JPH0526881A - 分析装置の試薬及びサンプルのid装置、分析装置の情報書込み読出し装置、自動試薬注入検査装置、及び自動サンプル注入装置 - Google Patents

分析装置の試薬及びサンプルのid装置、分析装置の情報書込み読出し装置、自動試薬注入検査装置、及び自動サンプル注入装置

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JPH0526881A
JPH0526881A JP3181092A JP18109291A JPH0526881A JP H0526881 A JPH0526881 A JP H0526881A JP 3181092 A JP3181092 A JP 3181092A JP 18109291 A JP18109291 A JP 18109291A JP H0526881 A JPH0526881 A JP H0526881A
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analyzer
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Hidenori Asai
英規 浅井
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分析装置のサンプル及び試薬に関する情報を
蓄えるID装置であり、微小なスペース取付け可能で、
且つ読み書きできる情報量が多く、更に自動的に情報の
読み書きや取り付けができるID装置、これを利用した
分析装置の情報書込み読出し装置を実現する。 【構成】 分析装置に用いる試薬及びサンプルのID装
置として、半導体装置で形成された記憶素子を基板に取
り付けたものである。基板には送信端子、受信端子、電
源端子、接地端子が設けられ、これらの端子によって外
部から電源の供給を行うと共に、外部と通信手段により
ID情報の読み書きを行うように構成される。電源供給
手段と通信手段については、電気的手段、光学的手段、
磁気的手段が利用される。また電池も利用され、前記電
源供給手段と併用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分析装置の試薬及びサン
プルのID装置及び分析装置の情報書込み読出し装置に
係り、特に、分析装置に用いる試薬又はサンプルの各容
器に取り付けられる小型のID装置、及びこのID装置
を利用し、このID装置に試薬又はサンプルに関する大
量のデータを読み書きでき、分析操作において各試薬及
び各サンプルにつき大量のデータを処理できる分析装置
の試薬及びサンプルの情報書込み読出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分析装置では、バーコードを、試
薬及びサンプルのID手段として用いていた。この方法
によれば、バーコードに記入できる情報は多くとも十数
桁程度であり、記入する情報が制限される。従ってバー
コードには、普通は単純な番号のみを記入し、分析項
目、分析方法、検体区別などのデータは分析装置に予め
入力していた。
【0003】従来の自動分析装置における試薬又はサン
プルに関し情報をやり取りできる類似した装置として
は、例えば特開昭58−82164号公報と特開昭62
−226058号公報に開示される技術を挙げることが
できる。
【0004】特開昭58−82164号による自動化学
分析装置における検体情報認識機構では、サンプルカッ
プの例えば底部に環状識別標識を取付け、当該サンプル
カップに収容されたサンプルの患者名を環状識別標識に
表示し、他方、この環状識別標識を読み取る構成を有す
る。
【0005】また特開昭62−226058号による自
動分析装置用カセットでは、複数の検体を収容するカセ
ットと、外部との間で、無線通信手段を用いて所要の情
報伝達を可能にする構成を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】バーコードラベルを利
用した従来の試薬及びサンプルのID手段は、次のよう
な問題を有する。すなわち、記入できる情報が少なく、
不便である。また分析対象となるサンプルの量は年々微
量化し、これに伴いサンプル容器も小形化し、バーコー
ドラベルを貼りつけられなくなる。その上、バーコード
ラベルは曲面等の形状の多い試薬やサンプル容器では自
動的に貼付けることは非常に困難であった。同時に、バ
ーコードの作成後の変更が、不可能であった。
【0007】また特開昭58−82164号によれば、
サンプルカップに環状識別標識を設けているが、この環
状識別標識は環状のバーコードであり、前記と同様な問
題を有している。
【0008】更に特開昭62−226058号によれ
ば、複数の検体を収容するためのカセットについて、無
線通信技術を用いて、外部との間で、情報のやり取りを
できる構成を開示しているが、無線通信であるから、装
置構成が複雑となり、装置規模も大きくなる。カセット
に装着するのであるから、その装置規模の大きさは問題
にならない、しかしながら、これを自動分析装置におけ
る小型のサンプル容器や試薬容器に用いることは不可能
である。
【0009】本発明の目的は、微小なスペースで試薬又
はサンプルの容器に取り付けることができ、読み書きで
きる情報量が非常に多く、また自動的に情報の読書きや
ID装置の取付けが可能な、更に取付け後にも内容を容
易に変更できる分析装置の試薬及びサンプルのID装
置、分析装置の情報書込み読出し装置、更に、自動試薬
注入検査装置及び自動サンプル注入装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的的部分で
ある分析装置の試薬及びサンプルのID装置は、分析装
置の試薬容器とサンプル容器のうち少なくともいずれか
に取り付け、試薬及びサンプルのそれぞれの各種情報を
記憶させて用いる試薬及びサンプルのID装置であり、
このID装置は、前記情報を格納する記憶手段と、この
記憶手段と外部装置との間でデータの入出力を行う通信
制御手段と、外部装置との間のデータの入出力のための
接続手段を含み、半導体装置で形成される電気的装置で
あることを特徴とする。そして、記憶装置は、外部装置
として設けられた電気的手段によって、その記憶内容を
読み書きされることになる。
【0011】また記憶素子にデータを入出力するための
前記の接続手段は、好ましくは、電気的接続手段、光学
的接続手段、磁気的接続手段のうちいずれか1つが用い
られる。
【0012】また、電気的装置に電源を供給する手段
は、好ましくは、電気的接続、光学的接続、気的接続の
いずれかにより、外部から供給されるように構成され
る。更に電池を用いることも、あるいは、外部からの給
電と電池を併用することもできる。
【0013】上記のID装置を利用して、これを試薬又
はサンプルの容器に取り付けることができる。更には、
ID装置に対し、適時なタイミングで情報を入出力でき
るように入出力装置を設ければ、全体として分析装置に
おいて、多数の試薬及びサンプルのそれぞれの諸情報に
関し情報書込み読出し装置を構成することができる。
【0014】
【作用】本発明によるID装置は、半導体装置を利用し
て形成され、その中に含まれる記憶素子は膨大な記憶容
量を有し、数mm角の大きさで数万字の容量を有してい
る。従って、その外見上寸法的には非常に小さいもので
ありながら、大容量の情報を格納することができ、且つ
外部に配置される入出力装置との接続関係で、適時なタ
イミングで随時に入出力できる。こうして、半導体装置
を利用し、記憶素子と通信制御手段等を含む電気回路と
して形成することによって取り付けが容易になると共
に、情報の変更も電気的、光学的、磁気的の方法を用い
ることができ、更に、電気回路の駆動のための電源投入
の仕方も、電気的、光学的、磁気的の各種の方式を採用
することが可能である。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0016】図1は、本発明に係るID装置を、液体サ
ンプル容器に適用した例である。液体サンプル1は、サ
ンプル容器2に入れられる。サンプル容器2の蓋3は、
液体サンプル1がサンプル容器2からこぼれるのを防止
する。記憶素子4と基板5からなるID装置6は、サン
プル容器3の底部下面3aに例えば接着剤等で取り付け
られる。記憶素子4は、後述するように、情報を格納す
る記憶手段と、この記憶手段と外部装置との間でデータ
の入出力を行う通信制御手段と、外部装置との間のデー
タの入出力のための接続手段を含み、半導体装置で形成
される電気的装置である。ID装置6が配設されるサン
プル容器3の底部下面3aは、凹所として形成される。
ID装置6の取り付け位置は、サンプル容器3の側面の
任意箇所にすることもできる。
【0017】図2は、本発明のID装置6の一実施例を
示す平面図である。このID装置6は、セラミックや樹
脂等のパッケージに封入された記憶素子4と基板5より
構成される。基板5には送信端子7、受信端子8、電源
端子9、接地端子10が設けられ、それぞれ記憶素子4
に接続されている。このID装置6は、前述の通り、サ
ンプル容器2の底部下面3aに取り付けられ、下側か
ら、図示されない通信用プローブと電源用プローブを、
送信端子7、受信端子8、電源端子9、接地端子10に
当てて電気的に接続される。通信用プローブと電源用プ
ローブ等の構成については、後述する。
【0018】次に、ID装置6の内部構成及び動作を説
明する。図3は、ID装置6の記憶素子4の内部構成を
示すブロック図である。記憶素子4の内部は、図示され
るように、通信制御回路11、記憶回路12、発振回路
13により構成される。これらの回路11,12,13
は、電源端子9より電力を供給されて動作する。情報の
書き込み時には、外部より通信用プローブと電源用プロ
ーブを、送信端子7、受信端子8、電源端子9、接地端
子10にそれぞれ当てて電気的に接続し、電源を供給し
て動作状態とする。その後、通信制御回路11、記憶回
路12、発振回路13が安定して動作を開始した時点
で、外部より受信端子8に記憶命令と記憶すべき情報を
入力する。すると通信制御回路11は、この命令を解読
して記憶すべき情報を、記憶回路12の指示された場所
に格納する。その逆に、情報を読み出す時には、電源を
書き込み時と同じ方法によって接続して動作状態とした
後、外部より受信端子8に読み出し命令を入力する。そ
の命令を通信制御回路11が解読して、記憶回路12の
中から指示された内容を読み出し、送信端子7から外部
に送り出す。
【0019】本実施例では、情報の伝送にシリアル伝達
方式を使用しているが、多数のビットを同時に伝えるパ
ラレル伝送方式としてもよい。このパラレル方式とする
と送信端子7と受信端子8の本数が多くなるが、伝送速
度が速くなるメリットがある。情報を読み書きしない時
には、電源は接続されない。記憶回路12には不揮発性
のメモリを用いているので、問題はない。
【0020】図4は、本発明に係る情報書込み読出し装
置のID装置6を液体試薬容器に適用した実施例であ
る。液体試薬14は試薬容器15に入っており、試薬容
器15の蓋16は、液体試薬14がこぼれるのを防止し
ている。ID装置17は、図1で説明した実施例のもの
と実質的に同一である。本実施例では試薬容器15の底
部下面に取付けられているが、試薬容器15の上部又は
側面でもかまわない。試薬容器用のID装置17の記憶
素子に対する情報の読み書きは、図3で説明したサンプ
ル容器用のID装置6と同様にして行われる。
【0021】図5は本発明によるID装置の他の実施例
の平面図、図6は同ID装置の側面図である。各図にお
いて、図2で説明した要素と同一のものには、同一の符
号を付している。本図で示した実施例では、パッケージ
に封入していない裸の記憶半導体チップ18を用い、こ
れをそのまま基板5上に取り付け、ボンディングワイヤ
19によって基板5の送信端子7、受信端子8、電源端
子9、接地端子10と接続する。記憶半導体チップ18
は、前述の記憶素子に相当するものである。図6に示す
ように、チップ保護用樹脂20を用いて記憶半導体チッ
プ18とボンディングワイヤ19を保護している。図5
では、説明の便宜上チップ保護用樹脂20を図示してい
ない。この実施例では、パッケージに封入していない裸
の記憶半導体チップ18を用いることにより、より安価
で小さなID装置を作ることができる。
【0022】図7は、本発明によるID装置において通
信を光学的に行う構成を有する実施例を示す平面図、図
8はこの実施例のID装置の内部構成のブロック図であ
る。前記実施例で説明した要素と同一の要素には同一の
符号を付す。本実施例では、前述の送信端子7、受信端
子8の代わりに、受光素子21、発光素子22が設けら
れる。また記憶素子4の内部には、図8に示されている
ように受光回路23、発光素子駆動回路24が設けられ
る。
【0023】次に、上記実施例の動作について説明す
る。電力は、電源端子9により供給される。まず情報の
書き込み時には、外部の通信用発光素子より受光素子2
1に向け、情報の書き込み命令と情報内容からなる光信
号を発すると、受光素子21と受光回路23により当該
光信号を電気信号に変換して通信制御回路11に伝達す
る。通信制御回路11は、この命令を解読して記憶すべ
き情報を、記憶回路11の指示された場所に格納する。
その逆に、情報を読み出す時には、電源を書き込み時と
同じ方法によって接続して動作状態とした後、外部より
受光素子21に読み出し命令の光信号を入力する。その
命令を通信制御回路11が解読して、記憶回路12の中
から指示された内容を読み出し、通信制御回路11は、
発光素子駆動回路24、発光素子22によって光信号と
して外部の受光部に情報内容を送り出す。
【0024】本実施例では、伝送に光を用いるので、接
触部が少なくなり、信頼性が増す。また、情報伝達の伝
達方式をパラレル伝送方式としてもよい。パラレル方式
では、受光素子21と発光素子22の個数が多くなる
が、伝送速度が速くなるメリットがある。また記憶回路
12には不揮発性のメモリがを用いられる。
【0025】図9は、本発明によるID装置において通
信を磁気的に行う構成を有する実施例を示す平面図、図
10はこの実施例のID装置の内部構成のブロック図で
ある。本実施例では、送信端子7、受信端子8の代わり
に受信コイル25、送信コイル26が設けられている。
また記憶素子4には、図10に示されるように、受信回
路27、送信回路28が設けられる。
【0026】次に、本実施例の動作について説明する。
電力は電源端子9より供給される。まず情報の書き込み
時には、外部の通信用コイルより受信コイル24に向け
て情報の書き込み命令と情報内容からなる磁気信号を発
する。すると、受信コイル25と受信回路27により、
その磁気信号を電気信号に変換して通信制御回路11に
伝達する。通信制御回路11は、この命令を解読して記
憶すべき情報を、記憶回路12の指示された場所に格納
する。その逆に、情報を読み出す時には、電源を書き込
み時と同じ方法によって接続して動作状態とした後、外
部より受信コイル25に読み出し命令の磁気信号を入力
する。その命令を通信制御回路11が解読して、記憶回
路12の中から指示された内容を読み出し、通信制御回
路11は、送信回路28、送信コイル26によって磁気
信号として外部に情報内容を送り出す。
【0027】本実施例では、情報の伝送に磁気を用いる
ので接触部が少なくなり信頼性が増す。本実施例でも、
上記実施例と同様にパラレル方式とすることができる。
【0028】図11は本発明によるID装置への電源の
供給を光学的に行った実施例であり、図12は本実施例
によるID装置の内部構成を示すブロック図である。電
源は、外部に設けられた発光器によって与えられ、光電
素子29によって電気エネルギーに変換される。通信制
御回路11、記憶回路12、発振回路13に用いること
ができるように光電素子用電源回路30で電圧変換及び
安定化し、通信制御回路11、記憶回路12、発振回路
13に供給する。本実施例によれば、電源のエネルギー
伝達に接触部を用いないので、信頼性が向上する。また
先に説明したID装置との通信を光学的に行う実施例
や、ID装置との通信を磁気的に行う実施例と同時に用
いると、外部との信号及び電源のやり取りを完全に非接
触で行うことができ、読み書きのための装置機構部を簡
素にすることができる。
【0029】図13は本発明によるID装置への電源の
供給を磁気的に行った実施例であり、図14は本実施例
のID装置の内部構成を示すブロック図である。電源
は、外部に設けられた送電コイルによって与えられ、受
電コイル31によって電気エネルギーに変換される。電
源は、受電コイル用電源回路32で通信制御回路11、
記憶回路12、発振回路13に用いることができるよう
に電圧変換及び安定化され、通信制御回路11、記憶回
路12、発振回路13に供給される。本実施例によれ
ば、電源のエネルギー伝達に接触部を用いないので信頼
性が向上する。また前記の他の実施例の非接触通信の構
成と組合せて同時に用いると、外部との信号、電源のや
り取りを完全に非接触で行うことができ、読み書きのた
めの装置機構部を簡素とすることができる。
【0030】図15は本発明によるID装置への電源の
供給を、内蔵した電池により行う実施例であり、図16
は本実施例のID装置の内部構成を示すブロック図であ
る。本実施例の電源は、電池33により供給され、通信
制御回路11、記憶回路12、発振回路13に用いるこ
とができるように、電池用電源回路34で電圧変換及び
安定化して通信制御回路11、記憶回路12、発振回路
13に供給する。電池用電源回路34は、通信制御回路
11、記憶回路12、発振回路13に必要な電圧安定度
があれば、特になくてもよい。本実施例によれば、外部
電源を用いないので、外部との接続が簡単になる。また
電池により、記憶素子12に常時電源を供給できるの
で、不揮発性の記憶素子のみならず、通常用いられてい
る揮発性記憶素子でも用いることができる。
【0031】図17は本発明によるID装置への電源の
供給を、電気的接続による手段と電池によって行う実施
例であり、図18は本実施例によるID装置の内部構造
を示すブロック図である。本実施例では、電池用電源回
路35は、電池33と、電源端子9を介して接続される
外部電源との切り替えを行い、外部電源が供給されてい
る時には、外部電源より電源供給を優先する。また電池
33として充電式電池を用いることもでき、この充電式
電池に対しては、外部電源より充電することも可能であ
る。この方法により、電池の消耗を少なくすることがで
き、長期間の使用を可能にする。
【0032】図19は本発明によるID装置への電源の
供給を、光学的手段と電池とによって行う実施例であ
り、図20は本実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。本実施例では、光電素子用電源回路30
が、電池33と光電素子29との切り替えを行い、光電
素子29に対し光エネルギーにより電源が供給されてい
る時には、光電素子29からの電源の供給を優先する。
また電池33として充電式電池を用いることもでき、こ
の充電式電池には、光電素子29からのエネルギーによ
り充電することもできる。この方法により、電池33の
消耗を少なくすることができ、長期間使用できる。
【0033】図21は、本発明によるID装置への電源
の供給を、磁気的手段と電池とによって行う実施例であ
り、図22は本実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。本実施例では、受電コイル用電源回路3
2は電池33と受電コイル31の切り替えを行い、受電
コイル31が供給されている時には受電コイル31から
の電源の供給を優先する。また電池33として充電式電
池を用いることができ、この充電式電池は受電コイル3
1より充電することができる。この方法により、電池の
消耗を少なくすることができ、長期間使用できる。
【0034】図1〜図22に示した各実施例における通
信手段及び電源の供給手段は、任意に組み合わせて使用
することができる。
【0035】図23は、前述の試薬及びサンプルのID
装置を利用した本発明に係る情報書込み読出し装置を適
用した自動分析装置の実施例である。本実施例による自
動分析装置では、制御用CPU41と、これにCPUバ
ス42で接続されたLOGアンプ及びADコンバータ4
3、メモリ44、フロッピーディスクドライブ45、プ
リンタ46、キーボード47、分析されるサンプルを入
れた複数のサンプル容器48、これを載置するサンプル
ディスク49、各サンプル容器48のID装置を読み取
るサンプルID読取り装置50、サンプル容器48中の
サンプルを反応ディスク51の反応容器52に分注する
サンプル分注装置53、サンプルと反応させる試薬を収
容する複数の試薬容器54、試薬容器54を保持する試
薬ディスク55、試薬容器54のID装置の内容を読み
書きする試薬容器ID読書き装置56、試薬容器54中
の試薬を反応容器52に分注する試薬分注機構57、サ
ンプル分注装置53へサンプルを吸引し,反応容器52
へ吐出するためのサンプルシリンジ58、試薬を吸引
し、反応容器52へ吐出するための試薬シリンジ59、
反応容器52に入れられたサンプルと試薬を撹拌する撹
拌機構60、反応した試薬とサンプルの吸光度変化を測
定する光度計61とその光源62、測定結果の表示をす
るCRTディスプレイ63、反応容器53を一定温度に
保つ恒温槽64、分析の終わった反応容器を洗う洗浄装
置65、洗浄装置65に水を供給し、廃液を吸引するた
めの洗浄水供給用の給水装置66から構成される。
【0036】上記において、サンプル容器48は、図1
で説明したサンプル容器2と同一のものであり、その底
部下面にID装置6を備えている。また試薬容器54
は、図4で説明した試薬容器15と実質的に同一のもの
であり、その底部仮面にID装置17を備えている。
【0037】次に上記の自動分析装置の動作について説
明する。通常の分析においては、サンプルをサンプル容
器48の中に入れ、そして、サンプル容器48に付けら
れたサンプルID装置に、そのサンプルに対応したサン
プル属性や分析項目等の情報を入れた後に、又は予めサ
ンプルに対応したサンプル属性や分析項目等の情報を書
き入れたサンプルID装置をサンプル容器に取り付けた
後に、サンプルの入ったサンプル容器48はサンプルデ
ィスク49にセットされる。サンプル容器48のID
は、サンプルID読取り装置50によって自動的に読み
取られ、このIDの情報内容に従い、分析を行う。
【0038】このサンプル容器48内のサンプルは、サ
ンプル分注装置53、サンプルシリンジ58によって反
応容器52に移送される。この反応容器52には、更に
必要な試薬が、試薬ディスク55上の試薬容器54から
試薬分注装置57と試薬シリンジ59によって分注され
る。撹拌装置60により撹拌が行われ、反応容器52内
のサンプルと試薬が反応する。反応したサンプルは、光
度計61によって吸光度を測定され、LOGアンプ及び
ADコンバータ43を介してディジタル化され、メモリ
44上に取り込まれる。
【0039】上記の分析に係わる試薬の固有なパラメー
タは、試薬容器54に取り付けられた試薬ID装置に記
憶されており、試薬ID読書き装置56によって読み取
られ分析に利用される。また試薬ID装置には、試薬を
セットした日時が試薬ID読書き装置56によって書き
込まれ、試薬管理を自動的に行い、使用期限を過ぎた場
合は、アラームをCRTディスプレイ63に表示する。
これらの動作は、すべて制御用CPU41によって制御
され、分析した結果は、演算処理され、フロッピーディ
スクドライブ45によりフロッピーディスクに記録され
ると同時に、CRTディスプレイ63に表示され、プリ
ンタ46に印字される。
【0040】次に、前記のサンプルID読取り装置50
の詳細な構成を、図24を参照して説明する。
【0041】サンプル容器48に取り付けられたサンプ
ル用ID装置6は、サンプルID端子用プローブ移動ギ
ア70に取り付けられたサンプル用ID送信端子用プロ
ーブ71とサンプル用ID受信端子用プローブ72とサ
ンプル用ID電源端子用プローブ73とサンプル用ID
接地端子用プローブ74により、サンプルIDモータ駆
動・データ送受信回路75に電気的に接続され、電源の
供給やデータの交換ができるようになっている。サンプ
ルID端子用プローブ移動ギア70は、サンプルID端
子用プローブモータギア76を介し、サンプルID端子
用プローブ駆動モータ77とサンプルIDモータ駆動・
データ送受信回路75とによって上下する。そして、こ
れにより、サンプルID端子用プローブ移動ギア70に
取り付けられたサンプル用ID送信端子用プローブ7
1、サンプル用ID受信端子用プローブ72、サンプル
用ID電源端子用プローブ73、サンプル用ID接地端
子用プローブ74をサンプルID手段に接続したり、切
り放したりできるようになっている。サンプルIDモー
タ駆動・データ送受信回路75は、制御用CPU41に
接続されており、ID情報のやり取りを行う。
【0042】ID読取り装置50の動作では、まず、読
み取るべきサンプル容器48はサンプルディスク49の
移動によりサンプルID読取り装置50上へ移動され
る。次に、サンプルID端子用プローブ移動ギア70に
取り付けられたサンプル用ID送信端子用プローブ7
1、サンプル用ID受信端子用プローブ72、サンプル
用ID電源端子用プローブ73、サンプル用ID接地端
子用プローブ74を、サンプルID端子用プローブ駆動
モータ77により上昇させ、サンプルIDモータ駆動・
データ送受信回路75と電気的に接続させる。この後、
サンプルIDモータ駆動・データ送受信回路75とID
装置6との間で情報のやり取りが行われ、その情報は、
制御用CPU41に伝達され、分析される。
【0043】上記実施例では、電気的に接続される例を
示したが、先の各実施例で説明したように、通信及び電
源の手段のいずれにも磁気的方法又は光学的方法を用い
ることができる。また電源として電池を用いることもで
きる。
【0044】図25は、試薬容器54のID読書き装置
56の構成を詳細に示す。図24で示したサンプルID
読取り装置50と同様に、試薬IDモータ駆動・データ
送受信回路81によって情報の読み書きが行なわれる。
図25において、図24で説明された要素と実質的に同
一の要素には同一の符号を付している。この実施例で
も、前記実施例と同様に、通信、電源のいずれにも磁気
的方法又は光学的方法を用いることができる。また電源
として電池を用いることもできる。
【0045】この実施例では、自動分析装置の例を示し
たが、単体の自動分析装置のみならず、各種の機器を組
み合わせて構成される分析システムにも容易に拡張でき
る。
【0046】図26は、本発明によるID手段の情報を
読み書きする情報入出力装置の一実施例を示す。サンプ
ルID装置6を付けたサンプル容器48は、サンプル容
器ホルダ91にセットされる。サンプル容器ホルダ91
には、サンプル用ID送信端子用プローブ71、サンプ
ル用ID受信端子用プローブ72、サンプル用ID電源
端子用プローブ73、サンプル用ID接地端子用プロー
ブ74が取り付けられており、これらのプローブは、サ
ンプルID読書き回路92に接続されている。コンピュ
ータ93には、サンプルID読書き回路92、CRTデ
ィスプレイ94、キーボード95、カードリーダ96、
プリンタ97が接続されている。
【0047】次に、上記情報入出力装置の動作を説明す
る。まず情報は、コンピュータ93に、キーボード9
5、カードリーダ96などから入力される。次に入力さ
れた情報は、サンプルID読書き回路92を通して、サ
ンプル容器ホルダ91にセットされたサンプル容器48
のサンプルID装置6に書き込まれる。この実施例の入
力方法以外にも、情報を入力する方法として外部コンピ
ュータより得る方法、フロッピーディスク等に記憶され
ているデータを用いる方法等が考えられる。本実施例に
よれば、自動的に書き込むことができるので、作業者の
能力によらず正確に作業ができる。
【0048】図27は、本発明に係る情報書込み読出し
装置を自動試薬注入検査装置へ適用した実施例である。
自動試薬注入検査装置にセットされた空の試薬容器54
は、試薬容器搬送ライン101を自動的に移動する。移
動の途中で、試薬注入装置102によって試薬を注入さ
れ、試薬分析装置103によって注入した試薬をチェッ
クし、その分析した結果、ロット番号、注入した日時、
分析パラメータ等を試薬ID書込み装置104によっ
て、試薬容器54に取り付けられた試薬ID装置17に
書き込む。試薬の注入及び情報の書込みが済んだもの
は、試薬注入済み試薬容器105として受け場所に出て
くる。
【0049】上記のような自動試薬注入装置を用いるこ
とによって、自動的に試薬のロット番号、注入した日
時、分析パラメータ等を試薬ID装置17に書き込むこ
とができ、それらの情報をバーコード等で添付する必要
がなくなる。更に、情報と試薬が1対1に対応し、間違
いがなくなる。
【0050】本実施例では、最初から、試薬ID装置を
空の試薬容器54に取り付け後から書き込みを行った
が、試薬ID装置を情報を記入した後、取り付けてもよ
い。更に、本実施例では、試薬容器の例を示したがサン
プル容器のID装置にも同様に用いることができる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、次のような効果が生じる。本発明によれば、半導
体装置を利用して非常に小さく、且つ大容量の分析装置
に用いる試薬及びサンプルのID装置を実現することが
でき、且つ通信制御手段、通信接続手段を内蔵すること
により、このID装置と外部装置との間で大容量のデー
タの書込み読出しを容易且つ正確に行うことができる。
またID装置により容器のサイズを制限されることがな
く、非常に小さな試薬用又はサンプル用の容器を用いる
ことができる。
【0052】本発明によるID装置とのデータのやり取
りのための通信、及びID装置への駆動用の電源供給
を、電気的、磁気的、光学的な手段を用いることにより
試薬容器やサンプル容器に接触することなく、行うこと
ができ、試薬容器やサンプル容器の移送が容易になると
いう効果がある。
【0053】本発明のID装置を用いた自動分析装置で
は、多数のサンプル及び試薬容器のそれぞれについて、
非常に多くの情報を、付設されたID装置に持たせるこ
とができ、そのために例えばサンプルの名称、採取時間
等の属性情報や測定項目などもID装置に入れて分析装
置で読み取り分析できる、従って、分析装置側でのサン
プルの管理が簡単になる。また、本発明による試薬のた
めのID装置を用いると、試薬固有の分析に必要なパラ
メータや試薬のロット毎の変動などを、試薬容器に予め
覚えさせて供給することができ、分析装置において、特
別な入力操作が必要なく試薬の変更ができる効果があ
る。
【0054】本発明による分析装置の試薬及びサンプル
のID装置に対し、ID装置を書き込むための情報入出
力装置を用いれば、例えばサンプルの採取時点で、直ぐ
にサンプルに必要な情報を記入することができる効果が
ある。
【0055】本発明による試薬の自動注入検査装置によ
れば、試薬を自動的に検査してロット毎のばらつきや各
種パラメータを、即座に試薬のID装置に書き込むこと
ができ、同様に、本発明によるサンプルの自動注入装置
によれば、サンプル容器にサンプルを分注すると同時に
各種情報を自動的に入力し、取り扱いの間違いがなくな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるID装置を適用した液体試薬容器
の構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明によるID装置の外部構成を示す平面図
である。
【図3】本発明によるID装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明によるID装置を適用した液体試薬容器
の構成を示す一部断面側面図である。
【図5】本発明のID装置の他の実施例の平面図であ
る。
【図6】本発明のID装置の他の実施例の側面図であ
る。
【図7】本発明のID装置との通信を光学的に行う実施
例の平面図である。
【図8】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明のID装置との通信を磁気的に行う実施
例の平面図である。
【図10】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明のID装置への電源の供給を光学的に
行う実施例の平面図である。
【図12】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明のID装置への電源の供給を磁気的に
行う実施例の平面図である。
【図14】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図15】本発明のID装置への電源の供給を、内蔵し
た電池により行う実施例を示す平面図である。
【図16】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図17】本発明のID装置への電源の供給を電気的接
続による手段と電池とによって行う実施例の平面図であ
る。
【図18】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図19】本発明のID装置への電源の供給を光学的手
段と電池とによって行う実施例の平面図である。
【図20】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図21】本発明のID手段への電源の供給を磁気的手
段と電池とによって行う実施例の平面図である。
【図22】上記実施例のID装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図23】本発明によるID装置を用いた自動分析装置
の実施例を示す外観構成図である。
【図24】本発明のID装置を用いた自動分析装置のサ
ンプルのID読取り部の詳細な構成図である。
【図25】本発明のID装置を用いた自動分析装置の試
薬のID読取り部の詳細な構成図である。
【図26】本発明のID装置への情報の読み書きに用い
る情報入出力装置の実施例を示す構成図である。
【図27】本発明の自動試薬注入検査装置の実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 液体サンプル 2 サンプル容器 4 記憶素子 5 基板 6 ID装置 7 送信端子 8 受信端子 9 電源端子 10 接地端子 11 通信制御回路 12 記憶回路 13 発振回路 15 サンプル容器 17 ID装置 18 記憶半導体チップ 21 受光素子 22 発光素子 25 受信コイル 26 送信コイル 29 光電素子 31 受電コイル 33 電池

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析装置の試薬容器とサンプル容器の少
    なくともいずれかに取り付け、試薬及びサンプルのそれ
    ぞれの各種情報を記憶させて用いる試薬及びサンプルの
    ID装置であり、このID装置は、前記情報を格納する
    記憶手段と、この記憶手段と外部装置との間でデータの
    入出力を行う通信制御手段と、前記外部装置との間のデ
    ータの入出力のための接続手段を含み、半導体装置で形
    成される電気的装置であることを特徴とする分析装置の
    試薬及びサンプルのID装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分析装置の試薬及びサン
    プルのID装置において、前記記憶装置は、前記外部装
    置として設けられた電気的手段によって、その記憶内容
    を読み書きされることを特徴とする分析装置の試薬及び
    サンプルのID装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の分析装置の試薬及びサン
    プルのID装置において、前記記憶素子にデータを入出
    力するための前記接続手段は、電気的接続手段であるこ
    とを特徴とする分析装置の試薬及びサンプルのID装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の分析装置の試薬及びサン
    プルのID装置において、前記記憶素子にデータを入出
    力するための前記接続手段は、光学的接続手段であるこ
    とを特徴とする分析装置の試薬及びサンプルのID装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の分析装置の試薬及びサン
    プルのID装置において、前記記憶素子にデータを入出
    力するための前記接続手段は、磁気的接続手段であるこ
    とを特徴とする分析装置の試薬及びサンプルのID装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の分
    析装置の試薬及びサンプルのID装置において、前記電
    気的装置に電源を供給する手段を、外部からの電気的接
    続により構成したことを特徴とする分析装置の試薬及び
    サンプルのID装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の分
    析装置の試薬及びサンプルのID装置において、前記電
    気的装置に電源を供給する手段を、外部からの光学的接
    続により構成したことを特徴とする分析装置の試薬及び
    サンプルのID装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の分
    析装置の試薬及びサンプルのID装置において、前記電
    気的装置に電源を供給する手段を、外部からの磁気的接
    続により構成したことを特徴とする分析装置の試薬及び
    サンプルのID装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の分
    析装置の試薬及びサンプルのID素子において、前記電
    気的装置に電源を供給する手段に、ID装置と試薬容器
    又はサンプル容器とのうちのいずれかに取り付けられた
    電池を用いたことを特徴とする分析装置の試薬及びサン
    プルのID装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    分析装置の試薬及びサンプルのID装置において、前記
    電気的装置に電源を供給する手段に、外部より電気的接
    続により供給する手段と、ID装置と試薬容器又はサン
    プル容器とのうちのいずれかに取り付けられた電池とを
    併用したことを特徴とする分析装置の試薬及びサンプル
    のID装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    分析装置の試薬及びサンプルのID装置において、前記
    電気的装置に電源を供給する手段に、外部より光学的接
    続により供給する手段と、ID装置と試薬容器又はサン
    プル容器とのうちのいずれかに取り付けられた電池とを
    併用したことを特徴とする分析装置の試薬及びサンプル
    のID装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    分析装置の試薬及びサンプルのID装置において、前記
    電気的装置に電源を供給する手段に、外部より磁気的接
    続により供給する手段と、ID装置と試薬容器又はサン
    プル容器とのうちのいずれかに取り付けられた電池とを
    併用したことを特徴とする分析装置の試薬及びサンプル
    のID装置。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれか1項に記載
    の分析装置の試薬及びサンプルのID装置において、電
    源用の前記電池として充電式の電池を用いたことを特徴
    とする分析装置の試薬及びサンプルのID装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
    の分析装置の試薬及びサンプルのID装置を、情報格納
    手段として備えることを特徴とする分析装置の試薬用又
    はサンプル用の容器。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載された分析装置の試
    薬用又はサンプル用の容器を複数利用し、且つ前記容器
    のそれぞれに対して各々の前記ID装置にデータを書き
    込み又は読み出す入出力装置を備えることを特徴とする
    分析装置の情報書込み読出し装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載された試薬容器に自
    動的に試薬を検査して注入するか、又は試薬注入後に自
    動的に試薬の検査を行う自動試薬注入検査装置であり、
    試薬を自動的に検査して得られたロット毎のばらつきや
    各種パラメータのデータを、即座に、予め前記試薬容器
    に取り付けられた試薬の前記ID素子に書き込む手段を
    備えたことを特徴とする自動試薬注入検査装置。
  17. 【請求項17】 試薬容器に自動的に試薬を検査して注
    入するか、又は試薬注入後に自動的に試薬の検査を行う
    自動試薬注入検査装置であり、試薬を自動的に検査して
    得られたロット毎のばらつきや各種パラメータのデータ
    を、即座に、別に用意した試薬の請求項1〜13に記載
    されたID装置に書き込む手段と、データ書き込まれた
    前記ID装置を自動的に対応する前記試薬容器に取り付
    ける手段を備えたことを特徴とする自動試薬注入検査装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載されたサンプル容器
    に自動的にサンプルを注入する自動サンプル注入装置で
    あり、予め前記サンプル容器に取り付けられたサンプル
    の前記ID素子にサンプル情報を書き込む手段を備えた
    ことを特徴とする自動サンプル注入装置。
  19. 【請求項19】 サンプル容器に自動的にサンプルを注
    入する自動サンプル注入装置であり、情報を別に用意し
    た請求項1〜13のいずれかに記載されたにサンプル用
    ID装置に書き込む手段と、サンプル情報を書き込まれ
    た前記ID装置を自動的に対応するサンプル容器に取り
    付ける手段を備えたことを特徴とする自動サンプル注入
    装置。
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