JP3166322B2 - 再生方法、再生装置 - Google Patents

再生方法、再生装置

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JP3166322B2 JP17888792A JP17888792A JP3166322B2 JP 3166322 B2 JP3166322 B2 JP 3166322B2 JP 17888792 A JP17888792 A JP 17888792A JP 17888792 A JP17888792 A JP 17888792A JP 3166322 B2 JP3166322 B2 JP 3166322B2
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    • G11B7/14Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam specially adapted to record on, or to reproduce from, more than one track simultaneously

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク、光磁気デ
ィスク、情報カード等、記録面に形成されたトラック上
のピットによりデータが記録されている記録媒体に対す
る再生方法及び再生装置に関するものである。(本明細
書において『ピット』とは、ROM情報となる所謂エン
ボスピットや、光磁気ディスクにおける磁界変調ピッ
ト、又はグルーブなど、光反射率又は光反射効果の変化
により情報を表現する全てのものの総称として用いてい
る。)
【0002】
【従来の技術】光記録媒体、例えば一定角速度(CA
V)で回転駆動される光ディスクのピットフォーマット
は、例えば図14に示すようにピット幅とピット長がそ
れぞれ0.5μm、0.86μmであるピット71が、
径方向に1.6μmのピッチとなるトラック上に形成さ
れるものとなっている。これらの寸法は、製造上の制約
や再生レーザビームの記録面でのスポット72のサイズ
等に基づいて設定されている。
【0003】このような記録媒体において記録密度を高
めるためには、トラックピッチを狭くしたり、ピット長
を短くするとともに、隣接トラック上のピットによるク
ロストークが生じないようにレーザビームのスポットサ
イズを小さくすることなどが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レーザビー
ムのスポットサイズはレーザビームの波長に比例し、ま
た対物レンズの開口率(NA:Numerical Aperture)に
反比例するため、短波長のレーザ光源の開発や、NAを
大きくするために高価で大きなレンズが必要となる。実
際上、このような手段で高密度化を実現するには限度が
あり、飛躍的な高密度化は実現困難であるという問題が
あった。
【0005】またそこで、スポットサイズを維持したま
ま、トラックピッチを狭くするとともに、クロストーク
が生じないようにピット幅を狭くして高密度化をはかる
ことも考えられるが、ピット幅を狭くすると、製造上、
歩留まりが低下したり、従来のカッティング装置が使用
できなくなるという問題が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、記録密度を飛躍的に高めることのできる記
録媒体に対する再生方法及び再生装置を提供するもので
ある。
【0007】即ち記録媒体として、記録面に照射される
所定スポットサイズのレーザービームによって少なくと
も2本のトラックが走査されるようにトラックピッチが
設定されているとともに、各トラック上には、そのトラ
ック上の記録データと、先行する隣接トラック上の記録
データを、レーザビームによって走査した際に得られる
RF信号値とプッシュプル信号値の組み合わせ演算によ
り情報が検出できるようにコード化されたデータが記録
され、さらに各トラック上には、ミラー部と、トラック
センタから偏倚した位置に設けられるウォブルピット
と、トラックセンタ上に位置する非ウォブルピットによ
り、記録データが表現されるようになされるようにす
る。
【0008】また、このような記録媒体においては、ト
ラック上の記録データと、先行する隣接トラック上の記
録データを、レーザビームによって走査した際に得られ
るRF信号値とプッシュプル信号値の組み合わせ演算に
おける情報検出の際のしきい値を得るために、ミラー
部、ウォブルピット、及び非ウォブルピットからなる基
準パターン情報が記録されているようにする。記録媒体
に基準パターン情報が設けられていれば、これを走査し
た際の反射光の検出出力から得られるRF信号及びプッ
シュプル信号から、RF信号値を複数段階に分割するし
きい値と、プッシュプル信号値を複数段階に分割するし
きい値を算出でき、データ再生時において反射光の検出
出力から得られたRF信号及びプッシュプル信号は、そ
れぞれ算出された各しきい値によってRF信号値及びプ
ッシュプル信号値が判別できる。従ってこのRF信号値
及びプッシュプル信号値の組み合わせ演算により再生デ
ータを得ることができる。
【0009】さらに、この基準パターン情報の全部又は
一部はトラッキングサーボ情報を得るためのサーボパタ
ーンとして設定されているようにする。例えば隣接する
両トラック間で非ウォブルピットが隣りあう部位と、一
方のトラックに非ウォブルピットが存在し他方のトラッ
クにピットが存在しない部位と、一方のトラックにピッ
トが存在せず他方のトラックに非ウォブルピットが存在
する部位とを、所謂サンプルドサーボ方式によるトラッ
キングエラー情報抽出パターンと設定して記録する。さ
らに、このようなサンプルドサーボ方式によるトラッキ
ングエラー情報抽出パターンをウォブルピットを用いて
設定してもよい。
【0010】そしてこのような記録媒体を再生する本発
明の再生方法としては、各トラック中心線上又は上記各
トラック中心線から所定量偏倚した位置に配置されたピ
ット又はミラー部からの反射光の光量変化を読み取る光
記録媒体の再生方法であって、上記光記録媒体の記録面
に照射される所定のスポットサイズのレーザビームによ
って少なくとも隣接する2本のトラックを走査し、上記
走査によって得られる反射光の光量変化をRF信号とプ
ッシュプル信号とに分離して読み出し、上記RF信号及
び上記プッシュプル信号の各々について、1個以上の所
定の閾値により2以上のグループに分類し、上記RF信
号についてなされたグループ分け数と、上記プッシュプ
ル信号についてなされたグループ分け数との積で表され
るグループ分けの何れに再生信号が属するかを検出する
ことにより信号再生を行うようにするものである。
【0011】また本発明の再生装置は、上記光記録媒体
の記録面に照射される所定のスポットサイズのレーザビ
ームによって少なくとも隣接する2本のトラックを走査
するようにした再生ヘッド手段と、上記再生ヘッド手段
の走査によって得られる反射光よりRF信号を検出する
RF信号検出手段と、上記再生ヘッド手段の走査によっ
て得られる反射光よりプッシュプル信号を検出するプッ
シュプル信号検出手段と、上記RF信号について、1個
以上の所定の閾値により2以上のグループに分類するR
F信号分類手段と、上記プッシュプル信号について、1
個以上の所定の閾値により2以上のグループに分類する
プッシュプル信号分類手段と、上記RF信号分類手段か
らの出力と上記プッシュプル信号分類手段からの出力と
に基づいて再生信号を検出する再生信号演算手段とを備
えるようにする。
【0012】また、基準パターン情報として非ウォブル
ピットによってなるトラッキングサーボパターンが含ま
れていれば、そのサーボパターンを走査した際の反射光
の検出出力から得られるトラッキングサーボ情報から、
2本の隣接トラックの中央位置にレーザスポット中心が
照射されるようにトラッキング制御を行なうことができ
る。さらに、基準パターン情報としてウォブルピットに
よってなるトラッキングサーボパターンが含まれていれ
ば、そのサーボパターンを走査した際の反射光の検出出
力から得られるトラッキングサーボ情報から、2本の隣
接トラックの中央位置より隣接トラック方向に偏倚した
位置にレーザスポット中心が照射されるようにトラッキ
ング制御を行なうことができる。そして本発明の再生方
法及び再生装置では、RF信号をサーボピット位置でサ
ンプリングして得られる少なくとも3相以上の信号の所
定の2相の差分を求め、これらの差分信号を周期的に切
換選択してトラッキングエラー信号を得るようにする。
【0013】
【作用】1トラックにつき、ミラー部、非ウォブルピッ
ト、及びウォブルピット(+方向に偏倚したウォブルピ
ットと−方向に偏倚したウォブルピット)というように
例えば4つの情報を設定し、さらに2トラックを同時に
走査した際のRF信号値とプッシュプル信号値に対して
マトリクス演算を行なえば、1再生クロックにつき16
値のデータ表現が可能となる。また、RF信号値とプッ
シュプル信号値のレベル判別のためのしきい値は、例え
ば基準パターン情報を記録媒体に付加しておくことで媒
体に応じて算出できる。さらに、基準パターン情報の一
部をサンプルドサーボ方式におけるトラッキングサーボ
情報として利用することもでき、特にウォブルピットを
用いることで、いわゆる通常の再生走査におけるトラッ
キング状態よりずれた位置にトラッキング制御を行なう
ことも可能となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。まず、実施例の記録媒体として光ディス
ク(ROMディスク)における記録ピット形態を図1,
図2で説明する。
【0015】図1(a)において12は記録再生装置に
よって光ディスクの記録面上に照射されるビームスポッ
ト、11はエンボスピットを模式的に示したものであ
る。この光ディスクはビームスポット12のスポット径
に対して、2本の隣接するトラック#n,#n+1が同
時に走査されるようにトラックピッチが設定されてお
り、しかも、各トラックにおいては、ピット11として
トラックセンタ上に位置するピット(非ウォブルピット
(A))、トラックセンタより+α方向に偏倚して位置
するピット(ウォブルピット(B))、トラックセンタ
より−α方向に偏倚して位置するピット(ウォブルピッ
ト(C))が設けられ、さらにピット11が形成されな
いミラー部(M)が設けられることによって、4値の情
報が表現されている。
【0016】この4値の情報それぞれをA,B,C,M
として示すと、図1(b)のように、トラック#nには
情報A1 ,B1 ,C1 ,M1 、トラック#n+1には情
報A2 ,B2 ,C2 ,M2 が存在し、つまり、ビームス
ポット12がトラック#nとトラック#n+1を同時に
走査されるようにすることによって、情報A1 ,B1
1 ,M1 と情報A2 ,B2 ,C2 ,M2 の組み合わせ
による16種類のデータ表現(パターンP1 〜P16)が
可能となる。
【0017】従って、この光ディスクのトラックに記録
すべきデータは先行トラックのデータ種別(A,B,
C,M)に応じて4値に変調されることによってパター
ンP1〜P16による16値のデータが再生される。例え
ば図2(a)のようにトラック#1,#2,#3,#4
にピット11が形成されているとし、ピット11はピッ
ト幅0.5μm、ピット長0.86μmとする。またト
ラックピッチは、走査されるビームスポット12のサイ
ズ(直径)が1.5〜1,6μmとしたときに、その略
1/2である0.8μmに設定されている。
【0018】ビームスポット12による再生走査は各隣
接トラックの中間位置にトラッキング制御されて実行さ
れ、従って走査R1 によってトラック#1と#2の情報
が読み取られ、同様に走査R2 によってトラック#2と
#3の情報が読み取られ、走査R3 によってトラック#
3と#4の情報が読み取られていくようになされる。
【0019】各トラック#1〜#4に表現された情報を
上記A,B,C,Mで示したものが図2(b)である。
そして、走査R1 ,R2 ,R3 により、図2(b)の情
報の組み合わせとして図2(c)のようにパターンP1
〜P16の16値が抽出されることになる。例えば走査R
1 により得られるトラック#1、#2の情報(A、B)
はパターンP2 、情報(M、M)はパターンP16として
再生されていく。かくして、この光ディスクの記憶容量
は、単にピットの有無で『1』『0』の2値を表現する
従来の光ディスクより飛躍的に増大したものとなる。
【0020】なお、A,B,C,Mの情報は、それぞれ
記録データの『11』『10』『01』『00』に対応
させるようにするか、又は、隣接するペアのトラックに
よって(つまりパターンP1 〜P16)に4ビットデータ
を対対応させてA,B,C,Mによる記録データを生成
すればよい。
【0021】図3により実施例の如くトラック上にA,
B,C,Mのデータ表現をなす光ディスクの記録方式
(カッティング方式)について説明する。例えば再生専
用型光ディスクの製造プロセスは、大別すると、いわゆ
る原盤工程(マスタリングプロセス)と、ディスク化工
程(レプリケーションプロセス)に分けられる。原盤工
程はディスク化工程で用いる金属原盤(スタンパー)を
完成するまでのプロセスであり、ディスク化工程はスタ
ンパーを用いて、その複製である光ディスクを大量生産
するプロセスである。
【0022】具体的には、原盤工程は、研磨した硝子基
板にフォトレジストを塗布し、この感光膜にレーザビー
ムによる露光によってデータを記録する、所謂カッティ
ングを行なう。なお、この記録されるべきデータは予め
準備する必要があり、この準備工程はプリマスタリング
と呼ばれる。そしてカッティングが終了すると、現像等
の所定の処理を行なった後、例えば電鋳によって金属表
面上への情報の転送を行ない、光ディスクの複製を行な
うのに必要なスタンパーを作成する。
【0023】次に、このスタンパーを用いて例えばイン
ジェクション法等によって、樹脂基板上に情報を転写
し、その上に反射膜を生成した後、必要なディスク形態
に加工する等の処理を行なって、最終製品を完成する。
従って、本発明にかかる記録媒体の記録方法は、上述の
プリマスタリング及びカッティングに適用されることに
なる。
【0024】カッティング装置は、例えば図3に示すよ
うに、フォトレジストされた硝子基板41にレーザービ
ームを照射してカッティングを行なう光学部40と、硝
子基板41を回転駆動する駆動部50と、入力データを
記録データに変換するとともに、光学部40及び駆動部
50を制御する信号処理部60とから構成される。
【0025】光学部40には、例えばHe−Cdレーザ
からなるレーザ光源42と、このレーザ光源42からの
出射光を記録データに基づいて変調(オン/オフ)する
音響光学型の光変調器43A(AOM)と、さらにレー
ザ光源42からの出射光を記録データに基づいて偏向す
る音響光学型の光偏向器43B(AOD)と、光偏向器
43Bからの変調ビームの光軸を曲げるプリズム44
と、プリズム44で反射された変調ビームを集光して硝
子基板41のフォトレジスト面に照射する対物レンズ4
5が設けられている。
【0026】また、駆動部50は、硝子基板41を回転
駆動するモータ51と、モータ51の回転速度を検出す
るためのFGパルスを発生するFG52と、硝子基板4
1をその半径方向にスライドさせるためのスライドモー
タ53と、モータ51、スライドモータ53の回転速度
や、対物レンズ45のトラッキング等を制御するサーボ
コントローラ54とから構成される。
【0027】さらに信号処理部60は、例えばコンピュ
ータからのソースデータに例えばエラー訂正符合等を付
加して入力データを形成するフォーマティング回路61
と、このフォーマティング回路61からの入力データに
所定の演算処理を施して記録データを形成する論理演算
回路62と、論理演算回路62からの記録データに基づ
いて、光変調器43A及び光偏向器43Bを駆動する駆
動回路63と、論理演算回路62等にクロックを供給す
るクロック発生器64と、供給されたクロックに基づい
て、サーボコントローラ54等を制御するシステムコン
トローラ65とから構成されている。
【0028】そして、このカッティング装置では、カッ
ティングの際、サーボコントローラ54は、モータ51
によって硝子基板41を一定角速度で回転駆動するとと
もに、スライドモータ53によって硝子基板41を回転
させたまま例えば1回転当たり0.8μmとなるように
(つまりトラックピッチが0.8μmとなるように)ス
ライドさせる。同時に、レーザ光源42からの出射光は
光変調器43A、光偏向器43Bを介して記録データに
基づく変調ビームとされて対物レンズ45から硝子基板
41のフォトレジスト面に照射されていき、その結果、
フォトレジストが記録データに基づいて感光される。
【0029】一方、フォーマティング回路61によって
エラー訂正符合等が付加された入力データは、論理演算
回路62に供給され記録データが形成される。即ち、論
理演算回路62は少なくとも1トラック分の記録データ
を記憶する容量を有するメモリを内蔵し、先行トラック
に記録されたデータ(A,B,C,Mの4値データ)を
記憶するとともに、この記憶された記録データと入力デ
ータについて所定の論理演算を施し、次のトラックに記
録すべき記録データ(A,B,C,Mの4値データ)を
形成する。
【0030】そして、この記録データは駆動回路63に
供給され、駆動回路63は、記録データがA又はB又は
Cとされたビットタイミングで光変調器をオン状態に制
御し、また記録データがMとされたビットタイミングで
光変調器をオフ状態に駆動制御する。さらに、駆動回路
63は、記録データがB又はCとされたビットタイミン
グで光偏向器による偏向方向を+α方向又は−α方向
なるように駆動制御する。
【0031】この結果、硝子基板41上に4値の記録デ
ータに基づいて、トラックセンタ上のピットに対応する
露光部、+α及び−αの偏倚量のウォブルピットに対応
する露光部、及びミラー部となる非露光部が形成され
る。その後、現像、電鋳等を行ないスタンパーが生成さ
れ、スタンパーを用いて実施例の光ディスクが生産され
る。
【0032】次にこの実施例の光ディスクからデータを
再生する方法について説明する。この光ディスクから
は、2トラックの同時走査によって得られる回折光情報
から上記図1に示したパターンP1 〜P16の情報を正確
に抽出しなければならない。
【0033】まず、再生装置の構成を図4、図5に示
す。図4において21は光ディスク1にレーザビームを
照射する半導体レーザによるレーザ光源であり、出力さ
れたレーザビームはコリメータレンズ22で平行光とさ
れた後、ハーフミラーで構成されるビームスプリッタ2
4、対物レンズ23を介して光ディスク1の記録面に照
射される。上述のとおり、ビームスポット径が1.6μ
mに対して光ディスク1上のトラックピッチが0.8μ
mであるため、隣接する2トラックが同時に走査される
ことになる。
【0034】光ディスク1からの反射光はビームスプリ
ッタ24によって分離され、例えばシリンドリカルレン
ズ等から構成される集光レンズ26を介して、反射光の
光量を検出するディテクタ25に導かれる。ディテクタ
25の受光量に応じた出力は演算/増幅部27に供給さ
れ、演算/増幅部27から出力されたRF信号及びプッ
シュプル信号は信号判別回路31に供給され、16値の
データ再生がなされる。また、演算/増幅部27におい
てフォーカスエラー信号として例えば非点収差情報が算
出され、また、後述するサンプルドサーボ方式のトラッ
キングエラー信号が抽出されて、これらのサーボ情報は
サーボコントローラ33に供給される。
【0035】また、32は演算/増幅部27において得
られたRF信号からクロックを再生するPLL回路であ
り、PLL回路32から出力されたクロックはシステム
コントローラ34に供給され、システムコントローラ3
4はクロックに基づいてサーボコントローラ33、信号
判別回路31等の動作制御を行なう。
【0036】サーボコントローラ33は上記サーボエラ
ー信号やシステムコントローラからのトラックジャン
プ、スピンドル回転指令情報等に基づいて対物レンズ2
3をトラッキング方向およびフォーカス方向に駆動可能
に保持する2軸機構や光学ヘッド全体をディスク半径方
向に送るスレッド機構を駆動させ、またスピンドルモー
タ35をCAV回転駆動させる。
【0037】16値データ及びトラッキングエラー信号
の抽出のための要部の構成を図5に示す。ディテクタ2
5は4つの受光エリア25a〜25dを有する所謂4分
割ディテクタとされ、受光エリア25a,25dからの
出力SA ,SD は加算器27aで加算される(SA +S
D =I1 とする)。また、受光エリア25b,25cか
らの出力SB ,SC は加算器27bで加算される(SB
+SC =I2 とする)。そして、加算器27cにより信
号I1 +I2 (和信号)がRF信号として出力され、ま
た減算器27dにより信号I1 −I2 (差信号)がプッ
シュプル信号として出力される。
【0038】このRF信号(I1 +I2 )及びプッシュ
プル信号(I1 −I2 )は信号判別回路31に供給さ
れ、A/D変換器31a,31bでデジタルデータとさ
れた後、16値化回路31cに入力されて、RF信号値
とプッシュプル信号値のマトリクス演算により、上述し
た16値(パターンP1 〜P16)が判別されることにな
る。
【0039】なお、加算器27cの出力であるRF信号
はサンプルホールド回路27eによって所定タイミング
でサンプルされ、トラッキングエラー生成回路27fに
供給される。つまりトラッキングエラー生成回路27f
は後述するサンプルドサーボピットの再生タイミングに
よるRF信号からトラッキングエラー信号を生成する。
また、加算器27cの出力であるRF信号はサンプルホ
ールド回路27gによって所定タイミングでサンプルさ
れ、クロック情報としてPLL回路32に供給される。
【0040】このような構成の再生系における、16値
化回路31cによるデータ抽出方式を説明する。図6に
示すように、再生ビームスポット12に対し、トラック
#n上にミラー部M1 及びピットA1 ,B1 ,C1 が存
在し、またトラック#n+1上にミラー部M2 及びピッ
トA2 ,B2 ,C2 が存在するとすると、ディテクタ2
5の受光エリア25a、25dによって得られる回折レ
ベル即ちI1 レベルと、ディテクタ25の受光エリア2
5b、25cによって得られる回折レベル即ちI2 レベ
ルは、同図に示されるように、それぞれ、0、α、2
α、3αと対応することになる。このI1 とI2 の回折
レベルをパターンP1 〜P16についてそれぞれ示すと図
1(c)のようになる。
【0041】そして、RF信号はI1 +I2 で得られる
ため、RF信号としての回折レベルは図1(d)のよう
にパターンP1 〜P16に応じて0〜−6までのレベル分
布を有することになり、一方、I1 −I2 で得られるプ
ッシュプル信号は図1(e)のようにパターンP1 〜P
16に応じて−3〜+3までのレベル分布を示すことにな
る。
【0042】これをRF信号(変調度)及びプッシュプ
ル信号について示したものが図7(a)(b)である。
なお、図7(a)(b)では、縦軸として0.0をミラ
ーレベルとして算出される値としている。また横軸とな
るビームポジションとは、図8に示すようにピット中心
を0.0地点として、再生走査方向にレーザビーム12
が移動した位置を示している。従って、ビームポジショ
ン0.0地点に相当する再生クロックによってデータ抽
出を行なうことにより、RF信号として0〜−0.65
程度までのレベル範囲で情報が抽出され、またプッシュ
プル信号として−0.3〜+0.3程度までのレベル範
囲で情報が抽出される。
【0043】このようにRF信号とプッシュプル信号の
いづれもが7種類の区分でレベル判定可能であり、しか
も、パターンP1 〜P16のそれぞれは、図9のようにR
F信号とプッシュプル信号のレベル区分に応じた情報マ
ップ上に独立して位置することになるため、この情報マ
ップが16値化回路31c内に保持されていることによ
り、デジタルデータ化されて入力されたRF信号の値と
プッシュプル信号の値から、再生走査されたのはパター
ンP1 〜P16のいづれであるかを容易に判別できること
になる。
【0044】例えば、RF信号値が−0.2(つまり情
報マップにおける2)、プッシュプル信号値が0.0
(情報マップにおける0)であったとしたら、パターン
7 と判別され、トラック#nは+αのウォブルピット
による情報B、トラック#n+1は−αのウォブルピッ
トによる情報Cであるとしてデータ再生される。
【0045】ところで、図9のような情報マップを16
値化回路31c内に記憶しておくことにより、上述のよ
うにRF信号値とプッシュプル信号値からパターンP1
〜P16の判別が可能となるが、このためには図9に示す
ようにRF信号値を0〜6のレベルに判別するためのス
レッショルド値SLR1〜SLR6が必要になり、またプッ
シュプル信号値を−3〜+3のレベルに判別するための
スレッショルド値SLP1〜SLP6が必要になる。
【0046】各種光ディスク毎に反射率が常に一定であ
れば、また光ディスクにおいて符合間干渉が認められな
ければスレッショルド値SLR1〜SLR6及びSLP1〜S
P6は予め実験データ等に基づいて記憶させておけばよ
いが、実際には、符合間干渉等により、A,B,C,M
の情報に基づくRF信号値及びプッシュプル信号値は変
動することが考えられる。
【0047】そこで、光ディスク1上に所定周期の所定
エリアに(例えばサンプルドサーボ方式におけるサーボ
エリアに)、図1(a)に示した16パターンの情報を
そのままリファレンス情報として予め記録しておき、再
生時においては、このリファレンス情報における各パタ
ーンを再生した際に得られるRF信号値及びプッシュプ
ル信号値から、最適なスレッショルド値SLR1〜SLR6
及びSLP1〜SLP6を算出し、16値化回路31c内に
記憶するようにする。これによって正確な16値判別が
可能となる。
【0048】さらにこのリファレンス情報を所謂サンプ
ルドサーボ方式におけるサーボエリア(トラックを分割
するセクター内の各セグメントの先頭エリア)に記録し
ておくことで、トラッキングサーボ情報を得ることがで
きる。ビームスポット12は隣接するペアのトラックの
中間位置にトラッキング制御されることになるが、この
とき、図1(a)におけるパターンP1 、パターンP
4 、及びパターンP13(全てA情報となる非ウォブルピ
ット11)の再生タイミングでサンプリングされたRF
信号の値により、所謂スリーフェイズトラッキング制御
が実現される。
【0049】以下、本実施例におけるスリーフェイズト
ラッキング制御について説明する。図10はサーボエリ
アSAに(例えばリファレンス情報の一部として、もし
くはリファレンス情報とは別に)記録されるパターンP
1 、パターンP4 、及びパターンP13(サーボピット1
1S)を、トラック#Ai〜#Ci+1について示した
ものである。
【0050】トラック#Aiと#Biのペアについて
は、ポジションPSA にパターンP1、ポジションPSB
にパターンP13、ポジションPSC にパターンP4
配置され、また、トラック#Biと#Ciのペアについ
ては、ポジションPSA にパターンP4 、ポジションP
B にパターンP1 、ポジションPSC にパターンP13
が配置され、さらに、トラック#Ciと#Ai+1のペ
アについては、ポジションPSA にパターンP13、ポジ
ションPSB にパターンP4 、ポジションPSCにパタ
ーンP1 が配置され、以下のトラックについても、同様
にサーボピット11Sが形成される。なお、DAはサー
ボエリアSAに続いて設けられるデータエリアを示す。
【0051】前記した図5の構成により再生走査によっ
てRF信号が抽出されると、そのRF信号はサンプルホ
ールド回路27e及びサンプルホールド回路27gにも
供給される。サンプルホールド回路27gにおいては例
えばポジションPSA の再生タイミングでRF信号をン
プリングし、これをクロック情報としてPLL回路32
に供給する。
【0052】一方、PLL回路32によって再生された
クロックに基づいて、ポジションPSA ,PSB ,PS
C のタイミングのサンプリングクロックが生成され、サ
ンプルホールド回路27eに供給される。サンプルホー
ルド回路27eは供給されたサンプリングクロックを用
いてRF信号をサンプリングし、図12(a)のように
得られる互いに位相が異なる3相信号RFA,RFB,
RFCをトラッキングエラー生成回路27fに供給す
る。
【0053】トラッキングエラー信号生成回路27fは
例えば図11に示すように、サンプルホールド回路27
eからのRF信号RFA,RFB,RFCの互いの差分
を求める差動増幅器80a,80b,80cと、差動増
幅器80a,80b,80cの各出力を切り換え選択す
るマルチプレクサ81と、差動増幅器80a,80b,
80cの各出力の極性を検出するコンパレータ82a,
82b,82cと、コンパレータ82a,82b,82
cの出力に対する所定の論理演算により、マルチプレク
サ81を制御する論理演算回路83から成る。
【0054】そして、差動増幅器80aは、例えば図1
2(b)に破線で示すようにRF信号RFCからRF信
号RFBを減算してトラッキングエラー信号TRAを生
成し、差動増幅器80bは、RF信号RFAからRF信
号RFCを減算してトラッキングエラー信号TRBを生
成し、差動増幅器80cは、RF信号RFBからRF信
号RFAを減算してトラッキングエラー信号TRCを生
成する。従って、これらのトラッキングエラー信号TR
A,TRB,TRCは、正弦波であって互いに位相が1
20°異なるとともに、RF信号RFA,RFB,RF
Cに対してそれぞれ位相が90°進んだ信号となる。各
トラックTRA,TRB,TRCはマルチプレクサ81
及びコンパレータ82a,82b,82cに供給され
る。
【0055】コンパレータ82a,82b,82cはそ
れぞれ、例えば図12(c)のように、トラッキングエ
ラー信号TRA,TRB,TRCの極性を検出し例えば
正レベルで『1』となる極性信号PA,PB,PCを形
成し、これらを論理演算回路83に供給する。論理演算
回路83は、下記(式1)〜(式3)に基づいて、例え
ば図12(d)のように互いに位相が120°異なる制
御信号CA,CB,CCを算出する。そして、制御信号
CAが『1』のときトラッキングエラー信号TRAが選
択され、制御信号CBが『1』のときトラッキングエラ
ー信号TRBが選択され、制御信号CCが『1』のとき
トラッキングエラー信号TRCが選択されるようにマル
チプレクサ81を制御する。
【0056】 CA=PC∧INV(PB)・・・・式1 CB=PA∧INV(PC)・・・・式2 CC=PB∧INV(PA)・・・・式3 なお、式1〜式3において、記号『∧』、『INV(
)』は、それぞれ論理積、負論理を意味する。
【0057】かくして、マルチプレクサ81は図12
(b)の実線で示すように、互いに位相が異なる3相の
トラッキングエラー信号TRA,TRB,TRCを周期
的に切り換えたトラッキングエラー信号を出力する。こ
のトラッキングエラー信号はサーボループにおける位相
補償処理がされた後、光学ヘッドに供給され、2軸機構
によって対物レンズ23が光ディスク1の半径方向に、
トラッキングエラー信号が0となるように移動される。
このようなトラッキングサーボ制御により、隣接するペ
アトラックの中間位置がトラッキングセンタとされ、再
生走査がなされ、これによって上述のとおり、ペアトラ
ックによる16値のパターン情報が読み取られる。
【0058】ところで、本実施例のようにウォブルピッ
ト11が情報B又は情報Cとして設けられている場合、
これらを用いて所謂デトラックトラッキングを行なうこ
とが可能となる。即ち、図13に示すように、上記した
非ウォブルピットによるサーボピット11Sをリファレ
ンス情報の一部又はリファレンス情報とは別個に設定す
る他、このサーボエリアSA内にウォブルピットによる
サーボピット11Sw+,11Sw−を設定する。
【0059】つまり、情報Bとなる+α偏倚のウォブル
ピットによるパターンP6 ,P8 ,P14を用いて、ポジ
ションPSA+,PSB+,PSC+にサーボピット11Sw
+を設け、また、情報Cとなる−α偏倚のウォブルピッ
トによるパターンP11,P12,P15を用いて、ポジショ
ンPSA-,PSB-,PSC-にサーボピット11Sw−を
設ける。
【0060】すると、ポジションPSA+,PSB+,PS
C+のサーボピット11Sw+によるRF信号から上述の
ようにトラッキングエラー信号を生成すれば、一点鎖線
で示す本来のトラッキングセンタより+αだけずれたト
ラッキング制御がなされることになる。さらに、ポジシ
ョンPSA-,PSB-,PSC-のサーボピット11Sw−
によるRF信号から上述のようにトラッキングエラー信
号を生成すれば、本来のトラッキングセンタより−αだ
けずれたトラッキング制御がなされることになる。
【0061】このデトラックトラッキングを実行するこ
とにより、例えばクロストークの影響などに対しても1
6値データの弁別能を向上させることができる。つま
り、ベリファイ動作に用いることができる。例えば或る
ペアのトラックを再生した際に得られたデータについて
パターンP1 であるかP3 であるか判定しづらかったと
する。
【0062】ここで、+αデトラック状態として再生す
ることにより、実際のパターンP1(A1 ,A2 )は、
情報Aが情報Cとして読まれてしまうため、パターンP
11(C1 ,C2 )として判別される。また、実際のパタ
ーンP3 (A1 ,C2 )は、情報Aが情報Cとして読ま
れ、情報Cが情報Mとして読まれててしまうため、パタ
ーンP12(C1 ,M2 )として判別される。
【0063】さらに、−αデトラック状態として再生す
ることにより、実際のパターンP1(A1 ,A2 )は、
情報Aが情報Bとして読まれてしまうため、パターンP
6 (B1 ,B2 )として判別される。また、実際のパタ
ーンP3 (A1 ,C2 )は、情報Aが情報Bとして読ま
れ、情報Cが情報Aとして読まれててしまうため、パタ
ーンP5 (B1 ,A2 )として判別されることになる。
【0064】つまり、通常のトラッキングによる再生に
よってパターンP1 かP3 かが判別できなかったとき、
又は正確性の薄い場合は、+α及び−αのデトラック状
態として再生を行ない、+αデトラック再生でパターン
12、−αデトラック再生でパターンP5 とされた場合
は、そのデータはパターンP3 であると判別できる。同
様に、+αデトラック再生でパターンP11、−αデトラ
ック再生でパターンP6 とされた場合は、そのデータは
パターンP1 であると判別できる。
【0065】このように、+αデトラック再生による図
9のような情報マップ、及び−αデトラック再生による
情報マップを用いてデータ判別することにより、冗長度
は向上され、例えばクロストークの影響もキャンセルで
きる。
【0066】なお、フォーカス状態について、適正なフ
ォーカス状態を0として±αF デフォーカス状態を考え
ても、同様にベリファイ動作に適用できる。例えばデフ
ォーカス状態でもパターンP1 ,P7 ,P16,P10のプ
ッシュプル信号は変わらないが、変調度は下がる場合
(パターンP10はレベル6→5となる)や上がる場合
(パターンP7 はレベル2→3となる)が生じ、つまり
+αF 及び−αF デフォーカスにより情報マップが形成
できるため、これを上記と同様に用いることができる。
【0067】ところで、本実施例において再生走査は前
記図2(a)にR1 ,R2 ・・・ として示したようにな
り、1本のトラックは必ず2度再生走査されることにな
る。従ってクロストークの影響が考えられる場合は、前
の走査により得られるデータを参照してベリファイ動作
を行なうこともできる。
【0068】例えば図2のトラック#2について考える
と、16値化回路31cでは走査R1 によって得られる
トラック#2の4値の再生情報を一時的に記憶しておき
走査R2 によって得られるトラック#2の4値の再生情
報が入力されたら、これを記憶しておいた走査R1 によ
る再生情報と比較し、一致確認し、トラック#2の再生
情報を完全に決定する。
【0069】また、同様に走査R2 によって得られるト
ラック#3の再生情報と、走査R3によって得られるト
ラック#3の再生情報とから、トラック#3の再生情報
を決定する。そして、このように記憶データが正しく抽
出されたことを確認した後、情報マップに基づいて16
値のデータを再生する。このようなベリファイ動作を行
なうことで、データ再生エラーを軽減又は解消すること
ができる。
【0070】さらに、このベリファイ動作に、さらに上
述した±αデトラック走査による再生情報を付加してベ
リファイ動作を行なうことも考えられる。例えばトラッ
ク#2について、走査R1 を+αデトラックさせること
により(上記した+αデトラックの情報マップを用い
て)、トラック#3によるクロストークの影響を軽減さ
せることができ、また、走査R2 を−αデトラックさせ
ることにより(上記した−αデトラックの情報マップを
用いて)、トラック#1によるクロストークの影響を軽
減させることができる。
【0071】このようなベリファイ動作によりクロスト
ークをキャンセルしてデータ再生を行なうことが可能と
なるため、実質的に±α分だけトラックピッチを狭く設
定することも可能となる。即ち、ディスク回転数に余裕
があり、デトラックトラッキングを加えた2度読みが可
能な場合は、更なる高密度記録が実現される。
【0072】ところで、以上説明してきた実施例では、
ウォブルピットとして±αの偏倚量を持つものを設定し
た場合について説明してきたが、S/Nが良好な場合に
は、±αのウォブルピットに加えてさらに±β、±γの
偏倚量のウォブルピットを設定してもよい。例えばこの
場合、トラック上に表現される情報としては、非ウォブ
ルピット(上記情報A)、±αのウォブルピット(上記
情報B,C)、ミラー部Mに加えて、±βのウォブルピ
ット(情報D,E)、±γのウォブルピット(上記情報
F,G)という8値となる。
【0073】これによって、隣接するペアトラックで6
4パターンのデータが記録されることになり、1ビット
タイミングにつき64値のデータが再生可能となる。こ
の場合、ピット長を0.8μmとしても実質的に0.0125
μm/bit 相当の高密度化(現状のCDの32倍)が実
現される。
【0074】なお、実施例では2本のトラックをペアと
してパターンを表現するようにしたが、3本以上のトラ
ックを同時にビームスポットによって照射するようにト
ラックピッチ及びスポットサイズ等を設定し、各トラッ
クには、入力データと先行する2本以上のトラックにお
ける記録データとの論理演算によって記録データが生成
されるようにしてもよい。
【0075】ところで、再生走査については、図2のR
1 ,R2 ,R3 ・・・・のように各隣接トラック間を走査し
ていく他、例えばR1 ,R3 ・・・・というように、1つの
トラックは1度しか走査されないようにすることも考え
られる。
【0076】また、実施例ではピット形態により情報が
記録される場合を示したが、所謂グルーブにより情報が
表現されるものについても適用できる。つまり、オント
ラックグルーブと±α等の偏倚量を持つウォブリンググ
ルーブを用いて3値以上を表現するようにする。また、
記録媒体としても、所謂光ディスクに限定されず、カー
ド状記録媒体等にも本発明は適用できる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録媒体
として、レーザービームによって少なくとも2本のトラ
ックが走査されるようにトラックピッチが設定されてい
るとともに、各トラック上には、そのトラック上の記録
データと、先行する隣接トラック上の記録データを、レ
ーザビームによって走査した際に得られるRF信号値と
プッシュプル信号値の組み合わせ演算により情報が検出
できるようにコード化されたデータが記録され、さらに
各トラック上には、ミラー部と、トラックセンタから偏
倚した位置に設けられるウォブルピットと、トラックセ
ンタ上に位置する非ウォブルピットにより、記録データ
が表現されるようにしたため、1再生ビットタイミング
について例えば16値という多値のデータ表現(或はそ
れ以上の多値データ表現)が可能となり、レーザ波長の
短波長化等を行なわなくても飛躍的な高密度化が達成さ
れるという効果がある。もちろん転送レートの向上も著
しい。
【0078】また、プッシュプル信号のDC成分(オフ
セット)が、多値レベルになるため(つまり差動である
ことから)S/Nの良いデータ検出が可能になり、例え
ば反射率変動による影響も受けにくいという利点もあ
る。
【0079】さらに、例えば実施例のように16値のリ
ファレンス情報として、データ検出のための基準パター
ン情報を記録しておくことにより、再生データ抽出動作
の信頼性が増し、さらにこの基準パターン情報をサーボ
バイトに付加しておけば、各セグメント単位でリファレ
ンスチェックが可能となり、デトラックやスキュー歪に
対する補正動作だけでなく、さらに、トラッキング及び
デトラックトラッキングのためのサーボピットとして利
用できるという効果もある。特にデトラックトラッキン
グを利用してベリファイ動作を行なうことも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体及びその再生方法の説明図で
ある。
【図2】実施例の記録媒体への再生走査及び再生データ
の説明図である。
【図3】実施例の記録媒体のカッティングシステムのブ
ロック図である。
【図4】実施例の記録媒体に対する再生装置のブロック
図である。
【図5】実施例の記録媒体に対する再生装置の要部のブ
ロック図である。
【図6】実施例における非ウォブルピット、ウォブルピ
ット、及びミラー部による回折レベルの説明図である。
【図7】実施例の再生方法におけるRF信号値及びプッ
シュプル信号値の説明図である。
【図8】図7のデータに対応するビームポジションの説
明図である。
【図9】実施例の再生方法における16値判別の情報マ
ップの説明図である。
【図10】実施例のリファレンス情報を利用したサーボ
エリアの説明図である。
【図11】実施例のトラッキングサーボ信号生成回路の
ブロック図である。
【図12】実施例のトラッキングサーボ信号生成動作の
説明図である。
【図13】実施例のリファレンス情報を利用しデトラッ
クトラッキングを可能とするサーボエリアの説明図であ
る。
【図14】従来の光ディスクの再生方式の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光ディスク 11 ピット 11S,11Sw+,11Sw− サーボピット 12 ビームスポット 25 ディテクタ 27 演算/増幅部 27f トラッキングエラー信号生成回路 31 信号判別回路 31c 16値化回路 32 PLL回路 33 サーボコントローラ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各トラック中心線上又は上記各トラック
    中心線から所定量偏倚した位置に配置されたピット又は
    ミラー部からの反射光の光量変化を読み取る光記録媒体
    の再生方法において、 上記光記録媒体の記録面に照射される所定のスポットサ
    イズのレーザビームによって少なくとも隣接する2本の
    トラックを走査し、 上記走査によって得られる反射光の光量変化をRF信号
    とプッシュプル信号とに分離して読み出し、 上記RF信号及び上記プッシュプル信号の各々につい
    て、1個以上の所定の閾値により2以上のグループに分
    類し、 上記RF信号についてなされたグループ分けと、上記プ
    ッシュプル信号についてなされたグループ分けとの組み
    合わせで表されるグループ分けの何れに再生信号が属す
    るかを検出することにより信号再生を行うことを特徴と
    する再生方法。
  2. 【請求項2】 上記RF信号をサーボピット位置でサン
    プリングして得られる少なくとも3相以上の信号の所定
    2相の差分を求め、これらの差分信号を周期的に切換
    選択してトラッキングエラー信号を得ることを特徴とす
    る請求項1に記載の再生方法。
  3. 【請求項3】 各トラック中心線上又は上記各トラック
    中心線から所定量偏倚した位置に配置されたピット又は
    ミラー部からの反射光の光量変化を読み取る光記録媒体
    の再生装置において、 上記光記録媒体の記録面に照射される所定のスポットサ
    イズのレーザビームによって少なくとも隣接する2本の
    トラックを走査するようにした再生ヘッド手段と、 上記再生ヘッド手段の走査によって得られる反射光より
    RF信号を検出するRF信号検出手段と、 上記再生ヘッド手段の走査によって得られる反射光より
    プッシュプル信号を検出するプッシュプル信号検出手段
    と、 上記RF信号について、1個以上の所定の閾値により2
    以上のグループに分類するRF信号分類手段と、 上記プッシュプル信号について、1個以上の所定の閾値
    により2以上のグループに分類するプッシュプル信号分
    類手段と、 上記RF信号分類手段からの出力と上記プッシュプル信
    号分類手段からの出力とに基づいて再生信号を検出する
    再生信号演算手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 上記RF信号をサーボピット位置でサン
    プリングして得られる少なくとも3相以上の信号の所定
    2相の差分を求め、これらの差分信号を周期的に切換
    選択してトラッキングエラー信号を得ることを特徴とす
    る請求項3に記載の再生装置。
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