JP2007531567A5 - - Google Patents

Claims (37)

1. 吸引と共に使用するための創傷充填材（４５０）であって、
   非吸収性の第１繊維材料を含む実質的に平坦な第１層（４１０）と、
   シート状に形成された非吸収性の第２繊維材料を含み、複数のピーク部分及びトラフ部分（４３０）を含む実質的に非線形の断面を有する第２層（４２０）と、
   を含み、第２層の各トラフ部分が第１層の上方表面と連結して創傷充填材の波形ユニットを形成する創傷充填材。
2. 波形ユニットが、第１層の少なくとも一部分を周囲方向に露呈させた、全体に螺旋形状（５００）を形成する形態とされる請求項１の創傷充填材。
3. 吸引と共に使用するための創傷充填材（５５０）であって、
   請求項１に記載する創傷充填材（４５０）からなる複数の波形ユニットを含み、
   隣り合う各波形ユニットが層形態において相互に連結される創傷充填材。
4. 隣り合う波形ユニットが、一方の波形ユニットの第２層のピーク部分を他方の波形ユニットの第１層の下方表面に連結することにより相互に連結される請求項３の創傷充填材（５５０）。
5. 隣り合う波形ユニットが、一方の波形ユニットの第２層のピーク部分を他方の波形ユニットの第１層のピーク部分に連結することにより相互に連結される請求項３の創傷充填材（５５０）。
6. 隣り合う波形ユニットが、一方の波形ユニットの第１層の下方表面を他方の波形ユニットの第１層の下方表面に連結することにより相互に連結される請求項３の創傷充填材（５５０）。
7. 隣り合う波形ユニットが接着材により相互に連結される請求項３の創傷充填材（５５０）。
8. 隣り合う波形ユニットがヒートシールにより相互に連結される請求項３の創傷充填材（５５０）。
9. 請求項１に記載する如き創傷充填材の製造方法であって、
   非吸収性の第１繊維材料を含む実質的に平坦な第１層を提供すること、
   第２繊維材料を含む実質的に平坦な第２層を提供すること、
   第２層を複数のピーク部分及びトラフ部分を含む形状に形成すること、
   第２層のトラフ部分を第１層の上方表面に連結して創傷充填材の波形ユニットを形成すること、
   を含む方法。
10. 第１波形ユニットを、第１層の少なくとも一部分が周囲方向に露呈されてなる全体に螺旋形状に形成すること、を更に含む請求項９の方法。
11. 請求項４に記載する如き複数の波形ユニットを有する創傷充填材の製造方法であって、
    請求項９の各段階を一回以上実施して１つ以上の波形ユニットを形成すること、
    全ての波形ユニットが相互連結されるまで、１つの波形ユニットの第２層のピーク部分の少なくとも一部分を別の波形ユニットの第１層の下方表面に相互連結すること、
    を含む方法。
12. 吸引と共に使用するための創傷充填材（１００、２００、２１０、２３０、２４０、２５０、４５０、５００、５５０、６００、７００、１０００）であって、
    相互に連結して、創傷充填材に吸収され得る水溶液が該創傷充填材の非圧縮状態での容積の約１／３未満であるような非吸収性の構造を形成する複数の生物相容性の繊維を含む創傷充填材。
13. 創傷充填材によって吸収され得る水溶液の容積が、非圧縮状態の創傷充填材の容積の約１１％未満である請求項１または１２の創傷充填材。
14. 創傷充填材によって吸収され得る水溶液の容積が、非圧縮状態の創傷充填材の容積の約５％未満である請求項１３の創傷充填材。
15. 創傷充填材が、１３７９０Ｐａ未満の圧縮力を受けた場合に非圧縮容積の約５０％未満の圧縮容積に圧縮され得る請求項１または１２の創傷充填材。
16. 圧縮容積が非圧縮容積の約２５％未満である請求項１５の創傷充填材。
17. 圧縮容積が非圧縮容積の約１０％未満である請求項１６の創傷充填材。
18. 圧縮力を除去すると非圧縮容積の約５０％以上に復元し得る請求項１５の創傷充填材。
19. 圧縮力を除去すると非圧縮容積の約８０％以上に復元し得る請求項１８の創傷充填材。
20. 創傷充填材が非等方性を有し、非吸収性の材料を形成する複数の非吸収性の合成ポリマー繊維にして、第１軸に沿った第１圧縮応答性と、第１軸と直角な第２軸に沿った第２圧縮応答性とを有し、第２圧縮応答性が第１圧縮応答性とは異なる請求項１または１２の創傷充填材。
21. 第１軸及び第２軸と直角な第３軸に沿って第３圧縮応答性を有し、第１圧縮応答性と、第２圧縮応答性と、第３圧縮応答性とが、夫々異なったものである請求項２０の創傷充填材。
22. 非吸収性の構造が、実質的にコークスクリュー形状（６００）に更に形成される請求項１２、１３、１４の何れかの創傷充填材。
23. 繊維が相互に連結して中空管構造を形成する請求項１２、１３、１４の何れかの創傷充填材。
24. 非吸収性の構造が、織らない態様下にランダムに相互連結して、実質的に連続した非吸収性のシート状に形成したポリマー繊維から形成される請求項１２、１３、１４の何れかの創傷充填材。
25. シート状の材料が少なくとも１つの平坦な表面と、該表面から上昇するパイル構造とを更に含む請求項２４の創傷充填材。
26. パイル構造がベルベットである請求項２５の創傷充填材。
27. パイル構造がループ付き繊維である請求項２５の創傷充填材。
28. 繊維が合成ポリマー繊維である請求項１２、１３、１４の何れかの創傷充填材。
29. 合成ポリマー繊維がポリエステルを含む請求項２８の創傷充填材。
30. 繊維がヒートシール手段によって相互に連結される請求項１２、１３、１４の何れかの創傷充填材。
31. 繊維が接着材によって相互に連結される請求項１２、１３、１４の何れかの創傷充填材。
32. 接着材がシリコーンを含む請求項１の創傷充填材。
33. 少なくとも１つの繊維が創傷治療剤を含む請求項１２の創傷充填材。
34. 少なくとも１つの繊維が、創傷の少なくとも１つの表面に電流を伝導するようになっている請求項１２の創傷充填材。
35. 繊維が、スパンボンド法あるいはメルトブロー法の何れかによって相互に連結される請求項１２の創傷充填材。
36. 綿芯を形成する、ランダムサイズの、少なくとも１つの非吸収性の合成ポリマー繊維を含む請求項１２、２０、２１の何れかの創傷充填材。
37. 少なくとも１つの非吸収性の合成ポリマー繊維が単繊維を含む請求項３６の創傷充填材。