JP2007500329A - 制御弁トリム - Google Patents

制御弁トリム Download PDF

Info

Publication number
JP2007500329A
JP2007500329A JP2006532308A JP2006532308A JP2007500329A JP 2007500329 A JP2007500329 A JP 2007500329A JP 2006532308 A JP2006532308 A JP 2006532308A JP 2006532308 A JP2006532308 A JP 2006532308A JP 2007500329 A JP2007500329 A JP 2007500329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notches
valve
valve body
pair
trim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006532308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4644674B2 (ja
Inventor
ネイサン ジェイ. ハンブリン,
テッド エー. ロング,
Original Assignee
フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー filed Critical フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー
Publication of JP2007500329A publication Critical patent/JP2007500329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4644674B2 publication Critical patent/JP4644674B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K47/00Means in valves for absorbing fluid energy
    • F16K47/04Means in valves for absorbing fluid energy for decreasing pressure or noise level, the throttle being incorporated in the closure member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86718Dividing into parallel flow paths with recombining
    • Y10T137/86759Reciprocating
    • Y10T137/86791Piston

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Abstract

約0.03インチの半径アール部を有する弁体(32)を有する流体制御弁のトリム(31)および弁座(28)が、約75°の弁座角を伴って用いられると、不平衡領域が最小限に抑えられる。流体制御弁のトリムには、複数の対のアンチキャビテーションノッチ(42〜52)が設けられている。これらのノッチは、流体がプレナムにおいて過ごす時間を長くするために、各対のノッチが相互にある角をなすように構成されており、これに加えて、これらのノッチは、隣接する対のノッチが相互にずれるようにさらに構成されてもよい。このようにすることで、流体が弁を通過するとき、圧力降下用ステージが適切に提供され、圧力降下が制御される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一般的に流体制御弁に関するものであり、さらに詳細にいえば、流体制御弁のトリムおよび弁座設計の改良に関するものである。
弁内の流体に好ましい流路を形成するためノッチを内部に対称に設ける弁トリムまたは弁形状の設計を行う試みがなされてきた。このような試みの典型的な例として、メーソンネーラン/ドレッサーインダストリー社(Masoneilan/Dresser Industries、Inc.)のLINCOLNLOG(登録商標)弁のアンチキャビテーショントリムが挙げられる。アンチキャビテーショントリムにより、制御弁の前後において圧力降下を実現するためのステージが提供される。これらの弁は複数の欠点を有している。たとえば、ある場合には、ノッチの位置がお互いに近すぎるために適切なステージの提供ができないことがある。このため、キャビテーションの回避に所望なステージの提供を実現するのに必要となるステージ間プレナム(interstage plenum)を意図に反して利用せずとも、弁内の流体がある絞り部分から次の絞り部分に流れることが可能となってしまう。本明細書ではこの問題を「短絡回路」と呼ぶ。
他の欠点としては、これらの弁が、従来の弁体先端部とともに用いられる場合、弁体先端部の座面の領域における不平衡力を最小限に抑えるために座面から離れる方向に流体を案内するようになっていないことが挙げられる。弁内における流体の圧力降下により発生する不平衡力は最小限に抑えられることが望ましい。この不平衡力を抑える方法の一つは、弁体先端部の座面の近傍の不平衡領域を最小限に減らすことである。
以下の課題を解決するための手段および発明を実施するための最良の形態において、上記の欠点および他の欠点を克服する方法を記載する。
流体が弁内において次のステージへと流れる際の短絡回路を回避するためのアンチキャビテーション用のトリムを形成するために、弁体の回転部位に複数の対のノッチを設けることが効果的である。具体的にいえば、任意の対のノッチ(すなわち、弁体に沿った任意の高さを有する二つのノッチ)が互に平行になるように位置づけする代わりに、これらのノッチを互いに鋭角を形成するように位置づけする。各対のノッチは、くさび形状を形成し、このくさび形状の最も狭い部分において二つのノッチが距離δだけ離される。この距離δは、小さいことが好ましく、また、製造を容易にするために容易に機械加工可能な寸法であることが好ましい。このようにノッチを配置することの利点として、弁内の流体に、プレナム空間をより多く通って移動させ、プレナム空間においてより多くの時間を過ごさせることが可能となり、それにより、流体に、次のステージに入るまえに圧力を回復させることが可能となる。
他の改良点としては、約0.03インチ、好ましくは0.031インチの半径アール部(radius)を有する弁体先端部の採用が挙げられ、これにより、形成される弁座リング角(seat ring angle)が、弁体の縦軸線に垂直な面に対して約70〜75°の範囲、最も好ましくは75°である。また、弁体が、流体を、当該弁体の座面および弁座リングの座面から離れる方向に案内すべくなしてあるトリムを有することが好ましい。弁体先端部のアール部分および弁座リング角をこのようにすることにより、不平衡領域が非常に小さなものとなる。不平衡領域は、このような弁体先端部の寸法を有していないアンチキャビテーション用のトリムを有する弁体と比較して約90%程度減少する。これにより、弁内の流体の圧力低下により発生する不平衡力が最小限に抑えられる。好都合なことに、この特徴により、圧力降下が大きい場合のアクチュエータのスラスト要件が最少に抑えられる。
さらに、上述の弁体先端部のアール部分および弁座リング角により着座応力レベルが比較的大きくなるため、好都合なことに、閉弁時の密封性能が非常に堅固なものとなり、漏洩を最小限に抑えることが可能となる。また、弁体の座面が衝突流体ならびにそれに含まれる粒子および他の破片から良好に防御されるので、トリムのサービス寿命が向上し、長時間使用したあとであっても、弁体および弁座リングが閉弁時において堅固な密封性能を引き続き呈するようになる。また、高い接触応力効率が達成されるので、アクチュエータのスラスト要件が最小に抑えられる。
ここで、図1を参照すると、アンチキャビテーション用のトリムを備えた従来の弁10が示されている。弁10は、流体流入口12と、流体流出口14と、流体流入口12をオリフィス15を通じて流体流出口側流路18へ連繋させる流体流入口側流路16とを備えている。この弁10は、流体流入口12および流体流入口側流路16が流体流出口14および流体流出口側流路18よりも低いレベルに配設されるようになっている上昇流型である。弁体20は、弁棒22Aを通じて、図示されていないアクチュエータに接続されている。このアクチュエータは弁棒22Aの上方の位置に設けられる。弁体20を弁棒22Aへ固定するための溝ピン(図示せず)などを収納するための一または複数の開口部22Bが弁体20の頂部の近傍に設けられている。流体の流れに対して所望の特性を与えるためのケージ23が流体流経路内の位置に設けられている。弁体20の外面24が弁座リング28の面26に接触し、弁座リング28の面26が弁体20のための弁座を形成している。
弁10内のキャビテーションを防止するためには、アンチキャビテーション用のトリムを提供することが望ましい。アンチキャビテーション用のトリムは、複数の対称的に配置されるノッチ29を用いて漸進的な流れ経路(staged flow path)を形成しうる。これらのノッチ29は、弁座リング28を通過した流体を比較的高圧に維持し、流体が高位のステージに到達するにしたがって漸進的に圧力を降下させることを促進するために設けられている。
動作においては、上記のアクチュエータにより弁棒22Aが選択的に移動される。すなわち、弁10の開閉のため、弁体20が、下方に向かって弁座リング28の方向におよび上方に向かって弁座リング28とは反対の方向に、移動される。弁座リング28の面26に対する弁体の面24の位置により弁体20と弁座リング28との間を流体が流れる流量が決まるため、弁体の面24と弁座リング28の面26との相対位置を制御することで、弁10を通過する流体の流量がある程度制御される。
しかしながら、弁座リング28の面26との接触面に沿った弁体の面24の幾何学形状により、流入口側流路16からオリフィス15を通って流体流出口側流路18の方向に向かって流れる流体は、座面24、26の領域における不平衡力を最小限に最適に抑制するために満足のいく程度には弁体20および弁座リング28の座面24、26から離れて流れるように案内されていない。
また、ノッチ29が互いに近い位置にあるため、流体の短絡回路の問題、すなわち流体がステージ間のプレナムを利用することなく一つの絞りから次の絞りまで流れることにより、圧力の降下が速すぎて十分にキャビテーションを回避することができないという問題がある。
その他の図面において上記の従来の弁10と本発明の好ましい実施形態との間の共通の特徴部分を参照する場合には、同様の参照番号が用いられている。
図2には、弁体の面34が非常に有益な幾何学形状を呈している弁体32を備える弁30が示されており、この非常に有益な幾何学形状は、弁体32に関連する座面の領域における不平衡力を減少させる目的で実装されている。弁体32は、好ましくは約0.03インチ、さらに好ましくは0.031インチの半径アール部を有する弁体先端部34を備えている。弁座リング28の面26は、弁体32の縦軸線に対して垂直な面から約75°傾いていることが好ましい。約75°の弁座リング角「α」と本明細書において呼ばれるこの角度は、約0.03インチ、さらに好ましくは0.031インチの半径アール部を有する弁体先端部34と組み合わされると、好都合なことに、弁体32および弁座リング28の座面から離れる方向に流体を流れさせようになる。この結果、不平衡領域が著しく減少され、流体の圧力降下により生成される不平衡力が最小限に抑えられる。図2Aには、弁体32の弁体先端部34のアール部Rの領域を拡大したものが示されている。
75°の弁座リング角αと約0.03インチ、さらに好ましくは0.031インチの弁体先端部のアール部Rとを組み合わせると、弁体32の閉弁時における密封性が著しく堅固なものとなり、これにより、高い着座応力レベルに起因する漏洩に対する抵抗が、図1に示されているような従来の弁体および弁座リングの構成と比較して向上するということが分かっている。また、75°の弁座リング角αと約0.03インチの弁体先端部のアール部Rとの組み合わせを用いることにより、上記の不平衡領域を、従来の弁体と弁座との構成と比較して約90%だけ減少させられる。このように不平衡領域が著しく減少することにより、圧力降下が大きい場合のアクチュエータのスラスト要件が著しく削減される。弁体先端部34と弁座リング28との間の接触領域を減少させることにより接触応力効率が上昇し、これによりさらに、アクチュエータのスラスト要件が削減される。
弁体32に沿って離隔されたノッチ29の採用のように、弁30に対してアンチキャビテーション用のトリムをさらに採用することにより、閉弁時における密封性が向上させられ、さらに、弁内における不平衡領域の減少と漸進的な流れ経路とを組み合わせた恩恵が得られるという利点がある。閉弁時における密封性の向上は、漏洩を防止するように機能するのみでなく、弁体の座面を衝突流体ならびにそれに含まれる粒子および他の破片から良好に防御して弁30の耐用年数を延ばすように機能するので、非常に有益である。いうまでもなく、弁体先端部34が図1に示されているような従来の弁体20に用いられてもよい。この従来の弁体20は、図2に示されている弁とノッチ29の構成が同一である。
図3〜図9には、弁トリム40の他の実施形態が示されている。約0.03インチ、より好ましくは0.031インチの半径アール部Rを有する弁体先端部34の詳細および約75°のリング角を有する弁座(図3〜図9に図示せず)との関係については、図9に最も分かりやすく示されているように、本実施形態と図2に示されている実施形態とは同一である。図9に最も分かりやすく示されている弁体先端部34の詳細における他の特徴は、弁体先端部34のうちのアール部Rを過ぎた領域の漸進的な傾斜の幾何学的形状にある。弁体先端部のアール部Rは、図9に示されている弁体先端部のアール部Rの下方に存在する弁座リングに重点的に係合するようになっている。
弁体先端部34のうちのアール部Rを過ぎた領域の第一の部分は、弁体32の縦軸線に対して好ましくは約30°に相当する第一の角度を形成する。弁体先端部34のうちのアール部Rを過ぎた領域のさらに先端にある第二の部分は、第一の部分よりもさらに漸進的な傾斜面を有し、弁体32の縦軸線に対して好ましくは約60°に相当する第二の角度を形成する。この弁体先端部34の漸進的な傾斜領域の利点は、弁体32および弁座リング28の座面から離れる方向の流れが強化されるという点にある。座面から離れる方向に流れを方向づけることにより、不平衡領域が著しく減少させられ、圧力降下により生成される不平衡力が最小限に抑えられることになる。
アンチキャビテーション用の弁トリムにより受ける短絡回路の問題を解消するために、図3〜図9の実施形態は、図1に示された従来のアンチキャビテーション用のトリムのノッチ29に対して回転位置に複数のノッチ42、44、46、48、50、52を配置しているという利点を有している。任意の高さにおいて各対を形成するノッチ、たとえばノッチ42、52は、互に鋭角を形成するように配置され、これにより、従来のアンチキャビテーショントリムのノッチのように互いに平行になっているのではなく、くさび形状を形成している。図6の断面図により最も分かりやすく示されているように、くさび形状の最も狭いところにおいて、各対を形成する二つのノッチ42、52が距離δだけ離されている。この距離δは、小さいものの無理なく機械加工可能な寸法であることが好ましい。
図3〜図8において最も分かりやすく示されているように、弁トリム40に沿って各対を形成するノッチは、ノッチ42、45により形成されるくさび形状のうちの距離δだけ離された最も狭い部分が、隣接しかつ次に高レベルに位置する一対のノッチを形成するノッチ44、50により形成されるくさび形状の最も狭い部分から180°だけずれる(オフセットする)よう、隣りの一または複数の対を形成するノッチに対して回転させられることが好ましい。さらに、一対のノッチ46、48により形成されるくさび形状の最も狭い部分が一対のノッチ44、50により形成されるくさび形状の最も狭い部分から180°だけずらされる。したがって、ノッチ46、48はノッチ42、52と同一の配向となるように配置される。これに代えて、これより少ないまたはこれより多い対の数のノッチおよび180°以外のずれ角度の如き他の相対的な配向角度が用いられてもよい。
以上のように、ノッチ42、44、46、48、50、52が、回転するように、および、くさび形状になるように配置されると、流体が、流入口側流路16から流出口側流路18まで流れる場合に、従来のアンチキャビテーショントリムと比較してより多くの時間をプレナム(充満空間)において過ごすようになる。プレナムにおいてより多くの時間を過ごすことにより、その流体は、圧力をより良好に回復したあとで次のステージに進むことが可能となり、これにより、キャビテーションが減少する。
他の方法として、角度をなすノッチ42〜52は、次のステージに進むまえに最大限の広がりおよび圧力の回復がなされるように、単独でもしくは複数の対のノッチを組み合わせて、または、単独のノッチと対を形成するノッチとを交互に繰返すパターンでもしくは繰返えさないパターンで配置されてもよい。このようにすることにより、その利点として、所望の圧力ステージを実現する機能を強化することが可能となる。たとえば、角度をなすノッチ42〜52すべてを対として配置することに代えて、(第一のステージに対応する)第一のレベルの弁トリムに一対のノッチ42、52を設け、(第二のステージに対応する)第二のレベルの弁トリムに他の一対のノッチ44、50を設け、(第三のステージに対応する)第三のレベルの弁トリムには単一のノッチ46のみを設け他のノッチを第三のレベルには設けないで、(第四のステージに対応する)第四のレベルの弁トリムに再び一対のノッチを設けるようにしてもよい。この配置は、「2−2−1−2」ノッチ配置として表される。ここで、数字は、対応する各レベルにおいて設けられるノッチの数を示している。
したがって、「2−2−1−2」配置は、第一のレベルに一対のノッチ42、52があり、第二のレベルに単一のノッチ44があり、第三のレベルに一対のノッチ46、48があり、そして、第四のレベルに単一のノッチがあることを示している。好ましくは、単一のノッチのみを備えるレベルのノッチであっても、次に高いレベルおよび次に低いレベルのうちの少なくとも一つのレベルにあるノッチに対して斜めに、すなわち鋭角を形成するように配置されうる。
ノッチ42〜52が角度をなしていることが好ましく、また、隣接する複数対のノッチの配置が記載のように交互に並ぶことが好ましいが、弁体32は、ケージ23に対して任意の配向を有してもよい。好都合なことには、より信頼性のあるかつより漸進的な圧力ステージを確立することにより、制御弁を用いる流動システムにおいて通常用いられる絞りを少なくともわずかに緩めるかまたは開くことが可能となり、これにより、圧力降下機能を損なうことなく高容量の弁が実現される。
本明細書では好ましい実施形態について記載されているが、それらの限定することを意図したものではない。本発明の範疇から逸脱することなく本明細書記載の実施形態に対して変形を加えてもよく、それは、依然として添付のクレームの範疇内にある。たとえば、弁が、図面に示されている上昇型の弁に代えて下降型の弁または他のタイプの弁であってもよい。
アンチキャビテーショントリムを備えた従来の流体制御弁を示す部分断面図である。 本発明の一つの実施形態に従う弁体先端部および弁座リング角を有するアンチキャビテーショントリムを備えた流体制御弁を示す部分断面図である。 図2の線2Aに沿った示された拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に従う、ノッチの位置を回転させてノッチを配置した弁を示す斜視図である。 図3に示されている弁トリムを図3における高さよりも低い位置から見た場合の斜視図である。 図3に示されている弁トリムを示す正面図である。 図5の線6−6に沿う断面図である。 図5の線7−7に沿う断面図である。 図5の線8−8に沿う断面図である。 図4における高さよりも低い位置から見た、図3〜図5に示された弁トリムの部分拡大斜視図である。

Claims (20)

  1. 流体の流量を制御するための弁であって、
    (a)流体流入口、該流体流入口と連通する流入口側流路、流出口側流路、該流出口側流路と連通する流体流出口、および該流入口側流路と該流出口側流路とを結合する導流路を有する本体と、
    (b)前記導流路のまわりに配置される弁座リングと、
    (c)内部に複数のアンチキャビテーション用のノッチを有するとともに該アンチキャビテーション用のノッチのうちの少なくとも二つのノッチが互いに鋭角なして配置された、弁体と弁体先端部とを有する弁トリムと
    を備えてなる、弁。
  2. 前記弁トリムが、二つ以上のレベルに設けられるノッチを有しており、該レベルのうちのいずれかのレベルに設けられる各ノッチが、前記弁トリムの一または複数の隣接するレベルに設けられる一または複数のノッチに対して斜めに配置されてなる、請求項1記載の弁。
  3. 前記弁トリムの前記レベルのうちの少なくとも一つのレベルに前記ノッチから形成されるノッチの対が設けられており、該ノッチの対が、くさび形状を形成するとともに該くさび形状の最も狭い部分において分かれるように構成される、請求項1記載の弁。
  4. 前記弁トリムの前記レベルのうちの複数のレベルに、前記ノッチから形成されるノッチの対が設けられ、該複数のレベルの各レベルにおいてノッチの対を形成するノッチが互いに鋭角を形成するように配置され、これにより、該ノッチの対を形成するノッチがくさび形状を形成するように構成される、請求項1記載の弁。
  5. 前記複数の対のノッチが、前記くさび形状の最も狭い部分から互いに分かれるように構成される、請求項4記載の弁。
  6. 前記複数の対のノッチのうちの少なくとも一対のノッチを形成するノッチの両方が、該複数の対のノッチのうちの隣接する対のノッチを形成するノッチの両方に対してずれるように構成される、請求項4記載の弁。
  7. 前記少なくとも一対のノッチの前記くさび形状の最も狭い部分が、前記複数の対のノッチのうちの隣接する対の前記くさび形状の最も狭い部分に対して180°ずれるように構成される、請求項4記載の弁。
  8. 前記弁座リングが、前記弁体の縦軸線に対して垂直な面から約75°の角度に配置されるように構成される、請求項1記載の弁。
  9. 前記弁体先端部が約0.03インチの半径アール部を有してなる、請求項1記載の弁。
  10. 前記弁体先端部が約0.031インチの半径アール部を有してなる、請求項1記載の弁。
  11. 弁に用いられる弁トリムであって、
    弁体と、
    弁体先端部と
    複数のアンチキャビテーション用のノッチと
    を備えており、
    前記複数のアンチキャビテーション用のノッチが、前記弁トリムの長手方向に沿って、前記ノッチから少なくとも一対のノッチを形成して配置され、該少なくとも一対のノッチを形成するノッチが互いに鋭角を形成するように配置され、これにより、該ノッチがくさび形状を形成するように構成される、弁トリム。
  12. 前記少なくとも一対のノッチを形成するノッチが、前記くさび形状の最も狭い部分から互いに分かれるように構成される、請求項11記載の弁トリム。
  13. 前記ノッチから形成される複数の対のノッチを有しており、該複数の対のノッチを形成するノッチが互いに鋭角を形成するように配置されて、これにより、該複数の対のノッチの各対を形成するノッチがくさび形状を形成するように構成される、請求項11記載の弁トリム。
  14. 前記複数の対のノッチを形成するノッチが、前記くさび形状の最も狭い部分から互いに分かれるように構成される、請求項13記載の弁トリム。
  15. 前記複数の対のノッチのうちの少なくとも一対のノッチが、前記複数の対のノッチのうちの隣接する対に対してずれるように構成される、請求項13記載の弁トリム。
  16. 前記少なくとも一対のノッチが、前記複数の対のノッチのうちの隣接する対の前記くさび形状の最も狭い部分に対して180°ずれるように構成される、請求項13記載の弁トリム。
  17. 前記弁体先端部が約0.03インチの半径アール部を有してなる、請求項11記載の弁トリム。
  18. 前記弁体先端部が約0.031インチの半径アール部を有してなる、請求項11記載の弁トリム。
  19. 前記弁体先端部が前記弁座リングを重点的に係合する弁体先端アール部と該弁体先端アール部を過ぎたところに位置する漸進的傾斜領域とを有し、該漸進的傾斜領域が、前記弁体先端アール部に隣接するとともに前記弁体の縦軸線に対する第一の角度を有する第一の部分と、該第一の部分より前記弁体先端アール部からさらに離れた位置に設けられるとともに該第一の部分よりもさらに緩やかに傾斜して前記弁体の縦軸線に対する第二の角度を有する第二の部分とを備え、これにより、前記漸進的傾斜領域が、流れを、前記弁体先端アール部および前記弁座リングにより形成される少なくとも二つの座面から離れるように案内するように構成される、請求項11記載の弁トリム。
  20. 前記弁体の縦軸線に対する第一の角度が約60°であり、前記弁体の縦軸線に対する第二の角度が30°である、請求項19記載の弁。
JP2006532308A 2003-05-30 2004-03-02 制御弁トリム Expired - Fee Related JP4644674B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/449,641 US7055548B2 (en) 2003-05-30 2003-05-30 Control valve trim and seat design for valve trim with minimal unbalanced area
PCT/US2004/006368 WO2004109171A1 (en) 2003-05-30 2004-03-02 Control valve trim

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007500329A true JP2007500329A (ja) 2007-01-11
JP4644674B2 JP4644674B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=33451836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006532308A Expired - Fee Related JP4644674B2 (ja) 2003-05-30 2004-03-02 制御弁トリム

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7055548B2 (ja)
EP (1) EP1629227B1 (ja)
JP (1) JP4644674B2 (ja)
CN (1) CN100460738C (ja)
BR (1) BRPI0410824A (ja)
DE (1) DE602004014924D1 (ja)
ES (1) ES2310286T3 (ja)
MX (1) MXPA05012888A (ja)
MY (1) MY136629A (ja)
WO (1) WO2004109171A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513568A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 アルテミス インテリジェント パワー リミティド バルブアセンブリ

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7710051B2 (en) 2004-01-15 2010-05-04 Lawrence Livermore National Security, Llc Compact accelerator for medical therapy
US7173385B2 (en) 2004-01-15 2007-02-06 The Regents Of The University Of California Compact accelerator
US7363941B2 (en) * 2004-12-16 2008-04-29 Dresser, Inc. Fluid control valve device
US20070040136A1 (en) * 2005-08-22 2007-02-22 Caprera Brian J Fluid control valve device
US7726339B2 (en) * 2006-01-14 2010-06-01 Dresser, Inc. Seal cartridge control valve
DE102007040997B4 (de) 2007-08-29 2015-01-08 Weatherford Energy Services Gmbh Regelbares Druckminderventil und Verwendung desselben zur Erzeugung von Druckänderungssignalen
US8585011B2 (en) * 2007-11-26 2013-11-19 Cameron International Corporation Control valve trim
US7959127B2 (en) * 2008-06-18 2011-06-14 Control Components, Inc. Axial trim for dirty service valve
MX2010014052A (es) * 2008-06-30 2011-03-03 Fisher Controls Int Llc Valvula de control de compensacion universal y metodo de fabricacion de tal valvula de control.
CN202790586U (zh) * 2011-12-30 2013-03-13 艾默生过程管理(天津)阀门有限公司 用于流动控制阀的阀内件组件和流动控制阀
US9903329B2 (en) 2012-04-16 2018-02-27 Cummins Intellectual Property, Inc. Fuel injector
CN103542115A (zh) * 2012-07-11 2014-01-29 江苏神通阀门股份有限公司 一种轴流式多级降压抗汽蚀调节阀
GB2506657A (en) * 2012-10-05 2014-04-09 Sev Glocon Ltd Flow trim for a valve
US8708976B1 (en) * 2013-03-14 2014-04-29 Carefusion 303, Inc. Needleless connector with a tortuous fluid flow path
US9556970B2 (en) * 2013-07-19 2017-01-31 Control Components, Inc. Cascade trim for control valve
CN103615593A (zh) * 2013-12-04 2014-03-05 四川锦宇化机有限公司 高压差调节阀
DE102015225927A1 (de) * 2015-12-18 2017-06-22 Robert Bosch Gmbh Ventilkolben und Schieberventil mit einem Ventilkolben
CN105736499B (zh) * 2016-03-09 2017-08-15 仁兴机械(佛山)有限公司 一种平衡式手动流量调节阀结构
WO2019152263A1 (en) 2018-01-30 2019-08-08 Fisher Controls International Llc Balanced trim regulator
US10781927B2 (en) * 2018-07-12 2020-09-22 Fisher Controls International Llc Monolithic, non-plugging multi-stage valve trim
CN114945766A (zh) * 2020-01-15 2022-08-26 芙罗服务管理公司 流体流动控制装置以及相关的系统和方法
KR102660739B1 (ko) * 2023-12-14 2024-04-25 주식회사 비에프에스 고차압 이물질 배출형 제어밸브

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3252480A (en) * 1962-03-23 1966-05-24 Odendahl Wilhelm Cascade valves
JPS4820049B1 (ja) * 1966-02-25 1973-06-18
JPS53116828U (ja) * 1976-12-23 1978-09-18
JPS5524253A (en) * 1978-08-11 1980-02-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Valve device
US6003551A (en) * 1995-07-14 1999-12-21 Fisher Controls International, Inc. Bidirectional fluid control valve

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3971411A (en) * 1974-03-07 1976-07-27 Masoneilan International, Inc. Variable resistance type throttling trim
US3987809A (en) 1975-02-14 1976-10-26 Masoneilan International, Inc. Fluid resistance device
US4044992A (en) 1976-01-09 1977-08-30 Consolidated Controls Corporation High energy loss fluid flow control device
US4479509A (en) * 1981-08-03 1984-10-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fluid control apparatus
JPH0240152B2 (ja) 1984-07-31 1990-09-10 Yamatake Honeywell Co Ltd Keejiben
CN87209507U (zh) * 1987-06-27 1988-06-01 内蒙电管局科技处 多级节流减温水调整阀门
US4860993A (en) * 1988-01-14 1989-08-29 Teledyne Industries, Inc. Valve design to reduce cavitation and noise
JPH07317920A (ja) 1994-05-24 1995-12-08 Yamatake Honeywell Co Ltd 弁装置
US5803119A (en) * 1995-02-08 1998-09-08 Control Components Inc. Fluid flow control device
US5615708A (en) 1995-10-23 1997-04-01 Fisher Controls International, Inc. Flow control valve with non-plugging multi-stage valve trim
US5765814A (en) 1995-11-15 1998-06-16 Fisher Controls International, Inc. Flow rate stabilizer for throttling valves
US5618025A (en) 1996-05-23 1997-04-08 Fisher Controls International, Inc. Protected soft seat with secondary hard seat
DE29620122U1 (de) 1996-11-19 1997-01-09 Kuefner Karl Kg Drosselvorrichtung mit spiralförmigen Drosselleitungen
KR100280893B1 (ko) * 1998-07-14 2001-11-02 권갑주 밸브의 유체흐름 제어장치
CN2462158Y (zh) * 2001-01-15 2001-11-28 新疆石油管理局采油工艺研究院 复合阀头截止阀
US6701957B2 (en) 2001-08-16 2004-03-09 Fisher Controls International Llc Fluid pressure reduction device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3252480A (en) * 1962-03-23 1966-05-24 Odendahl Wilhelm Cascade valves
JPS4820049B1 (ja) * 1966-02-25 1973-06-18
JPS53116828U (ja) * 1976-12-23 1978-09-18
JPS5524253A (en) * 1978-08-11 1980-02-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Valve device
US6003551A (en) * 1995-07-14 1999-12-21 Fisher Controls International, Inc. Bidirectional fluid control valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513568A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 アルテミス インテリジェント パワー リミティド バルブアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
MY136629A (en) 2008-11-28
US7055548B2 (en) 2006-06-06
EP1629227B1 (en) 2008-07-09
CN100460738C (zh) 2009-02-11
DE602004014924D1 (de) 2008-08-21
BRPI0410824A (pt) 2006-06-27
US20040238050A1 (en) 2004-12-02
JP4644674B2 (ja) 2011-03-02
MXPA05012888A (es) 2006-02-22
EP1629227A1 (en) 2006-03-01
WO2004109171A1 (en) 2004-12-16
ES2310286T3 (es) 2009-01-01
CN1798939A (zh) 2006-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4644674B2 (ja) 制御弁トリム
US20200173579A1 (en) Fluid flow control devices and systems, and methods of flowing fluids therethrough
US6244297B1 (en) Fluid pressure reduction device
US4860993A (en) Valve design to reduce cavitation and noise
KR100800413B1 (ko) 유체 에너지 감소 장치
US9151407B2 (en) Valve cage having zero dead band between noise abatement and high capacity flow sections
US6913042B2 (en) Rotary drag valve
JP5073676B2 (ja) 流体の制御に関する改善
EP0592538A1 (en) RECIRCULATION VALVE.
WO1997048930A9 (en) Valve trim
JP6744441B1 (ja) 偏心回転弁
EP1180627B1 (en) High differential pressure regulating valve
US20030221731A1 (en) Spool valve with decreased fluid force acting on spool
CA2763605A1 (en) Fluid flow control devices and systems, and methods of flowing fluids therethrough
JP2006522887A (ja) 内燃機関用の燃料噴射弁
US6923210B2 (en) Rotary drag valve
EP2107281A1 (en) Valve seat
KR20230037326A (ko) 고압 드럼 스타트업 블로우다운 밸브
JP2904766B1 (ja) 高差圧弁
US6886596B2 (en) Rotary drag valve
KR102675507B1 (ko) 슬라이드 게이트 밸브
JP7270584B2 (ja) 偏心回転弁
JPH10153275A (ja) 高圧力減圧調節弁
JPS59144868A (ja) 調節弁
KR101805798B1 (ko) 밸브의 유체 속도 및 압력 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees