JP2007336759A - 面対向型の扁平ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】扁平を維持しつつ小径化を達成可能な面対向型の扁平ブラシレスモータを提案すること。
【解決手段】面対向型の扁平ブラシレスモータ1では、軸直角平面上に円環状に配列されているステータコイル12におけるトルク発生に寄与しない外周縁部分12aをモータ回転軸線1aの方向に折り曲げて、ロータアセンブリ3の外周部分を覆う状態にしてある。ステータコイル12が円環状に配列された構成のステータコイルアセンブリ13の外径を小さくでき、これが組み込まれているモータの小径化を達成できる。折り曲げた外周部分12aの内側がロータアセンブリ3の配置スペースとされるので、モータの扁平化を阻害することもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスクドライブ用の駆動モータなどとして利用されている面対向型の扁平ブラシレスモータに関し、特に、扁平を維持しつつ小径化を図ることのできる構造を備えた面対向型の扁平ブラシレスモータに関するものである。
CD、DVDなどのディスクドライブの駆動モータなどの薄型駆動装置や、その他のテーブル回転機構には、面対向型の扁平ブラシレスモータが多用されている。面対向型の扁平ブラシレスモータでは、モータ回転軸線の方向において、ロータマグネットとステータコイルが一定のギャップで対向配置されている。たとえば、扇形のステータコイルを、モータ回転軸線に直交する軸直角平面上において円環状に配列して、モータの界磁部が形成されている。
面対向型の扁平ブラシレスモータでは、各ステータコイルにおけるモータのトルク発生に実質的に寄与していないコイルエンド部も軸直角平面上に位置している。このために、軸直角平面上に円環状に配列した各相のステータコイルから構成されるステータコイルアセンブリの外径寸法が大きくなり、これが組み込まれているモータの小径化には不利である。
本発明の課題、この点に鑑みて、扁平を維持しつつ小径化を達成可能な面対向型の扁平ブラシレスモータを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の面対向型の扁平ブラシレスモータは、モータ回転軸線に直交する軸直交平面上に円環状に配列されている複数のステータコイルの外周縁部分を折り曲げて、ロータマグネットの外周面部分に対峙させたことを特徴としている。
本発明では、ステータコイルにおけるトルク発生に最も寄与していない外周縁部分を折り曲げてある。したがって、円環状に配列した複数のステータコイルからなるステータコイルアセンブリの外径寸法を、折り曲げた外周縁部分の分だけ小さくできる。また、このようにしても発生トルクの低減などの弊害も発生しない。よって、モータの小径化に有利である。
ここで、各ステータコイルの外周縁部分をモータ回転軸線に沿った方向となるように同一方向に折り曲げることが望ましい。
この場合には、折り曲げられた前記ステータコイルの外周縁部分の内側に、前記ロータマグネットおよび、当該ロータマグネットが取り付けられている円板状のロータコアが配置することができる。
ステータコイルの外周縁部分を折り曲げることによって、ステータコイルのモータ回転軸線の方向の厚みが増加する。しかし、本発明では、これらの内側のスペースにロータマグネットとロータコアを配置してあるので、モータの扁平化を阻害することが無い。
ここで、前記ステータコイルとして、前記軸直角平面を規定している円板状のステータコアの円形端面に配列した空芯コイルを用いることができる。この場合には、一つの相の前記空芯コイルの空芯部分に、ホール素子などのロータ磁極検出用の磁極センサを配置することが望ましい。このようにすれば、ロータマグネットの外周側あるいは側方に磁極センサの設置場所を確保する必要がないので、モータの扁平化、小径化に有利である。
本発明の面対向型の扁平ブラシレスモータでは、軸直角平面上に円環状に配列されているステータコイルにおけるトルク発生に寄与しない外周縁部分を折り曲げてある。したがって、これらステータコイルを円環状に配列した構成のステータコイルアセンブリの外径を小さくでき、よって、これが組み込まれているモータの小径化を達成できる。
以下に、図面を参照して本発明を適用した面対向型の扁平ブラシレスモータの実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る面対向型の扁平ブラシレスモータを示す半断面図である。面対向型の扁平ブラシレスモータ1は、モータ回転軸2と、このモータ回転軸2と一体回転するロータアセンブリ3と、このロータアセンブリ3にモータ回転軸線1aの方向から同軸状態で対向配置したステータアセンブリ4とを有している。また、ステータアセンブリ4と共にロータアセンブリ3を覆っているモータケース5を有しており、モータケース5は軸受け6を介して、モータ回転軸2を回転自在の状態で支持している。
ロータアセンブリ3は、モータ回転軸2に固定あるいは一体形成した円板状のロータコア7と、このロータコア7の一方の円形端面に同軸状態で固定した円環状のロータマグネット8を備えている。これらロータコア7およびロータマグネット8はモータ回転軸線1aに直交する状態に配置されている。
ステータアセンブリ4は、モータ回転軸2が貫通している軸穴9を備えた円板状のステータコア11と、このステータコア11におけるロータマグネット8の側の円形端面11aに配列した複数のステータコイル12から構成される扁平なカップ形状をしたステータコイルアセンブリ13とを備えている。これらステータコア11およびステータコイルアセンブリ13もモータ回転軸線1aに直交する状態に配置され、ステータコイルアセンブリ13におけるカップ底板部分に相当する部位13aがロータマグネット8の円形端面8aに対して一定のギャップでモータ回転軸線1aの方向から対峙しており、カップ外周部分に相当する部位13bがロータコア7およびロータマグネット8の円形外周面7b、8bに対して一定のギャップで半径方向の外側から対峙している。
図2はステータコイルアセンブリ13をロータマグネット8の側から見た場合の平面図およびb−b線で切断した部分の断面図である。ステータコイルアセンブリ13は、複数の同一形状をしたステータコイル12から構成されている。本例では、6個の同一形状をした扇形の空芯コイルからなるステータコイル12が、ステータコア11の円形端面11a(軸直角平面)上に円環状に相互に接した状態で配列されている。たとえば、3相モータの場合では、U、V、W相の各ステータコイルがこの順序で円周方向に配列される。
図3は一つのステータコイル12を示す平面図および断面図である。図3も参照して説明すると、各ステータコイル12は、角型または丸型導線を密着整列巻きとすることにより扇形にしたものであり、その円弧状の外周縁部分12aが一定の幅で同一方向に直角に折り曲げ成形されている。
このようにL形断面状態としたステータコイル12を同一平面上に円環状に配列して絶縁被覆することによりステータコイルアセンブリ13が構成されている。したがって、ステータコイルアセンブリ13は扁平なカップ形状をしており、折り曲げた外周縁部分12aによって構成される円環状部分(カップ外周面部分13b)の幅は、それらの内側にロータアセンブリ3を配置可能な寸法とされている。
ここで、本例では、一つの相のステータコイル12の空芯部分12bは、図2において想像線で示すように、磁極位置検出用の磁極センサ15の配置スペースとして利用されている。磁極センサはたとえばホール素子であり、空芯部分12bが位置するステータコア11の表面に取り付けられる。
以上説明したように、本例の面対向型の扁平ブラシレスモータ1では、ステータコイル12におけるトルク発生に最も寄与していない外周縁部分12aを折り曲げてある。したがって、円環状に配列した複数のステータコイル12からなるステータコイルアセンブリ13の外径寸法を、折り曲げた外周縁部分12aの分だけ小さくできる。また、このようにしても発生トルクの低減などの弊害も発生しない。よって、モータ1の小径化に有利である。
また、本例では、折り曲げた外周縁部分12aの内側にロータマグネット8および、当該ロータマグネット8が取り付けられているロータコア7が配置されている。ステータコイル12の外周縁部分12aを折り曲げることによって、ステータコイル12のモータ回転軸線1aの方向の厚みが増加する。しかし、これらの内側のスペースにロータマグネット8とロータコア7を配置してあるので、モータ1の扁平化を阻害することが無い。
さらに、本例では、ステータコイル12の空芯部分12bに、ホール素子などのロータ磁極検出用の磁極センサ15を配置している。このようにすれば、ロータマグネット8の外周側あるいは側方に磁極センサ15の設置場所を確保する必要がないので、モータ1の扁平化、小径化に有利である。
本発明を適用した面対向型の扁平ブラシレスモータを示す半断面図である。 図1の扁平ブラシレスモータのステータコイルアセンブリを示す図であり、(a)はロータマグネットの側から見た場合の平面図、(b)はそのb−b線で切断した部分の断面図である。 図2のステータコイルを示す平面図および断面図である。
符号の説明
1 面対向型の扁平ブラシレスモータ
2 モータ回転軸
3 ロータアセンブリ
4 ステータアセンブリ
5 モータケース
6 軸受け
7 ロータコア
8 ロータマグネット
7b、8b 外周面
9 軸穴
11 ステータコア
12 ステータコイル
12a 外周縁部分
12b 空芯部分
13 ステータコイルアセンブリ
13a カップ形状のカップ底面部分
13b カップ形状のカップ外周面部分
15 磁極センサ

Claims (5)

  1. モータ回転軸線に直交する軸直交平面上に円環状に配列されている複数のステータコイルの外周縁部分を折り曲げて、ロータマグネットの外周面部分に対峙させたことを特徴とする面対向型の扁平ブラシレスモータ。
  2. 請求項1において、
    各ステータコイルの外周縁部分を前記モータ回転軸線の方向に沿うように同一方向に折り曲げたことを特徴とする面対向型の扁平ブラシレスモータ。
  3. 請求項2において、
    折り曲げられた前記ステータコイルの外周縁部分の内側に、前記ロータマグネットおよび、当該ロータマグネットが取り付けられている円板状のロータコアが配置されていることを特徴とする面対向型の扁平ブラシレスモータ。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記ステータコイルは、前記軸直角平面を規定している円板状のステータコアの円形端面に配列した空芯コイルであることを特徴とする面対向型の扁平ブラシレスモータ。
  5. 請求項4において、
    一つの相の前記空芯コイルの空芯部分には、ホール素子などのロータ磁極検出用の磁極センサが配置されていることを特徴とする面対向型の扁平ブラシレスモータ。
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