JP2007529838A - ディスク状の情報記憶媒体をスキャニングするための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
ディスク状の記憶媒体2のトラックをスキャニングするための方法100,200,300,400,500は、少なくとも1つのスキャニングコマンドを受信するステップ101,201,301,401,501、異なるスキャニングモード設定CAV,CLVでのエネルギー消費の推定値を計算するステップ102,103,211,212,311,313,411,511、最小の期待されるエネルギー消費量に関連するスキャニングモード設定を決定するステップ110,213,312,314,320,412,512、決定されたスキャニングモードの設定で前記少なくとも1つのスキャニングコマンドを実行するステップ121,122,221,222,321,322,421,521を含む。
Description
本発明は、一般に、ディスク状の情報記憶媒体に情報を書き込み、ディスク状の情報キャリアから読取るためのディスク駆動装置に関する。より詳細には、本発明は、光記憶ディスクを扱うためのディスク駆動装置に関し、以下、ディスク駆動装置は、「光ディスクドライブ」としても示される。なお、本発明は、本発明の概念が他のタイプのディスクに適応可能であるので光ディスクに制限されない。
一般に知られているように、光ストレージディスクは、連続した螺旋の形式であるか、又は多数に同心円の形式である、少なくとも1つのストレージスペースのトラックを有し、情報は、データパターンの形式で記憶される場合がある。光ディスクは、製造の間に情報が記憶されているリードオンリタイプである場合があり、情報は、ユーザにより読み出すことができるのみである。光ストレージディスクは、情報はユーザにより記憶される場合がある書換え可能なタイプである場合があり、光ストレージディスクの記憶空間に情報を書き込むか、ディスクから情報を読取るため、光ディスクドライブは、一方で、光ディスクを受けて回転するための回転手段を有し、他方で、典型的にはレーザビームである光ビームを発生し、前記レーザビームでストレージトラックをスキャニングするための光スキャニング手段を有する。一般的な光ディスクの技術、すなわち情報を光ディスクに記憶する方法、及び光データを光ディスクから読取る方法は一般に公知であるので、さらに詳細にこの技術をここで説明する必要がない。
光ディスクを回転するため、光ディスクドライブは、光ディスクの中央部分に係合するハブを駆動するモータを典型的に有する。通常は、モータは、スピンドルモータとして実現され、モータ駆動されるハブは、モータのスピンドル軸に直接的に配置される場合がある。
回転するディスクを光学的にスキャニングするため、光ディスクドライブは、光ビームジェネレータ装置(典型的にレーザダイオード)、ディスクのフォーカルスポットに光ビームを焦点合わせする対物レンズ、及び、ディスクから反射された反射光を受け、電気的な検出器出力信号を発生する光検出器を有する。光検出器は、通常、複数の検出器のセグメントを有し、それぞれのセグメントは個々のセグメント出力信号を供給する。
動作の間、光ビームはディスクに焦点合わせされたままとなるべきである。このため、対物レンズは、軸方向に移動可能に配置され、光ディスクドライブは、対物レンズの軸方向の位置を制御するためのフォーカルアクチュエータ手段を有する。さらに、フォーカルスポットは、トラックに揃えられたままであるべきであるか、又は、現在のトラックから新たなトラックに移動可能であるべきである。このため、少なくとも対物レンズは、半径方向に移動可能に搭載され、光ディスクドライブは、対物レンズの半径方向の位置を制御するためのラジアルアクチュエータ手段を有する。
制御回路は、正しいトラックに関してレーザビームのフォーカススポットを位置合わせし、所望の速度でディスクを回転するように、モータを駆動し、アクチュエータ手段を駆動する。ディスク速度の設定において、制御回路は、異なる制御ストラテジを適用する場合がある。1つの制御ストラテジでは、ディスクモータは、一定の各速度でディスクを回転させて、一定の回転周波数で回転するために駆動され、この動作モードは、CAVモードとして示される。
別の制御ストラテジでは、ディスクモータの回転周波数は、ディスクが一定の線形の速度で回転するように、レーザビームのフォーカススポットの半径方向の位置に関して選択され、この動作モードは、CLVモードとして示される。トラックの線形のビット密度が定数であると仮定すると、CLVモードは、一定のビットレートとなり、CAVモードは、内部トラックのビットレートよりも高い外部トラックについて上位であるビットレートとなる。
ディスクドライブ装置は、1つの固定された設定で1つのモードのみで動作可能である場合がある。たとえば、ディスクドライブは、半径に独立な1つの固定された角速度でCAVモードで動作可能であるのみである。また、ディスクドライブは、1つの固定された線形速度でCLVモードで動作可能である場合がある。しかし、本発明は、可変の速度設定を有し、及び/又は動作モードを切替えることができる、すなわちCAVモード又はCLVモードで選択的に動作することができるディスクドライブ装置に関し、この速度及び/又はモード選択の自由度は、一般に、設定モード/速度と呼ばれる。
モード/速度選択可能なディスクドライブ装置は、本質的に知られている。たとえば、EP−1.052.638が参照され、ディスクを複数のゾーンに分割するディスクドライブを記載している。ゾーンのそれぞれについて、動作モードが固定され、関連する速度が固定される。したがって、1つのゾーンは、第一の回転速度でCAVモードで動作し、第二のゾーンは、第二の回転速度でCAVモードで動作し、第三のゾーンは、所定の線形速度でCLVモードで動作する場合がある、等である。しかし、ゾーンと、ゾーンに関連するモード及び速度間の区別は、前もって定義され、定義は固定されている。かかる予め定義された動作モードと速度の定義の問題点は、装置が電力消費量の観点でできるだけ効率的に動作しないことである。
本発明は、上記問題点を克服することを狙いとしている。
より詳細には、本発明の目的は、性能を妥協することなしに、低減された電力消費量で動作可能な、改善されたディスク駆動装置を提案することである。
より詳細には、本発明の目的は、性能を妥協することなしに、低減された電力消費量で動作可能な、改善されたディスク駆動装置を提案することである。
本発明に係る重要な態様によれば、ディスクドライブは、それらの動作の電力消費量を最小にする観点で、行われるべきアクションに基づいて、動作モード及び/又は速度及び/又は実行順序を動的に選択可能である。
本発明の更なる重要な態様によれば、ディスクドライブは、コマンドバッファにコマンドを記憶し、これらのコマンドの最も効率的な実行順序を計算し、計算された最も効率的な実行順序でコマンドを実行するため、複数のアクションコマンドを受信可能である。
本発明の好適な実施の形態によれば、ディスクドライブは、コマンドバッファにコマンドを記憶し、最も効率的なモード及び/又は速度選択と共にこれらのコマンドの最も効率的な実行順序を計算し、対応する選択された最も効率的なモード及び/又は速度で、計算された最も効率的な実行順序でコマンドを実行するため、複数のアクションコマンドを受信可能である。
本発明のこれらの態様、特徴及び利点、並びに他の態様、特徴及び利点は、添付図面を参照して以下の記載により更に説明され、同じ参照符号は、同一の部材を示す。
図1は、典型的にDVD又はCDといった光ディスクに情報を記憶するか、光ディスクから情報を読取るのに適した光ディスク駆動装置1を概念的に例示している。ディスク2を回転するため、ディスク駆動装置1は、回転軸5を画定する、(明確さのために図示しない)フレームに固定されたモータ4を有する。
さらに、ディスク駆動装置1は、光ビームによりディスク2のトラック(図示せず)をスキャニングするための光学系30を有する。より詳細には、図1に例示される例示的な構成では、光学系30は、光ビーム32を発生するために構成されるレーザダイオードのような、典型的にレーザである光ビーム発生手段31を有する。以下では、光経路39に従う光ビーム32の異なるセクションは、参照符号32に加えられる文字a、b、c等により示される。
光ビーム32は、ディスク2に到達するため(ビーム32b)、ビームスプリッタ33、コリメータレンズ37及び対物レンズ34を通過する。光ビーム32bは、ディスク2から反射し(反射された光ビーム32c)、光検出器35に到達するため(ビーム32d)、対物レンズ34、コリメータレンズ37及びビームスプリッタ33を通過する。対物レンズ34は、ディスクの記録レイヤ(明確さのために図示せず)のフォーカススポットFに光ビーム32bを焦点合わせする。
ディスクドライブ装置1は、アクチュエータシステム50を更に有し、このシステムは、ディスク2に関して対物レンズを半径方向に移動させるためのラジアルアクチュエータ51を有する。ラジアルアクチュエータは本質的に知られているので、本発明はかかるラジアルアクチュエータの設計及び機能に関連せず、ここでは更に詳細にラジアルアクチュエータの設計及び機能を説明する必要がない。
ディスク2の所望のロケーションで正確に、正しい焦点合わせを達成して維持するため、かかる対物レンズ34は、軸方向に移動可能となるように搭載され、アクチュエータシステム50は、ディスク2に関して対物レンズ34を軸方向に移動させるために配置されるフォーカスアクチュエータ52を有する。フォーカスアクチュエータが本質的に公知であるので、かかるフォーカスアクチュエータの設計及び動作は本発明の主題ではないので、ここではかかるフォーカスアクチュエータの設計及び動作を更に詳細に説明する必要がない。
対物レンズ34の正しいチルト位置を達成して維持するため、対物レンズ34は、旋回可能に搭載される場合があり、かかるケースでは、図示されるように、アクチュエータシステム50は、ディスク2に関して対物レンズ34を旋回する配置されるチルトアクチュエータ53を有する。チルトアクチュエータは本質的に公知であり、かかるチルトアクチュエータの設計及び動作は本発明の主題ではないので、ここでは更に詳細にかかるチルトアクチュエータの設計及び動作を説明する必要がない。
さらに、装置フレームに関して対物レンズをサポートする手段、対物レンズを軸方向及び半径方向に移動させる手段、及び対物レンズを旋回する手段は、本質的に公知である。かかるサポート及び移動手段の設計及び動作は本発明の主題ではないので、ここでは更に詳細にそれらの設計及び動作を説明する必要がない。
さらに、ラジアルアクチュエータ51、フォーカスアクチュエータ52及びチルトアクチュエータ53は、1つの統合されたアクチュエータとして実現される場合がある。
さらに、ラジアルアクチュエータ51、フォーカスアクチュエータ52及びチルトアクチュエータ53は、1つの統合されたアクチュエータとして実現される場合がある。
ディスク駆動装置1は、ラジアルアクチュエータ51の制御入力に結合される第一の出力91、フォーカスアクチュエータ52の制御入力に結合される第二の出力92、チルトアクチュエータ53の制御入力に結合される第三の出力93、及び、モータ4の制御入力に接続される第四の出力94を有する制御回路90を更に有する。制御回路90は、その第一の制御出力91でラジアルアクチュエータ51を制御するための制御信号SCRを発生し、その第二の出力92でフォーカスアクチュエータ52を制御するための制御信号SCFを発生し、その第三の出力93でチルトアクチュエータ53を制御するための制御信号SCTを発生し、その第四の出力94でモータ4を制御するために制御信号SCMを発生するために設計される。
制御回路90は、光検出器35からの読取り信号SRを受けるための読取り信号入力95を更に有する。
制御回路90は、光検出器35からの読取り信号SRを受けるための読取り信号入力95を更に有する。
(読取り又は書込み動作において)光ディスク2をスキャニングするため、制御回路90は、所定の回転周波数で回転するためにモータ4を駆動する(制御信号SCM)。ディスク2が(図に示されるように)モータの出力シャフトに直接的に搭載される場合、ディスク2の回転周波数は、モータの回転周波数に同一であるが、ディスク駆動装置1がモータとディスクとの間の伝送システムを有することは代替的に可能であり、そのケースでは、ディスク2の回転周波数は、当業者にとって明らかであるように、モータの回転周波数とは異なる場合がある。以下では、ディスク2の回転周波数は、ω[s-1]として示され、ディスクの回転速度は2πω[rad/s]である。
制御回路90は、CAVモードで動作する場合があり、そのケースでは、回転周波数ωスキャニングフォーカススポットFの半径方向の位置に独立である。また、制御回路90は、CLVモードで動作する場合があり、そのケースでは、トラックに関するスキャニングフォーカススポットFの線形速度VはスキャニングフォーカススポットFの半径方向の位置に独立である。
ω及びVはV=2πω-Rに従い、RはスキャニングフォーカススポットFの半径方向の位置の半径である。CAVモードにおける動作のケースでは、線形走査速度は、スキャニングフォーカススポットFの半径方向の位置の半径に比例する。CLVモードにおける動作のケースでは、ディスクの回転周波数ωは、スキャニングフォーカススポットFの半径方向の位置の半径に逆比例する。これは、図2A及び図2Bに例示されており、これらの図は、CAV(図2A)及びCLV(図2B)のケースについてR(水平軸、任意の単位)の関数としてω及びV(垂直軸、任意のユニット)を示す概念的なグラフである。
図2A及び図2Bでは、ω及びVのそれぞれは、最も内側の半径Rinnerから最も外側の半径RouterへのRの全体のレンジにわたり一定である。本発明に係るディスクドライブ1の制御回路90は、後に説明されるように、状況に依存してω及びVの値のそれぞれを変更可能であることが好ましい。この例は、図3A及び図3Bに例示されており、これらは図2A及び図2Bのそれぞれに匹敵するグラフである。
図3Aは、制御回路90は最も内側の半径Rinnerから所定の第一の半径R1までの第一のレンジにおける第一の一定の回転周波数ω1でCAV(Constant Angular Velocity)モードで動作し、制御回路90は、第一の半径R1から所定の第二の半径R2までの第二のレンジにおける第二の一定の回転周波数ω2でCAVモードで動作し、制御回路90は、第二の半径R2から最も外側の半径Routerまでの第三のレンジに置ける第三の一定の回転周波数でCAVモードで動作する。
図3Bは、制御回路90が最も内側の半径Rinnerから所定の第一の半径R1までの第一のレンジにおける第一の一定の線形速度V1でCLV(Constant Linear Velocity)モードで動作し、制御回路90が第一の半径R1から所定の第二の半径R2までの第二のレンジにおける第二の一定の線形速度V2でCLVモードで動作し、制御回路90が第二の半径R2から最も外側の半径Routerまでの第三のレンジにおける第三の一定の線形速度V3でCLVモードで動作するケースを例示している。
図2A/3A及び図2B/3Bでは、一定の回転周波数及び一定の線形速度のそれぞれについて異なる値であるにも拘らず、制御回路90は、CAVモード又はCLVモードで常に動作する。本発明に係るディスクドライブ1の制御回路90は、後に説明されるように、状況に依存して、CAVモード又はCLVモードにおいて、選択的に動作可能であることが好ましい。例は、図4で説明され、この図4は、図2A及び図2Bに匹敵する。図4は、最も内側の半径Rinnerから所定の第一の半径R1までの第一のレンジにおける所定の一定の回転周波数ω1でのCAVモードで動作する。制御回路90は、第一の半径R1から最も外側の半径Routerまでの第二のレンジにおける所定の一定の線形速度V1でCLVモードで動作する。
本発明の重要な態様によれば、制御回路90は、後に記載されるように、電力消費量の考慮に基づいて、その動作モード(CAVモード又はCLVモードのいずれか)、及び/又は一定の回転周波数の値、及び/又は一定の線形速度の値を選択するために設計される。
タスクを実行するディスク駆動装置について、消費されるエネルギーの量は、ドライブがCAVモードで動作するか又はCLVモードで動作するかに依存して異なることができる。この点に関して、フレーズ「タスクを実行する“executing a task”」は、開始トラックからターゲットトラックへのジャンプの実行、所定のトラック位置から所定量のデータを読み出し/所定のトラック位置に所定量のデータを書き込む等のような、様々な個々のアクティビティをカバーするために使用される。アクティビティ「読取り“reading”」又は「書込み“writing”」について、電力消費量は、CAV又はCLVモードにおいて実質的に等しいが、所定量のデータを読み出し/書込むために必要とされる時間は、異なる(この観点で、消費されたエネルギーは必要とされる時間により乗算される消費された電力に等しく、より詳細には
である)。違いは、データストレージロケーションの半径に依存するが、その状態に関して、ディスクドライブはアクティビティを開始するときにある。たとえば、ディスクの内側の半径でのスキャニングは、外側の半径での回転周波数がCLVモード又はCAVモードについて同じであると仮定して、CAVモードに比較してCLVモードにおいて実質的に高速である。したがって、内側の半径から所定量のデータを読取ること、内側の半径に所定量のデータを書き込むことに関連されるエネルギー消費量は、CAVモードに比較してCLVモードにおいて実質的に低い。しかし、ディスクドライブがアイドリング状態であるか、又は現在のフォーカススポットFの位置が外側の半径にあるとき、必要とされるスキャニング動作は、内側の半径での対応する回転周波数へのディスクのスピンアップを必要とし(図2B参照)。これは多くのエネルギーを消費するアクティビティであり、一定の回転周波数を維持することは、機能を補償するために十分なエネルギーのみを主に必要とする。
したがって、状況に依存して、CAVモードを使用すること又はCLVモードを使用することが更に有利な場合がある。ターゲット半径は開始半径としての役割を果たすが、これらのパラメータは、単独で採用され、決定的ではない。たとえば、ディスクドライブがCAVモードで動作している間に外側のディスク半径を現在アドレス指定している場合、内側の半径へのジャンプは、必ずしもスピンアップを含まず、CAVモードからCLVモードに切替えることが有利である。別の例として、扱われるべきデータ量が非常に小さい場合、スキャニングアクションに関連される低い電力消費量は、ディスクをスピンアップすることで消費されるエネルギーを補償せず、CAVモードで続くことが有利な場合があり、扱われるべきデータ量が大きい場合、バランスがCLVモードを使用することのために傾く。
以下では、特にCAVモードとCLVモードとの間の選択と共に、光ディスクドライブの電力消費に影響を及ぼす多くの態様に関して更に熟慮した説明が与えられる。
ディスクドライブ装置は、ディスクモータ、アクチュエータシステム、レーザデバイス、ビット検出及びアナログ前処理回路、デジタルエレクトロニクス、バッファメモリ、DC/DCコンバータのような、電力を消費する多くのコンポーネントを有する。
(書込み及び/又は読取りのために)ディスクドライブ装置にコマンドが与えられたとき、以下のフェーズが通過される。
イニシャルスピンアップ(initial spin-up):ディスクドライブがアイドルであり、ディスクが回転していないとすると、ディスクは所定の回転周波数にスピンアップされる必要がある。モータ及びモータドライバはアクティブであり、レーザ、デジタルエレクトロニクス、アナログ前処理回路及びアクチュエータシステムはOFFである。
CAVモードで動作するとき、ディスクは、半径とは独立に、同じ回転周波数に常にスピンアップされ、CLVモードで動作するとき、ディスクは、半径に依存して回転周波数にまでスピンアップされ、内径で、ディスクは、外径に比較して高い回転周波数にスピンアップされる。内径で、回転周波数における差はファクタ2となり、外径で、回転周波数は、CAV及びCLVについて通常同じである。半径に依存して、エネルギー消費量は、CAVモードに比較してCLVモードにおいて実質的に高い。
イニシャライズオプティクス(initialize optics):イニシャルスピンアップの後、光学系が初期化される。モータは、通常一定の周波数で回転する。フォーカス及びトラッキング用のアクチュエータシステムは、レーザであるようにオンにされる。電力消費量は、レーザ及びレーザドライバにより主に決定される。
スピンアップ/ダウン(spin-up/down):CAVモードで動作しているとき、回転周波数の変化が必要とされないが、CLVモードで動作しているとき、及びディスクの別の位置へのジャンプが必要なとき、ディスクの回転周波数が変化されるべきである。回転周波数の変化は、サーチアクションと同時に実行することができる。
サーチ(search):スレッジは、ディスクに関して正しい位置に移動する。レーザ、フォーカス及びトラッキング用のアクチュエータシステム、アナログ前処理回路、及びデジタルエレクトロニクスは、オンである。サーチフェーズは、スピンアップ/ダウンフェーズ、及び/又はイニシャルスピンアップフェーズと部分的にオーバラップする場合がある。電力消費は、レーザ、レーザドライバ及び信号処理エレクトロニクスにより主に決定される。サーチは、CAVモード又はCLVモードについて同じように実行され、したがってエネルギー消費量において差がない。
リード/ライト(read/write):実際の読取り/書込みアクションが実行される。レーザはオンである。アナログ処理回路及びデジタルエレクトロニクスは、検出、イコライゼーション、エラー検出を実行するためにオンである。また、バッファはオンである。電力消費量は、レーザ、レーザドライバ、及び信号処理エレクトロニクスにより主に決定される。
CLVモードでは、読取り/書込み時間は、ディスクの位置に独立である。しかし、モータの固定した電力消費量は、外径から内径に増加する。これは、回転周波数が外径から内径に増加するためである。
CAVモードでは、固定したモータの電力消費量は、ディスクの位置に独立である。しかし、読取り/書込み時間は、外径から内径に増加する。
CAVモードでは、固定したモータの電力消費量は、ディスクの位置に独立である。しかし、読取り/書込み時間は、外径から内径に増加する。
図5A及び図5Bは、所定量のデータ(データブロック数;水平軸)を読取り/書込みするために必要とされるエネルギーの量(ERW;垂直軸)を例示するグラフである。図5Aは、ディスクの内径で読取り/書込みが行われる状況に関し、図5Bは、ディスクの外径の近くで読取り/書込みが行われる状況に関連する。それぞれの図は、2つの曲線を示し、一方はCAVモードでの動作であり、他方はCLVモードでの動作である。
一般に、CLVモードをCAVモードと比較したとき、ERWはCAVモードについてよりもCLVモードについて小さい。読取り/書込み時間はCLVモードにおいて短く、モータの固定した電力消費量は、CLVモードにおいて僅かに高い。通常のケースである少なくともディスク速度が両方のケースで同じである場合には、ディスクの外径の近くで、CAV特性とCLV特性との間の違いは、実際にゼロである。
複数の読取り/書込みアクションは、順次的に実行されることになるとき、CLVモードは、図5A及び図5Bから分かるようにCAVモードよりもエネルギー効率が高い。しかし、複数の読取り/書込みアクションがランダムディスクアクションで実行されることになるとき、CLVモードは、余分のエネルギーを必要とする、回転周波数を変えること(スピードアップ/スピードダウン)を含む。この余分なエネルギーがエネルギー差ERW,diffよりも低い限り(図5A)、CLVモードはなお有効であり、さもなければCAVモードが有効である。
コマンドを実行するために必要とされる全体のエネルギーECOMMANDは、次のように表現される。ECOMMAND=EUD+ESEARCH+ERW
EUDはスピンアップ又はダウンのために必要とされるエネルギー量である。
ESEARCHはサーチのために必要とされるエネルギー量である。
ERWは読取り/書込みのために必要とされる。
CLVモードは、対応する全体のエネルギーECOMMAND,CLVが全体のエネルギーECOMMAND,CAVよりも低い、すなわちECOMMAND,CLV<ECOMMAND,CAVの場合、CAVモードにわたり有効である。
EUDはスピンアップ又はダウンのために必要とされるエネルギー量である。
ESEARCHはサーチのために必要とされるエネルギー量である。
ERWは読取り/書込みのために必要とされる。
CLVモードは、対応する全体のエネルギーECOMMAND,CLVが全体のエネルギーECOMMAND,CAVよりも低い、すなわちECOMMAND,CLV<ECOMMAND,CAVの場合、CAVモードにわたり有効である。
この条件は、以下の場合に満たされる。
ディスクドライブは、複数のコマンドを受ける場合がある。本発明の原理に係るディスクドライブにおいて、これらのコマンドは、受信に応じて即座に実行される必要は必ずしもなく、受けた順序で必ずしも実行される必要がない。ディスクドライブは、キュー(待ち行列)でコマンドを記憶し、キューが十分な数のコマンドをひとたび含むと、又は予め決定された待ち時間が経過した後に、コマンドバッチでコマンドを実行するために適合される。本発明の原理に係るディスクドライブは、全体のコマンドバッチのために必要とされる全体のエネルギー量ができるだけ低いように、キューにおけるコマンドの実行順序を決定するために更に適合される。
本発明の原理に係るディスクドライブは、全てのコマンドについて同一のスキャニングモード(CAV,CLV)による最も有効な実行順序を決定することができ、ディスクドライブは、スキャニングモードを変化可能ではないことさえも可能である。好ましくは、スキャニングモードを変化可能なディスクドライブは、それぞれのコマンドについてスキャニングモード選択するために適合され、決定された実行順序で選択されたスキャニングモードで全てのコマンドを実行するために必要とされる全体のエネルギー量はできるだけ低い。
コマンドのキューがこの順序で受信された3つのコマンドC1,C2,C3を含むケースを考える。ディスクドライブは、受信された順序C1−C2−C3、又は逆の順序C3−C2−C1、又はたとえば順序C1−C3−C2、若しくは順序C1−C3−C2、若しくは他の順序でこれらのコマンドを実行する。このケースにおける可能な順序の全体の数は6に等しく、一般的に、キューがnのコマンドを含むとき、このケースにおける全体の可能な順序の数は、n!に等しい。
それぞれのコマンドは、CAVモード又はCLVモードにおいて実行することができ、より詳細には、第一のコマンドは、CAVモード又はCLVモードで実行することができ、第二のコマンドは、CAVモード又はCLVモードで実行することができ、第三のコマンドは、CAVモード又はCLVモードで実行することができる。3つのコマンドのケースでは、モード選択について8つの可能な組み合わせ(23)が存在する。一般に、モードの可能性の数はmに等しく、可能性の数はmnに等しい。
したがって、コマンドのキューが、それぞれがCAVモード又はCLVモードで実行することができる3つのコマンドC1,C2,C3を含むケースでは、全体の可能性のある組み合わせの数は、48に等しい。本発明によれば、ディスクドライブは、これら48の組み合わせから、最小のエネルギー消費量に関連した組み合わせを選択するために適合される。
[例1]
本発明に係る読取り/書込みプロセス100の第一の実施の形態は、図6を参照して説明される。第一のステップ101では、読取り/書込みコマンドが受信される。制御回路90は、このコマンドがCLVモードで実行されたときに消費されることが期待されるエネルギー量ELを推定し(ステップ102)、このコマンドがCAVモードで実行されたときに消費されることが期待されるエネルギー量EAを推定する(ステップ103)。当業者にとって明らかであるように、ステップ102及び103は、反対の順序で、又は同時に実行される場合がある。
本発明に係る読取り/書込みプロセス100の第一の実施の形態は、図6を参照して説明される。第一のステップ101では、読取り/書込みコマンドが受信される。制御回路90は、このコマンドがCLVモードで実行されたときに消費されることが期待されるエネルギー量ELを推定し(ステップ102)、このコマンドがCAVモードで実行されたときに消費されることが期待されるエネルギー量EAを推定する(ステップ103)。当業者にとって明らかであるように、ステップ102及び103は、反対の順序で、又は同時に実行される場合がある。
次いで、制御回路90は,ELはEAよりも大きいか又は小さいかを判定する(ステップ110)。制御回路90がELがEAよりも小さいことを発見した場合、コマンドはCLVモードで実行され(ステップ121)、さもなければコマンドはCAVモードで実行される(ステップ122)。コマンドを実行した後、プロセスは第一のステップ101を継続する。
コマンドを実行するときに消費されるのが期待されるエネルギー量を計算することにおいて、制御回路90は、現在の半径、ターゲット半径、現在の回転周波数、読出し/書込みするためのブロックの量等のような、先に示された条件及びパラメータを考慮し、これは以下の例にも当てはまる。
例では、2つの可能性のあるスキャニングモード(CAV,CLV)が考慮される。制御回路90が選択することができる更に可能性のあるスキャニングモードを有するときに同様に考慮がなされることは、当業者にとって明らかであろう。同じことが以下の例にも当てはまる。
[例2]
本発明に係る読取り/書込みプロセス200の第二の実施の形態は、図7を参照して説明される。第一のステップ201では、読取り/書込みコマンドが受信され、コマンドは、コマンド終了のタイムリミットTLIMITを含む。これは、コマンドが完了される必要がある時間的な瞬間、すなわち、読取り/書込みプロセスが実行された速度に関連する。かかる制約は、たとえばオーディオデータ、ビデオデータ等のような時間に厳しいデータのケースにも当てはまる。
本発明に係る読取り/書込みプロセス200の第二の実施の形態は、図7を参照して説明される。第一のステップ201では、読取り/書込みコマンドが受信され、コマンドは、コマンド終了のタイムリミットTLIMITを含む。これは、コマンドが完了される必要がある時間的な瞬間、すなわち、読取り/書込みプロセスが実行された速度に関連する。かかる制約は、たとえばオーディオデータ、ビデオデータ等のような時間に厳しいデータのケースにも当てはまる。
制御回路90は、このコマンドがCLVモードで実行されるときに必要とされることが期待される時間tLの量を予測し(ステップ202)、このコマンドがCAVモードで実行されるときに必要とされることが期待される時間量tAを予測する(ステップ203)。当業者にとって明らかであるように、ステップ202及び203は、反対の順序又は同時に実行される場合がある。
次いで、制御回路90は、tL及びtAをコマンド完了のタイムリミットTLIMITと比較する(ステップ204)。tL及びtAの両者は、コマンド終了のタイムリミットTLIMITよりも小さい場合、処理は、図6を参照して記載されるのと同様に継続する(ステップ211〜222)、コマンドは、最も小さなエネルギー量を消費することが期待されるスキャニングモードで実行される。
tL及びtAの一方がコマンド完了のタイムリミットTLIMITよりも大きいか、又は、tL及びtAの両方がコマンド完了のタイムリミットTLIMITよりも大きい場合、完了時間の考慮は、エネルギー消費の考慮よりも重要に考慮され、コマンドは、推定された完了時間の最も短い量に対応するスキャニングモードで実行される(ステップ230〜232)。
コマンドを実行した後、処理は第一のステップ201で継続する。
先に記載された実施の形態では、制御回路は、コマンド毎にエネルギーの推定された量を計算する。コマンドがCAVモードで実行されたか、CLVモードで実行されたかの判定は、それぞれのコマンドについて個々になされる。コマンドは、それらが受信された順序で実行される。以下の例では、複数のコマンドは、キューのバッファメモリで収集され、コマンドは、オリジナルの順序とは異なった順序で実行される場合がある。スキャニングモードは、それぞれのコマンドについて個々に選択される場合がある。
先に記載された実施の形態では、制御回路は、コマンド毎にエネルギーの推定された量を計算する。コマンドがCAVモードで実行されたか、CLVモードで実行されたかの判定は、それぞれのコマンドについて個々になされる。コマンドは、それらが受信された順序で実行される。以下の例では、複数のコマンドは、キューのバッファメモリで収集され、コマンドは、オリジナルの順序とは異なった順序で実行される場合がある。スキャニングモードは、それぞれのコマンドについて個々に選択される場合がある。
[例3]
本発明に係る読取り/書込みプロセス300の第三の実施の形態は、図8を参照して説明される。第一のステップ301では、読取り/書込みコマンドが受信され、キューバッファメモリに記憶される(ステップ302)。これらのステップは、所定の待ち時間TWAITが経過するまで、その後のコマンドについて繰り返され(ステップ303)、キューバッファメモリにおけるコマンドの数は、nとして示される。(例示されない)代替的な実施の形態では、かかるステップは、キューバッファメモリが予め定義されたコマンド数nを含むまで、その後のコマンドについて繰り返される。
本発明に係る読取り/書込みプロセス300の第三の実施の形態は、図8を参照して説明される。第一のステップ301では、読取り/書込みコマンドが受信され、キューバッファメモリに記憶される(ステップ302)。これらのステップは、所定の待ち時間TWAITが経過するまで、その後のコマンドについて繰り返され(ステップ303)、キューバッファメモリにおけるコマンドの数は、nとして示される。(例示されない)代替的な実施の形態では、かかるステップは、キューバッファメモリが予め定義されたコマンド数nを含むまで、その後のコマンドについて繰り返される。
全てのn!の可能な実行順序について、制御回路90は、これらのコマンドがCLVモードでかかる順序(i)で実行されるときに消費されることが期待されるエネルギーEL(i)の量を推定し(ステップ311)、最も低い量のエネルギーEL,MINを消費する実行順序を決定する(ステップ312)。同様に、全ての可能な実行順序について、制御回路90は、これらコマンドがCAVモードでかかる順序(i)で実行されるときに消費されることが期待されるエネルギーEA(i)の量を推定し(ステップ313)、エネルギーEA,MINの最も低い量を消費する実行順序を決定する(ステップ314)。次いで、制御回路90は、EL,MINがEA,MINよりも大きいか又は小さいかを判定する(ステップ320)。制御回路90がEL,MINがEA,MINよりも小さいことを発見したとき、全てのコマンドは、エネルギーEL,MINの最も低い量に対応する実行順序でCLVモードで実行され(ステップ321)、さもなければ、全てのコマンドは、エネルギーEA,MINの最も低い量に対応する実行順序でCAVモードで実行される(ステップ322)。コマンドを実行した後、プロセスは第一のステップ301で続く。
したがって、この例では、全てのコマンドは、同じスキャニングモードCAV又はCLVで実行されるが、消費されるエネルギーの量はできるだけ低くなるように期待されるように、実行順序が選択される。
[例4]
本発明に係る読取り/書込みプロセス400の第四の実施の形態は、図9を参照して説明される。第一のステップ401では、読取り/書込みコマンドが受信され、キューバッファメモリに記憶される(ステップ402)。これらのステップは、所定の待ち時間TWAITが経過するまで、その後のコマンドについて繰り返され(ステップ403)、キューバッファメモリにおけるコマンドの数は、nとして示される。(例示されない)代替的な実施の形態では、かかるステップは、キューバッファメモリが予め定義されたコマンドの数nを含むまで、その後のコマンドについて繰り返される。
本発明に係る読取り/書込みプロセス400の第四の実施の形態は、図9を参照して説明される。第一のステップ401では、読取り/書込みコマンドが受信され、キューバッファメモリに記憶される(ステップ402)。これらのステップは、所定の待ち時間TWAITが経過するまで、その後のコマンドについて繰り返され(ステップ403)、キューバッファメモリにおけるコマンドの数は、nとして示される。(例示されない)代替的な実施の形態では、かかるステップは、キューバッファメモリが予め定義されたコマンドの数nを含むまで、その後のコマンドについて繰り返される。
この例では、コマンドは、受信された順序で実行されるが、それぞれのコマンドについて、スキャニングモードは個々に選択され、全てのnのコマンドの組み合わせにより消費されることが期待されるエネルギーの量は、できるだけ低くなるように期待される。なお、これは、できるだけエネルギー効率が高く個々に実行されるそれぞれのコマンドに対して必ずしも等価ではない。たとえば、2つのコマンドは、単独で考慮されたとき、CLVモードで最も効率的にそれぞれ実行され、組み合わせで考慮されたとき、組み合わせは、CAVモードで更に効率的に実行される場合がある。
したがって、第一のコマンドは、CAVモード又はCLVモードで実行される場合があり、2つの可能性が与えられる。第一のコマンドのモード設定とは独立に、第二のコマンドは、CAVモード又はCLVモードで実行される場合があり、全体で4つの可能性が与えられる。第一及び第二のコマンドのモード設定とは独立に、第三のコマンドは、CAVモード又はCLVモードで実行される場合があり、全体で8つの可能性が与えられる。当業者は、nのコマンドのモード設定をスキャニングするための2nの可能性が存在することを理解されるであろう。
全てのこれら2nのスキャニングモードの設定可能性について、制御回路90は、コマンドが対応するモード設定で実行されるときに消費されることが期待されるエネルギーEex(i)の量を推定し(ステップ411)、最小の量のエネルギーEex,MINを必要とするモード設定を選択する(ステップ412)。次いで、制御回路90は、受信のために、キューバッファメモリからのコマンドを実行し、それぞれのコマンドについて、ステップ412で決定されたスキャニングモードを設定する(ステップ421)。コマンドを実行した後、プロセスは、第一のステップ401で継続する。
[例5]
本発明に係る読出し/書込みプロセス500の第五の実施の形態は、図10を参照して説明される。第一のステップ501では、読出し/書込みコマンドが受信され、キューバッファメモリに記憶される(ステップ502)。これらのステップは、所定の待ち時間TWAITが経過するまで、その後のコマンドについて繰り返され(ステップ503)、キューバッファメモリにおけるコマンドの数は、nとして示される。(例示されない)代替的な実施の形態では、かかるステップは、キューバッファメモリが予め定義された数nのコマンドを含むまで、その後のコマンドについて繰り返される。
本発明に係る読出し/書込みプロセス500の第五の実施の形態は、図10を参照して説明される。第一のステップ501では、読出し/書込みコマンドが受信され、キューバッファメモリに記憶される(ステップ502)。これらのステップは、所定の待ち時間TWAITが経過するまで、その後のコマンドについて繰り返され(ステップ503)、キューバッファメモリにおけるコマンドの数は、nとして示される。(例示されない)代替的な実施の形態では、かかるステップは、キューバッファメモリが予め定義された数nのコマンドを含むまで、その後のコマンドについて繰り返される。
第五の実施の形態は、制御回路90が全てのn!の可能な実行順序を考慮し、それぞれ可能な実行順序について、モード設定をスキャニングするための全ての2!の可能性を考慮する点で、第三及び第四の実施の形態の組み合わせである。したがって、全ての2n-n!の可能な実行順序とスキャニングモード設定の組み合わせについて、制御回路90は、消費されることが期待されるエネルギーEex(i)の量を推定し(ステップ511)、最も小さい量のエネルギーEex,MINを必要とする実行順序及びスキャニングモード設定の組み合わせを選択する(ステップ512)。次いで、制御回路90は、それぞれのコマンドについてステップ512で決定されたスキャニングモードを設定する間、ステップ512で決定された順序でキューバッファメモリからコマンドを実行する。コマンドを実行した後、プロセスは第一のステップ501で継続する。
[例6]
本発明に係る読出し/書込みプロセスの第六の実施の形態は、第五及び第二の実施の形態の組み合わせである。第六の実施の形態では、キューバッファメモリにおけるnのコマンドのバッチは、全体の完了時間制限と関連しており、すなわち、nのコマンドの組み合わせは、予め決定された固定された時間制限又はコマンドに関連して制御回路90に伝達される時間制限のいずれかである、所定の時間制限で完了される必要がある。
本発明に係る読出し/書込みプロセスの第六の実施の形態は、第五及び第二の実施の形態の組み合わせである。第六の実施の形態では、キューバッファメモリにおけるnのコマンドのバッチは、全体の完了時間制限と関連しており、すなわち、nのコマンドの組み合わせは、予め決定された固定された時間制限又はコマンドに関連して制御回路90に伝達される時間制限のいずれかである、所定の時間制限で完了される必要がある。
第六の実施の形態のプロセスは、ステップ511において、制御回路90が、2n-n!の可能な実行順序とスキャニングモード設定の組み合わせのそれぞれについて、nのコマンドのバッチを完了するために必要とされる推定された時間を推定することを除いて、先に記載された第五の実施の形態のプロセスに匹敵しており、かかる実行順序及びスキャニングモード設定の組み合わせが、推定された全体の完了時間が前記全体の完了時間の制限よりも少ない場合のみを考慮する。このように、実行順序及びスキャニングモード設定の所定の組み合わせが更にエネルギー効率が高い場合でさえ、この組み合わせは、時間制限よりも多くの実行時間を含む場合には選択されない。
[例7]
本発明に係る読取り/書込みプロセスの第七の実施の形態は、第五及び第七の実施の形態の組み合わせである。第七の実施の形態では、キューバッファメモリにおけるnのコマンドのバッチは、個々の完了の時間制限に関連される少なくとも1つのコマンドを含み、すなわち、このコマンドは、予め決定された固定された時間制限又はこのコマンドに関連する制御回路90に伝達される時間制限のいずれかである、所定の時間制限で完了される必要がある。nのコマンドのバッチは、個々の時間制限に関連する複数のコマンドを含む場合があり、それぞれの個々の時間は、相互に異なる場合がある。
本発明に係る読取り/書込みプロセスの第七の実施の形態は、第五及び第七の実施の形態の組み合わせである。第七の実施の形態では、キューバッファメモリにおけるnのコマンドのバッチは、個々の完了の時間制限に関連される少なくとも1つのコマンドを含み、すなわち、このコマンドは、予め決定された固定された時間制限又はこのコマンドに関連する制御回路90に伝達される時間制限のいずれかである、所定の時間制限で完了される必要がある。nのコマンドのバッチは、個々の時間制限に関連する複数のコマンドを含む場合があり、それぞれの個々の時間は、相互に異なる場合がある。
第七の実施の形態のプロセスは、ステップ511において、制御回路90が、2n-n!の可能な実行順序とスキャニングモード設定の組み合わせのそれぞれについて、それぞれ個々のコマンド(又は少なくとも個々の時間制限に関連されるコマンド)を完了するために必要とされる推定された時間を推定することを除いて、先に記載された第五の実施の形態のプロセスに匹敵しており、かかる実行順序及びスキャニングモード設定の組み合わせが、それぞれ個々のコマンドについて、推定された個々の完了時間が対応する個々の完了時間の制限よりも少ない場合のみを考慮する。このように、実行順序及びスキャニングモード設定の所定の組み合わせが更にエネルギー効率が高い場合でさえ、この組み合わせは、その個々の完了時間の制限を超える1つのコマンドを含む場合には選択されない。
本発明が先に記載された例示的な実施の形態に制限されないが、幾つかの変形例及び変更は、特許請求の範囲で定義された本発明の保護の範囲で可能であることは当業者にとって明らかであろう。たとえば、CLVモードを維持するときでさえ、異なるコマンドを実行するための異なる線形の速度を選択することも可能である。ディスクドライブは、利用可能な予め定義された異なる線形速度を有する場合がある。最小のエネルギー消費量は、ディスクドライブは、線形速度を変える場合があり、予め定義された線形速度のそれぞれについて計算を実行する。これらの変形例は、全てのタスクについて1つの速度に基づくか、異なるタスクについて独立な速度に基づく場合がある。
同様に、CAVモードを維持するときでさえ、異なるコマンドを実行するための異なる角速度を選択することが可能である。ディスクドライブは、利用可能な予め定義された異なる角速度を有する場合がある。最小のエネルギー消費量を推定するとき、ディスクドライブは、角速度を変え、予め決定された角速度のそれぞれについて計算を実行する。これらのバリエーションは、全てのタスクについて1の速度に基づくか、異なるタスクについて独立な速度に基づく場合がある。
さらに、個々の実行時間の制限が少なくとも1つの個々のスキャニングコマンドに適用され、全体の完了の時間制限がスキャニングコマンドのバッチに適用される点で、第六及び第七の実施の形態の組み合わせが可能である。
さらに、全体及び/又は個々の時間制約は、第四及び第五の実施の形態にも適用される場合がある。
先において、本発明は、本発明に係る装置の機能ブロックを例示するブロック図を参照して説明された。1以上のこれら機能ブロックは、ハードウェアで実現されることが理解され、この場合、かかる機能ブロックの機能が個々のハードウェアコンポーネントにより実行される。しかし、これら機能ブロックの1以上がソフトウェアで実現されることも可能であり、かかる機能ブロックの機能は、1以上のコンピュータプログラムのプログラムライン又はマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ等のようなプログラマブルデバイスにより実行される。
先において、本発明は、本発明に係る装置の機能ブロックを例示するブロック図を参照して説明された。1以上のこれら機能ブロックは、ハードウェアで実現されることが理解され、この場合、かかる機能ブロックの機能が個々のハードウェアコンポーネントにより実行される。しかし、これら機能ブロックの1以上がソフトウェアで実現されることも可能であり、かかる機能ブロックの機能は、1以上のコンピュータプログラムのプログラムライン又はマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ等のようなプログラマブルデバイスにより実行される。
Claims (14)
- ディスク状の記憶媒体のトラックをスキャニングする方法であって、
少なくとも1つのスキャニングコマンドを受信するステップと、
異なるスキャニングモードの設定でエネルギー消費量の推定値を計算するステップと、
最小の期待されるエネルギー消費量に関連するスキャニングモード設定を決定するステップ、
決定されたスキャニングモード設定で前記少なくとも1つのスキャニングコマンドを実行するステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 当該方法は、
1つのスキャニングコマンドを受信するステップと、
前記スキャニングコマンドがCLVモードで実行されたときに消費されるエネルギーの推定される量を計算するステップと、
前記スキャニングコマンドがCAVモードで実行されたときに消費されるエネルギーの推定される量を計算するステップと、
前記スキャニングコマンドを実行するため、どのスキャニングモードが最もエネルギー効率が高いかを決定するステップと、
最もエネルギー効率の高いスキャニングモードで前記スキャニングコマンドを実行するステップと、
を含む請求項1記載の方法。 - 前記スキャニングコマンドは完了の時間制限に関連され、
当該方法は、
前記スキャニングコマンドがCLVモードで実行されたときに推定される完了時間を計算するステップと、
前記スキャニングコマンドがCAVモードで実行されたときに推定される完了時間を計算するステップと、
前記推定される完了時間のいずれかが完了の時間制限を超えるかを調べるステップと、
前記推定される完了時間のいずれかが完了の時間制限を超えた場合、前記スキャニングコマンドを実行するため、どのスキャニングモードが最も時間効率が高いかを判定し、前記最も時間効率の高いスキャニングモードで前記スキャニングコマンドを実行するステップと、
を更に含む請求項2記載の方法。 - 当該方法は、
複数(n)のスキャニングコマンドを受信し、これらスキャニングコマンドをキューバッファメモリに記憶するステップと、
これらスキャニングコマンドがそれぞれの実行順序でCLVモードで実行されたときに消費されるエネルギーの対応する推定される量を、これらnのスキャニングコマンドの全てのn!の可能な実行順序のそれぞれについて計算するステップと、
これらスキャニングコマンドがそれぞれの実行順序でCAVモードで実行されたときに消費されるエネルギーの対応する推定される量を、これらnのスキャニングコマンドの全てのn!の可能な実行順序のそれぞれについて計算するステップと、
実行順序とスキャニングモードのどの組み合わせがこれらnのスキャニングコマンドを実行するために最もエネルギー効率が高いかを判定するステップと、
前記最もエネルギー効率の高い実行順序とスキャニングモードの組み合わせを使用して、これらnのスキャニングコマンドを実行するステップと、
を含む請求項1記載の方法。 - 前記決定するステップは、
前記n!の可能な実行順序のどの1つが前記nのスキャニングコマンドをCLVモードで実行するために最もエネルギー効率が高いかを判定し、期待される対応する最小のエネルギー消費量を決定するステップと、
前記n!の可能な実行順序のどの1つが前記nのスキャニングコマンドをCAVモードで実行するために最もエネルギー効率が高いかを判定し、期待される対応する最小のエネルギー消費量を決定するステップと、
CLVモードについて計算された最小のエネルギー消費量をCAVモードについて計算された最小のエネルギー消費量と比較するステップと、
を含む請求項4記載の方法。 - nのスキャニングコマンドのセットは、全体の完全な時間制限に関連され、前記最もエネルギー効率の高い実行順序とスキャニングモードの組み合わせを決定する前記ステップでは、かかる全体の完了の時間制限に従う組み合わせが考慮される、
請求項4記載の方法。 - 前記スキャニングコマンドの少なくとも1つは、個々の完了の時間制限と関連され、前記最もエネルギー効率の高い実行順序とスキャニングモードの組み合わせを決定する前記ステップでは、かかる個々の完了の時間制限に従う組み合わせが考慮される、
請求項4記載の方法。 - 当該方法は、
複数(n)のスキャニングコマンドを受信し、これらスキャニングコマンドをキューバッファメモリに記憶するステップと、
これらnのスキャニングコマンドの全ての2nの可能な個々のスキャニングモード設定の組み合わせのそれぞれについて、これらスキャニングコマンドが受信され、キューに記憶される順序で実行されるときに消費されるエネルギーの対応する推定される量を計算するステップと、
これらnのスキャニングコマンドの個々のスキャニングモード設定のどの組み合わせが、受信されてキューに記憶される順序でこれらnのスキャニングコマンドを実行するために最もエネルギー効率が高いかを決定するステップと、
これらnのスキャニングコマンドについて個々のスキャニングモードの設定の最もエネルギー効率の高い組み合わせを使用して、受信されてキューに記憶された順序でこれらnのスキャニングコマンドを実行するステップと、
を含む請求項1記載の方法。 - 前記nのスキャニングコマンドのセットは、全体の完了の時間制限と関連され、前記最もエネルギー効率の高い個々のスキャニングモードの設定の組み合わせを決定する前記ステップでは、かかる全体の完了の時間制限に従う組み合わせが考慮される、
請求項8記載の方法。 - 前記スキャニングコマンドの少なくとも1つは、個々の完了の時間制限と関連され、前記最もエネルギー効率の高い個々のスキャニングモードの設定の組み合わせを決定する前記ステップでは、かかる個々の完了の時間制限に従う組み合わせが考慮される、
請求項8記載の方法。 - 当該方法は、
複数(n)のスキャニングコマンドを受信し、これらスキャニングコマンドをキューバッファメモリに記憶するステップと、
これらnのスキャニングコマンドの個々のスキャニングモードの設定と可能な実行順序の全ての2n-n!の可能な組み合わせのそれぞれについて、これらnのスキャニングコマンドについて個々のスキャニングモード設定のそれぞれの組み合わせを使用して、これらnのスキャニングコマンドガそれぞれの実行順序で実行されたときに消費されるエネルギーの対応する推定される量を計算するステップと、
これらnのスキャニングコマンドの個々のスキャニングモード設定と実行順序のどの組み合わせが最もエネルギー効率が高いかを決定するステップと、
個々のスキャニングモード設定と実行順序の最もエネルギー効率の高い組み合わせを使用して、これらnのスキャニングコマンドを実行するステップと、
を含む請求項1記載の方法。 - nのスキャニングコマンドのセットは、全体の完了の時間制限に関連され、前記最もエネルギー効率の高い個々のスキャニングモードの設定及び実行順序の組み合わせを決定する前記ステップでは、かかる全体の完了の時間制限に従う組み合わせが考慮される、
請求項11記載の方法。 - 前記スキャニングコマンドの少なくとも1つは、個々の完了の時間制限と関連され、前記最もエネルギー効率の高い個々のスキャニングモードの設定及び実行順序の組み合わせを決定する前記ステップでは、かかる個々の完了の時間制限に従う組み合わせが考慮される、
請求項11記載の方法。 - 少なくともCAVモード及び少なくともCLVモードで選択的に動作可能な、記憶媒体に情報を書込み、及び/又は記憶媒体から情報を読取るためのディスク駆動装置であって、
請求項1乃至13のいずれか記載の方法を実行するために適合される、
ことを特徴とするディスク駆動装置。
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