JP2007507228A5 - - Google Patents

Description

従って、本方法は、サンプル収集と同時に行うことが可能であり、特有の利点を提供している。その特有の方法は医療施設において実行可能であり、患者が医療施設を離れる前にサンプルが十分にあるかどうか決定することができ；かつ、その方法はサンプリングの時点で実行可能であり、その方法はサンプルの取得と時間的に同時に実行できる。従って、追加サンプルはその時点で取得可能であり、患者が戻ることを要しない。

Claims (19)

1. 細胞学的サンプルの自動分類方法において：
   ａ）少なくとも一の光波長を用いて第１の細胞学的サンプルを含む溶液を光学的に尋問するステップと；
   ｂ）前記尋問に基づいて前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が適当な濃度の細胞材料を含んでいるか否かを決定するステップと；
   ｃ）前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が適当な濃度の細胞材料を含んでいない場合に、追加の細胞学的サンプルを前記溶液にさらに加えるステップと；
   ｄ）前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が適当な濃度の細胞材料を含んでおり、標本スライドを作製するのに十分なものである場合は、その溶液の容器にポジティブ識別子を付するステップと；
   ｅ）前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が適当な濃度の細胞材料を含んでいるが、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液を標本作製に十分なものにする操作を必要とする場合は、その溶液の容器に操作識別子を付するステップと；
   を具えることを特徴とする方法。
2. 請求項１に記載の方法において、前記細胞材料が原核生物、真核生物、又は始原細菌型細胞を含むことを特徴とする方法。
3. 請求項１に記載の方法において、前記ポジティブ識別子が、スライドの自動製作に十分なものとして前記サンプルを指定することを特徴とする方法。
4. 請求項１に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が、前記標本スライドを作製する前に前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液の一部を廃棄させるのに適した量であることを、前記ポジティブ識別子が更に表示することを特徴とする方法。
5. 請求項１に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液を標本作製に十分なものにする操作が、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液に酢酸を加えるステップを具えることを特徴とする方法。
6. 請求項１に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液を標本作製に十分なものにする操作が、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液に還元剤を加えるステップを具えることを特徴とする方法。
7. 請求項１に記載の方法において、前記細胞材料が子宮頚管細胞であることを特徴とする方法。
8. 請求項１乃至６のいずれか１項に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液中の粘液レベルが粘液レベルのしきい値を超えた場合に、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液を標本作製に十分なものにする操作を要することを特徴とする方法。
9. 請求項１乃至６のいずれか１項に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液中の血液レベルが血液レベルのしきい値を超えた場合に、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液を標本作製に十分なものにする操作を要することを特徴とする方法。
10. 請求項１乃至９のいずれか１項に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液を、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液の光学的尋問を行う前に混合することを特徴とする方法。
11. 請求項１乃至６のいずれか１項に記載の方法において、前記ポジティブ識別子が前記容器上に物理的なマーキングを具えることを特徴とする方法。
12. 請求項１乃至６のいずれか１項に記載の方法において、前記ポジティブ識別子が電気的メモリ内の識別子を具えることを特徴とする方法。
13. 請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の方法において、前記操作識別子が前記容器上に物理的なマーキングを具えることを特徴とする方法。
14. 請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の方法において、前記操作識別子が電気的メモリ内に識別子を具えることを特徴とする方法。
15. 請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の方法において、前記第１の細胞学的サンプルが、血液、尿、精子、乳、唾液、粘液、胸膜液、骨盤液、滑液、腹水、体腔洗浄液、アイブラッシング、皮膚スクラッピング、口内分泌物、膣分泌物、乳首スメア、直腸分泌物、吸気、血漿、血清、髄液、リンパ液、皮膚の外分泌物、呼吸、腸管、尿生殖管、涙、つば、腫瘍、組織、微生物培養物、ウイルス、体外細胞培養組成物からなる群から選択されたものであることを特徴とする方法。
16. 請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の方法において、前記溶液が、少なくとも一の汚染物質に対して前記第１の細胞学的サンプルの滅菌性を保存するのに有効な量の水溶性アルコールを具えることを特徴とする方法。
17. 請求項１に記載の方法において、前記ステップａ）とステップｂ）とが時間的に同時に実行されることを特徴とする方法。
18. 請求項１に記載の方法において、前記ステップｃ）が、ステップａ）及びステップｂ）と時間的に同時に実行されることを特徴とする方法。
19. 細胞学的サンプルの妥当性を判断する方法において：
    ａ）少なくとも一の光の波長を用いて容器中の溶液を光学的に尋問するステップであって、当該溶液が第１の細胞学的サンプルを含んでいるステップと；
    ｂ）前記尋問に基づいて、前記第１の細胞学的サンプルを含む溶液が適切な濃度の細胞材料を含んでいないことを判断するステップと；及び
    ｃ）追加の細胞学的サンプルを前記溶液にさらに加えるステップと；を具え、
    ステップａ）〜ｃ）が時間的に同時に実行されることを特徴とする方法。