JP4458575B2 - 試料容器および自動分析装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
自動分析装置に関し、特に詳しくは試料の個体識別および検査データの運用効率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術による自動分析装置を用いた試料の検査や測定においては、その検査や測定の結果により得られた試料情報を様々な技術を適用することにより運用および保管を行ってきた。特に近年におけるコンピュータの普及に伴い、試料情報の運用や保管に対して様々な情報処理技術が適用されている。
【0003】
これらの適用される様々な情報処理技術のうち、得られた試料情報を自身の自動分析装置内部でのみ運用するにとどまらず、外部のほかの自動分析装置や試料情報収集処理装置などの間でデータ転送することも行われている。このデータ転送においてはオンラインによるデータ転送技術や、またはデータ記録媒体を介してのデータのやり取りが行われてきた。
【0004】
図8は、従来技術による自動分析装置の試料情報伝送の一例である。
複数台の自動分析装置500を用いて大量の試料を効率よく検査して行く構成においては、各自動分析装置500に操作制御や試料情報の収集および記憶、分析のためのコンソール520が備えられている。このコンソール520にはプリンタ510が接続されており、試料情報の集計結果などが記録紙530にて出力される。試料情報の受け渡しはデータ伝送ケーブル320を介して行われている。
【0005】
図9は、従来技術による試料情報の識別手段の一例である。
試料管200には試料が収納されており、側面にはバーコード560が貼付されている。このバーコード560は試料管200および中に収納されている試料の個体識別を行っている。バーコード200の内容により個体識別が行え、この識別のための読み取りはバーコード読み取り装置550にて行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術による自動分析装置の構成においては、異なった装置間においてのデータ転送を行おうとすると相互のデータプロトコルの違いによる転送不能状態となる可能性があった。このため、転送先の装置などに再度のデータ入力をする必要があった。
【0007】
また、データプロトコルが共通であっても、転送途中の予期しない不具合などによりデータの破損や抜けが生じる可能性もあった。
本発明においては、試料検査の効率化を図ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明には、試料を収納する試料容器において、前記試料に係る情報が読み出し又は書込みされる試料情報記憶手段と、前記試料情報記憶手段を保持し、試料容器の開口部上と側面との間で回動可能な装着アームと、を備えることを特徴とする。
また、被検者の試料を測定項目にしたがって測定する自動分析装置において、前記試料を収納し、また前記試料に係る情報が読み出し又は書込みされる試薬情報記憶手段と、前記試料情報記憶手段を保持し、試料容器の開口部上と側面との間で回動可能な装着アームと、を備える試料容器を備えることを特徴とする。
また、被検者の試料を測定項目に従って測定する自動分析装置において、前記試料を収納し、また前記試料に係る情報が読み出し又は書込みされる試薬情報記憶手段と、前記試料情報記憶手段を保持し、試料容器の開口部上と側面との間で回動可能な装着アームと、を備える試料容器と、前記試料容器を配置する手段と、前記測定の結果を前記試料情報記憶手段に送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0027】
上述の本発明による解決手段によれば、試料検査の効率化を図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明に係る自動分析装置の構成を以下に図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る試料情報記憶手段の一例である。
本発明の試料情報記憶手段の実施の形態として、その一例に半導体メモリ素子を適用したメモリチップ100を用いて説明する。
【0029】
なお、本発明の実施の形態の説明において用いられる「試料情報」とは、4種類の情報に分類でき、それらのいずれか一つ、あるいは複数を指すものとする。その4種類の情報とは、被検者個人を識別する情報であって例えば患者氏名や生年月日、カルテ番号などを指す個体識別情報と、分析装置に測定項目を指示する情報であるオーダー情報と、オーダーに対する測定の結果を示す測定結果情報と、例えば血液、血清、血漿、尿、髄液等の種別を表わす試料識別情報、である。
【0030】
このメモリチップ100は内部に図示しない半導体メモリが収納されており、試料情報を記憶している。さらにこれらの記憶された情報を外部に伝送するための識別信号送信手段として、電波送信機が同時に収納されている。この電波送信機により構成される電波送受信手段により試料の位置を知り得ることができる。
【0031】
メモリチップ100の表面には表示灯110が設けられており、この表示灯110は半導体メモリの記憶状態を外部に視認可能に表示するためのものであり、状態表示手段の機能を果たす。また同時に進捗状況表示手段としての役割も果たしており、半導体メモリの記憶の進捗状況を視認可能に外部に表示するものである。
【0032】
このメモリチップ100には、電源が内蔵されている。この電源としてはリチウム電池などの小型のものを適用することにより、より好ましく小型で軽量なメモリチップ100を提供することができる。また、別の電源供給手段としては図示しない受信コイルを内蔵しておき、メモリチップ100の外部から高速度のスイッチング磁界を与えることにより、電力供給ができる。さらには、表示灯110の点灯が必要な時にのみ接触式にメモリチップ100に電源を与えても良い。
【0033】
表示灯110はその点灯色により使用者に情報を伝達する。たとえば、図1に示すように赤点灯は動作エラー、緑点灯は測定終了、黄点灯は測定途中、無点灯は新規データ待ちというように割り付ける。この点灯色の違いを視認することで使用者は確実に試料の検査進行状況やメモリチップ100の記憶データの状態を知ることができる。なお、この表示灯110はLEDなどの半導体素子や面発光素子などを用いることにより、消費電力の低減や信頼性の向上が図れる。また簡易的には点灯色は一色として、その点灯の有無や点滅回数などにより視認可能とすることもできる。
【0034】
図2は、本発明の実施の形態に係る試料情報記憶手段の試験管への保持の一例である。
メモリチップ100を試料管200に取り付けるための構成の一例を示す。試料管200には固定ピン121が設けられている。この固定ピン121には装着アーム120に設けられた受け穴122が所定の自由度をもって嵌まる。この装着アーム120には、たとえば図2に示すように上部にメモリチップ100が固定されている。装着アーム120は図中の矢印の両方向に自在に固定ピン121を中心として回動可能である。装着アーム120を倒すことにより試料管200の上部が開口する。また開口部上に装着アーム120を戻すことによって蓋の役目もする。
【0035】
図3は、本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
この測定結果記憶手段として、たとえばデータ入出力装置300が用いられる。このデータ入出力装置300はメモリチップ100に記憶された試料情報を読み出し、またはメモリチップ100への試料情報の書込み、あるいは測定結果情報の読み出し・書込み等を行う。試料管200に取り付けられているメモリチップ100は、たとえば試料情報を出力する場合はデータ入出力装置300にデータ信号310として非接触にデータ転送を行う。
【0036】
この非接触のデータ転送の手段としてはメモリチップ100に備えられた図示しない電波送信機にて送信し、データ入出力装置300に備えられた図示しない電波受信機にて受信することで行われる。また、データ転送用の信号磁界発生コイルを設けておき、受信側にはホール素子などを用いた磁力変動信号の受信手段を構成しておくことによっても実現できる。さらには、メモリチップ100が備えている表示灯110の点滅によりデータ転送を行い、受信側にはホトトランジスタなどによる受信手段を設けておいても良い。
【0037】
図4は、本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
図3に示したデータ入出力装置300とメモリチップ100との位置関係は、たとえば検査ラインに試料管200が多数並べられている場合に適用される。この場合は試料管200が順次に図示しない搬送手段により移動して行き、側部位置に設置されたデータ入出力装置300がデータ信号310のやり取りを行う場合に適用できる。この場合は、試料管200の上部開口を蓋すること無く保てるので、検査測定用のプローブの挿入が容易である。
【0038】
一方で、図4にて示すデータ入出力装置300とメモリチップ100との位置関係においては、たとえば試料管200に蓋をしておく必要がある場合や、またあるいは遠心分離機にて試料管200を用いる場合に重力の作用方向が必ずしも試料管200の底部方向に一致しない場合に好ましい位置関係である。
【0039】
図5は、本発明の実施の形態に係る自動分析装置の試料検査データ転送の一例である。
自動分析装置を複数用いて測定を行なう場合、メモリチップ100を介した試料情報の伝達は次のように行われる。
【0040】
各自動分析装置500には、それぞれの装置での分析データ処理や装置の動作制御などを行なうためのコンソール520が設けられており、各自動分析装置間はオンラインで接続されてはいない。各コンソール520にはデータ入出力装置300が接続されている。
【0041】
試料情報が書込まれたメモリチップ100を装着した試料管に収められた試料を複数の自動分析装置のうちの一つにおいて、メモリチップ100に書込まれたオーダー情報に基づいて分析測定した後(あるいは、予めその自動分析装置に割り当てられた測定項目とメモリチップ100に書込まれたオーダー情報が一致した試料を分析測定した後)、そのオーダー情報に対する測定結果情報はコンソール520を介してデータ入出力装置300によりメモリチップ100に書込まれる。
【0042】
次にこのメモリチップ100を装着した試料管を別の自動分析装置に配置し、未測定のオーダー情報に基づいて分析測定した後(あるいは、予めその自動分析装置に割り当てられた測定項目とメモリチップ100に書込まれたオーダー情報が一致した試料を分析測定した後)そのオーダー情報に対する測定結果情報はコンソール520を介してデータ入出力装置300によりメモリチップ100に書込まれる。
【0043】
このようにして測定していき、最後の自動分析装置において測定の後、試料管に装着されたメモリチップ100からデータ入出力装置300により今まで記憶された測定結果情報を読み出してコンソール520で処理された後(あるいは直接)プリンタ510にて記録紙530により出力される。
【0044】
尚、各自動分析装置への試料管の配置は手で配置する他、各自動分析装置を試料管を搬送するための搬送路で接続し、その搬送路によりメモリチップ100を装着した試料管を搬送させ、その搬送路上で少なくともメモリチップ100の試料情報の読み取りを行なえるようにし、オーダー情報に基づいて各自動分析装置において測定を行なうようにしてもよい。
【0045】
図6は、本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
自動分析装置500において、データ入出力装置300の実際の設置例の一つを示す。順次移動手段により整列されている複数の試料管200に対して、それぞれにメモリチップ100が装着されている。このメモリチップ100から試料情報、進捗状況情報などを読み出し、あるいは測定結果情報等をメモリチップ100に書き込む。この書込みにはデータ入出力装置300が用いられる。このデータ入出力装置300は移動装置410を備えており、この移動装置410は軌道レール400に案内されている。
【0046】
メモリチップ100に対して、各種の情報を入出力するには位置が固定されたデータ入出力装置300を用いることで十分であるが、しかし任意の場所にある試料管200に関する情報を読み書きする場合も生じる。この場合には移動装置410が自在に移動することで、目的とする試料管200のメモリチップ100の位置にまでデータ入出力装置300を移動させることができる。これにより、順不同に任意の試料管200に収納されている試料の情報の読み書きを行うことができ、試料検査の時間的な作業効率が向上する。
【0047】
図7は、本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
試料管200にメモリチップ100を装着させることにより、扱える情報量が従来のバーコード方式に比べて飛躍的に向上する。たとえば、患者個人のデータを記録した患者IDカード350を設けて、この患者IDカード350の情報を読み取りおよび書込み可能なデータ入出力兼カード読取装置360に組み合わせて用いる。患者IDカード350には過去の検査の履歴やデータなどを記録しておくことにより、その内容から試料に対する検査の種類や方法を選択することができる。
【0048】
なお、患者IDカード350は内部あるいは表面に情報の読み書きが可能な磁気記録帯を設けても良く、またメモリチップ100の構成と同じく半導体メモリを備えることでも、試料情報をはじめとした患者に関する情報を記憶することができる。この患者IDカード350には試料情報に限らず、たとえば画像診断装置などから得られた診断情報を書き込んでも良い。
【0049】
このようにすれば、メモリチップ100には試料情報を書き込んでおき、患者IDカード350には他の、たとえば画像診断装置などにより得られた診断情報を書き込んでおけるので、診断情報に基づいた自動分析装置の分析動作を行わせることができる。
【0050】
また、メモリチップ100にはたとえば患者個人を識別するためのID情報のみを書き込んでおき、自動分析装置本体にこのID情報に対応した分析結果を含む試料情報を一時的に記憶させておく。試料分析の終了後に患者IDカード350に分析結果を書き込むようにする事もできる。このようにすれば、複数台または複数種類の自動分析装置間での試料データのやり取りに止まらず、他のたとえば画像診断装置により得られた診断情報をも同時に書き込んでおくことができる。試料情報と診断情報をまとめてデータ処理することでより高度な診断を下すことができ、また以降の当該患者に対する試料分析の実施や画像診断装置による診察の計画を立てることができる。
【0051】
また、試料管200の試料情報に応じて分類する作業の必要が無くなる。このため一つの自動分析装置500に、たとえば複数種類の試料管200を流しても、メモリチップ100と患者IDカード350との内容により、適宜に判断されて必要な検査のみが行われる。これにより試料検査時間の大幅な短縮化による、時間効率の向上が実現できる。
【0052】
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0053】
たとえば、送信手段により個体識別情報を送信することで、数多くの試料管200の中から特定のものを選び出すこともできる。これには、視認可能なように表示灯110の点灯の仕方や色により使用者に容易に視認させることで実現できる。
【0054】
また、視認可能にする表示灯110を用いた視認手段に加え、もしくは独立して音による被認識を行うこともできる。この場合はメモリチップ100に発音体である例えば圧電ブザーなどを備えることにより、実現できる。この場合は、受信した個体識別のための電波に応じてブザー音を鳴らしたり、また鳴らし方を変化させ、あるいは周波数を変化させることで識別可能とする。
【0055】
また、従来において用いられているバーコード560をメモリチップ100に併用することで、より多くのデータが扱え、また従来技術の自動分析装置と本発明に係る自動分析装置とを混在して使用する場合においても、本発明の効果が好ましく発揮される。さらには、メモリチップ100や装着アーム120などの表面に、一般的なサインペンや鉛筆などの筆記具を用いて文字が記入可能にしても良い。こうすれば、目視のみにおいて患者名や日付などの簡単な情報を表示でき、検査誤りなどを防止できる。
【0056】
また、メモリチップなので容易に上書きすることができ、繰返し使用できる。したがって、バーコード印刷の作業や印刷済みのバーコードを試料管に貼る作業、使用済みのバーコードを試験管から剥がす作業を省くことができ、測定全般の作業効率を格段に向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上述べた本発明によれば、試料検査の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る試料情報記憶手段の一例である。
【図2】本発明の実施の形態に係る試料の個体識別手段の試験管への保持の一例である。
【図3】本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
【図4】本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
【図5】本発明の実施の形態に係る自動分析装置の試料検査データ転送の一例である。
【図6】本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
【図7】本発明の実施の形態に係る試料の測定結果記憶手段の一例である。
【図8】従来技術による自動分析装置の試料情報伝送の一例である。
【図9】従来技術による試料情報の識別手段の一例である。
【符号の説明】
100…メモリチップ
110…表示灯
200…試料管
300…データ入出力装置
310…データ信号
320…データ伝送ケーブル
360…データ入出力兼カード読取装置
500…自動分析装置
520…コンソール
Claims (24)
- 試料を収納する試料容器において、
前記試料に係る情報が読み出し又は書込みされる試料情報記憶手段と、
前記試料情報記憶手段を保持し、試料容器の開口部上と側面との間で回動可能な装着アームと、
を備えることを特徴とする試料容器。 - 前記試料容器は、前記装着アームを固定する固定部を備え、
前記装着アームは、前記固定部を中心として前記試料容器の開口部上と側面との間で回動することを特徴とする請求項1記載の試料容器。 - 前記試料情報記憶手段は、前記装着アームに装着可能とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の試料容器。
- 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係る識別情報が読み出し又は書込みされる試料識別手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の試料容器。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係るオーダー情報が読み出し又は書込みされるオーダー記憶手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の試料容器。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係る個体識別情報が読み出し又は書込みされる個体識別手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の試料容器。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係る測定結果情報が読み出し又は書込みされる測定結果記憶手段
を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の試料容器。 - 前記測定結果記憶手段は、
前記測定結果情報に係る書込みの有無を表示する記憶状態表示手段
を備えることを特徴とする請求項7記載の試料容器。 - 前記測定結果記憶手段は、
前記測定結果情報の読み出し又は書込みの進捗状況を表示する進捗状況表示手段
を備えることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の試料容器。 - 前記試料情報記憶手段は、
外部からの個体識別信号を受信する個体識別信号受信手段を備え、
前記個体識別信号に応じて前記記憶状態表示手段に表示することを特徴とする請求項8記載の試料容器。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料識別手段、前記オーダー記憶手段、前記個体識別手段、前記測定結果記憶手段のうち少なくとも一つに供給する電源を備えることを特徴とする請求項4乃至10のいずれか一項記載の試料容器。 - 被検者の試料を測定項目にしたがって測定する自動分析装置において、
前記試料を収納し、また前記試料に係る情報が読み出し又は書込みされる試薬情報記憶手段と、前記試料情報記憶手段を保持し、試料容器の開口部上と側面との間で回動可能な装着アームと、を備える試料容器
を備えることを特徴とする自動分析装置。 - 前記試料容器は、前記装着アームを固定する固定部を備え、
前記装着アームは、前記固定部を中心として前記試料容器の開口部上と側面との間で回動することを特徴とする請求項12記載の自動分析装置。 - 前記試料情報記憶手段は、前記装着アームに装着可能とすることを特徴とする請求項12又は請求項13記載の自動分析装置。
- 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係る試料識別情報が読み出し又は書込みされる試料識別手段
を備えることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか一項記載の自動分析装置。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係るオーダー情報が読み出し又は書込みされるオーダー記憶手段
を備えることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか一項記載の自動分析装置。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係る個体識別情報が読み出し又は書込みされる個体識別手段
を備えることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか一項記載の自動分析装置。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料に係る測定結果情報が読み出し又は書込みされる測定結果記憶手段
を備えることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか一項記載の自動分析装置。 - 前記測定結果記憶手段は、
前記測定結果情報に係る書込みの有無を表示する記憶状態表示手段
を備えることを特徴とする請求項18記載の自動分析装置。 - 前記測定結果記憶手段は、
前記測定結果情報の読み出し又は書込みの進捗状況を表示する進捗状況表示手段
を備えることを特徴とする請求項18又は請求項19記載の自動分析装置。 - 前記試料情報記憶手段は、
外部からの個体識別用信号を受信する個体識別信号受信手段を備え、
前記個体識別信号に応じて前記記憶状態表示手段に表示することを特徴とする請求項19記載の自動分析装置。 - 前記試料情報記憶手段は、
前記試料識別手段、前記オーダー記憶手段、前記個体識別手段、前記測定結果記憶手段のうち少なくとも一つに供給する電源を備えることを特徴とする請求項15乃至21のいずれか一項記載の自動分析装置。 - 被検者の試料を測定項目に従って測定する自動分析装置において、
前記試料を収納し、また前記試料に係る情報が読み出し又は書込みされる試薬情報記憶手段と、前記試料情報記憶手段を保持し、試料容器の開口部上と側面との間で回動可能な装着アームと、を備える試料容器と、
前記試料容器を配置する手段と、
前記測定の結果を前記試料情報記憶手段に送信する手段とを備えることを特徴とする自動分析装置。 - 複数の分析ユニットを含み、
前記測定の結果を前記試料情報記憶手段に送信する手段を前記分析ユニット毎に備えることを特徴とする請求項23記載の自動分析装置。
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