JP2007336720A - ステータコイルのセット方法及びセット装置、並びに回転電機の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インサータ装置を用いてステータコアを螺旋状に重ね合わせてステータコアに装着する場合において、ステータコイルの均一な配置を実現すること。
【解決手段】インサータ用ブレード20に対して各ステータコイル16を、一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置との間に位相差を生じさせるとともに傾けた状態で、かつ他のステータコイルの少なくとも一部を重ね合わせてセットする。そして、最初とその次にセットするステータコイル16a,16bに対して重なるステータコイル16c,16dのセット時において、ステータコイル16a,16bをインサータ用ブレード20から持ち上げ、その状態でステータコイル16c,16dをステータコイル16a,16bの下方に潜り込ませてセットする。
【選択図】図9

Description

本発明は、インサータ装置のインサータ用ブレードにセットされるステータコイルのセット方法、及びそのセット装置、並びにステータコイルをステータコアに挿入して製造される回転電機の製造方法に関する。
従来、電動機や発電機などの回転電機に用いるステータ(固定子)は、ステータコアのティース間に形成されるスロットにステータコイルを挿入し、構成されている。そして、ステータコイルの巻き付け方式としては、例えば特許文献1〜5に開示されるような複数のティースを跨いでステータコイルを順次巻き付ける方式が広く知られている。この方式にてステータコイルを巻き付けたステータでは、ステータコイルが螺旋状に重なり合って配置される。
また、ステータコアのスロットにステータコイルを挿入する方法としては、例えば特許文献6に開示されるようなインサータ装置を用いて挿入する方法が広く知られている。
特許第3448204号公報 特許第3144759号公報 特許第3673330号公報 特許第3673337号公報 特開2005−184887号公報 特開2005−80356号公報
ところで、インサータ装置にてステータコイルをステータコアのスロットに挿入する場合には、事前にインサータ用ブレードに対して所定形状に成形したステータコイルをセットする必要がある。このため、前述の巻き付け方式でステータコアを巻き付ける際にインサータ装置を使用する場合には、スロットに挿入されたステータコイルが螺旋状に重なり合うようにステータコイルを成形し、インサータ用ブレードにセットしておく必要がある。しかしながら、従来は、インサータ用ブレードに対するステータコイルの成形を手動で行っているため、インサート後のステータコイルの配置が不均一になり易い。特に、ステータコイルを螺旋状に重ねて巻き付ける場合には、インサータ用ブレードに対して最初にセットしたステータコイルと最後にセットしたステータコイルとが重なり合う部位において不均一な配置が顕著に現れる。このようにステータコイルの均一な配置が実現されていない場合には、回転電機の効率低下に繋がり、好ましくない。
また、インサータ装置を使用せずにステータコイルをステータコアに装着する方法としては、特許文献2のような方法がある。特許文献2では、突起部を周方向に形成した鉄心を用意し、その突起部にステータコイルを順次セットした後、鉄心の外周部にヨーク部を装着することでステータコアにステータコイルを装着している。また、特許文献3〜5では、ステータコイルを所定形状に成形した後、予め分割成形した分割鉄心を順次挿入することでステータコアにステータコイルを装着している。しかし、これらの特許文献2〜5の方法では、ステータコアが分割コアとなるので、回転電機の効率低下に繋がり、好ましくない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、インサータ装置を用いてステータコイルを螺旋状に重ね合わせてステータコアに装着する場合において、ステータコイルの均一な配置を実現することができるインサータ用ブレードに対するステータコイルのセット方法、及びそのセット装置、並びに回転電機の製造方法に関する。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、インサータ装置を使用してステータコアに複数個のステータコイルを螺旋状に重ね合わせて装着する際に、前記インサータ用ブレードにセットされるステータコイルのセット方法であって、前記ステータコアを保持する複数のコイル保持部が等ピッチ間隔で円環状に配置されてなるコイル保持具に各ステータコイルを、一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置との間に位相差を生じさせるとともに傾けた状態で、かつ他のステータコイルの少なくとも一部を重ね合わせてセットするコイルセット工程を具備し、前記コイルセット工程において各ステータコイルは、最初にセットする開始側ステータコイルを基準として所定の一方向となるコイルセット方向に順次重ね合わせながらセットし、前記開始側ステータコイルの一方の片側のセット位置に対して他方の片側を同一位置又は超える位置にセットする終了側ステータコイルについては当該ステータコイルを前記開始側ステータコイルに潜り込ませるようにしてセットすることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステータコイルのセット方法において、前記終了側ステータコイルは、当該終了側ステータコイルと重なり合う前記開始側ステータコイルの一方の片側を前記コイル保持部から持ち上げて潜り込ませることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のステータコイルのセット方法において、前記終了側ステータコイルは、前記コイル保持部に対する前記各ステータコイルの保持位置を前記コイルセット方向に沿って順次下方にずらすことにより潜り込ませることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のステータコイルのセット方法において、前記開始側ステータコイルの一方の片側をセットするコイル保持部は、前記コイル保持具から取り外し可能に構成されており、前記終了側ステータコイルは、前記コイル保持部を取り外して潜り込ませることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、インサータ装置を使用してステータコアに複数個のステータコイルを螺旋状に重ね合わせて装着する際に、前記インサータ用ブレードにセットされるステータコイルのセット装置であって、前記ステータコアを保持する複数のコイル保持部が等ピッチ間隔で円環状に配置されてなり、各ステータコイルを一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置との間に位相差を生じさせながら傾けた状態で、かつ他のステータコイルの少なくとも一部を重ね合わせてセットするとともに、最初にセットする開始側ステータコイルを基準として所定の一方向となるコイルセット方向に各ステータコイルを順次重ね合わせながらセットするコイル保持具と、前記開始側ステータコイルの一方の片側のセット位置に対して他方の片側が同一位置又は超える位置にセットされる終了側ステータコイルと重なり合う前記開始側ステータコイルの一方の片側を前記コイル保持具から取り外す動作、及び取り外した前記開始側ステータコイルを取り外す前のセット位置に戻す動作を実行するコイル移動機構とを備えたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、複数個のステータコイルを螺旋状に重ね合わせて装着したステータコアを有する回転電機の製造方法であって、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のステータコイルのセット方法により前記複数個のステータコイルをインサータ用ブレードにセットした後、インサータ装置により前記インサータ用ブレードにセットした前記ステータコイルを前記ステータコアに形成されたスロットに挿入することを要旨とする。
これらの各発明によれば、終了側ステータコイルが開始側ステータコイルに対して潜り込ませるようにセットされる。すなわち、各ステータコイルを螺旋状に重なるように順次セットしていく場合において、終了側ステータコイルを開始側ステータコイルに対し、他のステータコイルと同一態様で重ね合わせることが可能となり、全てのステータコイルを螺旋状に重なり合った状態で均一に配置することができる。したがって、インサータ用ブレードに対してセットされる各ステータコイルの配置の均一化を図ることにより、インサータ装置を用いてステータコイルを螺旋状に重ね合わせてステータコアに装着する場合において、ステータコイルの均一な配置を実現することができる。
本発明によれば、インサータ装置を用いてステータコアを螺旋状に重ね合わせてステータコアに装着する場合において、ステータコイルの均一な配置を実現することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図11にしたがって説明する。
図1は、電動機や発電機などの回転電機に用いるステータ(固定子)10の一例を示している。一体型のステータコア11の内周には、径方向内側に向かって突出する複数のティース12が周方向へ等ピッチ間隔で形成されている。本実施形態においてティース12は、その先端部から周方向両側へ突起部13を突設したT字状に形成されている。各ティース12間には、ステータコア11の軸方向に沿って延びるようにスロット14が形成されている。各スロット14は、1つのスロット14を周方向両側から挟むように隣り合って位置する両ティース12の先端部間が開口部15とされている。
また、ステータコア11には、複数本の導線を巻回してなるステータコイル16が複数個装着されている。本実施形態において各ステータコイル16は、円環状に形成されている。そして、各ステータコイル16は、所定数のティース12を跨ぐようにステータコア11に装着されており、各ステータコイル16の一端部は互いに隣接するティース12の先端部間、すなわちスロット14の開口部15側に配置されている。一方、各ステータコイル16の他端部は、スロット14の開口部15と対向するスロット14の最奥面に配置されている。各ステータコイル16は、一端部から他端部に向かって湾曲し、かつ隣接するステータコイル16同士が密接し合って取り付けられている。このため、ステータコイル16は、螺旋状に重なり合うようにしてステータコア11に装着されている。
これらのステータコイル16は、インサータ装置を用いてステータコア11のスロット14に挿入され、装着される。そして、各ステータコイル16は、ステータコア11への装着時にインサータ装置のインサータ用ブレード20(図2などに示す)にセットされ、インサータ用ブレード20を介してステータコア11にインサートされる。
以下、本実施形態においてインサータ用ブレード20に各ステータコイル16をセットする手順を図2〜図11にしたがって説明する。本実施形態の手順では、直接インサータ用ブレード20にステータコイル16をセットし、そのセット段階で複数個のステータコイル16を螺旋状に重なり合うように成形している。本実施形態では、インサータ用ブレード20がコイル保持具として機能する。
インサータ用ブレード20は、図2に示すように、複数本のブレード構成材21を円環状に配置し、全体が円筒状に形成されている。複数本のブレード構成材21は、等ピッチ間隔で配置されており、隣り合うブレード構成材21の間にはインサータ用ブレード20の長さ方向に延びるコイル保持用のコイル保持部としてのスリット22が形成されている。ブレード構成材21のピッチ(スリット22のピッチ)は、ステータコア11のティース12のピッチに相当している。
このように構成したインサータ用ブレード20に対し、複数個のステータコイル16を順次セットする。各ステータコイル16は、一方の片側を隣り合うブレード構成材21間のスリット22に挿入し、該一方の片側を挿入したスリット22から予め定めたピッチ分離間した位置のスリット22に他方の片側を挿入し、セットする。これにより、ステータコイル16は、一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置に位相差が生じる。図3は、インサータ用ブレード20に1つのステータコイル16を一方の片側に対して他方の片側を5ピッチ分離間させてセットした状態を示す。また、ステータコイル16は、一方の片側と他方の片側を上下方向(インサータ用ブレード20の長さ方向)にずらすようにしてセットする。これにより、ステータコイル16は、傾いた状態(片側同士が段差を形成した状態)でセットされる。
なお、1ピッチは、ステータコイル16を装着するステータコア11に形成されるティース12間の距離、すなわちスロット14間の距離に相当する。そして、ステータコイル16をセットする場合の間隔は、ステータコイル16をステータコア11に装着する際に跨がせるティース12の本数、すなわちステータコイル16を挿入するスロット14間の距離に応じて定められ、電動機や回転電機の仕様に応じて決定される。また、前記間隔は、ステータコイル16をステータコア11に対して螺旋状に重ね合わせて装着する場合に、一のステータコイル16に対して重なる他のステータコイル16の個数に応じても定まる。
そして、図3に示すように、セット順序が最初となるステータコイル16をインサータ用ブレード20にセットしたならば、以降、最初のステータコイル16と同一態様で他のステータコイル16を図4に示すように順次インサータ用ブレード20にセットする。本実施形態では、ステータコイル16の一方の片側を挿入したスリット22が交互に位置するように各ステータコイル16をセットする。このようなステータコイル16のセットは、1つのスロット14に対して1つのステータコイル16を挿入する場合に行われる。また、各ステータコイル16は、所定の一方向(本実施形態では、図4において時計周り方向)をコイルセット方向として該方向に沿ってセットする。これにより、各ステータコイル16は、前記所定の一方向に沿って傾いた状態で、かつ隣接する他のステータコイル16の一部が上下方向に重なった状態でセットされる。
図4は、最初のステータコイル16をセットしてから続いて他のステータコイル16をセットした状態を示している。そして、本実施形態では、図4に示すように、インサータ用ブレード20に対しセットすべきステータコイル16の残りセット個数が「2個」となるまで、ステータコイル16を先ずセットする。
なお、各図中、符号「16a」を併記したステータコイル16は、セット順序が最初となるステータコイル16であるとともに、符号「16b」を併記したステータコイル16は、前記ステータコイル16aの次にセットするステータコイル16である。また、各図中、符号「16c」を併記したステータコイル16は、セット順が最後となるステータコイル16であるとともに、符号「16d」を併記したステータコイル16は、前記ステータコイル16cの直前にセットするステータコイル16である。
図4の状態において、次にセットされる残り2個のステータコイル16(16c,16d)のうち1つのステータコイル16(16d)は、符号「a1」を併記したスリット22が一方の片側のセット位置になるとともに、符号「a2」を併記したスリット22が他方の片側のセット位置になる。また、もう一つのステータコイル16(16c)は、符号「b1」を併記したスリット22が一方の片側のセット位置になるとともに、符号「b2」を併記したスリット22が他方の片側のセット位置になる。しかし、残り2個のステータコイル16c,16dの各他方の片側をセットするスリット22(a2,b2)は、ステータコイル16aをセットするスリット22(c1)とステータコイル16bを挿入するスリット22(c2)よりもコイルセット方向に進んだ位置に存在している。すなわち、ステータコイル16c,16dの各他方の片側は、ステータコイル16a,16bの各一方の片側をセットするセット位置を越えた位置にセットされることとなる。このため、図4の状態で残り2個のステータコイル16c,16dの各他方の片側を各スリット22(a2,b2)の開口側から挿入しようとした場合には、既にセット済のステータコイル16a,16bに干渉することになり、挿入することができない。本実施形態では、ステータコイル16a,16bが開始側ステータコイルに相当し、ステータコイル16c,16dが終了側ステータコイルに相当する。
本実施形態においては、図4のようにステータコイル16をセットした後、ステータコイル16a,16bの各一方の片側を各スリット22(c1,c2)から一旦抜き出し、これら2つのステータコイル16a,16bを退避させる。図5は、インサータ用ブレード20のスリット22の開口側に、各ステータコイル16a,16bの各一方の片側を抜き出して退避させるためのコイル移動機構としてのコイル移動具23を位置決めセットした状態を示す。コイル移動具23は、インサータ用ブレード20の長さ方向に沿って往復動作可能な複数個(本実施形態では4つ)の可動爪24を備えている。そして、コイル移動具23は、複数個の可動爪24でステータコイル16a,16bを引っ掛けて支持し、該可動爪24の往復動作によってステータコイル16a,16bを各スリット22(c1,c2)から抜き差しする。
図6は、インサータ用ブレード20から退避させる2つのステータコイル16a,16bの対応部位に、可動爪24を下降方向(インサータ用ブレード20に近づく方向)に移動させた状態を示す。そして、可動爪24の移動後、図7に示すように各可動爪24でステータコイル16a,16を引っ掛け、その状態で可動爪24を上昇方向(インサータ用ブレード20から遠ざかる方向)に移動させることによりステータコイル16a,16bを各スリット22(c1,c2)から抜き出す。これにより、ステータコイル16a,16bの各一方の片側を挿入したスリット22(c1,c2)は、ステータコイル16の非挿入状態となる。
次に、図8に示すように、ステータコイル16dを、一方の片側をスリット22(a1)に挿入するとともに他方の片側をスリット22(a2)に挿入し、セットする。このとき、ステータコイル16dは、ステータコイル16aがインサータ用ブレード20から退避されているので該ステータコイル16aと干渉することなく、他方の片側をスリット22(a2)に挿入可能となる。
次に、図9に示すように、ステータコイル16cを、一方の片側をスリット22(b1)に挿入するとともに他方の片側をスリット22(b2)に挿入し、セットする。このとき、ステータコイル16cは、ステータコイル16a,16bがインサータ用ブレード20から退避されているので該ステータコイル16a,16bと干渉することなく、他方の片側をスリット22(b2)に挿入可能となる。
そして、ステータコイル16c,16dのセット後、図10に示すように、可動爪24を下降動作させることにより、退避させていたステータコイル16a,16bをインサータ用ブレード20に戻す。具体的には、ステータコイル16aの一方の片側をスリット22(c1)に挿入するとともに、ステータコイル16bの一方の片側をスリット22(c2)に挿入する。その後、可動爪24とステータコイル16a,16bとの係止状態を解除して可動爪24を上昇移動させることで、インサータ用ブレード20に対してセットすべき全てのステータコイル16のセットが完了する。
このように最初とその次にセットされるステータコイル16a,16bをスリット22(c1,c2)から抜き出して持ち上げておくことで、これらのステータコイル16a,16bに対し、当該ステータコイル16a,16bと重なり合うステータコイル16c,16dを潜り込ませることが可能となる。すなわち、ステータコイル16a,16bとステータコイル16c,16dを螺旋状に重ね合わせることが可能となる。なお、退避させるステータコイル16の個数は、ステータコイル16のセットを開始する部位と、該部位に最終的に繋がるステータコイル16のセットを終了する部位におけるステータコイル16同士の重なり具合に応じて決定される。そして、如何なる重なり具合になるかは、1つのステータコイル16をセットする間隔(片側同士の離間距離)や、隣り合うステータコイル16の一方の片側のセット位置間の距離など、電動機や回転機の仕様に応じて異なる。
図11は、インサータ用ブレード20に対して全てのステータコイル16をセットした状態を示す。本実施形態のように、ステータコイル16のセットを開始する部位に位置するステータコイル16を持ち上げておき、その状態で残り全てのステータコイル16をセットし、その後に持ち上げたステータコイル16を重ね合わせるようにセットするたくし上げの方法を採用すれば、全てのステータコイル16を同一態様でセットできる。すなわち、インサータ用ブレード20には、全てのステータコイル16が螺旋状に重なり合う均一な配置を実現し得る。
ステータコイル16をセットしたインサータ用ブレード20は、インサータ装置に装着され、該インサータ用ブレード20にセットしたステータコイル16がステータコア11にインサートされる。このとき、各ステータコイル16は、インサータ用ブレード20に対して螺旋状に重なり合った状態でセットされているので、ステータコア11に対しても螺旋状に重なり合った状態で装着される。なお、インサータ装置としては、インサータ用ブレードにセットされた各ステータコイル16を機械的な機構で押し出してインサートする方式や、電気的な機構で押し出してインサートする方式がある。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ステータコイル16c,16dは、そのセット時に最初とその次にセットしたステータコイル16a,16bを持ち上げ、これらのステータコイル16a,16bに潜り込ませてセットする。このため、各ステータコイル16を螺旋状に重なり合わせて順次セットしていく場合において、ステータコイル16c,16dをステータコイル16a,16bに対し、他のステータコイル16と同一態様で重ね合わせることが可能となる。そして、全てのステータコイル16を螺旋状に重なり合った状態で均一に配置させることができる。したがって、インサータ装置を用いてステータコイル16を螺旋状に重ね合わせてステータコア11に装着する場合において、ステータコイル16の均一な配置を実現することができる。
(2)そして、ステータコイル16の均一な配置を実現することで、回転電機の効率の低下を抑制することができる。また、一体型のステータコア11に対して均一な配置を実現することができるので、回転電機の効率の低下を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図12にしたがって説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
本実施形態では、最初に図12に示すコイル保持具としてのコイルセット用治具30を用いて複数個のステータコイル16を螺旋状に重なり合うように成形し、その後に成形したステータコイル16をインサータ用ブレードにセットする。なお、インサータ用ブレード20は、第1の実施形態で説明したインサータ用ブレード20と同等のものである。
本実施形態においてコイルセット用治具30は、複数個のコイル保持部材31を円環状に配置し、全体が円筒状に形成されている。コイルセット用治具30は、インサータ用ブレードと同一径に成形されている。そして、コイルセット用治具30のコイル保持部材31間には、コイルセット用治具30の周方向に沿って複数個のステータコイル16を順次セットした場合に、ステータコイル16の保持位置がコイルセット方向に沿って下方にずれるようにスリット32が形成されている。すなわち、本実施形態のコイルセット用治具30にステータコイル16をセットした場合には、隣り合うステータコイル16同士の保持位置に段差が生じ、螺旋階段状に配置される。
そして、コイルセット用治具30において、ステータコイル16a,16bの各一方の片側を保持するコイル保持部材31と、ステータコイル16c,16dの各他方の片側を保持するコイル保持部材31は、コイルセット用治具30の長さ方向に2分割して配置されている。なお、本実施形態において各ステータコイル16は、第1の実施形態と同様にそれぞれ一方の片側と他方の片側が5ピッチ分の位相差を生じるようにセットされる。
このように構成したコイルセット用治具30によれば、最初とその次にセットするステータコイル16a,16bは、最後とその直前にセットするステータコイル16c,16dのセット時において第1の実施形態と同様に持ち上げられている状態(退避している状態)となる。このため、コイルセット用治具30に各ステータコイル16をコイルセット方向(本実施形態では時計廻り方向)に順次セットすることで、ステータコイル16a,16bに重なり合うステータコイル16c,16dを、ステータコイル16a,16bに対し潜り込ませることが可能となる。すなわち、ステータコイル16a,16bとステータコイル16c,16dを螺旋状に重ね合わせることが可能となる。その結果、全てのステータコイル16は、図12に示すように、同一態様で成形されるとともに、螺旋状に重なり合った状態で均一に配置される。
そして、全てのステータコイル16をコイルセット用治具30にセットし終えたならば、続いて各ステータコイル16を、螺旋状に重なった状態を維持しながらインサータ用ブレードへセットする。本実施形態のコイルセット用治具30は、ステータコイル16a,16bの各一方の片側をセットするコイル保持部材31が取り外し可能な構成とされている。このため、図12に示すように全てのステータコイル16をコイルセット用治具30にセットした後、インサータ用ブレードへセットする場合には、ステータコイル16a,16bをインサータ用ブレードへ移動させた後、ステータコイル16a,16bを保持していたコイル保持部材31を取り外す。これにより、ステータコイル16c,16dをインサータ用ブレードへ移動させる場合には、コイル保持部材31が取り外されていることで何の障害なく移動させることが可能となる。本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を有する。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を図13にしたがって説明する。
本実施形態では、図13に示すインサータ用ブレード33に複数個のステータコイル16を螺旋状に重なり合うようにセットする。本実施形態では、インサータ用ブレード33がコイル保持具として機能する。
インサータ用ブレード33は、第1の実施形態と同様に、複数本のブレード構成材34を円環状に配置し、全体が円筒状に形成されている。複数本のブレード構成材34は、等ピッチ間隔で配置されており、隣り合うブレード構成材34の間には、インサータ用ブレード33の長さ方向に延びるコイル保持部としてのスリット35が形成されている。
そして、本実施形態のインサータ用ブレード33については、その一部のブレード構成材34が着脱自在な構成とされている。具体的には、最初とその次にセットするステータコイル16a,16bの各一方の片側をセットするブレード構成材34及び最後とその直前にセットするステータコイル16c,16dの各他方の片側をセットするブレード構成材34を取り外し可能な構成としている。
このように構成したインサータ用ブレード33を用いてステータコイル16をセットする場合には、先ず、取り外し可能に構成したブレード構成材34を取り外す。そして、この状態で、各ステータコイル16を、一方の片側に対して他方の片側を予め定めたピッチ分離間させるように所定のスリット35に挿入し、順次セットする。このとき、最初とその次にセットするステータコイル16a,16bは、他方の片側をスリット35に挿入して支持させる一方で、一方の片側については図示しない保持具(例えば、ステータコイル16を吊り下げ可能なクリップなど)で保持しておく。この状態において、ステータコイル16a,16bは、最後とその直前にセットするステータコイル16c,16dのセット時において第1の実施形態と同様に持ち上げられている状態(退避している状態)となる。
次いで、ステータコイル16a,16bを持ち上げた状態で、ステータコイル16c,16dをセットする。すなわち、ステータコイル16c,16dを、ステータコイル16a,16bに重ね合わせて配置し、セットする。その後、先に取り外したブレード構成材34を元の配置に戻す。このとき、ブレード構成材34は、ステータコイル16a,16bの各一方の片側とステータコイル16c,16dの各他方の片側が隣り合うブレード構成材34間に形成される所定のスリット35内へ収まるように戻す。
このようにステータコイル16a,16bとステータコイル16c,16dとが重なる部分のブレード構成材34を予め取り外しておくことで、ステータコイル16a,16bに対し、当該ステータコイル16a,16bと重なり合うステータコイル16c,16dを潜り込ませることが可能となる。すなわち、ステータコイル16a,16bとステータコイル16c,16dを螺旋状に重ね合わせることが可能となる。その結果、全てのステータコイル16は、螺旋状に重なり合った状態で均一に配置される。本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を有する。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 各実施形態において、ステータコイル16をセットする際、一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置の離間距離を変更しても良い。この距離は、前述のように回転電機の仕様に応じて定められる。
○ 各実施形態において、インサータ用ブレード20,33やコイルセット用治具30にセットするステータコイル16の個数を変更しても良い。この個数も回転電機の仕様に応じて定められる。
○ 第1,第3の実施形態において、ステータコイル16をインサータ用ブレード20,33と同等に成形したコイルセット用治具にセットし、その後にステータコイル16をインサータ用ブレードにセットするようにしても良い。また、第2の実施形態において、ステータコイル16をコイルセット用治具30と同等に成形したインサータ用ブレードにセットしても良い。
○ 第1の実施形態において、ステータコイル16a,16bを持ち上げるタイミングを変更しても良い。すなわち、ステータコイル16a,16bは、ステータコイル16c,16dのセット時において持ち上げられていれば良い。例えば、ステータコイル16a,16bのセット時又はセット直後に持ち上げても良い。
○ 第3の実施形態において、最初とその次にセットするステータコイル16a,16bの各一方の片側をセットするブレード構成材34のみを取り外し可能な構成としても良い。
ステータコアにステータコイルを挿入した状態のステータを示す斜視図。 第1の実施形態おけるインサータ用ブレードを示す斜視図。 第1の実施形態において、最初のステータコイルをセットした状態を示す模式図。 同じく、最後とその直前のステータコイル以外のステータコイルをセットした状態を示す模式図。 同じく、コイル移動具をセットした状態を示す模式図。 同じく、コイル移動具で最初とその次のステータコイルを保持した状態を示す模式図。 同じく、最初とその次のステータコイルを持ち上げた状態を示す模式図。 同じく、最後のステータコイルの直前のステータコイルをセットした状態を示す模式図。 同じく、最後のステータコイルをセットした状態を示す模式図。 同じく、コイル移動具で持ち上げた最初とその次のステータコイルを元の位置に戻した状態を示す模式図。 同じく、全てのステータコイルをインサータ用ブレードにセットした状態を示す模式図。 第2の実施形態において、ステータコイルをコイルセット用治具にセットした状態を示す模式図。 第3の実施形態において、ステータコイルをインサータ用ブレードにセットした状態を示す模式図。
符号の説明
11…ステータコア、16…ステータコイル、20,33…インサータ用ブレード、30…コイルセット用治具、21,34…ブレード構成材、31…コイル保持部材。

Claims (6)

  1. インサータ装置を使用してステータコアに複数個のステータコイルを螺旋状に重ね合わせて装着する際に、インサータ用ブレードにセットされるステータコイルのセット方法であって、
    前記ステータコアを保持する複数のコイル保持部が等ピッチ間隔で円環状に配置されてなるコイル保持具に各ステータコイルを、一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置との間に位相差を生じさせるとともに傾けた状態で、かつ他のステータコイルの少なくとも一部を重ね合わせてセットするコイルセット工程を具備し、
    前記コイルセット工程において各ステータコイルは、最初にセットする開始側ステータコイルを基準として所定の一方向となるコイルセット方向に順次重ね合わせながらセットし、前記開始側ステータコイルの一方の片側のセット位置に対して他方の片側を同一位置又は超える位置にセットする終了側ステータコイルについては当該ステータコイルを前記開始側ステータコイルに潜り込ませるようにしてセットすることを特徴とするステータコイルのセット方法。
  2. 前記終了側ステータコイルは、当該終了側ステータコイルと重なり合う前記開始側ステータコイルの一方の片側を前記コイル保持部から持ち上げて潜り込ませることを特徴とする請求項1に記載のステータコイルのセット方法。
  3. 前記終了側ステータコイルは、前記コイル保持部に対する前記各ステータコイルの保持位置を前記コイルセット方向に沿って順次下方にずらすことにより潜り込ませることを特徴とする請求項1に記載のステータコイルのセット方法。
  4. 前記開始側ステータコイルの一方の片側をセットするコイル保持部は、前記コイル保持具から取り外し可能に構成されており、
    前記終了側ステータコイルは、前記コイル保持部を取り外して潜り込ませることを特徴とする請求項1に記載のステータコイルのセット方法。
  5. インサータ装置を使用してステータコアに複数個のステータコイルを螺旋状に重ね合わせて装着する際に、インサータ用ブレードにセットされるステータコイルのセット装置であって、
    前記ステータコアを保持する複数のコイル保持部が等ピッチ間隔で円環状に配置されてなり、各ステータコイルを一方の片側のセット位置と他方の片側のセット位置との間に位相差を生じさせながら傾けた状態で、かつ他のステータコイルの少なくとも一部を重ね合わせてセットするとともに、最初にセットする開始側ステータコイルを基準として所定の一方向となるコイルセット方向に各ステータコイルを順次重ね合わせながらセットするコイル保持具と、
    前記開始側ステータコイルの一方の片側のセット位置に対して他方の片側が同一位置又は超える位置にセットされる終了側ステータコイルと重なり合う前記開始側ステータコイルの一方の片側を前記コイル保持具から取り外す動作、及び取り外した前記開始側ステータコイルを取り外す前のセット位置に戻す動作を実行するコイル移動機構とを備えたことを特徴とするステータコイルのセット装置。
  6. 複数個のステータコイルを螺旋状に重ね合わせて装着したステータコアを有する回転電機の製造方法であって、
    請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のステータコイルのセット方法により前記複数個のステータコイルをインサータ用ブレードにセットした後、インサータ装置により前記インサータ用ブレードにセットした前記ステータコイルを前記ステータコアに形成されたスロットに挿入することを特徴とする回転電機の製造方法。
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