JP2015101280A - 位置特定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで精度のよい車輪装着位置の特定を行うことができる位置特定システムを提供する。【解決手段】車輌1に設けられたタイヤ位置特定装置10が、各タイヤ2に設けられたセンサユニット30へチャープ信号を送信する。各センサユニット30は、送信されたチャープ信号をアンテナにて再放射するが、この再放射を行うか否かを固有の2値データに応じて制御する。タイヤ位置特定装置10は、各センサユニット30のPNコードを記憶しておき、センサユニット30へ送信するチャープ信号と記憶したPNコードとを基に、各センサユニット30から受信することが期待される期待信号を生成する。タイヤ位置特定装置10は、生成した期待信号と受信した信号との差分からビート周波数を算出することにより、ビート周波数の高低に応じて各タイヤ2の装着位置を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、車輌に装着された複数の車輪(タイヤ)にそれぞれ通信装置を取り付け、各通信装置が車体に設けられた車輪装着位置特定装置との間で無線信号を送受信することにより、各車輪の装着位置を特定する位置特定システムに関する。
従来、車輌に装着された各タイヤの空気圧を監視するTPMS(Tire Pressure Monitoring System)が知られている。従来のTPMSでは、各タイヤに空気圧を検知するセンサユニットが取り付けられ、検知結果を車体に設けられた監視装置へ無線送信する。監視装置では、受信した検知結果がいずれのタイヤに関するものであるかを区別する必要がある。
このため、例えば特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムは、各センサユニットから受信した無線信号の受信信号強度を検出することによって、受信信号がいずれのタイヤのものであるかを判断する。また例えば特許文献2には、正弦波の周波数を掃引させたチャープ信号を各タイヤのセンサユニットが送信し、車体に設けられたタイヤ位置検出装置が複数のアンテナにてチャープ信号を受信して、受信した複数のチャープ信号のビート周波数に基づき各タイヤの位置を検出するタイヤ監視システムが記載されている。
特開2013−1345号公報 特開2007−331620号公報
特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムは、受信信号強度に基づいてタイヤ位置を特定する構成であるが、車輌の車体及び車輌に搭載されたその他の機器等により電波が遮蔽又は反射等されるため、受信信号強度の差のみでタイヤ位置を特定することは困難である。特許文献2に記載のタイヤ監視システムは、各タイヤのセンサユニットから送信されるチャープ信号を受信するために複数のアンテナを設ける必要があり、システムが高コスト化する虞があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、低コストで精度のよいタイヤ装着位置の特定を行うことができる位置特定システムを提供することにある。
本発明に係る位置特定システムは、車輌の車輪に設けられた通信装置と、前記車輌の車体に設けられ、前記通信装置との間で無線信号の授受を行うことにより前記車輪の装着位置を特定する車輪装着位置特定装置とを備える位置特定システムであって、前記車輪装着位置特定装置は、チャープ信号を無線送信する送信手段と、前記通信装置から受信した無線信号に基づいて、前記通信装置が設けられた前記車輪の位置を特定する位置特定手段とを有し、前記通信装置は、前記車輪装着位置特定装置が無線送信したチャープ信号を受信して再放射するアンテナと、複数ビットの2値データを生成する2値データ生成手段と、該2値データ生成手段が生成した2値データの各ビットの値に応じて、前記アンテナによるチャープ信号の再放射を行うか否かの切替を行う切替制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る位置特定システムは、前記2値データ生成手段が、前記車輪装着位置特定装置へ送信すべき2値のデータと、予め設定された2値の生成用コードとに基づいて、前記切替制御手段が切替に用いる2値データを生成するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る位置特定システムは、前記通信装置が、前記車輪の空気圧を検知する検知手段と、前記車輪の識別情報を記憶する記憶部とを有し、前記2値データ生成手段は、前記記憶部に記憶された識別情報及び前記検知手段の検知結果を、前記車輪装着位置特定装置へ送信すべき2値のデータとして、前記切替制御手段が切替に用いる2値データを生成するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る位置特定システムは、前記車輪装着位置特定装置は、前記通信装置の2値データ生成手段が用いる生成用コードを記憶した記憶部と、前記送信手段が送信するチャープ信号及び前記記憶部に記憶した生成用コードを基に、前記通信装置から受信することが期待される期待信号を生成する期待信号生成手段と、前記通信装置から受信した無線信号、及び、前記期待信号生成手段が生成した期待信号のビート周波数を算出する算出手段とを有し、前記位置特定手段は、前記算出手段が算出したビート周波数の高低に応じて位置を特定するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る位置特定システムは、前記車輪装着位置特定装置の送信手段が、前記チャープ信号の送信に先立って、所定の連続波の無線送信を行うようにしてあり、前記通信装置は、前記アンテナにて受信した前記連続波に基づいて電力を蓄積する蓄電手段を有し、前記通信装置の切替制御手段は、前記蓄電手段が蓄積した電力により動作するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、車体に設けられた車輪装着位置特定装置が、各車輪に設けられた通信装置へ、周波数が連続的に変化するチャープ信号を送信する。各通信装置は、送信されたチャープ信号をアンテナにて受信して再放射するが、この再放射を行うか否かを固有の2値データに応じて切替制御する。通信装置にて再放射された無線信号を受信した車輪装着位置特定装置は、受信信号に含まれるチャープ信号に基づいて、この信号がいずれの通信装置にて再放射されたものであるかを判断することができる。
これにより通信装置はチャープ信号を再放射すればよく、自らがチャープ信号を生成して送信する必要がないため、通信装置を低コスト化することができる。
また、本発明においては、通信装置は、車輪装着位置特定装置へ送信すべき2値のデータ(例えばタイヤの識別情報及びタイヤの空気圧測定結果等)と、予め設定された2値の生成用コードとを合成して固有の2値データを生成し、再放射の切替制御に用いる。車輪毎に通信装置が異なる生成用コードを用いて2値データの生成を行うことにより、各通信装置が再放射するチャープ信号を異なるパターンのものとすることができ、車輪装着位置特定装置は受信信号からデータを容易に抽出することができる。
また、本発明においては、各通信装置が2値データの生成に用いる生成用コードを車輪装着位置特定装置が記憶しておき、通信装置へ送信するチャープ信号と記憶した生成用コードとを基に車輪装着位置特定装置が各通信装置から受信することが期待される信号を生成する。生成した期待信号と受信した無線信号とのビート周波数を算出することによって、車輪装着位置特定装置は、ビート周波数の高低に応じて各通信装置の位置を特定することができ、各車輪の位置を特定することができる。
これにより車輪装着位置特定装置は複数のアンテナを備える必要がないため、車輪装着位置特定装置を低コスト化することができる。
また、本発明においては、車輪装着位置特定装置がチャープ信号の送信に先立って所定の連続波の無線送信を行い、各通信装置は受信した連続波に基づいて電力を蓄積し、蓄積した電力により切替制御などの動作を行う。これにより通信装置は電池などの電力源を搭載する必要がないため、通信装置を低コスト化することができる。
本発明による場合は、車輪装着位置特定装置がチャープ信号を送信し、各車輪の通信装置がチャープ信号を再放射し、再放射された信号を車輪装着位置特定装置が受信して車輪装着位置の特定を行う構成とすることにより、システムを低コスト化することができると共に、チャープ信号を用いた精度のよい位置特定を行うことができる。
本実施の形態に係る位置特定システムの構成を示す模式図である。 タイヤ位置特定装置の構成を示すブロック図である。 センサユニットの構成を示すブロック図である。 センサユニットの切替部、整流部及び蓄電部の回路構成例を示す回路図である。 タイヤ位置特定装置が送信する信号の一例を示す波形図である。 センサユニットによる拡散データの生成を説明するための模式図である。 センサユニットによるチャープ信号の再放射を説明するための模式図である。 タイヤ位置特定装置の復調部による復調処理を説明するための模式図である。 タイヤ位置特定装置のビート周波数算出部によるビート周波数算出処理を説明するための模式図である。 タイヤ位置特定装置のビート周波数算出部によるビート周波数算出処理を説明するための模式図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本実施の形態に係るタイヤ(車輪)位置特定システムの構成を示す模式図である。図において1は車輌であり、車輌1には走行のための4つのタイヤ2が装着されている。本実施の形態に係るタイヤ位置特定システムは、車輌1の車体に搭載されたタイヤ位置特定装置10と、各タイヤ2に取り付けられたセンサユニット30とを備えて構成されている。タイヤ位置特定装置10は、各タイヤ2との距離がそれぞれ異なる距離となるよう、車輌1の適所に搭載される。本実施の形態に係るタイヤ位置特定システムは、各センサユニット30が測定したタイヤ2の空気圧を無線信号の送受信によりタイヤ位置特定装置10が取得し、車輌1の運転者への通知などの処理を行う。また本実施の形態に係るタイヤ位置特定システムは、タイヤ位置特定装置10が受信した複数の無線信号がいずれのセンサユニット30からのものであるかを判断することにより、各タイヤ2が車輌1の前後左右のいずれの箇所に装着されているかを特定する処理を行う。
図2は、タイヤ位置特定装置10の構成を示すブロック図である。タイヤ位置特定装置10は、連続波生成部11、チャープ信号生成部12、送信部13、アンテナ14、受信部15、期待信号生成部16、記憶部17、復調部18、ビート周波数算出部19及び位置特定部20等を備えて構成されている。タイヤ位置特定装置10は、各センサユニット30との間で所定の無線信号の送受信を行い、各受信信号の送信元のセンサユニット30の位置を判断し、各タイヤ2の装着位置を特定する処理を行うことができる。これによりタイヤ位置特定装置10は、例えばタイヤ2の装着位置が変更された場合などであっても、各タイヤ2の空気圧の測定結果と各タイヤ2の装着位置とを対応付けて運転者へ通知することができる。
連続波生成部11は、所定周波数(例えば300MHz〜400MHz)の正弦波を生成して送信部13へ出力する。チャープ信号生成部12は、時間と共に周波数が連続的に変化する信号(チャープ信号)を生成して送信部13及び期待信号生成部16へ出力する。送信部13は、連続波生成部11が生成した連続波、又は、チャープ信号生成部12が生成したチャープ信号のいずれかを選択してアンテナ14へ出力することにより、選択した信号を各センサユニット30へ送信する。
受信部15は、センサユニット30から送信(再放射)された無線信号をアンテナ14にて受信し、受信信号に対してフィルタリング又は増幅等の信号処理を行って復調部18へ出力する。
期待信号生成部16は、チャープ信号生成部12が生成したチャープ信号と、記憶部17に記憶されたPN(pseudo noise)コードとに基づいて、各センサユニット30から受信する信号の期待値に相当する信号(期待信号)を生成して復調部18へ出力する。記憶部17は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などのメモリ素子を用いて構成され、センサユニット30毎に予め設定されたPNコードを記憶している。なお車輌1に4つのタイヤ2及びセンサユニット30が備えられている場合、記憶部17には4つの異なるPNコードが記憶され、期待信号生成部16は4つのPNコードに対応して4つの期待信号を生成する。
復調部18は、受信部15から与えられた受信信号と、期待信号生成部16から与えられた期待信号との相関値を算出し、算出した相関値に基づいて受信信号をセンサユニット30毎の信号に分離して、各信号に含まれる情報を復調する。ビート周波数算出部19は、復調部18の処理結果などに基づき、センサユニット30毎の受信信号と、センサユニット30毎の期待信号との周波数差、即ちビート周波数を算出する。位置特定部20は、センサユニット30毎に算出されたビート周波数に基づき、各センサユニット30が車輌1のいずれのタイヤ2に取り付けられたものであるかを判断し、各タイヤ2が車輌1のいずれの位置に装着されたものであるかを特定する。
図3は、センサユニット30の構成を示すブロック図である。センサユニット30は、アンテナ31、切替部32、整流部33、蓄電部34、制御部35、記憶部36及び空気圧センサ37等を備えて構成されている。センサユニット30は、車輌1の各タイヤ2にそれぞれ取り付けられ、空気圧センサ37にてタイヤ2の空気圧を測定し、測定結果をタイヤ位置特定装置10へ送信する装置である。
タイヤ位置特定装置10から送信された無線信号は、センサユニット30のアンテナ31にて受信される。アンテナ31では無線信号の受信により電流が流れ、この電流により受信した無線信号が再放射される。切替部32は、アンテナ31による再放射を行うか否かを切り替えるための回路である。切替部32は、制御部35によりその切替動作が制御される。整流部33は、アンテナ31による無線信号の受信により流れる電流の整流を行う。蓄電部34は、整流部33にて整流された電流に基づく電力の蓄積を行う。蓄電部34に蓄積された電力により、制御部35、記憶部36及び空気圧センサ37が動作する。
図4は、センサユニット30の切替部32、整流部33及び蓄電部34の回路構成例を示す回路図である。切替部32は、例えばアンテナに対して直列接続されたスイッチとし、このスイッチのオン/オフを制御部35が制御する構成とすることができる。なお切替部32のスイッチは、常時オンのスイッチ(即ち制御部35が動作していない場合に接続状態を維持するスイッチ)を用いる。整流部33は、例えばダイオードを1つ用いた半波整流回路とすることができる。蓄電部34は、例えばコンデンサに電力を蓄積する構成とすることができる。ただし図4に示した回路構成は一例であり、これら以外の回路構成を採用してもよい。
図4に示した構成のセンサユニット30において、制御部35が切替部32のスイッチを閉状態とした場合、アンテナ31にて受信した信号のエネルギは蓄電部34に蓄積される。これに対して制御部35が切替部32のスイッチを開状態とした場合、アンテナ31以降の回路が切り離されるため、アンテナ31にて受信した信号のエネルギは行き場がなく、アンテナ31から再放射される。よって制御部35が切替部32のスイッチの切替制御を行うことによって、アンテナ31による再放射を行うか否かの切り替えを行うことができる。
センサユニット30の制御部35は、蓄電部34に蓄積された電力により動作し、記憶部36に記憶されたPNコード及び識別情報と、空気圧センサ37によるタイヤ2の空気圧の測定結果とに基づいて、切替部32による切替を制御する。記憶部36は、EEPROMなどのメモリ素子を用いて構成され、PNコード及び識別情報等を記憶している。センサユニット30は記憶部36に1つのPNコードと1つの識別情報とを記憶しており、タイヤ位置特定装置10は各センサユニット30の記憶部36に記憶されたPNコードを全て記憶部17に記憶している。センサユニット30の記憶部36に記憶される識別情報は、タイヤ2に対して付されたID(IDentifier)コードなどの固有情報である。空気圧センサ37は、取り付けられたタイヤ2の空気圧を測定し、測定結果を制御部35へ出力する。
次に、タイヤ位置特定装置10及びセンサユニット30の間で送受信される信号の詳細について説明する。図5は、タイヤ位置特定装置10が送信する信号の一例を示す波形図である。タイヤ位置特定装置10は、各タイヤ2の空気圧の測定結果を取得する必要が生じた場合、まず連続波生成部11が生成した連続波を送信部13がアンテナ14にてセンサユニット30へ送信する。このときにタイヤ位置特定装置10は、第1所定時間(例えば約10分など)に亘って所定周波数の正弦波を連続波信号として送信する。
タイヤ位置特定装置10が連続波信号を送信する前、センサユニット30の蓄電部34には電力が蓄積されておらず、制御部35などは動作していない。タイヤ位置特定装置10が連続波信号を送信した場合、車輌1の各センサユニット30はアンテナ31にてこの信号を受信し、受信によりアンテナを流れた電流が整流部33により整流されて蓄電部34に蓄積される。タイヤ位置特定装置10が連続波信号を送信する第1所定時間の間、センサユニット30では蓄電部34に電力が蓄積され続け、十分な電力が蓄積された場合に制御部35などの動作が開始される。センサユニット30の蓄電部34の蓄電量及びタイヤ位置特定装置10が連続波信号を送信する第1所定時間は、センサユニット30が後述の処理を行うのに必要な電力量などに基づいて、適宜に定められる。
連続波を送信する第1所定時間が経過した後、タイヤ位置特定装置10は、送信部13による無線信号の送信を第2所定時間(例えば1m秒など)停止する。この第2所定時間の送信停止は、センサユニット30へ連続波信号の送信停止を通知するためのものである。センサユニット30は、蓄電部34に十分な電力が蓄積された後で制御部35が動作を開始し、アンテナ31の受信信号を監視する。制御部35は、連続波信号を受信しなくなった場合にタイヤ位置特定装置10の連続波信号の送信が終了したと判断し、第2所定時間の経過後にタイヤ位置特定装置10への情報送信を開始する。なおセンサユニット30は、制御部35の動作開始から第2所定時間が経過するまでの間に、空気圧センサ37によるタイヤ2の空気圧の測定を行い、測定結果を制御部35が取得しておく。
送信停止状態の第2所定時間が経過した後、タイヤ位置特定装置10は、チャープ信号生成部12が生成したチャープ信号を送信部13がアンテナ14にてセンサユニット30へ送信する。タイヤ位置特定装置10が送信するチャープ信号は、例えば最小周波数f1から最大周波数f2まで徐々に周波数を増加させた信号である。タイヤ位置特定装置10は、周波数を増加させて最大周波数f2に達した場合、周波数を最小周波数f1に変更し、周波数の増加を繰り返し行う(ただし、最大周波数f2に達した後、周波数を最小周波数f1まで減少させて周波数の増減を繰り返してもよい)。タイヤ位置特定装置10は、周波数の増加を繰り返し行ったチャープ信号を第3所定時間(例えば30m秒など)に亘って行い、第3所定時間の経過後に無線送信を終了する。
センサユニット30の制御部35は、タイヤ位置特定装置10からのチャープ信号の受信に先立って、記憶部36に記憶した識別情報及びPNコードと、空気圧センサ37の測定結果とに基づいて、拡散データを生成する処理を行う。図6は、センサユニット30による拡散データの生成を説明するための模式図である。センサユニット30の記憶部36に記憶された識別情報は、タイヤ2毎に付された固有の情報であり、例えば16ビットの2値情報として記憶される。また空気圧センサ37の測定結果は、アナログ−デジタル変換されて、例えば16ビットの2値情報として制御部35に与えられる。センサユニット30の制御部35は、これらの識別情報及び空気圧測定値を連結し、例えば32ビットの2値情報とする。図6には、識別情報及び空気圧測定値を連結した情報として”11010…”のパターンが例示されており、この情報がセンサユニット30からタイヤ位置特定装置10へ送信すべき情報(送信データ)となる。
センサユニット30の記憶部36に記憶されたPNコードは、スペクトラム拡散に用いられる拡散符号系列であり、各センサユニット30に対してそれぞれ異なる値が設定されている。本実施の形態においてPNコードは7ビットの2値情報として与えられ、図6にはPNコードとして”1110010”が例示されている。
センサユニット30の制御部35は、識別情報及び空気圧測定値を連結した送信データを、PNコードを用いて拡散することにより、拡散データを生成する。即ち制御部35は、送信データの各ビットに対し、その値が”1”である場合にはPNコード”1110010”を割り当て、その値が”0”である場合には”0000000”を割り当てたものを拡散データとする。図6には、送信データの上位4ビット”1101”に対し、PNコード”1110010”を用いて拡散を行った拡散データ”1110010,1110010,0000000,1110010”が例示されている。
第2所定時間が経過した後、センサユニット30はアンテナ31にてタイヤ位置特定装置10からのチャープ信号を受信し、これに伴ってアンテナ31からチャープ信号の再放射が行われる。センサユニット30の制御部35は、切替部32の切替制御を行うことにより、アンテナ31によるチャープ信号の再放射の有無を制御する。このときに制御部35は、上記の方法で算出した拡散データに応じて切替部32の切替制御を行うことによりチャープ信号の再放射のパターンを制御し、これにより送信データ(識別情報及び空気圧測定値)をタイヤ位置特定装置10へ送信する。
図7は、センサユニット30によるチャープ信号の再放射を説明するための模式図である。センサユニット30の制御部35は、チャープ信号の周波数増加の繰り返しにおいて、最小周波数f1から最大周波数f2までの1回分の周波数増加に対応する期間を切替部32の切替を行う最小単位とし、これを拡散データの1ビットに対応付けて制御を行う。
制御部35は、拡散データの先頭から順に1ビットずつ値を取得し、取得した値が”1”である場合にアンテナ31によるチャープ信号の再放射を行うべく、切替部32の切替を行う(図4の回路図においてスイッチを閉じる)。また取得した値が”0”である場合、制御部35は、アンテナ31によるチャープ信号の再放射を行わないよう、切替部32の切替を行う(図4の回路図においてスイッチを開く)。
例えば図7の上段にはセンサユニット30がアンテナ31にて受信するチャープ信号が示してあり、図7の中段には拡散データの一例が示してある。図示の拡散データに応じて制御部35が切替部32の切替制御を行った場合にアンテナ31から再放射される信号は、図7の下段に示す信号となる。アンテナ31から再放射される信号は、拡散データの”1”に対応するチャープ信号が再放射され、拡散データの”0”に対応するチャープ信号は再放射されなかったものとなる。
センサユニット30にて再放射された信号は、タイヤ位置特定装置10のアンテナ14にて受信され、受信部15にてフィルタリング及び増幅等の信号処理が施された後、復調部18へ与えられる。なお本実施の形態においては車輌1に4つのセンサユニット30が備えられているため、タイヤ位置特定装置10がアンテナ14にて受信する信号は、各センサユニット30が再放射した4つの信号が合成されたものとなる。
またタイヤ位置特定装置10は、チャープ信号の送信と並行して、期待信号生成部16による期待信号の生成を行う。期待信号生成部16は、チャープ信号生成部12が生成したチャープ信号と、記憶部17に記憶したPNコードとに基づいて期待信号を生成する。期待信号の生成は、センサユニット30による拡散データに基づいたチャープ信号の再放射と同様の方法で行うことができ、期待信号生成部16は、拡散データに代えてPNコードを用いてチャープ信号の有無を切り替えることにより期待信号を生成する。即ち期待信号生成部16は、PNコードの値が”1”の場合にはチャープ信号生成部12が生成したチャープ信号を復調部18へ出力し、PNコードの値が”0”の場合にはチャープ信号を復調部18へ出力しないことによって期待信号の生成及び復調部18への出力を行うことができる。なお本実施の形態においては記憶部17に4つのPNコードが記憶されているため、期待信号生成部16は、各PNコードについて期待信号の生成を並行して行い、4つの期待信号を復調部18へ出力する。
図8は、タイヤ位置特定装置10の復調部18による復調処理を説明するための模式図である。本図においては、車輌1に第1タイヤ〜第4タイヤの4つのタイヤ2が装着され、第iタイヤ(i=1、2、3、4)に取り付けられたセンサユニット30の記憶部36にはPNコードiが記憶されているものとする。タイヤ位置特定装置10の記憶部17にはPNコード1、2、3、4が記憶されており、期待信号生成部16は4つの期待信号(PNコードiの期待信号)を生成して出力する。
アンテナ14にて受信する信号は、4つのセンサユニット30が再放射した信号が合成されたものである。復調部18は、この合成信号に対して、PNコードiの期待信号との自己相関をとることにより、各センサユニット30が再放射した信号を抽出する。復調部18は、抽出した信号に対して対応するPNコードiを用いた逆拡散を行うことにより、三叉ユニットが再放射した信号に含まれる第iタイヤの識別情報及び空気圧測定値を取得する。
また、タイヤ位置特定装置10のビート周波数算出部19は、各センサユニット30が再放射した信号と、期待信号生成部16が生成した各センサユニット30の期待信号とのビート周波数を算出する処理を行う。図9A〜E及び図10A〜Eは、タイヤ位置特定装置10のビート周波数算出部19によるビート周波数算出処理を説明するための模式図である。なお、図9にはタイヤ位置特定装置10及びセンサユニット30の距離が短い場合の例であり、図10は距離が長い場合の例である。
上述のようにタイヤ位置特定装置10はチャープ信号をセンサユニット30へ送信し、センサユニット30がこのチャープ信号を再放射し、再放射された信号をタイヤ位置特定装置10が受信する。このためタイヤ位置特定装置10が送信するチャープ信号に基づいて生成された期待信号(図9A及び図10A参照)と、タイヤ位置特定装置10がセンサユニット30から受信した信号(図9B及び図10B参照)とには、両信号に含まれるチャープ信号の波形に時間差Ta又はTbのズレが生じる。この時間差Ta及びTbは、タイヤ位置特定装置10とセンサユニット30との距離に応じて増減する。即ちタイヤ位置特定装置10とセンサユニット30との距離が短い場合の時間差Taは短く、距離が長い場合の時間差Tbは長くなる。
ここで、図9Aの期待信号と図9Bの受信信号とについて時間に対する周波数の変化を図9Cに示し、両信号の周波数差を図9Dに示してある。同様に、図10Aの期待信号と図10Bの受信信号とについて時間に対する周波数の変化を図10Cに示し、両信号の周波数差を図10Dに示してある。図9D及び図10Dに示すように、タイヤ位置特定装置10が送信するチャープ信号に基づいて生成された期待信号の周波数から、アンテナ14にて受信した受信信号の周波数を引くと、その差分として算出される周波数fa及びfbは時間に対して略一定となる。また短い時間差Taでは周波数faが低くなり、長い時間差Tbでは周波数fbが高くなる。この周波数fa及びfbの信号波形が、図9E及び図10Eに示すビート波形である。
換言すれば、期待信号及び受信信号の差分をとると図9E及び図10Eに示すビート波形の信号が得られ、このビート波形の周波数fa及びfbを算出することにより、タイヤ位置特定装置10及びセンサユニット30の距離を推定することができる。そこでタイヤ位置特定装置10のビート周波数算出部19は、センサユニット30毎に期待信号及び受信信号の差分を算出してビート波形を取得し、得られたビート波形からフーリエ変換などの処理によりビート周波数を算出し、算出したビート周波数を位置特定部20へ出力する。
位置特定部20は、ビート周波数と車輌1のタイヤ2の位置関係とを予め記憶している。例えばビート周波数faは車輌1の左前側のタイヤ2、ビート周波数fbは車輌1の左後側のタイヤ2…、などの対応関係を記憶している。位置特定部20は、ビート周波数算出部19が算出した4つのビート周波数について対応するタイヤ2の位置関係を判定し、いずれの受信信号がいずれのタイヤ2に取り付けられたセンサユニット30からのものであるかを判定する。これによりタイヤ位置特定装置10は、復調部18にて復調された識別情報及び空気圧測定結果が、いずれのタイヤ2に関するものであるかを判断することができる。
以上の構成の本実施の形態に係るタイヤ位置特定システムは、車輌1の車体に設けられたタイヤ位置特定装置10が、各タイヤ2に設けられたセンサユニット30へ、周波数が連続的に変化するチャープ信号を送信する。各センサユニット30は、送信されたチャープ信号をアンテナ31にて再放射するが、この再放射を行うか否かを固有の2値データ(拡散データ)に応じて制御部35が切替部32にて制御する。センサユニット30にて再放射された無線信号を受信したタイヤ位置特定装置10は、受信信号に含まれるチャープ信号に基づいて、この信号がいずれのセンサユニット30にて再放射されたものであるかを判断する。これによりセンサユニット30はチャープ信号を再放射すればよく、自らがチャープ信号を生成して送信する必要がないため、センサユニット30の低コスト化を実現できる。
またセンサユニット30は、タイヤ位置特定装置10へ送信すべき2値のデータ(例えば識別情報及びタイヤ2の空気圧測定結果等)と、予め設定された2値の生成用コード(PNコード)とに基づいて拡散データを生成し、生成した拡散データを再放射の切替制御に用いる。タイヤ2毎にセンサユニット30が異なるPNコードを用いて拡散データの生成を行うことにより、各センサユニット30が再放射する信号を異なるパターンのものとすることができ、タイヤ位置特定装置10は受信信号から各センサユニット30の送信データを容易に抽出することができる。
またタイヤ位置特定装置10は、各センサユニットのPNコードを記憶部17に記憶しておき、センサユニット30へ送信するチャープ信号と記憶したPNコードとを基に、各センサユニット30から受信することが期待される期待信号を生成する。タイヤ位置特定装置10は、生成した期待信号と受信した信号との差分からビート周波数を算出することにより、ビート周波数の高低に応じて各センサユニット30の位置を特定することができ、各タイヤ2の位置を特定することができる。これによりタイヤ位置特定装置10は、複数のアンテナを備える必要がないため、低コスト化を実現できる。
また、タイヤ位置特定装置10はチャープ信号の送信に先立って連続波の無線送信を行い、各センサユニット30は受信した連続波に基づいて蓄電部34に電力を蓄積し、蓄積した電力により制御部35の切替制御などの動作を行う。これによりセンサユニット30は電池などの電力源を搭載する必要がないため、低コスト化を実現できる。
よって、本実施の形態に係るタイヤ位置特定システムは、タイヤ位置特定装置10の低コスト化及び各センサユニット30の低コスト化を実現できると共に、チャープ信号を用いた精度のよいタイヤ位置特定を行うことができる。
なお本実施の形態においては、各タイヤ2との距離がそれぞれ異なる距離となるようタイヤ位置特定装置10を車輌1に搭載するものとしたが、これに限るものではなく、タイヤ位置特定装置10が各タイヤ2と等距離の位置に搭載されていても、少なくともアンテナ14が各タイヤから異なる距離となるように配設されていればよい。またタイヤ位置特定装置10が連続波を送信し、センサユニット30が連続波により電力を蓄積して動作する構成としたが、これに限るものではなく、センサユニット30が電池などを備え、タイヤ位置特定装置10が連続波の送信を行わない構成としてもよい。また図5〜図7、図9及び図10に示した信号波形及びデータの値等は一例であり、これに限るものではない。
1 車輌
2 タイヤ(車輪)
10 タイヤ位置特定装置(車輪装着位置特定装置)
11 連続波生成部
12 チャープ信号生成部
13 送信部(送信手段)
14 アンテナ
15 受信部
16 期待信号生成部(期待信号生成手段)
17 記憶部
18 復調部
19 ビート周波数算出部
20 位置特定部(位置特定手段)
30 センサユニット(通信装置)
31 アンテナ
32 切替部
33 整流部
34 蓄電部(蓄電手段)
35 制御部(2値データ生成手段、切替制御手段)
36 記憶部
37 空気圧センサ(検知手段)

Claims (5)

  1. 車輌の車輪に設けられた通信装置と、前記車輌の車体に設けられ、前記通信装置との間で無線信号の授受を行うことにより前記車輪の装着位置を特定する車輪装着位置特定装置とを備える位置特定システムであって、
    前記車輪装着位置特定装置は、
    チャープ信号を無線送信する送信手段と、
    前記通信装置から受信した無線信号に基づいて、前記通信装置が設けられた前記車輪の位置を特定する位置特定手段と
    を有し、
    前記通信装置は、
    前記車輪装着位置特定装置が無線送信したチャープ信号を受信して再放射するアンテナと、
    複数ビットの2値データを生成する2値データ生成手段と、
    該2値データ生成手段が生成した2値データの各ビットの値に応じて、前記アンテナによるチャープ信号の再放射を行うか否かの切替を行う切替制御手段と
    を有すること
    を特徴とする位置特定システム。
  2. 前記2値データ生成手段は、前記車輪装着位置特定装置へ送信すべき2値のデータと、予め設定された2値の生成用コードとに基づいて、前記切替制御手段が切替に用いる2値データを生成するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の位置特定システム。
  3. 前記通信装置は、
    前記車輪の空気圧を検知する検知手段と、
    前記車輪の識別情報を記憶する記憶部と
    を有し、
    前記2値データ生成手段は、前記記憶部に記憶された識別情報及び前記検知手段の検知結果を、前記車輪装着位置特定装置へ送信すべき2値のデータとして、前記切替制御手段が切替に用いる2値データを生成するようにしてあること
    を特徴とする請求項2に記載の位置特定システム。
  4. 前記車輪装着位置特定装置は、
    前記通信装置の2値データ生成手段が用いる生成用コードを記憶した記憶部と、
    前記送信手段が送信するチャープ信号及び前記記憶部に記憶した生成用コードを基に、前記通信装置から受信することが期待される期待信号を生成する期待信号生成手段と、
    前記通信装置から受信した無線信号、及び、前記期待信号生成手段が生成した期待信号のビート周波数を算出する算出手段と
    を有し、
    前記位置特定手段は、前記算出手段が算出したビート周波数の高低に応じて位置を特定するようにしてあること
    を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の位置特定システム。
  5. 前記車輪装着位置特定装置の送信手段は、前記チャープ信号の送信に先立って、所定の連続波の無線送信を行うようにしてあり、
    前記通信装置は、前記アンテナにて受信した前記連続波に基づいて電力を蓄積する蓄電手段を有し、
    前記通信装置の切替制御手段は、前記蓄電手段が蓄積した電力により動作するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の位置特定システム。
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