JP2007533379A - 変形可能な眼内レンズの挿入装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、変形可能な眼内レンズの挿入装置に関する。前記装置は、弾性的に変形した状態の眼内レンズを受けるための筐体1と、カニューレ3と、カニューレを通して眼内レンズを眼の中に運ぶための推進機構4〜10とを備える。前記注入器は、1人が注入器を準備し、もう1人が眼内レンズを眼の中に挿入する、2工程の操作方法に適している。更に、前記推進機構は、作動ヘッド9の直進作動運動によって眼内レンズがカニューレ3の中に運ばれ、旋回部10の回転作動運動によって眼内レンズがカニューレ3から排出されるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾性的に変形した状態の眼内レンズを受けることができる筐体と、カニューレと、カニューレを通して前記眼内レンズを眼の中に運ぶための装填機構とを備えた変形可能な眼内レンズの挿入装置に関する。
変形可能な眼内レンズの挿入装置が知られている。一般に、それらの主要な目的は、眼内レンズの挿入のために必要な眼の中の切開創口をできる限り小さくすることを可能とすることにある。
このような装置の装填機構として知られているのは、特に、従来型の液体皮下注射器のように操作されるプランジャーである。プランジャーは直進的に移動し、この動きに伴い、カニューレを通して眼内レンズを患者の眼の中に運ぶ。このような注入器の例として、ここでWO2004/010903A1及びUS6179843B1を参照する。この種の注入器の使用において、多くの外科医が、注入器の作動の間における、カニューレを通して眼内レンズを眼の中に運ぶための、注入器の軸方向における運動が、カニューレが以前に小さな切開創口を通して導入されたのと同じ方向で行われることについて、不都合であると感じている。このため、注入の間、カニューレを眼の中の所定位置で正確に保持することは困難であった。更に、前記作動の間にプランジャーを動かす手がすべることは排除されない。これがカニューレが軸方向を逆に動く原因となり、結果として、眼を損傷させる可能性があった。
回転動作がプランジャーの軸方向の運動に変換される注入器も既に提案されている。このような注入器は、公知技術としてEP1332731A1で言及されている。その中で、注入器の背部に取り付けられた作動部はプランジャーを運ぶ。また、それは内ねじ部を備えており、内ねじ部は対応する筐体上の外ねじ部と連携する。この注入器の不利な点として文献中で言及されているのは、作動のために両手を要するということである。同様の文献において、改良された注入器が記載されている。その注入器は、原則として、先に述べた回転動作する注入器と同様の機構で構成されている。ユーザに、注入器を両手で操作するか又は片手だけで操作するかについての選択を与えるため、この改良された注入器にはねじ接続が形成されている。これにより、背部の作動部に軸方向の圧力が働くと、それは回転する。この手段により、改良された注入器は、任意に、皮下注射器のように、片手で又は前述した注入器のような回転動作によって動かすことができる。
前述した公知の注入器はいずれも、手術において、通常はアシスタントが器具、特に注入器も準備して、外科医がレンズを注入することができるようにそれを渡すという事情を考慮していない。この準備の一部は、眼内レンズの注入器の場合、かみ合わせ(engagement)のために必要な眼内レンズの注入器への挿入であり、特に、レンズが正しく圧縮された状態、例えば、折りたたまれ、又は巻かれた状態となっているか否か、そして、カニューレを通過させることができるか否かを点検することである。この最終工程は、眼内レンズが既に内挿された状態で供給され、一度きりの使用が意図される注入器の場合も、同様に必要である。好ましくは、準備において最後とされた(last-named)工程は、眼内レンズをカニューレの中に押し込むことにより実行される。その際、カニューレが透明な材料から成っていれば、眼内レンズが正しく折りたたまれ、注入するのに望ましい位置にあるか否かを視覚的に点検することも可能である。
従来技術から公知な注入器では、注入器が外科医に手渡される前に、眼内レンズがどのくらい進められたかをアシスタントが正確に知らない限り、上述した二段階の操作は困難である。具体的には、準備の間、眼内レンズが前方に余計に押されるや否や、もはや後方に動かすことは不可能である。なぜなら、上述のように、レンズはプランジャーによってカニューレの中に進められるからである。注入器の準備において、眼内レンズの一部がカニューレの開口端に突き出すまで進められると、レンズはそれ自体の弾力のために開き始め、挿入することができなくなる。場合によっては、対象となる眼内レンズだけでなく、注入器までもが、特にそれが一度きりの使用を目的とする注入器であるときに、これを原因に使用不能となる。
従来技術から進んだ本発明の目的は、導入部分で述べた種類の注入器を、一人が注入器を準備して、もう一人が眼内レンズの眼の中への挿入を実行する二段階の操作工程に、既知の注入器よりも適するようにすることにある。
この目的を実現するために、本発明によれば、装填機構は、前記装填機構の直進作動運動によって眼内レンズをカニューレに運ぶことができるように、また、前記装填機構の回転作動運動によって眼内レンズをカニューレから排出することができるように形成される。
この注入器の構造は、特に、アシスタント及び外科医の間の仕事の分担が注入器の操作にまで及び、誤った操作はほとんど排除されるという利点を有する。
本発明の特定の実施形態によれば、カニューレが透明であれば、カニューレにおける眼内レンズの位置を視覚的に点検することが可能となる。
本発明の一実施形態によれば、装填機構は直進運動可能なプランジャーを備えており、そのプランジャーは自由端で眼内レンズを運ぶためのものであって、好ましくは筐体の中で回転しないように案内されるものである。プランジャーを回転しないように案内することは、眼内レンズが眼の中に正しい方向で配置されることをより確実にする。これは、プランジャーが装填運動の間に回転するようになっていると、眼内レンズと一体のプランジャーの摩擦接触によって、眼内レンズに望ましくない力が伝導されるためである。
好ましくは、プランジャー機構は2つの動作部材を備え、第1の動作部材は直進的に作動可能であり、第2の動作部材は回転するように作動可能である。この場合、第1の動作部材が動かすことができないように、好ましくは一体としてプランジャーに連結されていると、その結果、直進作動運動は、非常に簡易かつ直接的に第1の動作部材からプランジャーに伝達される。
さらなる実施形態によれば、第1の動作部材及び第2の動作部材は、プランジャーがカニューレの中に突き出る時に互いにかみ合った状態となるねじ部と結合されている。このように、第2の動作部材の回転動作は、第1の動作部材が直進的に動作した後にのみ有効となる。これに加えて、第1の動作部材は、第2の動作部材に有利に同軸で受けられ、プランジャーがカニューレの中に突き出ない状態において、第2の動作部材から突き出る。この構成の形態は、第1の動作部材は、例えば、第2の動作部材から突き出なくなる範囲までしか、親指などの指で押すことによって作動させることができないという利点を有する。
他の実施形態によれば、装填機構は直進的に及び回転するように作動させることが可能な1つの動作部材のみを備えることが可能であり、固定手段が設けられ、直進的運動が終わると、その固定手段を通して回転作動運動だけが解除される。本実施形態の構成は、特に経済的に実現することが可能である。
本発明の実施形態は、例として、添付の図面を参照して以下に記述される。
図1から図3に示す注入器は、内部に機能要素が配置された筐体1を備えている。その前端において、注入器はカニューレ3を有しており、それを通して圧縮された眼内レンズが患者の眼の中に注入される。ダクト2はレンズホルダを受ける。ダクト2は、本発明の目的において重要でないことから、図示されていない。筐体1にはプランジャー4が取り付けられている。プランジャー4は、下記においてより詳細に記述するように、初めにレンズホルダからカニューレ3に眼内レンズを押し出し、その後、患者の眼の中に押し出す目的を有している。プランジャー4は、前方から後方にかけて、ガイド部5、中間部6及びスライディング部8と一体として結合されている。スライディング部8の後端には、作動ヘッド9が形成されている。
筐体1の後端には、回転部10が配置されている。それは、本実施形態では、各々が反対側の対応孔12とかみ合う鋲11により互いに結合する2つの殻様部(shell-like parts)から成る。これと共に、ポジショニングカム18は、回転部10の2つの部分の結合を向上させる。回転部10は、例えば、筐体1の後端に施された環状溝16において、突起(図示せず)による係合により、筐体の中で回転可能に保持される。その前端付近において、回転部10は内ねじ部13を有している。内ねじ部13の機能は、図2及び図3の説明においてより詳細に説明される。
図1に示す位置では、アシスタントは、レンズホルダの補助によって、変形した状態の眼内レンズを注入器の中に挿入する。その後、アシスタントは作動ヘッド9を操作し、それによって筐体1の中でプランジャー4を進める。直進作動運動を通して、プランジャー先端17は眼内レンズと接触し、それをカニューレ3に押し込む。この運動は、作動ヘッド9が回転部10の後端と同一平面上になった時に、回転部10の内ねじ部13の上にある、中間部6の上に配置された外ねじ部7によって制限される。ここでは、注入器の構成部品は、この位置において、プランジャー先端17が、眼内レンズが完全にカニューレに受けられる程度にカニューレ3の口の前から離れる大きさ寸法とされている。上述した運動の間、ガイド部5は筐体1の上に配置された支持リブ20の上を摺動する。更に、筐体1の中に配置されたガイドリブ15は、溝14と係合する。溝14は、ガイド部5に配置され、上述のようにプランジャー4と、プランジャー4と一体として結合されている部品が、筐体1と相対的に回転するのを防止する。直進作動運動の終わりには、注入器は図2に示す配置となる。
図2に見られるように、プランジャー先端17はカニューレ3の中に突き出しており、変形したレンズをカニューレ3が完全に受けられるように、カニューレ3の口から少し離れている。カニューレ3が透明であれば、アシスタントは眼内レンズがカニューレ3の中で正しい位置にあるか否かを視覚的に点検することができる。正しい位置であれば、注入器は眼内レンズの挿入のために外科医に渡される。
外科医は図2に示す状態にある注入器を受け取って、カニューレ3の先端を小さな切開創口を通して対象となる患者の眼の中の水晶体嚢に誘導する。その後、彼又は彼女は回転部10を回転させる。そこでは、回転部10の内ねじ部13は中間部6の外ねじ部7とかみ合うようになっている。プランジャー4は、筐体1の中で回転しないようガイドリブ15及びガイド部5により固定されるので、回転部10の回転動作はプランジャーを更に前の方向に移動させ、これによって、眼内レンズはカニューレ3から排出され、眼の中に配置される。図3に見られるように、プランジャー先端17は、回転作動運動の終わりにカニューレ3の口から突き出し、これにより眼内レンズは眼の中に安全に運ばれる。そこで眼内レンズは、その弾性により、すぐに初めの変形していない形状となる。
本発明による注入器の、初めに記述した実施形態は、一度きりの使用を意図している。図3に示された位置から、プランジャーは、実際には、回転部10を反対方向に回転させることにより、引込させることがありうるが、図2に示す位置までのみである。この位置では、作動ヘッド9は回転部10から突き出さず、ねじ部はかみ合っていない状態のため、プランジャー4を更に後ろの方向に動かすことはできない。また、上述のように、新しい眼内レンズを注入器の中に挿入することもできない。
本実施形態に係る注入器の準備前の状態を示す斜視的部分断面図を示すものである。 外科医に渡す準備ができた状態の図1の注入器である。 眼内レンズの挿入後の注入器である。
符号の説明
1 筐体
2 ダクト
3 カニューレ
4 プランジャー
5 ガイド部
6 中間部
7 外ねじ部
8 スライディング部
9 作動ヘッド
10 回転部
11 鋲
12 孔
13 内ねじ部
14 溝
15 ガイドリブ
16 環状溝
17 プランジャー先端
18 ポジショニングカム
19 終端面
20 支持リブ
本発明は、弾性的に変形した状態の眼内レンズを収容することができる筐体と、カニューレと、カニューレを通して前記眼内レンズを眼の中に運ぶための作動機構とを備え、前記作動機構は、直進方向に動くことが可能な、先端で眼内レンズを運搬することを目的とするプランジャーを備えている変形可能な眼内レンズの挿入装置に関する。
変形可能な眼内レンズの挿入装置が知られている。一般に、それらの主要な目的は、眼内レンズの挿入のために必要な眼の切開創口をできる限り小さくすることを可能とすることにある。
このような装置の作動機構として知られているのは、特に、従来型の液体皮下注射器のように操作されるプランジャーである。プランジャーは直進的に移動し、この動きに伴い、カニューレを通して眼内レンズを患者の眼の中に運ぶ。このような注入器の例として、ここでWO2004/010903A1及びUS6179843B1を参照する。この種の注入器を使用するとき、多くの外科医が、カニューレを通して眼内レンズを眼の中に運ぶための注入器の動作における動きが、注入器の軸方向、つまり、カニューレが以前に小さな切開創口を通して導入されたのと同じ方向で起こることを、不都合であると感じている。このため、注入の間、カニューレを眼の中の所定位置で正確に保持することは困難であった。更に、プランジャーを動かす手が、前記動作の間にすべる可能性は排除されない。これがカニューレが軸方向を逆に動く原因となり、結果として、眼を損傷させる可能性がある。
回転動作がプランジャーの軸方向の運動に変換される注入器も既に提案されている。このような注入器は、公知技術としてEP1332731A1(米国特許2003/139749に対応)で言及されている。その中で、注入器の背部に取り付けられた作動部はプランジャーを運ぶ。また、それは内ねじ部を備えており、内ねじ部は対応する筐体上の外ねじ部と連携する。前記文献において、この注入器の不利な点として、動かすために両手を要することが記載されている。同様の文献において、改良された注入器が記載されている。その注入器は、原則として、上述の回転動作する注入器と同様の機構で構成されている。ユーザに、注入器を両手で操作するか又は片手だけで操作するかについての選択を与えるため、この改良された注入器にはねじ接続が形成されている。これにより、背部の作動部に軸方向の圧力が働くと、それは回転する。この手段により、改良された注入器は、任意に、皮下注射器のように、片手で又は上述した注入器のような回転動作によって動かすことができる。
上述した公知の注入器はいずれも、手術において、アシスタントは慣習的に器具、特に注入器も準備して、外科医がレンズを注入することができるようにそれを渡すという事情を考慮していない。眼内レンズの注入器の場合、この準備の一部は、かみ合わせ(engagement)のために必要な眼内レンズの注入器への挿入であり、特に、レンズが正しい状態か、圧縮された状態か、例えば、折りたたまれ又は巻かれた状態となっているか否か、そして、カニューレを通過させることができるか否かを点検することである。この最終工程は、眼内レンズが既に内挿された状態で供給され、一度きりの使用が意図される注入器の場合も、同様に必要である。好ましくは、準備において最後とされた(last-named)工程は、眼内レンズをカニューレの中に進めることにより実行されるカニューレが透明な材料から成っていれば、眼内レンズが正しく折りたたまれ、注入するのに望ましい位置にあるか否かを、その工程において視覚的に点検することも可能である。
従来技術から公知な注入器では、注入器が外科医に手渡される前に、眼内レンズがカニューレの中にどのくらい進められたかをアシスタントが正確に知らない、上述した二段階の操作は困難である。具体的には、準備の間、眼内レンズがカニューレの中で前方に余計に進められるや否や、もはや後方に動かすことは不可能である。なぜならレンズは、上述のようにプランジャーを用いてカニューレの中進められるからである。注入器の準備において、眼内レンズの一部がカニューレの開口端を越えて突き出すまで進められると、レンズはそれ自体の弾力のために開き始め、挿入することができなくなる。場合によっては、そのため対象となる眼内レンズだけでなく、注入器までもが、特にそれが一度きりの使用を目的とする注入器であるときに、これを原因に使用不能となる。
従来技術から進んだ本発明は、変形可能な眼内レンズの挿入装置を、装置が特に2工程の操作プロセスに適合するように、また、装置の使用において上述した問題が起きないように、必然的に2つの工程が生じるように形成するという目的に基づく。
この目的を実現するために、本発明によれば、作動機構は、直進方向に動作可能な第1の動作部材と、回転するように動作可能な第2の動作部材とを備え、直進方向に動作可能な前記第1の動作部材は、第1の案内手段により回転しないように筐体の中を案内され、回転するように動作可能な前記第2の動作部材は、第2の案内手段により直進方向に動かないような方法で筐体の中を案内され、直進方向に動作可能な前記第1の動作部材は、前記装置の構成要素から突出する第1の位置から、前記構成要素から突出しない第2の位置まで動かすことが可能であり、直進方向に動作可能な前記第1の動作手段は、プランジャーを、筐体の基底位置から、プランジャーの先端がカニューレの開口端から少し離れた位置にある中間部まで、移動させることが可能であり、回転するように動作可能な前記第2の動作部材は、プランジャーを、前記中間部から、プランジャーの先端が少なくともカニューレの開口端に届く最終位置まで、移動させることが可能である
注入器をこのようにして形成することには、特に、アシスタントと外科医との間の仕事の分担が注入器の操作にまで及び、誤った操作はほとんど排除されるという利点を有する。2つの動作部材が存在することによって、装置の準備における不完全な操作は、ほとんど排除される。直進方向に動作可能な第1の動作部材が、外側から見える2つの位置、具体的には、装置の構成要素から突出する第1の位置及びその構成要素から突出しない第2の位置をとることによって、装置が注入のために準備されているか否かをいつでも点検することが可能である。
本発明の一実施形態によれば、プランジャーは回転しないように筐体の中を案内される。プランジャーを回転しないように案内することによって、眼内レンズが眼の中に正しい方向で配置されるという信頼性が高められる。これは、プランジャーが前進動作の間に回転するようになっていると、眼内レンズと一体となったプランジャーの摩擦接触に起因して、眼内レンズに望ましくない力が伝導されるためである。
好ましくは第1の動作部材動かすことができないように好ましくは一体としてプランジャーに連結されている。これにより、直進作動運動は非常に簡易かつ直接的に第1の動作部材からプランジャーに伝達される。
他の実施形態によれば、第1の動作部材及び第2の動作部材は、第1の動作部材が第2の位置に達する時に互いにかみ合った状態となるねじ部を備えている。このように、第2の動作部材の回転動作は、第1の動作部材が直進方向に動いた後にのみ有効となる
好ましくは、第1の動作部材は、第2の動作部材と同軸で収容され、第1の動作部材が第2の位置にない限りは第2の動作部材から突き出している。この構造の形態は、第1の動作部材は、第2の動作部材から突き出なくなるまでのみ、例えば、親指などの指で押すことによって動かすことが可能であるという利点を有する。
本実施形態に係る注入器の準備前の状態を示す斜視的部分断面図を示すものである。 外科医に手渡す準備ができた状態の図1の注入器である。 眼内レンズの挿入後の注入器である。
本発明は、弾性的に変形した状態の眼内レンズを収容することができる筐体と、カニューレと、カニューレを通して前記眼内レンズを眼の中に運ぶための装填機構とを備え、前記装填機構は、直進方向に動くことが可能な、先端で眼内レンズを運搬することを目的とするプランジャーを備えている変形可能な眼内レンズの挿入装置に関する。
このような装置の装填機構として知られているのは、特に、従来型の液体皮下注射器のように操作されるプランジャーである。プランジャーは直進的に移動し、この動きに伴い、カニューレを通して眼内レンズを患者の眼の中に運ぶ。このような注入器の例として、ここでWO2004/010903A1及びUS6179843B1を参照する。この種の注入器を使用するとき、多くの外科医が、カニューレを通して眼内レンズを眼の中に運ぶための注入器の動作における動きが、注入器の軸方向、つまり、カニューレが以前に小さな切開創口を通して導入されたのと同じ方向で起こることを、不都合であると感じている。このため、注入の間、カニューレを眼の中の所定位置で正確に保持することは困難であった。更に、プランジャーを動かす手が、前記動作の間にすべる可能性は排除されない。これがカニューレが軸方向を逆に動く原因となり、結果として、眼を損傷させる可能性がある。
この目的を実現するために、本発明によれば、装填機構は、直進方向に動作可能な第1の動作部材と、回転するように動作可能な第2の動作部材とを備え、直進方向に動作可能な前記第1の動作部材は、第1の案内手段により回転しないように筐体の中を案内され、回転するように動作可能な前記第2の動作部材は、第2の案内手段により直進方向に動かないような方法で筐体の中を案内され、直進方向に動作可能な前記第1の動作部材は、前記装置の構成要素から突出する第1の位置から、前記構成要素から突出しない第2の位置まで動かすことが可能であり、直進方向に動作可能な前記第1の動作手段は、プランジャーを、筐体の基底位置から、プランジャーの先端がカニューレの開口端から少し離れた位置にある中間部まで、移動させることが可能であり、回転するように動作可能な前記第2の動作部材は、プランジャーを、前記中間部から、プランジャーの先端が少なくともカニューレの開口端に届く最終位置まで、移動させることが可能である。
好ましくは、プランジャー機構は2つの動作部材から成り、第1の動作部材は直進的に作動可能であり、第2の動作部材は回転するように作動可能である。この場合、第1の動作部材が動かすことができないように、好ましくは一体としてプランジャーに連結されていると、その結果、直進作動運動は非常に簡易かつ直接的に第1の動作部材からプランジャーに伝達される。
さらなる実施形態によれば、第1の動作部材及び第2の動作部材は、プランジャーがカニューレの中に突き出る時に互いにかみ合った状態となるねじ部と結合されている。このように、第2の動作部材の回転動作は、第1の動作部材が直進的に動作した後にのみ有効となる。これに加えて、第1の動作部材は、第2の動作部材に有利に同軸で受けられ、プランジャーがカニューレの中に突き出ない状態において、第2の動作部材から突き出る。この構成の形態は、第1の動作部材は、例えば、第2の動作部材から突き出なくなる範囲までしか、親指などの指で押すことによって作動させることができないという利点を有する。
他の実施形態によれば、装填機構は直進的に及び回転するように作動させることが可能な1つの動作部材のみを備えることが可能であり、固定手段が設けられ、直進的運動が終わると、その固定手段を通して回転作動運動だけが解除される。本実施形態の構成は、特に経済的に実現することが可能である。

Claims (8)

  1. 弾性的に変形した状態の眼内レンズを受けることが可能な筐体1と、カニューレ3と、カニューレを通して眼内レンズを眼の中に運ぶための装填機構4〜10とを備える変形可能な眼内レンズの挿入装置であって、前記装填機構4〜10は、前記装填機構4〜10の直進作動運動によって前記眼内レンズを前記カニューレの中に運ぶことが可能であり、前記装填機構4〜10の回転作動運動によって前記眼内レンズを前記カニューレから排出させることが可能なように形成されていることを特徴とする変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  2. 前記カニューレ3は透明であることを特徴とする請求項1記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  3. 前記装填機構4〜10は直進運動可能なプランジャー4を備え、前記プランジャー4は、その自由端によって眼内レンズを運ぶためのものであり、好ましくは前記筐体1の中で回転しないように案内されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  4. 前記装填機構4〜10は2つの動作部材を備え、第1の動作部材9は直進的に作動可能であり、第2の動作部材10は回転するように作動可能であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  5. 前記第1の動作部材9は動かすことができないように前記プランジャー4と結合されており、好ましくは一体としてそれと結合されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  6. 前記第1の動作部材9及び前記第2の動作部材10は、プランジャー4がカニューレ3の中に突き出る時に互いにかみ合った状態となるねじ部13,18と結合されていることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  7. 前記第1の動作部材9は、前記第2の動作部材10に同軸上で受けられ、プランジャー3がカニューレの中に突き出ない状態において、前記第2の動作部材10から突き出ることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか一項に記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
  8. 前記突出機構4〜10は、1つの動作部材を備え、その動作部材は直進的に及び回転するように作動可能であり、そこには固定手段が設けられ、直進運動が終わると、その固定手段を通して回転作動運動のみが解除されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変形可能な眼内レンズの挿入装置。
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