JP2007500634A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 印刷ゾーンと被印刷物が設けられ、前記印刷ゾーンは、印刷ゾーン長さと、複数のインキ液滴が前記被印刷物上に順次付着させられる複数の印刷領域を有し、前記被印刷物と前記印刷ゾーンは互いに対して移動させられる印刷方法において、
   隣接する、前の印刷領域からの前の液滴が前記被印刷物内にかなり滲みこんだ後に、後の液滴が付着させられるように、そして前記被印刷物が、前記インクと前記被印刷物の間の相互作用を示す時間内に前記印刷ゾーン長さを通過するように相対移動の速度を制御し、前記時間の後に付着させられたインクは歪められた画像を生じることになることを特徴とする印刷方法。
2. 前記相互作用は、前記被印刷物のコックリングおよび／または前記被印刷物の表面エネルギーの変化である、請求項１に記載の印刷方法。
3. 前記被印刷物は、前記被印刷物がコックリングによってかなり歪められる前に前記印刷ゾーン長さを通過する、請求項１に記載の印刷方法。
4. 前記印刷ゾーン内の前記最大コックリング量は１ミリメートル未満である、請求項１に記載の印刷方法。
5. 前記相対移動の速度は約毎秒約１ｍよりも大きい、請求項１に記載の印刷方法。
6. 前記被印刷物の面積に対するインク被覆率は約５０％よりも大きい、請求項１に記載の印刷方法。
7. 後続の液滴は、最初の液滴が付着してから２秒以内、特に１秒以内に付着させられる、請求項１に記載の印刷方法。
8. 各印刷領域は１つまたは２つ以上の印刷ヘッドを有し、前記相対移動の速度は、前記被印刷物がコックリングによってかなり歪められた場合に、前記被印刷物がどの印刷ヘッドにも接触しなくなるような速度である、請求項１に記載の印刷方法。
9. 被印刷物と印刷ゾーンが互いに対して移動するにつれてインク液滴が前記被印刷物上に順次付着させられる複数の印刷領域を含む印刷ゾーンを有する印刷システムにおいて、
   相対移動の速度が関係ν≧Ｌ／τ_c（ここで、Ｌは印刷ゾーン長であり、τ_cはコックリング時定数である）を満たし、前記相対移動の速度は関係ν≦ｌ／τ _w （ここで、ｌは互いに隣接する印刷領域間の距離であり、τ _w はウィッキング時定数である）も満たすことを特徴とする印刷システム。
10. 前記印刷ゾーンは４つの印刷領域を含む、請求項９に記載の印刷システム。
11. 各印刷領域は、前記被印刷物上に異なった色のインクを付着させるように構成されている、請求項９または10に記載の印刷システム。
12. 前記被印刷物は普通紙被印刷物であり、または新聞印刷紙を含む、請求項９に記載の印刷システム。
13. 前記インクは、溶媒、特に水または有機溶媒と、該溶媒に混合された顔料と含む、請求項９に記載の印刷システム。
14. τ_cは、前記印刷ゾーン内の最大コックリング量が、被覆率が約３０％以上であるときの被印刷物平面度からの約０．５ｍｍ以下ずれているような定数である、請求項９に記載の印刷システム。
15. 前記インク液滴は水性インクで構成され、前記被印刷物は普通紙である、請求項９に記載の印刷システム。
16. 前記被印刷物は連続したウェッブであり、前記印刷領域は、ウェッブ経路に沿って順次配置された複数の印刷ステーションを有する、請求項９に記載の印刷システム。
17. 前記インク液滴は圧電インクジェット印刷ヘッドによって生成される、請求項９に記載の印刷システム。