JPH06113495A - アキシャルギャップ形モータ - Google Patents

アキシャルギャップ形モータ

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Publication number
JPH06113495A
JPH06113495A JP25963392A JP25963392A JPH06113495A JP H06113495 A JPH06113495 A JP H06113495A JP 25963392 A JP25963392 A JP 25963392A JP 25963392 A JP25963392 A JP 25963392A JP H06113495 A JPH06113495 A JP H06113495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
coil
coils
motor
axial gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP25963392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Oka
浩美 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06113495A publication Critical patent/JPH06113495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】複数極着磁されたロータマグネットを有するロ
ータと、このロータマグネットと面対向する複数個のス
テータコイルと複数個の磁気センサを有するステータと
を備えたアキシャルギャップ形モータにおいて、前記ス
テータコイルを大コイルと小コイルの2種類の大きさの
コイルで形成し、前記ステータコイルの大コイルの中空
部に前記磁気センサを配置した。 【効果】ステータ及びモータ自体の小形化を図れると共
に、高効率,高出力のモータを提供することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アキシャルギャップ形
モータのステータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のステータコイル内に磁気セ
ンサを配置した形のアキシャルギャップ形モータのステ
ータについて、図5を参照しながら説明する。
【0003】図中24はステータである。このステータ
24上には、9個のステータコイル21U,21V及び
21Wが環状をなすようにして配置されており、その環
状の中心位置には図示しないロータの回転軸を挿通する
孔26が形成されている。いる。これら9個のステータ
コイル21U乃至21Wのうち、3個のステータコイル
21U,21U,21Uは一系統の通電形態に接続され
てU相を構成しており、同様に3個のステータコイル2
1V,21V,21V及び3個のステータコイル21
W,21W,21Wも、一系統の通電形態に接続されて
V相及びW相を構成している。U相,V相及びW相を構
成している、それぞれ3個のステータコイル21U…,
21V…,21W…のうち、1つのステータコイル21
U,21V及び21Wの中空部には、ロータ(図示しな
い)の回転速度や回転位置などを検出する磁気センサ2
3が配置されている。
【0004】しかし、上記従来例では9個のステータコ
イル21U乃至21Wを全て同一形状としているので、
不要な空間ができステータの小形化ひいてはモータの小
形化にも限界があった。そこで、ステータやモータの小
形化を図るために考えられたものが図6に示すステータ
である。これは、ステータ25上に9個のステータを設
ける構成のものではなく、6個のステータコイル22
U,22V及び22Wを図のように配置して、本来ステ
ータコイルがあるべき位置に磁気センサ23のみを配置
するという構成のものである。このとき、2個のステー
タコイル22U…は接続されてU相を構成しており、2
個のステータコイル22V…は接続されてV相を構成
し、さらに2個のステータコイル21W…は接続されて
W相を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な構成のステータを利用した従来のアキシャルギャップ
形モータでは、以下に述べるような問題点が発生してく
る。
【0006】一つ目の従来例では、磁気センサを中空部
に配置するために中空部を大きく形成しているが、この
形状のステータコイルと同一の形状のステータコイル
を、磁気センサを中空部には位置しない所にも使用して
いるので、無駄な空間が多数できてしまい、ステータが
大きくなり、ひいてはこのステータを組み込むモータ自
体も大形化してしまっていた。
【0007】これに対して二つ目の従来例では、小形化
を図るためにステータコイルを通常の中空部の小さいも
のとし、磁気センサを配置する場所にはステータコイル
を配置しない構成としているので、モータ効率が悪くな
ってしまう。 [発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な技術的課題を解決するためになされたものであり、複
数極着磁されたロータマグネットを有するロータと、こ
のロータマグネットと面対向する複数個のステータコイ
ルと複数個の磁気センサを有するステータとを備えたア
キシャルギャップ形モータにおいて、前記ステータコイ
ルを大コイルと小コイルの2種類の大きさのコイルで形
成し、前記ステータコイルの大コイルの中空部に前記磁
気センサを配置したことを特徴とするアキシャルギャッ
プ形モータを提供するものである。また、前記第コイル
の外周側の一部を厚み方向に厚く形成したことを特徴と
するアキシャルギャップ形モータを提供するものであ
る。
【0009】
【作用】本発明のアキシャルギャップ形モータは上記し
たような構成により、ステータ及びステータを組み込む
モータの小形化を図ることができると共に、モータ効率
を高めることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のアキシャルギャップ形モータ
の一実施例を、図1及び図2を参照しながら説明する。
【0011】図1は、本実施例のアキシャルギャップ形
モータのステータを示した平面図であり、図2は本実施
例のアキシャルギャップ形モータの断面図である。図中
4はステータである。このステータ4上には、薄板状の
導電板を筒状に巻回してなる巻線体を、所謂輪切り状に
切断してなる6個の小さいステータコイル2U,2V及
び2Wと、3個の大きいステータコイル1U,1V及び
1Wの、計9個のステータコイル1U乃至1W及び2U
乃至2Wが環状に配置されている。大きいステータコイ
ル1U乃至1Wの厚さはどこも一定であり、大きいステ
ータコイル1U乃至1Wは、3個が隣接するように配置
されている。環状に配置された9個のステータコイル1
U乃至1W及び2U乃至2Wの中心位置には、ロータの
回転軸7を挿通するための孔6が形成されている。
【0012】図中10及び11は、ボールベアリングよ
りなる軸受である。この軸受10及び11は、中空円筒
状のスリーブ12により保持されており、スリーブ12
はステータ4に固定されている。軸受10及び11内に
は回転軸7が回転自在に圧入されており、この回転軸7
の一端(図中上側端部)には円盤状のロータヨーク8が
固着されている。そして、このロータヨーク8の下面に
は、リング状で複数極に等間隔着磁されたロータマグネ
ット9が接着により固定されている。このロータマグネ
ット9は、上記ステータコイル1U乃至1W及び2U及
び2Wと面対向するように配置されている。
【0013】小さいステータコイル2U,2U及び大き
いステータコイル1Uの3個は、一系統の通電形態に接
続されてU相を構成しており、小さいステータコイル2
V,2V及び大きいステータコイル1Vの3個は、これ
も一系統の通電形態に接続されたV相を構成しており、
さらに、小さいステータコイル2W,2W及び大きいス
テータコイル1Wの3個も、位置系統の通電形態に接続
されてW相を構成している。このように、9個のステー
タコイル1U乃至1W及び2U乃至2Wを、U相,V相
及びW相の三系統に接続することにより、三相モータと
して構成している。そして、大きいステータコイル1U
乃至1Wの中空部には、ロータの位置を検出するための
磁気センサ3が夫々配置されてステータ4に固定されて
いる。
【0014】このように、ステータコイルの大きさを大
小の2種類の形状として使用することにより、無駄な空
間を無くすことができるので、ステータの小形化、ひい
てはモータの小形化にも寄与することができる。次に、
本発明のアキシャルギャップ形モータの第2の実施例に
ついて、図3及び図4を参照しながら説明する。
【0015】図3は、本実施例のステータを示した平面
図であり、図4は本実施例のアキシャルギャップ形モー
タの断面図である。図3及び図4において、上記第1の
実施例と同一の構成については同一の符号を付すことに
より説明は省略する。本実施例と上記第1の実施例で異
なる点は、大きいステータコイルの形状である。大きい
ステータコイル5U,5V及び5Wは、図4の断面図よ
り分るように、環状に配置された外周側の一部が厚く形
成されている点である。この大きいステータコイル5U
乃至5Wは、薄板状の導電板を筒状に巻回してなる巻線
体を、輪切り状に切断する際に外周側の一部が厚みを持
つように形成している。このとき、ステータコイル5U
乃至5Wの外周側の一部は、図示するようにロータマグ
ネット9の径方向外側に位置するように形成されてい
る。このような形状としないで、外周側の一部もロータ
マグネット9と面対向するように構成すると、ロータマ
グネット9とステータコイル2U乃至2W、及びステー
タコイル5U乃至5Wの厚みの薄い部分とのギャップが
大きくなってしまい、モータ効率に悪影響を及ぼすこと
となる。
【0016】上記したような形状とすることにより、ス
テータコイル5U乃至5Wの中空部内に磁気センサ3を
配置させるだけのスペースを確保すると共に、ステータ
4の大きさも小さくすることができ、さらに外周側の一
部が厚く形成されているのでコイル抵抗が小さくなり、
大きな電流を供給することが可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアキシャ
ルギャップ形モータは、ステータコイルの形状を大小の
2種類とし、磁気センサを中空部に配置するステータコ
イルを大きなステータコイルとし、その他の磁気センサ
を中空部に配置しないステータコイルを小さいステータ
コイルとすることで、ステータを小形化すると共に、こ
のステータを組み込むモータ自体の大きさも小形化する
ことが可能となる。
【0018】また、大きいステータコイルの外周側の一
部を厚く形成することにより、大きな電流を供給するこ
とができるので、高出力かが可能となり、さらにモータ
効率を高めることが可能となる、という優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のステータ平面図
【図2】第1実施例の断面図
【図3】第2実施例のステータ平面図
【図4】第2実施例の断面図
【図5】従来のステータ平面図
【図6】従来のステータ平面図
【符号の説明】
1U,1V,1W ステータコイル(大コイル) 2U,2V,2W ステータコイル(小コイル) 3 磁気センサ 9 ロータマグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数極着磁されたロータマグネットを有す
    るロータと、このロータマグネットと面対向する複数個
    のステータコイルと複数個の磁気センサを有するステー
    タとを備えたアキシャルギャップ形モータにおいて、前
    記ステータコイルを大コイルと小コイルの2種類の大き
    さのコイルで形成し、前記ステータコイルの大コイルの
    中空部に前記磁気センサを配置したことを特徴とするア
    キシャルギャップ形モータ。
  2. 【請求項2】前記大コイルの外周側の一部を厚み方向に
    厚く形成したことを特徴とする請求項1記載のアキシャ
    ルギャップ形モータ。
JP25963392A 1992-09-29 1992-09-29 アキシャルギャップ形モータ Pending JPH06113495A (ja)

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JP25963392A JPH06113495A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 アキシャルギャップ形モータ

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Publications (1)

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JPH06113495A true JPH06113495A (ja) 1994-04-22

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ID=17336783

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JP25963392A Pending JPH06113495A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 アキシャルギャップ形モータ

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JP (1) JPH06113495A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336759A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd 面対向型の扁平ブラシレスモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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