JP2007511025A - 光ディスクから情報を読み取る方法及び装置 - Google Patents

光ディスクから情報を読み取る方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明の方法は、二次元SCIPER符号化情報を有するトラック(11,21)を有する光ディスク(2)から情報を読み取るために開示されたものである。その方法は、少なくとも1つの光ビーム(32)を発生する段階と、光ディスク(2)の情報層において焦点(F)の状態で光ビーム(32)をフォーカシングする段階と、焦点(F)が2つの隣接トラック(11,21)のピット(10,20)をカバーするように焦点(F)の半径方向の位置を制御する段階とを有する。焦点(F)の光中心(42)は、2つの隣接トラック(11,21)の間の正確に中央の位置の中央線(44)に対して半径方向にオフセットされる軌跡(45)に従う。その方法に従って、非線形のシンボル間干渉による攪乱は二次元SCIPERの多値アイパターンから取り除かれる。

Description

本発明は、一般に、光記憶ディスクから情報を読み取るためのディスクドライブ装置に関する。以下、そのようなディスクドライブ装置は又、“光ディスク装置”と表される。
周知であるように、光記憶ディスクは、バイナリ変調の場合の両方のビットタイプに対して物理マークを有する及び物理マークを有しないデータパターンの形で情報が記憶されることが可能である記憶空間の少なくとも1つのトラックを、連続螺旋の形か又は複数の同心円の形のどちらかで有する。光ディスクは読み取り専用タイプであることが可能であり、その場合、情報は製造過程で記録され、その情報はユーザに読み取られることのみが可能である。光記憶ディスクは又、書き込みタイプであることが可能であり、その場合、情報は又、ユーザにより記憶されることが可能である。光記憶ディスクの記憶空間に情報を書き込むために、又はディスクから情報を読み取るために、光ディスクドライブは、一方で、光ディスクを受け入れ且つ回転するための回転手段と、他方で、光ビームであって、代表的には、レーザビームを発生し、前記レーザビームで記憶トラックを走査するための光学手段とを有する。情報が光ディスクに記憶されることが可能であり、光学データが光ディスクから読み取られることが可能である光ディスクの技術は周知であるため、ここで、その技術についての詳細説明は省略する。
光ディスクにおいて記憶された情報を表すデータパターンは、代表的には、長楕円形のピットのパターンであり、それらのピットは連続的に配列していて、トラックを規定する。このトラックは、光ディスクに書き込まれるとき、一連の書き込み機構から得られる。ピットマーク及び非マークは、チャネルビット長Tと呼ばれる基本長さの整数倍の長さを有する。従来の光学的記憶においては、情報は、単位Tの状態で測定される連続的にマーク及び非マークの長さに符号化される。これは、CDに対してはEFM符号をそしてDVDに対してはEFMPlus符号を有するランレングスリミテッド符号化(RLL)の周知の領域である。
従来、情報は、ピットの長さ及び/又は隣接ピット間の距離を設定することにより符号化された。従って、ピットの位置は情報のコンテンツに応じて変化した。最近の開発においては、ピットは固定された位置に配列され、情報は、対応するピットの固定された名目の中心に対する前方エッジ及び後方エッジの位置に設定されることにより符号化される。そのような符号化システムはSignal Carrier Independent Pit Edge Recording(SCIPER)と表される。このようなシステムについての更に詳細な説明は、米国特許第6,392,973号明細書においてなされている。
回転しているディスクを光学的に走査するために、光ディスクドライブは、光ビーム発生装置(代表的には、レーザダイオード)と、ディスク上の焦点に光ビームをフォーカシングするための対物レンズと、ディスクから反射した光を受けるため及び電気的検出器の出力信号を生成するための光検出器とを有する。検出器が受けた反射光の強度はディスクにおけるピット構造による入射光の干渉に依存する。そのような干渉は、例えば、破壊的であり、それ故、反射される光は少なくなり、光検出器におけるより少ない検出信号に繋がる。それ故、光検出器による電気信号強度変化に変換される反射光の強度変化は、ピットエッジ位置に、それ故、ディスクに記録される情報に対応する。
前記特許文献、米国特許第6,392,973号明細書に記載されている(例えば、前記文献の図9Aを参照)ように、焦点スポットはトラックとアライメントされることが可能であり、それ故、光強度変化は1つのトラックのみのピットによりもたらされる。しかしながら、焦点スポットは2つの隣接トラックをカバーするように位置付けられることが又、可能であり(例えば、前記文献の図9B及び9Cを参照)、それ故、光強度変化は2つの隣接トラックのピットによりもたらされる。
前記特許文献、米国特許第6,392,973号明細書に記載されているシステムにおいては、ピットは、矩形状のレイアウトに従って配列され、即ち、隣接トラックのピットは互いに続いて配列されている。更に最近の開発においては、ピットのレイアウトは、ピットが六方パターンに従って配列され、即ち、1つのトラックのピットは隣接トラックの2つのピットの間に配列されている(例えば、文献、F.Yokogawa,INSIC Optics Storage Roadmap,Signal Processing and Gray―Sction Report,Jan.2003参照)。
図1は、ブルーレイディスクフォーマットに関する物理パラメータの場合について提案された構成の模式図である。ピットの第1行は参照番号11で示され、ピットの第2行は参照番号21で示されている。第1行11のピットは第1行ピット10として示されている。個々の第1行ピット10は添え字a、b、c等により互いから区別される。同様に、第2行21におけるピットは第2行ピット20として示されていて、個々の第2行ピット20は添え字a、b、c等により互いから区別される。各々のピット10、20は、所定の固定された名目上の中心又は中心ポイント12、22を有する。全ての第1行ピット10の中心ポイントは第1トラックの中心線13を規定する。全ての第2行ピット20の中心ポイントは第2トラックの中心線23を規定する。2つの隣接トラック11及び21のトラックの中心線13及び23の間の距離はトラックピッチTPとして示されている。ブルーレイディスク(開口率NA=0.85及び波長405nmのブルーレーザを有する)についての物理パラメータに関連して提案されている構成において、トラックピッチTPは約205nmである。
各々のピット10、20は、対応するトラックの中心線13、23に対して垂直に測定された幅PWを有する。提案された構成においては、ピット幅PWは約80乃至100nmの範囲内にある(ブルーレイディスクに関連する物理パラメータに対して)。
1つのトラック11の連続するピット10の中心ポイントは隣接トラック21の連続するピット20の中心ポイントに関して移動され、それ故、隣接トラック21へのピットの中心ポイントの半径方向の投影は、前記隣接トラック21の2つの連続するピット20の2つの中心ポイント間の実質的に正確に中央の位置に対応する。それ故、ピット10、20の中心ポイントは共に、六方格子を規定する。
1つのトラック11、21の連続するピット10,20の中心ポイント間の距離、即ち、接線方向又はトラックの方向において測定された距離は、ピットピッチPPとして表される。提案された構成においては、ピットピッチPPは約237nmである。連続するトラックが同じ長さを有しない(長さの差は2π・TPである)ことを考慮するために、ピットピッチPPは、六方配列を維持するように1つのトラックから次のトラックに僅かに増加する。トラックがオリジナルのピットピッチにおいて1つ又はそれ以上の付加的なピットを有することができるような程度までピッチピットが増加するとき、フォーマットにおける新しい“領域”は初期化され、その結果、ディスクのより大きい半径において又、局部的な密度は維持される。それ故、ディスクは複数の半径方向の領域を有し、各々のトラックにおけるピット数は領域毎に異なっている。
各々のピットは、ピット10aについて示しているように、第1エッジ14及び第2エッジ15を有する。第1エッジ14と対応する中心ポイント12との間の距離を前方距離DFとして示している一方、第2エッジ15と対応するピット10aの対応する中心ポイント12との間の距離をDRとして示している。各々のエッジ14、15に対して、3つの有効なエッジの位置が存在し、それ故、前方距離DFは3つの所定の値を取ることが可能である。同様なことが後方距離DRに対して適用される。特に、提案された構成においては、前方距離DFは、値、44.5nm、59.5nm、74.5nmを取ることができる。同様なことが後方距離DRに対して適用される。それ故、各々のピットエッジ14、15は符号化された3値シンボル、即ち、3つの値を取ることができるシンボルを規定し、それらは、以下、0、1、2と表される。
トラック11、21は、約405nmの波長を有する光ビームを用いて走査され(BDシステムにおけるように)、ビームはスポットの直径SDを有する実質的に円形のスポット40にフォーカシングされる。走査方向は図1における矢印Vにより表されている。光ビームは、スポット40が2つの隣接トラック11、12をカバーするように方向付けられている。図1は、光スポット40が4つのシンボルであって、1つのトラックの11のピット10cの前方エッジ及び後方エッジと、隣接トラック21のピット20bの後方エッジと、隣接トラック21のピット20cの前方エッジとを同時にカバーすることを示している。それらのシンボルはそれぞれ、S1、S2、S3、S4と表されている。光学スポットがピットピッチPPの半分に対応する距離に対して移動される場合、光スポット40は又、4つのシンボルであって、ここでは、前記隣接トラック21のピットの前方エッジ及び後方エッジと、第1トラック11の連続するピットの後方エッジと前方エッジとを同時にカバーする。
そのような符号化スキームの有利点は、非常に高いデータ密度が可能であることである。しかしながら、光検出器から受信される読み取り信号を復号化する処理において困難性が生じる。光スポットは4つのシンボルを同時にカバーするため、各々のシンボルは3つの値を取ることができる一方、81個の組み合わせの可能性がある。光スポット40から反射される光の量については、例えば、S1=2であり、全ての他のシンボルが0であり、又は、例えば、S3=2である一方、全ての他のシンボルが0であり、又は、例えば、S1=S2=1及びS3=S4=0であり、又は、S3=S4=1及びS1=S2=0であるに拘わらず、差が生じる。特に、そのような4つのシンボルの構成を走査するとき、図2に示すように、推測される出力信号に対して81個の可能性が存在する。しかしながら、統合されたシンボルの値S1+S2+S3+S4(上記の実施例においては2である)について得られた信号波形は9つのみの異なる信号レベルを反映する(S1+S2+S3+S4は0乃至8の範囲内にあるため)。図2は出力信号に対して81個の可能性全てを含むグラフである。そのようなグラフは多値“アイパターン”として示される。図2のアイパターンは、81個の信号の可能性の間の区別が非常に困難であることを示している。これは、上記の9つの基本レベルへのレベルのファジークラスタリングとして理解される。これは、統合されたシンボルの値S1+S2+S3+S4がそれらの場合に対して同等であるため、同じシンボルレベルになる必要がある異なる場合の非対称性によりもたらされる信号レベルにおける対称的な振幅ジッタとして説明される。それ故、復号化のエラーの確率は比較的高い。
米国特許第6,392,973号明細書 INSIC Optics Storage Roadmap,Signal Processing and Gray―Sction Report,F.Yokogawa,Jan.2003
本発明の目的は、復号化エラーの確率が減少する二次元SCIPER符号化情報を読み取るための方法を提供することである。
特に、本発明の目的は、有効な読み取り信号のアイパターンが改善された明確な区別可能なレベルを示すような二次元SCIPER符号化情報を読み取るための方法を提供することである。
本発明の重要な特徴に従って、光スポットの中心が2つの隣接トラックの正確に中央の位置に対して半径方向にオフセットされる。好適な実施形態においては、2つの光スポットが用いられ、それらの一の光スポットは一方向においてオフセットされ、他の光スポットは反対方向においてオフセットされ、両者のオフセットの大きさは、好適には、実質的に等しい。
本発明の以上の及び他の特徴について、以下、図に関連付けて更に説明する。それらの図において、同じ参照番号は同一の又は類似する構成部分を示している。
図3は、二次元SCIPER符号化情報を有する光記憶ディスク2から情報を読み取るために適切である光ディスクドライブ装置1を模式的に示す図である。光ディスク2は、情報が二次元SCIPERデータパターンの形で記憶される記憶空間の、連続的螺旋の形か又は多重同心円の形のどちらかの状態にある少なくとも1つのトラック(簡略化のために図3に示していない)を有する。360°のトラック分解能当たりのデータピッチ数とピットパラメータを定義すると、ディスク2は、典型的には、複数の半径方向の領域を有し、1つの領域内の全てのトラックは同じピットパラメータを有し、隣接する領域におけるトラックは異なるピットパラメータを有する。
ディスク2を回転するために、ディスクドライブ装置1は、回転軸5を規定するフレーム(簡略化のために示していない)に固定されたモータ4を有する。ディスク2を受け入れ且つ支持するために、ディスクドライブ装置1はターンテーブル又はクランピングハブ6を有することが可能であり、スピンドルモータ4の場合、そのーンテーブル又はクランピングハブ6はモータ4のスピンドル軸7に取り付けられている。
ディスクドライブ装置1は、光ビームでディスク2のトラックを走査するための光学システム30を更に有する。光学システム30は、光ビーム発生手段31であって、典型的には、光ビームを発生するように備えられているレーザダイオード等のレーザを有する。以下、光ビーム32の光路の異なる部分を参照番号32に添えられた文字a、b、c等で表している。
光ビーム32は、ディスク2に(ビーム32bが)達するように、ビームスプリッタ33、コリメータレンズ37及び対物レンズ34を通る。対物レンズ34は、ディスク2の情報層(簡略化のために示していない)に焦点スポットFの状態で光ビーム32bをフォーカシングするように設計されている。光ビーム32bは、光検出器35に達するようにディスク2から反射され(反射光ビーム32c)、対物レンズ34、コリメータレンズ37及びビームスプリッタ33を通る(ビーム32d)。
動作中、光ビームはフォーカシングされたまま維持され、トラックを追従する必要がある。このために、対物レンズ34は軸方向及び半径方向に移動可能であるように備えられ、光ディスクドライブ装置1はディスク2に対して対物レンズ34を移動させるように備えられているアクチュエータシステム52を有する。アクチュエータシステム自体は既知であり、更に、そのようなアクチュエータシステムのデザイン及び動作は本発明の主題でないため、ここでは、アクチュエータのデザイン及び動作についての詳細説明は省略する。
装置フレームに対して対物レンズを支持するための手段及び対物レンズを移動させるための手段自体は周知である。そのような支持手段及び移動手段のデザイン及び動作は本発明の主題でないため、ここでは、それらのデザイン及び動作についての詳細説明は省略する。
ディスクドライブ装置1は、光検出器システム35かた読み取り信号Sを受信するための読み取り信号入力部91を有する信号処理回路90を更に有する。信号処理回路90は、データ信号Sを導き出し、データ出力部92にデータ信号Sを供給するために読み取り信号Sを処理するようにデザインされている。信号処理回路90は、アクチュエータシステム52のために制御信号Sを生成し、制御出力部94にそれらの制御信号Sを供給するために読み取り信号Sを処理するように更にデザインされている。
図4は、従来技術の状態について、図1に比較して、以下で詳述するトラックについて模式的に示している。図1においては、光スポットFの中心が参照番号42で示されている。波線43はスポットの軌跡、即ち、光スポットの中心42により追従される経路を示している。従来技術に従って、スポットの軌跡43は、2つの隣接するトラック11及び21の中心線13及び23間の正確に中央に位置している。そのようなスポットの軌跡を用いると、図2のiパターンが結果的に得られる。
図5は図4に相当する図であるが、ここでは、本発明に従って、以下に詳述するトラックについて示している。波線44は、2つの隣接トラック11及び21の中心線13及び23間の正確に中央に位置している線である。以下、この線を中央線という。従来技術においては、スポットの軌跡は中央線44と一致することを特に記しておく(図4参照)。破線45は本発明に従ったスポットの軌跡を示している。スポットの軌跡は中央線44に関して容易に移動(オフセット)することが明確に示されている。スポットの軌跡45の半径方向のオフセットはRSTOとして示されている。最適であるように現れるRSTOについての非常に適切な値は、それ故、好適には、RSTO=0.1・TP(考慮されるピットの(擬似)六方配列に対して、トラックピッチTPは0.5・√3・PPに等しい)である。この値は、レーザ光の波長であるλを用いて、スケーリングファクタλ/2NAでスケーリングされた距離に対して)二次元SCIPER記憶システムの選択されたパラメータに適用され、又、半径方向の移動RSTOの最適な値は、従って変化する。
図6は、0.1・TPの半径方向のスポットの軌跡のオフセットと共にもたらされるアイパターンを示す、図2に相当するグラフである。横軸は、スポットの中心42と基準点との間のトラック方向に傾向に測定され距離Dを表している。この基準点(D=0)は、第1トラック11、即ち、光スポットFがオフセットされる、トラックの2つのピット(ピット10b及び10c)間の中央に位置付けられる。縦軸は、信号の大きさであって、任意単位で示されている。このアイパターンの理想的なサンプリング相であるD=0の周りで、推測される信号は、容易に区別することが可能である9つの区別可能な鮮明なレベルの1つのみを取ることが可能であることがはっきりと分かる。それ故、従来技術に対して(図2に比べて)改善されたことは明らかである。
図6は、第1トラック11の2つの半分のピットと第2トラック21の1つのピット(例えば、ピット10bの後方エッジ、ピット10cの前方エッジ及びピット20bの両方のエッジ)とに関連付けられ且つ他のピット及びピットエッジの全てを無視する4つのシンボルの組み合わせからもたらされるアイパターンを示していることを特に記しておく。その状態は、更なるピットが考慮される場合、より複雑になる。等化により第1隣接ピットの領域を超えるシンボル間干渉の効果を低減することができる。それにも拘らず、図6は、光スポットの中心が上記のように移動する場合、上記の4つのシンボルの組み合わせは従来のものに比べてより信頼性高く復号化されることを明確に示している。これは、図2のアイパターンにおけるファジーレベルに繋がる系統的なシンボル間干渉はレーザスポットの半径方向の位置をシフトさせることにより補償されたことを示している。
又、図6は、第1トラック11の2つの半分のピットと第2トラック21の1つのピットと(例えば、ピット10bの後方エッジ、ピット10cの前方エッジ及びピット20bの両方のエッジ)に関連付けられる4つのシンボルの組み合わせからもたらされるアイパターンを示していることを特に記しておく。第2トラック21の2つの半分のピットと第1トラック11の1つのピットと(例えば、図1に示すようなシンボルS1、S2、S3、S4)に関連付けられる4つのシンボルの組み合わせを読み取ることに対しては、その状態は反対である。本発明に従ったそのような4つのシンボルの組み合わせの読み出しの改善は、光スポットが反対方向において即ち第2トラック21の方に、半径方向にオフセットされるときに達成される。
原理的には、1つの光スポットを用いて本発明を実施することが可能である。それ故、2つのトラック11及び21の組み合わせを読み取ることは、第1トラック11の方向にオフセットされる光スポットを用いる2つの走査回転と1つの回転と、反対方向にオフセットされる光スポットを用いる第2回転とを有する。両方のトラックのピットにおいて記録される情報を適切に復号化するために、第1回転の読み出し信号はトラックメモリにバッファリングされる必要があり、第2回転の読み出し信号との適切な結合のために第2回転中にこのトラックメモリから再読み取りされる必要がある。第1走査及び第2走査の信号は適切に多重化され、それ故、復号化及び信号処理はシンボル値を生成する。又は、両方の回転の読み出し信号は後の処理のために記憶される必要がある。
好適には、しかしながら、本発明は、図7に模式的に示すように、2つの光スポットと、第1トラック11の方向にオフセットされる1つの光スポットと、反対方向にオフセットされる第2光スポットとを用いて実施され、ここでは、トラック方向に互いから実質的に位置がずれているそれぞれのスポットの中心42及び46を有する2つの光スポットF1及びF2が示されている。第1光スポットF1の光学中心42は第1トラック11(RSTO1)の方に半径方向にオフセットされる一方、第2光スポットF2の光学中心46は第2トラック21(RSTO2)の反対方向に半径方向にオフセットされ、両方のオフセットは、好適には、等しい大きさを有する(|RSTO1|=|RSTO2|)。
図7においては、2つの光スポットF1及びF2それぞれの2つの光学中心42間の接線距離(即ち、トラック軸13及び23の方向に沿って測定された)は、それらの2つの光スポットが部分的に重なり合うように比較的小さいように示されている。好適には、前記距離は非常に大きく、それ故、2つの光スポットF1及びF2は重なり合わない。適切な距離は、例えば、約1μmのオーダーであり、本発明はこのような距離に限定されるものではない。実際には、2つの光スポットF1及びF2は、2つの別個のレーザ源により発生されることが可能であり、2つの別個の光学システムはディスクの回転軸5に関して180°反対方向に位置付けられていることが可能である。他方、費用を節約するために、2つの光スポットF1及びF2は1つの共通レーザにより、例えば、回折格子のような分割装置を用いてレーザビームを分割することにより発生されることが可能である。又、互いのビーム間距離が10μmのオーダーである場合、それらの2つのビームは1つの共通の光学レンズ系によりフォーカシングされる。回折格子を用いることによりビームを2つ又はそれ以上に分割すること自体は周知であるため、その技術についての詳細説明は省略する。
図7において、トラックの中心線13及び23は直線として示されている。実際には、しかしながら、トラックの中心線13及び23は曲線であり、それらの曲線の曲率半径は、ディスクの内径より小さく、ディスクの外径より大きい。従って、2つの光スポットF1及びF2の互いに対する理想的な方位は、内径から外径に進むときに適合される必要がある。これは、分割装置(即ち、回折格子)を僅かに回転させることにより容易に達成される。このような回折格子の回転はアクチュエータ及び関連サーボ制御手段により制御される。
図8は、トラック中心13及び23並びにピット中心12(1)、12(2)、12(3)等及び22(1)、22(2)、22(3)等の2つのシリーズそれぞれを示す、より小さいスケールにおける図1に相当する図である。それらのピット中心は、中央線44上に投影され、読み取り位置61(1)、62(1)、61(2)、62(2)等が与えられ、ピット位置12(i)に対応する位置61(i)が読み取られ、そしてピット中心22(i)に対応する位置62(i)が読み取られる。それらの読み取られる位置は光読み取り信号SRをサンプリングするための時間的な瞬間を規定し、それらの瞬間はサンプリングの瞬間又はサンプリングの位相として表されることを特に記しておく。
1つの光スポットのみを有する“通常の”二次元SCIPERの場合、サンプリング位相61(i)及び62(i)は断続的に走査される。光スポットが第1サンプリング位相61(i)に達したとき、光読み取り信号SRは、第1トラック11の方に方向付けられる上端を有する三角形を略規定する方向において位置付けられる4つのシンボルからの情報を有し、Aで示されている。光スポットが第2サンプリング位相62(i)に達したとき、光読み取り信号SRは、第2トラック21の方に方向付けられる上端を有する三角形を略規定する方向において位置付けられる4つのシンボルからの情報を有し、Bで示されている。
サンプリング位相が1つの光スポットのみにより走査される従来技術においては、光読み取り信号SRは、61(1)、62(1)、61(2)、62(2)、61(3)、62(3)等の順序で光検出器35により得られる。本発明においては、第1サンプリング位相61(i)は第2光スポットF2により走査される一方、第2サンプリング位相62(i)は第1光スポットF1により走査される。第2光スポットF2により得られた光読み取り信号SR2から第1光スポットF1により得られた光読み取り信号SR1をはっきりと区別することができるように、光学システム30は、好適には、2つの独立した光検出器135及び235を有し、図9に示すように、第1光検出器135は第1光スポットF1から反射された光を受け、第2光検出器235は第2光スポットF2から反射された光を受ける。
2つの光スポットF1及びF2間の接線方向の距離を考慮して、2つのサンプリング位相に関する読み取り信号間のタイミングの関係はシフトされる。例示としての実施例において、第2光スポットF2は第1光スポットF1に先行し、それ故、第1光スポットF1により得られる第1の光読み取り信号SR1は、第2光スポットF2により得られる第2の光読み取り信号SR2に対して遅れる。このようなタイミングの差を除去するように、第2の光読み取り信号SR2は、図9に示すように、信号処理器回路190において処理される前にバッファ又は遅延部236において遅延されることが可能である。
本発明は例示としての上記の実施形態に限定されるものではなく、同時提出の特許請求の範囲に記載されている本発明の保護範囲の範囲内で種々の変形及び修正が可能であることは、当業者には明らかであるに違いない。
上記のように、本発明について、本発明に従った装置の機能ブロックを示すブロック図を用いて説明した。1つ又はそれ以上のそれらの機能ブロックはハードウェアにおいて実施されることが可能であり、ハードウェアにおいて、そのような機能ブロックの機能は個々のハードウェアの構成要素により実行されるが、1つ又はそれ以上のそれらの機能ブロックがソフトウェアにより実施されることが又、可能であり、それ故、そのような機能ブロックの機能は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ディジタル信号処理器等のプログラム可能装置又はコンピュータプログラムの1つ又はそれ以上のプログラムラインにより実行されることが可能である。
二次元SCIPER構成の模式図である。 光スポットの中心が2つの隣接トラックの正確に中央に位置している軌跡を追従する通常の場合についての、図1の二次元SCIPER構成についてのアイパターンを示すグラフである。 光ディスクドライブ装置の模式図である。 従来技術におけるトラックを追従する詳細を示す模式図である。 本発明に従ったトラックを追従する詳細を示す模式図である。 本発明に従って得られたアイパターンを示すグラフである。 本発明の好適な実施形態に従ったトラックを追従する詳細を示す模式図である。 本発明に従った二次元SCIPER構成の模式図である。 光読み取り信号を検出し且つ光読み取り信号を処理するためのシステムの模式図である。

Claims (15)

  1. 光ディスクから情報を読み取るための方法であって、前記情報は実質的に六方パターンに従って配置している名目のピット中心を有するピットにおけるピットエッジ記録に従って記憶され、前記ピット中心はトラックの実質的に円形の中心線を規定する、方法であり:
    少なくとも1つの光ビームを発生する段階;
    前記光ディスクの情報層における少なくとも1つの焦点に前記光ビームをフォーカシングする段階;及び
    2つの隣接トラックの2つの中心線の間に位置する軌跡に従うように前記焦点の光中心の半径方向の位置を制御する段階であって、前記焦点は前記の2つの隣接トラックのピットをカバーするような大きさを有する、段階;
    を有する方法であり、
    前記軌跡と前記の2つの中心線の第1の中心線との間の半径方向の距離は、前記軌跡と前記の2つの中心線の第2の中心線との間の半径方向の距離と異なる;
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記軌跡は前記の2つの中心線の間の正確に中央の位置の中央線に対する半径方向スポット軌跡オフセットを有し、前記半径方向スポット軌跡オフセットは0.1・TPに略等しく、TPは前記の2つの中心線の間の半径方向の距離である、ことを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって:
    前記ディスクから反射された光を検出する段階;及び
    検出器出力信号に存在する情報を得るために前記検出器出力信号を復号化するように前記の反射された光を表す前記検出器出力信号を処理する段階;
    を更に有する、ことを特徴とする方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって:
    検出器出力信号は、前記焦点の前記光中心が第1トラックのピット中心と半径方向にアライメントされているとき、第1サンプリング位相でサンプリングされ、そして、検出器出力信号は、前記焦点の前記光中心が第2トラックのピット中心と半径方向にアライメントされているとき、第1サンプリング位相でサンプリングされ;
    前記第1サンプリング位相において、前記焦点の前記光中心と前記第1トラックとの間の前記半径方向の距離は0.5・TPより大きく;
    前記第2サンプリング位相において、前記焦点の前記光中心と前記第2トラックとの間の前記半径方向の距離は0.5・TPより大きく;そして
    TPは前記の2つの中心線の間の半径方向の距離である;
    ことを特徴とする方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記ディスクは1つの光スポットのみを用いて走査され、前記第1サンプリング位相におけるサンプリングのために、前記焦点の前記光中心の前記半径方向の位置は、少なくとも1回のディスク回転中、前記第2トラックに近い軌跡に従うように制御され、そして、前記第2サンプリング位相におけるサンプリングのために、前記焦点の前記光中心の前記半径方向の位置は、少なくとも1回のディスク回転中、前記第1トラックに近い軌跡に従うように制御される、ことを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって:
    1回のディスク回転中、前記第1サンプリング位相から信号サンプルを得る段階;
    前記第1サンプリング位相からの前記信号サンプルを記憶する段階;
    1回のディスク回転中、前記第2サンプリング位相から信号サンプルを得る段階;
    前記第1サンプリング位相からの前記信号サンプルと前記第2サンプリング位相からの前記信号サンプルとを多重化する段階;並びに
    前記第1サンプリング位相及び前記第2サンプリング位相から前記の多重化された信号サンプルを共に処理する段階;
    を更に有する、ことを特徴とする方法。
  7. 請求項4に記載の方法であって:
    前記ディスクは少なくとも2つの光スポットを用いて走査され、第1焦点の前記光中心の前記半径方向の位置は前記第1トラックに近い第1軌跡に従って制御され、そして、第2焦点の前記光中心の前記半径方向の位置は前記第2トラックに近い第2軌跡に従って制御され;
    前記第1サンプリング位相におけるサンプリングのために、前記第2焦点から得られる読み取り信号がサンプリングされ、そして、前記第2サンプリング位相におけるサンプリングのために、前記第1焦点から得られる読み取り信号がサンプリングされる;
    ことを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記焦点の少なくとも1つの前記読み取り信号が他の読み取り信号に対してバッファリング又は遅延される、ことを特徴とする方法。
  9. 請求項7に記載の方法であって、前記2つの焦点は、例えば、回折格子等の分離装置を用いて、単一のレーザビームを分離することにより生成される、ことを特徴とする方法。
  10. ディスクドライブ装置であって、光ディスクから情報を読み取るために、前記情報は実質的に六方パターンに従って配置された名目のピット中心を有するピットにおけるピットエッジ記録に従って記憶され、前記ピット中心はトラックの実質的に円形の中心線を規定し、前記装置は請求項1に記載の方法を実行するようにデザインされている、ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  11. 請求項10に記載のディスクドライブ装置であって:
    前記ディスクのトラックを走査するために2つの焦点を生成するための光学システム;
    前記2つの焦点の位置決めを制御するためのアクチュエータ;及び
    前記アクチュエータを制御するための制御器;
    を有するディスクドライブ装置であり、
    第1焦点の前記光中心が隣接トラックの前記2つの中心線の間の第1軌跡に従い、前記第1軌跡は前記トラックの第1の一に近い一方、第2焦点の前記光中心が前記2つの中心線の間の第2軌跡に従い、前記第2軌跡は前記トラックの他の一に近い;
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  12. 請求項11に記載のディスクドライブ装置であって:
    前記第1焦点から反射した光を受け且つ第1読み取り信号を生成するための第1光検出器;
    前記第2焦点から反射した光を受け且つ第2読み取り信号を生成するための第2光検出器;
    前記第1読み取り信号に対して前記第2読み取り信号を遅延させるための遅延手段;及び
    前記の遅延された第2読み取り信号と共に前記第1読み取り信号を処理するための処理手段;
    を更に有する、ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  13. 請求項11に記載のディスクドライブ装置であって、前記光学システムは、共通のレーザビームを発生するレーザ源と、前記共通のレーザビームを少なくとも2つの別個のビームに分離するために備えられている、例えば、回折格子等のビーム分離装置とを有する、ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  14. 請求項13に記載のディスクドライブ装置であって、前記ビーム分離装置は前記2つの焦点の前記位置決めを調節するために調節可能である、ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  15. 請求項11に記載のディスクドライブ装置であって:
    前記第1軌跡と前記2つの隣接トラックの間の正確に中央の位置の中央線との間の半径方向のオフセットはTP/2より小さく、ここで、TPは前記2つの中心線の間の前記半径方向の距離であり;そして
    前記第2軌跡と前記中央線との間の前記半径方向のオフセットはTP/2より小さく;
    前記オフセットは、好ましくは、0.1・TPに略等しい;
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
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