JP2007037326A - 面対向型ステッピングモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】高トルク特性とするとともに薄型化及びコスト低減を図る。
【解決手段】ステータ部5における複数のコア4,…は、ステータヨーク3となる共通のステータ板をそれぞれ切り起こすことにより形成されている。相数に対応した個数の巻線A1とB1,…を一組とした複数組の組分け体12a〜12dにおける同相の各巻線A1〜A4,B1〜B4は直列接続されている。隣り合う組分け体12aと12b,…における同相の巻線A1とA2,B1とB2,‥同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】ステータ部5における複数のコア4,…は、ステータヨーク3となる共通のステータ板をそれぞれ切り起こすことにより形成されている。相数に対応した個数の巻線A1とB1,…を一組とした複数組の組分け体12a〜12dにおける同相の各巻線A1〜A4,B1〜B4は直列接続されている。隣り合う組分け体12aと12b,…における同相の巻線A1とA2,B1とB2,‥同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、面対向型ステッピングモータに関するものであり、特に、高トルク特性とするとともに、薄型化及びコスト低減を図りうる面対向型ステッピングモータに関するものである。
面対向型ステッピングモータに関連する従来技術として、例えば次のような面対向型モータが知られている。この従来技術は、ステータ部に、ステータヨークとなる金属製の環状リングをプレス折り曲げ加工することでコアとなる凸部が円周方向に6個形成されている。各凸部の内側は、中空となっている。該各凸部にはボビンが装着され、該ボビンにステータ磁極となる巻線がそれぞれ巻回されている。各巻線の巻回方向は全て同一方向である。該巻線が巻回された各凸部の頂部には、二分割構成の磁極片がそれぞれ固定されている。
このように構成されたステータ部に、ドーナツ状のマグネットを備えたロータ部が面対向するように配置されて、ブラシレス等の面対向型モータが構成されている。そして、前記二分割構成の磁極片により、渦電流を少なくして省電力化を図るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−54270号公報(第3頁、図1)。
特許文献1に記載の従来技術においては、ステータ部におけるコアとなる凸部を、金属製の環状リングをプレス折り曲げ加工することで形成しているため、円周方向に多数個のコアを形成することは難しく、6個程度に止まっている。これに対し、ステッピングモータでは、ステータ部における複数個の巻線は通常多相に構成されるので、円周方向に形成されるコアの個数は、6個を超えた個数が必要とされるものである。また、コアとなる各凸部の内側は中空となっている。このため、ステータ磁極の磁力を強くすることが難しくなる。
これに加えて、ロータ部におけるマグネットとの間の集磁率が低下して、トルク特性を高めるのが難しくなるおそれがある。さらに、ステッピングモータは、例えばファクスやプリンタ等、通常、他の機器に組込んで用いられるものであるため、薄型で低コストであるものが望まれる。
そこで、高トルク特性とするとともに薄型化及びコスト低減を図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、複数のコアが円周方向にほぼ等間隔をおいて形成され、前記各コアに少なくとも二相の各固定子極となる巻線がそれぞれ施されるとともに複数の該巻線が相数に対応した個数を一組とした組分け体とされて円周方向に複数組が配置されたステータ部と、前記組分け体の配置ピッチに対応したピッチで円周方向にN極、S極交互に着磁された環状のマグネットを備えたロータ部とを有し、前記ステータ部と前記ロータ部とが対向して同一軸上に配置された面対向型ステッピングモータであって、前記複数のコアは、共通のステータ板上に立設して形成され、前記複数組の組分け体における同相の各巻線は直列接続されるとともに
隣り合う前記組分け体における同相の巻線同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成してなる面対向型ステッピングモータを提供する。
隣り合う前記組分け体における同相の巻線同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成してなる面対向型ステッピングモータを提供する。
この構成によれば、ステータ部に、例えばA相及びB相の各巻線がそれぞれ直列に接続されているとする。いま、A相にパルス電流が正方向に与えられて正励磁されると、第1の組分け体におけるA相巻線(固定子極)に、例えばN極が発生し、第2の組分け体における逆巻きのA相巻線にS極が発生する。このように、隣り合う第1と第2の組分け体におけるA相の巻線間にN、S一対の磁極が発生することで、このA相におけるN極、S極一対の磁極と、マグネットに交互に着磁されたN極、S極との間における異極同士の引き合いで、ロータ部が所定のステップ角だけ正転する。
次いで、前記正励磁がB相に切り換えられると、第1の組分け体におけるB相巻線にN極が発生し、第2の組分け体における逆巻きのB相巻線にS極が発生する。このB相におけるN極、S極一対の磁極と、マグネットに交互に着磁されたN極、S極との間における異極同士の引き合いで、ロータ部が、さらに所定のステップ角だけ正転する。
このように、隣り合う組分け体における同相の巻線同士の巻回方向を互いに逆向きに構成することで、該隣り合う組分け体における同相の巻線間にN極、S極一対の磁極が発生し、このN極、S極一対の磁極により、ロータ部のステップ動作が行われる。
請求項2記載の発明は、上記複数のコアは、上記共通のステータ板をそれぞれ切り起こすことにより形成してなる面対向型ステッピングモータを提供する。
この構成によれば、共通のステータ板からそれぞれ一度の切り起こし工程により、複数のコアが形成される。
請求項3記載の発明は、上記複数のコアは、上記共通のステータ板上に高磁性体製のピンをそれぞれかしめにより固着することで形成してなる面対向型ステッピングモータを提供する。
この構成によれば、共通のステータ板上に、許容される範囲で太い径の高磁性体製ピンをそれぞれかしめることで、磁気抵抗の低い各コアからなる複数のコアが形成される。
請求項4記載の発明は、上記環状のマグネットは、回転軸に固着されたロータヨークの内側に直接固定してなる面対向型ステッピングモータを提供する。
この構成によれば、回転軸に固着されたロータヨークの内側に、環状のマグネットを直接固定したので、ロータ部の薄型化が達成される。
請求項1記載の発明は、複数のコアは、共通のステータ板上に立設して形成され、複数組の組分け体における同相の各巻線は直列接続されるとともに隣り合う前記組分け体における同相の巻線同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成したので、ステータ部における各相の巻線が施された複数のコアと、ロータ部における環状のマグネットとが対向配置されることで、コアとマグネット間の集磁率が高められて、高トルク特性が得られる。また、これとともに薄型化を図ることができるという利点がある。
請求項2記載の発明は、上記複数のコアは、上記共通のステータ板をそれぞれ切り起こすことにより形成したので、複数のコアをそれぞれ一度の切り起こし工程で形成することができて、部材費及び形成工程費等を含めて、大幅にコストダウンを図ることができると
いう利点がある。
いう利点がある。
請求項3記載の発明は、上記複数のコアは、上記共通のステータ板上に高磁性体製のピンをそれぞれかしめにより固着形成したので、複数のコアを許容される範囲でそれぞれ磁気抵抗を低くして、各固定子極の磁力を高めることができ、また、コアとマグネット間の集磁率を高めることができて、一層高トルク特性が得られるという利点がある。
請求項4記載の発明は、上記環状のマグネットは、回転軸に固着されたロータヨークの内側に直接固定したので、ロータ部を薄型に構成することができて、ステッピングモータの一層の薄型化を図ることができるという利点がある。
高トルク特性とするとともに薄型化及びコスト低減を図るという目的を、複数のコアが円周方向にほぼ等間隔をおいて形成され、前記各コアに少なくとも二相の各固定子極となる巻線がそれぞれ施されるとともに複数の該巻線が相数に対応した個数を一組とした組分け体とされて円周方向に複数組が配置されたステータ部と、前記組分け体の配置ピッチに対応したピッチで円周方向にN極、S極交互に着磁された環状のマグネットを備えたロータ部とを有し、前記ステータ部と前記ロータ部とが対向して同一軸上に配置された面対向型ステッピングモータであって、前記複数のコアは、共通のステータ板をそれぞれ切り起こすか、もしくは共通のステータ板上に高磁性体製のピンをそれぞれかしめにより固着し、前記複数組の組分け体における同相の各巻線は直列接続されるとともに隣り合う前記組分け体における同相の巻線同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成することにより実現した。
以下、本発明の実施例1を図面に従って詳述する。まず、本実施例に係る面対向型ステッピングモータの構成を説明する。本実施例の面対向型ステッピングモータは薄型かつ高トルクが可能な二相のPM型ステッピングモータとして構成され、折り曲げ加工により複数の立設部を形成したステータヨークと、隣り合う前記立設部に巻き付け方向が異なるように形成された巻線とを備え、パルス信号に応じて動作することを特徴とする。
すなわち、鉄心入りコイルとして磁束の集まりを高め、この場合、コスト低減のため、ベースの板を曲げて鉄心を作ったものであり、コイルに流す電流の方向を切り替えることにより、鉄心のN、Sの磁極を交互に変化させ、ロータ磁石を同期回転させる。
図1は構成を示す図、図2はステータ部における組分け体及び各相の巻線の接続及び巻回方向を説明するための図、図3はステップ動作を説明するための組図である。
図1において、軸受1に回転軸2が回転可能に装着されている。該軸受1の下部には、ステータヨーク3の中央部が固着されている。該ステータヨーク3上には、前記回転軸2を中心とした円周方向にほぼ等間隔をおいて複数のコア(本実施例では8個)4,…が形成されている。該複数のコア4,…は、前記ステータヨーク3となる共通のステータ板をそれぞれ切り起こすことにより形成されている。
前記各コア4,…には、図2に示すように、A、B二相の各固定子極となる巻線A2,A4,…がそれぞれ施されている。前記複数のコア4,…が立設されたステータヨーク3、及び、各コア4,…にそれぞれ施された各巻線A2,A4,…を主体として、ステータ部5が構成されている。
また、前記軸受1の上面からスペーサ6の厚み分だけ上方位置における回転軸2の部位
に、支持ディスク7の中心部が固着されている。該支持ディスク7の外周部には、環状のマグネット8が固定支持されている。該環状のマグネット8は、後述する組分け体の配置ピッチに対応したピッチで円周方向にN極、S極が交互に着磁されている(図3参照)。このように、支持ディスク7を介して前記回転軸2に取り付けられた環状のマグネット8を主体として、ロータ部9が構成されている。
に、支持ディスク7の中心部が固着されている。該支持ディスク7の外周部には、環状のマグネット8が固定支持されている。該環状のマグネット8は、後述する組分け体の配置ピッチに対応したピッチで円周方向にN極、S極が交互に着磁されている(図3参照)。このように、支持ディスク7を介して前記回転軸2に取り付けられた環状のマグネット8を主体として、ロータ部9が構成されている。
そして、前記ステータ部5と前記ロータ部9とが面対向するように、回転軸2の軸上に配置されている。該ステータ部5及びロータ部9の組付け体は、ハウジング10で被蔽されている。該ハウジング10の中央部下面と前記支持ディスク7の上面との間にはスペーサ11が介在され、該ハウジング10の外周下部は、前記ステータヨーク3の外周部に固着されている。
図2に示すように、各固定子極となる前記複数の巻線(本実施例では各相にそれぞれ4個)A1〜A4,B1〜B4は、A、B二相の相数に対応したA1とB1,A2とB2,A3とB3,A4とB4を、それぞれ2個一組とした第1〜第4の組分け体12a〜12dとされている。該第1〜第4の組分け体12a〜12dは、円周方向に順次配置されている。
前記第1〜第4の組分け体12a〜12dにおける同相の各巻線A1〜A4,B1〜B4は、それぞれ直列接続されるとともに、隣り合う前記組分け体12aと12b,…における同相の巻線A1とA2,B1とB2,‥同士は、その巻回方向が互いに逆向きに構成されている。
次に、図3の組図を用いて、上述のように構成された面対向型ステッピングモータのステップ動作を説明する。図3の(a)〜(d)の組図は、励磁により各固定子極に発生するN、S一対の磁極が正方向(図3の時計回り方向)に回転し、ロータ部9が正転方向にステップ動作をする場合を示している。
図3(a)において、いま、A相にパルス電流が正方向に与えられて正励磁されると、第1と第3の組分け体12aと12cにおける各A相巻線A1とA3に、それぞれ例えばN極が発生し、第2と第4の組分け体12bと12dにおける逆巻きの各A相巻線A2とA4に、それぞれS極が発生する。このように、各A相の巻線A1とA2間、巻線A3とA4間に、それぞれN、S一対の磁極が発生する。このことにより、A相における各N、S一対の磁極と、マグネット8に交互に着磁されたN、S極との間における異極同士の引き合いで、ロータ部9が所定のステップ角(本実施例では45゜)だけ正転する(図3(b))。
この後、前記正励磁がB相に切り換えられると、第1と第3の組分け体12aと12cにおける各B相巻線B1とB3に、それぞれN極が発生し、第2と第4の組分け体12bと12dにおける逆巻きの各B相巻線B2とB4に、それぞれS極が発生する。このB相における各N、S一対の磁極と、マグネット8に交互に着磁されたN、S極との間における異極同士の引き合いで、ロータ部9が、さらに所定のステップ角だけ正転する(図3(c))。
次いで、A相にパルス電流が逆方向に与えられて逆励磁されると、第2と第4の組分け体12bと12dにおける逆巻きの各A相巻線A2とA4に、それぞれN極が発生し、第1と第3の組分け体12aと12cにおける各A相巻線A1とA3に、それぞれS極が発生する。このA相における各N、S一対の磁極と、マグネット8に交互に着磁されたN、S極との間における異極同士の引き合いで、ロータ部9が、さらに所定のステップ角だけ正転する(図3(d))。
この後、前記逆励磁がB相に切り換えられると、第2と第4の組分け体12bと12dにおける逆巻きの各B相巻線B2とB4に、それぞれN極が発生し、第1と第3の組分け体12aと12cにおける各B相巻線B1とB3に、それぞれS極が発生する。このB相における各N、S一対の磁極と、マグネット8側のN、S極との間における異極同士の引き合いで、ロータ部9が、さらに所定のステップ角だけ正転する(図3(a))。
図3の(a)〜(d)を用いた上記説明では、ロータ部9が正転方向にステップ動作をする場合について述べたが、各固定子極に発生するN、S一対の磁極が逆方向に回転するように、A、B各相の巻線A1〜A4,B1〜B4に、上記と逆の励磁を加えることで、ロータ部9に逆転方向のステップ動作をさせることができる。
上述のように、隣り合う組分け体12aと12b,…における同相の巻線A1とA2,B1とB2,‥同士の巻回方向を互いに逆向きに構成し、正・逆励磁を行うことで、該隣り合う組分け体12aと12b,…における同相の巻線A1とA2,B1とB2,‥間にN、S一対の磁極が発生し、このN、S一対の磁極により、ロータ部9の正・逆転方向へのステップ動作が行われる。
なお、本実施例では、複数の巻線をA、B二相に構成したが、三相以上の多相に構成して、ステップ角を適宜小さくすることもできる。
本実施例に係る面対向型ステッピングモータにおいては、ステータ部5におけるA、B二相の各巻線A1〜A4,B1〜B4が施された複数のコア4,…と、ロータ部9における環状のマグネット8とが対向配置されることで、コア4,…とマグネット8間の集磁率が高められて高トルク特性が得られる。また、これとともに薄型化を図ることができる。
複数のコア4,…を、共通の1枚のステータ板(鉄板)からそれぞれ一度の切り起こし工程で形成することができて、部材費及び形成工程費等を含めて、大幅にコストダウンを図ることができる。
本発明の実施例2を、図4及び図5を用いて説明する。図4は構成を示す図、図5はステータヨーク部の分解斜視図である。なお、図4において前記図1及び図2における構成要素と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明を省略する。
本実施例では、複数のコア13,…が、ステータヨーク14となる共通のステータ板上に、純鉄又はパーマロイ等からなる高磁性体製のピン13a,…をそれぞれかしめにより固着することで形成されている。各ピン13a,…を許容される範囲で太径とすることで、各コア13,…の磁気抵抗が小さくなって、各固定子極の磁力を高めることができる。
また、ロータ部15における環状のマグネット8は、回転軸2に固着されたロータヨーク16の内側に直接固定されている。したがって、ロータ部15を前記実施例1におけるものよりも薄型に構成することができる。
前記複数のコア13,…にそれぞれ巻回された複数の巻線によりA、Bの二相が構成されている点、及びステップ動作等は、前記実施例1におけるものとほぼ同様である。
このように、本実施例に係る面対向型ステッピングモータにおいては、複数のコア13,…を許容される範囲で、それぞれ磁気抵抗を低くして、各固定子極の磁力を高めること
ができ、またコア13,…とマグネット8間の集磁率を高めることができて、一層高トルク特性が得られる。
ができ、またコア13,…とマグネット8間の集磁率を高めることができて、一層高トルク特性が得られる。
ロータ部15を薄型に構成することができて、ステッピングモータの一層の薄型化を図ることができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
図は、本発明の実施例に係る面対向型ステッピングモータを示すものである。
実施例1の構成を示す図。(a)は平面図、(b)は図(a)のC−C線に沿う断面図。
上記実施例1における組分け体及び各相の巻線の巻回方向等を説明するための図。
上記実施例1のステップ動作を説明するための組図。(a)はA相とB相が逆励磁しているときの状態、(b)はこの後A相を正励磁した状態、(c)はこの後B相を正励磁した状態、(d)はこの後A相を逆励磁した状態。
実施例2の構成を示す図。(a)は平面図、(b)は図(a)のD−D線に沿う断面図。
上記実施例2におけるステータヨーク部の分解斜視図。
3,14 ステータヨーク(ステータ板)
4,13 コア
5 ステータ部
8 マグネット
9,15 ロータ部
12a〜12d 組分け体
13a ピン
16 ロータヨーク
A1〜A4,B1〜B4 巻線
4,13 コア
5 ステータ部
8 マグネット
9,15 ロータ部
12a〜12d 組分け体
13a ピン
16 ロータヨーク
A1〜A4,B1〜B4 巻線
Claims (4)
- 複数のコアが円周方向にほぼ等間隔をおいて形成され、前記各コアに少なくとも二相の各固定子極となる巻線がそれぞれ施されるとともに、複数の該巻線が相数に対応した個数を一組とした組分け体とされて、円周方向に複数組が配置されたステータ部と、前記組分け体の配置ピッチに対応したピッチで円周方向にN極、S極交互に着磁された環状のマグネットを備えたロータ部とを有し、前記ステータ部と前記ロータ部とが対向して同一軸上に配置された面対向型ステッピングモータであって、
前記複数のコアは、共通のステータ板上に立設して形成され、前記複数組の組分け体における同相の各巻線は直列接続されているとともに、隣り合う前記組分け体における同相の巻線同士は、その巻回方向を互いに逆向きに構成してなることを特徴とする面対向型ステッピングモータ。 - 上記複数のコアは、上記共通のステータ板をそれぞれ切り起こすことにより形成してなることを特徴とする請求項1記載の面対向型ステッピングモータ。
- 上記複数のコアは、上記共通のステータ板上に高磁性体製のピンをそれぞれかしめにより固着することで形成してなることを特徴とする請求項1記載の面対向型ステッピングモータ。
- 上記環状のマグネットは、回転軸に固着されたロータヨークの内側に直接固定してなることを特徴とする請求項1,2又は3記載の面対向型ステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218526A JP2007037326A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | 面対向型ステッピングモータ |
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JP (1) | JP2007037326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011151898A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
JP2011151899A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
CN103633754A (zh) * | 2013-10-16 | 2014-03-12 | 廖岳威 | 一种绕组槽和抽线槽间隔式三相电机 |
-
2005
- 2005-07-28 JP JP2005218526A patent/JP2007037326A/ja active Pending
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CN103633754B (zh) * | 2013-10-16 | 2016-09-14 | 中山市威宇技研机电有限公司 | 一种绕组槽和抽线槽间隔式三相电机 |
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