JP2007532012A - 無線の音声およびデータの送信 - Google Patents

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Abstract

この開示は、移動電話ハンドセットのような無線通信装置からの音声およびデータ送信のための技術に向けられる。開示に従って、無線通信は、共通のエアー・インターフェース上で送信のために組み合わせられる音声およびデータ呼を許容するハイブリッドカプラーを提供する。増加された送信電力が必要な場合、無線通信装置はデータ呼よりも音声呼を優先する。この場合、音声呼は、音声送信のためにより大きな全面的な送信電力を達成するために各出力分岐チェーンの電力増幅器を利用して、音声出力分岐およびデータ出力分岐の両方で送られる。このように、移動加入者ユニットは、通常の状況の下でデータと音声呼を独立かつ同時に扱うが、増加した送信電力が音声送信のために要求される場合、データ呼を落としかつ音声送信のために音声とデータ出力分岐を組み合わせる。
【選択図】 図1

Description

開示は無線通信システムに係り、特に無線通信システムにおける音声およびデータの送信の技術に関する。
CDMA2000lxEV DO規格、データのために最適化された第3世代(3G)の無線技術のような新しい無線通信規格は、異なる搬送周波数で同時に音声およびデータ送信をサポートすることができる。例えば、ユーザは、移動電話ハンドセットのような無線通信装置から音声とデータの両方を送りかつ受け取るかもしれない。
同時の音声およびデータ送信を適応させるために、いくつかの移動無線通信装置は2重の送信機、音声呼のためのものとデータ呼のためのものを組込むように設計されるかもしれない。しかしながら、2重の送信機は送信機チェーンおよびエアー・インターフェースの本質的な部分の重複を必要とし、無線通信装置に対して重要なコスト、複雑さおよびサイズを付加する。
この開示は、移動電話ハンドセットのような無線通信装置からの音声およびデータ送信のための技術に向けられる。開示に従って、無線通信装置は、別々の送信機出力分岐上で処理された音声およびデータ呼を許容し、共通のエアー・インターフェース上で送信するために組み合わせられるハイブリッドカプラーおよび制御回路を提供する。
増加した送信電力が必要な場合、無線通信装置はデータ呼よりも音声呼を優先する。この場合、音声呼はより大きな全面的な送信電力を達成するために各出力分岐の電力増幅器を利用して、音声出力分岐およびデータ出力分岐の両方で送られる。従って、無線通信装置は通常の状況の下でデータと音声呼を独立かつ同時に扱うが、増加した送信電力が音声送信のために要求される場合、データ呼を落としかつ音声送信のために音声とデータ出力分岐を組み合わせる。
一実施例では、開示は、第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、第2の出力分岐上で送信のためのデータを増幅する第2の増幅器と、音声呼の位相変移されたバージョンを生成する移相器と、音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第2の増幅器からのデータ呼を減結合し、かつ第2の増幅器に音声呼の位相変移されたバージョンを結合するスイッチとを含む電力増幅器モジュールを提供する。
他の実施例では、開示は、第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、第2の出力分岐上で送信のためのデータ呼を増幅する第2の増幅器と、移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信するために、第1と第2の出力分岐を組み合わせるカプラー回路と、音声呼のために要求された送信電力が閾値を越える場合に、音声呼の位相変移されたバージョンを第2の増幅器に結合する手段とを含む電力増幅器モジュールを提供する。
追加の実施例では、開示は、第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、第2の出力分岐上で送信のためのデータ呼を増幅する第2の増幅器と、移動無線通信装置に関連した無線インターフェースのための無線周波数アンテナと、アンテナにより送信のために第1と第2の出力分岐を組み合わせるカプラー回路とを含む電力増幅器/アンテナ・モジュールを提供する。
さらに実施例では、開示は、第1の出力分岐により音声呼を送信し、第2の出力分岐によりデータ呼を送信し、移動無線通信装置に関係した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2出力分岐を組み合わせ、音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第1と第2の両出力分岐により音声呼を送信することを含む方法を提供する。
他の実施例では、開示は、音声呼を送信するための第1の出力分岐と、データ呼を送信するための第2の出力分岐とを含み、第2の出力分岐によってデータ呼を送信する移動無線通信装置を提供する。カプラー回路は、移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信するため、第1と第2の出力分岐を組み合わせる。電力制御ユニットは、音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第1と第2の両出力分岐による音声呼の送信を指示する。
追加の実施例では、開示は、第1の出力分岐によって第1の送信周波数で音声呼を送信し、第2の出力分岐によって第2の送信周波数でデータ呼を送信し、電力制御データに応じて音声呼の送信電力を制御し、音声呼の送信電力が閾値を越える場合に、データ呼を落としかつ第1の送信周波数で第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信することを含む方法を提供する。
他の実施例では、開示は、第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、第2の出力分岐上で送信のためのデータ呼を増幅する第2の増幅器と、音声呼を第1の増幅器に通し、かつ音声呼の位相変移されたバージョンを生成する第1のハイブリッドカプラーと、音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、音声呼の位相変移されたバージョンを第2の増幅器に結合し、かつ第2の増幅器からのデータ呼を減結合するスイッチ装置と、移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信するために、第1と第2の出力分岐を組み合わせる第2のハイブリッドカプラーとを含む電力増幅器モジュールを提供する。
さらに実施例では、開示は、第1の送信周波数で音声呼を送信するための第1の出力分岐と、第2の送信周波数でデータ呼を送信するための第2の出力分岐とを含む移動無線通信装置を提供する。電力制御ユニットは電力制御データに応じて音声呼の送信電力を制御する。電力制御ユニットは、音声呼の送信電力が閾値を越える場合に、データ呼を落としかつ第1の送信周波数で第1と第2の両出力分岐による音声呼の送信を指示する。
第1と第2の出力分岐上で送られた音声呼は同じ周波数範囲を占めるが、互いに位相変移された関係にあるかもしれない。移相器は、第2の出力分岐上で送られる音声呼を略90度位相変移するように提供されるかもしれない。90度のハイブリッドカプラー回路は、それぞれ第1と第2の出力分岐上で送信された音声呼および位相変移音声呼を付加的に組み合わせ、より信頼できる音声通信のために大幅に増加した送信電力で音声呼を生成する。
1つ以上の実施例の詳細が添付図面と以下の記述で示される。他の特徴、目的および利点は記述と図面、および請求項から明白になる。
図1は移動無線通信装置10Aを示すブロック図である。装置10Aは、移動電話、衛星電話、無線PDA、無線ネットワーキングカードあるいは無線通信能力を備えた他の任意の移動装置の形式をとるかもしれない。一般に、装置1 OAは音声およびデータ通信の両方、特に同時に音声およびデータ通信をサポートするように構成される。このように、装置10Aのユーザはデータサービスにアクセスする間に音声会話を続けてもよい。移動無線通信装置の状況において典型的な目的のために示されたが、技術は音声とデータ通信の両方をサポートする任意の無線通信装置に適用されるかもしれない。
例えば、音声とデータ通信は異なる搬送周波数で遂行されるかもしれない。装置10Aは、GSM、CDMA 2000、CDMA 2000 lx、CDMA 2000 lxEV-DO、WCDMAあるいはCDMA lxEV-DVのような1つ以上の無線アクセス技術によって作動し、そのような技術は音声とデータ通信の両方をサポートするように提供される。いくつかの実施例では、音声とデータ通信は、2つ以上の無線アクセス技術、例えば音声送信を提供する1つの無線アクセス技術、およびデータ送信を提供する、異なる無線アクセス技術の組み合せによって遂行されるかもしれない。
記述されるように、装置10Aは、信頼できる音声通信のための増加された電力要求に応じた動的な基礎上で、装置と関連した無線インターフェース上で、高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる。図1に示されるように、装置10Aはモデム制御器14、音声送信(TX)ユニット16、データ送信(TX)ユニット18、デジタル/アナログ変換器(DAC)17A、17B、および電力制御ユニット20を有するモデム12を含んでいる。記述されるように、電力制御ユニット20は、増加した送信電力および通信の改善された信頼性のため、両方の出力分岐上で音声呼を選択的に送信する電力制御回路を提供する。
装置10Aはさらに音声またはデータ呼に関係のある情報の発表のためのディスプレイと同様に、キーパッド、タッチスクリーン、ジョイスティックあるいは他の入力メディアを組込んでいるかもしれないユーザ・インターフェース22も含んでいる。さらに、図1の装置10Aは、ベースバンド/RFプロセッサ24A、ベースバンド/RFプロセッサ24B、電力増幅器26Aおよび電力増幅器26Bを含んでいる。
その構成作動ユニットと同様にモデム12は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセサ(DSP)、ASIC、FPGAまたはここに記述されるように作動するようにプログラムされ、そうでなければ構成された他の論理回路の形式をとるかもしれない。従って、モデム制御器14および作動ユニット16、18、20は、共通のプロセッサまたはディスクリート・ハードウェア・ユニットによって実行されたプログラム可能な特徴と同様に、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアなどで実施される様々な機能部品のうちのいずれかの形式をとるかもしれない。
ベースバンド/RFプロセッサ24A、24Bおよび電力増幅器26A、26Bはそれぞれ音声送信およびデータ送信のための第1と第2の出力分岐27A、27Bを形成する。ベースバンド/RFプロセッサ24A、24Bはモデム12により生成されたベースバンド信号をRF信号に変換する。電力増幅器26A、26Bはエアー・インターフェース上で送信するためRF信号を増幅する。ハイブリッドカプラー28は、第1と第2の出力分岐27A、27Bからの増幅された信号を組み合わせるカプラー回路を含み、送受切換器30および無線周波数アンテナ32によって共通の無線インターフェース上で結合した信号を送る。
音声とデータ信号は、装置10Aによって音声およびデータ呼の同時送信を許容するために、異なる搬送周波数で送信される。“呼”は一般に、無線通信ネットワーク内の装置10と他の装置の間で、一方向または双方向で音声あるいはデータの転送を含む任意の無線通信セッションを指す。信号は、共通の無線アクセス技術によって規定され、または装置によりサポートされた分離された無線アクセス技術によって規定された、異なる搬送周波数で送信されるかもしれない。一例として、音声とデータはCDMA lx EV-DOによりサポートされることができる。
ここに記述されるように、装置10Aは、増加した送信電力が必要な場合に、データ呼よりも音声呼を優先するように構成される。不十分な送信電力による音声呼の中断は破滅的であるが、データ呼は多くの場合遅れと中断により寛容である。例えば、CDMA送信機はおよそ対数正規の送信出力電力見込みを持ち、かつ例外的に最大の電力で送信する傾向がある。従って、一対の出力分岐は、大部分の時間、独立して同時にデータおよび音声呼を取り扱うことができるが、音声呼のために増加した電力が要求される場合には、データ呼を落としかつ分岐出力を組み合わせる。
電力制御ユニット20は、順方向リンクの制御チャンネル経由で基地局からの電力アップ/ダウン・ビットのような電力制御データの受信に基づいて、増加した送信電力が音声通信に必要であることを決定するかもしれない。電力制御ユニット20は電力制御ビットに応じて送信電力を調節する。しかしながら、送信電力が閾値を越える場合、電力制御ユニット20は音声呼のために増加した送信電力を得るためにデータ呼を落とす。閾値は、あらかじめ定められた閾値、あるいはユーザ・インターフェース22によって構成できるプログラム可能な閾値であるかもしれない。
同時の音声およびデータ通信については、装置10Aは異なる出力分岐27A、27B上で異なる周波数で音声とデータ呼を送信し、共通のエアー・インターフェース上で送信のための出力分岐を組み合わせる。しかしながら、増加した送信電力が必要な場合、装置10Aはデータ呼に対して音声呼を優先する。この場合、装置10Aは、各出力分岐27A、27Bの電力増幅器26A、26Bを利用して、両方の出力分岐上で音声呼を送り、より信頼できる音声通信のためのより大きな全面的な送信電力を達成する。要求された送信電力が、例えばフェーディングの影響の消滅で閾値以下に減少する場合、電力制御ユニット20は出力分岐27B上のデータ呼の再開を指示するかもしれない。
このように、装置10Aは、別々の出力分岐27A、27Bを使用して、通常の状況の下でデータと音声呼を独立して同時に取り扱うが、音声送信のために増加した送信電力が要求される場合に、データ呼を落としかつ音声送信のために音声とデータの出力分岐を組み合わせる。電力制御ユニット20は電力要求に応じてデータ呼を落とすために応答可能である。特に、電力制御ユニット20はスイッチ34、36および移相器38を制御する。電力制御ユニット20のデジタル実施は、例えば、モデム12のプログラム可能な特徴として実現されるかもしれない。代りに、電力制御ユニット20はモデム12と無関係に提供される別々のハードウェア部品であるかもしれない。
さらに、いくつかの実施例において、増幅器26A、26B、ハイブリッドカプラー28、スイッチ34、36および移相器38は電力増幅器モジュール39を形成するように組み合わせられるかもしれない。特に、電力増幅器モジュール39は集積回路モジュールまたは集積回路モジュールの収集の形を取るかもしれず、増幅器26A、26B、ハイブリッドカプラー28、スイッチ34、36および移相器38に関してここに記述された機能性を引出す機能は、電力増幅器モジュール39を形成するために組み合わせられるかもしれない。
他の実施例では、組み合された電力増幅器/アンテナ・モジュールは、集積回路モジュールまたは集積回路モジュールの収集で提供されるかもしれない。この場合、電力増幅器/アンテナ・モジュールは、アンテナ32および送受切換器30と同様に、増幅器26A、26B、ハイブリッドカプラー28、スイッチ34、36、および移相器38を含んでいるかもしれない。電力制御ユニット20は別々の集積回路モジュールとして実現されるか、あるいはモデム12に統合されるか、さらに電力増幅器モジュール39内に統合される。またいくつかの実施例では、電力増幅器モジュール39は送受切換器30およびアンテナ32と組み合わされ、組み合わされた電力増幅器/アンテナ・モジュールを形成するかもしれない。
図1に示されるように、スイッチ34は第2の出力分岐27Bからのデータ信号を切り替える役目をする。電力制御ユニット20は、予め決定された閾値より多い増加した送信電力の需要に応じて、データ信号を切り替えるようにスイッチ34を制御する。いくつかの実施例では、電力制御ユニット20はまた、要求された送信電力が閾値を越える場合、データTXユニット18、ベースバンド/RFプロセッサ24B、あるいは両方を不能にするように構成されるかもしれない。スイッチ36は第2の出力分岐27B経由の送信のために、第1の出力分岐27Aからの音声信号に切り替える。特に、電力制御ユニット20は、予め決定された閾値より多い増加した送信電力の需要に応じて音声信号に切り替える。
両出力分岐27A、27Bの組み合わせをサポートするために、装置10は移相器38およびハイブリッドカプラー28を含んでいる。移相器は、通常データ呼のために使用される出力分岐27B上で送信のため音声呼の位相変移されたバージョンを生成する。したがって、装置10は1つの出力分岐27A上で音声信号を送信し、かつ他の出力分岐27B上で互いに略同じ周波数の位相変移された音声信号を送信する。
位相変移された音声信号は、ベースバンド/RFプロセッサ24Bを通過しない。代わりに、図1の例では、各音声信号が同じベースバンド/RFプロセッサ24Aによって最初に処理されるが、次に別々の電力増幅器26A、26Bによって増幅される。従って、音声信号および位相変移された音声信号は実質的に同じ搬送周波数範囲を占める。
移相器38は、第2の出力分岐27Bへの適用の前に音声信号の切り替えられた部分の位相を変移する。例えば、出力分岐27Bへ切り替えられる音声信号に適用された位相変移は、略90度かもしれない。移相器38がハイブリッドカプラー28の特性と一致するように提供される。特に、ハイブリッドカプラー28は好ましくは90度のハイブリッドカプラー回路である。従って、移相器38は、略90度の位相変移を導入する。
音声とデータ信号が出力分岐27A、27Bによって送信される場合、それらは異なる搬送周波数範囲を占める。しかしながら、音声信号が両出力分岐27A、27Bにより送信される場合、それらは実質的に同じ搬送周波数範囲を占める。移相器38は、第2の出力分岐27Bに沿って伝えられる音声信号の部分に位相変移を導入する。その結果、ハイブリッドカプラー28はまた、出力分岐27A、27B上で送信された2つの音声信号を加算的に組み合わせることができ、実質的に増加した送信電力の組み合わされた音声信号を生成する。
言いかえれば、第1と第2の出力分岐上で送られた音声呼は同じ周波数範囲を占めるが、互いに位相変移された関係にある。このように、ハイブリッドカプラー28はより信頼できる音声通信のために、増加した全面的な送信電力で音声信号を生成する。従って、必要な場合にデータ呼よりも音声呼を優先することにより、装置10Aは音声とデータのための2重の送信機チェーンの必要をなくすかもしれない。代わりに、同時の音声およびデータ通信は、ハイブリッドカプラー28を経て出力分岐27A、27Bを組み合わせることにより、通常の状況の下で遂行することができる。
図2は高い電力音声送信のために2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる代替無線通信装置10Bを示すブロック図である。装置10Bは、図1の装置10Aに実質的に一致するが、スイッチ40と42、および移相器44がモデム12内に設けられる典型的なデジタル実施を表わす。図2の例では、電力制御ユニット20は、スイッチ40を経てデータTXユニット18によって生成されたデジタルデータ信号を切り替え、かつ移相器44へ適用するため音声TXユニット16によって生成されたデジタル音声信号に切り替える。スイッチ40、42および移相器は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいは両方で実施されるかもしれない。電力制御ユニット20、スイッチ40、42および移相器44は、音声呼および位相変移された音声呼を出力分岐に選択的に結合するためのデジタル信号処理ユニットを形成してもよい。図2に示されるように、デジタル信号処理ユニットは集積回路モジュールとして実現されるか、独立してあるいはモデム12の一部として実現されるかもしれない。
移相器44は音声信号のデジタル値を位相変移し、出力分岐27Bに位相変移された音声信号を適用する。図1の例でのように、位相変移された音声信号は略90度だけ変移されるかもしれない。このように、音声TXユニット16によって生成されたデジタル音声信号、および移相器44によって生成された位相変移されたデジタル音声信号は、それぞれDAC 17A、17Bおよび出力分岐27A、27Bに適用される。いくつかの実施例では、電力制御ユニット20は、出力分岐27Bによって位相変移された音声信号の送信の間に、データTXユニット18を不能または停止させるかもしれない。
図1の例のように、図2の装置1OBはベースバンド/RFプロセッサ24Aによる処理および電力増幅器26Aによる増幅のため、出力分岐27A上でDAC 17Aによって生成されたアナログ音声信号を送信する。アナログ音声信号は音声情報をデジタルに符号化する。しかしながら、図1の例とは対照的に、モデム12は位相変移されたアナログ音声信号を生成する。特に、電力制御ユニット20がスイッチ40を開き、スイッチ42を閉じ、かつ移相器44を活性化する場合、DAC 17Bはベースバンド/RFプロセッサ24Bによって処理するために位相変移されたアナログ音声信号を出力する。この理由で、ベースバンド/RFプロセッサ24Bは、データ通信に適切な第1のRF搬送波範囲へデータ信号の変換、同様に音声通信に適切な第2のRF搬送波範囲へ位相変移された音声信号の変換を取り扱うように、動的に調整可能にされるであろう。
電力制御ユニット20はベースバンド/ RFプロセッサ24B、あるいはベースバンド/RFプロセッサ24Bに関連した発振器に制御信号(示されない)を送信し、位相変移された音声信号の処理のための周波数応答を選択的に修正する。そしてベースバンド/RFプロセッサ24Bは位相変移されたアナログ音声信号を適切なRF搬送周波数範囲に変換する。次に、電力増幅器26Bは位相変移されたRF音声信号を増幅し、90度のハイブリッドカプラーであるかもしれないハイブリッドカプラー28に信号を送信する。従って、図2の例では、モデム12によって生成された音声信号および位相変移された音声信号は、装置1OB内の異なるベースバンド/RFプロセッサ24A、24Bによって処理される。
図3は高い電力音声送信のために2重の送信機出力分岐を組み合わせることのできる代替無線通信装置10Cを示す他のブロック図である。装置10Cは、図1および2の装置10Aおよび10Bにそれぞれ実質的に一致するが、他の典型的なデジタル実施を表わす。図3の例では、電力制御ユニット20、スイッチ40およびスイッチ42は、モデム12内でデジタルで実施されるかもしれず、音声呼および位相変移された音声呼を出力分岐に選択的に結合するためにデジタル信号処理ユニットを形成する。しかしながら、移相器の代わりに、装置10Cのモデム12は2つの独立した音声TXユニット16A、16Bを含んでいる。音声TXユニット16Aは、第1の出力分岐27A上で送信のためのデジタル音声信号を生成する。音声TXユニット16Bは、第2の出力分岐27B上で送信のためのデジタル音声信号を生成する。このように、音声TXユニット16Bは第1の音声呼と実質的に同一の第2の音声呼をデジタルで生成する。しかしながら、音声TXユニット16Bによって生成されたデジタル音声信号は、音声TXユニット16Aによって生成されたデジタル音声信号に関して、例えば90度位相変移される。
要求された送信電力が閾値を越える場合、電力制御ユニット20はスイッチ40を開き、データTXユニット18の出力を出力分岐27Bから減結合する。次に電力制御ユニット20はスイッチ42を閉じて、音声TXユニット16Bによって生成された位相変移された音声信号を出力分岐27Bに結合する。さらに、電力制御ユニット20は、出力分岐27B上で位相変移された音声信号の送信の間に、データTXユニット20を不能または停止させるように構成されるかもしれない。電力制御ユニット20はまた、音声TXユニット16Bを活性化し、位相変移された音声信号を生成するように構成されるかもしれない。
ベースバンド/RFプロセッサ24AはDAC 17Aからの音声信号出力を処理し、一方ベースバンド/RFプロセッサ24BはDAC 17Bからの音声信号出力を処理する。図2に関して記述されたように、ベースバンド/RFプロセッサ24Bは選択可能な周波数応答を提供するように構成されるかもしれず、データTXユニット18によって生成されたデータ信号の処理、または、例えば電力制御ユニット20の制御の下で、選択的原理で音声TXユニット16Bによって生成された位相変移された音声信号の処理を可能にする。再び、位相変移された音声信号は音声通信に適切な搬送周波数範囲を占め、データ信号はデータ通信に適切な搬送周波数範囲を占める。
装置10Cは移相器の必要をなくすが、付加的な音声TXユニット16Bを組込む。図1および2の例のように、図3の装置10C は、ベースバンド/RFプロセッサ24A による処理および電力増幅器26Aによる増幅のために、出力分岐27A 上でDAC 17Aによって生成されたアナログ音声信号を送信する。電力制御ユニット20がスイッチ40を開き、スイッチ42を閉じる場合、DAC17Bはベースバンド/RFプロセッサ24Bによって処理するために位相変移されたアナログ音声信号を出力する。そして電力増幅器26Bは位相変移されたRF音声信号を増幅し、ハイブリッドカプラー28に信号を送信する。ハイブリッドカプラー28は、音声信号および位相変移された音声信号を加算的に組み合わせ、より信頼できる音声通信のための増加した送信電力を達成する。
図4は高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる代替無線通信装置10Dを示すブロック図である。装置10Dは図3の装置10Cに実質的に一致する。しかしながら、各出力分岐の電力増幅器の代わりに、装置10Dは単一の電力増幅器43を含んでいる。電力増幅器43は、ハイブリッドカプラー45によって供給された、組み合わされた信号を増幅する。ハイブリッドカプラーは増幅に先立ってベースバンド/RFプロセッサ24A、24B それぞれの出力を組み合わせる。このようにハイブリッドカプラー45は出力分岐27A、27B を組み合わせるが、単一の電力増幅器43が組み合わされた信号を増幅する。図4の例では、ハイブリッドカプラー45は無線周波数で作動する。従って、図4はゼロ中間周波数(ZIF)アーキテクチャを表わすかもしれない。しかしながら、他の実施例では、ハイブリッドカプラー45は中間周波数バンドで作動するかもしれない。具体的には、ハイブリッドカプラー45は、電力増幅器43による無線周波数での後の増幅のために、中間周波数で出力分岐27A、27Bからの信号を組み合わせるかもしれない。
図5は高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる代替無線通信装置10E を示すブロック図である。装置l0Eは図2の装置10Bに実質的に一致する。しかしながら、装置10Eは出力ハイブリッドカプラー28および入力ハイブリッドカプラー47の両方を含んでいる。ハイブリッドカプラー28、47および電力増幅器26A、26Bは電力増幅器モジュール49を形成する。
図5の例において、入力ハイブリッドカプラー47がベースバンド/RFプロセッサ24Aから受け取られた音声呼のための入力を含んでいる。入力ハイブリッドカプラー47はまた、2つの出力を含み、一つは電力増幅器26Aの入力に結合され、他はスイッチ51を経て電力増幅器26Bの入力へ、または抵抗器53を経て接地終端へ(スイッチ51が抵抗器53に接続された場合) 結合される。
同時の音声およびデータ送信を含んでいる通常の状態の下では、ベースバンド/RFプロセッサ24Aは音声呼をハイブリッドカプラー47によって電力増幅器26Aに通し、一方ベースバンド/RFプロセッサ24Bはデータ呼をスイッチ34によって電力増幅器26Bに通す。同時の音声およびデータ送信のため、電力制御ユニット20はスイッチ51を開き、スイッチ34を閉じる。この場合、ハイブリッドカプラー47の第2の出力は接地するため抵抗器53を介して終端し、データ呼は出力分岐27Bによってハイブリッドカプラー28に送られ、同時の音声およびデータ送信を提供する。スイッチ34および51は、電力増幅器26B間で位相変移された音声呼およびデータ呼を結合および減結合するスイッチ装置の例を形成する。
音声呼のための要求された送信電力が適用可能な閾値を越える場合、電力制御ユニット20は電力増幅器26Bの入力からベースバンド/RFプロセッサ24Bの出力の減結合し、かつスイッチ51を閉じてハイブリッドカプラー47の第2の出力を電力増幅器26Bに結合する。この場合、ハイブリッドカプラー47は、第2の出力で音声呼の位相変移されたバージョンを生成し、位相変移された音声呼を電力増幅器26Bの入力に送信する。電力増幅器26Bに送信された音声呼は、ハイブリッドカプラー47によって受け取られた音声呼に関して略90度位相変移されるかもしれない。従って、図5の例では、ハイブリッドカプラー47は移相器の役割を果たす。
出力ハイブリッドカプラー28は音声呼および位相変移された音声呼を組み合わせ、送受切換器およびアンテナ32上で送信するための著しく増加した送信電力を有する全面的な音声呼を生成する。特に、ハイブリッドカプラー28は増幅された音声呼および位相変移された音声呼を組み合わせ、より信頼できる音声通信のための増加した全面的な送信電力を達成する。要求された送信電力が閾値未満である場合、電力制御ユニット20は、スイッチ51を開き、ハイブリッドカプラー47の第2の出力を終端し、スイッチ34を閉じてベースバンド/RFプロセッサ24Bから電力増幅器26Bの入力にデータ呼出力を結合し、それによって、同時の音声およびデータ通信を回復する。
図6は図1-5中で示された装置10A、10B、10C、10D、10Eの任意の実施例で使用するハイブリッドカプラー28の典型的な実施例を示す回線図である。ハイブリッドカプラー28は多数の目的に役立つかもしれない。例えば、ハイブリッドカプラー28は送受切換器30のための良好な終端を提供し、それはそうでなければ電力増幅器26A、26Bの不確かで制御されない出力インピーダンスにさらされるであろう。良好な終端はまた、通過および停止帯域の点から、送受切換器30の周波数特性を維持する役目をする。さらに、ハイブリッドカプラー28は、電力増幅器26A、26Bのために良好な終端を提供し、それは電力および線形性の性能のために当を得ている。さらに、ハイブリッドカプラー28は強い外部信号が電力増幅器26A、26Bに達し、相互変調生成物を生じることを防ぐかもしれない。一般に、ハイブリッドカプラー28はアイソレータの必要なしで音声とデータの独立した送信の経済的な方式をサポートする。
図6に示されたように、電力増幅器26A、26Bは90度のハイブリッドカプラー28の入力46、48を駆動する。s-パラメータ理論からの入射“a” および反射“b” 波も、図6に示される。一般に、低出力の音声信号は上部の出力分岐27Aによって送信され、データ信号はより低い出力分岐27Bによって送信され、出力分岐は高い電力音声信号を送信するために組み合わせられる。入力ポート46、48において2つの入射波a1およびa2が90度位相変移のために同一であると期待すると、それらは損失なく理想的に加算され、第3のポートでa3を生成するであろう。2つの増幅器26A、26Bのためのs-パラメータは以下のとおりである:
Figure 2007532012
ハイブリッドカプラー28のためのsパラメータは以下のとおりである:
Figure 2007532012
一般に、結合s-パラメータは以下のとおりである:
Figure 2007532012
式(1)および(2) の置換で、結合s-パラメータは以下のように表わされる:
Figure 2007532012
よりよく結果を理解するために、2つの入力波a1およびa2が入力だけである場合を考える。そのとき外部への進行波は次のように表わすことができる:
Figure 2007532012
増幅器26A、26Bの入力ポートが一致するなら(s11,1=s11,2=0)、それらの利得は等しい、そのとき:
Figure 2007532012
上記の表現(6)をみると、カプラー28の出力50は位相変移を有する入力46、48の合計であり、増幅器26A、26Bの利得によって基準化されることが明らかである。
Figure 2007532012
ハイブリッドカプラー28への入力46、48が独立した場合、例えば、同時の音声およびデータ送信の場合のような異なる搬送周波数では、電力の半分はハイブリッドカプラーの出力50に伝えられ、また、電力の半分は終端52に引き渡される。
上に記述された特性を与えられて、ハイブリッドカプラー28はこの開示で概説されるような2重の送信方式をサポートするように構成することができる。増加した送信電力が音声送信のために必要で、要求された送信電力が予め定められた閾値を越える場合、ハイブリッドカプラー28は、各出力分岐の信号を正確に位相調整することにより実質的な損失なしに2つの出力分岐27A、27Bを組み合わせる。したがって、高い電力のスピーチのために、ハイブリッドカプラー28への入力46、48は90度の位相差を除いて同一である。そうでなければ、異なる搬送周波数の音声およびデータのような独立した信号で3dBの組み合わせ損失がある。組み合わせ損失は低いおよび中位の送信電力でそれほど重要でない傾向がある。その電力範囲では、電流が通常静止レベルに接近し、電力の数デシベルを超えて著しく逸脱しないであろう。
増幅器26A、26Bが同一の反射係数を持っている場合、ハイブリッドカプラー28はまた良好な出力終端を提供する。言いかえれば、ハイブリッドカプラー28は送受切換器30に対し良好なソース終端を提供するであろう。この特性はハイブリッドカプラー28の出力に向けられた信号を想像することにより観察することができ、その場合には:
Figure 2007532012
両方の増幅器26A、26Bが一方的に作動する場合、s12,1=s12,2=0である。増幅器26A、26Bがさらに同一の出力反射係数を持っている場合、s22,1=s22,2であり、そして:
Figure 2007532012
顕著に、反射された信号はない。代わりに、入射波はハイブリッドカプラー28の終端52に向けられる。一般に、増幅器26A、26Bの出力がそうでなくても、ハイブリッドカプラー28の出力50は良好な終端として役立つ。この特性は増幅器26A、26Bおよび送受切換器30間の付加的なアイソレータの除去を可能にするかもしれない。
ハイブリッドカプラー28が異なる周波数の搬送波で作動する場合、即ち、音声とデータ信号がハイブリッドカプラーの入力46、48で受け取られる場合、入力ポート間の絶縁は特別な重要性を持っている。電力増幅器26A、26Bの出力で2つの異なる周波数の出現は、面倒な強さおよび周波数で放射される相互変調生成物の可能性を示す。絶縁はハイブリッドカプラー28の構成によるだけでなく、負荷終端、即ち、送受切換器30により影響を受ける。送受切換器30への入力が反射係数ρLを持っている場合、a3がρL3として表わされ、式(2)へ以下のように代用されるかもしれない:
Figure 2007532012
従って、負荷のゼロでない反射係数で、両方の信号はハイブリッドカプラー28の各入力46、48の方へ、即ち、増幅器26A、26Bのそれぞれの出力に反射して戻される。従って、ハイブリッドカプラー28のRF性能は、特にこの状況を処理するように設計されるかもしれない。
受信機-バンド雑音に関して、装置10のカプラーベースのアーキテクチャに利点がある。特に、各増幅器26A、26B の雑音のレベルは2倍の出力電力で作動する増幅器より少ない。例証の目的のために、各増幅器26A、26B の出力雑音のレベルが−140 dBm/Hz であると仮定すると、受信機-バンド雑音が最も好ましくない場合、各増幅器の信号出力は高い電力スピーチのためハイブリッドカプラー28の出力ポートで同相に組み合わされる。反対に、各増幅器26A、26B からの雑音は独立であり、したがって、ハイブリッドカプラー28の出力50と終端52の間で分割される。事実上、単一の増幅器26A、26B の等価な雑音レベルだけが出力50に送信される。
図7は高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐27A、27B (図1-5) を組み合わせる方法を示すフローダイアグラムである。図7で描かれた方法は、通常、音声およびデータ呼を独立して同時に取り扱う2つの出力分岐27A、27Bの存在を仮定する。図7で示されるように、電力制御ユニット20は、音声呼のための送信電力が増加されるべきか、減少されるべきかを決めるために、基地局から受信される順方向リンク中の電力制御ビットのような電力制御データを処理する(56)。
音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合(58)、電力制御ユニット20はデータ呼を落とすように1つ以上のスイッチ配列を制御し(60)、第1と第2の両出力分岐27A、27B上で音声呼を送信する(62)。そしてハイブリッドカプラー28は、音声呼の高い電力送信のため第1と第2の出力分岐27A、27Bを組み合わせる(64)。
音声呼のための要求された送信電力が適用可能な閾値を越えない場合(58)、電力制御ユニット20は、例えば電力増幅器26Aの利得を増加させることによって、出力分岐27Aの送信電力を必要とされるように単に増加させる(66)。この場合、装置10は出力分岐27A上で音声呼を(68)、および出力分岐27B上でデータ呼を(70)同時に独立して送信し続ける。そしてハイブリッドカプラー28は、共通のエアー・インターフェースにより音声呼とデータ呼の両方を送信するため、第1と第2の出力分岐27A、27Bを組み合わせる(64)。要求された送信電力が閾値以下に落ちる場合、電力制御ユニット20はデータ呼が再開、即ち再始動されることを指示するかもしれない。
図8は図7の方法をより詳しく示すフローダイアグラムである。図7の例でのように、電力制御ユニット20は、電力制御データを処理し(72)、要求された送信電力が閾値を越えたかどうか判断する(74)。越えたならば、電力制御ユニット20は、第2の出力分岐27Bからのデータ呼を切り替える(76)、音声呼の位相変移されたコンポーネントを生成し(78)、第2の出力分岐27B上で位相変移された音声コンポーネントに切り替える(80)。そしてハイブリッドカプラー28は、音声呼の高い電力送信のために第1と第2の出力分岐27A、27Bを組み合わせる(82)。
音声呼のための要求された送信電力が適用可能な閾値を越えない場合(74)、電力制御ユニット20は、例えば電力増幅器26Aの利得を増加させることによって、出力分岐27Aの送信電力を必要とされるように単に増加させる(84)。この場合、装置10は出力分岐27A上で音声呼を(86)、および出力分岐27B上でデータ呼を(88) 同時に独立して送信し続ける。そしてハイブリッドカプラー28は、共通のエアー・インターフェースによって音声呼およびデータ呼の両方を送信するため、第1と第2の出力分岐27A、27Bを組み合わせる(82)。要求された送信電力が閾値以下に落ちる場合、電力制御ユニット20はデータ呼が再開、即ち再始動されることを指示するかもしれない。
様々な実施例が記述された。ここに記述された機能部品のためのハードウェア実施の例は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブルゲート・アレイ(FPGA)、プログラム可能論理回路、特に設計されたハードウェア部品、あるいはそれらの任意の組み合せ内で実施を含んでいるかもしれない。さらに、ここに記述された1つ以上の技術は、ソフトウェアで部分的にあるいは全体的に実行されるかもしれない。その場合、コンピュータ読み出し可能な媒体が、コンピュータ読み出し可能な命令、即ち、上に記述された1つ以上の技術を実行する無線通信装置のプロセッサまたはDSP によって実行することができるプログラム・コードを格納するか、そうでなければ含むかもしれない。例えば、コンピュータ読み出し可能な媒体は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、不揮発性のランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)、EEPROM(EEPROM)、フラッシュ・メモリまたは同種のものを含むかもしれない。
多数の他の変形例がこの開示の精神および範囲から逸脱することなくなされるかもしれない。従って、これらおよび他の実施例は次の請求項の範囲内である。
高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる無線通信装置を示すブロック図である。 高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる代替無線通信装置を示すブロック図である。 高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる代替無線通信装置を示す他のブロック図である。 高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる他の代替無線通信装置を示すブロック図である。 高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせることができる他の代替無線通信装置を示すブロック図である。 図1-5で示された実施例のいずれかで使用のための典型的なハイブリッドカプラー回路を示す回線図である。 高い電力音声送信のための2重の送信機出力分岐を組み合わせる方法を示すフローダイアグラムである。 図7の方法をより詳しく示すフローダイアグラムである。

Claims (68)

  1. 第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、
    第2の出力分岐上で送信のためのデータ呼を増幅する第2の増幅器と、
    音声呼の位相変移されたバージョンを生成する移相器と、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合、第2の増幅器からのデータ呼を減結合し、かつ音声呼の位相変移されたバージョンを第2の増幅器に結合するスイッチとを含む電力増幅器モジュール。
  2. 移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2の出力分岐を組み合わせるカプラー回路をさらに含む請求項1の電力増幅器モジュール。
  3. カプラー回路が第1と第2の出力分岐を組み合わせる90度のハイブリッドカプラーを含む請求項2の電力増幅器モジュール。
  4. 音声呼のための要求された送信電力に基づいて、移相器およびスイッチを制御する電力制御ユニットをさらに含む請求項1の電力増幅器モジュール。
  5. 電力制御ユニットが電力制御データを監視し、電力制御データに応じて移相器とスイッチを制御する請求項4の電力増幅器モジュール。
  6. 要求された送信電力が閾値未満である場合、電力制御ユニットは第2の増幅器にデータ呼を結合し、かつ第2の増幅器からの音声呼を減結合するようにスイッチを制御する請求項4の電力増幅器モジュール。
  7. 音声呼および位相変移された音声呼が位相変移を除いて実質的に同一である請求項1の電力増幅器モジュール。
  8. 移相器は音声呼を略90度位相変移する請求項1の電力増幅器モジュール。
  9. 第1の出力分岐上で送信のため音声呼を増幅する第1の増幅器と、
    第2の出力分岐上で送信のためデータ呼を増幅する第2の増幅器と、
    移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2の出力分岐を組み合わせるカプラー回路と、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合、音声呼の位相変移されたバージョンを第2の増幅器に結合する手段とを含む電力増幅器モジュール。
  10. カプラー回路が第1と第2の出力分岐を組み合わせる90度のハイブリッドカプラーを含む請求項9の電力増幅器モジュール。
  11. 結合手段は、音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合、第2の増幅器からのデータ呼を減結合し、かつ音声呼の位相変移されたバージョンを第2の増幅器に結合するスイッチ含む請求項9の電力増幅器モジュール。
  12. 音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、音声呼の位相変移されたバージョンを生成する移相器をさらに含む請求項9の電力増幅器モジュール。
  13. 移相器が音声呼を略90度位相変移する請求項12の電力増幅器モジュール。
  14. 音声呼のための要求された送信電力に基づいて、結合手段を制御する電力制御ユニットをさらに含む請求項9の電力増幅器モジュール。
  15. 電力制御ユニットが電力制御データを監視し、電力制御データに応じて結合手段を制御する請求項14の電力増幅器モジュール。
  16. 要求された送信電力が閾値未満である場合、電力制御ユニットは第2の増幅器にデータ呼を結合し、かつ第2の増幅器からの音声呼を減結合するように結合手段を制御する請求項9の電力増幅器モジュール。
  17. 音声呼および位相変移された音声呼は位相変移を除いて実質的に同一である請求項9の電力増幅器モジュール。
  18. 第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、
    第2の出力分岐上で送信のためのデータ呼を増幅する第2の増幅器と、
    移動無線通信装置に関連した無線インターフェースのための無線周波数アンテナと、
    アンテナ上で送信のために第1と第2の出力分岐を組み合わせるカプラー回路とを含む電力増幅器/アンテナ・モジュール。
  19. 音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、音声呼の位相変移されたバージョンを生成する移相器と、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合、第2の増幅器からのデータ呼の減結合し、かつ第2の増幅器に音声呼の位相変移されたバージョンを結合するスイッチとをさらに含む請求項18の電力増幅器/アンテナ・モジュール。
  20. カプラー回路が第1と第2の出力分岐を組み合わせる90度のハイブリッドカプラーを含む請求項19の電力増幅器/アンテナ・モジュール。
  21. 音声呼および位相変移された音声呼は位相変移を除いて実質的に同一である請求項19の電力増幅器/アンテナ・モジュール。
  22. 移相器は音声呼を略90度位相変移する請求項19の電力増幅器/アンテナ・モジュール。
  23. 第1の出力分岐によって送信のための音声呼を生成する音声呼送信ユニットと、
    第2の出力分岐によって送信のためのデータ呼を生成するデータ呼送信ユニットと、
    音声呼の位相変移されたバージョンを生成する移相器と、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第2の出力分岐からのデータ呼を減結合し、かつ第2の出力分岐に音声呼の位相変移されたバージョンを結合するスイッチとを含むデジタル信号処理モジュール。
  24. 音声呼のための要求された送信電力に基づいて、移相器およびスイッチを制御する電力制御ユニットをさらに含む請求項23のデジタル信号処理モジュール。
  25. 電力制御ユニットが電力制御データを監視し、電力制御データに応じて移相器とスイッチを制御する請求項24のデジタル信号処理モジュール。
  26. 要求された送信電力が閾値未満である場合に、電力制御ユニットは第2の増幅器にデータ呼を結合し、かつ第2の増幅器からの音声呼を減結合するようにスイッチを制御する請求項25のデジタル信号処理モジュール。
  27. 音声呼および位相変移された音声呼は位相変移を除いて実質的に同一である請求項23のデジタル信号処理モジュール。
  28. 移相器が音声呼を略90度位相変移する請求項23のデジタル信号処理モジュール。
  29. 第1の出力分岐によって音声呼を送信し、
    第2の出力分岐によってデータ呼を送信し、
    移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2の出力分岐を組み合わせ、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信することを含む方法。
  30. 位相変移された音声呼を生成するため音声呼を位相変移することをさらに含み、第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信することが、第1の出力分岐によって音声呼を送信し、かつ第2の出力分岐によって位相変移された音声呼を送信することを含む請求項29の方法。
  31. 音声呼および位相変移された音声呼は位相変移を除いて実質的に同一である請求項30の方法。
  32. 音声呼を位相変移することが音声呼を略90度位相変移することを含む請求項30の方法。
  33. 90度のハイブリッドカプラーによって第1と第2の出力分岐を組み合わせることをさらに含む請求項32の方法。
  34. 電力制御データを監視し、
    電力制御データに応じて音声呼の送信電力を増加することをさらに含む請求項29の方法。
  35. 第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信することは、第2の出力分岐からのデータ呼を減結合し、音声呼を第2の出力分岐に結合することを含む請求項29の方法。
  36. 第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信することは、第1の音声呼と実質的に同一の第2の音声呼をデジタルで生成し、第2の音声呼を第2の出力分岐に結合することを含む請求項29の方法。
  37. 要求された送信電力が閾値未満である場合に、データ呼を第2の出力分岐に結合し、音声呼を第2の出力分岐から減結合することをさらに含む請求項29の方法。
  38. 第1の出力分岐によって送信された音声呼を第1の電力増幅器で増幅し、
    第2の出力によって送信された音声呼を第2の電力増幅器で増幅することをさらに含み、
    第1と第2の出力分岐を組み合わせることが第1と第2の増幅された音声呼を組み合わせることを含む請求項29の方法。
  39. 第1の搬送周波数で音声呼を送信し、
    第2の搬送周波数でデータ呼を送信することをさらに含む請求項38の方法。
  40. 音声呼の送信のための第1の出力分岐と、
    データ呼の送信のための第2の出力分岐と、
    移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2の出力分岐を組み合わせるカプラー回路と、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第1と第2の両出力分岐による音声呼の送信を指示する電力制御ユニットとを含む移動無線通信装置。
  41. 位相変移された音声呼を生成するため音声呼を位相変移する移相器をさらに含み、送信制御器が第1の出力分岐によって音声呼を送信し、かつ第2の出力分岐によって位相変移された音声呼を送信する請求項40の装置。
  42. 音声呼および位相変移された音声呼は位相変移を除いて実質的に同一である請求項41の装置。
  43. 移相器が音声呼を略90度位相変移する請求項41の装置。
  44. カプラー回路が第1と第2の出力分岐を組み合わせる90度のハイブリッドカプラーを含む請求項41の装置。
  45. 電力制御ユニットが電力制御データを監視し、電力制御データに応じて音声呼の送信電力を増加する請求項40の装置。
  46. 電力制御ユニットは、第2の出力分岐からのデータ呼を減結合し、かつ第2の出力分岐に音声呼を結合することにより、第1と第2の両出力分岐による音声呼の送信を指示する請求項40の装置。
  47. 電力制御ユニットは、第1の音声呼と実質的に同一の第2の音声呼のデジタル生成を指示し、かつ第2の出力分岐に第2の音声呼を結合することにより、第1と第2の両出力分岐により音声呼の送信を指示する請求項40の装置。
  48. 電力制御ユニットは、要求された送信電力が閾値未満である場合に、データ呼を第2の出力分岐に結合し、かつ第2の出力分岐からの音声呼を減結合することを指示する請求項40の装置。
  49. 第1の出力分岐によって送信された音声呼を増幅する第1の電力増幅器と、
    第2の出力によって送信した音声呼を増幅する第2の電力増幅器とをさらに含み、
    カプラー回路が第1と第2の増幅された音声呼を組み合わせる請求項40の装置。
  50. 音声呼をベースバンド周波数から第1の搬送周波数に変換する第1のベースバンド/無線周波数プロセッサと、
    データ呼をベースバンド周波数から第2の搬送周波数に変換する第2のベースバンド/無線周波数プロセッサとをさらに含む請求項49の装置。
  51. 移相器が第1のベースバンド/無線周波数プロセッサの出力分岐に結合される請求項50の装置。
  52. 第1の出力分岐によって第1の送信搬送周波数で音声呼を送信し、
    第2の出力分岐によって第2の送信搬送周波数でデータ呼を送信し、
    電力制御データに応じて音声呼の送信電力を制御し、
    音声呼の送信電力が閾値を越える場合に、データ呼を落とし、かつ第1の送信搬送周波数で第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信することを含む方法。
  53. 位相変移された音声呼を生成するために音声呼を位相変移することをさらに含み、第1および第2の両出力分岐によって音声呼を送信することが、第1の出力分岐によって音声呼を送信し、かつ第2の出力分岐によって位相変移された音声呼を送信することを含む請求項52の方法。
  54. 音声呼を位相変移することが音声呼を略90度位相変移することを含む請求項53の方法。
  55. 第1の送信搬送周波数で音声呼を送信するための第1の出力分岐と、
    第2の送信周波数でデータ呼を送信するための第2の出力分岐と、
    電力制御データに応じて音声呼の送信電力を制御する電力制御ユニットとを含み、電力制御ユニットは、音声呼の送信電力が閾値を越える場合に、データを落とし、かつ第1の送信搬送周波数で第1と第2の両出力分岐による音声呼の送信を指示する移動無線通信装置。
  56. 位相変移された音声呼を生成するために音声呼を位相変移する移相器をさらに含み、送信制御器が第1の出力分岐によって音声呼を送信し、かつ第2の出力分岐によって位相変移された音声呼を送信する請求項55の装置。
  57. 移相器が音声呼を略90度位相変移する請求項56の装置。
  58. 第1の出力分岐によって音声呼を送信する手段と、
    第2の出力分岐によってデータ呼を送信する手段と、
    移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2の出力分岐を組み合わせる手段と、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信する手段とを含む無線通信装置。
  59. 位相変移された音声呼を生成するために音声呼を位相変移する手段をさらに含み、第1と第2の両出力分岐によって音声呼を送信する手段は、第1の出力分岐によって音声呼を送信し、かつ第2の出力分岐によって位相変移された音声呼を送信する手段を含む請求項58の装置。
  60. 音声呼および位相変移された音声呼は位相変移を除いて実質的に同一である請求項59の装置。
  61. 位相変移手段は音声呼を略90度位相変移する請求項59の装置。
  62. 第1と第2の出力分岐を組み合わせる90度のハイブリッドカプラーをさらに含む請求項61の装置。
  63. 音声呼が第1の搬送周波数を有し、データ呼が第1の搬送周波数と異なる第2の搬送周波数を有する請求項58の装置。
  64. 第1の出力分岐上で送信のための音声呼を増幅する第1の増幅器と、
    第2の出力分岐上で送信のためのデータ呼を増幅する第2の増幅器と、
    音声呼を第1の増幅器へ通しかつ音声呼の位相変移されたバージョンを生成する第1のハイブリッドカプラーと、
    音声呼のための要求された送信電力が閾値を越える場合に、音声呼の位相変移されたバージョンを第2の増幅器に結合し、かつ第2の増幅器からのデータ呼を減結合するスイッチ装置と、
    移動無線通信装置に関連した無線インターフェース上で送信のため、第1と第2の出力分岐を組み合わせる第2のハイブリッドカプラーとを含む電力増幅器モジュール。
  65. 第1のハイブリッドカプラーが90度のハイブリッドカプラーを含み、第2のハイブリッドカプラーが90度のハイブリッドカプラーを含む請求項64の電力増幅器モジュール。
  66. 音声呼のための要求された送信電力に基づいて、スイッチ装置を制御する電力制御ユニットをさらに含む請求項64の電力増幅器モジュール。
  67. 電力制御ユニットが電力制御データを監視し、電力制御データに応じてスイッチ装置を制御する請求項66の電力増幅器モジュール。
  68. 電力制御ユニットは、要求された送信電力が閾値未満である場合に、データ呼を第2の増幅器に結合するようにスイッチ装置を制御する請求項66の電力増幅器モジュール。
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