JP2005509563A - 複合シールビードの製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、フレーム又は他の表面に固定されるように準備された特に自動車のドアモジュール(2)のような要素に関し、この要素には、画定された形状及び画定された断面の複合シールビードが設けられ、前記複合シールビードは、前記要素(2)の表面又はフレームと協働するように形成された少なくとも一つの接着部と、少なくとも一つの弾性部(5)と、少なくとも一つの接着部(6)とを有することを特徴とする。

Description

本発明は、特に、フレーム又は他の表面に固定されるように準備された自動車ドアモジュールのようなモジュール要素を組み立てるのに適した複合シールビードの製造方法に関する。
特に自動車分野における最近の傾向は、設計から当然であるが、特に、乗物ドアの場合において、モジュール要素の製造であり、これらモジュール要素には、モジュール要素が協働しなければならないフレーム又は他の表面によって一般的に満足されるさらなる機能を統合される。用語「モジュール要素」は、乗物ドアに取り付けられることが意図されて乗物の内側から見える内側仕上げパネル、又は、仕上げパネルと自動車ドアとの間に位置する中間シールシートのいずれも意味することが理解される。
これは、組立ラインでの組立作業、装備品、及び/又は、別の機械又は作業場において前もって取り付けられるモジュール要素へ固定される付属品の数を減少することによって乗物の組み立てを容易にする目的を有している。
こうして、乗物ドアのモジュール要素は、一般的に、取付カバーの形状であることが知られており、例えば、ドアの閉鎖機構及び/又はドア内のサイドウインドの作動機構を覆って保護するように、乗物ドアの内側表面と協働するのに適している。
モジュール要素は、一般的に、ネジ又はフィットイン手段によってドア要素へ固定され、モジュール要素とドア要素との間の境界面において、周囲からの攻撃(湿気、埃、振動等)からドア内に位置する空間を保護するようなシールを介在させることが必要である。
このために、シールとして、文献EP0930323に開示されている種類の発泡シールビードを境界面に介在させることが知られている。
この発泡シールビードは、ドア要素とモジュール要素とが互いに完全に協働する時にシール機能を満足するが、二つの対向要素の間の最適な固定にもかかわらずに、時には、シールが全周に渡って圧縮されず、非シール部がもたらされ、周囲からの攻撃を可能とする通路が形成されることが起こる。この状況は、一般的に、ドア要素及び/又はモジュール要素の製造寸法公差における変動から起こり、これらの最小公差値が同時に起こる可能性がある。
これらのモジュール要素のための最短の組立時間を実現するために、短時間でライン上においてシール手段をモジュール要素へ予め取り付けることが望ましいことが分かる。
本発明の目的は、シール手段を備えたモジュール要素を準備する新規な方法を提供し、このモジュール要素は、少ない作業数で、フレーム又は他の取り付け表面、特に、ドア要素へ直接的に取り付け可能であって所定期間の保存を可能とする。このシール手段は、シール手段が機械的な応力(圧縮、引っ張り、せん断)を受けるいかなる状態であってもモジュール要素とそれに対向する取り付け表面との間のシールを保証するために、可能な限り効果的でなければならない。
後に明らかとなる他の目的と共にこの目的は、第一要素と第二要素との間のシールビードをもたらす方法によって達成され、第一要素及び第二要素から選択された一つの要素には、形状及び断面が区画された複合シールビードが設けられ、複合シールビードは、第一要素及び第二要素から選択された前記要素と協働するのに適した少なくとも一つの固定部と、少なくとも一つの弾性部と、第一要素及び第二要素が共に適合される時に他の要素と協働するのに適した少なくとも一つの接着部とを有している。
接着部と固定部との間に介在された弾性部を有する複合シールビードを製造することによって、二つの要素の間の完全なシールが存在する。接着部及び固定部は、常に、複合シールビードの弾性部がいかなる変形をしても、各要素へ固定されたままとされる。
さらに、シールビードの複合構造は、ビードの特定部に適合することによって、二つの要素を共に固定すること、防音、及び、衝撃吸収に貢献するように、所定数のさらなる機能をそれ自身で満足することを可能とする。
好適な実施形態において、本発明は、選択的に、以下の構成の一つ以上をさらに有しても良い。
複合シールビードは、第一及び第二要素のいずれかに提供される前に、移動型において前もって積層される。
複合シールビードは、第一及び第二要素のいずれかに直接的に積層される。
複合シールビードは、少なくとも一つの押出工程によって積層される。
複合シールビードは、一成分生成物を押出すことによって形成される。
複合シールビードは、押出ヘッド内に別々にもたらされた少なくとも二つの成分の間の反応によって押出ヘッド内で形成される。
複合シールビードの弾性部は、その周囲表面において、不透過性カバーを形成する外被を有する。
複合シールビードの弾性部は、発泡材料である。
弾性部は、熱可塑性エラストマー、又は、エラストマーによって改質されて良い又は改質されないポリウレタンを基礎とする。
弾性部は、複合シールビードの体積の少なくとも50%に相当する。
複合シールビードの接着部は、再設置可能な熱反応、光反応、化学反応接着剤から構成されている。
複合シールビードの接着部は、剥し可能なフィルムによって保護されて、永久粘着性を有し、又は、水分反応の接着剤から構成される。
接着部は、剥し可能なフィルムを有して形成され、剥し可能なフィルムの除去中において複合シールビードの弾性部への移動により積層される。
複合シールビードの接着部は、高温溶融接着剤から構成され、又は、液体接着剤又は液体基剤の接着剤から形成される。
複合シールビードの接着部は、噴霧可能な接着剤から構成される。
複合シールビードの接着部及び弾性部は、同一生成物から形成される。
複合シールビードの固定部は、接着部から構成される。
接着部は、弾性部と同時に押出成形される。
接着部は第一及び第二要素の一方に積層され、弾性部は第一及び第二要素の他方に積層される。
剥し可能なフィルムは噴霧可能な生成物から構成される。
もう一つの態様により、本発明の対象は、特に、自動車ドアモジュールのようなフレーム又は他の表面に固定されるように準備された要素であり、前記要素には、画定された形状及び画定された断面の複合シールビードが設けられ、前記複合シールビードは、前記要素の表面又はフレームと協働するのに適した少なくとも一つの固定部と、少なくとも一つの弾性部と、少なくとも一つの接着部とを有していることを特徴とする。
複合シールビードは、組立体の防音に貢献するように音に関して、又は、機械的な衝撃又は変形を吸収することによって衝撃又は応力に関しての減衰機能を実現しても良い。これは、車体製造の寸法公差も許容するかもしれない。
一つの特定実施形態において、複合シールビードは、プラスチックを膨張させるガスを放出する化学薬品(添加剤又はプラスチック自身の反応基)によってプラスチックを化学的に発泡させる工程により、又は、プラスチックを膨張させるためにプラスチックに混入されたガスによってプラスチックを物理的に発泡させる工程により、製造されて良い弾性部又は粘弾性部を有している。
発泡剤又は膨張剤のもう一つの種類は、例えば、Akzo NobelのEXPANCELブランドの添加させる膨張又は膨張可能なミクロスフェア、又は、例えば、A.M.L.InternationalのARMOSPHERESブランド又はEnvirospheres Pty LtdのE-SPHERESのガラス・ミクロスフェアから構成される。
弾性部を製造するのに使用可能な材料の中には、例として、エラストマーによって改質されて良い又は改質されない可塑的なポリ塩化ビニル、熱可塑性エラストマー、又は、ポリウレタンと、ポリオレフィンと、特に、ブチル、EPDM(エチレン-プロピレン-ジエン)、ニトリル、スチレン-ブタジエン等のゴムとが挙げられる。
一般的に、熱可塑性エラストマー(TPEs)は、ポリマーのブレンド又はコポリマーの場合において共に化学結合可能なサーモプラスチック状態及びエラストマー状態を示すブロック重合コポリマーから構成される。この一例は、ポリプロピレン(PP)とEPDMとのブレンドから構成されるAESのSANTOPRENEブランドを有する生成物であり、EPDMは、EPDMに関するPPの可変重量比を持って連続的なPPに埋め込まれた小塊の形状において架橋結合されている。さらに、特にイソプレン又はブタジエンのブロック重合体のようなエラストマーブロック重合体を有して水素結合又は他の処理がされたブロック重合コポリマー連鎖を基礎とする生成物も公知であり、特にポリスチレンブロック重合体のような熱可塑性ブロック重合体と連鎖され、例えば、ShellのKRATONブランドを有する生成物である。
少なくとも一つは熱可塑特性を有するブロック重合体から形成され、他の少なくとも一つは弾力特性を有するブロック重合体から形成される数種のポリオールソース(polyol sources)から得られる非反応ポリマーの形状で利用可能な熱可塑性ウレタン(TPUs)も公知である。例えば、Merquinsaの生成物PEARLTHANE又はPEARLCOAT、又は、ElastogranのELASTOLLANである。
一成分又は二成分の種類の市場で利用可能な多様な反応合成物と共にポリウレタンを基礎とする複合シールビードの弾性部を形成することも可能である。例として、特に、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカプロラクトン、ポリオレフィン、又は、ポリシロキサンを主鎖としたポリウレタンプリポリマーを基礎とする一成分合成物が挙げられる。イソシアン酸塩を末端基として有するプリポリマーは所定の発泡傾向を有して水分の存在で硬化し、シロキサンを末端基として有するプリポリマーは発泡することなく水分の存在で硬化する。これらのポリウレタン合成物は、特に、ニトリル、SBR、又は、ブチル・ゴムのようなエラストマーと、熱可塑性エラストマーと、ポリオレフィン又は柔軟なPCVのような所定の柔軟性を有して架橋結合不可能なポリマーとによって改質されても良い。特に、発泡ガスの添加によって、発泡又は多孔化された材料を製造するのに使用可能なこのような合成物の例は、EP−A−0326704又はEP−A−0930323に開示されている。
複合シールビードの弾性部の材料は、有機物、又は、タルク、シリカ、カルシウム、カーボネイト、アルミナ、メタルのような無機物を含んでして良い。
複合シールビードの弾性部は、2.5より小さな、特に、非多孔性材料の場合には約0.8から2.5、又は、発泡又は多孔性材料の場合には0.03から1の比重を有している。
複合シールビードは、さらに、弾性部の一表面に取り付けられ、第一と第二要素との間、特に、ドアモジュールと自動車ドアの間の接着に寄与することが意図された接着部も有している。この接着部は、接着層の形状であり、保管期間の間において不活性を維持し、組立時において選択的に活性となるように選択される。
特定の実施形態において、接着層は、熱反応性、光反応性、化学反応性、再設置可能性、水分反応性であり、及び/又は、永久粘着性を有する接着剤から構成される。接着剤は、これらの特性の幾つかを組み合わせて有していても良い。
再設置可能な接着剤が使用される時には、二つの要素が分離される時にきれいな裂け目が出現して、任意の残留接着剤によって汚されないように二つの要素の一方を離すようになる(これは、ドアを分解してモジュールを再使用可能とする時に役立つ)。反対に、この接着剤が再設置不可能である時には、裂け目は弾性部内で起こり、要素のそれぞれに接着剤の連続層を残すようになる。
接着層は、剥し可能なフィルムによって保護された接着剤から構成される。変形例として、接着層は剥し可能なフィルムの片面に積層され、この接着層は、フィルムを剥す時の移動によって、シールの弾性部上に存在する。
一般的に、熱活性は、温和な気候の任意の季節における室温を超える温度に接着剤を晒すことが必要であり、一般的に、保管期間中において接着剤の無効化のための特定保護を提供する必要はない。変形例として、不活性を維持するような非常に低温で保管されなければならない接着剤(特に、エポキシを基礎とする接着剤)を使用することも可能である。
同様に、特定の化学反応により活性可能な接着剤は、一般的に、周囲の大気に敏感でない。可視光線によって光活性化可能な接着剤は、不透明フィルムによって光から保護されることが有利である。水分活性接着剤は、長期の保管を可能とするために、水分保護フィルムによって保護されなければならない。永久粘着性を有する接着剤は、保管中において任意の接触から保護されなければならない。全ての場合において、例え必要なくても、保護フィルムは、最終的な接着性を妨げる可能性のある埃によって接着剤表面が汚されることを防止するために望ましい。
フィルムに関しては、特に、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、又は、ポリアミド・フィルムのようなプラスチックフィルムが使用可能であり、これらは、特に、シリコンを基礎とする接着層を保護するために、シリコン、特に、フッ化ケイ素の層に被覆されてもされなくても良い。このフィルムは、さらに、金属、特にアルミニウムの層によって強化され、又は、合成物から形成されても良い。
熱活性接着剤の例は、エポキシ樹脂、ポリウレタン、特に、ブロック重合又は非ブロック重合のイソシアン酸塩を末端基として有するプリポリマー、ポリエーテル又はポリエステル、特に、ポリアクリル、オキシアルキレン又はビニル、及び、熱可塑性ポリオレフィン、特に、ポリエチレン又はポリプロピレン、又は、ポリアミドの種類を有している。接着層は、ブチル、特に、スチレン−ブタジエン・ゴム、エチエン/ビニル・アセテート(EVA)、ポリアミド、ポリアミノアミド、又は、誘導コポリマーを含む公知の融解接着剤から構成される。この接着剤は、熱活性架橋結合触媒又は硬化添加剤を含んでしても良い。
反応又は水分硬化接着剤は、ブロック重合又は非ブロック重合のイソシアン酸塩又はシランを末端基として有するポリウレタン・プリポリマー、又は、シリコンから選択されて良い。
化学的に活性可能な接着剤は、特に、酸化硬化の反応体であって良く、又は、接着剤とカプセルに包まれた又は熱反応可能な硬化触媒との混合物であって良い。
永久粘着性を有する接着剤の例は、特に、アクリルポリマー、熱可塑性又は熱可塑性でないエラストマー、ポリオレフィン、及び、ポリウレタンを含み、この粘着性は、粘着性を増す樹脂及びオイルの添加によって、又は、一つ以上のジオール又はジアミンと不定比特性のジイソシアン酸エステルとから形成されたポリウレタンによって、提供又は改良される。
接着層を形成するための添加物の使用に関して、融解状態で使用可能な融解接着剤、又は、液体接着剤、又は、特に、溶解基剤又は希釈剤の蒸発によって接着層を形成する有機溶液又は水成の懸濁液又は分散液としての液体基剤の接着剤を使用することが有利である。
変形例として、接着剤は、噴霧されても泡形状でも良い。
接着剤は、複合シールビードの弾性部の材料と相性が良いように選択され、接着層の内側表面及び/又は接着助触媒又はプライマーを有する複合シールビードの弾性部の表面を処理することが意図され、又は、さらに、複合シールビードの弾性部と接着層との間のもう一つの接着に介在することが意図されている。
複合シールビードの弾性部への接着層の接着は、互いに接触する弾性部及び接着層の表面の少なくとも一方が粗くされることによって補強されて良い。粗くされた凹凸は、シールビードの二つの部分の間の接触面積を増加させる効果を有し、その結果として、接着力を高める。
複合シールビードは、さらに、第一及び第二要素の間、特に、ドアモジュールと自動車ドアとの間の結合に貢献する固定部を有している。この固定部は、複合シールビードの弾性部の一方の表面上に位置している。この一方の表面は、前述の接着層により被覆された表面とは異なっている。限定しない例として、この固定部は、弾性部に前もって配置された接着層に関して対称に位置している。
この固定部は、弾性部の一方の表面の形状であり、この表面は、次に、第一及び第二要素の一方に形成された溝等と協働することが意図され、弾性部の一領域が、溝内に固定され、固定部を形成する。又は、固定部は、複合シールビードの弾性部の他方の表面に既に設置された層と同じ接着層の形状である。いずれの実施形態においても、固定部は第一及び第二要素の一方の壁の一つと協働することが意図されている。
第一及び第二要素の間の結合は、以下のようにもたらされる。
本発明によるシールビードが後に詳細に説明される製造工程によって製造された後に、複合シールビードの接着部は、第一又は第二要素に属する対向表面の一方と協働させられ、複合シールビードの弾性部は、機械的に応力を受けて変形し(例えば、圧縮、引っ張り、又は、せん断)、複合シールビードの固定部は、次に、他方の要素に属する対向組立体のもう一つの表面に固定されることがもたらされる。固定部の固定は、機械的又は接着層の使用のいずれでも実現される。
本発明による方法は、複合シールビードが二つの要素の間のシールパターンを再現するように形成されることを可能とし、このシールパターンが、特に、モジュール要素の周囲の少なくとも一部に追従する閉鎖湾曲である時には有利である。さらに、この方法は、シールビードの断面を成形することを可能とし、それにより、シールビードは、変形を考慮して、最終組立作業において受け入れ空間に完全に適合する。
一実施形態により、複合シールビードは、第一要素又は第二要素に形成されている。
押出工程が使用可能で、要素の一方の面に所望のシールパターンの接着層を積層した後に、前述同様に押出工程により可能で、一成分又は複数成分の生成物が、同じシールパターンで接着層の上に積層され、この生成物が複合シールビードの弾性部を形成する。複数成分の生成物の場合において、シールは、押出ヘッド内へ別々に供給された少なくとも二つの成分の間の反応によって押出ヘッド内で形成されても良い。
複合シールビードの弾性部が形成された時、及び、その所望断面と、特に、柔軟性、表面仕上げ、及び、硬度に関する機械的特性が実現された時に、弾性部は接着面を有している。この接着面は、他のモジュール要素(第一又は第二要素)の表面と協働することが意図される。この協働は接着又は固定によって行われる。
接着の場合において、実際の複合シールビードには、モジュール要素が存在する場合又はシールビードが接着面を有するモジュール要素自身である場合に、結合面として接着面が設けられ、モジュール要素(又はその少なくとも一部)がビードへの実質的な接着により複合ビードと接触して形成されるために、モジュール要素はビードに接着可能である。
前述の実施形態と異なるもう一つの実施形態によれば、複合シールビードは、型のキャビティ内に接着層を積層し、型のキャビティ内の接着層上に適当な型成形可能な生成物を積層して複合シールビードの弾性部を型成形することにより形成されて良い。
使用されるモジュール要素を得る方法に依存して、モジュール要素の一方に単一部材として複合シールビードを形成することができ、それにより、このモジュール要素(又は、モジュール要素の少なくとも一部)は、モジュール要素及び複合シールビードを同時に製造するように、接着層上に直接的に型成形することができる。また、モジュール要素とは別にビードを形成することも可能であり、前もって製造されたモジュール要素へシールビードを移動することができ、又は、キャビティ内のシールビードと接触させてモジュール要素を型成形することも可能である。シールビードは、次に、型内で、及び/又は、複合シールビードがモジュール要素へ移動された後に、硬化することができる。
型成形可能な材料は、液体を注入することにより閉鎖型内で積層される。製造工程は、型を不動として可動分配手段の助けによって、又は、分配手段を不動として型を可動として、粘性材料又はペーストリーのような材料の押出(又は、他の適当な分配方法)により型のキャビティ内に実施しても良い。
型成形技術は、さらに、接着パターンを再現する複合シールビードの接着部の製造を提供し、シールビードのこの接着部は、片面を活性可能に保護され、モジュール要素への接着のための表面を有する。この接着部は、キャビティ内に保護フィルムを収納して、射出成形により、又は、粘性材料の押出により可能なように、型のキャビティ内に得るようにしても良い。
複合シールビードの接着部が剥し可能なフィルムによって保護されるならば、型成形可能な接着材料は、架橋結合されていない状態の弾性率が、フィルムがシールビードの弾性部を破損することなく剥されることを可能とするのに十分であるものから選択される。
このような材料は、特に、水分遮断フィルムによって保護可能な水分架橋結合組成物を有し、この組成物は、特に、好ましくは、エラストマーによって改質可能な熱可塑性のポリウレタンの種類の一成分組成物である。このような組成物は、ポリエステル、ポリエーテル、又は、ポリオレフィンの種類を主鎖として有するポリウレタンであり、例えば、ポリオール及びポリイソシアネートから得られ、これらの少なくとも一つは、前述のように重合又は低重合の主鎖を有する。
変形例として、複合シールビードは、前もって形成された、特に、前もって型成形された型のキャビティ内の接着層上にシールビードの弾性部を積層することにより形成されて良く、もう一つの型において二つの部分を重ねることは、シールビードの正確な形状が管理されることを可能とする。この変形例において、シールビードの前もって形成された弾性部は、型成形により製造されるモジュール要素(又は、モジュール要素の一部)の一体部分であっても良い。
両方の場合において、接着層は、予め形成された反応的な帯形状、液体、又は、粘性材料として型内に積層されて良い。この接着層は、さらに、同時押出又は噴霧によってシールの弾性部に提供されても良い。
好ましくは、剥し可能な保護フィルムは、離型剤として型の予めキャビティの表面に提供される。この剥し可能なフィルムは、接着部のための保護を構成する。特に、フィルムは、水分反応接着層を保護するために水分遮断特性を有している。
接着層からなる固定部が別に設けられる複合シールビードが提供される時に、接着層は複合シールビードとモジュール要素との間に設置されて良い。この接着層は、複合シールビードの接着部を形成するのに既に使用された材料と同一又は異なっていて良い。
このような複合シールビードは、特に、複合シールビードの弾性部の少なくとも一つの表面上の接着剤の同時押出により製造されて良く、この同時押出生成物にとって、最終形状となるために、保護フィルムを予め備えた型のキャビティ内に積層されることができる。用語「同時押出」は、ここでは、少なくとも二つの押出可能な材料が供給された押出ヘッドと、予め形成されたシールビードの弾性部、特に、予め押出形成された弾性部が通過する押出ヘッドへの少なくとも一つの接着剤の供給とによって、シールビードの弾性部と少なくとも一つの接着部との両方を同時に積層形成することを意味することが理解される。
もう一つの実施形態において、複合シールビードの弾性部の材料は、それ自身、非硬化又は部分的硬化状態、又は、活性、特に、熱的活性後において、モジュール要素へ接着及び付着されるように選択される。
一つの製造工程は、例えば、保護フィルムを予め備えた型のキャビティ内に、接着層と、次に複合シールビードの弾性部を形成する型成形可能な材料(この弾性部は接着層を覆う)とを積層し、次いで、第一及び第二要素の一方にシールビードを接着するために、シールビードの弾性部に対して第一及び第二要素の一方を押圧することからなる。次に、複合シールビードの弾性部は、保護フィルムが存在する場合を含み、複合シールビードが固定されるモジュール要素が取り外される前に、複合シールビードの弾性部は、モジュール要素によって閉鎖された型内で少なくとも部分的に硬化することができる。複合シールビードの硬化は、型の外側の冷却又は空気中の水分との反応によって実施又は完了する。
本発明による方法は、組み付けられるのに準備されるモジュール要素の大量生産を可能とし、この製造方法は自動化が可能である。これらのモジュール要素の最終的な組み付け作業は、非常に早く、自動車のような組立体のための組立時間を減少する必要性を満足する。
さらなる詳細及び有利な特徴は、添付図面を参照して、限定されることのない本発明の例を説明する以下の記述を読むことで明らかになる。
先ず、明確化のために図示された種々の要素の間の相対的な比は尊重されないことが指摘される。
図1は、第一要素、特に、自動車のドア1の斜視図を示し、ドア1は、第二要素、特に、ドア1に属する表面3又はフレームに取り付けられるのドアモジュール2を備えている。
ドアモジュール2は、自動車のドア1の表面3へ向けられる表面を明確にするために、非組立位置で示されている。図面の検討を簡単にするために、ドアモジュールには付属品又は装備品は図示されていない。しかしながら、言うまでもなく、ポケットのような一般的な装備品の全ては、ドアモジュールに一体化されて良い。
ドアモジュール2は、ドアモジュール2の内側表面とドア1の表面3との間に、複合シールビード4を介在させることによってドア1の表面3に取り付けられる。この場合において、シールパターンは、ドアモジュールの周囲に沿って当接する閉鎖フレーム形状である。シールビード4は、ドアモジュール2とドア1との間のシールが存在し、二つの要素の間の固定と共に、内部空間と二つの要素によって囲まれた外部空間との間の振動吸収のような他の機能を満足可能であることを保証しなければならない。
シールビード4の構造は、本発明による複合構造であり、モジュール2の構造も示す図2に示されている。この図において、モジュールは、自動車への取り付け以前として図示されている。
複合シールビード4は、第一又は第二要素の一方に結合される弾性部5と、シールビードの弾性部へ固定されてフィルム7によって保護された接着部6とから形成されている。
柔軟部5のための好適な組成は以下の通りである(全ての比は重量%で表現されている)。
ポリオール:BASFにより販売されているLUPRANOL2043:81%
水:0.8%
イソシアン酸塩:Huntsmanにより販売されているSUPRASSEC X2647:17.0%
触媒:Tosohにより販売されているTOYOCAT B41:1.2%
シールビード4の弾性部5と要素の一方との間の結合は、第二接着部8(図2)又は固定部9(図3)によって実現されて良い。
シールビード4は、第一及び第二要素の間の分離を許容するように基準化された断面を有している。この場合において、断面は、ほぼ正方形であるように図示されているが、任意の他の断面であっても良い。シール機能を満足するために、及び、車体製造の製造公差を補償するために、シールビード4の弾性部5は粘弾性材料から形成される。
ドアモジュールの反対側において、シールビード4にはビード表面を少なくとも部分的に覆う接着層6が設けられている。
可能な限り少量の接着剤が効果的な結合を保証するために使用され、一方、シールビード4の弾性部5はシールビード4の体積の少なくとも約50%を占める。好適な接着剤は、永久粘着性を有する接着剤又は水分硬化ポリウレタンである。一般的に、フィルム7の目的は、モジュール製造又は自動車製造を前提とした保管期間の間において、埃がシールビードを汚すことを防止し、接着層6を損傷する可能性のある最終組立表面以外の表面との任意の接触を防止することである。フィルムの機能は、さらに、接着層6を早計に活性化し易い外部状態、特に、水分、光、及び酸素から接着層を保護することである。
複合シールビードの製造が図4に図示されている。型11のキャビティ10において、型と接触してフィルム7が配置され(ビード4が完成すると、型との接触面はフィルムの外面となる)、このフィルムは、型成形材料のための離型剤として機能するために、ポリエチレンから形成されて良い。図示されていない変形例によれば、フィルムは噴霧によって積層される。フィルム7の内面には、繰り出し可能な帯形状、又は、流体又は粘性材料の形状の接着層6が積層され、流体又は粘性材料は、特に、融解状態の熱融解接着剤、又は、液体接着剤、又は、有機溶解又は水分散の形状の接着剤であり、溶液又は希釈液は蒸発され、接着層がキャビティ内に成形される。次に、シールビードの弾性部5の材料が、例えば、閉回路においてキャビティ10の全体長さに沿って移動する押出ノズル12によって、接着層6の上に積層される(押出ノズル12を不動に維持して型をノズルに関して移動させることも可能である)。このように、結果的にシール性を損なう任意の不連続がなく、フレーム形状のビードを形成可能である。ノズル12は、最終的に型11のキャビティ10の形状となるビード4の弾性部5の材料へ前段形状を与えるための基準断面を有している。
シールビード4の弾性部5の材料が積層されると直ぐに、複合シールビードを、ドアモジュール上に移動させることにより、ドアモジュールに取り付けられても良く、一点鎖線によって描かれたドアモジュール2は、まだ硬化していないビード4の表面13に対して押圧され(矢印Fの方向に)、材料は、自然に、モジュールの表面に付着する。変形例として、層6と同じでも同じでなくても良いさらなる接着層が、硬化した又は硬化していないシールビード4の弾性部5の表面13に提供されても良い(もし、ビード4の材料がモジュール2の材料に自然に付着しないならば)。これは、ビード4の接着表面13を形成する第二層である。
使用される材料に依存して長さが変化する適用時間後に、ドアモジュール2は、表面に接着された複合ビード4と共に型の表面から取り外すことができる。フィルム7も、型のキャビティから引き抜かれて接着層6へ取り付けられたままとされ、接着層を直ぐに埃及び/又は水分から保護する。
こうして接着ビード4を備えたモジュール2は、ビード4が硬化するために又は構造的特性を得るために、十分に長い時間保持されて良く、次いで、自動車へ取り付けられる使用を待って保管される。
保護フィルム7を除去し、その後において、ビード4は自動車のドアに接触させて押圧されることによって簡単に取り付けられる。熱活性接着剤では、接着層が、特に赤外線源によって、最初に加熱され、又は、モジュール2はドアに対して設置され、次に、例えばドアの加熱によって、接着剤を活性化するのに必要な温度へ接着ビードを昇温するために加熱する。
図6は、複合シールビード4のもう一つの実施形態を示しており、この実施形態において、シールビードの弾性部5に接着される接着層6の表面は、複合シールビードのこれら二つの部分の間の接触面積を増大するように粗くされる。このような接着層6は、特に、適当な断面のノズル12を使用してキャビティ10内へ接着材料を積層することによりもたらされる。次に、複合シールビード4の弾性部5は、好ましくは、接着層6の粗い表面上に粘性又はペーストリーのような材料を押出すことによって得られる。シールビード4の弾性部5の押出された材料は、平らな接触より大きな接触面積に渡って層6の粗い表面の輪郭に沿い、それにより、良好な接着が結果としてもたらされる。
図5は本発明のもう一つの態様を図示しており、この態様において、複合シールビード4は第一要素又は第二要素に直接的に形成される。
要素の一表面上に所望のシールパターンの接着層8を押出工程を使用可能に積層した後において、同じシールパターンの一成分又は複数成分の生成物が、接着層8又は簡単に固定部9上に、前述と同様な押出工程を可能として積層し、この生成物が複合シールビード4の弾性部5を形成する。複数成分の生成物の場合において、シール4は、押出ヘッドにおいて、押出ヘッドへ別々に供給された少なくとも二成分の間の反応により形成されて良い。
ドアモジュール2は、図2、3、及び6のモジュールと同一構造を有している。ドアモジュールには、内張り上又はその側においてモジュールの周囲回りに設置された弾性部5が設けられる。
弾性部5は、モジュールの第一表面に接着され、フィルム7により他方の面を保護され、フィルムが除去された後には、保護面は接着層である。
このために、ビード4の弾性部5は水分架橋結合接着剤で覆われて良く、フィルムは、例えば、低密度ポリエチレンから形成されて水分遮断機能を有している。使用可能な接着材料は、所望の機械的な特性を接着層に与えるために、ポリウレタン、好ましくは熱可塑性ポリウレタンを基礎とする物質のうちから選択されて良く、選択的に、ポリマー、特にエラストマーによって改質されても良い。これらの材料のうちで最も好適なのは、重合又は低重合の特にポリエーテル又はポリエステルを主鎖として有するポリウレタン・プリポリマーである。この使用に適した水分架橋結合の熱可塑性ポリウレタンの組成は、BASFによってブランド名LUPRANAT MP130(登録商標)で販売されている一成分のポリウレタンを基礎とするイソシアン酸塩のプリポリマーと共に、Degussa-Hulsによってブランド名DYNACOLL7231(登録商標)で販売されている熱反応の二成分のポリエステル・ジオールによって得ても良い。
シールビード4の弾性部5は、移動型を介して移動することなく、第一又は第二要素の一方の表面に直接的に実施する積層段階に関するものを除き、図4を参照して前述したと同様な方法で製造される。
さらに、ビードは、第一要素(又は第二要素)を押圧することにより第一要素(又は第二要素)を押圧する第二要素(又は第一要素)に提供されても良く、シールビードは、依然として、前記(第一又は第二)要素に接着されるための上側接着表面を有し、シールビードの中心材料が第一及び第二要素を互いに対して押し付けることを保持することにより硬化及び設置可能である。
もう一つの実施形態において、接着剤は、熱反応材料、特に熱融解接着剤、又は、化学反応材料から選択して良い。この場合において、保護フィルム7を設けることは、もはや重要ではないが、フィルムは、依然として、反応表面の反応及び/又は接着を妨害しがちな任意の埃又は汚れから反応表面を保護するために好適である。
本発明は、特に、自動車のドアフレームに取り付けられるように準備されたドアモジュールの製造の場合において説明されたが、任意の他のモジュール要素、特に、自動車産業、又は、建物(コンセルバトワール、ポーチコ等)の建設において使用可能な窓モジュールの製造に適用される。
自動車ドアに組み付けられるドアモジュールの斜視図である。 第一実施形態による複合シールビードを備えたドアモジュールの縁部の断面図である。 第二実施形態による複合シールビードを備えたドアモジュールの縁部の断面図である。 移動による複合シールビードの製造を示している。 一方の要素上への直接押出による複合シールビードの製造を示している。 第三実施形態による複合シールビードを備えたドアモジュールの縁部の断面図である。

Claims (21)

  1. 第一要素(1)と第二要素(2)との間の複合シールビード(4)を製造する方法であって、前記第一及び第二要素から選択された一方の要素には、画定された形状及び画定された断面の複合シールビードが設けられ、前記複合シールビード(4)は、前記第一及び第二要素から選択された要素と協働するのに適した少なくとも一つの固定部(9)と、少なくとも一つの弾性部(5)と、前記第一及び第二要素が共に適合される時に他方の要素と協働するのに適した少なくとも一つの接着部(6)とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記複合シールビード(4)は、前記第一及び第二要素のいずれかに提供される以前に、移動型内に前もって積層されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記複合シールビード(4)は、前記第一及び第二要素のいずれかに直接的に積層されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記複合シールビード(4)は、少なくとも一つの押出工程によって積層されることを特徴する請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記複合シールビード(4)は、一成分生成物により形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記複合シールビード(4)は、押出ヘッド内に別々にもたらされた少なくとも二つの成分の間の反応によって前記押出ヘッド(12)内で形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記複合シールビード(4)の前記弾性部(5)は、その周囲表面において、不透過性カバーを形成する外被を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記複合シールビード(4)の前記弾性部(5)は、発泡材料であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記弾性部(5)は、熱可塑性エラストマー、又は、エラストマーによって改質されて良い又は改質されないポリウレタンを基礎とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記弾性部(5)は、前記複合シールビード(4)の体積の少なくとも50%に相当することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記複合シールビードの前記接着部(5)は、再設置可能な熱反応、光反応、化学反応接着剤から構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記複合シールビード(4)の前記接着部(5)は、剥し可能なフィルムによって保護されて、永久粘着性を有し、又は、水分反応の接着剤から構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記接着部(6)は、前記剥し可能なフィルム(7)を有して形成され、前記剥し可能なフィルム(7)の除去中において前記複合シールビード(4)の弾性部(5)への移動により積層されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記複合シールビード(4)の前記接着部(6)は、高温溶融接着剤から構成され、又は、液体接着剤又は液体基剤の接着剤から形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記複合シールビード(4)の前記接着部(6)は、噴霧可能な接着剤から構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記複合シールビード(4)の前記接着部(6)及び前記弾性部は、同一生成物から形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記複合シールビード(4)の前記固定部(9)は、接着部から構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記接着部(6,8)は、前記弾性部(5)と同時に押出成形されることを特徴とする請求項1から6及び17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記接着部(6,8)は前記第一及び第二要素の一方に積層され、前記弾性部(5)は前記第一及び第二要素の他方に積層されることを特徴とする請求項1から6及び17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記剥し可能なフィルム(7)は噴霧可能な生成物から構成されることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. フレーム又は他の表面に固定されるように準備された特に自動車のドアモジュール(2)のような要素であって、前記要素には、画定された形状及び画定された断面の複合シールビード(4)が設けられ、前記複合シールビード(4)は、前記要素(2)の表面又はフレームと協働するのに適した少なくとも一つの固定部(9)と、少なくとも一つの弾性部(5)と、少なくとも一つの接着部(6)とを有することを特徴とする要素。
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