JP2007331620A - タイヤ位置検出装置及びタイヤ監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動的にタイヤ位置検出を行い、タイヤのローテーションやタイヤ交換時にも改めてタイヤ位置を設定し直さずに、タイヤの状態を監視する。
【解決手段】自動車に取り付けられた各タイヤに付設されるセンサ11と、互いに離れた位置の車体に取り付けられると共に、前記各タイヤのセンサ11から送信される正弦波の周波数を掃引させたチャープ信号を受信する複数のアンテナ21と、前記各タイヤからのチャープ信号を前記複数のアンテナ21で受信して、前記チャープ信号をミキシングしてビート信号を得ると共に、該ビート信号の周波数より前記チャープ信号を送信したタイヤの装着位置を検出するタイヤ位置検出手段22と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ位置検出装置及び該タイヤ位置検出装置により検出したタイヤ位置情報を用いてタイヤの状態を監視するタイヤ監視システムに関し、詳しくは、自動車に装着されるタイヤが交換されたり取付位置が変えられる場合において、各タイヤに取り付けたセンサからの無線信号をアンテナで受信し、受信信号よりタイヤが前後左右のいずれの位置に取り付けられたタイヤであるかを自動的に検出し、タイヤ状態を監視するものである。
近時、自動車のタイヤ空気圧を監視し、タイヤ空気圧が規定値よりも低下している場合に乗員に警告を発するタイヤ監視システムが知られている。
例えば、特開2003−72330号公報(特許文献1)においては、図8に示すように、各タイヤ1に設けられたタイヤセンサユニット2がタイヤ空気圧を検出し、これらのデータ及びタイヤ識別情報(タイヤID)を無線送信する。タイヤセンサユニット2から送信された信号は受信装置3で受信され、表示装置5へ供給される。表示装置5内のタイヤ異常判定部6は、タイヤ空気圧が規定値よりも低下した場合に警告灯7を点灯し、また警報ブザー8を鳴動させ、タイヤ異常を乗員に警告している。
特開2003−72330号公報
特許文献1のタイヤ監視システムにおいては、受信したタイヤ空気圧等の検出値がどの位置に装着されたタイヤの情報であるかを区別するために、あらかじめタイヤ識別情報(タイヤID)にタイヤ位置(右前、左前、右後、左後)を区別する情報を付与している。 しかし、タイヤIDとタイヤ位置との関係は各タイヤセンサユニットにあらかじめ登録しておかなくてはならないため、タイヤの取り付け位置(ローテーション)を変えたり、タイヤの交換を行うと、タイヤIDとタイヤ位置を登録し直す必要がある。また、該登録はディーラがダイアグノーシス等を用いて行うため、ユーザが自らタイヤ交換等を行っても、タイヤIDとタイヤ位置の再登録はユーザが行うことができず、ディーラで行わなくてはならず、非常に手数がかかることとなる。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、タイヤのローテーションやタイヤ交換時にも改めてタイヤ位置を設定し直す必要はなく、自動的にタイヤ位置検出を行うタイヤ位置検出装置を提供することを第1の課題としている。
さらに、タイヤ位置を自動的に検出する前記タイヤ位置検出装置を用いてタイヤの状態を監視するタイヤ監視システムを提供することを第2の課題としている。
前記課題を解決するため、第1の発明として、自動車に取り付けられた各タイヤに付設されるセンサと、
互いに離れた位置の車体に取り付けられると共に、前記各タイヤのセンサから送信される正弦波の周波数を掃引させたチャープ信号を受信する複数のアンテナと、
前記各タイヤからのチャープ信号を前記複数のアンテナで受信して、前記チャープ信号をミキシングしてビート信号を得ると共に、該ビート信号の周波数より前記チャープ信号を送信したタイヤの装着位置を検出するタイヤ位置検出手段と、
を備えたことを特徴とするタイヤ位置検出装置を提供している。
前記構成とすると、各タイヤに装着したセンサから送信されるチャープ信号は複数のアンテナでそれぞれ受信される。複数のアンテナは互いに離れた位置に配置されているので、各タイヤに設けられたセンサから各アンテナまでの距離、例えば、センサから第1のアンテナまでの距離L1と、センサから第2のアンテナまでの距離L2は異なることとなる。このため、各アンテナのチャープ信号の受信には時間差(周波数差)が生じる。これら1つのタイヤのセンサから発信されるチャープ信号を複数のアンテナが受信してミキシングすると、周波数が一定のビート信号が得られ、このビート信号の周波数は各タイヤ毎に相違するものとなる。
前記ビート信号の周波数とタイヤの位置との関係は予め測定され、前記タイヤ位置検出手段にテーブルとして記憶させており、該テーブルを参照してビート信号の周波数からタイヤの位置を自動的に求めることができる。
その結果、タイヤのローテーションやタイヤ交換時にも、改めてタイヤ位置を設定し直す必要はなく、自動的にタイヤ位置検出を行うことができる。
前記複数のアンテナの配置位置は、前記少なくとも1本のアンテナと自動車に取り付けられる全タイヤからまでの距離が全て異なる位置に配置している。例えば、複数のアンテナを2本とし、そのうちの1本のアンテナを車幅方向の中心に設置すると、左右のタイヤのセンサからアンテナまでの距離は同一となるが、残りの1本を車幅方向の中心から外すと、左右および前後のタイヤのセンサからアンテナまでの距離は全て相違する。
このように、自動車に装着する全タイヤのセンサから、少なくとも1本のアンテナまでの距離を全て異ならせると、センサから各アンテナまでの距離の差L2−L1は、センサが取付けられたタイヤの位置(右前、左前、右後、左後)ごとに異なることとなる。センサから各アンテナまでの距離の差L2−L1が大きいほど、各アンテナのチャープ信号の受信の時間差は大きくなる。このため、タイヤ位置毎のビート信号の周波数(ビート周波数)を明確に特徴づけることができる。
具体的には、複数のアンテナとして2本のアンテナを設け、これら2本のアンテナをインスツルメントパネル内に設け、該2本のアンテナは車幅方向の中心に対して非対称位置に配置することが好ましい。
アンテナを2本設ければ、各アンテナが受信した前記チャープ信号をミキシングすることができ、ミキシングして得たビート信号からタイヤ位置情報を検出するタイヤ位置検出手段も1つ設ければよく、タイヤ位置検出装置を小型化できる。
また、2本のアンテナをインスツルメントパネル内に設け、かつ車幅方向の中心に対して非対称位置に配置することで、全タイヤからアンテナまでの距離を全て異ならせることができ、タイヤ位置を検出できる。
第二の発明として、前記したタイヤ位置検出装置を、各タイヤに付設した前記センサからタイヤ情報を無線受信すると共に前記タイヤ情報を用いて各タイヤの状態を監視する監視ユニットに備えていることを特徴とするタイヤ監視システムを提供している。
前記各タイヤに付設した前記センサは、タイヤ空気圧や温度等のタイヤ情報を送信し、監視ユニットが該タイヤ情報を無線受信して各タイヤの状態を監視するシステムとしている。本発明のタイヤ監視システムにおいては、前記タイヤ位置検出装置を用いて自動的にタイヤの位置を特定できる機能を付与しているため、タイヤのローテーションやタイヤ交換時にも、改めてタイヤ位置を設定し直さずに、タイヤ位置を正確に特定した状態で、各タイヤの情報を得ることができる。
前述したように、第1の発明であるタイヤ位置検出装置によれば、センサから送信したチャープ信号を各アンテナが受信し、ミキシングして得られたビート信号の周波数からタイヤの位置を求める構成としているので、自動的にタイヤ位置検出を行うことができる。
さらに第2の発明であるタイヤ監視システムによれば、前記タイヤ位置検出装置を用いているので、タイヤのローテーションやタイヤ交換時にも改めてタイヤ位置を設定し直さずに、タイヤ監視システムを動作させることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は本発明の第1実施形態を示す。
図1は自動車に搭載されたタイヤ監視システム10の図である。タイヤ監視システム10はセンサ11と監視ユニット12を備えている。
自動車の前後左右のタイヤT1〜T4には、それぞれセンサ11(11A〜11D)を付設しており、各タイヤT1〜T2の状態に関する情報(タイヤ情報)をセンサ11よりインスツルメントパネル13に設置した監視ユニット12に無線送信している。
前記各センサ11が送信するタイヤ情報は、タイヤ空気圧、温度等の情報である。
前記監視ユニット12はタイヤ位置検出装置20を備え、該タイヤ位置検出装置20は2本のアンテナ21(21A、21B)と該アンテナと接続されたタイヤ位置検出手段22を備えている。
前記各タイヤT1〜T4に付設した各センサ11(11A〜11D)は、タイヤ情報を送信した後に、周期毎に正弦波に周波数変調を施した送信信号(チャープ信号)を送信し、前記2本のアンテナ21でチャープ信号を無線受信している。
図2はタイヤ位置検出装置20の構成を示したブロック図である。
2本のアンテナ21Aと21Bは、車幅方向の中心線Sにアンテナ21Bを配置し、アンテナ21Aは図中左方向に距離L3ずれた位置に配置し、2本のアンテナ21Aと21Bとを中心線Sに対して非対称位置に配置している。中心線Sからずらせて配置したアンテナ21Aは前後左右の全てのタイヤT1〜T4からの距離が異なる。
タイヤ位置検出手段22は、アンテナ21A、21Bで受信するチャープ信号を増幅し振幅を一定にするリミットアンプ23と、各アンテナ21Aと21Bとで受信した2つのチャープ信号を混合差分してビート信号を出力するミキサー部24と、増幅器25と、ノイズを除去するフィルタ部26と、A/D変換部27と、ビート信号を高速フーリエ変換してビート信号の周波数を得る高速フーリエ変換部(以下FFT部と称す)28と、メモリ29と、処理部30を備えている。
メモリ29には、ビート信号の周波数とタイヤの位置(前後左右の位置)との関係を表したタイヤ位置テーブルPを記憶させている。
処理部30は、FFT部28から受け取ったビート信号の周波数と、メモリ29に記憶されたタイヤ位置テーブルP(図6参照)から、チャープ信号を送信したタイヤの装着位置を検出する。
次に、本発明の原理について説明する。
各タイヤT1〜T4に取り付けられたセンサ11A〜11Dは、所定の時間間隔でタイヤ情報を監視ユニット12に送信している。本発明では、該タイヤ情報の送信の後であって所定の時間間隔内でチャープ信号を監視ユニット12に送信している。
チャープ信号は周期毎に正弦波の周波数を掃引させた送信信号であり、図3にチャープ信号の例を示す。チャープ信号の周期(チャープ周期)を1μ秒とし、正弦波の周波数を292MHzから322MHzまで直線的に増加させている。このとき、周波数の変化速度は(322−292)MHz/1μ秒=13×1013Hz/sとなる。このようなチャープ信号をタイヤ情報の送信の後に数周期分送信する。
なお、該チャープ信号の送信タイミングはタイヤ情報の送信の前であってもよく、また、タイヤ情報の送信毎にチャープ信号を送信すると限るものではない。
チャープ信号は2本のアンテナ21A、21Bで受信され、2本のアンテナ21Aと21Bとは距離L3(本実施形態では距離L3は157mm)をあけているため、チャープ信号を送信する各センサ11A〜11Dと各アンテナ21A間の距離は異なる。例えば、図1に示すように、右前のタイヤT1に付設したセンサ11Aとアンテナ21Aの距離L1と、右前のセンサ11Aとアンテナ21Bの距離L2は異なり、距離差L2−L1は94.2mmとなる。この距離差があるため、アンテナ21Aとアンテナ21Bがチャープ信号を受信するタイミングの時間差は0.31n秒である。同様に、左前のタイヤT2に付設したセンサ11Bからの距離差は125.6mm(時間差0.42n秒)、右後のタイヤT3のセンサ11Cからの距離差は78.5mm(時間差0.26n秒)、左後のタイヤT4のセンサ11Dからの距離差は62.8mm(時間差0.21n秒)となる。
各センサ11(11A〜11D)がそれぞれチャープ信号を送信すると、2本のアンテナ21Aと21Bはチャープ信号を受信するが、前記したように、各センサ11A〜11Dからアンテナ21Aまでの距離が相違し、かつ、各センサ11(11A〜11B)からアンテナ21Aと21Bまでの距離も相違し、アンテナ21A、21Bにおけるチャープ信号の受信には時間差が生じる。
図4(A)はアンテナ21Aが受信したチャープ信号、図4(B)はアンテナ21Bが受信したチャープ信号を示し、時間差Taでアンテナ21A、21Bがチャープ信号を受信している。
前述した例で言えば、右前タイヤT1のセンサ11Aが送信したチャープ信号をアンテナ21Aとアンテナ21Bが受信するタイミングの時間差Taは0.31n秒である。図4(C)はアンテナ21A、21Bが受信したそれぞれのチャープ信号の時間に対する周波数の変化であり、図4(D)はアンテナ21A、21Bが受信したチャープ信号の時間に対する周波数差である。各時間に対して、アンテナ21Aが受信したチャープ信号の周波数からアンテナ21Bが受信したチャープ信号の周波数を引くと、図4(D)に示すように周波数の差faは時間に対して一定となる。アンテナ21A、21Bの受信信号の差分を取ると図4(E)に示すように周波数faのビート信号となる。
図5は図4と比較して、センサ11とアンテナ21Aの距離L1とセンサ11とアンテナ21Bの距離L2の距離差L2−L1が大きい場合の図であり、距離差が大きいと各アンテナ21におけるチャープ信号の受信の時間差Tbも大きくなる。時間差Tbが大きいと、各アンテナ21が受信したチャープ信号の周波数の差fbが大きくなり、アンテナ21A、21Bの受信信号の差分を取ると図5(E)に示すように周波数fbのビート信号となる。従って、該ビート信号の周波数は、センサ11とアンテナ21Aの距離L1とセンサ11とアンテナ21Bの距離L2の距離差L2−L1によって定まる。
センサ11とアンテナ21Aの距離L1とセンサ11とアンテナ21Bの距離L2の距離差L2−L1は各センサ11(11A〜11D)が取り付られたタイヤT1〜T4の位置ごとに定まるため、タイヤ位置ごとにビート信号の周波数(ビート周波数)が定まる。そこで、あらかじめ各ビート信号の周波数とタイヤの位置との関係を測定し、該関係をタイヤ位置テーブルPとする。
図6はタイヤ位置テーブルPの例を示し、センサ11が取付けられたタイヤの位置と、ビート周波数の関係を示したものである。各アンテナ21が受信したチャープ信号からビート信号を得、ビート信号の周波数からタイヤの位置を求めることができる。
チャープ信号によりタイヤ位置を特定することで、チャープ信号の直前に送信されたタイヤ情報がどのタイヤから送信されているかを検出することができる。
次に、タイヤ位置検出手段22の処理手順について説明する。
まず、タイヤT1〜T4に取付けられたセンサ11A〜11Dから送信されたチャープ信号は2本のアンテナ21A、21Bにより受信される。
各アンテナ21A、21Bが受信したチャープ信号は、リミットアンプ23A、23Bを介してミキサー部24に入力される。ミキサー部24では、各アンテナ21が受信したチャープ信号の差分を取ることにより、ビート信号が出力される。
ビート信号は増幅器25を介してフィルタ部26でノイズ除去され、A/D変換部27においてアナログデータからデジタルデータに変換される。この際、サンプリング周波数はビート周波数の2倍以上としていることが好ましい。A/D変換されたビート信号のデータはFFT部28に入力される。
ビート信号のデータはFFT部30で高速フーリエ変換され、ビート信号のデータの周波数特性が出力される。処理部30では、メモリ29に記憶されたタイヤ位置テーブルPを参照し、ビート信号に含まれる周波数からタイヤT1〜T4が右前、左前、右後、左後の位置にあることを特定する。
前記手順によりタイヤ位置検出手段22はセンサ11A〜11Dが取り付けられたタイヤ位置を特定することができる。
前記タイヤ位置検出装置20を用いてタイヤ監視システム10を構成すれば、タイヤのローテーションやタイヤ交換時にも改めてタイヤ位置を設定し直さずに、タイヤ監視システム10を動作させることができる。
図7は本発明の第2実施形態を示す。
図7はタイヤ位置検出装置20の構成を示したブロック図である。第1実施形態ではノイズを除去するフィルタ部26と、A/D変換部27と、ビート信号を高速フーリエ変換してビート信号の周波数を得るFFT部28とを備えていたが、第2実施形態では、これらに変えて4つのバンドパスフィルタ31A〜31Dを並列に接続し、バンドパスフィルタ31からの信号を処理部30に入力する。
ミキサー部24から出力されたビート信号は、増幅器25を介して4つのバンドパスフィルタ31に入力される。バンドパスフィルタ31の周波数帯域をそれぞれ設定することで、ビート信号に含まれる周波数を検出する。メモリ29に記憶されたタイヤ位置テーブルPでは、各バンドパスフィルタ31からの出力信号とタイヤ位置との関係を予め設定しておき、処理部30では、タイヤ位置テーブルPを参照してビート信号に含まれる周波数からタイヤ位置を特定する。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
さらに、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の特許請求の範囲内の種々の形態が含まれるものである。
本発明の第1実施形態における自動車に搭載されたタイヤ監視システムを示す図である。 タイヤ位置検出装置の構成を示したブロック図である。 図3にチャープ信号の例を示す図である。 (A)はアンテナAが受信したチャープ信号、(B)はアンテナBが受信したチャープ信号、(C)はアンテナA、Bが受信したチャープ信号の時間に対する周波数の変化、(D)はビート信号の時間に対する周波数の変化、(E)はビート信号の波形である。 センサと各アンテナの距離差が大きい場合の、(A)はアンテナAが受信したチャープ信号、(B)はアンテナBが受信したチャープ信号、(C)はアンテナA、Bが受信したチャープ信号の時間に対する周波数の変化、(D)はビート信号の時間に対する周波数の変化、(E)はビート信号の波形である。 タイヤ位置テーブルの例を示す図である。 第2実施形態のタイヤ位置検出装置の構成を示したブロック図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 タイヤ監視システム
11(11A〜11D) センサ
12 監視ユニット
20 タイヤ位置検出装置
21(21A21B) アンテナ
22 タイヤ位置検出手段
28 高速フーリエ変換部(FFT部)
30 処理部
P タイヤ位置テーブル
T1〜T4 タイヤ

Claims (4)

  1. 自動車に取り付けられた各タイヤに付設されるセンサと、
    互いに離れた位置の車体に取り付けられると共に、前記各タイヤのセンサから送信される正弦波の周波数を掃引させたチャープ信号を受信する複数のアンテナと、
    前記各タイヤからのチャープ信号を前記複数のアンテナで受信して、前記チャープ信号をミキシングしてビート信号を得ると共に、該ビート信号の周波数より前記チャープ信号を送信したタイヤの装着位置を検出するタイヤ位置検出手段と、
    を備えたことを特徴とするタイヤ位置検出装置。
  2. 前記複数のアンテナの配置位置は、前記少なくとも1本のアンテナと自動車に取り付けられる全タイヤからまでの距離が全て異なる位置に配置している請求項1に記載のタイヤ位置検出装置。
  3. 前記複数のアンテナは2本のアンテナからなり、これら2本のアンテナをインスツルメントパネル内に設け、該2本のアンテナは車幅方向の中心に対して非対称位置に配置している請求項1または請求項2に記載のタイヤ位置検出装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項のタイヤ位置検出装置を、各タイヤに付設した前記センサからタイヤ情報を無線受信すると共に前記タイヤ情報を用いて各タイヤの状態を監視する監視ユニットに備えていることを特徴とするタイヤ監視システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009250983A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Polytec Gmbh 振動計および、物体の光学的測定方法
JP2010160064A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Alps Electric Co Ltd タイヤ情報監視システム
JP2015101280A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 位置特定システム

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