JP2007504938A - ローラ粉砕ミルのための安全システム及びセメントの製造方法 - Google Patents

ローラ粉砕ミルのための安全システム及びセメントの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、特に原セメント材料をミル乾燥するためにコンバインドシステムに配置されたローラ粉砕ミルを備える粉砕システムを稼動するための安全システムに関している。特に、6つの粉砕ローラは、100%に近づく冗長性を達成するように設けられている。本発明に係るローラ粉砕ミルは、全粉砕パフォーマンスの80%が4ローラ稼動で得られるように設計されている。

Description

本発明は、請求項1の前提部に係るローラ粉砕ミルのための安全システム、請求項5の前提部に係るローラ粉砕ミルの駆動方法、及び請求項8の前提部に従ったセメントの製造方法に関する。
不揃いの材料を粉砕するためにローラミルを使用することが知られている。独国特許第105099C号明細書は、回転ミリングテーブル上に配置されたミリングローラのリングを有して且つフレームと前記フレーム上にピボット回転可能に搭載されたスタンドとを有するローラ運搬アームを開示している。ミリングローラは、スタンドに弾力的に搭載されて、スタンド及び更にそれに固定された部品と共に外向きに動かされ得る。
独国特許第19826324C号明細書はミリングローラを有するボールミルを開示しており、これは、プレスピース、プレスフレームなどによってミリングパン上にプレスされる。各々の場合に、2つのミリングローラが連続的に周状に配置されて、ジョイント、マルチ部品ホルダの上に保持される。
独国特許第153958C号明細書はコーンミルを開示しており、ばね圧の下で回転するミリングパンの上に8つのミリングコーンが存在し、これらは前記ミリングパンの外側に搭載される。ミリングコーンは、水平ミリング位置から垂直位置へ、検査、交換、及び同様の目的のために個別にもたらされる。
独国特許出願公開19702854A1号明細書は、方法及びローラミルを記述している。破砕動作に対する駆動容量がミリングパンの回転駆動のための駆動モータ及びギアを有する単一の駆動機構によってもたらされる、例えばセメント原材料、セメントクリンカなどのような無機物材料を破砕するためのローラ粉砕ミルの場合とは異なり、ミリングパンの上をローリングするミリングローラは直接に駆動され且つそれら自身の回転ドライブを有し、ミリングローラの個別の回転ドライブの間の稼動上の変動は、ジョイント負荷補償制御によって補償される。3つ又は4つのミリングローラが提供され、一つのミリングローラ又は回転ドライブに対するダメージが生じると、残りの2つ又は3つのミリングローラが動作を続ける一方で、単一のミリングローラがミルケースの外に動かされることができるか、あるいはその回転ドライブが修理又は交換されることができる。
独国特許出願公開2166219A号明細書は、ミリングパン及びその上をローリングするピボット回転可能に搭載されたミリングローラのためのミルギアを有するローラ粉砕ミルを開示しており、各ローラは、負荷担持台座の上に個別に搭載されている。ここには、ミリングローラを有するロッキングレバーの迅速で単純なピボット動作のための特に有益な解決策が記述されている。
設計及び制御の観点から、並びにエネルギー消費、環境的な振舞い、及び全体的な経済性に関してもまた、ローラ粉砕ミル、特に空気スィープ式(air-swept)ミルは、顕著な効果を提供する。
セメント産業において、空気スィープ式ローラミルは、セメントの原料粉末の製造やクリンカ及び石炭の破砕のために使用される。原材料プラントが回転キルン及びか焼(calcining)プラントとの組み合わせで稼動される場合は、熱交換器及びクリンカ冷却器プロセスからのキルン廃棄物ガスは、ミ乾燥のため及び破砕されたセメント原材料又は石炭の圧送のために使用されることができる。
原材料混合物のミル乾燥のための垂直空気スィープ式ロエシェ型(Loesche-type)ローラミルとのコンバインドシステムにおけるセメントの製造方法は、独国特許19836323C2号明細書に記述されている。独国特許出願公開DE−AS2361060号明細書は、空気スィープ式ローラミルにおける原料粉末のミル乾燥に加えて、回転キルンの下流の空気掃射ローラミルにおけるセメントクリンカの冷却ミリングを開示している。
通常、モジュラーシステムに従って製造された2、3又は4ローラミルが使用される。スラグ及び混合セメントの破砕のために、改変されたロエシェシステムローラミルを使用することも効果的であり、これは、2+2ローラミル又は3+3ローラミルと呼ばれる。このような2+2及び3+3ローラミルの場合、ローラの対が使用され、これはS−ローラ(スレーブローラ)と呼ばれる前成形ローラとM−ローラ(マスタローラ)と呼ばれる破砕ローラとを備える。これより、3+3ローラミルでは、3つの破砕ローラと3つの前成形ローラとがあり、各々の場合に、前成形ローラは破砕ローラに関連している。準備及び計画された一様なミリングベッドフォーメーションの結果として、低振動ミル稼動が達成され、高い比ミリング又は破砕力が可能になり、これは製品の質の改良をもたらす(欧州特許0406644B1号明細書)。
対応するミル効率での連続した回転キルンの稼動の場合におけるセメントプラントの必要な稼動上の安全性及び信頼性を確実にするために、様々な安全性概念が知られている。
独国特許第105099C号明細書 独国特許第19826324C号明細書 独国特許第153958C号明細書 独国特許出願公開19702854A1号明細書 独国特許出願公開2166219A号明細書 独国特許19836323C2号明細書 独国特許出願公開DE−AS2361060号明細書 欧州特許0406644B1号明細書
従来の安全性の概念では、高いキルン効率レベルの場合においては、2つの並行なローラミルが、原料粉末の処理のために回転キルンと組み合わされる。資本的支出がローラミル又は原材料破砕プラントとの組み合わせに比べてはるかに高い(約20〜40%)ことは、とりわけ不利益である。
原則として、セメント産業におけるローラミルの高い利用可能性は、回転キルンとローラミルとの最も経済的な組み合わせを許容する。ロエシェシステムによるロッキングレバーによって個別に支持されたローラを有する4ローラミルの場合には、適切な高容積流と共に、2ローラ緊急稼動を有することができ、ここでは全負荷製造率の約55〜60%及び対応して低減されたキルン効率が達成される。2又は3ローラミルの場合には、ミリングプラントを停止する必要がある。
本発明の目的は、ローラミル、特に空気スィープ式ミルのための顕著に改善された安全システム、並びにローラミル、特に空気スィープ式ミルを稼動する方法、及びそのようなローラミル安全システムに基づいたセメントの製造方法を提供することであり、且つ比較的限定された資本的支出でセメントプラントの高稼動信頼性を確保することである。
ローラミル安全システムに関して、この目的は請求項1の特徴部によって、ローラミルの稼動方法に関しては請求項5の特徴部によって、且つセメント製造方法に関しては請求項の特徴部によって、達成される。適切な且つ好都合な発展形態が、従属請求項と図面に関する記述とに現れている。
本発明の基本的な考えは、ローラミルを、全負荷の約80%で必要なミル製造率に達するように設計することである。
ローラミルの使用に関していえば、これは、例えば原材料混合物の破砕のために、セメント原材料プラント又は原料粉末ミルが、全負荷の約80%で回転キルンの24時間稼動を確実にするような方法で設計されることを意味する。
本発明に係るローラミル安全システム且つローラミルの稼動方法によれば、少なくとも4つのミリングローラの連続的な利用可能性が4つより多いミリングローラの設置によって確保され、前記4つより多くのミリングローラは対をなして対向するように配置されて、連続して2つのミリングローラ対の4つのミリングローラは4ローラ稼動における全ミル容量の約80%を提供する。
好ましくは6つのミリングローラが存在し、全ミル容量の約80%が4ローラ稼動において達成され、ミリングローラ側に約100%の冗長性が確保される。
より適切には、各ミリングローラは稼動位置からサービス位置にスイングアウトされることができ、ミルケースは、ミリングローラがスイングアウトされると4ローラ稼動が確保されるようにシールされる。
好都合なことには、本質的に既知のモジュラーシステムに従って特に6つのミリングローラが位置している。各々の場合に、前記モジュラーシステムに従って、一つの台座と一つのロッキングレバー又はロッカーアームとが設けられて、ミリングローラ並びにミリングローラ対のための液気圧併用ばねサスペンションシステムを支持し、6つのミリングローラで3×2ローラミルが構成される。
これは、ミリングローラ、ロッキングレバー、又はばねサスペンションシステムに対する絶縁破壊又はダメージの場合に、ローラミルを、一つのミリングローラ対の簡潔な停止及びスイングアウトに引き続いて、4つのミリングローラでさらに稼動することができるという好都合な可能性をもたらし、全ミル容量の80%を得ることができる。この間、スイングアウトされたミリングローラは、修理又は交換され得る。
本発明に係るローラミル安全システムは、連続的な方法で、下流装置、例えば回転キルンの全容量又は効率を、対応するローラミル効率の結果として確保する。
既知の安全概念に比較して、本発明に係るローラミル安全システムは、極端に経済的で且つ信頼性がある。最大の経済的な効果は、本発明に係る安全システムをコンバインド形態で稼動されるセメントプラントにて使用するときに生じる。しかし、原則的に、これは、全てのミリング及び破砕方法にて且つ中央ミリングプラントにおいて、使用され得る。
コンバインドプラントにおけるセメントの本発明に係る製造方法であって、セメント原材料プラントにおいて、セメント原材料が、回転ミリング表面の上でローリングするミリングローラを使用して経由し、熱交換器又は冷却器プロセスからの廃棄物ガスの供給を伴ってミリング乾燥の対象となり、フィルタ及び/又はサイクロンにおける原料粉末−廃棄物ガス混合物からの原料粉末の選別及び分離に引き続いて、前ヒータおよび前か焼化器及び回転キルンに供給され、ミリングローラ側のほぼ100%の冗長性のために対をなして対向する方法で4つより多くのミリングローラを有するローラミルが設けられる。ローラミルは、全ミル容量の80%が4つのミリングローラによって提供されるように設計される。
セメント製造の間に極端に高い稼動信頼性を確保するために、好都合なことには、6つのミリングローラが3×2ローラミルに関連され、原料粉末がミリング乾燥を経由する。モジュラーシステムによれば、絶縁破壊又はダメージがローラ及びロッキングレバー、又は液気圧併用ばねサスペンション及びローラの摩耗部品に対して生じるときに、ローラミルが簡潔に停止されて一つのローラ対がスイングアウトされる可能性が存在する。ローラミルはそれから、さらに4つのミリングローラで直接に稼動されることができ、その間にスイングアウトされたミリングローラは修理される、例えばローラシェルが交換される。
本発明に係る安全システム及び6ローラミル、特に3×2ローラミルは、使用及びミリング/破砕プロセスの全領域で使用されることができ、これは、以下のプロセスのために、例えば石炭ダスト供給などのための石炭破砕においても、明確に規定されたローラミルのミリング容量を必要とする。
図面を参照して、以下に本発明に係る実施の形態をより詳細に記述する。
図1は、ミリングチャンバ3、ミリング表面5とその上でローリングするミリングローラ6a〜6fを有する回転ミリングパン4、選別器7、及び原料粉末−廃棄物ガス排気口8を有する垂直空気スィープ式ロエシェ型ローラミル2をダイアグラムで示した図である。
ミリングローラ6a〜6fはモジュラーシステムにしたがって配置されており、各ミリングローラ6a〜6fは、ミラーローラ6a〜6fを支持する台座9及びロッカーアーム又はレバー10、並びにローラ対6a、6d;6b、6e;6c、6fのための液気圧併用ばねローディングシステム11を有しており、3×2ローラミルが形成される。
全ミル容量の約80%が4つのミリングローラによって与えられることができるような6つのミリングローラの設置及びローラミル2の設計を通じて、安全システムがミリングローラ側に設けられ、ほぼ100%の冗長性を確保する。
前乾燥なしに23%までの初期湿気レベルで供給されることができる、特に図示されていない中央供給機構を通じてローラミル2に供給されることができるセメント原材料又は原材料混合物のミル乾燥のためにローラミル2が使用されるとき、熱いガス、例えばクリンカ冷却器又は熱交換器ユニット42及び/又は冷却器32からの廃棄物ガス12を、原料粉末のための乾燥及び運搬ガスとして使用する(図3参照)。熱交換器ユニット42からの廃棄物ガス12は、供給ダクト(図示せず)から、ガイド羽根リング13又はノズルリングを介してミリングチャンバ3(図1参照)へ流れ、ミリングローラ6a〜6fによって製粉された原料粉末を選別器7へ且つ原料粉末−廃棄物ガス排気口8を介してフィルタ28に運搬する(図3も参照のこと)。
スイングアウトされたミリングローラ6aが、図1に点破線表示で示されている。液気圧併用ばねサスペンションシステム11の対をなす関連を通じて、対向するミリングローラ6d(図2参照)もまたスイングアウトされ、4ローラ稼動が維持される。図1に点破線形態で示されたミリングローラ6aのサービス位置で、前記ミリングローラ対の示されていない対向ミリングローラ6d、スイングアウトされたミリングローラが修理されることができ、その間にミリングプロセスは全ミル容量の約80%で実行される。
図2は、ミリング表面5を有するミリングパン4の平面図において、4つより多いミリングローラを有するローラミルに対する本発明に係る安全システムを示している。本実施形態では6つのミリングローラ6a〜6fがあり、適切に高い容積流と共にミリング表面5を有するミリングパン4は、6つのミリングローラ6a〜6fの2つのミリングローラ6a、6d又は6b、6e又は6c、6fがスイングアウトしても、全ローラミル容量の約80%に達するミリング容量を許容する。
図3は、本発明に係る方法を実行するためのセメントプラントダイアグラムを例示的な方法で示している。ローラミル2は、図1及び図2に従って構成され、ホッパ21から計量ベルト20を介してベルトフィーダ22に供給され且つ水平供給機構15を介してローラミル2に供給される個別の成分の原材料混合物23を破砕するために使用される。
ローラミル2にて分離された粗材料16は、少なくとも部分的に、供給機構17によって原材料混合物23と混合され、ローラミル2に再び供給される。
原材料混合物23のミル乾燥のために、技術上の機能としてか焼化器41と共に又はなしに回転キルン40の下流に位置する熱交換器ユニット42からの廃棄物ガス12が使用される。熱交換器排気ガス12は、熱交換器ブロワ35の下流に、ローラミル2に供給される。原材料混合物23の供給湿気レベルの関数として、廃棄物ガス12は、直接にローラミル2(図示されず)を通過するか、又は冷却タワー32によってローラミル2によって必要とされる温度まで調節される。熱レベルが不適切であると、冷却器廃棄物ガスにより又はホットガス生成器37の助けを借りて、失われた熱量を利用することができる。
原料粉末廃棄物ガスパイプライン19は、ローラミル2からフィルタ28の下流のサイクロンユニット27に続き、フィルタ28にて得られた原料粉末30は、直接に又は限定された容積を有するサイロ(図示されず)及び熱交換器ユニット42及びか焼化器41を介して回転キルン40に通過する。
図3は、トラブルフリーのか焼プロセスに関する見解及び回転キルン40の最大利用と共に、必要なミル効率を確保する本発明に係る安全システムを描いている。この目的のために、ローラミル2は、4つより多くのミリングローラ、特に6つのミリングローラ6a〜6fを、図2に示すように有する。
スイングアウトされたミリングローラを有するローラミルの図である。 本発明に係る安全システムによるローラミルの6つのミリングローラを有するミリングパンの平面図である。 本発明に係る方法を具現化するためのセメントプラントのダイアグラム図である。

Claims (9)

  1. 回転ミリング表面(5)とその上でローリングするミリングローラ(6a〜6f)とを有するミリングチャンバ(3)を有するローラ粉砕ミル(2)のための安全システムであって、
    少なくとも4つのミリングローラ(6a〜6d)の連続的な利用可能性が、4つより多いミリングローラ(6a〜6f)の設置を通じて確保され、4ローラ稼動における4つのミリングローラ(6a〜6d)がローラミル(2)の全ミリング容量の約80%を提供することを特徴とする、安全システム。
  2. 6つのミリングローラ(6a〜6f)が設けられ、4ローラ稼動に対して、ほぼ100%の冗長性がミリングローラ側に存在することを特徴とする、請求項1に記載の安全システム。
  3. 各ミリングローラ(6a〜6f)が、稼動位置からサービス位置にスイングアウトされることができ、ミリングローラ(6a、6d又は6b、6e又は6c、6f)がスイングアウトされると4ローラ稼動が確保されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の安全システム。
  4. 本質的に既知のモジュラーシステムに従って6つのミリングローラ(6a〜6f)が存在し、各々の場合に、一つの台座(9)と一つのロッキングレバー(10)とが、ミリングローラ対(6a、6d、6b、6c、6e、6f)のための液気圧併用ばねサスペンションシステム(11)と一緒にミリングローラ(6a〜6f)を支持するために設けられて、3×2のローラミルが形成されることを特徴とする、前出の請求項のいずれか一つに記載の安全システム。
  5. 前記ミリングローラ(6a〜6f)、ロッキングレバー(10)、又はばねサスペンションシステム(11)に対する絶縁破壊又はダメージの場合には、修理目的のために、一つのミリングローラ対(6a、6d又は6b、6e又は6c、6f)の簡潔な停止及びスイングアウトに引き続いて、前記ローラミル(2)が4つのミリングローラ(6b、6e、6c、6f又は6a、6d、6c、6f又は6a、6d、6b、6e)で且つ全ミル容量の80%で稼動されることができることを特徴とする、請求項4に記載の安全システム。
  6. コンバインドプラントにおけるセメントの製造方法であって、セメント原材料プラントにおいて、セメント原材料(23)が、ローラ粉砕ミル(2)にて、回転ミリング表面(5)の上でローリングするミリングローラ(6a〜6f)の助けで且つ熱いガス、特に熱交換器ユニット(42)と冷却タワー(32)とからの廃棄物ガス(12)の供給を伴って、ミル乾燥を経験し、且つ、サイクロンユニット(27)及び/又はフィルタ(28)における原料粉末−廃棄物ガス混合物(19)からの原料粉末(30)の選別及び分離に引き続いて、熱交換器ユニット(42)を介して前か焼化器(41)及び/又は回転キルン(40)に供給され、
    4つより多くのミリングローラ(6a〜6f)がローラミル(2)内にミリングローラ側のほぼ100%の冗長性のために提供され、前記ローラミル(2)が、全ミル容量の80%が4つのミリングローラ(6a、6d、6b、6e又は6b、6e、6c、6f又は6a、6d、6c、6f)によって提供されることを特徴とする、方法。
  7. 6つのミリングローラ(6a〜6f)がセメント原材料(23)のミル乾燥のための3×2ローラミルのために設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 6つのミリングローラ(6a〜6f)が本質的に既知のモジュラーシステムに従って配置され、一つのモジュールは各々の場合に、ロッキングレバー(10)、ミリングローラ(6a〜6f)、及び液気圧併用ばねサスペンション(11)を有する台座(9)によって形成され、ミリングローラ(6a〜6f)、ロッキングレバー(10)、又は液気圧併用ばねサスペンションシステム(11)、又はミリングローラ(6a〜6f)の摩耗部品に対する絶縁破壊又はダメージの場合には、ローリングミル(2)が停止され、ロッキングレバー−ミリングローラユニット(10、6a、6d)が稼動位置からサービス位置に対をなしてスイングアウトし、ローラミル(2)の更なる稼動が残りの4つのミリングローラ(6b、6e;6c、6f)で行われることを特徴とする、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記サービス位置にスイングアウトした前記ロッキングレバー−ミリングローラユニット(10、6a、6d)が、前記ローラミル(2)の4ローラ稼動の間に修理されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。

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