JP2003227839A - マルチウェル装置 - Google Patents

マルチウェル装置

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JP2003227839A JP2002323010A JP2002323010A JP2003227839A JP 2003227839 A JP2003227839 A JP 2003227839A JP 2002323010 A JP2002323010 A JP 2002323010A JP 2002323010 A JP2002323010 A JP 2002323010A JP 2003227839 A JP2003227839 A JP 2003227839A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチウェルプレートを密封する蓋を具える
マルチウェルプレート組み立て品を提供する。 【解決手段】 方法は、マルチウェルプレート本体に対
する蓋を提供し、それを貫通して形成される少なくとも
一つのチャンネルを有し、蓋をガスケット部材に隣接し
て配置し、ガスケットを蓋の方へ引き寄せるためにチャ
ンネルに負圧を十分に付与することを含み、チャンネル
に負圧が付与され続けている間、マルチウェルプレート
本体に蓋を置いて、そしてチャンネルから負圧を開放す
る。当業者によって認識されるように、様々なガスケッ
ト部材が本方法における接続に本方法を変更することな
く使用されることができる。この方法において、ガスケ
ットは、生物検定に使用されるであろう様々な生物学的
および／または化学的試料に使用される上での適応性を
基礎にして選択されることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチウェル装置
（以下、「マルチウェルプレート組み立て品」ともい
う）およびマルチウェル装置を組み立てる方法に関し、
より詳しくは、マルチウェルプレート組み立て品を密閉
する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】マルチウェルプレート組み立て品が、一
般的に生物検定に用いられるものとして従来より知られ
ている。マルチウェルプレート組み立て品はそれぞれ、
ウェル（ｗｅｌｌ）の列が形成されたマルチウェルプレ
ート本体を含んでおり、それらは取りわけ、９６個、３
８４個または１５３６個のウェルを有している。マルチ
ウェルプレート本体は一般的に使用されるので、プレー
トの標準寸法は、装着機の使用を容易にするために開発
されてきた。それぞれのウェルはコップ型をしており、
様々な化学および／または生物学的流体を収容し、並行
して生物検定での処理を行う物質、例えば並行して薬物
検査を行う物質を収容している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】場合によっては、仮に
防止できなかったとしても、個々のウェルの中の液体／
物質が混ざるといった外的要因からの生物検定の汚染を
最小限に抑えることが望ましい。その目的のために、ウ
ェルを密封するための様々な技術が開発されており、そ
れらの技術の中には、マルチウェルプレート本体の上に
蓋を載せるのを可能とするものや、さらに／またはウェ
ルの開口部を渡って薄いフィルムを密着されるものも含
まれる。しかしながら、これらの従来技術は、いくつか
の難点があり、蓋を設置可能とすることや、さらに／ま
たはフィルムの密着を必要とすることによってもたらさ
れた、過度に緩い密封があるということを含んでいる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】従来技術の欠陥を克服す
るために、マルチウェルプレート組み立て品を組み立て
る方法およびそれによって作成されたマルチウェルプレ
ートが提供される。この方法は、そこに形成されたチャ
ンネルが少なくとも一つあるマルチウェルプレート用の
蓋を提供し、そして、ガスケット部材に接近して蓋を配
置し、ガスケット部材を蓋の方へ引き寄せるために負圧
をチャンネルに充分に付与し、チャンネルに負圧を与え
ている間中、蓋をマルチウェルプレート本体の上に位置
付け、マルチウェルプレート上に蓋を置き、そして、チ
ャンネルからの負圧を開放することを含んでいる。好都
合なことに、当業者が認識できる範囲で、様々なガスケ
ット部材は、課題方法を変更することなく、この方法の
接続に用いることができる。このように、ガスケット
は、生物検定で使用されるであろう様々な生物学的、お
よび／または化学的試料に使用するための適応性を基礎
として選択されなければならない。
【０００５】加えて、マルチウェルプレート本体は、マ
ルチウェルプレート本体と係合するように形成されるで
あろう把持可能（ｌａｔｃｈａｂｌｅ）な部材とともに
形成されていてもよい。例えば、蓋は、マルチウェルプ
レート本体の上できつく締めつけられる（ｌａｔｃｈ）
ように形成されていてもよく、そして、ガスケットに逆
らう圧縮力を提供するものでもよく、それによって、ガ
スケットとマルチウェルプレートとの間に、それらを接
着することなく、きっちりとした密封がもたらされる。
ガスケットは弾力があるのが好ましく、必須のシール特
性を持っている一層または多層構成となっていてもよ
い。この蓋は、当業者に知られるいかなる技術を用いて
動かされてもよい。
【０００６】本発明の他の側面として、真空空間が蓋に
よってもたらされてもよく、蓋が持ち上げられ、ガスケ
ットと互いに分離するように動かされてもよい。
【０００７】本発明のこれら及び他の特徴は、以下の詳
細な説明及び添付された図面を検討することによってよ
り理解されるであろう。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１〜図７を参照して、本発明の
第一実施形態は、どのようにしてマルチウェルプレート
組み立て品１０が作成されるかを示している。このマル
チウェルプレート組み立て品１０は蓋１２とガスケット
部材１４とマルチウェルプレート本体１６とを含んでい
る。マルチウェルプレート本体１６は、ウェル１８の列
がそこに形成される上で一般的な方式に従って形成され
ている。マルチウェルプレート本体１６の大きさは、マ
ルチウェルプレート本体１６が公知の装着機で使用可能
となる程度である。
【０００９】ガスケット部材１４は弾力があるのが好ま
しく、一層または多層構造であってもよい。ガスケット
部材１４の層を組成する物質の選択は、マルチウェルプ
レート本体１６のウェルの中に配されるであろう生物学
的および／または化学的物質とともに使用する上での物
質上の適応性を基本に選択されなければならない。図２
を参照すると、限定しない例の方法によって、ガスケッ
ト部材１４は３層２０，２２，２４を有しており、１ま
たはそれ以上の層２０−２４は弾力があり、そして／ま
た密封性がよく、さらに／あるいは、湿気やガスなどに
対するバリア効果を有する。当業者によって知られる生
物検定に適したガスケット物質であればいかなるもので
も、ガスケット部材１４に利用されてもよい。
【００１０】以下に述べるように、蓋１２は様々なやり
方で形成されてもよい。図１〜図７に示される第一実施
形態の蓋１２では、蓋１２の頂部２８の上面２７から上
方向に突起２６が伸びている。図３及び図４にもっとも
よく示されるように、チャンネル（ｃｈａｎｎｅｌ）３
０は、突起２６の端に形成された開口部３２から伸びて
おり、チャンネル３０は、頂部２８を貫いて伸び、頂部
２８の下面３８に形成された開口部３６で終結している
複数の第二チャンネル３４と連係するようになってい
る。
【００１１】好ましい実施形態において、把持可能な部
材４０が、マルチウェルプレート１６と係合し、把持す
るために形成された下面３８から伸びている。把持可能
な部材４０はそれぞれ、屈折可能で下方に伸びる腕４２
を含み、その腕４２は内側に伸びるタブ４４までの長さ
で、概ねL字型の外形をしている。とりわけ、把持可能
な部材４０は、蓋１２の一部を成すように形成され、弾
性物質、とりわけ熱可塑性プラスチックで形成されてい
る。把持可能な部材４０の個数を十分に設けることによ
って、マルチウェルプレート本体１６の上に蓋１２をし
っかりと締めつけるのが容易になる。好ましい変形にお
いて、蓋の１２のそれぞれ角に把持可能な部材４０を一
つ設けることで、プレート本体の周囲を把持する力が生
み出される。
【００１２】図５〜図７を参照すると、マルチウェルプ
レート組み立て品１０を形成する方法がそこに示されて
いる。図５に示されるように、第一ステップにおいて、
ホースといった負圧の供給源４６が突起２６と接続さ
れ、蓋１２はガスケット部材１４の供給の近くに配置さ
れる。把持可能な部材４０によって定められる内側の寸
法はガスケット部材１４を通る通路を可能とするように
選択されるのが好ましい。十分に負圧が付与されると、
ガスケット部材１４の一つは蓋１２の下面３８の方へ引
き寄せられ、特にそれに接触するように引き寄せられ
る。負圧は、チャンネル３０と第二チャンネル３４を通
って、開口部３６を介して多数の場所でガスケット部材
１４ととりわけ係合するように、付与される。開口部３
６は概ね、負圧の付与さえも促進するように配置されて
いる。
【００１３】負圧が付与されることによって、蓋１２は
マルチウェルプレート１６の上に配される状態（図６参
照）を維持し、それらの間の相対的移動は図７に示され
るように、マルチウェルプレート１６本体の底部におい
て把持可能な部材４０が把持するようにして発生する。
蓋１２の移動は、装着装置を含む当業者に知られている
技術のいかなるものを介しても達成されるものである。
マルチウェルプレート本体１６の上に蓋１２を置くこと
を許可するために、把持可能な部材４０は、図６の点線
で示されるように、マルチウェルプレート本体１６と接
触されることによって、もしくは不図示のガイドまたは
道具によって外方向に反らされることによって、外方向
に反らされてもよい。
【００１４】組み立て段階において、蓋１２とマルチウ
ェルプレート本体１６は、ガスケット部材１４が存在す
るそれらの間の体積を包含する。とりわけ、ガスケット
部材１４は、マルチウェルプレート組み立て品１０に対
ししっかりとした密封をもたらすために、少なくとも部
分的に締めつけられる位置に保持される。ただちに明ら
かであるように、本発明はマルチウェルプレート組み立
て品を組み立てる上での自動化技術が用いられてもよ
い。ガスケットの特別なタイプは、組み立ての手順にお
いて、すぐに取りかえられてもよい。
【００１５】図８を参照すると、本発明を利用可能な蓋
の第二実施形態が表され、概ね数字１００の参照によっ
て示される。蓋１００は、上部部分１０２と下方向に伸
びる側面１０４とを含んでいる。チャンネル１０６はそ
れの様々な場所において、上部部分１０２を貫通して定
められている。チャンネル１０６は上部部分１０２を貫
くまっすぐな穴であることが好ましい。
【００１６】側面１０４は、上述した屈折可能な部材と
同じ方法で外方向に屈折可能であり、マルチウェルプレ
ート本体の上に留め置かれることができる。緩和開口部
１０８は、側面１０４の屈折能力をいっそう高めるよう
にするであろう。下方蓋１１０は側面１０４の底端から
内方向に伸びており、マルチウェルプレート本体の底で
止めつけられるような形をしている。蓋１００を持つ手
段が開発され、一つあるいは複数のタブ１１２が上部１
０２から伸びるようにして提供されていてもよい。
【００１７】図９、図１０ａ、図１０ｂを参照して、用
具１１４は、マルチウェルプレート組み立て品を作成す
る上で、蓋１００の移動について示されている。用具１
１４はプレート１１６とそこから伸びる突起１１８を含
んでいる。チャンネル１２０は突起１１８及びプレート
１１６を貫いて延在するように形成されている。Ｌ字形
部材１２２は、プレート１１６に付加された支持ブロッ
ク１２４に旋回心軸に載せられる。Ｌ字形部材は、移動
においてそれを支持できる上で、蓋１００のタブ１１２
の下で滑らかに動くように配置、形成されている。リン
ク部材１２６は制御ブロック１３０に旋回心軸に取りつ
けられ、Ｌ字形部材１２２および制御リンク１２８のそ
れぞれと精密に接続されている。図１０（ａ）および図
１０（ｂ）に示されるように、制御リンク１２８の回転
によってリンク部材１２６が移動し、それによってＬ字
形部材１２２が旋回心軸に回転し、半径方向外側に移動
する。このように、Ｌ字形部材１２２は操作されてタブ
１１２の下に配置されることが可能である。タブ１１２
は、Ｌ字形部材１２２が過度に内側へ移動するのを制限
するとともに外側への移動は遮らない内側端１３２を有
しているのが好ましい。
【００１８】再び、図９を参照すると、用具１１４は蓋
１００の上に配置され、タブ１１２の下のＬ字形部材１
２２の選択的配置とともに蓋１００を吊り上げようとす
るものであってもよい。その後、負圧は、ガスケット部
材１４を蓋１００の方へ引き寄せ、好ましくはそれと接
触させるために、チャンネル１２０及び蓋１００のチャ
ンネル１０６を通って挿入されてもよい。その後、蓋１
００はマルチウェルプレート本体１６の上に、それの上
に把持された側面１０６を有して配置されてもよい。チ
ャンネル１２０を通っての負圧の付与が止められると、
Ｌ字形部材１２２が半径方向に移動することによって、
用具１１４が蓋１００から離れる。
【００１９】図１１から図１４を参照すると、真空装着
装置２００が示され、これは蓋１００をガスケット１４
とともに移動させるのに使用されるであろう。図１１か
ら図１３を参照すると、装置２００はプレート部材２０
２及びそこから延在する第一突起２０４と第二突起２０
６とを含んでいる。さらにこれら突起は、これらを通っ
てプレート２０２を貫通するチャンネル２０８と２１０
を有している。分離部材２１２は弾性を有し、チャンネ
ル２０８を閉じるようにプレート２０２の下面２１４に
載せられるのが好ましい。分離部材２１２で閉じられた
領域は第一区域を構成し、それに対し、分離部材２１２
以外の領域は第二区域２１８を構成する。密封部材２２
０は弾性を有し、第二区域の外周が締めつけられるのを
防いでもよい。図１３にもっともよく示されるように、
第一区域２１６はチャンネル２０８と連通し、第二区域
２１８はチャンネル２１０と連通している。突起２０４
及び２０６が負圧の分離源と接続されることによって、
第一区域２１６内の負圧は第二区域から独立して制御可
能となる。図１１に示されるように、突起２０４及び２
０６とつながれる分離ラインを伴うフードを通って、２
つの源が共通の導管２２２を介して接続可能である。
【００２０】図１４を参照すると、装置２００は本発明
の第二実施形態における蓋１００の移動に使用されても
よい。装置２００の最適効率において、チャンネル１０
６は、第一区域よりも大きく寸法取られた完全な結合面
２２６を定めるように、蓋１００に形成されているのが
好ましい。
【００２１】加えて、使用の上で、装置２００は蓋１０
０の上に配置されてもよく、負圧が、結合面２２６上で
活動できる第一区域に付与されてもよく、蓋１００は装
置２００に引き寄せられる。負圧は、蓋１００の上のガ
スケット部材１４を引き寄せるためにチャンネル１０６
を通って第二区域に付与される。ガスケット１４と蓋１
００は選択的に装置２００によってこの方法で吊り上げ
られることが可能である。図１４に示されるように、例
えば、装置２００が使用されるときなどタブ１１２は蓋
１００の提供を必要としない。
【００２２】本発明に利用できる蓋の第三実施形態は、
図１５に表され、参照番号３００で示されている。蓋３
００は、上述した蓋１２または蓋１００と同様に形成さ
れているが、しかし、通常状態で下方に凸状に作られた
上部部分３０２を伴っている。上部部分３０２は、縦軸
３０４に沿って、縦軸３０４を横切る方向において、あ
るいはそれらの組み合わせにおいて、下方に凸状になっ
ていてもよい。加えて、マルチウェルプレート本体の上
に蓋３００を載せるに際し、上部部分３０２は変形する
ようになり、それによって、マルチウェルプレート本体
によりよい密封をもたらす上でガスケット部材に抗して
押すためのさらなる把持力が提供される。
【００２３】様々な変形や改造が本発明において成され
得る。そのような変形及び改造の全ては、上述の請求の
範囲における本発明の範囲内であることは、意図されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施形態に係る蓋を有するマルチ
ウェルプレート組み立て品の分解斜視図である。
【図２】図１の組み立て品の分解側面図である。
【図３】図１の蓋の底面図である。
【図４】図３を４−４線で切断した断面図である。
【図５】複数のガスケット部材に接近して配置された蓋
に負圧を与える供給源と接続された図１の蓋を示す図で
ある。
【図６】マルチウェルプレート本体に接近して配置され
た蓋と負圧によって蓋に保持されているガスケット部材
を示す図である。
【図７】図１に示す部品で組み立てられたマルチウェル
プレート組み立て品を示す側面図である。
【図８】本発明に使用される蓋の第二実施形態を示す図
である。
【図９】図８の蓋を引き寄せるための運搬装置（ｃａｒ
ｒｉｅｒ）を示す分解斜視図である。
【図１０】（ａ）および（ｂ）は運搬装置（ｃａｒｒｉ
ｅｒ）の連動的動作を示す図である。
【図１１】図８に示す蓋の実施形態に使用される真空装
着装置の下方から見た斜視図である。
【図１２】真空装着装置の正面図である。
【図１３】図１２を１３−１３線で切断した真空装着装
置の断面図である。
【図１４】第二実施形態の蓋と真空装着装置を伴うガス
ケット部材を示す分解斜視図である。
【図１５】内方へ凸状に形成された上部部分を有する本
発明に使用される蓋の第三実施形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
１２ 蓋 １４ ガスケット部材 １６ マルチウェルプレート本体 １８ ウェル ２０ 層 ２６ 突起 ２７ 上面 ２８ 頂部 ３０ チャンネル ３２ 開口部 ３４ 第二チャンネル ３６ 開口部 ３８ 下面 ４０ 把持可能な部材 ４２ 腕 ４４ タブ ４６ 供給源 ２０，２２，２４ 層 １００ 蓋 １０２ 上部部分 １０４ 側面 １０６ チャンネル １０６ 側面 １０８ 緩和開口部 １１０ 下方蓋 １１２ タブ １１４ 用具 １１６ プレート １１８ 突起 １２０ チャンネル １２２ Ｌ字形部材 １２４ 支持ブロック １２６ リンク部材 １２８ 制御リンク １３０ 制御ブロック １３２ 内側端 ２００ 真空装着装置 ２０２ プレート部材 ２０４ 第一突起 ２０６ 第二突起 ２０８ チャンネル ２１０ チャンネル ２１２ 分離部材 ２１４ 下面 ２１６ 第一区域 ２１８ 第二区域 ２２０ 密封部材 ２２２ 導管 ２２６ 結合面 ３０２ 上部部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 １ ＢＥＣＴＯＮ ＤＲＩＶＥ， ＦＲＡ ＮＫＬＩＮ ＬＡＫＥＳ， ＮＥＷ ＪＥ ＲＳＥＹ 07417−1880， ＵＮＩＴＥＤ ＳＴＡＴＥＳ ＯＦ ＡＭＥＲＩＣＡ (72)発明者 ジョン ピー．ホール アメリカ合衆国 27615 ノースカロライ ナ州 ラレイ キング クロス ウェイ 1004 Ｆターム(参考） 2G045 AA40 HA00 2G058 CA01 CA02 CC02 CC19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数のウェルを有するマルチウェルプレ
    ート本体と、 前記マルチウェルプレート本体に据え付けられるように
    形成された蓋であって、前記蓋と前記プレート本体とが
    前記プレート本体の上に前記蓋が置かれた状態でそれら
    の間の内部を包含する蓋とを具え、 少なくとも一つのチャンネルが前記蓋を貫通して形成さ
    れ、該少なくとも一つのチャンネルは前記プレート本体
    上に置かれた蓋の前記包含された内部と連通することを
    特徴とするマルチウェル装置。
  2. 【請求項２】 前記蓋に形成されたマルチウェルプレー
    トを把持するための把持可能な部材をさらに具えている
    ことを特徴とする請求項１に記載のマルチウェル装置。
  3. 【請求項３】 前記包含された内部に配置されるガスケ
    ット部材をさらに具えることを特徴とする請求項１に記
    載のマルチウェル装置。
  4. 【請求項４】 前記ガスケット部材は、前記包含された
    内部において、少なくとも部分的に押し付けられる状態
    に配されることを特徴とする請求項３に記載のマルチウ
    ェル装置。
  5. 【請求項５】 前記蓋は上部部分を含み、少なくとも前
    記チャンネルの一つは前記上部部分に設けられ、前記上
    部部分は通常状態において、下方向に凸状に形作られて
    いることを特徴とする請求項１に記載のマルチウェル装
    置。
  6. 【請求項６】 蓋を貫く少なくとも一つのチャンネルを
    有する蓋を具え、ガスケット部材にごく接近して前記蓋
    を配置するステップと、 前記ガスケット部材を前記蓋の方へ引き寄せるように、
    前記少なくとも一つのチャンネルから負圧を十分に付与
    するステップと、 前記蓋を複数のウェルを具えるマルチウェルプレート上
    に配置し、前記少なくとも一つのチャンネルに負圧を付
    与し続けている間中、前記マルチウェルプレート本体上
    に前記蓋を置き、前記少なくとも一つのチャンネルから
    負圧を取り除くことを特徴とするマルチウェル装置の組
    み立て方法。
  7. 【請求項７】 さらに前記蓋の上に真空装着装置を配置
    するステップを具え、前記負圧は、前記少なくとも一つ
    のチャンネルに前記真空装着装置を介して付与されるこ
    とを特徴とする請求項６に記載のマルチウェル装置の組
    み立て方法。
  8. 【請求項８】 前記真空装着装置は、少なくとも第一区
    域と第二区域に分けられており、負圧は第一区域で生み
    出され、前記第二区域は分離するように制御され、前記
    負圧は、前記第一区域を介して前記少なくとも一つのチ
    ャンネルに付与されることを特徴とする請求項７に記載
    のマルチウェル装置の組み立て方法。
  9. 【請求項９】 前記蓋は前記第二区域の下に密封を形成
    することを特徴とする請求項８に記載のマルチウェル装
    置の組み立て方法。
  10. 【請求項１０】 前記設置ステップは、前記蓋に形成さ
    れた把持可能な部材が前記マルチウェルプレート本体を
    把持することを含むことを特徴とする請求項６に記載の
    マルチウェル装置の組み立て方法。
  11. 【請求項１１】 前記蓋は上部部分を含み、前記少なく
    とも一つのチャンネルは、前記上部部分に形成され、前
    記上部部分は通常状態で下方に凸状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項６に記載のマルチウェル装置の組
    み立て方法。
  12. 【請求項１２】 更に前記蓋に負圧を付与するステップ
    を備えることを特徴とする請求項６に記載のマルチウェ
    ル装置の組み立て方法。
  13. 【請求項１３】 前記蓋に付与される負圧は、前記少な
    くとも一つのチャンネルに付与される前記負圧から分離
    して制御されることを特徴とする請求項１２に記載のマ
    ルチウェル装置の組み立て方法。
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