JP2007334183A - 定着装置 - Google Patents

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Katsuya Endo
克也 遠藤
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Abstract

【課題】
消費電力量を減らし、搬送不良を低減することができる定着装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
第1のヒートローラ103が設けられており、この第1のヒートローラ103に対向配置され第1のヒートローラ103の下方から押圧する第1の加圧ローラ105が設けられている。また、第1のヒートローラ103、第1の加圧ローラ105の搬送方向下流側(図中矢印A方向)には、第2のヒートローラ107が設けられており、第2のヒートローラ107に対向配置され第2のヒートローラ107の下方から押圧する第2の加圧ローラ109が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は定着装置に係り、特に消費電力を低減させた定着装置に関する。
従来、プリンタやデジタル複合機などの画像形成装置で記録用紙に転写されたトナー像を定着させる定着装置が知られている。そして1つの加熱ローラを用いた定着装置があった。また、複数の加熱ローラを用いた定着装置があった。(特許文献1)
特開平10−69186号公報(第3頁、図1)
1つの加熱ローラを用いた定着装置においては、加熱ローラと、加熱ローラに対向する加圧ローラで形成されるニップ部の一点で定着させるため、大きな電力が必要となっていた。また、定着温度に達し定着温度を維持しようとすると、通電時間が長くなる。さらに、目標とする定着温度に対しオーバーシュートを起こす。このようなことにより消費電力量が増加していた。
複数の加熱ローラを用いた定着装置においては、特許文献1のように複数の加熱ローラに対して加圧ローラが1つの場合、加圧ローラの径が大きくし加圧ローラの円周上に複数の加圧ローラを配置していた。この場合、用紙がカールしてしまい搬送不良を起こす場合があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、消費電力量を減らし、搬送不良を低減することができる定着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による定着装置は、内部に熱源を有する複数のローラからなる加熱体と、前記複数のローラそれぞれに対向し前記複数のローラと同数のローラを有する加圧体と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、消費電力を減らし、搬送不良を低減することができる定着装置を提供できる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、本発明の定着装置が、画像形成装置である、電子写真方式により画像形成が行われる周知のデジタル複合機に用いられた場合で以下の説明をする。
図1は本実施の形態に係る定着装置101の概略構成図である。図2は本実施の形態に係る定着装置101の概略斜視図である。図1中で定着装置101の構成を説明する。
まず、第1のヒートローラ103が設けられており、この第1のヒートローラ103に対向配置され第1のヒートローラ103の下方から押圧する第1の加圧ローラ105が設けられている。また、第1のヒートローラ103、第1の加圧ローラ105の搬送方向下流側(図中矢印A方向)には、第2のヒートローラ107が設けられており、第2のヒートローラ107に対向配置され第2のヒートローラ107の下方から押圧する第2の加圧ローラ109が設けられている。
ここで本実施例の第1のヒートローラ103及び第2のヒートローラ107は、中空のアルミまたは鉄の芯金を用い、磨耗防止のためにPTFEの皮膜層のコーティングが施されているものを用いた。また、本装置の立ち上がりをよくするために、薄肉のものを使用し低熱容量化したものが望ましい。
また、第1の加圧ローラ105及び第2の加圧ローラ109は、アルミの芯金上にゴムを被膜し、さらにその上にPFAチューブを被膜したものを用いた。
第1のヒートローラ103は内部に第1ヒータランプ111を備えている。また、第2のヒートローラ107は内部に第2のヒータランプ113を備えている。本実施例では例えば第1のヒータランプ111は500W、第2のヒータランプ113は300Wとした。
第1のヒートローラ103及び第2のヒートローラ107の表面には、第1のヒートローラ103及び第2のヒートローラ107表面の温度を検出するサーミスタ115、117が設けられている。
また、第1のヒータランプ111及び第2のヒータランプ113が暴走したときのために第1のヒートローラ103及び第2のヒートローラ107にそれぞれサーモスタット119、121が設けられている。サーモスタット119、121により第1のヒートローラ103及び第2のヒートローラ107が異常に高温になったときに、第1のヒートローラ103及び第2のヒートローラ107に電力を供給しないようになっている。
また、第1のヒータランプ111は第1の電源123に接続されており、第2のヒータランプ113は第2の電源125に接続されている。第1のヒータランプ111、第2のヒータランプ113はそれぞれ第1の電源123、第2の電源125により電圧を印加されることで昇温する。第1の電源123とサーミスタ115は第1の制御手段127を介して接続されている。また、第2の電源125とサーミスタ117は第2の制御手段129を介して接続されている。
次に本実施例の温度制御について図3を用いて説明する。画像形成装置に印刷要求がくると(ST1)、画像形成装置のメインモータが駆動し印刷を開始する(ST2)。プリント終了後(ST3)メインモータが停止し、レディモードに移行する。ここでレディモードとはプリント要求がきたら直ちに動作できる状態をいう。
レディモード時では第1のヒータランプ111、第2のヒータランプ113をそれぞれON/OFFさせて第1の定着手段131、第2の定着手段133を定着可能な温度に維持させる。なお、定着可能な温度とは所定の温度幅を持った値である。
次に、レディモードに移行後所定の時間プリント要求がない場合(ST5)、低消費電力モードに移行する。ここで低消費電力モードとは、エナジースター等で定められている所定の使用電力の制約の基で各装置を動作させている状態をいう。低消費電力モード時は第1の制御手段127、第2の制御手段129により、エナジースター等に規定されている消費電力内で第1のヒートローラ103、第2のヒートローラ107の温度制御を行いプリント要求に備える(ST7)。
次に低消費電力モード時にプリント要求があった場合(ST8)、第1の制御手段127、第2の制御手段129では低消費電力モードからレディモードに復帰させるため、第1の電源123と第2の電源125により、それぞれ第1のヒータランプ111と第2のヒータランプ113に電圧を印加し、第1のヒータランプ111と第2のヒータランプ113をONさせる(ST9)。
その後、サーミスタ115により第1のヒートローラ103の表面の温度を検知し(ST10)、第1のヒートローラ103の表面温度が所定の温度(例えば本実施例では180℃)に達すると(ST11でYes)、第1のヒータランプ111をOFF(ST12)させる。
一方サーミスタ117により第2のヒートローラ107の表面温度を検知し(ST13)、第2のヒートローラ107の表面温度が所定の温度(例えば本実施例では180℃)に達すると(ST14でYes)、第2のヒータランプ113をOFF(ST15)させる。
第1のヒータランプ111、第2のヒータランプ113がプリント可能な温度に達するとプリントを開始する。
次に、本実施例の定着装置の温度分布を図4を用いて説明する。図4の温度分布を表す図は実線が本実施例の定着装置を用いた場合の温度分布を示し、破線が従来(定着部分が1箇所、ヒータランプ900W)の定着装置の温度分布を表している。また、図中第1のヒートローラ103をH1、第2のヒートローラ107をH2、従来のヒートローラをHとする。
第1のヒータランプ111付近で上昇した温度は下流側へ離れると温度は下降していく。そして用紙搬送方向下流側に設けられた第2のヒータランプ113付近で再度温度が上昇している。
従来の場合では定着時間を長くとろうとすると、図5に示すように定着温度を高く設定し温度が下降し定着温度以下になるまでの時間が、必要な定着時間後になるようにしなければならない。しかし、本実施例のように定着部を複数設けることで、小さい電力で定着時間を長くとることができる。
また、従来のような1つの定着部しか持たないものと比べて、定着温度を低く設定できるため、各定着部で用いられるヒータランプは低い電力のものを用いることができる。さらに、従来例にあるように、1つの加圧ローラに対し、複数のヒートローラを用いる場合は加圧ローラのローラ径が大きくなり用紙のカールが発生しやすかったが、複数のヒートローラに対し、各ヒートローラと同数の加圧ローラを用いることにより、それぞれのローラのローラ径を小さくすることができ、用紙のカールの発生を抑えることができる。
本実施の形態に係る定着装置の概略構成図。 本実施の形態に係る定着装置の概略斜視構成図。 本実施の形態に係る定着装置の温度制御を説明する図。 本実施の形態に係る定着装置における温度分布を説明する図。 本実施の形態に係る定着装置の各モードでの温度を説明する図。
符号の説明
101 定着装置
103 第1のヒートローラ
105 第1の加圧ローラ
107 第2のヒートローラ
109 第2の加圧ローラ
111 第1のヒータランプ
113 第2のヒータランプ
115 サーミスタ
117 サーミスタ
119 サーモスタット
121 サーモスタット
123 電源
125 電源
127 第1の制御手段
129 第2の制御手段
131 第1の定着手段
133 第2の定着手段

Claims (8)

  1. 内部に熱源を有する複数のローラからなる加熱体と、
    前記複数のローラそれぞれに対向し前記複数のローラと同数のローラを有する加圧体と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 内部に熱源を有する複数の加熱ローラと、
    前記複数の加熱ローラそれぞれに対向し前記複数の加熱ローラと圧接する前記加熱ローラと同数の加圧ローラと、
    を有することを特徴とする定着装置。
  3. 前記加圧ローラは前記加熱ローラの径より小さいことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 記録媒体上の現像剤を加熱する内部に熱源を有する第1の加熱ローラと、
    前記第1の加熱ローラに対向し前記第1の加熱ローラと圧接する第1の加圧ローラと、
    前記第1の加熱ローラから前記記録媒体の搬送方向下流側に設けられた内部に熱源を有する第2の加熱ローラと、
    前記第2の加熱ローラに対向し前記第2の加熱ローラと圧接する第2の加圧ローラと、
    を有することを特徴とする定着装置。
  5. 前記第1の加圧ローラは前記第1の加熱ローラの径より小さく、前記第2の加圧ローラは前記第2の加熱ローラの径より小さいことを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 記録媒体上の現像剤を加熱する内部に熱源を有する第1の加熱ローラと、
    前記第1の加熱ローラに対向し前記第1の加熱ローラと圧接する第1の加圧ローラと、
    前記第1の加熱ローラから前記記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記第1の加熱ローラの熱源より容量の小さい熱源を有する第2の加熱ローラと、
    前記第2の加熱ローラに対向し前記第2の加熱ローラと圧縮する第2の加圧ローラと、
    を有することを特徴とする定着装置。
  7. 前記第1の熱源の設定温度と前記第2の熱源の設定温度が異なることを特徴とする請求項6記載の定着装置。
  8. 前記第1の熱源の設定温度は前記第2の熱源の設定温度より高いことを特徴とする請求項6記載の定着装置。
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