JP2007517258A - 高次反射を抑制した多層反射体 - Google Patents

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Abstract

多層干渉反射フィルムは、フィルム全体にわたって複数の光繰返し単位を形成するために配置される個別の光学層を有する。複数の光繰返し単位のそれぞれは、6つの個別の層を含み、そのうちの少なくとも3つの層は、設計波長λ0で異なる屈折率を有する。「A」、「B」、「C」および「D」と任意に標記された名目上同一の屈折率および物理的厚さを有する個別の層は、CACDBDの巡回置換で6層光繰返し単位に配置される。尚、A層およびB層はそれぞれ、C層およびD層より厚い。設計波長で光を反射すると同時に、2次反射、3次反射および4次反射を抑制するために、個別の層の厚さおよび屈折率を選択することができる。

Description

本発明は、少なくとも第1の波長λ0で光を反射するように光学的(光)繰返し単位に配置される複数の個別の層を有する多層干渉フィルムに関する。より高次、特に少なくとも2次(λ0/2)、3次(λ0/3)および4次(λ0/4)の反射率を抑制するように、光繰返し単位の中の層を配置することができる。そのようなフィルムは、赤外領域において反射率が高いことが望ましいが、可視領域全体にわたって低い反射率/高い透過率もまた望ましい場合には、赤外用途において特に有用性があるが、それだけに限られているわけではない。
多層干渉フィルムは、周知である。そのようなフィルムでは、多数の個別の層が繰返しシーケンスに配置され、層の最小繰返し構成は光繰返し単位と呼ばれ、単位セルと呼ばれることもある。隣接する個別の層は、光の少なくとも1つの偏光状態に関して不等屈折率を有する。個別の層はまた、設計波長λ0未満の光学厚さを有し、個別の層の間の境界で反射される光成分の強め合う干渉または弱め合う干渉が生じ、λ0で設計総反射率を形成することができるようになっている。光学厚さは、個別の層の屈折率を乗じた物理的厚さとして定義される。(材料を進む光のビームは屈折率が光ビームの偏光状態、進行方向および波長によって変化しうるため、この計算ではこれらの要因を考慮した材料の「有効屈折率」を用いることができる。)4分の1波長積層と呼ばれる最も簡単な場合には、従来技術のフィルムは、比較的高い屈折率材料(「H」)および比較的低い屈折率材料(「L」)からなる交互の層を含み、それぞれの材料はλ0/4の光学厚さを有する。そのような積層の各光繰返し単位は、ちょうど2つの隣接する個別の層、1つのHおよび1つのLから本質的になり、設計波長の2分の1の全体的な光学厚さを有する。
しかし、そのような積層は、設計波長で光を反射するほか、図1に概略的に示す「より高次の反射波長」と本願明細書では呼ぶ設計波長の整数分の1でも反射する。線形目盛りで一般化された光学積層の法線入射の反射率対波長を簡略した形でグラフ化したその図では、1次の反射帯域100が設計波長λ0で見られ、2次の反射ピークがλ0/2で見られ、3次のピークがλ0/3で見られ、4次のピークがλ0/4で見られる。当然のことながら、さらに高次の反射も存在するが、図示されていない。2次から始まるより高次の反射は、一般に110で示される。真の4分の1波長積層は、対称であるために偶数次数の反射帯域(λ0/2、λ0/4、λ0/6など)を含まず、奇数次数の反射帯域を有する。2層光繰返し単位の中のH層およびL層は、不等光学厚さを有し、偶数次数の反射帯域はゼロではない。
1次の反射帯域100のピーク反射率およびスペクトル幅は、設計波長でそれぞれH層、L層の屈折率nH、nL(したがって、屈折率の差Δn=nH−nLにも左右される)および積層における光繰返し単位の総数に左右される。さらに、1次の反射帯域100のスペクトル幅を広げるために、光繰返し単位の光学厚さが積層の厚さ軸に沿って変化するように厚さの勾配を導入することは周知である。より高次の帯域の反射力(ピーク反射率および帯域幅によって決定される)は一般に、次数の増大と共に減少する。
一部の用途では、より高次の反射帯域が望ましくない場合がある。たとえば、車両または建築物の窓用途において、λ0が約800nmを上回るように、視覚的に透明な赤外反射フィルムが日照調整太陽を制御をするために所望である場合には、1つ以上のより高次の反射帯域が可視領域に現れ、目視方向とともに変化する望ましくない色を付与する場合がある。
より高次の反射帯域の少なくとも一部を抑制するための複数の技術が周知である。
1つの周知の手法において、積層を通じて光繰返し単位構成要素層(HまたはL)の一方を他方(それぞれLまたはH)より光学的に厚く形成することによって、4分の1波長積層のいわゆる「f比」が、50%異なる値に制御される。この手法は一部のより高次の反射帯域を抑制することができるが、同時に2次反射、3次反射および4次反射体域を抑制することができないため、適用が制限される。
可視領域(すなわち約700〜800nmから始まる)をちょうど超えて約2000nmまで達する広い1次帯域における光を反射することが望ましいことが多いため、2次、3次および4次は総合的に重要である。4次より高次の反射帯域は一般に、スペクトルの紫外部分に収まるため、人間の可視スペクトル(400〜700nm)では色合いの問題を示すことはない。2000nmにおける1次の反射帯域に関する5次の反射は400nmで現れるが、そのような反射は通常きわめて弱く、人間の眼の感度が芳しくなく、一般に気付かずに終わる可視領域の縁に配されている。
別の周知の手法において、層の光学厚さシーケンスは各光繰返し単位における個別の層の数が2〜6に増大されるように改変される。米国特許第5,360,659号明細書(アレンズ(Arends)ら)参照。6層は依然として、H構成要素材料とL構成要素材料との間に交互に配置されるが、7:1:1:7:1:1の相対的な光学厚さに配置される。そのような構造は、2次反射、3次反射および4次反射を抑制する。
さらに別の周知の手法において、HおよびLの屈折率の中間にある特定の屈折率を有する第3の光学材料(本願明細書では「M」と呼ばれる)が導入される。米国特許第5,103,337号明細書(シュレンク(Schrenk)ら)参照。米国特許第3,247,392号明細書(シーレン(Thelen))も参照。さらに、個別の層は、それぞれ1/3:1/6:1/3:1/6の相対的な光学厚さでHMLMの順序で各光繰返し単位に配置され、屈折率は以下の関係を有するように選択される。
Figure 2007517258
この手法もまた、2次反射、3次反射および4次反射を抑制する。
より高次の反射を抑制することができる構造を含む光学フィルム設計者にとって利用可能なさらに一層多層のフィルム構造に対する継続的需要がある。
本願は、多層積層の光繰返し単位の中に個別の層の独特の構成を有する多層フィルムを開示する。複数の光繰返し単位のそれぞれは、6つの個別の層を含み、そのうちの少なくとも3つの層は、設計波長λ0で異なる屈折率を有する。名目上同一の屈折率および物理的厚さ(したがって、同一の光学厚さも有する)を有する個別の層には、「A」、「B」、「C」または「D」などの一意の任意の文字表示を与えることができる。これらの層は、CACDBDの順序またはその巡回置換で6層光繰返し単位に配置される。尚、A層およびB層はそれぞれ、C層およびD層より厚い。
2次反射、3次反射および4次反射を抑制するために、そのような多層積層における層の厚さおよび屈折率を選択することができることが有利である。そのような選択を決定するための1つの技術は、光繰返し単位に関する屈折率の関数f(X)を定義することを含む。式中、Xは光繰返し単位に沿った光学厚さの変位であり、関数値fはその変位における屈折率である。関数fは、次にフーリエ解析され、個別の層の厚さおよび屈折率が調整されるか、または3つの連続したフーリエ係数がゼロとなるように他の方法で選択される。2次、3次および4次のフーリエ係数がゼロであり、λ0/2で光繰返し単位全体の光学厚さが維持されるのであれば、そのように定義される光繰返し単位から構成される多層フィルムは、設計波長λ0で光を反射するが、少なくとも2次高調波、3次高調波および4次高調波(λ0/2、λ0/3およびλ0/4)における反射を抑制する。
一部の実施形態において、A層およびD層は、同一の屈折率を有することができる(同一の材料から構成されることができる)。あるいは、B層およびC層は、同一の屈折率を有することができる(同一の材料から構成されることができる)。それらの場合のいずれにおいても、6つの個別の層CACDBD(またはその巡回置換)を依然として構成する場合であっても、光繰返し単位は、4つではなく、3つの光学的に異なる材料のみから構成することができる。
他の実施形態において、6層光繰返し単位は、4つの層のタイプA、B、C、Dに対応する4つの光学的に異なる材料から構成されることができる。これらの実施形態の一部では、光学材料が厚いA層およびB層の平均屈折率が薄いC層およびD層の平均屈折率に等しい、言い換えれば、nA>nD>nC>nBであるとき、(nA+nB)=(nC+nD)であるように選択される場合には、個別の層の光学厚さに関する閉形式解を得ることができる。光繰返し単位における各C層が光学厚さtCを有し、各D層が光学厚さtDを有し、対称条件を満たすために、tC=tDである。光繰返し単位におけるA層は光学厚さtAを有し、B層は光学厚さtBを有し、対称条件を満たすために、tA=tBである。2次、3次および4次フーリエ係数をゼロにし、多層フィルムにおける2次反射、3次反射および4次反射を抑制する閉形式関係は、以下のとおりである。
Figure 2007517258
上式において、X3=tA/(tA+2tC)=tB/(tB+2tD)であり、ΔnDC=nD−nCであり、ΔnAB=nA−nBである。
明細書全体にわたって、添付図面が参照される。
ここで、図2a〜図2dに目を向けると、開示された多層フィルムと従来技術の関係をよりよく理解するために示されており、開示された構造の表示を並べた3つの周知の多層構造からなる光繰返し単位の部分断面表示である。これらの図において、層の厚さは、当然のことながら著しく拡大されており、物理的厚さではなく、光学厚さを表示するために縮尺されている。いずれの場合にも、1つの光繰返し単位が示されている。図2aにおいて、簡素な2構成要素の4分の1波長積層102は、1つのH層および1つのL層を有する。上述したように、そのような構造は、偶数次数の反射の抑制を行うが、奇数次数の反射を抑制しない。図2bにおいて、米国特許第5,360,659号明細書(アレンズ(Arends)ら)に関して上述した6層の2構成要素積層104が示されている。2つの構成材料、HおよびLのみが必要であるが、2次から4次の反射を抑制することになっている場合には、7/18、1/18、1/18、7/18、1/18、1/18の繰返しシーケンス(光繰返し単位の比)の相対的な光学厚さで配置される。図2cにおいて、米国特許第5,103,337号明細書(シュレンク(Schrenk)ら)に関して上述した4層の3構成要素積層106が示されている。この実施形態において、より高次の反射を抑制することになっている場合には、上記の式1によって与えられた屈折率関係を有する第3の構成要素材料「M」が必要とされ、さらに、層は図示されているように、1/3、1/6、1/3、1/6シーケンス(これも光繰返し単位の比である)の相対的な光学厚さに配置されなければならない。
図2dは、以下に述べるように、少なくとも2次反射、3次反射および4次反射を同様に抑制することができる別の光繰返し単位構造を有する多層積層108を示している。この構造は、6層光繰返し単位に配置される設計波長λ0で異なる屈折率の3つまたは4つの別個の光学構成要素を用いる。別の構成要素は、図2dではL’およびH’と標記され、nH>nH’>nL’>nLである。しかし、一部の実施形態においてnHがnH’に等しく、一部の別の実施形態においてnLがnL’に等しいことを留意されたい(たとえば、材料A、B、C、DでnA>nD>nC>nBなどの別の標記の慣例も当然のことながら可能である。その場合には、A=H、D=H’、C=L’およびB=Lである)。図2b〜図2cの構造とは対照的に、より高次の反射帯域を抑制するために必要な層の光学厚さは、1つの固定したシーケンスではなく、3つまたは4つの光学材料の屈折率の関数である。さらに、第3の(存在する場合には、第4の)光学構成要素材料によって与えられるさらなる自由度により、上記の式(1)によって与えられるものより材料間の屈折率関係にさらに大きな自由度を提供することができる。
積層108の多層構造(図2d)は、より高次の抑制を可能にすることができる設計の無限集合を光学フィルム設計者に提供する。この無限集合は、図2bの構造の限界と図2cの構造の限界との間の設計の違いに及ぶ。1つの限界において、構成要素L’がLになり、構成要素H’がHになる場合には、nL’=nLおよびnH’=nHであり、構造は図2bの2構成要素からなる6層設計に変形される。別の限界において、L’およびH’がnL’=nH’のような互いに区別可能でない状態になる場合には、構造は、図2cの3構成要素からなる4層構造に変形される。しかし、重要なことは、これらの限界の間の有用な積層設計の無限集合が利用可能であり、これまで知られておらず、認識されていなかったことである。
少なくとも2次反射、3次反射および4次反射を抑制するために必要な光学厚さおよび屈折率の関係は、図3a〜図3cに関して説明される。それらの図では、屈折率は垂直軸に、光繰返し単位の変位または位置Xは水平軸にグラフ化される。変数Xは光学厚さ光学厚さ、すなわち積層における個別の層の物理的厚さ×それぞれの屈折率の総和で与えられ、0および2Tの限界の間で示される。2Tは、光繰返し単位の全体的な光学厚さである。3つの屈折率関数114、116、118は、それぞれ多層積層104、106、108に対応する。反射帯域を広げるための厚さ勾配の有無に関係なく、通常の多層フィルムでは数十倍または数百倍繰返すことができるという了解の下で、いずれの場合にも1つのみの完全周期(1つの光繰返し単位に対応する)が示される。関数114および116は、単位セルの中点、すなわち位置X=Tに対して逆対称性を示すように、便宜上X軸に沿ってシフトされている。また、以下の説明をしやすくするために、単位セルにおける個別の層を識別するために、次に図2のH、L、M、H’およびL’標記ではなく、標記A、B、C(関数114および118の場合には、Dも含む)が、図3a〜図3cの各関数に追加された。任意に、図示されているように、比較的高い屈折率の比較的厚い層が「A」と標記され、比較的低い屈折率の比較的厚い層が「B」と標記され、他の層が「C」および「D」と標記される。異なる屈折率関数に関して用いられる同一の標記の間の特定の関係を意味しているわけではないことを留意されたい。たとえば、関数116のnCは、nAおよびnBの平均として示されるが、関数118のnCは、関数118のnAおよびnBの平均と未満として示される。
2つのより厚い層が共通の光学厚さtA=tB=X1に設定され、残りの4つのより薄い層が共通の光学厚さ(T−X1)/2に設定される場合には、関数114(図3a)は、2つの別個の屈折率nA、nBおよび光繰返し単位の中の6つの別個の層によって定義される。破線114aは、nAおよびnBの平均を表す。
A層およびB層が共通の光学厚さtA=tB=X2に設定され、2つのC層が共通の光学厚さ(T−X2)に設定される場合には、関数116(図3b)は、3つの別個の屈折率nA、nB、nCおよび4つの別個の層(そのうちの1つは光繰返し単位の最初と最後の間で分割して示されている)によって定義される。破線116aは、nAおよびnBの平均を表す。
2つの比較的薄い低い屈折率のC層は名目上同一であり、2つの比較的薄い高い屈折率のD層は名目上同一であるが、関数118(図3c)は最も一般的な形では4つの別個の屈折率nA、nD、nC、nBによって定義される。既に述べたように、破線118aは、nAおよびnBの平均を表す。CACDBDの順序で示されているが、ACDBDC、CDBDCA、DBDCACなどの他の巡回置換に個別の層を配置することができる。
この関数に関して、一般に、A層の光学厚さはB層の光学厚さと異なっていてもよく、C層はD層とは異なる光学厚さであってもよい。しかし、A層およびB層はそれぞれ、C層およびD層より光学的に厚く、nA>nBおよびnD>nCである。特殊な場合には、A層およびB層を共通の光学厚さX3に設定することができ、残りのC層、D層を共通の光学厚さ(T−X3)/2に設定することができる。また、特殊な場合には、nAはnDに等しいか、nDはnBに等しくてもよい。他の特殊な場合には、nAおよびnBの平均がnCおよびnDの平均であってもよい。
関数114および116のフーリエ解析は、フィルム設計者には既に周知の関係を確認する。そのような解析は、示された関数の無限繰返しを前提とするが、有限であるが大数の繰返しに関する近似としても妥当である。解析は、屈折率波形として各関数f(x)を扱い、波形フーリエ係数an、bnを計算する。
Figure 2007517258
上式において、次の関係がある。
Figure 2007517258
Figure 2007517258
記号Λは、光学繰返し長さを表し、図3に示されているように2Tに設定される。一般に、屈折率関数のフーリエ級数は、正弦および余弦から構成される。
ここの解析では、所与の次数のフーリエ係数がゼロである場合には、約1%以下の精度内でその次数における反射力もまたゼロであることを認識するのに十分である。次式:
Figure 2007517258
によって定義される1つのフーリエ係数cnを用いることによって、2次反射の抑制のための条件はc2=0となり、3次反射の抑制のための条件はc3=0などとなる。
フーリエ係数の計算をより簡単にするため、および比較のため、いずれの場合にも最も高い屈折率nHを1に等しく設定することができ、最も低い屈折率nLを−1に等しく設定することができる。このような態様で、すべての反射力を単位振幅の矩形の屈折率波形、すなわち標準的な4分の1波長積層に対して判定することができる。また、T=1を任意に設定することによって、周期2Tを2に等しいと設定することができる。この解析を用いて、関数114(図3a)は、すべての偶数次数のフーリエ係数に関してゼロ値を有する(c2=c4=c6=...=0)。しかし、X1=tA=tBであるとき、関数114は、その3次フーリエ係数に関して以下の値を有する。
Figure 2007517258
この値は、次の場合に限り、ゼロに等しい。
Figure 2007517258
0<X1<1という図3aからのさらなる制約条件を加えない限り、無数の解が存在する。その制約条件により、以下の1つの解が生じる。
Figure 2007517258
Figure 2007517258
これは、従来技術の711711繰返し構造からなる厚い層を定義し、残りの薄い層は1/9の相対的な光学厚さを有する。上記の解析は、従来技術の711711の多層構造には2次、3次または4次反射帯域がない(より高次の偶数次数の反射帯域も同様にない)ことを確認する。
関数116の場合には、フーリエ解析が妥当である1次近似では、屈折率nCは、nAおよびnBの数値平均(すなわち、nC=(nA+nB)/2)に設定される。これは、米国特許第5,103,337号明細書(シュレンク(Schrenk)ら)で教示される幾何平均(すなわち、nC=sqrt(nA・nB))関係とは異なる。しかし、nA=1.75およびnB=1.50であるとき、ポリマー材料に関して相当一般的な場合には、近似は0.3%まで正確であるか、またはnCの誤差は0.0048である。フーリエ解析によって予測される種々のより高次のピークの相対的な反射力もまた、略同程度まで正確である。
関数114のフーリエ解析に類似の関数116のフーリエ解析もまた、関数116の対称性の結果として、すべての偶数次数のフーリエ係数に関してゼロ値を生じる(c2=c4=c6=...=0)。3次のフーリエ係数c3もまたゼロである必要がある場合には、光学厚さX2(=tA=tB)は、以下の関係、すなわち
Figure 2007517258
または
Figure 2007517258
を満たさなければならない。これにより、従来技術のよく知られている1/3、1/6、1/3、1/6からなる繰返し構造を生じる。したがって、フーリエ解析は、HMLMの従来技術の多層構造には2次反射帯域、3次反射帯域または4次反射帯域がない(より高次の偶数次数の反射帯域も同様にない)ことを確認する。
ここで、図3cの関数118に目を向けると、そのような関数に対応する一般化された6層積層が構成されることができ、所望であれば、λ0で1次の光を反射すると同時に、2次、3次および4次などの3つの連続するより高次の反射を抑制するために設計できることが今では分かっている。関数118を定義している種々の変数は、通常選択されるか、または異なる層タイプA、B、C、Dの物理的厚さおよび/または屈折率などの他の方法で調整されることができる。一般に関数118に関して上述した制約条件の中でこの調整機能によって提供される自由度は、光繰返し単位が反射されることになっている設計波長λ0の2分の1の光学厚さを有するという条件と共に、3つの連続するより高次の反射を抑制するために用いられることができる。関数118を定義している変数に関する初期条件の集合からはじめ、光波長λ0およびλ0/2、λ0/3、λ0/4などの3つの連続するより高次の反射で、対応する光繰返し単位の反射率を計算し、そのようなより高次における反射率が初期の用途のために十分に小さい変数値の集合(すなわち、この用途の目的ではゼロ)を求めるように変数を体系的に調整することによって、これを達成することができる。3つの連続フーリエ係数cnをゼロにする関数118に関する変数値の集合を求めることによって、3つの連続するより高次の反射の抑制もまた、達成することができる(上記の式3〜式5と合わせて式6を参照)。
一般化された屈折率関数118の特殊な場合が、屈折率関数120として図4aに示されている。ここで再び繰り返すが、個別の層は、CACDBDの巡回置換に配置され、層AおよびBはそれぞれ、C層およびD層より大きい光学厚さを有し、nA>nBおよびnD>nCである。関数120において、以下のさらなる条件もまた、満たされる。
Figure 2007517258
Figure 2007517258
Figure 2007517258
言い換えれば、A層およびB層の平均屈折率(図4aでは線120aとして示される)は、C層およびD層の平均屈折率に等しく、A層の光学厚さはB層の光学厚さに等しく、C層およびD層の光学厚さもまた互いに等しい。便宜上、T=1のように光学厚さを正規化するが、屈折率nCおよびnDが平均屈折率とはどれほど異なるかの尺度として、正規化された変数δ(図4aに示される)を定義する。
Figure 2007517258
したがって、nDがnAに近づくと(およびnCがnBに近づくと)、δは1に近づく。他方、nDおよびnAが互いに近づく(これらは平均屈折率120aに近づく)と、δは0に近づく。
上記の条件は、光学厚さ位置X=Tおよび平均屈折率に対して関数120に対称性を与える。この対称性のために、上記の式3から関数120に関するすべての偶数次数のフーリエ係数がゼロである(c2=c4=c6=...=0)。また、関数120に関する3次の係数c3がゼロに等しい必要がある場合には、以下の関係を得る。
Figure 2007517258
δ=1のような限界では、4構成要素系はnD=nAおよびnC=nBを有する2構成要素系に縮退し、式(17)は式(9)に変形され、よく知られた711711多層構造を生じる。δ=0のような対向する極値で、4構成要素系はnD=nC=nMを有する3構成要素系に縮退し、式(17)は式(11)に変形され、よく知られたHMLM多層構造を生じる。
しかし、そのような限界の間、すなわち0<δ<1の場合には、4構成要素多層積層の全系列が利用可能であり(光繰返し単位当たり6つの光学層を有する)、2次の反射帯域、3次の反射帯域または4次の反射帯域を示さないほか、より高次の偶数次数の反射帯域も示さない。
ここで、図4bに目を向けると、図3cのより一般的な波形118の別の特殊な場合を示す別の屈折率関数122がある。破線122aは、屈折率nAおよびnBの平均を示す。既に述べたように、関数122に関連する個別の層は、CACDBDの巡回置換に配置され、層Aおよび層BはそれぞれC層およびD層より大きい光学厚さを有し、nA>nBおよびnD>nCである。関数122において、以下のさらなる条件もまた、満たされる。
Figure 2007517258
Figure 2007517258
言い換えれば、薄い低い屈折率層は、厚い低い屈折率層と同一の屈折率を有する。これは、B層およびC層の形成において同一の光学材料を用いることによって生じてもよい。その場合には、光繰返し単位は、本質的に3つの別個の光学材料、すなわちA層に1つの光学材料、B層およびC層に別の光学材料、D層にさらに別の光学材料からなる。(nA=nDおよびnB≠nCの場合、すなわちA層およびD層に1つの光学材料が用いられ、別の光学材料がB層に用いられ、さらに別の光学材料がC層に用いられる場合に、類似の状況が生じうる。)これに関して、そのような組成のより厚い層とより薄い層との間のモルフォロジの相違が設計波長で不等屈折率を生じる場合には、同一の化学組成の2つの光学材料に関して別個である可能性もありうる。そのようなモルフォロジの相違は、無機材料の蒸着中または多層ポリマーフィルムの延伸中に生じてもよい。
そのように定義された屈折率関数122は、屈折率関数120に関して上述した類の対称性に欠ける。それにもかかわらず、屈折率関数122に関してフーリエ係数cnに関する一般式(上記の式6)は、以下のように示すことができる。
Figure 2007517258
ここで、変数hが
Figure 2007517258
であり、厚い低い屈折率B層の光学厚さtBが別の光学厚さから
Figure 2007517258
として計算され、光学厚さtA、tB、tC、tDはT=1であるように縮尺されるか、または正規化される。対称性の欠如にもかかわらず、非対称性が一般に、無数のより高次の偶数次数の反射を抑制することはできないとしても、hの所与の値に関して、3つの独立変数tA、tC、tDは2次、3次および4次などの3つのより高次の反射をゼロに同時に調整されることができる。
関数122によって具体化される非対称タイプの特定の実施例として、hは0.5であるように選択された。初期変数の集合tA、tB、tC、tDが選択され、計算された2次、3次および4次のフーリエ係数がすべてゼロである場合の値を求めるように、これらの変数のうち3つの変数が体系的に調整された。結果として生じる正規化された光学厚さ値は、
A=0.7684
B=0.7436
C=0.0895
D=0.1545であり、
これらは、2次、3次および4次における計算された反射率もまたゼロである積層を結果として生じた。
関数122によって具体化される対称タイプの別の特定の実施例として、hは0.3であるように選択された。初期変数の集合tA、tB、tC、tDが選択され、計算された2次、3次および4次のフーリエ係数がすべてゼロである場合の値を求めるように、これらの変数のうち3つの変数が体系的に調整された。結果として生じる正規化された光学厚さ値は、
A=0.7594
B=0.7214
C=0.0739
D=0.1857
であり、これらは、2次、3次および4次における計算された反射率もまたゼロである積層を結果として生じた。当然のことながら、この実施例およびh=0.5である場合の上記の実施例は、光繰返し単位における個別の層に関する実際の光学厚さの値に達するように、4つの計算された正規化された厚さ値に単に倍率を掛けることによって、任意の所定の設計波長λ0に容易に適用可能である。
上記に示されているように、3つの連続するより高次の高調波を同時に抑制するように、図2dにおいて一般に示される6層繰返し構造における厚さおよび屈折率の値を選択することができる。しかし、分散のために、より高次の波長のそれぞれにおける屈折率は、設計波長λ0における値とは異なっている場合もあり、3つの次数すべてを同時に正確に抑制することは困難である。それにもかかわらず、3つの次数すべてを適切に抑制するように繰返し構造における6層を調整することができる。3つの次数の相対的な抑制は、製品仕様に左右される可能性がある。
本願明細書に記載される多層積層は、真空環境でガラスまたは他の基板の上に順次蒸着されるような従来の無機材料から構成されることができる。そのような無機材料の例は、TiO2、SiO2およびそれらの混合物が挙げられるが、決してそれらに限定されるわけではない。無機真空蒸着の当業者には周知の他の材料もまた、適している。あるいは、本願明細書に記載される多層積層は、ポリマーなどの有機材料から構成されることができる。一般例としては、ポリエチレンナフタレート(PEN)、co−PEN、ポリエチレンテレフタレート(PET)、co−PET、ポリメチルメタクリレート(PMMA)およびシンジオタクチックポリスチレン(sPS)が挙げられる。そのようなポリマー多層積層に関する周知の製作技術は、米国特許第6,783,349号明細書(ネーヴィン(Neavin)ら)に記載したような多層フィードブロックにおけるポリマーの同時押出し成形が挙げられる。同時押出し成形フィルムは一軸または二軸方向に延伸されることができ、1つ以上の直交方向において1つ以上のポリマー層の厚さおよび/または屈折率を改変することができる。斜め入射角でp偏光の所望の反射率を達成するために、平面外の屈折率(z屈折率)関係を選択することをはじめとする説明を含む米国特許第5,882,774号明細書(ジョンザ(Jonza)ら)を参照されたい。これは、実質的に整合するか、またはそのような光学層の間の平面内の屈折率の差の0.5または0.25以下などの量だけ異なるように、隣接する光学層のz軸屈折率を選択するか、または平面内の軸に沿ってz軸の屈折率の差を屈折率の差に対する対向する符号であるように選択する技術を含む。本願明細書に開示される多層設計の考慮事項は、反射多層偏光体の場合のように1つのみの平面内の方向においてフィルムに適用可能であるか、または2つの直交する平面内の方向においてフィルムに適用可能である。さらに、多層設計の考慮事項はまた、ポリマーであるかどうかであるかに関係なく、その光学層が等方性の屈折率を有する光学材料から全体が構成される多層フィルムにも適用可能である。
図2、図3および図4に示されているように、層の間の鮮明な境界は常に実現可能ではなく、必ずしも望ましいとはいえない。鮮明な境界を維持することが重要であると考えるべきではない。丸みを帯びた矩形波の分布もまた、所望の1次の反射率を形成し、より高次の反射帯域の抑制を行うことができる。これに関連して、2つの別個の材料間の相互拡散を生じ、別個の第3の光学層を形成することができる。光学的には、混合層は、異なる屈折率を有する場合には、構成要素のいずれかとは異なる材料としての挙動を示す。したがって、開示された実施形態に示される1つ以上の別個の光学層は、隣接する光学層からの材料の混合または相互拡散を含みうる。
多層フィルムは、光繰返し単位のすべてまたは実質的にすべてが1つのタイプ、図2d、図3c、図4aまたは図4bに示されたタイプの1つなどであるように構成されることができる。あるいは、多層フィルムは、2つ以上のそのような光繰返し単位タイプを含みうる。さらに別のハイブリッドフィルムは、図2a、図2bまたは図2cに示されるような1つ以上の従来の光繰返し単位タイプと合わせた図2d、図3c、図4aまたは図4bに示された1つ以上の光繰返し単位タイプを含むように構成されることができる。同一タイプの光繰返し単位は、パケットにグループ化することができ、異なるパケットは、保護境界層または他の光学的に厚い透明な材料によって分離することができる。
本願を通じて、数式が提供される。そのような式はまた、等号の左側の量が等号の右側の量に正確に等しくない関係を含むことを意図しているが、本願明細書の教示による所望の最終結果を達成するのに十分なほど近い。
本発明は好ましい実施形態を参照して記載してきたが、当業者は、形態および詳細に変更を加えることができ、本発明の範囲は等価物の原則下で与えられる保護範囲を含め、本願に添付された特許請求の範囲の完全な範囲によってのみ制限されることを認識されたい。
反射率対波長の簡略化され理想化されたグラフであり、一般化された多層積層によって形成される反射帯域および付随するより高次の反射帯域を示したグラフである。 多層光学フィルムにおいて用いられる従来技術の光繰返し単位の部分断面図である。 多層光学フィルムにおいて用いられる従来技術の光繰返し単位の部分断面図である。 多層光学フィルムにおいて用いられる従来技術の光繰返し単位の部分断面図である。 本願明細書に述べるような光繰返し単位の部分断面図である。 光繰返し単位の厚さ軸に沿った屈折率対位置のグラフである。 光繰返し単位の厚さ軸に沿った屈折率対位置のグラフである。 光繰返し単位の厚さ軸に沿った屈折率対位置のグラフである。 図3cに示されるさらに一般的な屈折率関数の特殊な場合である、屈折率関数の別のグラフである。 図3cに示されるさらに一般的な屈折率関数の特殊な場合である、屈折率関数の別のグラフである。

Claims (13)

  1. 複数の光繰返し単位を含む多層反射フィルムであって、前記光繰返し単位の少なくとも一部が6層シーケンスCACDBDまたはその巡回置換に配置される個別の層A、B、C、Dを含み、前記A層および前記B層は、前記C層および前記D層より光学的に厚く、前記個別の層は、関係nA≧nD>nC>nBまたは関係nA>nD>nC≧nBを満たす屈折率を有する、多層反射フィルム。
  2. 前記個別の層はそれぞれ、等方性の屈折率を有する請求項1に記載のフィルム。
  3. 前記個別の層の少なくとも1つは複屈折性であり、前記屈折率nA、nB、nC、nDは、設計波長で前記フィルムの面における軸に沿って測定される請求項1に記載のフィルム。
  4. 前記個別の層は、実質的に整合される前記フィルムの面に垂直な軸に沿って測定される屈折率を有する請求項3に記載のフィルム。
  5. 前記光繰返し単位の少なくとも1つは、設計波長λ0で光を反射するように、設計波長λ0/2の2分の1の光学厚さを有する請求項1に記載のフィルム。
  6. λ0は、約700nm〜2000nmである請求項5に記載のフィルム。
  7. 前記個別の層の前記厚さおよび屈折率は、少なくともλ0/2、λ0/3、およびλ0/4の波長で光の反射を抑制するために選択される請求項5に記載のフィルム。
  8. 前記個別の層は、関係nA>nD>nC>nBを満たす屈折率を有する請求項5に記載のフィルム。
  9. 前記個別の層の前記屈折率は、関係nA+nB=nC+nDをさらに満たし、ここで、前記A層は光学厚さtAを有し、前記B層は光学厚さtBを有し、tA=tBであり、各C層は光学厚さtCを有し、各D層は光学厚さtDを有し、tC=tDであり、そして次の関係:
    Figure 2007517258
    (式中、X3=tA/(tA+2tC)であり、ΔnAB=nA−nBであり、ΔnDC=nD−nCである)が満たされる請求項8に記載のフィルム。
  10. 前記個別の層は、関係nA=nD>nC>nBまたは関係nA>nD>nC=nBを満たす屈折率を有する請求項5に記載のフィルム。
  11. 前記個別の層は、ポリマー材料から構成される請求項1に記載のフィルム。
  12. 前記層は、無機材料から構成される請求項1に記載のフィルム。
  13. 前記光繰返し単位は、前記フィルムの厚さ軸に沿って変化する厚さ分布を有するように配置される請求項1に記載のフィルム。
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