JP2007502354A - シーリングビードの製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明に従い、第1のエレメントと第2のエレメントとの間のシーリングビードをその場で生産する方法は、該第1のエレメントと該第2のエレメントとから選択された1種のエレメントに、規定形状及び規定断面のシーリングビード(4)を供給することで特徴付けられ、該シーリングビードは、可とう性の高さと、疎水性は高いがシリコン処理されていない該組立に優れた水密シールを付与する表面の存在とによって特徴付けられる。

Description

本発明は、フレーム上又は他の表面上にすぐに固定できるモジュール式エレメントの組立に好適なシーリングビードの製造方法に関する。
特に自動車の分野における最新の傾向は、セパレートユニット又はワークショップ内で事前装備されたモジュール式エレメントに固定された付属品、設備機器及び/又は組立ライン上の組立工程数を減少させ、乗物の組立を容易化することにある。
従って、一般的に備え付けカバーの形状の乗物用のモジュール式ドアエレメントが公知であり、ドアを閉める装置及び/又はサイドウィンドを動かすためにドアに備えられる装置をマスク及び保護するように、乗物のドアの内面と協働させるのに適している。
該モジュール式エレメントは、ねじで取り付けるか又は組込手段によってドアエレメントに固定されるのが一般的であり、そして該モジュール式エレメントと該ドアエレメントとの間の中間領域に、環境による攻撃(湿気、ホコリ、振動等)から該ドア内の容積を保護するようにシールを挿入することが必要となる。
この目的において、結合すべき2つのエレメントの間の中間領域に、シールとして発泡ポリマーシーリングビードを挿入することが知られている。
この発泡シールは、該ドアエレメントと該モジュール式エレメントがお互いに完全に協働する場合にそのシーリング機能を最も良く実現するが、2つの向かい合うエレメント間を最適に固定させるにもかかわらず、該シールがその周縁部全体上で十分に圧縮されず、そして裂け目が開き、環境による攻撃が可能な出入口が生ずる場合がある。この状況は、該ドアエレメント及び/又は該モジュール式エレメント上の寸法上の製造誤差における変形から生じるのが一般的であり、これらの誤差の最小値が同時に生じることが起こりうる。
このシーリング不足(特に水等の液体)を改善するために、少なくとも30%より高い圧縮度まで、該発泡シールを圧縮することと、該ドアエレメントと該モジュール式エレメントとの間に良好な接触を保つ高度に変形しうるシールを用いることとが、一般的に行われている。
しかし、上記圧縮度は該エレメントを押し付けることとなり、該材料に起因する上記の相対的に大きな変形により、向かい合う領域内に表面のゆがみ又は明らかな欠陥が生じうる。
これらのモジュール式エレメントに関する最短の組立時間を達成する目的のため、シーリング手段を用いて、ライン上で短時間内にそれらを事前に備え付けることが望ましいことは明らかである。
本発明の目的は、フレーム上又は他の任意の受入表面(特にドアエレメント)に限られた工程数で直接取り付けできるようなシーリング手段を供給し、そして一定の時間保管することができるモジュール式エレメントの製造方法を提案することにある。
該モジュール式エレメントとそれと向かい合う該受入表面との間に低圧縮力でシール(特に、液体に対するシール)を形成させることを保証するように、該シーリング手段はできるだけ効果的でなければならない。
この目的(他の目的は、後に明らかとなる)は、第1のエレメントと第2のエレメントとの間にシーリングビードを製造するための方法を用いて達成され、規定された形状と規定された断面とのシーリングビード(ポリオール化合物をイソシアネートと混合することによって得られ、可とう性の弾性部分を有する)を該第1のエレメント及び該第2のエレメントから選択される1種のエレメントに供給し、該シーリングビーズが疎水性スキンを有することを特徴とする。
可とう性の疎水性シーリングビードを製作するため、組立力が小さくとも、該2種のエレメントの間を完璧にシールすることを保証できる。
好ましい実施形態では、さらに本発明は、随意選択的に1種以上の次のアレンジメント;
−該スキンが、該弾性部分に取り付けられた層から成る;
−該スキンを、該弾性部分と一緒に一部分として製造する;
−該シーリングビードを、単一成分の生成物を押出すことで形成させる;
−該シーリングビードを、該スキンと該弾性部分とを共押出すことで形成させる;
−押出しヘッド内に別々に送り込まれた少なくとも2成分の反応により、該押出しヘッド内に、該シーリングビードを形成させる;
−該スキンは、疎水性ポリオールに基づいている;
−該疎水性ポリオールが、脂肪酸等の炭化水素鎖を含む;
−該スキンを、熱活性化可能、光活性化可能又は化学活性化可能な化合物から形成させる;
−該弾性部分が、0.5未満、特におよそ0.1〜0.4の比重を有する;そして
−該シーリングビードが、およそ0.3〜2N/cm、好ましくは、0.5〜1.5N/cmの圧縮力を有する:
を有しうる。
さらなる態様に従って、本発明の主部はまた、フレーム上又は他の表面上にすぐ固定できるエレメント(特に自動車のドアモジュール等)であって、規定された形状及び規定された断面のシーリングビードを該エレメントに供給し、該シーリングビードが、疎水性ポリオール化合物をイソシアネートと混合することで得られる1種以上の可とう性の弾性部分を有することを特徴とするエレメントにある。
該シーリングビードは、音を減衰させることによって、該組立の防音に貢献する減衰機能を提供するか、又は機械的な衝撃又は変形を吸収することによって、衝撃若しくは応力吸収機能を提供することができる。
それを、車体寸法上の誤差に適応させることもできる。
別形として、ホコリ(該シールにダメージを与えうる)による汚染から該シーリングビード外面を保護するために、保護フィルム(絶対的に必要なものではない)を適用することができる。
フィルムとして、プラスチックフィルム、特にポリエチレン、ポリエステル、ポリビニルクロリド、ポリビニリデンクロリド又はポリアミドから作られるフィルム(シリコーンコートで被覆されていてもされていなくともよい)を用いることが可能である。
本発明の別形に従って、該シーリングビードの外側部分は、該表面上で付着性を示しうる。
該第1のエレメントと該第2のエレメントとの間の結合は、下記に示される様式で形成される。
下記に詳細に説明する製造方法によって本発明に従う該シーリングビードを製造した後、該シーリングビードの外面を、該第1又は第2のエレメントに属する反対面の一つと協働させ、次いで、該シーリングビードの弾性部分は、任意の手段(ねじ、クリッピングイン、連結)によって一緒にされかつ固定される該2種のエレメントの間で、機械的な圧力を加えられるか又は変形される(例えば、加圧、張力又はせん断応力)。
本発明に従う方法は、シーリングビードを形作らせ、2種のエレメント間のシーリングモチーフを再現させることができ、特に該モチーフが該モジュール式エレメントの周縁部の少なくとも一部に続く閉曲線である場合に有利である。さらに、該方法はまた、変形される能力を考慮する最終組立内でそのために確保したスペース内に完全に適合するように、該シーリングビードの断面を形作ることができる。
実施形態のひとつに従って、該第1のエレメント又は該第2のエレメント上に該シーリングビードを直接形成させる。
押出し法を用いて単一成分又は多成分の生成物を堆積させ、この生成物に該シーリングビードの弾性部分を形成させなければならない。多成分の生成物の場合では、押出しヘッド内に別々に送り込まれた少なくとも2種の成分の反応により、押出しヘッド内で該シールを形成させることができる。
該シーリングビードの弾性部分が形成され、そしてその所望の断面及びその機械的特性(特に順応性、表面仕上げ、硬度及び圧縮度)が達成されると、次いで、それによって付着面がもたらされる。この付着面は、他のモジュール式エレメント(該第1のエレメント又は該第2のエレメント)の接触範囲内で協働することを予定している。このような方法で該組立をシールするように、それぞれの該エレメントの向かい合う表面をくっつけ、該組立をシールするように該シールの弾性部分を圧縮することに注意し、該協働を行わせる(次いで、任意の公知の手段(例えば、ねじ)によって固定する)。
異なる実施形態(前の実施形態とは別)に従って、該モールドのキャビティー内の弾性部分を形成する層の上に成形用生成物を堆積させ、該シーリングビードを形成させることができる。
用いる該モジュール式エレメントが得られる方式にもよるが、次いで、下記事項;
−モジュール式エレメントのひとつとの1部品として該シーリングビードを形成させること(従って、該モジュール式エレメント(又は該モジュール式エレメント部分)と、該複層シーリングビードとを同時に製造するように、該シーリングビード上に直接該モジュール式エレメント(又は該エレメントの少なくとも一部)を成形させることができる)、
−又は該モジュール式エレメントから分離して該ビードを形成させること(該複層ビードを事前に作成したモジュール式エレメント上に移動させるか、又は該キャビティー内で該シーリングビードと接触させて該モジュール式エレメントを成形させることができる):
のいずれかが可能である。
液体を注入することで、閉じられたモールド内で該成形用生成物を堆積させることができる。可動式の搬送手段(該モールドは静止)の支援、又は静止の搬送手段(該モールドは可動式)の支援を用いて、粘稠又はペースト状の材料をモールドキャビティー内に押出すこと(又は別の好適な搬送方法を用いること)も可能である。
該シーリングビードの弾性部分が可剥性フィルムで保護されている場合、該成形用材料は、未架橋状態の弾性率が該シーリングビードの弾性部分を引き裂くことなく該フィルムをはがすのに十分である材料から選択される。
特に、上記の材料は、防湿層フィルムによって保護されうる湿気架橋系、特に単一成分、好ましくは熱可塑性でポリウレタン型の、随意選択的にエラストマーで変性された系を含む。上記系は、例えばポリオールと疎水性イソシアネートとから得られるポリエステル、ポリエーテル又はポリオレフィン主鎖を有するポリウレタンプレポリマーであり、それらのうちひとつは、上述の様なポリマー又はオリゴマーの主鎖を有する。
別形として、該シーリングビードの事前に形成(特に成形)された弾性部分を該モールドキャビティー内に堆積させることによって、該複層シーリングビードを形成させることができ、別のモールド内の2つの部分を重ねあわせることによって、該シーリングビードの正確な形状を制御することができる。この別形では、事前に成形されたシーリングビードの該弾性部分は、成形によって製造されたモジュール式エレメント(又は該エレメントの一部)の不可欠な部分でありうる。
必要に応じて、該シーリングビードの該弾性部分の少なくとも一面に、特にスキンを共押出しして、そのようなモールディングビームを作成させることができ、その最終形状を導入するために、モールドキャビティー内に共押出生成物を堆積させることができる。本明細書中で、用語「共押出し」は、スキン(2種以上の押出用材料とともに送り込まれ、押出しヘッドを用いて弾性部分で形成され、本体のまわり不浸透性表面を形成)の堆積と同時に、該シーリングビードの弾性部分を形成させることと、該シーリングビード(特に押出しにより、事前に形成)の弾性部分が通過する押出しヘッド内に該スキンを形成させる1種以上の材料を適用することとを意味することが理解される。
製造法のひとつは、該シーリングビードの弾性部分を構成する成形用材料をモールドキャビティー内等に堆積させることにあり(随意選択的に、スキンを形成させる覆いでこの弾性部分を覆うことができる)、次いで、該モジュール式エレメント上の所定の位置に該シーリングビードを保持するように、該シーリングビードの弾性部分に対して該第1のエレメント又は該第2のエレメントのひとつをプレスすることにある。次に、該複層シーリングビードが固定される該モジュール式エレメントを除去する前に、該シーリングビードの弾性部分を、随意選択的にこのモールド内で少なくとも部分的に硬化させ、それとともに該モジュール式エレメントによって閉じることができる。冷却又は空気中の湿気との反応によって、該モールド外で該シーリングビードの硬化を実施させるか又は完了させることができる。
本発明に従う方法は、すぐに取り付けることができる高容量のモジュール式エレメント内で製造することができ、該製造を自動化することができる。これらのモジュール式エレメントの最終組立は非常に迅速であり、そして自動車等の組立に関する組立時間を減少させる要求を満足するものである。
最初に、明確化の目的のため、示された種々のエレメントは、縮小するために描かれていないことを指摘しておく。
図1は、第1のエレメント、特に第2のエレメント(特にドア1の一部分を形成するフレーム又は表面3に取り付けられるドアモジュール2)を備えている自動車のドア1の斜視図を示すものである。
該ドアモジュール2は、該乗物のドア1の該表面3の方に向けられているその表面を表現するように、取り付けられていない位置で示されている。該図面の考察を容易にするため、該ドアモジュール上に付属品又は装置を示していないが、言うまでもなくサイドポケット等の全ての一般的な装置をこのモジュールに組む込むことができる。
該ドアモジュール2の内面と該ドア1の表面3との間に、可とう性のシーリングビード4を挿入し、該ドア1の表面3上に該ドアモジュール2を取り付ける。この場合には、該シールモチーフは、該ドアモジュールの周縁部を走る閉じられたフレーム状である。該シーリングビード4は、該ドアモジュール2と該ドア1との間をシール(特に液体)しなければならず、そして該シーリングビード4はまた、該2種のパーツによって結合されている該内側スペースと該外側スペースとの間の振動の吸収等と、該2つのエレメントの間の固定との他の機能を提供することができる。
該シーリングビード4の構造体は本発明に従うものであり、そして図2に示されている(図2は、モジュール2の構造体も示している)。この図では、該モジュールは、乗物に取り付けられる前段階として示されている。
該シーリングビード4は、該第1のエレメント又は該第2のエレメントのひとつに結合されている弾性部分5から形成されている。この弾性部分5は可とう性が高い。該シーリングビード4は、該第1のエレメント及び該第2のエレメントの間に認められるギャップに従って調整された断面を有する。この場合には、該断面はおよそ正方形として示されているが、他の任意の形状に属するものであってもよい。該シーリング機能を果たすため、そして車体の製造上の誤差を補うため、該シーリングビード4の弾性部分5は、粘弾性材料から作られる。
この粘弾性部分は、下記に与えられる組成であることが好ましい(全ての割合を、質量で表す)。
第1の組成(本明細書中で、化合物1と称する)に従って、該シーリングビード4の部分5は;
−分子量1700の脂肪酸ベースの疎水性ポリオール(g) :50
−分子量4000のポリエーテルポリオール(g) :20
−分子量8000のポリエーテルポリオール(g) :25
−分子量480のポリエーテルポリオール(g) :5
−蒸留水(g) :1
−シリコン処理された界面活性剤(g) :1
−トリエチレンジアミン(触媒)(g) :0.6
−20/80のカーボンブラック
/ジイソデシルフタレート(DIDP)(g) :2
−高分子量のジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)(g):31、
に基づくことができる。
このシールは、下記特性;
−密度(kg/m3) :200
−ショア00硬度 :20
−30%圧縮力(N/cm):0.6Pa.s、
を有する。
該シーリングビードの弾性部分は、0.5未満、特におよそ0.1〜0.4の密度を有する。
該弾性部分は、およそ0.3〜2N/cm、好ましくは0.5〜1.5N/cmの圧縮力を有する。
図3内で示される別の実施形態に従って、該シーリングビードの弾性部分5は、中心部分又はコア5aとスキン5bとを含む。該部分5bは、疎水性が高い。該スキン5b(下記の化合物3を参照)はまた、本質的に疎水性組成物(下記の化合物2を参照)から作られるコア5aをカバーしている。
従って、第2の組成(本明細書中で化合物2と称する)に従い、該コア5aは、下記組成;
−ポリエーテルポリオール(g) :50
−分子量4000のポリエーテルポリオール(g):50
−分子量480のポリエーテルポリオール(g) :12.8
−蒸留水(g):2
−シリコン処理された界面活性剤(g) :1
−トリエチレンジアミン(触媒)(g) :0.6
−20/80のカーボンブラック/DIDP(g):2
−高分子量のMDI(g) :50.1、
に基づき、そして下記特性;
−密度(kg/m3) :125
−ショア00硬度 :26
−30%圧縮力(N/cm):0.8Pa.s、
を有する。
さらに別の組成(本明細書で化合物3とも称する)に従って、該スキン5bは、下記組成;
−分子量1700の疎水性ポリオール(g) :100
−シリコン処理された界面活性剤(g) :0.5
−トリエチレンジアミン(触媒)(g) :0.3
−20/80のカーボンブラック/DIDP(g):2
−ポリマー高分子量の(g) :16.8、
に基づき、そして下記の特性;
−密度(kg/m):約1050
−吸水率 :<0.1%、
を有する。
先行技術に従うシーリングビードの作成を目的として、化合物4と称される組成と化合物1、2、及び3とを比較すべきである。この化合物4は、当該出願人が販売するDynafoam512Gに基づいている。
該化合物4は、下記特性;
−密度(kg/m3) :340
−ショア00硬度 :45
−30%圧縮力(N/cm):2.1、
を有する。
種々の化合物1、2、3及び4に対して、U試験規格(Ford WSB−M3G102−B)に従ってシーリング試験を実施した。結果を下記に示す。
Figure 2007502354
種々の例から作成されたすべてのシーリングビードは、該ポリオールが100%ポリエーテルポリオールである化合物2を除き、U試験に合格した。
しかし、該生成物(化合物2)を疎水性スキン(化合物3)を形成させるように100%の疎水性ポリオールで構成される別の生成物と共押出しすると、そのようにして形成された可とう性のシーリングビードは、U試験に合格する。従って、疎水性スキンを添加すると、該ビードにシーリング特性が付与される。
例1及び例3から形成された該シーリングビードは、Dynafoam512Gよりも可とう性が相当高く、そして同一の圧縮度(30%)においてシールし、それは、これらのシーリングビードを圧縮するのに必要な力が実質的に少ないことを意味する。この効果を図5で確認することができる。これらの両生成物が、30%圧縮でシールする(すなわち、それらがU試験に合格する)と仮定すると、該可とう性のシーリングビード(化合物1)を圧縮するための力は、Dynafoam512Gの場合より実質的に少ない。
図5に示されるグラフにおいて、該シールの圧縮速度は、2mm/分である。
図4に示される実施形態において、該弾性部分5(さらに正確には、そのスキン5b)はフィルム6で保護され、受け入れ部分におかれ、非常に長い期間保管される。
一般的に、該フィルム6の目的は、保管の間、該モジュールメーカー又は自動車メーカーのホコリにより、該シーリングビードが汚染されることをふせぐことであり、そして最終組立表面以外の表面に、該弾性部分5にダメージを与えうる任意の接触を避けることである。該フィルムはまた、該弾性部分を外的条件(特に、湿気、光、酸素)から保護する機能を有する。
該シーリングビードを、例えば下記様式で製造することができる。
成形された材料に対して離型剤としてはたらくように、該モールドと接触している表面がポリエチレンから作られうるフィルム6(一度、該ビード4が完成されると、該フィルムの外面になる)を、キャビティー内に置いた。別形(図示せず)では、スプレーにより該フィルム6を堆積させる。該シーリングビードの弾性部分5の材料を、例えば、閉じられた範囲内のキャビティーの全長上を動く押出しノズルを用いて該フィルム6の内面上に堆積させる(該押出しノズルは静止したままで、そして該モールドは該ノズルに対して動く準備もなされる)。この方式において、破壊なく、従ってシーリングの欠陥を導くことなく、フレームの形のビード4を形成させることが可能である。該ノズルは、該ビード4の弾性部分5の材料に予備的な形状を付与するため、測定された断面を有することができ、最終的には該モールドキャビティーの形状になる。
該シーリングビード4の弾性部分5の材料の堆積が完了するとすぐに、該複数シーリングビードをドアモジュール上に移動させることで、ドアモジュール上に取り付けることができる。該ドアモジュールを未硬化のビード4の外面に対してプレスし、そして該モジュールの表面に自発的に接着させる。別形として、該ビード4の材料が、該モジュール2の材料に自発的に接着しない場合には、随意選択的に、硬化又は未硬化のシーリングビード4の弾性部分5の外面に接着剤層を適用することもできる。
セッティング時間(用いる材料によって長さが決まる)の後、該ドアモジュール2を、その表面に結合した複層ビードとともに該モールドの表面から除去することができる。該フィルム6(存在する場合には)をまた、該モールドキャビティーから取り外し、そして該フィルムは、該弾性部分5又はそのスキン5bに取り付けられたままでホコリ及び/又は湿気から即座に保護する。
従って、該ビードが硬化するか、又は該ビードが構造的特性を得るのに十分な時間、該シーリングビード4を備えている該モジュール2を保持することができ、次いで、乗物に取り付ける用意ができるまで保管する。
単に該保護フィルム6を除去することで取付工程を行い、その後、該ビード4を該自動車のドアに接触させてプレスする。
別形として、該シーリングビード4を、該第1のエレメント又は該第2のエレメントのひとつの上に直接形成させる。
この目的において、単一成分又は多成分の生成物を、該エレメント表面のひとつに直接堆積させ、そして所望のシーリングモチーフにおいて、該生成物は、該シーリングビード4の弾性部分5(5a及び5b)を形成しなければならない。多成分の生成物の場合には、押出しヘッド内に別々に送り込まれた2成分以上の反応によって、該押出しヘッド内で、該シール4を形成させることができる。
該ドアモジュール2は、図2、3及び4に示される該モジュール構造と同一構造を有する。それには、該モジュールの周縁部上又はライニングに平行して置かれている弾性部分5が備えられている。
該弾性部分5は、第1の表面上で該モジュール2に結合され、そして随意選択的にフィルム6によって別の表面上で保護される。該フィルム6は防湿層機能を提供し、そしてポリエチレン等から作られる。
該シーリングビード4の弾性部分5は、移動モールドを経由して通過させることなく、該第1のエレメント又は該第2のエレメントのひとつの表面で直接実施される堆積相に関することを除き、上述の様式(モールドのキャビティー内での製造に関して)と非常に良く似た様式で製造される。
さらに、該第1のエレメント(又は該第2のエレメント)上でプレスすることによって、該第2のエレメント(又は該第1のエレメント)に該ビード4を適用でき、さらに該シーリングビードは、該(第1又は第2の)エレメントに結合させるために活性な上面を有し、該第1のエレメント及び該第2のエレメントがお互いに対して押し付けられている間に該シーリングビードのコア材料を硬化又は取り付けることができる。
本発明は、自動車のフレーム上にすぐ取り付けることができるドアモジュールの製造の具体的事例を記述しているが、それは、他の任意のモジュール式エレメントの製品、特にウィンドウモジュール(自動車産業又は建築(温室、ポーチ等)で用いることができる)に適用される。
他の詳細及び有利な特徴は、添付の図面の参照と併せて与えられる下記の明細書の記載、本発明の例(これらに限定されるものではない)の解釈に基づいて明らかとなるであろう。
図1は、自動車ドア上のドアモジュールの組立の斜視図を示している。 図2は、第1の実施形態に従うシーリングビードを備えている該ドアモジュールの端部範囲の断面図を示している。 図3は、第2の実施形態に従うシーリングビードを備えている該ドアモジュールの端部範囲の断面図を示している。 図4は、第3の実施形態に従うシーリングビードを備えている該ドアモジュールの端部範囲の断面図を示している。 図5は、2種のシーリングビードに関し、圧縮度の関数として圧縮力における変形を具体的に説明するものである。

Claims (12)

  1. 第1のエレメント及び第2のエレメントの間のシーリングビードのその場での生産方法であって、該第1のエレメントと該第2のエレメントとから選択された1種のエレメントに規定形状及び規定断面のシーリングビード(4)を供給し、該シーリングビードが、ポリオール化合物をポリイソシアネート化合物と混合することによって得られる可とう性のある弾性部分(5)を有し、該シーリングビード(4)の該弾性部分(5)が、その周縁表面に不浸透性の覆いを形成する疎水性スキン(5b)を呈することを特徴とする生産方法。
  2. 該スキン(5b)が、該弾性部分(5)に取り付けられた層から成ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 該スキン(5b)が、該弾性部分(5)と共に一部分として製造されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 該シーリングビード(4)を、単一成分の生成物を押出すことで形成させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 該シーリングビード(4)を、該弾性部分(5)を該スキン(5b)と共押出することで形成させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 押出しヘッド内に別々に送り込まれた2成分以上の反応により、該シーリングビード(4)を該押出しヘッド(12)内で形成させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 該スキン(5b)が疎水性ポリオールに基づくことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法で得られるシーリングビード(4)。
  8. 該疎水性ポリオールが炭化水素鎖(脂肪酸等)を含むことを特徴とする、請求項6に記載のシーリングビード(4)。
  9. 該スキン(5b)を、熱活性化できる、光活性化できる又は化学活性化できる化合物から形成させることを特徴とする、請求項7及び8のいずれかに記載のシーリングビード。
  10. 該弾性部分(5)が、0.5未満、特におよそ0.1〜0.4の比重を有することを特徴とする、請求項6〜9のいずれか一項に記載のシーリングビード。
  11. およそ0.3〜2N/cm、好ましくは0.5〜1.5N/cmの圧縮力を有することを特徴とする、請求項7〜11のいずれか一項に記載のシーリングビード。
  12. フレーム上又は他の表面上にすぐ固定できるエレメント(特に自動車ドアモジュール(2))であって、規定形状及び規定断面のシーリングビードを該エレメントに供給し、該シーリングビードが、イソシアネートと疎水性ポリオールを含む化合物とを混合することによって得られる少なくとも可とう性のある弾性部分を有し、そしておよそ0.3〜2N/cm、好ましくは0.5〜1.5N/cmの圧縮力を有することを特徴とするエレメント。
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