JP2007331817A - マイクロプレート用シーラー - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロプレート50上面へのシール紙61の貼り付け作業の簡便化を図ることを目的とする。
【解決手段】マイクロプレート50の位置決めをするマイクロプレート用位置決め部材と、離型紙付きシール紙63を位置決めするシール紙用位置決め部材(16,17,18)とを備える。離型紙付きシール紙63の把持耳61a,62aを把持する把持部材(昇降部材18及び把持耳載置部材19)を備える。押さえローラー24の走行をガイドするレール状カム23が長さ方向(Y)に形成されている。レール状カム23により押さえローラー24はシール紙用位置決め部材(16,17,18)をかわすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロプレートに設けられた複数のサンプル収容室をシール紙によって密封する際に用いるマイクロプレート用シーラーに関するものである。
近年、微量での分析,検査法が発達し、小さなサンプル収容室が複数列設されたマイクロプレートを用いて試験を行うケースが増えている。
図8はマイクロプレートを示す斜視図である。マイクロプレート50とは、小さな穴状のサンプル収容室51が幅方向及び長さ方向に沿って複数列設されたものであり、個々のサンプル収容室51に試料や試薬を入れて試験を行う様になっている。この試験においては所定時間放置して反応させることがあり、この際にはサンプル収容室に蓋をする。また試料の保存の為にマイクロプレートを用いる場合も蓋をすることとなる。蓋をするにあたっては、マイクロプレート50上面全体にシール紙を貼り付け、これにより個々のサンプル収容室51の密封を図っている。
上記シール紙の種類としては、加熱加圧により融着するタイプ(以下、加熱融着タイプと称することがある)、加圧によって粘着するタイプ(以下、加圧粘着タイプと称することがある)、あまり加圧を要することなく粘着するタイプ(以下、強粘着タイプと称することがある)がある。上記加圧粘着タイプや強粘着タイプのもの(以下、これらを粘着タイプと総称することがある)では、その粘着面に離型紙が添設されて提供され、図9(離型紙62が添設された粘着タイプシール紙61の側面図)に示すように、離型紙62には切り離し線62bが形成され、マイクロプレート50への添着の際に、上記切り離し線62bを起点とすることで離型紙62を剥がし易くなっている。尚図9中、61a,62aは離型紙62を剥がす際に掴む把持耳(シール紙の把持耳61a、離型紙の把持耳62a)である。
マイクロプレート上へのシール紙の添着操作に関しては、加熱融着タイプのシール紙を用いる場合について、その操作を自動化或いは半自動化したマイクロプレート用シーラー(シール装置)が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−335509号公報 特開2002−120805号公報
ところでシール紙のうちの加圧粘着タイプのものや強粘着タイプのものは、専ら手作業によりマイクロプレートに貼り付ける操作が行われている。その操作は、先ず離型紙を外してシール紙の粘着面を露出させ、マイクロプレート上面に対してシール紙が縦横丁度合う位置になる様にしつつ載置し、次いで反粘着面からの押圧によりしっかりと粘着させるというものである。或いは、離型紙をその切り離し線から内側に向かって少しだけ剥がし、この露出粘着面部分をマイクロプレート上面に対して位置決めして粘着し、続いて離型紙を全て外し、押圧によりしっかりと粘着させるという操作である。
しかしこの様な貼り付け操作は煩雑である為、自動化或いは半自動化して簡便に貼り付けることのできるマイクロプレート用シーラーが求められている。加えて殊に強粘着タイプのシール紙では、その粘着面に触れるだけで貼り付くことから、正しい位置に皺なく貼り付けるには繊細な手技が要求され、この為に貼り付け操作に時間を要するという問題がある。
そこで本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、貼り付け作業の簡便化を図り、加えて強粘着タイプのシール紙を用いる場合においても、貼り付け作業が容易化して作業時間の短縮を図ることのできるマイクロプレート用シーラーを提供することにある。
本発明に係るマイクロプレート用シーラーは、幅方向及び長さ方向に沿って複数のサンプル収容室が列設されたマイクロプレートの上に、該マイクロプレートと略同一幅で若干長めに形成された粘着性シール紙を、その離型紙を外して添着し、更に押さえローラーを前記長さ方向に走行させて前記サンプル収容室を密封するシーラーにおいて、前記マイクロプレートの位置決めをするマイクロプレート用位置決め部材と、前記マイクロプレートの四隅より長さ方向外側に設けられ、前記シール紙を位置決めするシール紙用位置決め部材とを備えると共に、前記シール紙用位置決め部材のうち前記長さ方向のいずれか一方端側のシール紙用位置決め部材に、前記シール紙の離型紙における切り離された把持耳を把持する把持部材を備え、前記押さえローラーの走行を、前記シール紙用位置決め部材をかわしてガイドするレール状カムを、前記長さ方向に形成したものであることを特徴とする。尚、本発明において用いる上記粘着性シール紙としては強粘着タイプ,加圧粘着タイプのいずれであっても良い。
本発明のマイクロプレート用シーラー(以下、単にシーラーと称することがある)について、その操作手順に沿って以下に説明する。マイクロプレートの上面にシール紙を貼り付けるにあたっては、先ずマイクロプレートをシーラーの所定場所に載置する。このときマイクロプレートは上記マイクロプレート用位置決め部材によって正確に載置されることとなる。次いで離型紙が取り付けられた状態の粘着性シール紙(離型紙付きシール紙)を、上記マイクロプレート上にその離型紙面を向けて載置する。このとき上記シール紙用位置決め部材によって、マイクロプレート上の正しい位置に正確に載置されることとなる。つまりマイクロプレート用位置決め部材とシール紙用位置決め部材によってマイクロプレートとシール紙の位置関係が正確に合わされることとなる。
次に上記把持部材の操作によって、離型紙付きシール紙の把持耳を把持する。これによってシール紙は長さ方向の一方端部分において固定されることとなり、シール紙全体としてもずれない様になる。続いて手動により離型紙をシール紙から外す。この際、把持部材が離型紙の切り離し線より外側(把持耳)を把持しているので、離型紙の切り離し線を起点に容易に剥がすことができる。そしてこのとき、上記の如くシール紙は長さ方向の一方端部分で固定され、またマイクロプレートに対して位置関係が正確に合わされているので、離型紙を剥がされたシール紙はマイクロプレート上に正確に載ることとなる。この様にして粘着面がマイクロプレート上面に接することで、強粘着タイプのシール紙の場合においてはマイクロプレート上面に粘着されることとなる。
次いで、押さえローラーを長さ方向に走行させて、シール紙の反粘着面から押圧することにより、加圧粘着タイプのシール紙の場合においてマイクロプレート上面に粘着されることとなり、強粘着タイプのシール紙の場合においても、その粘着がしっかりとしたものとなる。
ところでシール紙用位置決め部材は、フィルム状のシール紙をその長さ方向及び幅方向にずれない様に規制するものであるので、マイクロプレート上に載置したシール紙よりも高く出っ張ることになる。この為、その配置位置によっては押さえローラーによる上記押圧の邪魔をすることになるが、上記の如くシール紙用位置決め部材は、マイクロプレートの四隅より長さ方向外側に設けられているから、マイクロプレート上面でのシール紙への押圧の邪魔にならず、個々のサンプル収容室の密封が可能である。また押さえローラーの走行に際し、上記レール上カムによってシール紙用位置決め部材をかわすことができるから、たとえシール紙用位置決め部材が高く出っ張っていても、押さえローラーの走行に支障がない。
その後、シール紙を貼付したマイクロプレートをシーラーから取り出す。
以上の様にして、平易な操作でマイクロプレートの上面にシール紙を貼り付けることができる。
また本発明においては、前記把持部材が、把持耳載置部材とこれを押圧する昇降部材とからなるものであることが好ましい。この構成であれば、シーラーの構造を複雑化することなく、把持耳の把持を実行できるからである。
加えて本発明においては、前記マイクロプレート用位置決め部材と前記レール状カムを一体として形成したものであることが好ましい。これらを別部材として構成しても良いが、一体として形成したものであれば、部品点数の削減を図ることができ、コストの低減化に寄与する。
更に本発明においては、前記マイクロプレート用位置決め部材が、前記幅方向の外側及び/または前記長さ方向の外側の位置から前記マイクロプレートの位置決め位置に稼動可能であることが好ましい。この様な稼動タイプであれば、予めマイクロプレート用位置決め部材の各規制部材を外側に隔す様にしておくことで、マイクロプレートの装入操作の容易化を図ることができる。次いでマイクロプレート用位置決め部材の各規制部材を所定の位置決め位置に稼動する様にして、マイクロプレートを正しい位置に導く様にすると良い。
加えて前記シール紙用位置決め部材が、前記幅方向の外側及び/または前記長さ方向の外側の位置から前記シール紙の位置決め位置に稼動可能であることが好ましい。上記と同様に、予めシール紙用位置決め部材の各規制部材を外側に隔す様にしておくことで、シール紙の装入操作の容易化を図ることができ、次いで、シール紙用位置決め部材の各規制部材を所定の位置決め位置に稼動する様にして、シール紙を正しい位置に導く様にすると良い。
また本発明においては、前記押さえローラーは、前記マイクロプレートの上面を押圧付勢する手段(例えばバネ)を備えたものであることが好ましい。これにより、シール紙をマイクロプレート上面に向かってしっかりと押さえつけることができるからである。
加えて前記押さえローラーが、そのローラー軸に対して直交する方向へのスウィング軸を備え、該スウィング軸を中心に揺動可能に構成されたものであることが好ましい。マイクロプレートの製品バラツキによってその上面が少々傾斜している場合があるが、その場合においても上記の如く押さえローラーが揺動可能に構成されたものであれば、その傾斜に沿って押さえローラーを傾けて押圧することができ、よってマイクロプレートの形成されたサンプル収容室の各々を万遍なく密封することができるからである。
本発明に係るマイクロプレート用シーラーによれば、平易な操作でマイクロプレート上に粘着性シール紙を貼り付けることができる。従ってたとえ多量に処理する場合であっても短い時間で作業を終えることが可能である。
<実施形態1>
図1は本発明の実施形態1に係るマイクロプレート用シーラー10を示す斜視図であり、(a)は斜め前方から見た図で、(b)は斜め後方から見た図である。尚図1においてはマイクロプレート50を装着した状態で表している。図2は実施形態1のシーラー10における長さ方向の断面図である。また図3は、シーラー10におけるマイクロプレート載置台付近を表す概略斜視図である。
シーラー10は、シーラー本体11と押さえユニット12からなる。
先ずシーラー本体11について説明する。
シーラー本体11のほぼ中央には、マイクロプレート載置台13が設けられており、該載置台13にマイクロプレート50を載せる様になっている。マイクロプレート載置台13の端部分には、マイクロプレート50の幅方向(X)を規制するプレート幅規制部材14と、長さ方向(Y)を規制するプレート長さ規制部材15が設けられている。これら規制部材14,15は、載置台13上に載せた状態でのマイクロプレート50の高さよりも低くなっている。尚これらプレート幅規制部材14とプレート長さ規制部材15によりマイクロプレート用位置決め部材が構成されている。
因みにマイクロプレートはその外形が規格化され、長さ,幅が一定となっている。マイクロプレートのサンプル収容室の容量としては様々なものがあるが、1つのマイクロプレートに形成されるサンプル収容室の数を調整することにより、それぞれの容量のマイクロプレートとして提供されている。従って上記載置台13や規制部材14,15を所定サイズに形成することで、各種マイクロプレートに対応可能である。
マイクロプレート載置台13の長さ方向(Y)外側(マイクロプレート50を載置したときの、マイクロプレート50の四隅より長さ方向外側となる)には、その後方側の左右にシール紙用後規制部材16が設けられると共に、前方側の左右にシール紙用前規制部材17が設けられている(図1)。ところで離型紙付きシール紙63はマイクロプレート50の外形に対応してそのサイズが決められており、一般にマイクロプレート50と略同一幅で若干長めに形成されている。従ってシール紙用前/後規制部材16,17はこの離型紙付きシール紙63に対応して長さ方向(Y)外側に配置されているのである。
後方側左右のシール用後規制部材16には、離型紙付きシール紙63の角部に対応して水平断面L字状となる窪み16aが形成され、長さ方向(Y)及び幅方向(X)の規制を行うようになっている。一方、前方側のシール用前規制部材17は離型紙付きシール紙63の幅方向(X)のみを規制するようになっている。尚長さ方向(Y)については、下述の昇降部材18によって規制されることとなる。
左右のシール紙用前規制部材17の間には把持部材が設けられている。図4は、該把持部材付近を表すY方向断面の概略図である。把持部材は昇降部材18と把持耳載置部材19からなり、把持耳載置部材19はシーラー本体11のフレームに固定されており、その頂面19aが、シーラー10にマイクロプレート50を設置したときのマイクロプレート50の上面の高さに丁度揃う高さになっている。昇降部材18は水平天井面18aと垂直壁面18bを備えた概略L字状の部材であり、上下方向に移動可能に構成されている。そして昇降部材18を降下したときに、水平天井面18aと頂面19aの間に挿入された離型紙付きシール紙63の把持耳61a,62aを上下方向より挟むようにして把持することができる。
尚離型紙付きシール紙63の前方側における長さ方向(Y)の規制は、昇降部材18の垂直壁面18bに離型紙付きシール紙63の前方端が当接することにより行われる。即ち離型紙付きシール紙63の前方側では、シール紙用前規制部材17で幅方向(X)が、昇降部材18の垂直壁面18bで長さ方向(Y)が規制され、離型紙付きシール紙63の後方側では、シール用後規制部材16で長さ方向(Y)及び幅方向(X)が規制されることとなる。
この把持部材とシール紙用前規制部材17及びシール紙用後規制部材16によってシール用位置決め部材が構成されている。
尚ここで上記把持部材の構成についてより詳しく説明する。
図5は把持ユニットを示す分解斜視図である。把持耳載置部材19はシーラー本体11のフレームに対し、各種ネジ等により固定されている。一方、昇降部材18は昇降可能に構成されると共に、バネ22によって把持耳載置部材19から浮き上がるように付勢されている。昇降部材18には連結棒28を介して押板27が取り付けられており、この押板27は昇降部材18と一体となって昇降する。
レバー21は先部分が鈎状に屈曲した略棒状部材であり、先端の回動支点21cが把持耳載置部材19に固定され、鈎状の踵部分(取付孔21b)にローラー29が取り付けられている。そして反対側のレバー操作部21aを押し下げていくと、回動支点21cを中心に踵ローラー29が手前から奥側に移動しつつ降下し(図5では、踵ローラーが最も下になるときのレバー21の角度を表している)、これにより踵ローラー29に当接した上記押板27が押し下げられる。すると、この押板27と共に昇降部材18がバネ22の付勢力に逆らって押し下げられる。続いて踵ローラー29は回動支点21cの真下位置より更に奥側に移動し、当接板31に当接することとなる。このとき踵ローラー29は、最も下に下がる位置(回動支点21c真下での位置)より少し上に位置することとなるので、この踵ローラー29を手前側に移動させるには、バネ22の付勢力に逆らって一旦押板27を押し下げる必要がある。従ってレバー21の操作部21aを押し下げ続けなくても、昇降部材18が降下した状態で保持されることとなる。
上記の様にして昇降部材18を降下させることにより、昇降部材18の水平天井面18aと把持耳載置部材19の頂面19aの間に、装入した離型紙付きシール紙63の把持耳61a,62aを挟んで把持する(図4、図7の(a))。
次にレール状カム23について説明する。
シーラー本体11において、上記プレート幅規制部材14の外側には左右それぞれにレール状カム23が設けられている(図1)。該レール状カム23は後述の押さえローラー24を高さ方向に規制してガイドするものであり、押さえローラー24の走行方向(矢印A)に沿うように長さ方向(Y)に延びて形成されている。上記シール紙用後規制部材16,シール紙用前規制部材17,及び昇降部材18は、シーラー本体11に設置されたマイクロプレート50の上面に載置した離型紙付きシール紙63を規制するものであるから、このマイクロプレート50上面よりも高い位置となるが、上記レール状カム23はこれらの位置で高くなり、マイクロプレート50の各サンプル収容室51の位置では低くなっている。尚この高い位置と低い位置とは傾斜によって円滑に導かれる様になっている。
次に押さえユニット12について説明する。
図6は押さえユニット12の内部構成を説明する為の分解斜視図である。押さえユニット12には押さえローラー24が備えられ、この押さえローラー24のほぼ中央位置にスウィング軸26が直交して配置されている。押さえローラー24の軸芯はしっかりと固定されたものではなく、スウィング軸26を中心に揺動可能となっている。またスウィング軸26と共に押さえローラー24を下方に付勢するバネ25が取り付けられている(図2,6)。
押さえユニット12は長さ方向(Y)に往復移動可能に構成されている(図1、矢印A)。そして押さえユニット12を長さ方向(Y)に移動させることによって、押さえローラー24でマイクロプレート50を上面から押圧できるようになっている。
次に実施形態1のマイクロプレート用シーラー10の使用方法について説明する。
先ずシーラー本体11の載置台13上にマイクロプレート50を載せる。このときマイクロプレート50はプレート幅規制部材14とプレート長さ規制部材15によって所定の位置に正確に載置されることとなる(図1,3)。
次いで離型紙付きシール紙63(離型紙62が添設された状態のシール紙61)を、その手前側端辺部分を昇降部材18と把持耳載置部材19の間に挿入するようにしつつ、上記マイクロプレート50上に載置する。尚この際その離型紙62の面をマイクロプレート50側に向ける。このとき上記離型紙付きシール紙63は、その手前側端が昇降部材18の垂直壁面18bに当接すると共に、手前側の2隅における両横がシール紙用前規制部材17に当接し(図1,4)、また奥側の2隅がその角部分を囲うようにしてシール紙用後規制部材16に当接する(図1(a))。これにより離型紙付きシール紙63はマイクロプレート50上の正しい位置に正確に載置されることとなる。尚このとき昇降部材18と把持耳載置部材19の間は、バネ22の付勢力によって上下に広く隙間が空いた状態となっている。
次にレバー21を押し下げることにより昇降部材18を降下させ、昇降部材18と把持耳載置部材19の間に、離型紙付きシール紙63の把持耳61a,62aを挟んで把持する(図7〔離型紙の剥離方法を説明する為の断面図〕の(a)、矢印C)。これにより離型紙付きシール紙63はずれない様になる。
続いて手動により離型紙62をシール紙61から外す。具体的には、図7に示すように、マイクロプレート50上に離型紙付きシール紙63を載置した状態から(図7の(a))、その奥側を持ち上げて逆向きに倒すようにしつつ、矢印B方向に押し進めることで(図7の(b))、離型紙62が剥がれると共に、シール紙61の粘着面61cがマイクロプレート50の上面に接触することとなる。そしてこのとき上記の如く把持耳61a,62aが固定されているから、シール紙61はマイクロプレート50上に正確に載ることとなる。尚強粘着タイプのシール紙61の場合には、この様にして粘着面61cがマイクロプレート50上面に触れるだけで粘着されることとなる。
次いで、押さえユニット12を奥側から手前側に走行させる(図1、矢印A)。この走行に際して押さえローラー24はレール状カム23によってガイドされ、シール紙用後規制部材16やシール紙用前規制部材17と昇降部材18を高さ方向にかわして走行することとなる。尚マイクロプレート用位置決め部材である規制部材14,15はマイクロプレート50の上面よりも低く位置しているから、押さえローラー24の走行の邪魔にならない。
そしてマイクロプレート50における各サンプル収容室51の位置ではレール状カム23が低くなっているので、バネ25によって下方に付勢された押さえローラー24が、シール紙61をマイクロプレート50に向けて押圧することとなる。またこの際、押さえローラー24がスウィング軸26を中心に揺動可能であるから、仮にマイクロプレート50が製品バラツキによってその上面が多少斜めになっていたも、その傾斜に沿って押さえローラー24が傾斜し、幅方向にほぼ均一に、シール紙61をマイクロプレート50上面に向けて押圧することができる。この様にして各サンプル収容室51がシール紙61によって密封されることとなる。尚加圧粘着タイプのシール紙61の場合にはこの押さえロール24のよる押圧によって粘着されることとなる。また強粘着タイプのシール紙61の場合には、その粘着がしっかりとしたものとなる。
その後、シール紙61が貼付されたマイクロプレート50をシーラー10から取り出す。
この様にして、マイクロプレート50の上面にシール紙61を貼り付け、各サンプル収容室51を密封する操作が完了する。
以上の使用方法から分かる様に、シーラー10を用いたシール紙貼り付け操作は非常に平易であり、多数のマイクロプレート50にシール紙61を貼り付ける場合であっても、短時間で行うことが可能である。殊に強粘着タイプのシール紙の場合は、手作業では皺なく正しい位置に貼り付ける為に長時間を要することとなるが、上記シーラー10を用いることにより、上述の如く簡単に短時間で貼付作業を行えるので効果が高い。
<実施形態2,3>
上記実施形態1ではマイクロプレート用位置決め部材である規制部材14,15が固定されたものを示したが、本実施形態2ではこれら規制部材14,15が稼動可能に構成されたものである。尚実施形態2における他の構成は上記実施形態1と同様である。
図10は、稼動可能に構成されたマイクロプレート用位置決め部材38を示す上面図であり、丁度マイクロプレート用載置台13を外したときの上面となる。また図11はマイクロプレート用シーラーにおけるマイクロプレート用位置決め部材38の配置箇所を説明する為の上面図である。
一対の規制部材14及び一対の規制部材15が対峙する中央には、回動可能な円盤部36が設けられており、この円盤部36と規制部材14,15はそれぞれ連結部材34,35によって連結されている。そしてこの連結部材34,35での連結点34a,34b,35a,35bはいずれも回動可能となっている。また規制部材14,15の下にはレール32,33が設けられており、このレール32,33に沿って規制部材14,15が走行可能となっている。
円盤部36にはレバー37が取り付けられ、図10(a),(b)の如く、レバー37を左右に移動させることにより、円盤部36が回転し、これに伴って連結部材34,35が移動して規制部材14,15を引き寄せたり、離したりする。詳しく述べると、図10(a)に示す様にレバー37が右側の位置では、連結部材34,35は幅方向(X),長さ方向(Y)に対してそれぞれ真っ直ぐとなり、その長さ分だけ規制部材14,15を外側に離すことになる。一方図10(b)に示す様にレバー37を左側にすると、円盤部36の回転により連結点34b,35bが移動し、連結部材34,35が幅方向(X),長さ方向(Y)に対して斜め方向に向きつつ規制部材14,15を引き寄せることとなる。
上記の様にマイクロプレート用位置決め部材38が稼動可能な構成であれば、マイクロプレート50の装入時において予め規制部材14,15を外側に隔てる様にして(図10(a)、マイクロプレート50の装入操作の容易化を図り、マイクロプレート装入後、レバー37を操作して規制部材14,15を内側に引き寄せ、マイクロプレート50を位置決めすると良い。
更に上記実施形態2のマイクロプレート用位置決め部材における稼動可能な構成をシール紙用位置決め部材に適用しても良い(実施形態3)。
即ち図10での奥側の連結部材35に対し、上記規制部材15に換えてシール用後規制部材16を連結し、連結部材34に対し、規制部材14に換えて上記シール用前規制部材17を連結する。そしてレバー37の操作によりシール用後規制部材16を奥側(Y方向)に離すと共に、シール用前規制部材17を左右(X方向)に離して離型紙付きシール紙63の装入操作の容易化を図り、離型紙付きシール紙63の装入後、レバー37の操作によりこれら規制部材16,17を内側に引き寄せ、離型紙付きシール紙63を位置決めすると良い。
なお手前側の連結部材35に対しては昇降部材18(離型紙付きシール紙63の前方端を規制する役割をする)を連結しないこととする。仮に連結すると、構造が複雑になってコスト高を招くからであり、また奥側のシール用後規制部材16がY方向に稼動可能でシール用前規制部材17がX方向に稼動可能であれば、十分に離型紙付きシール紙63の装入操作の容易化を図ることができるからである。
ところで上記実施形態2ではマイクロプレート用位置決め部材のみを稼動可能に構成したもの、実施形態3ではシール紙用位置決め部材のみを稼動可能に構成したものとして示したが、これに限らず、マイクロプレート用位置決め部材とシール紙用位置決め部材の両方を稼動可能に構成しても良い。
また図10,11に示す例ではレバー37がマイクロプレート用シーラーの手前の面に位置することから、昇降部材18操作用のレバー21と高低差をつけてレバー37を配置しても、その配置態様によっては位置決め部材操作用レバー37が昇降部材操作用レバー21の操作の邪魔になる懸念がある。その様な場合には位置決め部材操作用レバー37をマイクロプレート用シーラーの左右の側面に位置させる様にすると良い。
以上のように例を挙げて本発明を具体的に説明したが、本発明はもとより上記例によって制限を受けるものではなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
また上記実施形態ではプレート幅規制部材14とレール状カム23が別体のものを示したが、これらを一体として形成したものであっても良い。
上記実施形態では押さえローラー24を揺動可能に構成したが、これに換えて、マイクロプレート載置台13の裏面にスウィング軸を取り付けて載置台13を揺動可能に構成し、これによりマイクロプレートの製品バラツキによる傾斜を吸収する様にしても良い。
本発明の実施形態1に係るマイクロプレート用シーラーを示す斜視図である。 実施形態1のマイクロプレート用シーラーにおける長さ方向の断面図である。 実施形態1のマイクロプレート用シーラーにおけるマイクロプレート載置台付近を表す概略斜視図である。 把持部材付近を表すY方向(長さ方向)断面の概略図である。 把持ユニットを示す分解斜視図である。 押さえユニットの内部構成を説明する為の分解斜視図である。 離型紙の剥離方法を説明する為の断面図である。 マイクロプレートを示す斜視図である。 離型紙が添設されたシール紙の側面図である。 稼動可能に構成されたマイクロプレート用位置決め部材を示す上面図である。 図10に示すマイクロプレート用位置決め部材について、マイクロプレート用シーラーにおける配置箇所を説明する為の上面図である。
符号の説明
10 マイクロプレート用シーラー
11 シーラー本体
12 押さえユニット
13 マイクロプレート載置台
14 プレート幅規制部材
15 プレート長さ規制部材
16 シール紙用後規制部材
16a 窪み
17 シール紙用前規制部材
18 昇降部材
18a 水平天井面
18b 垂直壁面
19 把持耳載置部材
19a 頂面
21 レバー
22,25 バネ
23 レール状カム
24 押さえローラー
26 スウィング軸
50 マイクロプレート
51 サンプル収容室
61 シール紙
61a,62a 把持耳
62 離型紙
62b 切り離し線

Claims (7)

  1. 幅方向及び長さ方向に沿って複数のサンプル収容室が列設されたマイクロプレートの上に、該マイクロプレートと略同一幅で若干長めに形成された粘着性シール紙を、その離型紙を外して添着し、更に押さえローラーを前記長さ方向に走行させて前記サンプル収容室を密封するシーラーにおいて、
    前記マイクロプレートの位置決めをするマイクロプレート用位置決め部材と、
    前記マイクロプレートの四隅より長さ方向外側に設けられ、前記シール紙を位置決めするシール紙用位置決め部材とを備えると共に、
    前記シール紙用位置決め部材のうち前記長さ方向のいずれか一方端側のシール紙用位置決め部材に、前記シール紙の離型紙における切り離された把持耳を把持する把持部材を備え、
    前記押さえローラーの走行を、前記シール紙用位置決め部材をかわしてガイドするレール状カムを、前記長さ方向に形成したものであることを特徴とするマイクロプレート用シーラー。
  2. 前記把持部材は、把持耳載置部材とこれを押圧する昇降部材とからなるものである請求項1に記載のマイクロプレート用シーラー。
  3. 前記マイクロプレート用位置決め部材と前記レール状カムを一体として形成したものである請求項1または2に記載のマイクロプレート用シーラー。
  4. 前記マイクロプレート用位置決め部材が、前記幅方向の外側及び/または前記長さ方向の外側の位置から前記マイクロプレートの位置決め位置に稼動可能である請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロプレート用シーラー。
  5. 前記シール紙用位置決め部材が、前記幅方向の外側及び/または前記長さ方向の外側の位置から前記シール紙の位置決め位置に稼動可能である請求項1〜4のいずれか1項に記載のマイクロプレート用シーラー。
  6. 前記押さえローラーは、前記マイクロプレートの上面を押圧付勢する手段を備えたものである請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロプレート用シーラー。
  7. 前記押さえローラーは、そのローラー軸に対して直交する方向へのスウィング軸を備え、該スウィング軸を中心に揺動可能に構成されたものである請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロプレート用シーラー。
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