JP2007504442A - 原子炉の操作方法 - Google Patents

原子炉の操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007504442A
JP2007504442A JP2006524605A JP2006524605A JP2007504442A JP 2007504442 A JP2007504442 A JP 2007504442A JP 2006524605 A JP2006524605 A JP 2006524605A JP 2006524605 A JP2006524605 A JP 2006524605A JP 2007504442 A JP2007504442 A JP 2007504442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control rod
fuel
control
rods
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006524605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007504442A5 (ja
Inventor
ヘルマーソン ストゥーレ
ベッカウ パル
Original Assignee
ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー filed Critical ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー
Publication of JP2007504442A publication Critical patent/JP2007504442A/ja
Publication of JP2007504442A5 publication Critical patent/JP2007504442A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21DNUCLEAR POWER PLANT
    • G21D3/00Control of nuclear power plant
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C7/00Control of nuclear reaction
    • G21C7/06Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section
    • G21C7/08Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section by displacement of solid control elements, e.g. control rods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

本発明は、基本サイクルと、多数回の連続する制御棒サイクルと、を含む動作サイクル中の原子力軽水炉の操作方法に関する。原子炉(1)は、核分裂性物質の形態の核燃料と、可燃吸収体と、各制御棒位置において導入可能な複数の制御棒(5)と、を有する複数の細長い燃料ユニット(4)と、を含む。原子炉が始動して動作サイクルが開始される前に、実質的に全ての制御棒は炉心に導入される。基本サイクル中に、少なくとも部分的に導入され、残りの制御棒(5)が引き抜かれた第1群の制御棒(5)を有する第1の制御棒構成によって、原子炉は動作する。連続する制御棒サイクル中に、少なくとも部分的に導入された、様々な群の制御棒を含む各制御棒構成によって、原子炉は動作する。基本サイクルは、連続する各制御棒サイクルより実質的に長い。
【選択図】図2

Description

本発明は一般に、原子力軽水炉の操作および制御に関する。より正確には本発明は、沸騰水型の原子力軽水炉の操作および制御に関する。
特に本発明は、基本サイクルおよび多数回の連続する制御棒サイクルを含む動作サイクル中の原子力軽水炉の操作方法に関する。動作サイクルとは即ち、燃料を取り替えたり再配置したりすることなく、原子炉が同じ炉心で動作する時間のことである。
沸騰水型の原子力軽水炉は、核分裂性物質を有する複数の細長い燃料ユニットと、多数の制御棒と、を含む。燃料ユニットは、多量の核分裂性燃料を入れた被膜加工の管をそれぞれ有する、多数の燃料棒を含む細長い燃料集合体として設計されてもよい。沸騰水型原子炉には、このような燃料集合体が多く存在しており、その数は400から800程度、および制御棒の約4分の1、即ち100から200程度存在する。
燃料ユニットは、互いに平行に配置され、4つの燃料ユニットをそれぞれ含む複数のセルに分けられる。これらのセルは、原子炉の炉心を形成する。実質的にこのようなセルは、各炉心に制御棒位置を有する。これらの各制御棒位置において、制御棒のうちの1つは、完全または部分的に導入可能である。制御棒は、ホウ素またはハフニウムなどの中性子吸収物質を含み、沸騰水型原子炉において燃料内の核反応を制御し、中断するために使用される。全ての制御棒が導入されると、原子炉は停止する。つまり、核分裂過程において解放される、より多くの中性子が吸収され、核反応は停止する。
動作サイクル中に炉心に含まれる燃料ユニットは、核分裂性物質の量に関連して異なる。この違いは第一に、燃料ユニットが異なる時間に動作するという事実による。第1型の燃料ユニットは新しい型のものであってよく、比較的多くの量の核分裂性物質を含む。第2型の燃料ユニットは、原子炉において1または複数の前回の動作サイクル中に得られるある程度のバーンアウトを有してもよい。従って、第2型の燃料ユニットは、比較的少ない量の核分裂性物質を含む。更に、燃料ユニットは、最初から様々な量および配置の核分裂性物質によって設計されてもよい。
動作サイクル中、様々な型の燃料ユニットを、炉心に配置し、混在するように構成する。新しい燃料を含む燃料ユニットは、好ましくは炉心の中心付近に配置される一方、最も程度の大きなバーンアウトを有する、即ち最も少ない量の核分裂性物質を有する燃料ユニットは、炉心周縁付近に配置されるのが好ましい。これにより炉心からの中性子の漏出を減らし、経済的に有利であるだけでなく、中央に配置された燃料に対してより高い効果とより大きな熱負荷をもたらす。
制御棒を、様々な群、例えば、停止棒(原子炉の運転が停止されるとほとんど炉心へ導入されない)、および制御棒(原子炉の作用を制御するために使用される)に分けてもよい。原子炉が始動し、動作サイクルが開始される前に、実質的に全ての制御棒は炉心の中に導入される。動作サイクルが開始されると、多くの制御棒、例えば約90%の制御棒は炉心から引き抜かれる。従って、原子炉の平常運転中は、制御棒の約10分の1は完全または部分的に炉心の中に導入される。原子炉の動作中に制御棒を制御するための主な目的は、過剰反応を吸収することである。過剰反応は、炉心の中で形成され、動作サイクル中に連続的に行なわれる。このサイクルの長さは12箇月未満から24箇月を超えるまで、極めて多様であってよい。動作サイクルが長くなるとまた、過剰反応も必要となる。このような過剰反応は、より高濃度の核分裂性物質を含む新しい燃料の大部分によって行なわれる。
制御棒を制御するための第2の機能は、熱的限界値を局所的に超えることがないように、そして、過剰反応が減少する、動作サイクル終了の際に制御棒を引き抜く必要があるときに、核分裂性物質のバーンアウトが配置され、局所的に高い作用が出ないように、炉心における効果分布を制御することである。従って、核分裂性物質を配置するのみで、効果分布を制御することが求められる。この制御機能における制御棒は、以下に示すように、各新しい動作サイクル前の測定を共に最適化し、最初に配置される核分裂性物質および可燃吸収体と相互作用する。
制御棒自体は、特に12箇月より長い動作サイクル中に、過剰反応を吸収するには不十分である。従って補助用可燃吸収体として、例えば、新しい燃料に固定的に含まれるGdを付与する。このような可燃吸収体を、第1の動作サイクル中にバーンアウトするような大きさにする。可燃吸収体は更に、炉心の効果分布の制御を補助する。
制御棒を更に、制御棒が相互作用するセルに依存して、様々な群に分けてもよい。制御棒は、比較的新しい燃料を有する1または複数の第1型の燃料ユニットを含むセルと相互作用する第1の制御棒と、部分的にバーンアウトした燃料を有する第2型の燃料ユニットを含むセルと相互作用する第2の制御棒と、を含んでもよい。炉心における核分裂性物質の不均等な濃度は、炉心が程度の異なるバーンアウトを有する燃料を含むという事実により、動作サイクルの様々な段階でどの制御棒が導入されるかを決定する際に問題が生じる。導入された制御棒の最も近くに配置された燃料ユニットは、この制御棒から距離を置いて配置された燃料ユニットと同じ程度でバーンアウトしない。従って、動作中の炉心における比較的少ない量の制御棒により、炉心内の核分裂性物質の濃度が不均等に連続的に上昇する。更に、炉心から制御棒が引き抜かれた直後に、実際の制御棒位置に最も近くに配置された燃料ユニットに比較的大きな効果の増大が得られる。このような効果の増大により、いわゆるPCI破損(ペレット被覆相互作用)を引き起こす可能性がある。
PCI、即ち核分裂生成物からの応力腐食によって内部から被覆上に亀裂をもたらす、ペレットと被覆との間の機械作用は、目下、極めてよく研究され、専門誌に記述されている。破損の発生に対して、以下の複数の条件を同時に得ることが必要である。
1.十分な量の核分裂生成物が存在し、被覆を照射硬化し、かつペレットと被覆との間に力学的な接触が存在するためには、十分に高いバーンアウトが必要である。これは、実際のロッド設計において、15MWd/kgUから20MWd/kgUのバーンアウトにおいて起こり、動作サイクルの最初において、炉心の約60%に対して有効であり、動作サイクルの終わりでは炉心の約80%に対して有効である。
2.被覆物質にとって、応力レベルを上下して減らす時間がないため、効果は迅速に増加する必要がある。これは、再装填後の最初の始動において、炉心の大部分に対して有効であるが、再装填は通常、極めて効率的であることを表す条件ルールによって実行される。従って、動作サイクル中に操作される制御棒以外において、十分に大きくかつ迅速に効果が増加するための前提条件のみが、動作サイクル中において存在する。
3.上述の1と同様の理由から、終端効果は十分に高いものである必要がある。
4.応力腐食を作用させるためには、高い応力レベルを十分に長時間、維持する必要がある。諸試験から、必要時間は10分から数時間であると判断される。一過性ではない平常運転に関して常に十分な耐久性(保持時間)を有する。
5.以上の諸条件に、例えば、動作中の製造または亀裂によるペレット破片から局所的な破損が刻まれることが必然的であるということも加える必要がある。運転経歴および急昇試験はいずれも、他の方法では説明することができない重要な要因であることを示す。
これら諸条件は十分に証明されており、緩慢な効果が増加する(という条件)を有する注意すべき操作ルール、(より多く、より薄い)燃料棒の縦断面の熱負荷の減少、ならびに様々なZrライナー(被覆加工管の内部表面における柔らかい低合金Zr)によって、PCIは一般に、除去される破損原因とみなされる。しかしながら、100%安全な保護策はなく、危険が不必要に増大しないような新しい運転モードを導入することが重要である。また、制御棒の導入時よりも制御棒を引き抜く時においてPCI応力が極めて高くなることに留意することもまた重要である。この違いは、ファクター10であってもよい。
制御棒に最も近い燃料棒は極めて緩慢にバーンアウトする一方、核分裂性のプルトニウムはこの燃料棒内で実質的に標準程度において生成されるため、制御棒のそばの燃料ユニットは、低い平均バーンアウトのみでなく、非対象のバーンアウトをも得る。長時間の運転後に制御棒が引き抜かれると、核分裂性物質の非対象の配置が、対応する非対称な効果分布によって形成され、これは、結果として熱マージンの悪化を意味する。
従来技術に従ってこれらの諸問題を様々な方法で解決してもよい。公知の方法によると、動作サイクル中に、規定のシーケンスに従った比較的短い間隔で制御棒構成を変更してもよい。このような方法は米国特許第3、385、758号明細書で示されている。
この公知の解決方法の短所は、一定期間の動作サイクル後、制御棒が適切な位置を有する新たな制御棒構成を新たに見つけることが困難となる可能性があることである。この公知の方法の短所のいくつかは米国特許第4、285、769号明細書で示されており、例えば、制御棒構成を変更する度に原子炉の効果が低下するということである。つまり、能力の要素即ち、平均的な原子炉の生産能力が減少する。
その代わりに、米国特許第4、285、769号明細書では、炉心を2つの異なる型のセルに分けることを提案している。第1型は高い反応度を有する比較的新しい燃料の燃料集合体を含み、第2型は低い反応度を有する部分的にバーンアウトした燃料集合体を有する。米国特許第4、285、769号明細書で定義される方法によると、制御棒は第1型のセル内に導入されないが、第2型のセルの一部に導入される。このような方法で、以前は必要とされていた、少なくとも一部の制御棒の動作の防ぐことが可能である。
運転中の制御棒を制御するこれら公知の方法は、動作サイクルが長くなる場合においては、十分なものではなく、かつて用いられてきた比較的短い動作サイクル、即ち1年以内または特定の用途における最良の場合の1年半以内の動作サイクルにおいては、優れていた。目下のところ、動作サイクルは2年以内の長さが一般的である。さらなる過剰反応に対応する動作サイクルにおいては、制御棒を制御する新しい方法が求められる。
制御棒の方法のさらなる例を以下に記述する。
米国特許第4、368、171号明細書では、制御棒による、より均一な放射の効果分布を得る原子炉制御方法を示す。制御棒は、炉心の中心部から様々な放射方向距離における様々な群に分けられる。
米国特許第5、217、678号明細書では、様々な制御棒パターンで配置される制御棒による、原子炉を制御する他の方法について記述する。この公知の方法は、ある制御棒パターンから他の制御棒パターンへと変化する際の制御棒の制御に関する。
米国特許第5、307、387号明細書では、原子炉内の炉心に燃料集合体を装填する方法について記述される。この方法は、周縁に配置された燃料集合体が、少なくとも2つの動作サイクル後に炉心の中央部分に配置されるということを特徴とする。
米国特許第5、677、938号明細書では、原子炉のさらなる操作方法について記述される。炉心は、中央領域、中間領域、外周領域に分けられる。各制御棒は、炉心全体に配置される様々な群にグループ化される。異なる群の制御棒は、所望の期間後、炉心において互いに少なくとも部分的に導入される。この期間の長さは、全ての群の制御棒において等しい。
本発明は、原子炉を操作し、制御する改良方法を目的とする。更に、比較的長い動作サイクルによる原子力発電所を操作し制御する方法を目的とする。また更に、一定の時間の動作サイクル時間後、上述の非対象の配置を避けることができるように原子炉を操作し制御する方法を目的とする。
目的は、請求項1に記載された方法により達成される。
提案された方法に従った、制御棒を制御する2つの公知の方法においては、例えば、動作サイクルの全体時間の40%から60%、または10箇月から15箇月の比較的長い期間に、いくつかの制御棒を最初に導入するように組み合わされる。この期間は以降、基本シーケンスまたは基本サイクルと呼ぶ。この後、制御棒の制御および作用がより活発に行なわれる。即ち制御棒構成は、例えば2箇月おきに比較的頻繁に変更される。本発明に従った方法によると、制御棒の動作の総回数を比較的低レベルに保ってもよく、これにより燃料欠損のリスクの軽減を導く。更に、制御棒構成の変更の影響が減り、これによって容量要素が減少するため、制御棒の動作が比較的少なくなり、有利なものとなる。さらなる利点は、新しい制御棒サイクル毎に、新たに適切な制御棒位置を見つける確率が向上するということである。
本発明に従った方法のさらなる利点は、導入された制御棒に隣接する燃料ユニットで発生する非対象に分布する反応に関連する諸問題を低水準に抑えることが可能なことである。
本発明に従った、更に発展した方法によると、連続する制御棒サイクル、即ち基本サイクル後の制御棒サイクルは、第1の連続する制御棒サイクル中に、第1群の制御棒が引き抜かれ、第2群の制御棒が少なくとも部分的に導入される、第2の制御棒構成によって前記原子力軽水炉を動作させることと、第2の連続する制御棒サイクル中に、第2群の制御棒が引き抜かれ、第3群の制御棒が少なくとも部分的に導入される、第3の制御棒構成によって前記原子力軽水炉を動作させること、を含む。更に前記連続する制御棒サイクルは、第3の連続する制御棒サイクル中に、第3群の制御棒が引き抜かれ、第4群の制御棒が少なくとも部分的に導入される、第4の制御棒構成によって前記原子力軽水炉を動作させ、第4の連続する制御棒サイクル中に、第4群の制御棒が引き抜かれ、第5群の制御棒が少なくとも部分的に導入される、第5の制御棒構成によって前記原子力軽水炉を動作させることなど、を含んでもよい。
単なる核分裂性物質のバーンアウトによる反応度の損失は、通常、1MWd/kgUあたり1反応%から1.2反応%であり、これを補正するため、制御棒を素早く引き抜く必要がある。基本サイクルの間、制御棒は、利点を得るために比較的ゆっくりと動作させる必要があるが、好ましくは、制御棒を導入することである。このためには、制御棒に依存する可燃吸収体を、追加する際に、核分裂性物質よりある程度高速でバーンアウトするように大きさを決め、配置することを必要とされる。所望の正味効果は、1MWd/kgUあたり0.1反応%から0.3反応%のわずかに上昇した反応度であり、好都合な態様において、基本サイクル中に制御棒をゆっくり導入することによって補正してもよい。
本発明の更に発展した方法による燃料は、前記燃料はウラン235とウラン238とを含み、ウラン238の量に対するウラン235の量は、燃料の濃縮度として定義され、前記第1群の制御棒に隣接する少なくとも前記燃料ユニットは、制御棒に依存して変化した該濃縮度を有する。このように、燃料ユニットを非対象の核分裂性物質の量に対して配置を補正するように最初に設計してもよい。従って、制御棒は、燃料ユニット付近で比較的長時間導入されていたという事実によって、反応の非対象の配置を補正することは可能である。有利的に、前記制御棒に依存して変化する濃縮度とは、第1群の制御棒付近に配置される燃料棒は、減少した濃縮度を有してもよい。更には、前記炉心は、全ての燃料ユニットにおいて、計算された平均濃縮度を有してもよい。前記減少した濃縮度は、制御棒のすぐそばにおいて、少なくとも0.5%のウラン235であってもよい。
本発明の更に発展した方法によると濃縮度の変化とは、前記第1群の制御棒に隣接する前記燃料ユニットの濃縮度が、制御棒の中心付近からの距離が増加するとともに、制御棒に最も近くに配置された燃料棒の前記減少した濃縮度から前記平均濃縮度まで増加するということである。
本発明の更に発展した方法によると、前記第1群の制御棒に隣接する少なくとも前記燃料ユニットは、前記制御棒に依存する可燃吸収体の追加を含み、該可燃吸収体は、熱中性子を吸収する能力を有する。前記可燃吸収体は原子炉運転中に消費される。このようにして、制御棒が完全または部分的に導入される間にプルトニウムが生成され、かつウラン235が消費されないという事実によって、制御棒が引き抜かれるときに発生する反応度の増加分を補正してもよい。燃料棒における可燃吸収体は、吸収体が消費されるまで核反応を減らす。前記可燃吸収体の追加とは、前記第1群の制御棒のすぐそばに配置される前記各燃料ユニットの可燃吸収体が、いくつかの燃料棒に配置されるということである。前記可燃性吸収体の追加とは、2から6の燃料棒に配置されることが有利である。更に、制御棒に依存する可燃性吸収体の追加される燃料棒は、第1群の制御棒のすぐそばに配置される。
本発明の更に発展した方法によると、動作サイクルは少なくとも15箇月、好ましくは少なくとも18箇月、より好ましくは少なくとも24箇月である。
本発明を以下、実施形態の記述および本願明細書に添付される図面を参照してより詳細に説明する。
図1および図2は沸騰水型の原子力軽水炉1を示す。原子炉1は炉心3を入れた原子炉容器2を含む。炉心は、複数の細長い燃料ユニット4と、複数の制御棒5と、を含む。図3において、燃料ユニット4は、細長く設計され、多数の燃料棒6を含む、いわゆる燃料集合体として設計され、開示される実施形態において存在する。各燃料棒6は、いわゆる燃料ペレットの形状で、多くの核分裂性物質を入れる被覆加工管を有する。開示される実施形態において、各燃料ユニット4は、各燃料ユニット4は、燃料棒6の束毎に受けるように配置した部品空間をそれぞれ形成する、4つの小型の縦断面装置へと分かれる中央水通路7と4つの水通路8とを含んでもよい。
沸騰水型原子炉には、このような燃料ユニット4が、即ち400から800程度、制御棒5の約4分の1、即ち100から200程度数多く存在する。従って、図1および図2において、燃料ユニット4および制御棒5の数を少なく示している。燃料ユニット4は互いに平行に配置され、4つの燃料ユニット4を含む複数のセルにそれぞれに分けられる。実質的に、このようなセルはそれぞれ、制御棒位置を有し、各制御棒5は各駆動部材11により、完全または部分的に導入可能である。制御棒5は、ホウ素またはハフニウムなどの中性子吸収物質を含み、燃料内の核反応を制御し、中断する沸騰水型原子炉において用いられる。概略的に示される制御ユニット12により、制御される駆動部材11は、各制御棒5を引き抜かれた位置(図1の2つの外側の制御棒を参照)、または、完全に、或いは部分的に導入された位置に配置される。
燃料ユニット4の燃料棒6内の燃料は、ウラン235とウラン238とを含む。ウラン238の量に対するウラン235の量は、燃料の濃縮度として定義される。動作サイクル中、炉心3に含まれる燃料ユニット4は、核分裂性物質の量に関して異なっており、即ち異なる濃縮度を有する。この違いは第一に、燃料ユニット4が様々に長い期間、運転されるという事実による。第1型の燃料ユニット4は、新しいものであってよく、従って、比較的多量の核分裂性物質を含む。図2では燃料ユニットはAで示され、好ましくは、炉心3の中心付近に配置される。第2型の燃料ユニット4は原子炉において、1または複数の前回の動作サイクル中に得られる、ある程度のバーンアウトを有してもよい。従って、第2型の燃料ユニット4は低濃縮度を有し、かつ比較的少量の核分裂性物質を含む。これらの燃料ユニット4は、図2においてBおよびCで示され、好ましくは、炉心3周縁の付近に配置され、燃料ユニットBは燃料ユニットCより高い濃縮度を有する。
燃料ユニット4を、最初から異なる量の核分裂性物質を有して配置されるように設計してもよい。例えば、導入された制御棒4に隣接する1または複数の燃料ユニット4は最初に、少なくとも各制御棒5のすぐそばにおいて減少した濃縮度を有してもよい。制御棒に依存する濃縮度の変化は、炉心3の全ての燃料ユニット4において、計算される平均濃縮度を少なくとも0.5%下回わってよい。導入された制御棒5に隣接する燃料ユニット4の制御棒に依存する濃縮度の変化とは、濃縮度が、制御棒の中心付近から距離が増加するとともに、制御棒5に最も近く配置された燃料棒6の減少した濃縮度から平均濃縮度まで、増加するということである。
図4は、通常の場合の、96個の燃料棒6を有する燃料ユニット4の濃縮度の分布を示す。通常の分布は対称的であり、炉心3における多くの燃料ユニット4に対して用いられる。図5は制御棒に依存して変化する濃縮度を示し、この変化を図4の分布上に適用してもよい。図6は制御棒に依存する濃縮度の結果の分布を示す。従って、制御棒に依存する濃度の変化は、非対称の濃縮度の分布を導き、燃料ユニット4に用いられる場合がある。燃料ユニット4は、基本サイクルの間に導入される制御棒5のすぐそばに配置される(即ち、図2においてAで示される少なくとも一部の燃料ユニット4)。図5および図6から明らかなように、制御棒5の付近に配置される燃料棒6において濃縮度は低い。
図4は、濃縮度の対称的な分布を示す。原子炉においては通常、水ギャップが非対称的に配置されているため、最初から標準的な濃縮度の分布は非対称的である。このような場合において、本発明は、図5に従い、さらなる制御棒に依存する濃縮度の変化を重ね合わせるだけで、適用することができる。
炉心の少なくともいくつかの燃料ユニット4に、炉心3の一部の過剰反応を吸収するために特定の量の可燃吸収体を含ませることは公知であった。熱中性子を吸収することができる可燃吸収体は、例えばGdを含んでもよい。本発明に従って、図2においてAで示され、導入された制御棒5に隣接する燃料ユニット4は、上述の量の可燃吸収体に加えて制御棒に依存して追加した可燃吸収体、または高含有量の可燃吸収体を含む。好ましくは制御棒5のすぐ近くに配置される比較的少ない燃料棒6'に追加および配置される。図5において、「制御棒のすぐそばの」という表現を含む制御棒6が示されているが、本発明による制御棒は即ち、制御棒に依存して減少した濃縮度を有する。有利的に、制御棒に依存して追加される可燃性吸収体を、実際の燃料ユニット4における比較的少ない数の燃料棒6'、例えば2、3、4、5、6、7の燃料棒6'に配置してもよい。図4はこのような5つ燃料棒6'を有する燃料ユニット54を示す。
本発明に従って開示される原子炉は、以下の態様で動作してよい。原子炉1が始動し、動作サイクルが開始する前に、実質的に全ての制御棒5が炉心3に導入される。その後、原子炉1は、炉心3に少なくとも部分的に導入される第1群の制御棒5を除く、実質的に全ての制御棒5を引き抜くことによって始動する。基本サイクルと呼ばれる最初の制御棒サイクルは、比較的長時間、例えば10箇月から15箇月または動作サイクルの総時間の約40%から約60%継続する。全動作サイクルは比較的長く、少なくとも15箇月、少なくとも18箇月、少なくとも21箇月、少なくとも24箇月、少なくとも27箇月、またはこれ以上であってもよい。例えば24箇月の動作サイクルは、今日の原子炉技術により15GWd/Wd/tから20GWd/Wd/tの出力効果を許容する。
次に、基本サイクル中は、実質的に全く或いはほとんど制御棒が動作しないので、好ましくは、制御棒を導入する。基本サイクルの後の多くの連続する制御棒サイクル中に、様々な群の制御棒5が少なくとも部分的に導入される間、各制御棒構成によって原子炉1は動作する。連続する制御棒サイクルはそれぞれ、実質的に基本サイクルよりも短い。
第1の連続する制御棒サイクルの間、原子炉1は第2の制御棒構成によって動作し、第1群の制御棒5は引き抜かれ、第2群の制御棒5は少なくとも部分的に導入される。第2の連続する制御棒サイクルの間、原子炉1は第3の制御棒構成によって動作し、第2群制御棒5は引き抜かれ、第3群の制御棒5は少なくとも部分的に導入される。第3の連続する制御棒サイクルの間、原子炉1は第4の制御棒構成によって動作し、第3群の制御棒5は引き抜かれ、第4群の制御棒5は少なくとも部分的に導入される。第4の連続する制御棒サイクルの間、原子炉1は第5の制御棒構成によって動作し、第4群の制御棒5は引き抜かれ、第5群の制御棒5は少なくとも部分的に導入される。各制御棒5は上述の1または複数の群の制御棒に含まれてもよいことを留意されたい。
第1群の制御棒5は、中央に配置された制御棒5のいくつかを含んでもよい。基本サイクル中に完全または部分的に導入された制御棒5は、図2において実線で図示され、一方で残りの制御棒5は破線で図示される。制御棒5は、新しい燃料を有する燃料ユニット4を含むセル内に配置される。これは、図2に例示され、各セルは2つの燃料ユニットAと2つの燃料ユニットBとを含む。Aで示されるこれら4つの燃料ユニット4は、実線で示される2つの制御棒5のすぐそばに配置される燃料棒6'に配置される、上述の制御棒に依存して追加される可燃性吸収体を含んでもよい。これら燃料ユニット4のうち2つはAkで示される。即ち燃料ユニット4は、図6に示される制御棒に依存して減少した非対称の濃縮度分布を有する基本燃料ユニットを構成する。
本発明は開示される実施形態に限定されるものではなく、本願請求項の範囲内で変更および修正されてもよい。
沸騰水型原子炉の実質的な垂直断面図を示す。 沸騰水型原子炉の実質的な水平断面図を示す。 図1および図2における原子炉の燃料ユニットの実質的な水平断面図を示す。 図3における燃料ユニットの核分裂性物質の標準配置を概略的に示す。 図3における燃料ユニットの核分裂性物質の標準配置の考えられる変化を概略的に示す。 図3における燃料集合体の核分裂性物質の結果の配置を概略的に示す。

Claims (16)

  1. 基本サイクルと、多数回の連続する制御棒サイクルと、を含み、
    原子力軽水炉(1)は、核分裂性物質の形態の核燃料を含む、複数の燃料棒を有する複数の細長い燃料ユニット(4)を備え、
    少なくともいくつかの前記燃料ユニット(4)は、制御棒に依存して追加される可燃吸収体を含み、
    前記原子力軽水炉(1)は、複数の制御棒(5)を含み、
    前記燃料ユニット(4)は、互いに平行に配置され、複数のセルを形成し、該各セルは、少なくとも2つの前記燃料ユニット(4)と制御棒位置を含み、前記原子力軽水炉(1)の炉心(3)を形成し、
    前記制御棒(5)は、前記各制御棒位置に導入され、
    実質的に全ての制御棒(5)は、前記原子力軽水炉が始動して動作サイクルが開始される前に、炉心に導入される、動作サイクル中の前記原子力軽水炉(1)の操作方法であって、
    前記方法は、
    基本サイクル中に、少なくとも部分的に導入された、残りの制御棒(5)が引き抜かれた第1群の制御棒(5)を有する第1の制御棒構成によって、前記原子力軽水炉を動作させるステップと、
    連続する制御棒サイクル中に、少なくとも部分的に導入された、様々な群の制御棒を含む各制御棒構成によって、前記原子力軽水炉を動作させるステップと、を含み、
    前記基本サイクルは、前記連続する各制御棒サイクルのより実質的に長い、原子力軽水炉の動作方法。
  2. 前記連続する制御棒サイクルは、
    第1の連続する制御棒サイクル中に、第1群の制御棒(5)が引き抜かれ、第2群の制御棒(5)が少なくとも部分的に導入される、第2の制御棒構成によって前記原子力軽水炉(1)を動作させること、
    第2の連続する制御棒サイクル中に、第2群の制御棒(5)が引き抜かれ、第3群の制御棒(5)が少なくとも部分的に導入される、第3の制御棒構成によって前記原子力軽水炉(1)を動作させること、を含む請求項1に記載の方法。
  3. 更に、前記連続する制御棒サイクルは、
    第3の連続する制御棒サイクル中に、第3群の制御棒(5)が引き抜かれ、第4群の制御棒(5)が少なくとも部分的に導入される、第4の制御棒構成によって前記原子力軽水炉(1)を動作させること、を含む請求項2に記載の方法。
  4. 更に、前記連続する制御棒サイクルは、
    第4の連続する制御棒サイクル中に、第4群の制御棒(5)が引き抜かれ、第5群の制御棒(5)が少なくとも部分的に導入される、第5の制御棒構成によって前記原子力軽水炉(1)を動作させること、を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記燃料はウラン235とウラン238とを含み、ウラン238の量に対するウラン235の量は、燃料の濃縮度として定義され、前記第1群の制御棒(5)に隣接する少なくとも前記燃料ユニット(4)は、制御棒に依存して変化した該濃縮度を有する、請求項1から4いずれかに記載の方法。
  6. 前記制御棒に依存して変化する濃縮度とは、第1群の制御棒(5)付近に配置される燃料棒(6)が、減少した濃縮度を有するということである請求項5に記載の方法。
  7. 前記炉心(3)は、全ての燃料ユニット(4)において、計算された平均濃縮度を有する請求項6に記載の方法。
  8. 前記減少した濃縮度は、制御棒(5)のすぐそばにおいて、少なくとも0.5%のウラン235である請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1群の制御棒(5)に隣接する前記燃料ユニット(4)の前記濃縮度の変化とは、濃縮度が、制御棒(5)の中心付近からの距離が増加するとともに、制御棒(5)に最も近くに配置された燃料棒(6)の前記減少した濃縮度から前記平均濃縮度まで増加するということである請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記第1群の制御棒(5)に隣接する少なくとも前記燃料ユニット(4)は、前記制御棒に依存する可燃吸収体の追加を含み、該可燃吸収体は、熱中性子を吸収する能力を有する、請求項1から9いずれかに記載の方法。
  11. 前記可燃吸収体の追加とは、前記第1群の制御棒(5)のすぐそばに配置される前記各燃料ユニット(4)の可燃吸収体が、いくつかの燃料棒(6')に配置されるということである請求項10に記載の方法。
  12. 前記可燃吸収体の追加とは、前記第1群の制御棒(5)のすぐそばに配置される前記各燃料ユニット(4)の可燃吸収体が、2から6の燃料棒(6')に配置されるということである請求項11に記載の方法。
  13. 前記制御棒に依存する可燃吸収体が配置される前記燃料棒(6')は、前記第1群の制御棒(5)のすぐそばに配置される請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記動作サイクルは、少なくとも15箇月である請求項1から13いずれかに記載の方法。
  15. 前記動作サイクルは、少なくとも18箇月である請求項1から14いずれかに記載の方法。
  16. 前記動作サイクルは、少なくとも24箇月である請求項1から15いずれかに記載の方法。
JP2006524605A 2003-08-28 2004-08-30 原子炉の操作方法 Pending JP2007504442A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0302308A SE525701C2 (sv) 2003-08-28 2003-08-28 Förfarande för drift av en kärnreaktor
PCT/SE2004/001244 WO2005022551A1 (en) 2003-08-28 2004-08-30 A method for operating a nuclear reactor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007504442A true JP2007504442A (ja) 2007-03-01
JP2007504442A5 JP2007504442A5 (ja) 2010-12-02

Family

ID=28673204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006524605A Pending JP2007504442A (ja) 2003-08-28 2004-08-30 原子炉の操作方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7970093B2 (ja)
EP (1) EP1658620B1 (ja)
JP (1) JP2007504442A (ja)
AT (1) ATE450866T1 (ja)
DE (1) DE602004024412D1 (ja)
ES (1) ES2336569T3 (ja)
SE (1) SE525701C2 (ja)
WO (1) WO2005022551A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9922733B2 (en) 2009-11-06 2018-03-20 Terrapower, Llc Methods and systems for migrating fuel assemblies in a nuclear fission reactor
US9799416B2 (en) 2009-11-06 2017-10-24 Terrapower, Llc Methods and systems for migrating fuel assemblies in a nuclear fission reactor
CN102696073B (zh) * 2009-11-06 2018-05-18 泰拉能源有限责任公司 在核裂变反应堆中迁移燃料组件的方法和系统
US9786392B2 (en) 2009-11-06 2017-10-10 Terrapower, Llc Methods and systems for migrating fuel assemblies in a nuclear fission reactor
US10008294B2 (en) 2009-11-06 2018-06-26 Terrapower, Llc Methods and systems for migrating fuel assemblies in a nuclear fission reactor
US20110246153A1 (en) * 2010-04-05 2011-10-06 Benjamin James Schultz Method for pellet cladding interaction (pci) evaluation and mitigation during bundle and core design process and operation
US9583223B2 (en) 2012-06-23 2017-02-28 Global Nuclear Fuel—Americas Llc Nuclear reactor core loading and operation strategies

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01232289A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Hitachi Ltd 燃料要素及び燃料集合体
JPH05215879A (ja) * 1992-02-03 1993-08-27 Toshiba Corp 燃料集合体
JPH07301688A (ja) * 1994-05-09 1995-11-14 Toshiba Corp 燃料集合体
JPH0990077A (ja) * 1995-09-25 1997-04-04 Hitachi Ltd 初装荷炉心及び燃料集合体
WO1998041991A1 (fr) * 1997-03-17 1998-09-24 Hitachi, Ltd. Procede d'exploitation d'un reacteur
JP2001124884A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Hitachi Ltd 沸騰水型原子炉の燃料集合体及び初装荷炉心
JP2002189094A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Nuclear Fuel Ind Ltd 沸騰水型原子炉用燃料集合体

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL132403C (ja) 1966-05-16 1900-01-01
JPS5435591A (en) * 1977-08-26 1979-03-15 Hitachi Ltd Reactor operating system
US4285769A (en) * 1978-10-19 1981-08-25 General Electric Company Control cell nuclear reactor core
JPS59184895A (ja) * 1983-04-06 1984-10-20 株式会社日立製作所 原子炉の負荷追従制御方法
JP3021100B2 (ja) 1991-07-22 2000-03-15 株式会社日立製作所 ギャング制御棒制御装置及び原子炉の運転方法
JP2915200B2 (ja) 1991-07-24 1999-07-05 株式会社日立製作所 燃料装荷方法及び原子炉炉心
JP3481648B2 (ja) * 1993-05-18 2003-12-22 株式会社東芝 原子炉用燃料集合体および原子炉の初装荷炉心
JP3531011B2 (ja) * 1993-10-12 2004-05-24 株式会社日立製作所 燃料集合体及び原子炉
US5677938A (en) 1995-03-13 1997-10-14 Peco Energy Company Method for fueling and operating a nuclear reactor core
US7231333B2 (en) * 2003-03-31 2007-06-12 Global Nuclear Fuel - Americas, Llc Method and arrangement for developing core loading patterns in nuclear reactors

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01232289A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Hitachi Ltd 燃料要素及び燃料集合体
JPH05215879A (ja) * 1992-02-03 1993-08-27 Toshiba Corp 燃料集合体
JPH07301688A (ja) * 1994-05-09 1995-11-14 Toshiba Corp 燃料集合体
JPH0990077A (ja) * 1995-09-25 1997-04-04 Hitachi Ltd 初装荷炉心及び燃料集合体
WO1998041991A1 (fr) * 1997-03-17 1998-09-24 Hitachi, Ltd. Procede d'exploitation d'un reacteur
JP2001124884A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Hitachi Ltd 沸騰水型原子炉の燃料集合体及び初装荷炉心
JP2002189094A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Nuclear Fuel Ind Ltd 沸騰水型原子炉用燃料集合体

Also Published As

Publication number Publication date
US20070002998A1 (en) 2007-01-04
DE602004024412D1 (de) 2010-01-14
US7970093B2 (en) 2011-06-28
ES2336569T3 (es) 2010-04-14
WO2005022551A1 (en) 2005-03-10
EP1658620A1 (en) 2006-05-24
SE0302308L (sv) 2005-03-01
SE525701C2 (sv) 2005-04-05
SE0302308D0 (sv) 2003-08-28
ATE450866T1 (de) 2009-12-15
EP1658620B1 (en) 2009-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4285769A (en) Control cell nuclear reactor core
US5677938A (en) Method for fueling and operating a nuclear reactor core
JP2002122687A (ja) 原子炉炉心および原子炉運転方法
JP2007504442A (ja) 原子炉の操作方法
JPH02296192A (ja) 燃料集合体及び原子炉
KR20070100818A (ko) 가압수형 원자로의 연료 집합체 및 연료 집합체의 설계방법
US6823035B1 (en) Control rod
Hartanto et al. An optimization study on the excess reactivity in a linear breed-and-burn fast reactor (B&BR)
SE500900C2 (sv) Bränslepatron för kokvattenreaktor innehållande neutronabsorberande material
EP3062312A1 (en) Nuclear reactor core
JPS61102586A (ja) ブランケツト燃料集合体
JPH0231191A (ja) 燃料集合体
JP2003107183A (ja) 熱中性子原子炉用mox燃料集合体
JP2007017160A (ja) 燃料集合体
JP2892824B2 (ja) 小型原子炉
JP2988731B2 (ja) 原子炉燃料集合体
JP6466206B2 (ja) 初装荷炉心および燃料交換方法
EP0329985B1 (en) Nuclear reactor operating method with extended life cycle
JPH02187696A (ja) 燃料集合体とその製造方法
JP2004144762A (ja) 原子炉の炉心
JPH0577039B2 (ja)
JPH07111468B2 (ja) 原子炉用燃料集合体
JPS63175797A (ja) 沸騰水型原子炉用制御棒とそれを用いた沸騰水型原子炉の運転方法
JPH11258376A (ja) 原子炉初装荷炉心
JPH07244185A (ja) 加圧水型原子炉の運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100915

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100924

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20101015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110823