JP2007520230A - 高濃度イソフラボンを含む発芽豆及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明はイソフラボンが強化した豆科植物の種子及びその製造方法に係り、より詳しくは、エチレン、サリチル酸、メチルジャスモン酸及びアセチルサリチル酸よりなる群から選択された1種以上のストレス誘発化合物で発芽した種子を処理することを特徴とするイソフラボン高含有発芽種子の製造方法に関するものである。
本発明によれば、人体に無害で、親環境的であり、遺伝子変形体(GMO)を利用しないながらもイソフラボン含量の高い豆及び緑豆材料を製造することができる。

Description

本発明はイソフラボンが強化した豆科植物の種子及びその製造方法に係り、より詳しくはエチレン、サリチル酸、メチルジャスモン酸及びアセチルサリチル酸よりなる群から選択された1種以上のストレス誘発化合物で、緑豆、豆及び小豆よりなる群から選択された豆科植物の発芽した種子を処理することを特徴とするイソフラボン高含有発芽種子及びその製造方法に関するものである。
豆は良質のタンパク質を大量生産する主要食糧資源で、狂牛病、鳥類インフルエンザ、口蹄疫などによる動物性タンパク質源の消費が多少萎縮する状況で、動物性タンパク質を取り替えることができるほぼ唯一の植物タンパク質源であるとともに、イソフラボン、サポニン、アントシアニンなどいろいろの健康関連機能性物質を含んでいるので、生活水準が高くなるにつれてもっと脚光を浴びている重要な穀物である。
ぶんどう萌やしは大豆萌やしとともに豆菜類の一つで、一番得やすい野菜であり、我が国を始め、中国、日本などのアジア各国とアメリカ、ヨーロッパなどで清浄野菜として脚光を浴びている。ぶんどう萌やしは大豆萌やしとは異なり、生食または部分料理する場合、大豆萌やしが有するlipoxigenaseがlinoleic acidなど豆脂肪を分解する時に発生する揮発性物質による豆特有の生臭が少なく、大豆萌やしに比べて相対的に単位重量当たり水分含量が多くて纎維の含量が少なくて食味特性に優れるので、中国、日本などのアジア圏国家とアメリカ、ヨーロッパを含む西欧では、大豆萌やしよりも多く消費している豆菜類である。緑豆の主成分は糖質とタンパク質であり、豆と異なり、糖質含量が高い方である。糖質の中でも澱粉が34%でたくさん含有されており、ぶんどう萌やしとして使う場合、タンパク質、脂質、無機成分及びビタミン含量が増加すると報告されたし、効能の側面でも、緑豆はアミラーゼ、インベルターゼ、ウレアーゼなどさまざまな消化酵素が入っているので、消化を促進し、血圧降下作用、消炎作用、解熱作用、造血作用があるものと知られている。
イソフラボンは主に豆類に含まれているエストロゲン類似体で、閉経期女性に投与する場合、さまざまな更年期症状を改善させ、エストロゲンの標的臓器は乳房、子宮、卵巣、及び睾丸、前立腺を含む女性及び男性の生殖器官と脳であり、骨の維持と心血管系に生理的に非常に重要な役目をする。
特に、家族中に乳房癌、子宮癌の病歴がある患者の家族は植物性イソフラボンを服用することが良い。閉経期女性はエストロゲンの濃度が約30%まで減少して各種更年期症状が現れることになるが、閉経期女性にイソフラボンを投与した結果、顔面紅潮、発汗、神経過敏、憂鬱症、睡眠障害、多汗症などの更年期症状が改善され、エストロゲンの副作用は現れなかった。また、月経前症候群(Premenstrual Syndrome:PMS)の予防と治療においても、イソフラボン投与の時、月経周期の変化を誘導してPMSを予防し、症状を緩和させるものと知られており、骨粗鬆症及び老人性骨折予防及び治療においても、イソフラボンは骨格代謝でエストロゲンと類似の活性を持って、骨の再吸収を阻害するだけでなく、骨を作る骨亜細胞を増加させて骨粗鬆症の予防及び治療効果を奏する。その外にも、心臓病、高血圧、動脈硬化などの心血管系疾患の予防及び閉経期後の記憶力減退または集中力低下など女性の脳の老化を防止する効果もあるものと知られている。植物性イソフラボンのさらに他の大きな利点は発癌を抑制させるというものである。
最近には、イソフラボンを生産する植物においてイソフラボンの生成を促進させるための研究が進み、豆でのイソフラボンの生成はいろいろの生育障害によって増加するというものが報告されたことがあるが、緑豆においてイソフラボンの生成を促進することに関する研究はまだ報告されたことがない。また、豆のイソフラボン含量は主に豆の種子発達後期に蓄積されることによって決まるが、本発明は、豆の発芽過程中に非常に低いイソフラボン生合成活性を人為的処理で増加させて、発芽過程でイソフラボンの生合成を誘導することを特徴とする。大韓民国公開特許公報2003−93025には、洗浄した豆を精製水に入れて漬した後、発芽させることで、イソフラボン含量を40〜70%増加させた高濃度イソフラボン含有発芽豆の製造方法が開示されているが、依然としてイソフラボン含量が低いという欠点がある。
それで、本発明者らは、イソフラボンを多量含む豆科植物の発芽種子を開発しようと鋭意努力した結果、植物にストレスを誘発する化合物で発芽した種子を処理することで、発芽種子においてイソフラボン含量が増加することを確認して本発明を完成することになった。
本発明の目的は、イソフラボン高含有豆科植物の発芽種子及びその製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記方法によって製造されたイソフラボン高含有発芽緑豆及び発芽豆を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、(a)緑豆、豆及び小豆よりなる群から選択された豆科植物種子を温度20〜30℃の暗条件で1〜7日間発芽させる段階;(b)植物にストレスを誘発する化合物で前記発芽した種子を処理する段階;及び(c)前記処理された発芽種子を温度20〜30℃の暗条件で2〜24時間培養する段階を含むイソフラボン高含有発芽種子の製造方法を提供する。
本発明において、前記植物にストレスを誘発する化合物は、エチレン、サリチル酸、メチルジャスモン酸及びアセチルサリチル酸よりなる群から選択された1種以上であることを特徴とすることができ、前記サリチル酸、メチルジャスモン酸及びアセチルサリチル酸の濃度は、それぞれ5〜20mM、0.1〜1.0%(v/v)及び5〜20mMであることを特徴とすることができる。
また、本発明は、前記方法によって製造され、子葉と根部分で生成したイソフラボン含量が発芽緑豆1g(乾燥重量)当たり1430μg以上であることを特徴とする発芽緑豆を提供する。
また、本発明は、前記発芽緑豆を培養することを特徴とするイソフラボン高含有ぶんどう萌やしの製造方法を提供する。
また、本発明は、前記発芽緑豆、前記方法によって製造されたイソフラボン高含有ぶんどう萌やしまたはその加工物を含むことを特徴とする健康食品を提供する。
また、本発明は、前記方法によって製造され、イソフラボン含量が発芽豆の根部位1g(乾燥重量)当たり8500μg以上であることを特徴とする発芽豆を提供する。
また、本発明は、前記発芽豆を培養することを特徴とするイソフラボン高含有萌やしの製造方法を提供する。
また、本発明は、前記発芽豆、前記方法によって製造されたイソフラボン高含有萌やしまたはその加工物を含むことを特徴とする健康食品を提供する。
本発明においては、豆(soybean:品種 ソミョン)及び緑豆(mungbean:品種 ザンアン)をそれぞれ発芽させた後、植物体内ストレス耐性関連2次代謝を人為的に誘導する物質を極少量処理して、乳房癌、前立腺癌、心臓病を始め、女性の更年期障害などに多くの多様な薬理効果を表す機能性物質であるイソフラボン、かつフラボノイド(flavonoid)、イソフラボノイド(isoflavonoid)系物質の生成を人為的に増加させた。本発明によるストレス誘発物質で処理しなかった場合に比べ、イソフラボン含有量が約1.7倍高い豆と緑豆を製造することができるので、遺伝子組み換えのような方法によらなくても簡単な栽培的方法によってイソフラボンの生産を増加させることができるということを立証した。
発明を実施するための最良の様態
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。これら実施例はただ本発明を例示するためのもので、本発明の範囲がこれら実施例に制限されるものと解釈されないというのは、当業界で通常の知識を持った者に自明であろう。
実施例1:種子消毒及び発芽条件
豆(soybean:品種 ソミョン)をそれぞれ100個ずつ三角フラスコに入れた後、95%エチルアルコールを、豆種子が充分に漬るほどに入れ、1分間浸漬してから流し出し、滅菌水で3回ずつ、毎回20秒間洗浄した。その後、市販中のラックス液を豆種子が漬るほどに入れ、5分間回転撹拌で消毒した。無菌作業台でラックスに流し出し、滅菌水で3回、毎回20秒間洗浄した。3回目洗浄の時、滅菌水を最大限取り除き、予め準備しておいた1%バクト寒天プレート(bacto agar plate)に種子を散布し、培養皿をパラフィルム(parafilm)で包んだ後、2重のアルミニウムホイルで光を遮断した後、25℃(湿度60%)の培養室で8日間発芽させた。処理の時、発芽した豆の子葉(cotyledon)は黄色を呈し、発芽前の種子大きさと大きい差がなく、豆の胚軸(hypocotyl)及び根(root)を合わせた長さは平均6.5cmで、無色であった(図1)。
緑豆(mung bean:品種 ザンアン)を対象として前記豆とともに発芽た結果、発芽した緑豆の子葉(cotyledon)は緑皮がはげ、黄色を呈し、双子葉が発生した状態で、横0.3cm、縦0.2cm程度で発芽前の種子大きさと大きい差がなく、緑豆根(hypocotyl and root)の長さは平均6cmで、無色であった。
実施例2:2次代謝誘導及び試料採取
実施例1で記述した方法で準備した豆の発芽後8日の根(hypocotyl+root)と子葉部位全体をTable 1の濃度を有する3種のストレス誘発化合物[サリチル酸(salicylic acid)、メチルジャスモン酸(methyl jasmonic acid)及びアセチルサリチル酸(acetyl salicylic acid;aspirin)]希釈液にまったく漬るように約10秒間浸漬した後、発芽豆の表面上の残った余分のストレス誘発化合物希釈液を最大限とり除いた。
Figure 2007520230
次に、1%バクト寒天(bacto agar)培地を入れなかった新たなプレートに移し、パラフィルム(parafilm)でまったく密封した後、2重のアルミニウムfoilで光を遮断した暗状態で、25℃で、16時間ストレス関連化合物による2次代謝を誘導した。2次代謝誘導処理後、子葉(cotyledon)と根(hypocotyl+root)は子葉から分離され、突出した境界線上を実験用メスで切断して豆の臍(hilum)部位が根部位(hypocotyl+root)に混ざらないように、気を付けて分離した。分離後、子葉と根部位は液化窒素に浸漬し、急速冷却した後、零下80度で保管しながら分析試料として使用した。
実施例3:分析試料の調剤及びイソフラボン抽出
冷凍保管中の試料を、液化窒素を利用して溶けないように運搬した後、2日間冷凍乾燥させた後、すり鉢で挽いて2次代謝産物抽出試料として使った。抽出は、0.01g当たり500μlの0.1%酢酸が添加された80%メタノール溶液を使用し、抽出中に試料が抽出溶媒内で完全に振蕩されるように、15mlの使い捨て用の遠心分離用チューブを利用して地上から約25°の角度に傾けた状態で150rpmの速度で16時間振盪した後、2回遠心分離して使用し、抽出後から分析直前まで零下80℃で保管した。
実施例4:HPLCを利用したイソフラボン定量分析
HPLCはJASCO(Japan)社のHPLC systemを利用し、コラムはODS系列のYMC AM303(4.6×250mm)を使った。移動床は0.1%酢酸を含む水と0.1%酢酸を含むアセトニトリルを使用し、アセトニトリル溶媒が初期15%から50分間35%に増加する勾配溶離(gradient elution)を適用した。流速は1.0mL/minに調節し、注入された抽出溶液の量は20μlであり、検出波長は254nm、感度は0.32で分析した。
イソフラボン標準物質をメタノールに溶解させて0.1〜25μg/mL範囲の標準溶液を調剤し、HPLC分析を実施し、ピーク面積(peak area)から検量線を作成した。分析に使用されたイソフラボン標準物質はすべて12種で、ダイゼイン(daidzein)系4種、ゲニステイン(genistein)系4種、グリゴテイン(glycotein)系4種を購入して使用した(Fluka Co.、 Japan)。
実施例5:ストレス関連化合物処理後イソフラボン含量
(1)発芽豆
発芽豆の根部位(hypocotyl+root)を3種のストレス関連化合物で処理した場合、全体イソフラボン生成量は、図2に示すように、蒸溜水(water)処理群が7914μg/g、サリチル酸(sa)処理群が13491μg/g、メチルジャスモン酸(mj)処理群が2360μg/g、アセチルサリチル酸(asa)処理群が8667μg/gであった。
発芽豆の根部位イソフラボンの総量を構成するアグリコン(aglycone)として三つの基本構成物質であるゲニステイン(genistein)、ダイゼイン(daidzein)及びグリシテイン(glycitein)の外にグルコース(glucose)、マロニル化グルコース(malonylated glucose)、またはアセチル化グルコース(acetylated glucose)が付いた総9個の誘導体(conjugated forms)の含量を比較した(図3)。その結果、アグリコンであるゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインの含量はすべての処理群で非常に低く現れた。サリチル酸処理群の場合、マロニルダイドジンの含量が特に高い増加を表した。
一方、メチルジャスモン酸処理群の場合、蒸溜水処理群と比較して、マルロニルダイドジンの含量が非常に低くて70%の減少を現した。これは、図4に示したイソフラボンの生合成経路中、サリチル酸処理によってフェニルアラニルアンモニアリアーゼ(phenylalanine ammonia lyase)、カルコン還元酵素(chalcone reductase)、カルコン合成酵素(chalcone synthase)、イソフラボン合成酵素(isoflavone synthase)などの活性が増加したことから始まったと考えられ、メチルジャスモン酸処理群の場合、メチルジャスモン酸処理によってカルコン合成酵素の活性が1/4水準に減少し、イソフラボン分解代謝過程に関与するイソフラボン還元酵素(isoflavone reductase)の活性は3倍以上増加するという既存の結果と一致する。
(2)発芽緑豆
発芽緑豆の子葉部位を3種のストレス関連化合物で処理した場合、全体イソフラボン生成量は、図5に示したように、無処理群(nt)の場合855μg/g、サリチル酸(sa)処理群は1395μg/g、メチルジャスモン酸(mj)処理群は825μg/g、アセチルサリチル酸(asa)処理群は900μg/gであった。無処理群と比較し、サリチル酸で処理した場合、約60%のイソフラボン総量が増加した反面、メチルアセチルサリチル酸で処理した場合には、有意性ある差を現さなかった。
一方、発芽緑豆の根部位(hypocotyl+root)を3種のストレス関連化合物で処理した場合、全体イソフラボン生成量は、図6に示したように、無処理群(nt)が391μg/g、サリチル酸(sa)処理群が657μg/g、メチルジャスモン酸(mj)処理群が605μg/g、アセチルサリチル酸(asa)処理群が898μg/gであった。
発芽緑豆の根部位では子葉部位とは異なり、無処理群と比較して、3種の処理群共に有意性ある差を現したところ、サリチル酸処理群では68%、メチルジャスモン酸処理群では54%、アセチルサリチル酸処理群では120%のイソフラボン総量の増加を現した。特に、アセチルサリチル酸の場合、子葉では同じ処理によってほとんど増加しなかったが、根では2倍以上の増加を現すことから、イソフラボンの生成機作は子葉と根で互いに異なる過程によって調節されることを推測することができた。
結局、各処理別発芽緑豆1g(乾燥重量)当たりイソフラボン子葉と根部分で生成された総量を求めれば、無処理群(nt)が1246μg、サリチル酸(sa)処理群が2052μg、メチルジャスモン酸(mj)処理群が1431μg、アセチルサリチル酸(asa)処理群が1798μgであった。無処理群と比較した各処理別イソフラボン総量は、サリチル酸処理群の場合64%、アセチルサリチル酸処理群の場合44%の増加を現して、全体的にはサリチル酸処理群が一番優れた効果を示す。
一方、発芽緑豆の子葉部位イソフラボンの総量を構成するアグリコン(aglycone)として三つの基本構成物質であるゲニステイン(genistein)、ダイゼイン(daidzein)及びグリシテイン(glycitein)の外にグルコース(glucose)、マロニル化グルコース(malonylated glucose)、またはアセチル化グルコース(acetylated glucose)が付いた総9個の誘導体(conjugated forms)の含量を比較して見れば図7のようである。三つの化合物処理群共にアグリコンであるゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインの含量は少量であった。サリチル酸処理群ではゲニステインよりはマルロニルダイドジン(malonyldaidzin)、アセチルダイドジン(acetyldaidzin)、グリシチン(glycitin)が増加したことが現れた。これは、図4に示したように、ナリンゲニン(naringenin)、ゲニステイン(genistein)方向への代謝よりはリキリチゲニン(liquiritigenin)、ダイゼイン(daidzein)、グリシテイン(glycitein)方向への代謝が活発であったという証拠であり、サリチル酸処理によって代謝の方向を調節するのに寄与すると予想されるカルコン還元酵素(chalcone reductase)の活性によって調節されたと考えられる。
発芽緑豆の根部位イソフラボンの総量を構成するアグリコン(aglycone)として三つの基本構成物質であるゲニステイン(genistein)、ダイゼイン(daidzein)及びグリシテイン(glycitein)の外にグルコース(glucose)、マロニル化グルコース(malonylated glucose)、またはアセチル化グルコース(acetylated glucose)が付いた総9個の誘導体(conjugated forms)の含量を比較して見れば図8のようである。アグリコンであるゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインの含量は無処理群(nt)とサリチル酸処理群(sa)の場合少量であったが、メチルジャスモン酸処理群(mj)とアセチルサリチル酸処理群の場合、含量が高かった。特に、ゲニステインの含量が高かった。アセチルサリチル酸処理群とサリチル酸処理群の場合、アセチルダイドジンの含量が特に高い増加を現した。アセチルサリチル酸処理群ではマルロニルダイドジンが高い増加を示す。サリチル酸処理群の場合、グリシテインの増加が特異的に観察された。
以上、本発明の内容の特定部分を詳しく記述したが、当業界の通常の知識を持った者において、このような具体的記述はただ望ましい実施様態であるだけであり、これによって本発明の範囲が制限されるものではない点は明白であろう。したがって、本発明の実質的な範囲は添付する請求項とそれらの等価物によって定義されるものであろう。
本発明はイソフラボン高含有豆科植物の発芽種子の製造方法、前記方法によって製造されたイソフラボン高含有発芽種子及び前記発芽種子を培養して製造されたイソフラボン含量の高いぶんどう萌やし及び大豆萌やしの製造方法を提供する効果がある。また、本発明は、前記発芽種子、ぶんどう萌やし、大豆萌やしまたはその加工物を含むことを特徴とする健康食品を提供する効果がある。
本発明によれば、人体に無害で、親環境的であり、遺伝子変形体(GMO)を利用しないながらもイソフラボン含量の高い豆及び緑豆材料を製造することができるので、多くの食品に応用することができる。
培養皿で発芽した豆をストレス誘発化合物で処理し、16時間暗培養した後の写真である(water:無処理群、sa:10mMのサリチル酸(salicylic acid)処理群、mj:0.5%メチルジャスモン酸(methyl jasmonic acid)処理群、asa:12mMのアセチルサリチル酸(acetyl salicylic acid)処理群)。 発芽豆根部位のイソフラボン(isoflavone)含量を示すグラフである。 発芽豆根部位のイソフラボン総量を構成する12個のイソフラボン分画の検出量を示すグラフである(din:daidzin、mdin:malonyldaidzin、adin:acetyldaidzin、dein:daidzein、gly:glycitin、mgly:malonylglycitin、agly:acetylglycitin、glein:glycitein、gin:genistin、mgin:malonylgenistin、agin:acetylgenistin、gein:genistein)。 フェニルプロパノイド(phenylpropanoid)代謝経路を示すものである。 本発明による発芽緑豆の子葉部位のイソフラボン(isoflavone)含量を示すグラフである。 本発明による発芽緑豆の根部位(hypocotyl+root)のイソフラボン含量を示すグラフである。 発芽緑豆の子葉部位イソフラボンの総量を構成する12個のイソフラボン分画の含量を示すグラフである。 発芽緑豆の根部位のイソフラボン総量を構成する12個のイソフラボン分画の検出量を示すグラフである。

Claims (9)

  1. 次の段階を含むイソフラボン高含有発芽種子の製造方法:
    (a)緑豆、豆及び小豆よりなる群から選択された豆科植物種子を温度20〜30℃の暗条件で1〜7日間発芽させる段階;
    (b)植物にストレスを誘発する化合物で前記発芽した種子を処理する段階;及び
    (c)前記処理された発芽種子を温度20〜30℃の暗条件で2〜24時間培養する段階。
  2. 前記植物にストレスを誘発する化合物は、エチレン、サリチル酸、メチルジャスモン酸及びアセチルサリチル酸よりなる群から選択された1種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サリチル酸、メチルジャスモン酸及びアセチルサリチル酸の濃度は、それぞれ5〜20mM、0.1〜1.0%(v/v)及び5〜20mMであることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 請求項1に記載の方法によって製造され、子葉と根部分で生成したイソフラボン含量が発芽緑豆1g(乾燥重量)当たり1430μg以上であることを特徴とする発芽緑豆。
  5. 請求項4に記載の発芽緑豆を培養することを特徴とする、イソフラボン高含有ぶんどう萌やしの製造方法。
  6. 請求項4に記載の発芽緑豆、請求項5に記載の方法によって製造されたイソフラボン高含有ぶんどう萌やしまたはその加工物を含むことを特徴とする、健康食品。
  7. 請求項1に記載の方法によって製造され、イソフラボン含量が発芽豆の根部位1g(乾燥重量)当たり8500μg以上であることを特徴とする、発芽豆。
  8. 請求項7に記載の発芽豆を培養することを特徴とする、イソフラボン高含有萌やしの製造方法。
  9. 請求項7に記載の発芽豆、請求項8に記載の方法によって製造されたイソフラボン高含有萌やしまたはその加工物を含むことを特徴とする、健康食品。
JP2006552055A 2004-02-06 2005-02-04 高濃度イソフラボンを含む発芽豆及びその製造方法 Pending JP2007520230A (ja)

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