JP2007521614A - 膨張熱プラズマを誘導結合するシステム及び方法 - Google Patents

膨張熱プラズマを誘導結合するシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007521614A
JP2007521614A JP2006517245A JP2006517245A JP2007521614A JP 2007521614 A JP2007521614 A JP 2007521614A JP 2006517245 A JP2006517245 A JP 2006517245A JP 2006517245 A JP2006517245 A JP 2006517245A JP 2007521614 A JP2007521614 A JP 2007521614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
thermal
etp
generated
processing chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006517245A
Other languages
English (en)
Inventor
スケイプケンス,マーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2007521614A publication Critical patent/JP2007521614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32357Generation remote from the workpiece, e.g. down-stream
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/46Generating plasma using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

熱プラズマを生成するプラズマ生成装置(316)と、プラズマ生成装置(316)から熱プラズマを受け取り且つプラズマ処理チャンバ(318)内で熱プラズマを膨張させるためにプラズマ生成中にプラズマ生成装置(316)よりも低い圧力をプラズマ処理チャンバ(318)に維持するプラズマ生成装置(316)の外部のプラズマ処理チャンバ(318)と、熱プラズマを誘導結合する誘導子システム(330、332、333)とを含むプラズマ生成システム(300)が提供される。
【選択図】 図3

Description

本発明の開示は、プラズマ処理に関し、特に膨張熱プラズマの誘導結合に関する。
皮膜の基板への堆積は、熱プラズマ、膨張熱プラズマ(ETP)及び誘導結合プラズマ(ICP)のようなプラズマを使用して行われる。ETPは、ETP源の上流部の高圧下で熱プラズマを形成し、その熱プラズマをETP源の下流部に供給することで生成される。下流部は、熱プラズマ及び試薬前駆物質注入を受け取る低圧チャンバ(上流部よりも低い圧力である)を含む。ETP源の下流部と上流部の間の比較的大きな圧力差のために、低圧チャンバ内部で熱プラズマは膨張する。膨張する熱プラズマの中に注入された試薬は、電荷交換及び後の解離再結合のような、熱プラズマと試薬の間の化学反応によって解離する。
個々のETP源によって堆積された皮膜は、一般に30cmよりも小さい限られた幅の表面を覆う。したがって、大きな面積を覆うためには、多数のETP源が必要である。ETPのエネルギーレベルの分布は、不均一で、一般にガウス形になり、結果として、実質的にガウス形のプラズマ密度プロファイル及びガウス形の堆積厚さプロファイルを生じる。しかし、大抵の用途では、特に多数のETP源が単一表面の被覆に使用されるとき、個々のETP源の一様な厚さプロファイルが望ましい。
さらに、ETP源では、ポリマー基板のような電気的浮動基板をイオンが衝撃するエネルギーは、極端に小さく、制御することできない。低イオンエネルギーになろうとするETPの傾向は、優れた付着性及び/又は高密度を有する皮膜を生成することの邪魔になることがある。
励起要件を減らし且つ効率を上げようとする試みがなされた。この試みには、減少したプラズマガス流量でETP動作を可能にするためにETP源の縦続接続電極のオリフィス直径を減らすことが含まれ、このことで、次には、試薬解離に必要なイオンフラックスが減少し、さらに堆積速度が減少する。試薬と膨張熱プラズマを激しく混合するように構成されたノズルインゼクタを使用して、利用を高めようとする試みもなされた。しかし、ノズルインゼクタはプラズマを実質的に閉じ込め、このことは不均一性を引き起こす傾向がある。また、堆積物が塗布されている基板に独立したバイアス電圧を加えて、イオンエネルギー制御を高めようとする試みも行われた。しかし、ポリマー基板のような電気的浮動基板を処理するとき、この方法は機能しない。
それにもかかわらず、ETPは、比較的高い帯電粒子密度、比較的低い電子温度を有し、電子温度とイオン温度の間の平衡を維持し、結果として比較的低いイオン温度及び衝撃エネルギーを生じ、このことは、半導体用途及び電子デバイスの損傷防止のために望ましい。ETPの低い電子温度は有利であると考えられるが、電子温度を上げることに関して明らかでない有利点が存在している。ETPは、解離再結合反応が後に続く電荷交換反応に基づいた試薬解離経路を生成し、これは比較的低い電子温度で生じるが、電子衝撃解離反応に基づいた試薬解離経路を生成するには、ETPのTeは低すぎる。
各経路は特定の化学種を生成する能力を与え、電子衝撃解離経路のないことで生成できる化学種の種類が制限され、このことが被覆プロセスへの寄与を制限し、また個々のETP源の効率を低下させている。このように、ガス及びエネルギー負荷の増加、大面積均一性に必要なETP源の数、及びコストを含んだ励起プロセスに対するさらなる要求が生じている。
他方で、ICPは、低圧チャンバ中への試薬前駆物質注入を受け取る低圧チャンバを含むICP源によって形成され、このチャンバはエネルギー源に接続された1以上のコイルを備えている。この1以上のコイルにエネルギーが加えられたとき、Teが上がり、電子衝撃解離経路が実現される。しかし、ETPと同様にICPは大きな面積にわたって一様な堆積を実現しない。さらに、ICPでは、帯電粒子密度はETPと比べて一般に低く、このことで、高エネルギー電子との試薬の解離反応によって形成される試薬部分の密度が制限され、したがって結果として皮膜の成長速度は低くなる。
より高い帯電粒子密度を生成するために、より大電力のICPが試みられたが、一般に大電力浮遊容量電力結合が生じ、反応器壁のスパッタリングを引き起こし、したがって堆積される皮膜が汚染される。また、ICPプラズマ生成機構の結果として、電子温度は、一般に、ある特定のエネルギーよりも低くならず、したがってICP源で実現できるプラズマ化学作用が制限される。
米国特許第4871580号明細書 M.Schaepkens、S.Selezneva、P.Moeleker、及びC.D.Iacovangelo、「High−rate Deposition of Abrasion Resistant Coatings Using a Dual−source Expanding Thermal Plasma Reactor」、J.Vac.Sci.Technol.A21(4)、Jul/Aug(2003)
したがって、解離された試薬を基板の表面にわたって一様に分布させ、このように基板上に皮膜を形成するシステム及び方法が必要とされている。
さらに、ICPのような高いTeをETPのような電子密度と組み合わせて、電荷交換解離再結合経路と電子衝撃解離経路との両方に基づいた制御可能なプラズマ化学によって高成長速度をもたらすことができるように、制御可能な電子温度を有する高電子密度プラズマを効率よく生成するシステム及び方法が必要とされている。他の有利点は、以下でより詳細に説明する。
プラズマ生成器システムを使用してプラズマを生成する方法が提供される。本方法は、プラズマを生成するためにエネルギー及び反応体をプラズマ生成器システムのプラズマ生成装置に導入するステップと、生成プラズマを膨張させ誘導結合するステップとを含む。
本発明の他の実施形態では、熱プラズマを生成するプラズマ生成装置を含むプラズマ生成システムが提供される。熱プラズマは、プラズマ生成装置の外部のプラズマ処理チャンバで受け取られる。圧力制御システムは、プラズマ処理チャンバ内で熱プラズマを膨張させるために、プラズマ生成中にプラズマ生成装置よりも低い圧力をプラズマ処理チャンバに維持する。誘導子システムが熱プラズマを誘導結合する。
本発明の他の実施形態では、プラズマを生成する装置を含むプラズマ生成システムが提供される。受け取るための装置は、生成プラズマを受け取り、且つその生成プラズマの膨張を可能にする。誘導結合するための装置は、生成プラズマを誘導結合し、その受け取る装置と誘導結合する装置は共働して、生成プラズマを膨張誘導結合プラズマに作り上げる。
本発明のさらに他の実施形態では、エネルギー及び反応体をプラズマ生成器システムに導入してプラズマを生成する手段、及び生成プラズマを膨張させ誘導結合する手段を含んだプラズマ生成器システムが提供される。
本発明の他の実施形態では、膨張誘導結合プラズマが提供される。プラズマを生成するためにプラズマ生成器システムのプラズマ生成装置にエネルギー及び反応体を導入するステップと、生成プラズマを膨張させ誘導結合するステップとを含む方法で、プラズマは生成される。
本発明の他の実施形態では、1以上の表面を有する物体が提供される。この表面は膨張誘導結合プラズマを使用して処理され、ここで、このプラズマは、プラズマを生成するためにプラズマ生成器システムのプラズマ生成装置にエネルギー及び反応体を導入するステップと、生成プラズマを膨張させ誘導結合するステップとを含む方法で生成される。
誘導結合を膨張熱プラズマ(ETP)システムと組み合わせることで、本開示に従って優れたプラズマ処理が実現される。この組合せで実現された結果は、堆積一様性、電子及びイオンエネルギー制御及び効率に関して、ETP又は誘導結合プラズマ(ICP)のどちらよりも優れている。図1に模式的に従来のETP反応器10を示す。ETP反応器10は、上流部12及び下流部14を含み、上流部はプラズマ生成器16を含み、下流部14はチャンバ18を含む。上流部12は、Schram等に発行された米国特許第4871580号の図2に似ている。基板20はチャンバ18の中に配置される。
プラズマ生成器16は、アルゴン、キセノン、ヘリウム、他の希ガス、窒素及び/又は水素ガスを含んだガスのような反応体を、入口22を通して受け取る。プラズマ生成器16内にアーク及び/又は放電を生成するようなエネルギー源21により、エネルギーがプラズマ生成器に加えられる。アーク及び/又は放電は、プラズマを生成するように反応体に対して作用する。熱プラズマを生成するのに適した圧力がプラズマ生成器16内に維持される。例示のプラズマ生成器では、熱プラズマのイオン及び電子は1eVの温度を有し、電荷密度は1015cm−3以上である。プラズマ生成器16は、さらにノズルを備え、このノズルを通して、熱プラズマはプラズマ生成器16を出て、入口24を通過しそしてチャンバ18に入る。
熱プラズマが膨張して膨張熱プラズマ50になることができるようにするために、チャンバ18は、プラズマ生成器16に維持される圧力よりも低い圧力に維持される。チャンバ18で、ETP50は急速に冷却され、電子及びイオンは再結合し始め、その後、膨張が衝撃を与え、すなわち膨張速度は超音速から音速以下の速度になり、電子温度(Te)は例えば0.1〜0.3eVのような値まで落ち、そして電荷密度はほぼ1012cm−3になる。
例えば気体、液体及び/又は固体で形成された材料のような試薬、例えば、シラン、メタン、他の炭化水素、過フッ化炭化水素、重水素化炭素、重水素化シラン、アルコール、アクリレート、エポキシ、有機シラン、クロロシラン、フルオロシラン、アミノシラン、有機シリコーン、金属有機前駆物質、金属塩化物、金属フッ化物、水、酸素、水素、窒素、アンモニア、二酸化炭素、一酸化炭素、又はこれらの適切な組合せが、例えば注入口26のようなポートを介してチャンバ18に注入されて、主に反応体イオンと試薬イオンの間の電荷交換反応及びその後の解離再結合反応によって前駆物質解離が起こるようになる。試薬解離生成物は高ドリフト速度で膨張と一緒に運ばれ、このようにして反応種の対流フラックスが生成され、この反応種は、基板20の表面に達し、結果として、基板上に皮膜34の堆積が生じる。
ETP50は、電子温度が実質的にイオン温度に等しい平衡プラズマであり、この場合、電子温度及びイオン温度は比較的低く、例えば0.1eVのようなものである。ETP50のイオン密度はガウス分布を有し、結果として、厚さ及び密度が不均一なガウス形堆積プロファイルを有する皮膜34が基板20上に生じる。
図2は、基板220とつながった10トルのような低圧力条件の状態にある真空チャンバを含んだ1以上のチャンバ202を有する従来のICP反応器200を示し、このチャンバ202に、リングインゼクタ、シャワーヘッド又は他の型の入口のようなポート206を通して、試薬が導入される。アルゴン、ヘリウム、又は他の希ガスのような反応ガスをポート206又は他のポート(図示しない)を通して導入することができる。1以上のコイル204が、この1以上のチャンバ202の中に配置されるか、又はこの1以上のチャンバ202又はこのチャンバに接続された通路の周りに巻かれる。この場合、一般に、この1以上のコイル204が接触している表面の一部は(特に、1以上のコイルが絶縁体で覆われていないとき)、誘電体材料で形成される。
1以上のコイルは、接地と電源(図示しない)の間に接続されている。電源で供給されたエネルギーは、電気放電を起こすために、すなわちプラズマを生成するために、1以上のコイル204に加えられる。このようにして、誘導結合プラズマ250がチャンバ202の中に生成される。電子衝撃解離経路を通して前駆物質解離が起こって、反応種のフラックスを生成し、この反応種が基板220の表面に達し、結果として基板上に皮膜224を堆積することになる。
ICPプラズマは不平衡プラズマであり、Teはイオン温度よりも相当に高く、例えばイオン温度は0.1eVであり電子温度は1eVよりも高いようなものである。1以上の電気コイル204が1以上のチャンバ202の中に環状構造で戦略的に配置した状態で、形成されたICPのイオン密度は、軸から外れて高い(軸226に沿っていない)分布を有し、結果として一般に軸外し最高値堆積プロファイルを有する皮膜224が基板220上に生じ、この皮膜224は厚さ及び密度が不均一である。特に、皮膜224の密度及び厚さは、中心軸226のまわりの環状領域で増加している。
本発明に従って、膨張熱プラズマを生成し且つ生成されたETPを誘導結合するように構成された例示のETP−ICP反応器300の第1の実施形態を、図3に模式的に示す。ETP−ICP反応器300は上流部312及び下流部314を含み、ここで上流部312はプラズマ生成器316を含み、下流部314はチャンバ318を含む。基板320がチャンバ318とつながった状態で取り付けられ、またチャンバ318内に取り付けることができる。ETP−ICP反応器300は、基板を処理するためにETP−ICP反応器300内で処理される反応体及び試薬の1以上を受け取る。
図1に示すETP反応器10と同様に、プラズマ生成器316は、例えばアルゴン、ヘリウム、他の希ガス、窒素及び/又は水素ガスのような反応体を、例えばリングインゼクタ、ノズルインゼクタ、フラッシュ蒸発器、シャワーヘッド又は他の型の入口のようなポート322を通して受け取る。エネルギーはエネルギー源321によってプラズマ生成器に加えられる。例えば、加えられるエネルギーは、例えばプラズマ生成器316内にアーク及び/又は放電を生成するような無線周波(RF)エネルギー、マイクロ波、直流電流又は電圧、又は交流電流又は電圧の形であってもよい。加えられるエネルギーは、直流電流の形でもよく、又は連続波形又はパルス波形であってもよく、ここで、例えば波形の種類(正弦波、方形、三角、台形、その他)、周波数、デューティサイクル、その他のような波形のパラメータは、所望の結果を得るために選ばれる。アーク及び/又は放電は、プラズマを生成するように反応体に作用する。
熱プラズマを生成するのに適した圧力がプラズマ生成器316内に維持される。例えば、圧力は、大気圧近くか又は大気圧に維持することができ、例えば>100トルのようなものである。例示のプラズマ生成器では、熱プラズマのイオン及び電子は1eVの温度を有し、電荷密度は1015cm−3である。プラズマ生成器316はさらにノズルを備え、このノズルを通して熱プラズマはプラズマ生成器316を出て、入口324を通過しそれからチャンバ318に入る。
ETP−ICP反応器300は、チャンバ318が誘導結合(IC)システム330を備えている点で、図1のETP反応器10と違っている。I/Cシステム330は、1以上の電気コイルのような電磁力を生成する装置、及び装置を付勢する電源例えば連続波形又はパルス波形の電気エネルギーを供給することによるようなものを含み、ここで、例えば波形の種類(正弦波、方形、三角、台形、その他)、周波数、デューティサイクル、その他のような波形のパラメータは、所望の結果を得るために選ばれる。
熱プラズマが膨張熱プラズマに膨張することができるようにするために、チャンバ318は、プラズマ生成器316に維持された圧力よりも低い圧力に維持されている。実現された例では、チャンバ318に維持された圧力は20〜200ミリトルであり、膨張が超音速で起こる。チャンバ318で、ETPは急速に冷却され、電子及びイオンは再結合し始め、その後、膨張が衝撃を与える。I/C ETP350では、膨張熱プラズマ中への電力の誘導結合の結果として、Teは図1のETP反応器ほどは下がらず、したがって0.1〜0.3eVよりも大きく、そして電荷密度はほぼ1012cm−3以上である。
気体、液体及び/又は固体で形成された材料のような試薬、例えば、シラン、メタン、他の炭化水素、過フッ化炭化水素、重水素化炭素、重水素化シラン、アルコール、アクリレート、エポキシ、有機シラン、クロロシラン、フルオロシラン、アミノシラン、有機シリコーン、金属有機前駆物質、金属塩化物、金属フッ化物、水、酸素、水素、窒素、アンモニア、二酸化炭素、一酸化炭素、又はこれらの適切な組合せが、例えば注入口326のようなポートを介してチャンバ318に注入され、このようにして、反応体イオンと試薬の間の電荷交換反応及びその後の解離再結合反応と、電磁加熱された電子と試薬の間の電子衝撃解離反応との両方によって解離が起こるようになる。
電磁力を生成する装置は、チャンバ318の中に備えることができ、チャンバ318の壁の中に一体化することができ、又はチャンバ318の壁の外側に備えることができる。例えば、誘電体で支持されるか、チャンバ318の壁の中に一体化されるか又はチャンバ318の壁のまわりに巻かれるかした1以上の自立型絶縁電気コイルを、装置は含むことができる。一般に、1以上のコイルが接触しているチャンバ318の壁の一部又は他の表面は(特に、1以上のコイルが絶縁されていないとき)、誘電体材料で形成される。チャンバの壁の他の部分は、誘電体材料又は導電性材料で形成することができる。
一般に1以上のコイルの一方の端は接地に接続され、そして他方は、RF/AC電源332のような電源及びRF/AC整合回路網333に接続されている。電気エネルギー又はRFエネルギーのようなエネルギーが、1以上のコイルに加えられて、I/C ETP350に対して誘導結合効果を引き起こす。一般に、起動モードで動作しているとき、熱プラズマがチャンバ318に入るやいなやエネルギーが1以上のコイルに加えられ、その後、熱プラズマがチャンバ318に流れ込むときにエネルギーが装置に加えられる。ただし、他のエネルギー供給タイミングのスケジュールを使用することができる。加えられるエネルギーは連続又はパルス波形を有することができ、ここで、例えば波形の種類(正弦波、方形、三角、台形、その他)、周波数、デューティサイクル、その他のような波形のパラメータは、所望の結果を得るために選ばれる。
誘導結合効果によって、(通常のETPで起こる解離再結合反応が後に続く電荷交換に加えて)電子衝撃解離経路を通して前駆物質解離が起こって反応種のフラックスを生成するようになり、さらに、プラズマ中の電子の少なくとも一部のTeが比較的高いTeに上昇するようになる。いったん誘導結合の影響を受けると、I/C ETP350は不平衡プラズマになり、ここではイオン温度及び電子温度は互いに異なることができる。
したがって、Teはイオン温度によって完全に制限されるとは限らず、イオン温度が上昇しないときでも、上昇することができる。I/Cシステム330にエネルギーを加えることで、電界が変化して、電子の動きを引き起こし、電子の運動エネルギーを増加させ、さらにTeを高くする。より重いイオンは電界の変化に反応しない。したがって、チャンバ318中の電子の運動エネルギー及び温度は、チャンバ318中のイオンのエネルギーレベルすなわち温度を変えることなく、高くなる。
従来のETP反応器では、熱プラズマはチャンバ中で急速に冷却され、電子は膨張に基づいてエネルギーを解放し、それで電子衝撃解離反応に効果的でない。さらに、いったん再結合が始まると、電子及びイオンの少なくとも一部は失われる。図3で示す装置では、追加されたI/Cシステム330の起動によって、より重いイオンが加熱されることなく、電子が加熱されるようになる。例えば0.1eVにほぼ等しいような比較的低いTe及び1eVより大きな比較的高いTeを含んだTeの範囲が生じる。生じたTeの範囲は、一般に、より多くの電子、イオン、したがってプラズマを生成するために非常に有用な特性を有する0.3eVのTeを含む。
第1及び第2の組の化学種が、それぞれ解離再結合経路及び電子衝撃解離経路を介して生成される。解離生成物は、高いドリフト速度で膨張と一緒に運ばれて、反応種の対流フラックスを生成し、この反応種は基板320の表面に達し、結果として基板320上に皮膜334の堆積が生じる。
さらに、温度の上昇でイオン化が再び起こるようになり、結果としてETPだけのプラズマに比べてイオン密度が増加することになる。したがって、Teの上昇はイオン密度の増加に比例する。さらに、Teの上昇は、不平衡化学作用を行うことを可能し、そして低温基板に対して高温化学作用を行うことを可能にする。
Te上昇のさらなる有利点は、「チャイルドの法則」の結果としてI/C ETP350が接触している基板の前面に増加したシース電圧が作られることである。基板と衝突するイオンは、増加した電圧によってこのシースの間で加速される。したがって、イオン加速及び衝撃エネルギーが増加し、これによって、基板320中へのイオンの侵入及び打ち込みの増加で、基板320と堆積される皮膜334の間に、皮膜334の基板320へのより高い付着を実現する混合界面が形成されるようになる。皮膜334が堆積されているときに皮膜334に多孔質の開口が存在する場合、イオン衝撃はこの開口を満たし、より高い密度の皮膜を生成する。
本発明の実施形態では、I/Cシステム330の1以上の電気コイルは、軸外しの実質的環状バイアスをイオン密度及び堆積プロファイルに加えるように、チャンバ318の中に実質的に環状構造で戦略的に取り付けられた少なくとも一巻きを有する1以上のコイルを含み、結果として堆積密度及び厚さに対して実質的に環状のバイアスが生じる。1以上の電気コイル330の戦略的な配置は、I/C ETP350で得られる堆積プロファイルのガウス分布の補償を可能にする。
ETPだけのプラズマで生成された皮膜の堆積プロファイル336(図1に示す皮膜34の堆積プロファイルに対応する)、及びICPだけのプラズマで生成された皮膜の堆積プロファイル338(図2に示す皮膜224の堆積プロファイルに対応する)は、模式的に破線で示されている。皮膜334は、I/Cシステム330の軸外し最高値イオン分布効果と組み合わされたI/C ETP350のガウス分布イオン密度による組合せ堆積プロファイルであるプロファイルを有する。皮膜334の組合せ堆積プロファイルは実質的に一様であり、結果として、図3に模式的に示すように、基板320上に皮膜334の実質的に一様な密度及び厚さが生じる。
ETP−ICP反応器300のパラメータは、堆積一様性を達成するために皮膜334の所望の組合せ堆積プロファイルを得るように選び、及び/又は制御することができる。M.Schaepkens、S.Selezneva、P.Moeleker、及びC.D.Iacovangeloによる「High−rate Deposition of Abrasion Resistant Coatings Using a Dual−source Expanding Thermal Plasma Reactor」、J.Vac.Sci.Technol.A21(4)、Jul/Aug 2003に記載されたパラメータのような例示のパラメータには、下流動作圧力、プラズマ源と基板の間の動作間隔、膨張アルゴンプラズマビーム中への前駆物質流量、及びETP源の陰極から陽極までの距離がある。他のパラメータには、I/Cシステム330に加えられるエネルギーの量及び種類、I/Cシステム330の構成、I/Cシステム330の戦略的配置、1以上のコイルに使用されるコイル及び巻線の数が含まれることがある。例えば、多数回巻きは、イオン密度のより大きな変化及びより高い電子温度を生じる。
図4は、I/Cシステム430が、入口424に沿って、すなわち熱プラズマがチャンバ318に向かって流れるときの熱プラズマの経路に沿って且つ熱プラズマに近接して位置していることを除いて、図3に示すETP−ICP反応器300と実質的に同じであるETP−ICP反応器400を示す。I/Cシステム330(図示しない)も含めることができる。
I/Cシステム430は、1以上のコイルのような電磁力を生成する装置及びこの装置を付勢する電源を含む。図示の実施形態では、1以上のコイルは入口424の外面のまわりに巻かれているので、プラズマはチャンバ318に入る前に1以上のコイルを通過する。1以上のコイル430は、さらに(又は、代わりに)、入口424の中に配置することができ、例えば入口424の中に絶縁して位置し且つ/又は入口424の内壁に沿って巻かれるといったようなものである。一般に、1以上のコイルが接触している入口424の壁の部分又は他の表面(特に、1以上のコイルが絶縁体で覆われていないとき)は、誘電体材料で形成される。入口の424の壁の他の部分は、誘電体材料又は導電性材料で形成することができる。
一般に各コイルの一方の端は接地に接続され、他方は、RF/AC電源332のような電源及びRF/AC整合回路網333に接続されている。電気又はRFエネルギーが1以上のコイルに加えられて、I/C ETP350に対して誘導結合効果をもたらす。I/Cシステム430の他の構成が考えられる。例えば、電磁力を生成する装置は、入口424の中に一体化することができる。
本開示に従ってETP−ICP反応器300及び400で生成されたI/C ETP350は、自動車、輸送、建築ガラス交換、半導体、光電池、光媒体、フラットパネルディスプレイ及び照明の産業における表面グレイジングを含んだ実に様々な用途で、表面への薄膜堆積に特に有用である。ガラス、金属、シリコン及びプラスチック(ポリカーボネートを含む)で形成された表面の大きな表面積に機能皮膜を一様に生成するように高密度プラズマを使用して一様な堆積プロファイルを実現するために、ETP−ICP反応器のアレイを使用することができる。表面に塗布することができる機能皮膜の例は、耐磨耗皮膜、水分及び/又は酸素障壁皮膜、紫外線吸収皮膜、赤外線反射皮膜及び/又は他の透明な光学皮膜(例えば、400nmから700nmの範囲で20%を超える光透過率を有する皮膜)である。
I/C ETP350は、さらに、表面をエッチングし、粗面化し、加熱し、及び/又は洗浄するように表面を処理することを含んだ他の用途に使用することができる。この用途の特定の場合には、試薬を膨張誘導結合プラズマに注入する必要はないが、代わりにイオン化反応ガスを使用することができる。
本開示の説明した実施形態は、限定ではなく例示のつもりであり、本開示の全ての実施形態を表すつもりではない。文字通りにも法律で認められる同等物の点でも添付の特許請求の範囲に示されるような本開示の精神又は範囲から逸脱することなしに、様々な修正物及び変形物を作ることができる。
従来技術のETP反応器を示す模式図である。 従来技術のICP反応器を示す模式図である。 本発明に従ったプラズマ源システムを示す模式図である。 本発明の他の実施形態に従ったプラズマ源システムを示す模式図である。

Claims (10)

  1. プラズマ生成システム(300)であって、
    熱プラズマを生成するプラズマ生成装置(316)を備え、
    プラズマ生成装置(316)の外部のプラズマ処理チャンバ(318)が、プラズマ生成装置(316)から熱プラズマを受け取り、且つプラズマ処理チャンバ(318)内で熱プラズマを膨張させるためにプラズマ生成中にプラズマ処理チャンバ(318)をプラズマ生成装置(316)よりも低い圧力に維持するものであり、さらに、
    熱プラズマを誘導結合する誘導子システム(330、332、333)を備える、プラズマ生成システム(300)。
  2. 膨張誘導結合プラズマ(350)が、基板(320)の表面を1以上の皮膜(334)で覆うためにプラズマ処理チャンバ(318)内の表面の方に向けて送られる、請求項1記載のシステム。
  3. 誘導子システム(330、332、333)が、熱プラズマに近接した1以上の電気コイル(330)及び1以上のコイル(330)を付勢する電源(332、333)を含む、請求項1記載のシステム。
  4. 1以上の電気コイル(330)が、特定の構成でプラズマ処理チャンバ(318)内に位置し、基板(320)の表面の1以上の皮膜(334)に特定の構成に対応した特定の堆積プロファイルを生成する、請求項3記載のシステム。
  5. 1以上の電気コイル(330)の特定の構成が、実質的な環状構成である、請求項4記載のシステム。
  6. 膨張誘導結合プラズマ(350)が、エッチング、粗面化、加熱、洗浄、及び表面への皮膜塗布から成る処理のグループから選択された処理のために表面を処理するように使用される、請求項1記載のシステム。
  7. プラズマ処理チャンバ(318)が、電子衝撃解離経路及び解離再結合経路に沿った解離のために、膨張誘導結合熱プラズマ(350)と反応する試薬を受け取るポート(326)をさらに備える、請求項1記載のシステム。
  8. プラズマ生成システム(300)であって、
    プラズマを生成する装置(316)と、
    生成プラズマを受け取り、且つ生成プラズマの膨張を可能にする装置(318)と、
    生成プラズマを誘導結合する装置(330、332、333)と、を備え、
    受け取る装置(318)及び誘導結合する装置(330、332、333)が共働して、生成プラズマを膨張誘導結合プラズマ(350)に作り上げる、プラズマ生成システム(300)。
  9. 生成プラズマを誘導結合する装置(330、332、333)が、生成プラズマに近接した1以上の電気コイル(330)を含む、請求項8記載のシステム。
  10. 生成プラズマが、熱プラズマである、請求項8記載のシステム。
JP2006517245A 2003-06-30 2004-06-14 膨張熱プラズマを誘導結合するシステム及び方法 Pending JP2007521614A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/609,958 US6969953B2 (en) 2003-06-30 2003-06-30 System and method for inductive coupling of an expanding thermal plasma
PCT/US2004/018820 WO2005006386A2 (en) 2003-06-30 2004-06-14 System and method for inductive coupling of an expanding thermal plasma

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007521614A true JP2007521614A (ja) 2007-08-02

Family

ID=33540988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006517245A Pending JP2007521614A (ja) 2003-06-30 2004-06-14 膨張熱プラズマを誘導結合するシステム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6969953B2 (ja)
EP (1) EP1642314A2 (ja)
JP (1) JP2007521614A (ja)
KR (1) KR20060082400A (ja)
CN (1) CN100517553C (ja)
WO (1) WO2005006386A2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3940095B2 (ja) * 2003-05-08 2007-07-04 忠弘 大見 基板処理装置
US9659758B2 (en) 2005-03-22 2017-05-23 Honeywell International Inc. Coils utilized in vapor deposition applications and methods of production
WO2008137588A1 (en) * 2007-05-01 2008-11-13 Exatec, Llc Edge healing and field repair of plasma coating
US20100183825A1 (en) * 2008-12-31 2010-07-22 Cambridge Nanotech Inc. Plasma atomic layer deposition system and method
DE112012002786A5 (de) * 2011-07-01 2014-03-20 Reinhausen Plasma Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Plasmabehandlung von Oberflächen
CN103117201B (zh) * 2011-11-17 2016-06-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 Pecvd装置及半导体器件的形成方法
US11183373B2 (en) 2017-10-11 2021-11-23 Honeywell International Inc. Multi-patterned sputter traps and methods of making

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03211284A (ja) * 1990-01-17 1991-09-17 Nippon Koshuha Kk 多段熱プラズマ反応装置
JPH05266991A (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 Nippon Steel Corp 磁気駆動プラズマ反応装置
JPH0790556A (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 Jeol Ltd 高周波誘導プラズマ成膜装置
JPH09192479A (ja) * 1995-11-17 1997-07-29 Toshio Goto プラズマ処理装置および方法
JP2001028298A (ja) * 1999-04-22 2001-01-30 Applied Materials Inc 材料処理のための新規なrfプラズマソース
JP2001118697A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Tadahiro Sakuta 誘導プラズマの発生装置
WO2002062114A1 (de) * 2001-02-02 2002-08-08 Robert Bosch Gmbh Plasmaanlage und verfahren zur erzeugung einer funktionsbeschichtung
WO2003018867A1 (en) * 2001-08-29 2003-03-06 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing using an efficiently coupled gas source
WO2003041146A1 (en) * 2001-11-07 2003-05-15 Rapt Industries Inc. Apparatus and method for reactive atom plasma processing for material deposition

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828369A (en) * 1986-05-28 1989-05-09 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Electrochromic device
GB8713986D0 (en) * 1987-06-16 1987-07-22 Shell Int Research Apparatus for plasma surface treating
NL8701530A (nl) * 1987-06-30 1989-01-16 Stichting Fund Ond Material Werkwijze voor het behandelen van oppervlakken van substraten met behulp van een plasma en reactor voor het uitvoeren van die werkwijze.
GB8718756D0 (en) * 1987-08-07 1987-09-16 Unilever Plc Supporting means
US4853250A (en) * 1988-05-11 1989-08-01 Universite De Sherbrooke Process of depositing particulate material on a substrate
JP2770753B2 (ja) * 1994-09-16 1998-07-02 日本電気株式会社 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP3426382B2 (ja) * 1995-01-24 2003-07-14 アネルバ株式会社 プラズマ処理装置
US5653811A (en) * 1995-07-19 1997-08-05 Chan; Chung System for the plasma treatment of large area substrates
US6379576B2 (en) * 1997-11-17 2002-04-30 Mattson Technology, Inc. Systems and methods for variable mode plasma enhanced processing of semiconductor wafers
US6231725B1 (en) * 1998-08-04 2001-05-15 Applied Materials, Inc. Apparatus for sputtering material onto a workpiece with the aid of a plasma
JP2965293B1 (ja) * 1998-11-10 1999-10-18 川崎重工業株式会社 電子ビーム励起プラズマ発生装置
US6153852A (en) * 1999-02-12 2000-11-28 Thermal Conversion Corp Use of a chemically reactive plasma for thermal-chemical processes
US6426125B1 (en) * 1999-03-17 2002-07-30 General Electric Company Multilayer article and method of making by ARC plasma deposition
US6517687B1 (en) * 1999-03-17 2003-02-11 General Electric Company Ultraviolet filters with enhanced weatherability and method of making
US6420032B1 (en) * 1999-03-17 2002-07-16 General Electric Company Adhesion layer for metal oxide UV filters
US6287643B1 (en) * 1999-09-30 2001-09-11 Novellus Systems, Inc. Apparatus and method for injecting and modifying gas concentration of a meta-stable or atomic species in a downstream plasma reactor
DE10104613A1 (de) * 2001-02-02 2002-08-22 Bosch Gmbh Robert Plasmaanlage und Verfahren zur Erzeugung einer Funktionsbeschichtung
US6397776B1 (en) * 2001-06-11 2002-06-04 General Electric Company Apparatus for large area chemical vapor deposition using multiple expanding thermal plasma generators
US6681716B2 (en) * 2001-11-27 2004-01-27 General Electric Company Apparatus and method for depositing large area coatings on non-planar surfaces
KR100446619B1 (ko) * 2001-12-14 2004-09-04 삼성전자주식회사 유도 결합 플라즈마 장치

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03211284A (ja) * 1990-01-17 1991-09-17 Nippon Koshuha Kk 多段熱プラズマ反応装置
JPH05266991A (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 Nippon Steel Corp 磁気駆動プラズマ反応装置
JPH0790556A (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 Jeol Ltd 高周波誘導プラズマ成膜装置
JPH09192479A (ja) * 1995-11-17 1997-07-29 Toshio Goto プラズマ処理装置および方法
JP2001028298A (ja) * 1999-04-22 2001-01-30 Applied Materials Inc 材料処理のための新規なrfプラズマソース
JP2001118697A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Tadahiro Sakuta 誘導プラズマの発生装置
WO2002062114A1 (de) * 2001-02-02 2002-08-08 Robert Bosch Gmbh Plasmaanlage und verfahren zur erzeugung einer funktionsbeschichtung
WO2003018867A1 (en) * 2001-08-29 2003-03-06 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing using an efficiently coupled gas source
WO2003041146A1 (en) * 2001-11-07 2003-05-15 Rapt Industries Inc. Apparatus and method for reactive atom plasma processing for material deposition

Also Published As

Publication number Publication date
CN100517553C (zh) 2009-07-22
WO2005006386A3 (en) 2005-02-24
US20040263083A1 (en) 2004-12-30
US6969953B2 (en) 2005-11-29
EP1642314A2 (en) 2006-04-05
CN1802723A (zh) 2006-07-12
WO2005006386A2 (en) 2005-01-20
KR20060082400A (ko) 2006-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5546722B2 (ja) 表面処理装置
CN101978095B (zh) 同轴型微波辅助沉积与蚀刻系统
JP5989119B2 (ja) プラズマリアクタ及びプラズマを生成する方法
US6417111B2 (en) Plasma processing apparatus
US5647913A (en) Plasma reactors
US20050093458A1 (en) Method of processing a substrate
US20020129902A1 (en) Low-temperature compatible wide-pressure-range plasma flow device
JP5453271B2 (ja) 大気圧下における超高周波プラズマ補助cvdのための装置および方法、並びにその応用
US20030029837A1 (en) Dielectric etch plasma chamber utilizing a magnetic filter to optimize plasma characteristics
KR20190087322A (ko) 플라즈마 처리 장치의 부품의 클리닝 방법
US10950416B2 (en) Chamber seasoning to improve etch uniformity by reducing chemistry
US6969953B2 (en) System and method for inductive coupling of an expanding thermal plasma
Hopfe et al. Atmospheric-pressure PECVD coating and plasma chemical etching for continuous processing
KR20030067299A (ko) 유도 결합형 플라즈마 발생 장치 및 방법
JP2003142471A (ja) プラズマ処理装置及び構造体の製造方法
Buyle et al. Plasma systems for surface treatment
Theirich et al. A novel remote technique for high rate plasma polymerization with radio frequency plasmas
SELWYN et al. MATERIALS PROCESSING USING AN ATMOSPHERIC PRESSURE PLASMA JET
KR20090035903A (ko) 플라즈마 기판 처리 장치
JP3707989B2 (ja) プラズマ処理方法
Korzec et al. Radio frequency hollow cathode jet: optical emission study
JP2769977B2 (ja) プラズマ処理方法
KR0155533B1 (ko) 자연산화막 제거를 수반한 저유전율 SiOxFy 박막형성방법 및 장치
JP2004336069A (ja) アッシング装置及びアッシング方法
JPH01279748A (ja) 反応性プラズマビーム製膜装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070612

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20080226

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101013