JP2007531215A - 口金付高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体 - Google Patents

口金付高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体 Download PDF

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Abstract

本発明は、口金付高圧放電ランプ(1)及びランプホルダ(50)の組立体に関するものである。口金付高圧放電ランプ(1)は外側エンベロープ(10)を有し、このエンベロープ(10)内には放電容器(11)が配置されている。この外側エンベロープは、クランプ部材(25)を設けたピンチ部(20)を有する。ランプ口金は、このクランプ部材を収容するほぼ円筒状のカップ状部分を有し、突出カラー(36)が設けられている。ランプホルダ(50)は、カップ状部分を収容するほぼ円筒状のフランジ(55)を有し、それによりこのフランジが突出カラーと係合するようになっている。このフランジ(55)の内径は−0.2mm以下の公差を有する。カップ状部分(33)の外径は+0.2mm以下の公差を有する。これら公差のそれぞれは、突出カラーに対して測定した場合に少なくとも2.5mmに亘り存在している。

Description

本発明は、口金付高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体に関するものである。
本発明は、このような組立体のための口金付高圧放電ランプに関するものでもある。
本発明は更に、このような組立体のためのランプホルダにも関するものである。
高圧放電ランプは、高い色温度と、高い演色評価数と、高輝度とを有しうるものである。これらのランプは、リフレクタと組み合わせてビームを形成するコンパクトな光源が必要とされる用途、例えば、道路照明や、スタジオ又は投影用途や、店舗や工場における業務用屋内照明や、街の美化用途に極めて適している。
頭書に記載した種類の高圧放電ランプは、セラミック壁部を有する放電容器又は石英ガラスの放電容器を有する。このような高圧放電ランプは、実際上は広く利用されており、高い発光効率と相俟って好ましい色特性を有する。ランプの放電容器には、水銀及び希ガスの充填剤に加えて1種又は複数種の金属又はハロゲン化金属が封入されている。
本明細書及び特許請求の範囲に記載したセラミック壁部は、単結晶金属酸化物(例えばサファイヤ)、高密度焼結多結晶金属酸化物(例えば酸化アルミニウムやYAG)及び高密度焼結多結晶金属窒化物(例えば窒化アルミニウム)といった材料のうちの一種から形成される壁部であると理解されたい。
口金付高圧放電ランプ及びこのような放電ランプ用のランプホルダは、欧州特許出願公開第0478078号明細書から既知である。この口金付高圧放電ランプは、絶縁材料のランプ口金を有し、このランプ口金には、中央に配置された接点部材と、当該ランプ口金と同心にある金属スリーブとが設けられている。この金属スリーブには放電容器の一方の端部が装着されており、この金属スリーブに対して電流供給導体が取り付けられている。このランプ口金の外形は回転対称形となっているため、高圧放電ランプを回転させながらランプホルダ内に挿入することができる。
この既知の口金付高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体の不利な点は、はめ合方式を採用していることにある。このはめ合い方式では、ランプホルダ内での口金付高圧放電ランプの位置が比較的不正確になってしまう。このことは、光放電の中心が充分な精度で分からないことを意味する。
本発明は、上述した不利をある程度又は完全に解消することを目的とする。この目的は、口金付高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体であって、この口金付高圧放電ランプは外側エンベロープを有し、この外側エンベロープ内では、放電容器が長手方向軸線の周囲に配置されており、この放電容器は、イオン化可能な充填剤を有する放電空間を気密に包囲しており、この放電容器は、第1接続部及びそれに対向する第2接続部を有し、これら接続部を通じて、第1及び第2電流供給導体がそれぞれ前記放電空間に配置された一対の電極まで延在しており、前記外側エンベロープは、第1及び第2電流供給導体により前記放電容器を支持するピンチ部を有しており、このピンチ部には、当該ピンチ部をクランプ装着して包囲するクランプ部材が設けられており、また、この口金付高圧放電ランプは、ランプ口金を有し、この口金は、絶縁材料の基部と、前記クランプ部材を収容するほぼ円筒状のカップ状部分とを具えており、このカップ状部分には突出カラーが設けられており、前記基部には、前記カップ状部分を越えて突出する第1及び第2接点部材が設けられており、これら第1及び第2接点部材にはそれぞれ第1及び第2電流供給導体が電気的に接続されており、また、前記ランプホルダは、口金付高圧放電ランプのカップ状部分を収容するほぼ円筒状のフランジと当該ランプホルダの基部とを有し、このランプホルダの基部には、第1接続手段及び第2接続手段が設けられている口金付高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体において、前記ランプホルダのフランジは、前記口金付高圧放電ランプの前記カップ状部分を収容して、それによりこのフランジが、カップ状部分の突出カラーと係合すると共に、前記第1及び第2接点部材がそれぞれ前記第1及び第2接続手段と電気的に接触しており、前記フランジの内径の公差が−0.2mm以下であり、前記カップ状部分の外径の公差が+0.2mm以下であり、これら公差のそれぞれが、長手方向軸線に沿って前記突出カラーに対して測定した場合に、少なくとも2.5mmに亘って存在している組立体により達成される。
ランプホルダのフランジ及びカップ状部分のそれぞれの直径に対する公差を比較的小さく規定することにより、このフランジ内にカップ状部分を比較的高い精度で位置決めすることができる。このようにして、口金付高圧放電ランプの放電容器を比較的高い精度でランプホルダ内に位置決めすることができる。放電の光中心が、長手方向軸線に対して比較的高い精度で配置される。更に、長手方向軸線に対する放電の光中心位置、すなわちランプホルダの基準(点)に対する放電の光中心距離を比較的高い精度で決定することができる。この距離は、放電の「光中心長さ」とも称される。本発明による組立体を用いることにより、口金付高圧放電ランプの放電容器において放電により放出される光の光中心長さが比較的良好に規定される。ランプホルダに対して高圧放電ランプがこのように正確に位置決めされることは、高圧放電ランプ及びランプホルダの組立体をリフレクタに装着する場合に有利である。これは、特に、リフレクタから放出されるビーム(パターン)を良好に規定する必要がある場合、例えば自動車が対向して走っている路上においてドライバに対して眩しさを与えないようにする必要がある場合などにあてはまる。加えて、市場では、ランプ及びランプホルダの寸法を低減させようという傾向がある。この傾向により、ランプホルダに(放電)ランプを正確に位置決めする必要が増すことになる。
口金付高圧放電ランプのカップ状部分がランプホルダのフランジに収容されると、このフランジがカップ状部分の突出カラーに係合する。このカップ状部分とフランジとの係合関係により、ランプホルダに対する放電容器の高さが決定される。このようにして、長手方向軸線に沿っての光中心長さが正確に決定される。長手方向軸線に対して垂直な面における放電の光中心位置は、ランプホルダのフランジ及びカップ状部分のそれぞれの直径の公差により決定される。これらそれぞれの直径の公差に関する要求を高くする程、放電の光中心位置が長手方向軸線に対して良好に位置決めされることになる。
既知の組立体において、絶縁材料のランプ口金は、ランプ容器の第1接続部分に固定されており、またこのランプ口金には第1中心接点部材が設けられている。このランプ口金は、ランプ容器の第1接続部分の周囲にほぼ回転対称形の金属スリーブを有する。このスリーブは、前記第1接点部材とほぼ同心になっており、第1接続部分はこのスリーブ内に固定されている。この金属スリーブは、円周溝の形態の連続的な円形レリーフを有し、ランプホルダの保持手段又はランプホルダのクランプ端子をこれに係合させて電気的接触を形成することができる。既知の組立体では、ランプホルダにおける口金付高圧放電ランプの位置はやや不正確になる。既知のランプホルダでは口金付高圧放電ランプが簡単に動いてしまうおそれがあり、それにより、長手方向軸線及びランプホルダに対する放電の光中心位置がより不正確になる。
本発明による組立体において、ランプホルダの基部は、はめ合方式の基準面となる。一方では、ランプホルダの高さに対する比較的小さい公差とフランジに対する比較的小さい公差とによって、また他方では、突出カラー及びカップ状部分の外径に対する小さい公差によって、精度が得られる。これらの双方とも製造工程における放電容器の調製時に基準として使用する。
好ましくは、フランジの内径の公差が−0.10mm以下となり、カップ状部分の外径の公差が+0.05mm以下となり、これら公差のそれぞれが、長手方向軸線に沿って突出カラーから測定した場合に、少なくとも5mmに亘って存在するようにする。ランプホルダのフランジ及びカップ状部分のそれぞれの直径に対する公差を比較的小さく規定することにより、比較的高い精度でフランジ内にカップ状部分を位置決めすることができる。このようにして、口金付高圧放電ランプの放電容器が比較的高い精度でランプホルダ内に位置決めされる。本発明の好適例による組立体を用いれば、口金付高圧放電ランプの放電容器における放電により放出される光の光中心長さが極めて正確になる。上記各直径の公差に対する要求を高くする程、放電の光中心が長手方向軸線に対して良好に位置決めされることになる。
ランプホルダのフランジへの口金付高圧放電ランプのカップ状部分の位置決め精度を更に向上させるために、ランプ口金のクランプ部材の装着性を改善することができる。このために、本発明の組立体の好適例では、クランプ部材に、当該クランプ部材をカップ状部分に取り付けるためのほぼ円筒状の係合部を設けることを特徴とする。この係合部により、カップ状部分へのクランプ部材の取り付けが補強する。更に、この係合部は、例えばスポット溶接により、クランプ部材及びカップ状部分間の連結を強固なものとするのに用いることができる。
本発明の組立体の好適例は、ランプ口金のカップ状部分と、ランプホルダのフランジとを金属から形成することを特徴とする。金属を用いることにより、フランジの内径及びカップ状部分の外径の公差が比較的小さくなる。更に、放電ランプが比較的高温になるという点からも、金属を使用するのが好ましい。
カップ状部分と、ランプホルダのフランジとが係合関係を確立しうるようにすると共に、ランプホルダの基部において第1及び第2接点部材と第1及び第2接続手段とが電気的に接触しうるように、ランプホルダの基部を特別な態様で構成する。このために、本発明による組立体の好適例では、ランプホルダの基部にクリアランスをもって絶縁材料の円筒状本体を配置し、この円筒状本体とランプホルダのフランジとの間に弾性手段を設け、フランジがカップ状部分を収容する際に、この円筒状本体が弾性圧力をもってフランジと係合するようにすることを特徴とする。ランプホルダのフランジがカップ状部分と分離していれば、この円筒状本体は、ランプホルダの基部において比較的自由に動く。フランジがカップ状部分を収容すると、この円筒状本体の位置がほぼ固定される。カップ状部分をランプホルダのフランジに挿入すると、円筒状本体が放電ランプの方向に引かれ、それにより、円筒状本体とランプホルダのフランジとの間の弾性手段に圧力が加わる。このように、ランプホルダに対する放電ランプの高さは、カップ状部分とランプホルダのフランジと間の係合関係によってのみ決定される。このようにして、長手方向軸線に沿っての光中心長さが正確に決定される。
構造上の観点から、円筒状本体は、2つの隣接する部分から形成するのが好ましい。一方の部分は、カップ状部分をランプホルダのフランジに挿入すると、円筒状本体が放電ランプの方向に引かれるように作用するので、これに対して、他方の部分は電気接続導線を有するものである。このために、本発明による組立体の好適例は、前記円筒状本体は、第1円筒状部分と、この第1円筒状部分の前記口金付高圧放電ランプの側と反対側にある当該第1円筒状部分に隣接する第2円筒状部分とを有し、この第1円筒状部分には、第1及び第2アーク状スロットが設けられており、これら第1及び第2アーク状スロットの一方の端部には円形幅広部が設けられており、この円形広幅部は、前記ランプホルダのフランジに前記口金付高圧放電ランプのカップ状部分を収容させたときに、前記第1及び第2接点部材を通過するようになっており、前記アーク状スロット内でこれら第1及び第2接点部材を回転させると、前記基部の第1及び第2接点部材が、前記第1及び第2接続手段と電気的に接触するようになっており、これら第1及び第2接続手段が、前記第2円筒状部分に設けられていることを特徴とする。一方の端部に円形幅広部が設けられたアーク状スロットにより、いわゆる捻りロック機構に基づいた接点部材の挿入ができるようになる。第1及び第2の接点部材は、ランプホルダのフランジが口金付高圧放電ランプのカップ状部分を収容すると、第1及び第2アーク状スロットの円形幅広部に挿入される。
次のステップとして、口金の基部にある第1及び第2接点部材が、円筒状本体の第2円筒状部分にある第1及び第2接続手段と電気的(及び機械的)に接触するまで、カップ状部分を捻る。アーク状スロットにおいて第1及び第2の接点部材が回転することにより、円筒状本体の第1円筒状部分が放電ランプの方向に移動する。この動きにより、第1円筒状本体とランプホルダのフランジとの間の弾性手段に圧力が加わる。このように、ランプホルダに対する放電ランプの高さは、カップ状部分とランプホルダのフランジとの間の係合関係によってのみ決定される。このようにして、長手方向軸線に沿っての光中心長さが正確に決定される。
本発明による組立体の好適例は、第1及び第2円筒状部分をセラミック材料から形成することを特徴とする。放電ランプは比較的高温になるため、酸化アルミニウムのようなセラミック材料を用いるのが好ましい。
本発明による組立体の他の好適例では、円筒状本体に、第1及び第2円筒状部分が長手方向軸線を中心として互いに回転するのを妨げる防止手段を設ける。このために、これら第1及び第2の円筒状部分に、適切な突出及びくぼみ部分を設ける。このようにして、これら第1及び第2円筒状部分が長手方向軸線を中心として互いに回転するのを制限する。これら第1及び第2円筒状部分は、保持ばね又はリベットにより互いに取り付けるのが好ましい。保持ばねによれば、ランプホルダの基部内で、円筒状本体の第1及び第2円筒状部分が、特に長手方向軸線に沿って多少動くおそれがある。これら第1及び第2円筒状部分は、相互に固定して互いに移動するのを防止するのが好ましい。
本発明による組立体の更に他の好適例は、第1及び第2接点部材にシャンクを設け、シャンクのカップ状部分の側と反対側にディスクを設け、ディスクの寸法は、第1及び第2アーク状スロットの円形幅広部を通過しうるものとすると共に、シャンクの寸法は、第1及び第2アーク状スロットを通過する寸法よりも更に小さいものとすることを特徴とする。第1及び第2接点部材のシャンク及びディスクは、一方の端部に円形幅広部を設けたアーク状スロットと捻りロック機構により協働する。
本発明による組立体の更に別の好適例は、ランプ口金の基部に突出部を設け、この突出部が、円筒状本体の第1円筒状部分の相補くぼみ部分と協働するようにしたことを特徴とする。ランプ口金の基部の突出部と円筒状本体の第1円筒状部分のくぼみ部分との間を協働させることは、例えば、放電ランプがランプホルダに常に所定の方向で挿入されるようにするのに便利である。原則として、放電ランプはランプホルダに対して2つの方向を取り得る。一方の方位においては、放電容器の第1電極が、(第1電流供給導体及び第1接触手段を介して)ランプホルダの第1接続手段に接続されるようになり、他方の方位においては、放電容器の第1電極が、(この場合も第1電流供給導体及び第1接触手段を介して)ランプホルダの第2接続手段に接続されるようになる。放電容器内の放電の点弧が、常にある電極、例えば外側エンベロープのピンチ部に最も近い電極で開始されるようにするのが好ましい場合がある。その場合、ランプホルダのフランジが口金付高圧放電ランプのカップ状部分を収容した際に、放電容器の方向が決定されるようにする。
本発明を、複数の実施例及び図面を参照してより詳細に説明する。図面は、純粋に線図的なものであり実際の寸法に比例して描いてない。ある寸法は、明確化のために誇張してある。図面を通じて、同様の構成部材にはできる限り同一の参照符号を付してある。
図1は、口金付高圧放電ランプ1及びランプホルダ50の組立体の例を示す線図的斜視図である。この口金付高圧放電ランプ1は、外側エンベロープ10を有し、このエンベロープ10内では長手方向軸線22の周囲に放電容器11が配置されている。この放電容器11は、水銀、ハロゲン化金属若しくは金属及び希ガスを含むイオン化可能な充填剤を有する放電空間13を気密に包囲している。図1の実施例において、この放電容器11は第1接続部2及びこれに対向する第2接続部3を有し、これら接続部を通じてそれぞれ第1及び第2電流供給導体4及び5が、放電空間13に配置された一対の電極6及び7まで延在している。これら接続部2及び3は、いわゆるネック状部分とするのが好ましい。他の例では、放電容器をその全長に亘り円筒状に成形する。図1の実施例において、外側エンベロープ10はピンチ部20を有する。このピンチ部20は、第1及び第2電流供給導体4及び5により放電容器11を支持している。図1の実施例においては、このピンチ部20に設けられた第1接続導体14が第2電流供給導体4に接続されている。また、ピンチ部20に設けられた第2接続導体15は、放電容器に沿って延在し第2電流供給導体5に接続されている。外側エンベロープ10のピンチ部20には、クランプ部材25が設けられており、このクランプ部材25がクランプ装着によりピンチ部20を包囲してクランプ装着されている。更に、図1には、口金付高圧放電ランプ1を収容するためのほぼ円形円筒状のフランジ55を有するランプホルダ50が示されている。このランプホルダ50には、この組立体を装着するための底部59が設けられている。
この底部59は、本発明によるはめ合方式のための基準面となる。一つには、ランプホルダ50の高さに対する比較的小さい公差とフランジ55に対する比較的小さい公差とによって、また一つには、製造工程中の放電容器の調整時に基準として用いられるカップ状部33及び突出カラー36の外径に対する小さい公差によって、精度が得られる。
図2は、口金付高圧放電ランプ1及びランプホルダ50の組立体の例を示す分解斜視図である。明確化のために、図2では、組立体の種々の構成素子を互いに所定の距離を取って示してある。また、図2において放電容器11は省略してある。図2に示すランプ口金30は、絶縁材料の基部32と、クランプ部材25を収容するためのほぼ円筒状のカップ状部分33とを有する。この基部32には、カップ状部分33を越えて突出する第1接点部材34及び第2接点部材35が設けられている(図4も参照されたい)。口金付高圧放電ランプ1及びランプホルダ50を組立てた状態では、これら第1及び第2接点部材34及び35のそれぞれに対して第1及び第2の電流供給導電体4及び5が電気的に接続されている。カップ状部分33には、ランプホルダ50のフランジ55と係合する突出カラー36が設けられている。
図2において、ランプホルダ50は、口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33を収容するためのほぼ円筒状のフランジ55と、ランプホルダの基部500とを有する。この基部60には更に、第1接続手段74及び第2接続手段75が設けられている。
口金付高圧放電ランプ1及びランプホルダ50を組立てた状態では、ランプホルダ50のフランジ55が、口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33を収容して、このフランジ55がカップ状部33の突出カラー36と係合するようになっている。更に、このフランジ55がカップ状部分33を収容すると、第1及び第2接点部材34及び35がそれぞれ第1及び第2接続手段74及び75と電気的に接触する。
口金付高圧放電ランプ1の放電容器11を比較的高い精度でランプホルダ50内に位置決めするために、フランジ55の内径が−0.2mm以下の公差となり、カップ状部分33の外径が+0.2mm以下の公差となるようにする。これらの各公差は、長手方向軸線22に沿って突出カラー36から放電容器11を離れる方向に測定した場合に、少なくとも2.5mm以上の長さに亘り存在するようにする。
口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33をフランジ55に収容すると、このカップ状部分33の突出カラー36にランプホルダ50のフランジ55が係合する。このカップ状部分33とフランジ55との係合関係により、ランプホルダ50に対する放電容器11の高さが決定される。このようにして、長手方向軸線22に沿った光中心距離が正確に測定される。長手方向軸線に対して垂直な面における光放電の中心位置は、ランプホルダ50のフランジ55の直径の公差と、口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33の公差とにより決定される。これら各直径の公差に関する要求を高くする程、長手方向軸線22に対して光放電中心がより良好に位置決めされる。
好ましくは、フランジ55の内径が−0.10mm以下の公差となり、カップ状部分33の外径が+0.05mm以下の公差となるようにし、これら各公差が、長手方向軸線22に沿って突出カラー36から測定した場合に少なくとも5mmの長さに亘り存在するようにする。ランプホルダ50のフランジ55及びカップ状部分33の各直径に対する公差を比較的小さく設定することにより、フランジ55内にカップ状部分33を比較的高い精度で位置決めすることができる。このようにして、口金付高圧放電ランプ1の放電容器11をランプホルダ50に比較的高い精度で位置決めすることができる。
ランプホルダ50のフランジ55への口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33の位置決め精度を向上させるために、ランプ口金30のクランプ部材25の装着性を改善することができる。このために、クランプ部材25に、当該クランプ部材25をカップ状部分33に固定するためのほぼ円筒状の係合部26を設ける。この係合部26により、カップ状部分33へのクランプ部材25の取り付けが改善される。更に、この係合部26は、例えばスポット溶接により、クランプ部材25及びカップ状部分33間の連結を強固なものとするのに用いることができる。
ランプ口金30のカップ状部分33をランプホルダ50に比較的高い精度で装着する要求を満足するためには、これらカップ状部分33及びランプホルダ50のフランジ55を、金属から形成するのが好ましい。好適な金属はステンレス網である。
図2において、絶縁材料の円筒状本体60は、ランプホルダ50の基部500にクリアランスをもって配置されており、この円筒状本体60とランプホルダ50のフランジ55との間には弾性手段650が設けられている。カップ状部分33がフランジ55に収容されたときに、円筒状本体60が弾性圧力のもとにフランジ55と係合する。このために、フランジ55の直径は、ランプホルダの基部500の直径より小さくなるよう選択する。更に、円筒状本体60は、第1円筒状部分61のこの第1円筒状部分61の口金付高圧放電ランプ1の側と反対側にある当該第1円筒状部分61に隣接する第2円筒状部分62とを有する。更に、第1及び第2接続手段74及び75に対しては、基部32の第1及び第2接点部材34及び35が電気的に接触する。
円筒状本体60には、これら第1及び第2円筒状部分61及び62が長手方向軸線22を中心として互いに回転するのを妨げる防止手段を設けるのが好ましい。第1及び第2円筒状部分61及び62は、保持ばね68及び69により互いに取り付けるのが好ましい。他の例では、リベットにより、第1及び第2円筒状部分61及び62を互いに取り付ける。これら第1及び第2円筒状部分61及び62は、これら円筒状部分61及び62間が動き得ないように互いに取り付けるのが好ましい。
ランプ口金30の基部32には突起部を設け、この突起部が円筒状本体の第1円筒状部分61の相補くぼみ部分と協働するようにするのが好ましい。
図3は、円筒状本体60の第1円筒状部分61を長手方向軸線22に対して垂直な面で示す線図である。第1及び第2円筒状部分61及び62は、セラミックス材料から形成するのが好ましい。好適なセラミック材料は、酸化アルミニウムや、Mg、Ca又は希土類金属のような好適な添加剤を加えた酸化アルミニウムである。セラミックス材料は、放電ランプにおける比較的高い温度に耐えうるので極めて好適である。この第1円筒状部分61には、第1及び第2アーク状スロット64及び65が設けられている。これら第1及び第2アーク状スロット64及び65の一方の端部には、円形幅広部66及び67がそれぞれ設けられており、これら円形幅広部66及び67は、口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33をランプホルダ50のフランジ55に挿入した際に(図2も参照)、この口金付高圧放電ランプ2の第1及び第2接点部材34及び35を通過させるようになっている。次のステップとして、この口金付高圧放電ランプ1を図3の矢印で示される方向に回転させ、この口金付高圧放電ランプ1の第1及び第2接点部材34及び35を、第2円筒状部分62に設けられた第1及び第2接続手段74及び75に接触させる。これら第1及び第2接点部材34及び35をアーク状スロット64及び65内で回転させると、円筒状本体60の第1円筒状部分61が放電容器11の方向に動く。この動きにより、この第1円筒状本体61とランプホルダ50のフランジ55との間の弾性手段650に圧力が加わる。このように、ランプホルダ50に対する放電容器11の高さは、カップ状部分33とランプホルダ50のフランジ55との間の係合関係によってのみ決定される。このようにして、長手方向軸線22に沿った光中心距離が正確に測定される。
図4は、ランプホルダ50及びランプ口金30の線図的断面図であり、このランプ口金30は、突出カラー36を設けたほぼ円筒状のカップ状部分33と、第1及び第2接点部材34及び35を設けた基部32とを有する。第1及び第2接点部材34及び35には、それぞれシャンク82及び83が設けられている。各シャンク82及び83における、カップ状部分33の側と反対側にはディスク84及び85が設けられている。これらディスク84及び85の寸法は、第1円筒状部分61の第1及び第2アーク状スロット64及び65の円形幅広部66及び67を通過しうるものである(明確化のため図4には第1及び第2円筒状部分61及び62を図示していない)。シャンク82及び83の寸法は、第1円筒状部分61の第1及び第2アーク状スロット64及び65を通過しうる寸法より小さいものとする(図3参照)。
図4は、ランプ口金30の基部32に装着されたクランプ部材25も示している。このクランプ部材25には、当該クランプ部材25をカップ状部分33に固定するためのほぼ円筒状の係合部26が設けられている。
図4は、フランジ55を有するランプホルダ50も示している。図4の例においては、ランプホルダ50のフランジ55が、口金付高圧放電ランプ1のカップ状部分33を収容している。フランジ55は、カップ状部分33の突出カラー36と係合している。組立体の極めて有利な例では、フランジ55の内径を−0.05mm以下の公差とし、カップ状部分33の外径を+0.1mm以下の公差とし、これら公差のそれぞれが、長手方向軸線22に沿って突出カラー36に対して測定した場合に約10mmの長さに亘って存在するようにする。ランプホルダ50には、この組立体を装着するための底部59が設けられている。
第2円筒状部分61には、第1及び第2接点部材34及び35と係合するくぼみ面を設けるのが好ましい。アーク状スロット64及び65内で第1及び第2接点部材34及び35を回転させる間、くぼみ表面に沿ってディスク84及び85が移動し、ランプホルダ50のフランジ55にキャップ付高圧放電ランプのカップ状部分33を強固にグリップさせための力を充分に増大させることができる。第1及び第2接点部材34及び35と協働するこのくぼみ表面により、カップ状部分33の突出カラー36とランプホルダ50のフランジ55との基準係合が確立される。
上述した実施例は、本発明を説明するためのものであり本発明を限定するものでなく、当業者は特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することなく多くの代替的実施例を設計することができる。特許請求の範囲において、括弧内に記載されたいかなる参照符号も請求項に係る発明を限定するものとして解釈されるものではない。本発明は、複数の個別の素子を有するハードウェアによっても、適切に設計された単一素子のハードウェアによっても実施することができる。いくつかの手段を列挙する装置の発明においては、これら複数の手段は、一つの同じハードウェアにより実現することができる。ある手段が互いに異なる従属請求項に記載されていることは、これら手段を組み合わせて利点が得られないことを意味するものではない。
図1は、口金付高圧放電ランプ1及びランプホルダ50の組立体の例を示す線図的斜視図である。 図2は、口金付高圧放電ランプ1及びランプホルダ50の組立体の例を示す分解斜視図である。 図3は、長手方向軸線に対して垂直な面における基部の第1円筒状部分を示す線図である。 図4は、第1及び第2接点部材を設けた基部及びカップ状部分を有するランプ口金及びランプホルダを示す線図的断面図である。

Claims (13)

  1. 口金付高圧放電ランプ(1)及びランプホルダ(50)の組立体であって、
    この口金付高圧放電ランプは外側エンベロープ(10)を有し、この外側エンベロープ(10)内では、放電容器(11)が長手方向軸線(22)の周囲に配置されており、
    この放電容器(11)は、イオン化可能な充填剤を有する放電空間(13)を気密に包囲しており、
    この放電容器(11)は、第1接続部(2)及びそれに対向する第2接続部(3)を有し、これら第1及び第2接続部を通じて、第1及び第2電流供給導体(4,5)がそれぞれ前記放電空間(13)に配置された一対の電極(6,7)まで延在しており、
    前記外側エンベロープ(10)は、前記第1及び第2電流供給導体(4,5)により前記放電容器(11)を支持するピンチ部(20)を有しており、
    このピンチ部(20)には、当該ピンチ部(20)をクランプ装着して包囲するクランプ部材(25)が設けられており、
    また、この口金付高圧放電ランプは、ランプ口金(30)を有し、この口金は、絶縁材料の基部(32)と、前記クランプ部材(25)を収容するほぼ円筒状のカップ状部分(33)とを具えており、
    このカップ状部分(33)には突出カラー(36)が設けられており、
    前記基部(32)には、前記カップ状部分(33)を越えて突出する第1及び第2接点部材(34,35)が設けられており、これら第1及び第2接点部材(34,35)にはそれぞれ前記第1及び第2電流供給導体(4,5)が電気接続されており、
    また、前記ランプホルダ(50)は、口金付高圧放電ランプ(1)のカップ状部分(33)を収容するほぼ円筒状のフランジ(55)と、当該ランプホルダの基部(500)とを有し、
    このランプホルダの基部(500)には、第1接続手段(74)及び第2接続手段(75)が設けられている口金付高圧放電ランプ(1)及びランプホルダ(50)の組立体において、
    前記ランプホルダ(50)のフランジ(55)は、前記口金付高圧放電ランプ(1)の前記カップ状部分(33)を収容して、それによりこのフランジ(55)が、カップ状部分の突出カラー(36)と係合すると共に、前記第1及び第2接点部材(34,35)がそれぞれ前記第1及び第2接続手段(74,75)と電気的に接触しており、
    前記フランジ(55)の内径の公差が−0.2mm以下であり、
    前記カップ状部分(33)の外径の公差が+0.2mm以下であり、
    これら公差のそれぞれが、長手方向軸線(22)に沿って前記突出カラー(36)に対して測定した場合に、少なくとも2.5mmに亘って存在している組立体。
  2. 請求項1に記載の組立体において、
    フランジ(55)の内径の公差が−0.10mm以下であり、前記カップ状部分(33)の外径の公差が+0.05mm以下であり、これら公差のそれぞれが、長手方向軸線(22)に沿って前記突出カラー(36)に対して測定した場合に、少なくとも5mmに亘って存在していることを特徴とする組立体。
  3. 請求項1又は2に記載の組立体において、
    前記クランプ部材には、当該クランプ部材(25)を前記カップ状部分(33)に取り付けるためのほぼ円筒状の係合部(26)が設けられていることを特徴とする組立体。
  4. 請求項1又は2に記載の組立体において、
    ランプ口金(30)のカップ状部分(33)と、ランプホルダ(50)のフランジ(55)とが金属から形成されていることを特徴とする組立体。
  5. 請求項1又は2に記載の組立体において、
    絶縁材料の円筒状本体(60)は、前記ランプホルダ(50)の基部(500)にクリアランスをもって配置されており、前記円筒状本体(60)と前記ランプホルダのフランジ(55)との間には弾性手段(650)が設けられており、このフランジ(55)に前記カップ状部分(33)が収容されると、前記円筒状本体(60)が弾性圧力のもとに前記フランジ(55)と係合するようになっていることを特徴とする組立体。
  6. 請求項5に記載の組立体において、
    前記円筒状本体(60)は、第1円筒状部分(61)と、この第1円筒状部分(61)の前記口金付高圧放電ランプ(1)の側と反対側にある当該第1円筒状部分(61)に隣接する第2円筒状部分(62)とを有し、
    この第1円筒状部分(61)には、第1及び第2アーク状スロット(64,65)が設けられており、
    これら第1及び第2アーク状スロット(64,65)の一方の端部には円形幅広部(66,67)が設けられており、この円形広幅部は、前記ランプホルダ(50)のフランジ(55)に前記口金付高圧放電ランプ(1)のカップ状部分(33)を収容させたときに、前記第1及び第2接点部材(34,35)を通過するようになっており、
    前記アーク状スロット(64,65)内でこれら第1及び第2接点部材(34,35)を回転させると、前記基部(32)の第1及び第2接点部材(34,35)が、前記第1及び第2接続手段(74,75)と電気的に接触するようになっており、
    これら第1及び第2接続手段(74,75)が、前記第2円筒状部分(62)に設けられていることを特徴とする組立体。
  7. 請求項6に記載の組立体において、
    前記第1及び第2円筒状部分(61,62)がセラミックス材料から形成されていることを特徴とする組立体。
  8. 請求項6に記載の組立体において、
    前記円筒状本体(60)には、前記第1及び第2円筒状部分(61,62)が長手方向軸線(22)を中心として互いに回転するのを妨げる防止手段が設けられていることを特徴とする組立体。
  9. 請求項6に記載の組立体において、
    前記第1及び前記第2円筒状部分(61,62)が、保持ばね(68,69)又はリベットにより互いに取り付けられていることを特徴とする組立体。
  10. 請求項6に記載の組立体において、
    前記第1及び第2接点部材(34,35)には、シャンク(82,83)が設けられており、
    前記シャンク(82,83)の、カップ状部分(33)の側と反対側にディスク(84,85)が設けられており、
    前記ディスク(84,85)の寸法は、前記アーク状スロット(64,65)の円形拡張部(66,67)を通過しうる寸法であり、
    前記シャンク(82,83)の寸法は、前記第1及び第2アーク状スロット(64,65)を通過しうる寸法より小さいことを特徴とする組立体。
  11. 請求項6に記載の組立体において、
    前記ランプ口金(30)の前記基部(32)には突出部が設けられており、この突出部が、前記円筒状本体の第1円筒状部分(61)の相補くぼみ部分と協働していることを特徴とする組立体。
  12. 請求項1又は2に記載の組立体に使用する口金付高圧放電ランプであって、
    この口金付高圧放電ランプは、外側エンベロープ(10)を有し、この外側エンベロープ内では放電容器(11)が長手方向軸線(22)の周囲に配置されており、
    この放電容器(11)は、イオン化可能な充填剤を有する放電空間(13)を気密に包囲しており、
    この放電容器(11)は、第1接続部(2)及びそれに対向する第2接続部(3)を有し、これら第1及び第2接続部を通じて、第1及び第2電流供給導体(4,5)がそれぞれ、前記放電空間(13)に配置された一対の電極(6,7)まで延在しており、
    前記外側エンベロープ(10)は、前記第1及び第2電流供給導体(4,5)により前記放電容器(11)を支持するピンチ部(20)を有しており、
    このピンチ部(20)には、当該ピンチ部(20)をクランプ装着により包囲するクランプ部材(25)が設けられており、
    また、この口金付高圧放電ランプはランプ口金(30)を有し、このランプ口金は、絶縁材料の基部(32)と、前記クランプ部材(25)を収容するためのほぼ円筒状のカップ状部分(33)とを具えており、
    前記カップ状部分(33)には突出カラー(36)が設けられており、
    前記基部(32)には、前記カップ状部分(33)を越えて突出する第1及び第2接点部材(34、35)が設けられており、これら第1及び第2接点部材(34、35)にはそれぞれ第1及び第2電流供給導体(4,5)が電気的に接続されており、
    前記カップ状部分(33)の外径の公差が+0.2mm以下である口金付高圧放電ランプ。
  13. 請求項1又は2に記載の組立体に用いるランプホルダ(50)であって、
    このランプホルダ(50)は、前記口金付高圧放電ランプ(1)のカップ状部分(33)を収容するためのほぼ円筒状のフランジ(55)と、当該ランプホルダの基部(500)とを有し、
    このランプホルダの基部(500)には、第1接続手段(74)及び第2接続手段(75)が設けられており、
    前記フランジ(55)の内径の公差が−0.2mm以下であるランプホルダ。
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