、増粘剤、酵素、漂白系、溶解助剤又は可溶化剤としてのヒドロトロープ化合物、例えば尿素又はアルコール、泡の安定化又は抑制のための泡調節剤、皮膚保護剤及び腐食保護剤、殺菌性化合物又は系、例えばヨウ素を含有するか又は塩素又は次亜塩素酸を放出する化合物又は系、例えばジクロロイソシアヌラート、香料、着色剤、殺生物剤(これらは例えばWO 2001/96508に開示されている)を含有することができる。
実施例
実施例1
アニオン性界面活性剤/両性界面活性剤の組合せ
意外にも、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のNa塩と、ミリスチルジメチルアミノオキシドとの組合せにより所望の効果が達成されることが見出された。個々の界面活性剤と比較して、ミセル形成濃度の低下及び界面の急速な被覆とが観察された。さらに、疎水性の液体に対するこの界面活性剤混合物の水溶液の表面張力の低下が観察され、これは界面活性剤のより緻密な充填に起因し、洗剤及び洗浄剤の適用において有利に作用する物理的特性である。これは次の測定により明確にされる:
ミセル形成濃度(T=25℃):
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩: 1g/l
ミリスチルジメチルアミンオキシド 0.1g/l
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩/ミリスチルジメチルアミンオキシド(1:1) 0.05g/l
水/空気−界面での表面張力を低下させるための界面活性剤の動力学は、時間に依存して、泡圧法(Blasendruck-Methode)によって測定した(動力学的表面張力)。
実施例1
アニオン性界面活性剤/両性界面活性剤の組合せ
意外にも、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のNa塩と、ミリスチルジメチルアミノオキシドとの組合せにより所望の効果が達成されることが見出された。個々の界面活性剤と比較して、ミセル形成濃度の低下及び界面の急速な被覆とが観察された。さらに、疎水性の液体に対するこの界面活性剤混合物の水溶液の表面張力の低下が観察され、これは界面活性剤のより緻密な充填に起因し、洗剤及び洗浄剤の適用において有利に作用する物理的特性である。これは次の測定により明確にされる:
ミセル形成濃度(T=25℃):
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩: 1g/l
ミリスチルジメチルアミンオキシド 0.1g/l
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩/ミリスチルジメチルアミンオキシド(1:1) 0.05g/l
水/空気−界面での表面張力を低下させるための界面活性剤の動力学は、時間に依存して、泡圧法(Blasendruck-Methode)によって測定した(動力学的表面張力)。
0.1s後の表面張力(界面活性剤濃度1g/l):T=25℃
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩: 39mN/m
ミリスチルジメチルアミンオキシド 40mN/m
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩/ミリスチルジメチルアミンオキシド(1:1) 33mN/m
硬質表面の濡れは、時間に依存して接触角測定装置を用いる付着する液滴の方法により測定した。
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩: 39mN/m
ミリスチルジメチルアミンオキシド 40mN/m
ジ−2−エチルヘキシル−スルホコハク酸のNa塩/ミリスチルジメチルアミンオキシド(1:1) 33mN/m
硬質表面の濡れは、時間に依存して接触角測定装置を用いる付着する液滴の方法により測定した。
疎水性の液体としてオリーブ油及びヘキサデカンに対する表面張力を、「スピニングドロップ(spinning drop)」法により測定した。
実施例2
非イオン性界面活性剤/両性界面活性剤の組合せ
ミリスチルジメチルアミンオキシドと、工業的に製造されたエトキシル化されたイソトリデカノール(C13アルコール+5 エチレンオキシド)との組合せの場合に、同様の相乗効果が観察された。このミセル形成濃度は非イオン性界面活性剤のレベルに留まり、かつそれによりミセルの存在に関連する特性についての前提条件、例えば脂肪溶解、乳化及び可溶化を与えるが、動力学及び濡れの効果は明らかに高まる。この所見は、次の表によって明確にされている:
ミセル形成濃度(T=25℃):
C13−アルコール+5 EO: 0.02g/l
ミリスチルジメチルアミンオキシド 0.1g/l
C13−アルコール+5 EO/ミリスチルジメチルアミンオキシド(4:6) 0.03g/l
水/空気−界面での表面張力を低下させる界面活性剤の動力学は、時間に依存して、泡圧法(Blasendruck-Methode)によって測定した(動力学的表面張力)。
非イオン性界面活性剤/両性界面活性剤の組合せ
ミリスチルジメチルアミンオキシドと、工業的に製造されたエトキシル化されたイソトリデカノール(C13アルコール+5 エチレンオキシド)との組合せの場合に、同様の相乗効果が観察された。このミセル形成濃度は非イオン性界面活性剤のレベルに留まり、かつそれによりミセルの存在に関連する特性についての前提条件、例えば脂肪溶解、乳化及び可溶化を与えるが、動力学及び濡れの効果は明らかに高まる。この所見は、次の表によって明確にされている:
ミセル形成濃度(T=25℃):
C13−アルコール+5 EO: 0.02g/l
ミリスチルジメチルアミンオキシド 0.1g/l
C13−アルコール+5 EO/ミリスチルジメチルアミンオキシド(4:6) 0.03g/l
水/空気−界面での表面張力を低下させる界面活性剤の動力学は、時間に依存して、泡圧法(Blasendruck-Methode)によって測定した(動力学的表面張力)。
0.1s後の表面張力(界面活性剤濃度1g/l):T=25℃
C13−アルコール+5 EO: 52mN/m
ミリスチルジメチルアミンオキシド 40mN/m
C13−アルコール+5 EO/ミリスチルジメチルアミンオキシド(4:6): 33mN/m
硬質表面の濡れは、時間に依存して接触角測定装置を用いる付着する液滴の方法により測定した。
C13−アルコール+5 EO: 52mN/m
ミリスチルジメチルアミンオキシド 40mN/m
C13−アルコール+5 EO/ミリスチルジメチルアミンオキシド(4:6): 33mN/m
硬質表面の濡れは、時間に依存して接触角測定装置を用いる付着する液滴の方法により測定した。
疎水性の液体としてオリーブ油及びヘキサデカンに対する表面張力を、「スピニングドロップ(spinning drop)」法により測定した。
Claims (11)
- 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなり、
その際、この合計が100質量%である界面活性剤混合物。 - 混合物が1種のアニオン性界面活性剤と、1種又は2種の両性界面活性剤とからなることを特徴とする、請求項1記載の界面活性剤混合物。
- 1種のアニオン性界面活性剤40〜60質量%と、1種の両性界面活性剤又は2種の両性界面活性剤の混合物40〜60質量%とからなることを特徴とする、請求項1又は2記載の界面活性剤混合物。
- ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のNa塩と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシドとからなることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の界面活性剤混合物。
- 混合物のミセル形成濃度(cmc)が25℃で<1g/lであることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の界面活性剤混合物。
- 1g/lの濃度の界面活性剤混合物の水溶液の表面張力が、25℃で0.1s後に最大泡圧法により測定して<45mN/mであることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の界面活性剤混合物。
- 請求項1記載の界面活性剤混合物 0.01〜40質量%と、
水 60〜99.99質量%と、
塩、錯生成剤、pH調節剤、溶剤、着色剤、香料及びこれらの混合物からなるグループから選択される添加物 0〜25質量%とからなり、
その際、その合計は100質量%である、溶液。 - 3〜7当量のエチレンオキシドでエトキシル化されているイソトリデカノール30〜50質量%と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド50〜70質量%とからなり、その合計は100質量%である、界面活性剤混合物。
- 洗剤、清浄化剤、洗浄剤、被覆、湿潤剤、エマルション、懸濁液、皮革処理及び/又は繊維処理用の均染助剤又は調製剤中でのミセル形成濃度の低下、濡れ速度の向上及び界面への吸着を改善するための、
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなるか、
又は
少なくとも1種の非イオン性界面活性剤10〜90質量%と、
少なくとも1種の両性界面活性剤10〜90質量%とからなり、
その際、その合計はそれぞれ100質量%である界面活性剤混合物の使用。 - ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸のNa塩 40〜60質量%と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド40〜60質量%とからなり、その際、その合計は100質量%である界面活性剤混合物を有する洗浄剤。
- 3〜7当量のエチレンオキシドでエトキシル化されているイソトリデカノール30〜50質量%と、ミリスチル−及び/又はラウリルジメチルアミンオキシド50〜70質量%とからなり、その合計は100質量%である界面活性剤混合物を有する洗浄剤。
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