JP2002100044A - 光記録装置およびそれにおけるレーザパワー制御方法 - Google Patents

光記録装置およびそれにおけるレーザパワー制御方法

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JP2002100044A
JP2002100044A JP2000290917A JP2000290917A JP2002100044A JP 2002100044 A JP2002100044 A JP 2002100044A JP 2000290917 A JP2000290917 A JP 2000290917A JP 2000290917 A JP2000290917 A JP 2000290917A JP 2002100044 A JP2002100044 A JP 2002100044A
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recording
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laser
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JP2000290917A
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Kenji Nagashima
健二 長嶋
Eiji Kumagai
英治 熊谷
Satoshi Kumai
聡 熊井
Toshio Morizumi
寿雄 森住
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パルストレイン記録を行う場合にあっても、記
録中のライトパワーの制御を安定して行い得るようにす
る。 【解決手段】S/H204では、書き込み開始後、所定
の時間間隔をもって、LPF203の出力信号WRF′
を、記録データRDの所定のパルス幅部分に対応してサ
ンプリングして、ピットレベルLVPを求める。信号W
RF′は、書き込みRF信号WRFのマルチパルス列に
対応した変動部分が平滑化されたものとなっている。コ
ントローラ124は、ピットレベルLVPが、書き込み
前に求められた最適なピットレベルLVPrと等しくな
るように、APC回路202に供給する目標レベル信号
TAのレベルを修正する。書き込みRF信号WRFの変
動部分をLPF203で平滑化した後にピットレベルL
VPを得る構成としたことで、ピットレベルLVPをマ
ルチパルス列の影響を受けることなく安定して得ること
ができ、ライトパワーの制御を安定して行うことが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体に、マ
ルチパルス列を用いた記録、いわゆるパルストレイン記
録を行う光記録装置およびそれにおけるレーザパワー制
御方法に関する。詳しくは、記録媒体からの戻り光を検
出し、その検出信号の平均レベル信号を求め、そのレベ
ルが所定レベルとなるようにレーザパワーを制御するこ
とによって、パルストレイン記録を行う場合にあって
も、記録中のライトパワーの制御を安定して行うことが
できるようにした光記録装置等に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光記録装置としてのCD−R(CD-
Recordable)ドライブでは、ディスク(CD−R)に記
録データRDのパルスに対応した正しい長さのピットを
形成するために、横積みや縦積みと呼ばれるライトスト
ラテジー(ライトパワー制御方法)が用いられている。
【0003】図6A〜Eを参照して、横積みライトスト
ラテジーを用いて記録する場合について説明する。図6
Aは、周期Tの基本チャネルクロックCLKを示してい
る。図6Bは、記録データRDを示している。この記録
データRDは、EFM(Eightto fourteen Modulation)
の変調信号がNRZI(Non Return to Zero Inverted)
変換されて得られたものである。周知のように、この記
録データRDは、パルスの“1”および“0”の期間
が、それぞれ3Tから11Tの時間的長さを持ってい
る。
【0004】横積みライトストラテジーでは、図6Cに
示すように、記録データRDの3Tから11Tの長さを
持つ“1”の部分を1T部分だけ削り、さらに3Tの長
さに関してだけ横積み時間分だけ追加して、レーザパワ
ーをライトパワー(Write Power)として、ディスクに、
図6Eに示すようにピットを形成する。図6Dは、記録
時にディスクからの戻り光を検出して得られる書き込み
RF信号WRFを示している。
【0005】次に、図7A〜Eを参照して、縦積みライ
トストラテジーを用いて記録する場合について説明す
る。図7Aは、周期Tの基本チャネルクロックCLKを
示している。図7Bは、記録データRDを示している。
記録データRDは、上述したように、EFMの変調信号
がNRZI変換されて得られたものであって、パルスの
“1”および“0”の期間がそれぞれ3Tから11Tの
時間的長さを持っている。
【0006】縦積みライトストラテジーでは、図7Cに
示すように、記録データRDの3Tから11Tの長さを
持つ“1”の部分を1T部分だけ削り、最初の縦積み時
間だけライトパワーより縦積み量だけ大きなピークパワ
ー(Peak Power)とし、その他ではライトパワーとして、
ディスクに、図7Eに示すようにピットを形成する。図
7Dは、記録時にディスクからの戻り光を検出して得ら
れる書き込みRF信号WRFを示している。
【0007】上述した横積みライトストラテジーや縦積
みライトストラテジーを用いて記録する場合に、記録デ
ータRDの3Tから11Tの長さを持つ“1”の部分を
1T部分だけ削るのは、以下の理由によっている。すな
わち、ディスク上に形成されるレーザビームのスポット
がある大きさを持っているため、実際にディスク上に形
成されるピットの長さは、「ライトパワーでレーザビー
ムを照射した時間分のピット長」に、「レーザビームの
スポット形状によるピットの伸び分」が加算されたもの
となるためである。
【0008】図8A,Bを参照して、書き込みRF信号
WRFの波形について説明する。図8Bは、レーザパワ
ーを示しており、図8Aはそのレーザパワーに対応して
得られる書き込みRF信号WRFを示している。
【0009】リードレベル(Read Level)とは、書き込み
を行う前のリード状態でのRF信号のレベルであって、
リードパワーとディスク(メディア)の反射率(感度)
で決まるレベルである。ピークレベル(Peak Level)と
は、レーザパワーをライトパワーに切り換えた直後のR
F信号のレベルである。CD−Rは熱記録であるため、
レーザパワーをライトパワーとしても直ぐにはピットが
形成されない。そのピットが形成されるまでのわずかな
期間は、ライトパワーとディスクの反射率で決まるレベ
ルまで上昇する。
【0010】ピットレベル(Pit Level)とは、レーザパ
ワーをライトパワーに切り換えた後、ピークレベルから
徐々に下がっていき収束するときのレベルである。この
ようにRF信号のレベルが徐々に下がっていくのは、ピ
ット形成によりディスクの反射率が低下するためであ
る。ボトムレベル(Bottom Level)とは、レーザパワーを
リードパワーに切り換えた直後のRF信号のレベルであ
る。RF信号のレベルは、このボトムレベルとなった
後、リードセッティングタイミング(Read Settingtime)
を経過して、リードレベルとなる。
【0011】図9A〜Cは、ディスク(メディア)の熱
時定数τと、書き込みRF信号WRFの波形との関係を
示している。図9Aは、τ=0である場合を示してい
る。この場合、加熱量=放熱量となり、ピット形成ポイ
ントの移動がないため、ピットレベルは低下しない。こ
の状態では、ライトパルスの長さによらずに、パルス時
間に比例した長さのピットを形成でき、ジッタは発生し
にくい。図9Bは、τ>0である場合を示している。こ
の場合、加熱量>放熱量となり、ピット形成ポイントが
やや移動し、ピットレベルの低下がややある。この状態
では、ピット長がライトパルスのパルス時間に徐々に比
例しなくなり、ジッタが発生する。図9Cは、τ>>0で
ある場合を示している。この場合、加熱量>>放熱量とな
り、ピット形成ポイントがかなり移動し、ピットレベル
の低下がかなりある。この状態では、かなり大きなジッ
タが発生する。
【0012】上述した横積みライトストラテジーを用い
て記録する場合には、図6Dに示すように、ピットレベ
ルが徐々に低下する。したがって、ピット形成ポイント
がずれるものであり、ジッタの発生を招くものである。
これに対して、縦積みライトストラテジーを用いて記録
する場合には、上述したように最初ピークパワーとし、
その後にライトパワーに下げることで、加熱量=放熱量
の状態にするものであり、ピット形成ポイントのずれが
抑えられる。そのため、3Tから11Tの全てのピット
を(n−1)Tで書き込むことが可能となり、ジッタの
発生が回避される。
【0013】また、従来、CD−Rドライブでは用いら
れていないが、CD−RW(CD-ReWritable)ドライブで
は、記録データRDのパルスに対応した正しい長さの記
録マークを形成するために、パルストレインライトスト
ラテジーが用いられている。このパルストレインライト
ストラテジーは、記録データRDをマルチパルス列に変
換して記録を行うものであって、単パルス記録(横積み
ライトストラテジー、縦積みライトストラテジー)に比
べて、レーザのオンオフを細かく制御することで、熱蓄
積の影響を最小限に抑え、記録マークの前後両エッジの
シフトを低減させることができる。
【0014】図10A〜Eを参照して、パルストレイン
ライトストラテジーを用いて記録する場合について説明
する。図10Aは、周期Tの基本チャネルクロックCL
Kを示している。図10Bは、記録データRDを示して
いる。記録データRDは、上述したように、EFMの変
調信号がNRZI変換されて得られたものであって、パ
ルスの“1”および“0”の期間がそれぞれ3Tから1
1Tの時間的長さを持っている。
【0015】パルストレインライトストラテジーでは、
図10Cに示すように、記録データRDの3Tから11
Tの長さを持つ“1”の部分をマルチパルス列に変換し
て、レーザパワーを間欠的にライトパワーとして、ディ
スクに、図10Eに示すように記録マークを形成する。
図10Dは、記録時にディスクからの戻り光を検出して
得られる書き込みRF信号WRFを示している。
【0016】ところで、上述したCD−Rドライブで
は、記録中のレーザパワーの制御、すなわちR−OPC
(Running Optimum Power Control)が行われている。こ
のR−OPCの目的は、ディスク(CD−R)の内外周
での反射率のばらつき(塗りむら)、ディスクのスキュ
ーにより発生するコマ収差におるスポット強度分布の変
化、温度上昇によるレーザ波長の変化等を吸収すること
にある。
【0017】CD−Rドライブでは、通常書き込みを始
める前に、PCA(Power Caribration Area)で、試し書
きを行って、最適なライトパワーを求める。しかし、上
述した理由により、書き込み開始から終了まで同じライ
トパワーで書き込むと、常にジッタが最小となるように
は書き込めない。
【0018】したがって、PCAで最適なライトパワー
(アシンメトリが最適となる値)を求めると同時にその
ときのピットレベルを最適なピットレベルとして求め、
記録中にピットレベルが最適となるようにライトパワー
を制御する。こうすることで、いつでも同じ書き方で記
録できるようになる。
【0019】このように記録中にピットレベルが最適と
なるようにライトパワーを制御するために、記録中にピ
ットレベルを検出する必要がある。このピットレベルの
検出は、記録データRDの所定のパルス幅部分で得られ
る書き込みRF信号WRFを、パルス幅に対応したサン
プルタイミングでサンプリングして行っている。
【0020】図11Aは、縦積みライトストラテジーを
用いて記録した場合における、4T,11Tのパルス幅
部分に対応する書き込みRF信号WRFを示している。
また、図11Bはそれぞれのパルス幅部分のピットレベ
ルを検出するためのサンプルパルスを示しており、書き
込みRF信号WRFが一定となるタイミングでサンプリ
ングが行われる。なお、書き込みRF信号WRFに一定
となる部分ができるのはある程度パルス幅が広い部分で
あり、実際には例えば6T以上のパルス幅部分に対応し
てピットレベルのサンプリングを行っている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように縦積み
ライトストラテジーを用いて記録した場合には、所定の
パルス幅部分に対応する書き込みRF信号WRFのピッ
トレベルを検出して、R−OPCを良好に行うことがで
きる。しかし、パルストレインライトストラテジーを用
いて記録した場合には、所定のパルス幅部分に対応する
書き込みRF信号WRFのピットレベルを同様にして検
出することが難しく、R−OPCを行うことができなか
った。
【0022】すなわち、パルストレインライトストラテ
ジーを用いて記録した場合における、4T,11Tのパ
ルス幅部分に対応する書き込みRF信号WRFは、図1
2Aに示すように、ライトパルス(マルチパルス列)に
対応して変動したものとなる。そのため、図12Bに示
すサンプルパルスによってそれぞれのパルス幅部分のピ
ットレベルを検出した場合、検出されるピットレベルと
して安定したものを得ることができず、R−OPCを行
うことができなかった。そこで、この発明では、パルス
トレイン記録を行う場合にあっても、記録中のライトパ
ワーの制御を安定して行うことができる光記録装置等を
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録データ
をマルチパルス列に変換し、このマルチパルス列に対応
してレーザ光源からレーザビームを出力し、このレーザ
ビームを記録媒体に照射することでこの記録媒体に記録
データを記録する光記録装置であって、記録媒体からの
戻り光を検出する光検出手段と、記録データの所定のパ
ルス幅部分に対応して光検出手段で検出された検出信号
の平均レベル信号を求める平均化手段と、この平均化手
段で求められた平均レベル信号のレベルが所定レベルと
なるようにレーザ光源から出力されるレーザビームのパ
ワーを制御するレーザパワー制御手段とを備えるもので
ある。
【0024】また、この発明は、記録データをマルチパ
ルス列に変換し、このマルチパルス列に対応してレーザ
光源からレーザビームを出力し、このレーザビームを記
録媒体に照射することでこの記録媒体に記録データを記
録する光記録装置におけるレーザパワー制御方法であっ
て、記録媒体からの戻り光の検出信号を得る工程と、記
録データの所定のパルス幅部分に対応して検出信号の平
均レベル信号を求める工程と、この求められた平均レベ
ル信号のレベルが所定レベルとなるようにレーザ光源か
ら出力されるレーザビームのパワーを制御する工程とを
備えるものである。
【0025】この発明においては、記録媒体にパルスト
レイン記録が行われる。すなわち、記録データがマルチ
パルス列に変換され、このマルチパルス列に対応してレ
ーザ光源からレーザビームが出力され、このレーザビー
ムが記録媒体に照射されることで記録媒体に記録データ
が記録される。
【0026】このような記録データの記録時に、記録媒
体からの戻り光が検出されて検出信号が得られる。この
検出信号は、マルチパルス列に対応して変動したものと
なっている。そこで、記録データの所定のパルス幅部分
に対応して、この検出信号の平均レベル信号が求められ
る。平均レベル信号は、例えば所定の時間間隔をもって
求められる。
【0027】例えば、検出信号が高速A/Dコンバータ
でディジタル信号に変換され、各変換値が平均化されて
平均レベル信号が求められる。また例えば、検出信号が
ローパスフィルタで帯域制限されて平滑化され、その後
に所定のパルス幅部分に対応した所定タイミングでサン
プリングされて平均レベル信号が取得される。この場
合、複数タイミングでサンプリングし、それによって得
られる複数の信号を平均化して平均レベル信号を得るよ
うにしてもよい。これにより、平滑化が不充分であって
も、平均レベル信号を安定して得ることが可能となる。
【0028】そして、この平均レベル信号(ピットレベ
ル)のレベルが所定レベルとなるようにレーザ光源から
出力されるレーザビームのパワーが制御される。これに
より、パルストレイン記録を行う場合にあっても、記録
中のライトパワーの制御を安定して行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのCD−Rドライブ100の構成を示してい
る。このドライブ100で取り扱うディスク(CD−
R)101は、図示せずも、データ記録面上にスパイラ
ル状に形成されたグルーブGRを有し、このグルーブG
Rをトラックとしてデータの記録再生が行われる。
【0030】グルーブGRはごくわずかに蛇行(ウォブ
ル)しており、記録時のアドレス(ブランクディスクの
位置情報)として用いられている。これはATIP(Abs
olute Time In Pregroove)と呼ばれ、CDのようなデー
タ基本単位が比較的長いものに対するアドレッシングと
して考え出されたものである。この記録されている時間
情報は、通常のCDのサブコードのQチャネルに記録さ
れているものと同一である。
【0031】このATIPには、記録時のアドレッシン
グの他に、記録時の回転サーボ用の同期信号の生成、お
よび各種制御信号の発生という仕事がある。ATIPに
記録されている制御信号としては、最大記録可能時間を
示すリードインの開始時間およびプログラム長を最大に
したときのリードアウトの開始時間、そのメディアに推
奨される書き込みパワー、ディスクタイプ等がある。
【0032】また、ドライブ100は、ディスク101
を線速度一定で回転駆動するためのスピンドルモータ1
02と、半導体レーザ、対物レンズ、フォトディテクタ
等から構成される光ピックアップ103と、この光ピッ
クアップ103の半導体レーザの発光を制御するレーザ
ドライバ104と、この光ピックアップ103を構成す
るフォトディテクタの出力信号を処理して再生RF信号
RF、トラッキングエラー信号STE、フォーカスエラー
信号SFEおよびグルーブGRのウォブルに対応したウォ
ブル信号SWBを得るRFアンプ部105とを有してい
る。なお、再生RF信号SRFは、記録時には、書き込み
RF信号WRFとして用いられる。
【0033】光ピックアップ103を構成する半導体レ
ーザからのレーザビーム(図示せず)がディスク101
の記録面に照射され、その反射光が光ピックアップ10
3を構成するフォトディテクタに照射される。RFアン
プ部105では、3スポット法によってトラッキングエ
ラー信号STEが形成されると共に、アスティグマ法(非
点収差法)によってフォーカスエラー信号SFEが形成さ
れる。
【0034】また、ドライブ100は、RFアンプ部1
05より出力される再生RF信号S RFに対して波形等
化、信号検出等の処理をしてCDデータを得るRF信号
処理回路106と、後述するCDエンコード/デコード
部より出力される記録データRDをマルチパルス列に変
換してレーザドライバ104に供給するパルストレイン
回路107(図10B,C参照)とを有している。光ピ
ックアップ103の半導体レーザより出力されるレーザ
ビームはパルストレイン回路107からのマルチパルス
列によってオンオフ変調され、これによりディスク10
1に記録データRDが記録される。
【0035】また、ドライブ100は、CDエンコード
/デコード部111およびCD−ROMエンコード/デ
コード部112を有している。CDエンコード/デコー
ド部111は、再生時に、RF信号処理回路106より
出力されるCDデータに対してEFM(Eight to fourte
en Modulation)の復調処理をすると共にCIRC(Cross
Interleave Reed-Solomon Code)による誤り訂正処理を
してCD−ROMデータを得るものである。また、この
CDエンコード/デコード部111は、記録時に、CD
−ROMエンコード/デコード部112より出力される
CD−ROMデータに対してCIRCによるパリティを
付加すると共にEFMの変調処理をしてCDデータを
得、さらにそのCDデータに対してNRZI(Non Retu
rn to ZeroInverted)変換の処理をして記録データRD
を得るものである。
【0036】CD−ROMエンコード/デコード部11
2は、再生時に、CDエンコード/デコード部111よ
り出力されるCD−ROMデータに対して、デスクラン
ブル処理、誤り訂正処理等を行って読み出しデータを得
るものである。また、このCD−ROMエンコード/デ
コード部112は、記録時に、後述するSCSI/バッ
ファコントローラより受け取った書き込みデータに対し
て、誤り訂正用のパリティの付加処理、スクランブル処
理等を行ってCD−ROMデータを得るものである。こ
のCD−ROMエンコード/デコード部112には、上
述した処理を行うための作業用メモリとしてのRAM(R
andom Access Memory)113が接続されている。
【0037】また、ドライブ100は、ホストコンピュ
ータからのコマンドを受け取ってシステムコントローラ
に供給し、さらに、再生時に、CD−ROMエンコード
/デコード部112より出力される読み出しデータをバ
ッファメモリとしてのRAM114を介してホストコン
ピュータに転送すると共に、記録時に、ホストコンピュ
ータより転送されてくる書き込みデータをRAM114
を介してCD−ROMエンコード/デコード部112に
供給するためのSCSI(Small Computer System Inter
face)/バッファコントローラ115を有している。
【0038】また、ドライブ100は、RFアンプ部1
05より出力されるフォーカスエラー信号SFEおよびト
ラッキングエラー信号STEに基づいて、光ピックアップ
103のフォーカスサーボやトラッキングサーボを行う
ためのフォーカス/トラッキングサーボ制御回路121
と、アクセス時に光ピックアップ103を移動させるた
めの送りサーボ制御回路122と、スピンドルモータ1
02の回転数が所定値となるように制御するためのスピ
ンドルサーボ制御回路123とを有している。サーボ制
御回路121〜123の動作は、CPU(central proc
essing unit)を備えてなるメカニカルコントローラ1
24によって制御される。
【0039】また、ドライブ100は、システム全体の
動作を制御するためのシステムコントローラ125を有
している。このシステムコントローラ125は、CPU
を備えている。また、ドライブ100は、RFアンプ部
105より出力されるウォブル信号S WBよりATIPの
信号を復号するためのウォブル処理部131を有してい
る。このウォブル処理部131で得られるATIPの信
号は、CDエンコード/デコード部111を介してメカ
ニカルコントローラ124およびシステムコントローラ
125に供給され、種々の制御に使用される。
【0040】次に、光ピックアップ103について、詳
細に説明する。図2は、光ピックアップ103の光学系
の構成を示している。この光ピックアップ103は、レ
ーザビーム151を得るための半導体レーザ152と、
この半導体レーザ152より出力されるレーザビーム1
51を発散光より平行光に整形するためのコリメータレ
ンズ153と、3ビームを形成するためのグレーティン
グ(回折格子)154とを有している。グレーティング
154では、0次光によるメインビームBmと、±1次
光による第1、第2のサイドビームBs1,Bs2が形成さ
れる。
【0041】また、光ピックアップ103は、ビームス
プリッタ155と、レーザビームをディスク101の記
録面に照射するための対物レンズ156と、フロントA
PC(Auto Power Control)用のフォトディテクタ157
とを有している。この場合、グレーティング154より
ビームスプリッタ155に入射されるレーザビームは、
その一部が半透膜155aを透過して対物レンズ156
に入射され、他の一部が半透膜155aで反射されてフ
ォトディテクタ157に入射される。また、対物レンズ
156よりビームスプリッタ155に入射されるレーザ
ビームの一部は、半透膜155aで反射され、さらに反
射面155bで反射されて外部に出射される。また、フ
ォトディテクタ157の検出信号SAPCはレーザパワー
のモニタ信号として、記録時や再生時におけるレーザパ
ワーの制御に使用される。
【0042】また、光ピックアップ103は、ビームス
プリッタ155の反射面155bで反射されて外部に出
射されるレーザビームを集光するための集光レンズ15
8と、この集光レンズ158より出射されるレーザビー
ムが入射されるフォトディテクタ160と、集光レンズ
158とフォトディテクタ160との間に配されたマル
チレンズ159とを有している。マルチレンズ159
は、凹レンズおよび円筒レンズの組み合わせで構成され
る。円筒レンズを使用するのは、フォーカスエラー信号
FEを周知のアスティグマ法で得るようにするためであ
る。
【0043】ディスク101上には、図3に示すよう
に、メインビームBmによるメインスポットSPmと、
サイドビームBs1,Bs2によるサイドスポットSPs1,
SPs2とが形成される。この場合、サイドスポットSP
s1,SPs2は、メインスポットSPmに対して、ラジア
ル方向の一の方向および他の方向に、それぞれ所定距離
だけ離れた位置に形成される。
【0044】上述したように、本実施の形態では、3ス
ポット法によるトラッキングエラー信号STEを得るもの
であり、トラックピッチをTpとするとき、サイドスポ
ットSPs1,SPs2は、メインスポットSPmに対し
て、ラジアル方向に、Tp/4(90゜)だけ離れた位
置に形成される。このサイドスポットSPs1,SPs2の
位置調整は、グレーティング154の角度を調整するこ
とで行うことができる。また、フォトディテクタ160
は、図3に示すように、1個の4分割フォトダイオード
部160Mと、2個のフォトダイオード部160S1
160S2とで構成される。
【0045】次に、図2に示す光ピックアップ103の
動作について説明する。半導体レーザ152からの発散
光としてのレーザビーム151は、コリメータレンズ1
53によって平行光に整形され、その後にグレーティン
グ154に入射され、このグレーティング154によっ
て3ビーム(Bm,Bs1,Bs2)が形成される。そし
て、このグレーティング154より出射されるレーザビ
ームはビームスプリッタ155に入射される。このビー
ムスプリッタ155の半透膜155aを透過するレーザ
ビームは、対物レンズ156を介してディスク101の
記録面に照射される。この場合、ディスク101上に
は、図3に示すように、メインビームBmによるスポッ
トSPmと、サイドビームBs1,Bs2によるスポットS
Ps1,SPs2とが形成される。
【0046】また、ディスク101の記録面より反射さ
れるレーザビーム(戻り光)は対物レンズ156を介し
てビームスプリッタ155に入射され、半透膜155a
および反射面155bで順に反射される。そして、この
ビームスプリッタ155より出射されるレーザビーム
は、集光レンズ158およびマルチレンズ159を介し
てフォトディテクタ160に入射される。
【0047】フォトディテクタ160を構成するフォト
ダイオード部160M,160S1,160S2には、図
3に示すように、それぞれ上述したディスク101上に
形成されたスポットSPm,SPs1,SPs2で反射され
たレーザビームによるスポットSPm′,SPs1′,S
Ps2′が形成される。
【0048】ここで、フォトダイオード部160Mを構
成する4個のフォトダイオードDa〜Ddの検出信号を
Sa〜Sdとし、フォトダイオード部160S1を構成
するフォトダイオードDfの検出信号をSfとし、フォ
トダイオード部160S2を構成するフォトダイオード
Deの検出信号をSeとするとき、RFアンプ部105
(図1参照)では、それぞれ以下の演算によって、再生
RF信号SRF、フォーカスエラー信号SFEおよびトラッ
キングエラー信号STEが得られる。すなわち、SRF
(Sa+Sb+Sc+Sd)、SFE=(Sa+Sc)−
(Sb+Sd)、STE=Se−Sfである。
【0049】また、RFアンプ部105では、検出信号
Sa,Sdの加算信号より検出信号Sb,Scの加算信
号が減算されてメインスポットSPmからの反射光によ
るプッシュプル信号が生成され、そしてこのプッシュプ
ル信号からハイパスフィルタによってウォブル信号SWB
が抽出される。
【0050】次に、図1に示すCD−Rドライブ100
の動作を説明する。ホストコンピュータよりシステムコ
ントローラ125にデータライトコマンドが供給される
場合には、データ書き込み(記録)が行われる。この場
合、ホストコンピュータから転送されてきた書き込みデ
ータは、SCSI/バッファコントローラ115よりC
D−ROMエンコード/デコード部112に供給され
る。そして、このCD−ROMエンコード/デコード部
112では、書き込みデータに対して誤り訂正用のパリ
ティの付加処理、スクランブル処理等が行われてCD−
ROMデータが生成される。
【0051】CD−ROMエンコード/デコード部11
2で生成されたCD−ROMデータは、CDエンコード
/デコード部111に供給される。そして、このCDエ
ンコード/デコード部111では、CD−ROMデータ
に対してCIRCによるパリティが付加されると共にE
FMの変調処理が行われてCDデータが生成され、さら
にそのCDデータに対してNRZI変換の処理が施され
て記録データRDが生成される。
【0052】そして、この記録データRDがパルストレ
イン回路107で変換されてレーザドライバ104に供
給される。したがって、光ピックアップ103の半導体
レーザより出力されるレーザビームは、パルストレイン
回路107からのマルチパルス列によってオンオフ変調
され、ディスク101に記録データRDが記録される。
【0053】次に、ホストコンピュータよりシステムコ
ントローラ125にデータリードコマンドが供給される
場合には、データ読み出し(再生)が行われる。光ピッ
クアップ103で再生された再生RF信号SRFはRF信
号処理回路106で波形等化等の処理が施されてCDデ
ータが得られる。そして、このCDデータはCDエンコ
ード/デコード部111に供給される。このCDエンコ
ード/デコート゛部111では、再生データに対してEF
Mの復調処理やCIRCによる誤り訂正処理が行われ
て、CD−ROMデータが得られる。
【0054】CDエンコード/デコード部111で得ら
れたCD−ROMデータは、CD−ROMエンコード/
デコード部112に供給され、デスクランブル処理、誤
り訂正処理等が行われて読み出しデータが得られる。そ
して、この読み出しデータが、SCSI/バッファコン
トローラ115の制御によって、バッファメモリとして
のRAM114を介して、所定のタイミングでホストコ
ンピュータに転送される。
【0055】また、図1に示すCD−Rドライブ100
では、記録中のレーザパワーの制御、すなわちR−OP
Cが行われる。図4は、R−OPCの動作に係る回路部
200を示している。この図4において、図1と対応す
る部分には、同一符号を付して示している。
【0056】この回路部200は、光ピックアップ10
3のフロントAPC用のフォトディテクタ157(図2
参照)で検出された検出信号SAPCが供給されると共
に、コントローラ124よりD/Aコンバータ201を
介して目標レベル信号STAが供給され、これらのレベル
が一致するレーザパワーとなるようにレーザドライバ1
04を制御するAPC(Auto Power Control)回路202
を有している。
【0057】また、回路部200は、RFアンプ部10
5より出力される書き込みRF信号WRFの帯域を制限
し、マルチパルス列に対応した書き込みRF信号WRF
の変動を平滑化するローパスフィルタ203と、このロ
ーパスフィルタ203の出力信号WRF′を、コントロ
ーラ124より供給されるサンプルパルスPsmpによっ
て、記録データRDの所定のパルス幅部分に対応した所
定タイミングでサンプリングしてピットレベル(平均レ
ベル信号)LVPを取得するサンプル/ホールド回路2
04とを有している。サンプル/ホールド回路204で
サンプリングして得られるピットレベルLVPは、D/
Aコンバータ205でディジタル信号に変換されてコン
トローラ124に供給される。
【0058】図5Aは、例えば4T,11Tのパルス幅
部分に対応する書き込みRF信号WRFを示している。
図5Bは、ローパスフィルタ203の出力信号WRF′
を示している。この出力信号WRF′は、マルチパルス
列に対応した書き込みRF信号WRFの変動が平滑化さ
れたものとなっている。図5Cは、4T,11Tのパル
ス幅部分のピットレベルをサンプリングするためのサン
プルパルスPsmpを示している。
【0059】ここで、上述したマルチパルス列に対応し
た書き込みRF信号WRFの変動の周波数は記録速度に
よって変化する。すなわち、記録速度が高くなるほど、
その変動の周波数は高くなる。本実施の形態において
は、コントローラ124による制御で、ローパスフィル
タ203のカットオフ周波数を記録速度に応じて変更
し、記録速度によらずに、マルチパルス列に対応した書
き込みRF信号WRFの変動のみが効率的に平滑化され
るようになされている。
【0060】また、ローパスフィルタ203の出力信号
WRF′に一定となる部分ができるのはある程度パルス
幅が広い部分である。そのため、サンプル/ホールド回
路204には例えば6T以上のパルス幅部分に対応して
サンプルパルスPsmpが供給されてピットレベルのサン
プリングが行われる。また、上述したように、R−OP
Cの趣旨は、ディスク(CD−R)101の内外周での
反射率のばらつき(塗りむら)等に対応してライトパワ
ーを制御することにあるので、サンプル/ホールド回路
204におけるピットレベルのサンプリングは、記録中
に連続して行われる必要はなく、本実施の形態において
は所定の時間間隔をもって行われる。
【0061】次に、R−OPCの動作について説明す
る。書き込みを始める前に、ディスク101のPCA
で、指定された記録速度による試し書きが行われて、最
適なライトパワー(アシンメトリが最適となる値)が求
められる。また最適なライトパワーとしたとき、ローパ
スフィルタ203の出力信号WRF′が、記録データR
Dの所定のパルス幅部分に対応した所定タイミングでサ
ンプリングされて、最適なピットレベルLVPrが求め
られる。なお、ローパスフィルタ203のカットオフ周
波数は、指定された記録速度に対応するように予め変更
されている。
【0062】そして、書き込み開始時には、コントロー
ラ124よりAPC回路202に、上述したように予め
求められた最適なライトパワーに対応した目標レベル信
号S TAを供給し、これにより、ライトパワーが最適なラ
イトパワーとなるように制御される。
【0063】また、書き込み開始後には、所定の時間間
隔をもって、ローパスフィルタ203の出力信号WR
F′が、記録データRDの所定のパルス幅部分に対応し
た所定タイミングでサンプリングされてピットレベルL
VPが求められ、このピットレベルLVPがA/Dコン
バータ205を介してコントローラ124に供給され
る。
【0064】コントローラ124は、このピットレベル
LVPが、上述したように予め求められた最適なピット
レベルLVPrと等しくなるように、APC回路202
に供給する目標レベル信号STAのレベルを修正する。そ
のため、書き込み開始後には、ピットレベルLVPが最
適なピットレベルLVPrとなるように、ライトパワー
が制御される。これにより、ディスク(CD−R)10
1の内外周での反射率のばらつき(塗りむら)、ディス
ク101のスキューにより発生するコマ収差におるスポ
ット強度分布の変化、温度上昇によるレーザ波長の変化
等があっても、ディスク101に、記録データRDを良
好に記録できる。
【0065】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、R−OPCの動作において、書き込みRF信号W
RFをローパスフィルタ203で帯域制限して、この書
き込みRF信号におけるマルチパルス列に対応した変動
を平滑化し、この平滑化された信号WRF′を所定のパ
ルス幅部分に対応した所定タイミングでサンプリングし
てピットレベル(平均レベル信号)LVPを得、このピ
ットレベルLVPが予め求められた最適なピットレベル
LVPrとなるようにライトパワーを制御するものであ
る。
【0066】すなわち、書き込みRF信号WRFをロー
パスフィルタ203で帯域制限してピットレベルLVP
を得る構成としたことで、ピットレベルLVPをマルチ
パルス列の影響を受けることなく安定して得ることがで
き、記録中のライトパワーの制御を安定して行うことが
できる。
【0067】なお、上述実施の形態においては、サンプ
ル/ホールド回路204で、ローパスフィルタ203の
出力信号WRF′を、所定のパルス幅部分に対応した1
回のサンプリングでピットレベルLVPを得るものを示
したが(図5C参照)、所定のパルス幅部分に対応して
複数回のサンプリングを行い、サンプリングされた複数
の信号を平均化してピットレベルLVPを得るようにし
てもよい。これにより、ローパスフィルタ203による
平滑化が不充分であっても、ピットレベルLVPをマル
チパルス列の影響を受けることなく安定して得ることが
できる。
【0068】また、上述実施の形態においては、平均レ
ベル信号としてのピットレベルLVPを得るために書き
込みRF信号WRFをローパスフィルタ203で帯域制
限し、そのローパスフィルタ203の出力信号WRF′
を所定のタイミングでサンプリングするものであった
が、その他の方法で平均レベル信号(ピットレベルLV
P)を得るようにしてもよい。例えば、書き込みRF信
号WRFを高速A/Dコンバータでディジタル信号に変
換し、所定範囲の変換値を平均化してピットレベルLV
Pを得ることが考えられる。
【0069】また、上述実施の形態においては、この発
明をCD−Rドライブ100に適用したものであるが、
この発明は、記録媒体にマルチパルス列を用いた記録、
いわゆるパルストレイン記録を行うその他の光記録装置
にも同様に適用することができる。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体からの戻り
光を検出し、その検出信号の平均レベル信号を求め、そ
のレベルが所定レベルとなるようにレーザパワーを制御
するものであり、パルストレイン記録を行う場合にあっ
ても、記録中のライトパワーの制御を安定して行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのCD−Rドライブの構成を
示すブロック図である。
【図2】光ピックアップの光学系の構成を示す図であ
る。
【図3】ディスク上のスポットとフォトディテクタ上の
スポットとの関係(3スポット法)を示す図である。
【図4】R−OPCの動作に係る回路部を示すブロック
図である。
【図5】実施の形態におけるピットレベルのサンプル動
作を説明するための図である。
【図6】横積みライトストラテジーを用いて記録する場
合を説明するための図である。
【図7】縦積みライトストラテジーを用いて記録する場
合を説明するための図である。
【図8】書き込みRF信号WRFの波形を説明するため
の図である。
【図9】ディスク(メディア)の熱時定数τと書き込み
RF信号WRFの波形との関係を説明するための図であ
る。
【図10】パルストレインライトストラテジーを用いて
記録する場合を説明するための図である。
【図11】ピットレベルのサンプル動作(縦積みライト
ストラテジー)を説明するための図である。
【図12】ピットレベルのサンプル動作(パルストレイ
ンライトストラテジー)を説明するための図である。
【符号の説明】
100・・・CD−Rドライブ、101・・・ディスク
(CD−R)、102・・・スピンドルモータ、103
・・・光ピックアップ、104・・・レーザドライバ、
105・・・RFアンプ部、106・・・RF信号処理
回路、107・・・パルストレイン回路、111・・・
CDエンコード/デコード部、112・・・CD−RO
Mエンコード/デコード部、115・・・SCSI/バ
ッファコントローラ、121・・・フォーカス/トラッ
キングサーボ制御回路、122・・・送りサーボ制御回
路、123・・・スピンドルサーボ制御回路、124・
・・メカニカルコントローラ、125・・・システムコ
ントローラ、131・・・ウォブル処理部、152・・
・半導体レーザ、154・・・グレーティング(回折格
子)、155・・・ビームスプリッタ、156・・・対
物レンズ、160・・・フォトディテクタ、200・・
・R−OPCの動作に係る回路部、202・・・APC
回路、203・・・ローパスフィルタ、204・・・サ
ンプル/ホールド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊井 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 森住 寿雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 BB04 CC01 DD03 DD05 EE02 KK03 5D119 AA23 BA01 BB02 BB03 DA01 EC09 HA31 HA45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録データをマルチパルス列に変換し、
    該マルチパルス列に対応してレーザ光源からレーザビー
    ムを出力し、該レーザビームを記録媒体に照射すること
    で該記録媒体に上記記録データを記録する光記録装置で
    あって、 上記記録媒体からの戻り光を検出する光検出手段と、 上記記録データの所定のパルス幅部分に対応して上記光
    検出手段で検出された検出信号の平均レベル信号を求め
    る平均化手段と、 上記平均化手段で求められた平均レベル信号のレベルが
    所定レベルとなるように上記レーザ光源から出力される
    上記レーザビームのパワーを制御するレーザパワー制御
    手段とを備えることを特徴とする光記録装置。
  2. 【請求項2】 上記平均化手段は、 上記光検出手段で検出された検出信号の帯域を制限する
    ローパスフィルタと、 上記ローパスフィルタの出力信号を、上記所定のパルス
    幅部分に対応した所定タイミングでサンプリングして上
    記平均レベル信号を取得する信号取得手段とを有してな
    ることを特徴とする請求項1に記載の光記録装置。
  3. 【請求項3】 上記ローパスフィルタのカットオフ周波
    数を記録速度に応じて変更する手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項2に記載の光記録装置。
  4. 【請求項4】 上記信号取得手段は、 上記ローパスフィルタの出力信号を、上記所定のパルス
    幅部分に対応した複数のタイミングでサンプリングし、
    該サンプリングされた複数の信号を平均化して上記平均
    レベル信号を取得することを特徴とする請求項2に記載
    の光記録装置。
  5. 【請求項5】 上記平均化手段は、所定の時間間隔をも
    って上記平均レベル信号を求めることを特徴とする請求
    項1に記載の光記録装置。
  6. 【請求項6】 記録データをマルチパルス列に変換し、
    該マルチパルス列に対応してレーザ光源からレーザビー
    ムを出力し、該レーザビームを記録媒体に照射すること
    で該記録媒体に上記記録データを記録する光記録装置に
    おけるレーザパワー制御方法であって、 上記記録媒体からの戻り光の検出信号を得る工程と、 上記記録データの所定のパルス幅部分に対応して上記検
    出信号の平均レベル信号を求める工程と、 上記求められた平均レベル信号のレベルが所定レベルと
    なるように上記レーザ光源から出力される上記レーザビ
    ームのパワーを制御する工程とを備えることを特徴とす
    る光記録装置におけるレーザパワー制御方法。
  7. 【請求項7】 上記平均レベル信号を求める工程では、 上記得られた検出信号の帯域を制限し、該帯域制限され
    た検出信号を上記所定のパルス幅部分に対応した所定タ
    イミングでサンプリングして上記平均レベル信号を取得
    することを特徴とする請求項6に記載の光記録装置にお
    けるレーザパワー制御方法。
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