JP2010160064A - タイヤ情報監視システム - Google Patents

タイヤ情報監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010160064A
JP2010160064A JP2009002673A JP2009002673A JP2010160064A JP 2010160064 A JP2010160064 A JP 2010160064A JP 2009002673 A JP2009002673 A JP 2009002673A JP 2009002673 A JP2009002673 A JP 2009002673A JP 2010160064 A JP2010160064 A JP 2010160064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
side device
vehicle
information
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009002673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5339925B2 (ja
Inventor
Yukio Otaki
幸夫 大滝
Daisuke Takai
大輔 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2009002673A priority Critical patent/JP5339925B2/ja
Publication of JP2010160064A publication Critical patent/JP2010160064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5339925B2 publication Critical patent/JP5339925B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】他の車両からのタイヤ情報と区別して、自車のタイヤ情報を監視すること。
【解決手段】複数のタイヤ12にそれぞれ設けられた空気圧センサが検出したタイヤの空気圧情報を含む信号を送信するタイヤ側装置30と、車両本体11に設けられタイヤ側装置30から送信された空気圧情報を含む信号を受信してタイヤ情報を検出する車両側装置20とを備え、タイヤ側装置30は、車両側装置20から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、車両側装置20は、少なくとも1つのアンテナと、アンテナに接続され測距送信信号を送信すると共に受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報からタイヤ側装置30との距離情報を測定するレーダー回路と、測定した距離情報と予め記憶されたタイヤ側装置30との距離情報とからタイヤ側装置30を特定するタイヤ特定部と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動者等の車両に用いられるタイヤの空気圧等のタイヤ情報を監視するタイヤ情報監視システムに関する。
従来、この種のものとして、自動車の各タイヤに設けられた空気圧センサで検出した各タイヤの空気圧情報を監視するタイヤ空気圧監視システムが知られている(特許文献1参照)。このタイヤ空気圧監視システムでは、各タイヤに設けられ、空気圧センサで検出した空気圧情報を無線送信する送信ユニットと、車体側に設けられ、送信ユニットから送信される空気圧情報を無線受信する受信ユニットとを有している。受信ユニットは、各送信ユニットに設けられたアンテナからの電波到達範囲に基づいて、空気圧センサが取り付けられたタイヤを特定し、当該タイヤの空気圧情報を監視している。
特開2007−276642号公報
しかしながら、従来のタイヤ空気圧監視システムでは、電波の到達範囲は周辺環境によって変化するため、例えば、2台の自動車が並走するような場合、他車の空気圧情報を受信して、この他車の空気圧情報に基づいて自車に対して警告を行うような誤動作を引き起こすおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、他の車両からのタイヤの空気圧等のタイヤ情報と区別して、確実に自車のタイヤ情報を監視することができるタイヤ情報監視システムを提供することを目的とする。
本発明のタイヤ情報監視システムは、車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられた空気圧センサと、当該空気圧センサが検出したタイヤの空気圧情報を含む信号を送信するタイヤ側装置と、車両本体に設けられ前記タイヤ側装置から送信された空気圧情報を含む信号を受信してタイヤ情報を検出する車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、前記タイヤ側装置は、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、前記車両側装置は、少なくとも1つのアンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が測定した前記距離情報と予め記憶された前記タイヤ側装置との距離情報とに基づいて、当該タイヤ側装置又はタイヤを特定するタイヤ特定部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、タイヤ側装置から返信される測距応答信号の周波数及び位相情報から測定した距離情報に基づいて、空気圧情報を送信したタイヤ側装置又はタイヤを特定することができるので、明らかに距離が異なる他車の空気圧情報を受信して誤動作することを防止できる。したがって、2台の車両が並走するような場合であっても、他車の空気圧情報に基づいて自車に対して警告を行うような誤動作を引き起こすことがない。
上記タイヤ情報監視システムにおいて、前記車両側装置は、前記アンテナを含む3つのアンテナを有し、前記3つのアンテナが同一直線上に位置しないように互いに所定距離離間して設けられ、前記レーダー回路は、前記3つのアンテナから各測距送信信号を送信すると共に前記測距応答信号を受信し、前記3つのアンテナから前記タイヤ側装置までの各距離情報を測定することが好ましい。
これにより、車両に対する車両側装置の取付位置に関わらず、自車のタイヤに設けられたタイヤ側装置との各距離と、当該タイヤ装置の各位置を測定することができ、各タイヤのタイヤ情報を正確に判別することができる。
また、前記車両側装置は、前記3つのアンテナを順番に切り替えて前記3つのアンテナから前記タイヤ側装置までの各距離情報を時分割で測定することが好ましい。
これにより、車両側装置から各タイヤ側装置までの各距離情報の測定を時分割で行うので、車両側装置と各タイヤ側装置との各距離を正確に測定でき、タイヤ情報を送信したタイヤ側装置の位置を正確に特定することができる。
本発明は、上記タイヤ情報監視システムにおいて、前記車両側装置は、前記タイヤ側装置との間の距離情報の履歴に基づいて前記タイヤの回転速度を検出し、前記タイヤ側装置は、前記タイヤの回転中心から離れた位置に設置され、前記車両側装置が検出した回転速度に応じて、前記車両側装置へ送信する空気圧情報を含んだ信号の送信頻度を可変させることを特徴とする。
この構成によれば、タイヤ側装置がタイヤの回転速度に応じて車両側装置への空気圧情報の送信頻度を可変させるので、回転速度が所定値よりも小さくなる車両停止時や低速走行時等には空気圧情報の送信頻度を下げて消費電力を抑制することができると共に、回転速度が所定値よりも大きくなる高速走行時等には空気圧情報の送信頻度を上げて空気圧の監視精度を向上させることができる。
本発明のタイヤ情報監視システムは、車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられたタイヤ側装置と、車両本体に設けられた車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、前記タイヤ側装置は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられ、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、前記車両側装置は、少なくとも3つのアンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が同一のタイヤ側装置との間で測定した複数の距離情報から当該タイヤ側装置の取り付けられているタイヤの最も高い位置と当該タイヤ側装置の最も低いとを求め、双方の位置の変化、又は双方の位置の中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧変化を検知する空気圧変化検知部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、タイヤ側装置の取り付けられているタイヤの最も高い位置と最も低い位置の双方の位置の変化、又は双方の位置の中間となる中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧の変化を検知するので、タイヤ側装置に空気圧を検知する空気圧センサを設けなくてもタイヤ空気圧の監視が可能になり、部品点数を削減してタイヤ側装置の小型化を図ることが可能となる。
本発明のタイヤ情報監視システムは、車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられたタイヤ側装置と、前記各タイヤの概ね真上又はその近傍となる車両本体の各位置にそれぞれ設けられた複数の車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、前記各タイヤ側装置は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられ、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、前記各車両側装置は、アンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が対向するタイヤに取り付けられたタイヤ側装置との間で測定した複数の距離情報から当該タイヤ側装置の取り付けられているタイヤの最も高い位置と当該タイヤの最も低い位置とを求め、双方の位置、又は双方の位置の中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧変化を検知する空気圧変化検知部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のタイヤ情報監視システムは、車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられたタイヤ側装置と、車両本体に設けられた車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、前記各タイヤ側装置は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられ、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、前記各車両側装置は、アンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が同一のタイヤ側装置との間で測定した複数の距離情報の内の最も近い距離と最も遠い距離との中間位置を求め、当該中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧変化を検知する空気圧変化検知部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、同一のタイヤ側装置との間で測定された複数の距離情報の内の最も近い距離と最も遠い距離との中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧の変化を検知するので、タイヤ側装置に空気圧を検知する空気圧センサを設けなくてもタイヤ空気圧の監視が可能になり、部品点数を削減してタイヤ側装置の小型化を図ることが可能となる。
本発明は、上記タイヤ情報監視システムにおいて、前記タイヤ側装置は、前記タイヤの回転中心から離れた位置に設けられており、前記車両側装置は、前記タイヤ側装置との間の距離情報の履歴に基づいて各タイヤの回転速度を検出し、検出した各タイヤの回転速度の差を算出することを特徴とする。
この構成によれば、各タイヤの回転速度の差を算出して監視することができ、ABS(Anti-lock Brake System)に必要な車輪速センサ機能を兼用することができる。そのため、ABS専用の車輪速センサが不要となり、専用の車輪速センサに係るコストを削減すると共に、車両重量を軽減することが可能となる。
本発明によれば、他の車両からのタイヤの空気圧等のタイヤ情報と区別して、確実に自車のタイヤ情報を監視することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るタイヤ情報監視システムを示す概略図である。 本実施の形態の車両側装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態のレーダー回路の構成を示す回路図である。 本実施の形態のタイヤ側装置の構成を示すブロック図である。 タイヤ側装置のタイヤへの取付位置を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態の車両側装置の構成を示すブロック図である。 タイヤ側装置の取り付けられているタイヤの最も高い位置と最も低い位置とを説明するための模式図である。 本発明の第3の実施の形態の車両側装置の構成を示すブロック図である。 車両側装置の車両本体への取付位置を示す模式図である。 本実施の形態の変形例に係る車両側装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態の変形例に係るタイヤ情報監視システムを示す概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るタイヤ情報監視システムを示す概略図である。図1に示すように、タイヤ情報監視システム10は、自動車のタイヤの空気圧を検出して車両本体側でタイヤの空気圧を監視するために用いられるものであり、車両本体11であって各タイヤ側装置30(30a〜30d)との距離が異なるような位置に設けられた車両側装置20と、各タイヤ12(12a〜12d)に設けられ、車両側装置20と無線通信可能なタイヤ側装置30と、を備えている。タイヤ情報監視システム10は、無線信号の送受信により車両側装置20と各タイヤ側装置30との距離を測定してタイヤ側装置30を特定し、各タイヤ側装置30で検出されたタイヤ12内の空気圧をそれぞれ監視している。本実施の形態に係るタイヤ情報監視システム10においては、本発明を自動車に適用した場合を例に説明するが、自動車に限定されるものではなく、自動二輪車、電動式自転車等のタイヤにより路面又は軌道上を走行するものであれば、どのようなものに適用してもよい。
図2は、車両側装置20の構成を示すブロック図である。図2に示すように、車両側装置20は、3本のアンテナ21a,21b,21cと、各々対応するアンテナ21a,21b,21cが接続された3つのレーダー回路22a,22b,22cと、測距部23と、CPU24と、メモリ25と、図示していないABSシステムと、を備えている。
各アンテナ21(21a,21b,21c)は、同一直線上に位置しないように互いに所定距離離間して車両本体11に取り付けられており、各アンテナ21の車両本体11への取付位置は、メモリ25に記憶されている。各アンテナ21は、各レーダー回路22からの送信信号(測距送信信号)をタイヤ側装置30に送ると共に、タイヤ側装置30から送り返される返信信号(測距応答信号)及び空気圧情報(タイヤ情報)を含んだ信号を受信して各レーダー回路22に送る。また、アンテナ21は、レーダー回路22から受けたタイヤ12の回転速度情報を含んだ信号をタイヤ側装置30に送信する。
各レーダー回路22(22a,22b,22c)は、各アンテナ21から所定の周波数及び位相の送信信号を送信すると共に、タイヤ側装置30から返信される返信信号を受信し、自装置が送信した各送信信号及び受信した各返信信号の位相差から各アンテナ21とタイヤ側装置30との個別の距離情報(個別距離情報)を測定し、これら各個別距離情報を測距部23に送る。ここでは、タイヤ側装置30が送信信号と同一周波数及び同一位相の返信信号を送り返すことを前提として説明するが、レーダー回路22において予めタイヤ側装置30がどのような周波数及び位相の測距信号を送り返すかを事前に知っていれば、送信信号と同一周波数及び同一位相の返信信号とする必要はない。なお、所定の周波数として、数MHzから数GHzの帯域が使用される。また、レーダー回路22は、タイヤ側装置30から送信される空気圧情報を含んだ信号を受信し、CPU24に送る。さらに、レーダー回路22は、CPU24で検出したタイヤ12の回転速度情報をアンテナ21に送る。ここで、各レーダー回路22a,22b,22cは、例えば、図3に示すような回路で構成可能である。
図3は、レーダー回路22の構成例を示す回路構成図である。各レーダー回路22a,22b,22cは同一の構成であるため、ここではレーダー回路22aを例に説明する。図3に示すレーダー回路22aは、所定周波数の発振信号を生成する発振器221と、増幅器222と、分割器223と、サーキュレータ224と、増幅器225と、混合器226と、検出器(DET)227と、を備えている。CPU24から送信信号の出力指示を受けると、発振器221は所定周波数で発振して送信信号を生成し、増幅器222はこの送信信号を所定のレベルに増幅させて分割器223に送る。分割器223は、増幅器222で増幅された送信信号をサーキュレータ224に送るとともに、分岐した同一送信信号を混合器226に送る。サーキュレータ224に送られた送信信号は、アンテナ21aからタイヤ側装置30に無線送信される。アンテナ21aで受信したタイヤ側装置30からの返信信号は、サーキュレータ224を介して増幅器225に送られ、所定レベルに増幅された後に混合器226に送られる。混合器226は、レーダー回路22aが送信した送信信号及びタイヤ側装置30から受信した返信信号をDET227に送り、DET227は送信信号及び返信信号の位相差からアンテナ21aとタイヤ側装置30との個別距離情報を測定する。
図2に戻り、測距部23は、各レーダー回路22から送られた各アンテナ21とタイヤ側装置30との各個別距離情報と、メモリ25に格納された各アンテナ21の取付位置情報とに基づいて、例えば、三角測量方法を用いて車両11とタイヤ側装置30との距離情報を測定し、測定した距離情報をCPU24及びメモリ25に送る。この距離情報の測定は繰り返し行われてメモリ25に格納され、測定された距離情報の履歴に基づいてタイヤ12の回転速度検出に利用される。
CPU24は、測距部23が測定した距離情報と、メモリ25に予め記憶された各タイヤ側装置30との距離情報とに基づいて、空気圧情報を送信したタイヤ側装置30が設けられたタイヤ12(又はタイヤ側装置30)を特定するタイヤ特定部として機能する。また、CPU24は、車両側装置20と各タイヤ側装置30との無線信号の送受信(距離測定)を時分割で行うように3つのアンテナ21a,21b,21cを順番に切り替えて、レーダー回路22の各タイヤ側装置30への送信信号の送信タイミングを制御している。さらに、CPU24は、タイヤ側装置30との距離情報の履歴から、単位時間当たりのタイヤ側装置30の位置変化に基づいてタイヤ12の回転速度を検出し、検出した回転速度情報をレーダー回路22に送る。また、CPU24は、検出した各タイヤ12の回転速度に基づいて、各タイヤ12の回転速度の差を算出する。この回転速度差情報は、急ブレーキ等のブレーキ操作によりタイヤ12がロックして滑るのを防止するABS(Anti-lock Brake System:アンチロックブレーキシステム)に適用することも可能である。これにより、ABSに必要な車輪速センサ機能を兼用することができ、ABS専用の車輪速センサが不要となり、専用の車輪速センサに係るコストを削減すると共に、車両重量を軽減することが可能となる。
図4は、タイヤ側装置30の構成を示すブロック図である。タイヤ側装置30は、タイヤ12内に設けられており、1本のアンテナ31と、トランスポンダ32と、CPU33と、空気圧センサ34と、を備えている。タイヤ側装置30は、図5に示すように、タイヤ12が回転した場合に、車両側装置20に対するタイヤ側装置30の位置変化が大きくなるべく、タイヤ12のトレッド部の内面であって、且つタイヤ12の駆動軸(中心)13から離間した位置に取り付けられていることが好ましい。タイヤ12の駆動軸(中心)13から離間した位置であれば、必ずしもタイヤ12の内面である必要はない。
図4に示すように、アンテナ31は、車両側装置20から送られた送信信号を受信してトランスポンダ32に送ると共に、トランスポンダ32から受けた返信信号を車両側装置20に送信する。また、アンテナ31は、車両側装置20から送られたタイヤ12の回転速度情報を受信してトランスポンダ32に送ると共に、トランスポンダ32から送られたタイヤ12の空気圧情報を車両側装置20に送信する。
トランスポンダ32は、アンテナ31から車両側装置20から送られた送信信号を受信して、この送信信号と同一周波数かつ同一位相の返信信号を測距応答信号としてアンテナ31に送り返す。また、トランスポンダ32は、アンテナ31から受けたタイヤ12の回転速度情報をCPU33に送ると共に、CPU33からの送信指示に従い空気圧センサ34が検出した空気圧情報をアンテナ31に送る。
空気圧センサ34は、タイヤ12内の空気圧を測定して、空気圧情報をCPU33へ出力する。
CPU33は、トランスポンダ32からタイヤ12の回転速度情報を受けると、この回転速度情報に応じて空気圧センサ34が検出した空気圧情報の車両側装置20への送信頻度を可変制御する。CPU33は、例えば、車両の停止時や低速走行時等のタイヤ12の回転速度の遅い場合には空気圧情報の送信頻度を下げる一方、車両の高速走行時等のタイヤ12の回転速度の速い場合には空気圧情報の送信頻度を上げるように送信頻度を制御する。これにより、タイヤ12の回転速度の遅い場合には消費電力を抑制することができ、回転速度の速い場合には車両側装置20における空気圧の監視精度を向上させることができる。
次に、本実施の形態に係るタイヤ情報監視システム10の動作の一例について説明する。まず、CPU24の送信指示に従い、各レーダー回路22により所定周波数の送信信号が生成され、生成された各送信信号が各アンテナ21を介してタイヤ側装置30に無線送信される。タイヤ側装置30において、車両側装置20からの送信信号が受信されると、トランスポンダ32により送信信号と同一周波数かつ同一位相の返信信号が生成され、この返信信号が車両側装置20に送信される。車両側装置20の各アンテナ21がタイヤ側装置30からの各返信信号を受信すると、各レーダー回路21により送信した各送信信号及び受信した各返信信号の位相差に基づいて各アンテナ21とタイヤ側装置30との距離が個別に測定され、測距部23によりこれら各個別距離情報に基づいて車両側装置20とタイヤ側装置30との距離情報が測定される。この無線信号の送受信による車両側装置20とタイヤ側装置30との距離測定処理は繰り返し行われ、距離情報の履歴がメモリ25に格納される。次に、CPU24により、測距部23が測定した距離情報とメモリ25内に予め格納された距離情報とを比較してタイヤ側装置30が自車のタイヤ12に設けられたものであるか否かが判定され、自車のものと判定された場合には距離情報の履歴から算出したタイヤ12の回転速度情報がタイヤ側装置30に送られる。タイヤ側装置30では、空気圧センサ34で検出された空気圧情報が、受信した回転速度に応じて車両側装置20に送られる。
このように本実施の形態のタイヤ情報監視システム10によれば、車両側装置20の送信信号及びタイヤ側装置30の返信信号の位相差から測定した距離情報に基づいて空気圧情報を送信したタイヤ側装置30が設けられたタイヤ12又はタイヤ側装置30を特定するので、確実に自車のタイヤの空気圧情報を監視することができる。また、自車のタイヤと特定されない、明らかに距離が異なる他の車両からの空気圧情報を受信することを防止するので、従来のように、2台の自動車が並走するような場合であっても、他車の空気圧情報に基づいて自車に対して警告を行うような誤動作を引き起こすことがない。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本発明の第2の実施の形態に係るタイヤ情報監視システムは、上述した第1の実施の形態に係るタイヤ情報監視システムと比べて、車両側装置が各タイヤの空気圧の変化を検知する点において相違している。したがって、特に相違点についてのみ説明し、同一の構成については同一の符号を用い、繰り返しの説明を省略する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る車両側装置20aの構成を示すブロック図である。図7は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられたタイヤ側装置の位置を説明するための模式図である。
図6及び図7に示すように、CPU24aは、測距部23が測定した同一のタイヤ12の複数の距離情報に基づいて、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も高い位置P1と、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も低い位置P2とを求め、これら双方の位置(P1及びP2)の変化、又は双方の位置の中間となる中間位置P3の変化に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知する空気圧変化検知部としての機能を有する。すなわち、CPU24aは、タイヤ側装置30との距離測定により、車両走行中の回転するタイヤ12におけるタイヤ側装置30の地面からの高さ情報を監視し、この高さ情報の変動からタイヤ12の空気圧変化を検知する。具体的には、CPU24aは、タイヤ側装置30が地面からの距離が最も離れた位置P1と地面からの距離が最も近い位置P2とを求め、これら双方の位置P1,P2又は中間位置P3の位置が地面から所定以上の高さを示す場合にはタイヤ12の空気圧は正常であると判断し、双方の位置P1,P2又は中間位置P3の位置が所定値以下を示す場合にはタイヤ12の空気圧に変化があると判断する。これにより、タイヤ側装置30の取り付けられるタイヤ12の最も高い位置P1及び最も低い位置P2、又はその中間位置P3の変化に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知するので、タイヤ側装置30に空気圧を検知する空気圧センサを設ける必要がなくなり、部品点数を削減してタイヤ側装置30の小型化を図ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本発明の第3の実施の形態に係るタイヤ情報監視システムは、上述した第2の実施の形態に係るタイヤ情報監視システムと比べて、車両側装置が各タイヤに設けられたタイヤ側装置に対してそれぞれ設けられている点において相違している。したがって、特に相違点についてのみ説明し、同一の構成については同一の符号を用い、繰り返しの説明を省略する。図8は、本発明の第3の実施の形態に係る車両側装置20bの構成を示すブロック図である。図9は、車両本体に対する車両側装置の取付位置を説明するための模式図である。
図8に示す車両側装置20bは、図6に示す車両側装置20aと比べて、単一のアンテナ21a及びレーダー回路22aから構成されている点において相違している。この車両側装置20bは、図9に示すように、各タイヤ12の概ね真上又はその近傍となる車両本体11の各位置(例えば、タイヤハウス内)にそれぞれ設けられている。すなわち、車両側装置20bは、対向するタイヤ12のトレッド部の内面に取り付けられたタイヤ側装置30との距離測定を行う。ここで、近傍とは、車両側装置20bとタイヤ側装置30との無線通信の際に所要の精度が得られる範囲である。そして、車両側装置20bのCPU24aは、測距部23が測定した同一のタイヤ12の複数の距離情報から、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も高い位置P1と、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も低い位置P2とを求め、これら双方の位置P1,P2、又は双方の位置の中間となる中間位置P3の変化に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知する。
また、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記第1の実施の形態において、上記第2の実施の形態で説明した空気圧変化検知部としての機能をCPU24に搭載し、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も高い位置P1と、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も低い位置P2とを求め、この中間位置P3の変化に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知する動作を組み合わせても良い。
上記実施の形態では、車両側装置20に、3本のアンテナ21a,21b,21cを設ける構成としたが、4本以上のアンテナ21を設ける構成も可能である。この場合、例えば、4本以上の各アンテナ21が受信したタイヤ側装置30からの各返信信号の受信レベルを比較し、受信レベルが高い上位3本のアンテナ21とタイヤ側装置30との各個別距離情報を測距部23に送るようにしてもよい。
また、上記実施の形態同様にアンテナ21に対応する数のレーダー回路22を設けたが、各アンテナ21とタイヤ側装置30との個別距離情報を測定可能であればレーダー回路22を共有する構成でもよい。この場合、例えば、図10に示す車両側装置20cのように、各アンテナ21とレーダー回路22dとの間に各アンテナ21を切り換えるスイッチ回路26を設けるようにしてもよい。そして、スイッチ回路26により、CPU24から送出されるアンテナ切換信号に基づいて各アンテナ21を切り換えながら、レーダー回路22dにより切り換えられたアンテナ21とタイヤ側装置30との個別距離情報を測定する。
また、上記実施の形態では、車両側装置20に、3本のアンテナ21a,21b,21cを設ける構成としたが、車両側装置20と各タイヤ側装置30との距離が異なるような位置に車両側装置20を設ければ、車両側装置20に設けるアンテナ数を1本にすることも可能である。
また、上記実施の形態では、タイヤ側装置30の取り付けられているタイヤ12の最も高い位置P1とタイヤ12の最も低い位置P2とを求め、双方の位置又は中間位置P3の変動に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知したが、図11に示すように、測定した同一タイヤ12の複数の距離情報から、車両側装置20dとタイヤ側装置30との距離が最も離れた第1の位置P4と、車両側装置20dとタイヤ側装置30との距離が最も近い第2の位置P5との中間位置P6を求め、この中間位置P6の変化に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知することも可能である。この場合、複数の車両側装置20dを、各タイヤ車両12に対応する車両本体の各位置にそれぞれ設けてもよい。この構成によれば、同一のタイヤ側装置30との間で測定された複数の距離情報の内の最も遠い距離P4と最も近い距離P5との中間位置P6の変化に基づいてタイヤ12の空気圧の変化を検知するので、タイヤ側装置30に空気圧を検知する空気圧センサを設けなくてもタイヤ空気圧の監視が可能になり、部品点数を削減してタイヤ側装置30の小型化を図ることが可能となる。
本発明は、自動者等の車両に用いられるタイヤの空気圧等のタイヤ情報を監視するタイヤ情報監視システムに適用可能である。
10 タイヤ情報監視システム
11 車両本体
12 タイヤ
20、20a、20b 車両側装置
21a,21b,21c アンテナ
22a,22b,22c レーダー回路
23 測距部
24、24a CPU
25 メモリ
30 タイヤ側装置
31 アンテナ
32 トランスポンダ
33 CPU
P1 最も高い位置
P2 最も低い位置
P3 中間位置

Claims (9)

  1. 車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられた空気圧センサと、当該空気圧センサが検出したタイヤの空気圧情報を含む信号を送信するタイヤ側装置と、車両本体に設けられ前記タイヤ側装置から送信された空気圧情報を含む信号を受信してタイヤ情報を検出する車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、
    前記タイヤ側装置は、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、
    前記車両側装置は、少なくとも1つのアンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が測定した前記距離情報と予め記憶された前記タイヤ側装置との距離情報とに基づいて、当該タイヤ側装置又はタイヤを特定するタイヤ特定部と、を備えたことを特徴とするタイヤ情報監視システム。
  2. 前記車両側装置は、前記アンテナを含む3つのアンテナを有し、前記3つのアンテナが同一直線上に位置しないように互いに所定距離離間して設けられ、
    前記レーダー回路は、前記3つのアンテナから各測距送信信号を送信すると共に前記測距応答信号を受信し、前記3つのアンテナから前記タイヤ側装置までの各距離情報を測定することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ情報監視システム。
  3. 前記車両側装置は、前記3つのアンテナを順番に切り替えて前記3つのアンテナから前記タイヤ側装置までの各距離情報を時分割で測定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ情報監視システム。
  4. 前記車両側装置は、前記タイヤ側装置との間の距離情報の履歴に基づいて前記タイヤの回転速度を検出し、
    前記タイヤ側装置は、前記タイヤの回転中心から離れた位置に設置され、前記車両側装置が検出した回転速度に応じて、前記車両側装置へ送信する空気圧情報を含んだ信号の送信頻度を可変させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のタイヤ情報監視システム。
  5. 前記車両側装置は、前記タイヤ側装置との間の距離情報の履歴に基づいて各タイヤの回転速度を検出し、検出した各タイヤの回転速度の差を算出することを特徴とする請求項4に記載のタイヤ情報監視システム。
  6. 車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられたタイヤ側装置と、車両本体に設けられた車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、
    前記タイヤ側装置は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられ、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、
    前記車両側装置は、少なくとも3つのアンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が同一のタイヤ側装置との間で測定した複数の距離情報から当該タイヤ側装置の取り付けられているタイヤの最も高い位置と当該タイヤの最も低い位置とを求め、双方の位置の変化、又は双方の位置の中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧変化を検知する空気圧変化検知部と、を備えたことを特徴とするタイヤ情報監視システム。
  7. 車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられたタイヤ側装置と、前記各タイヤの概ね真上又はその近傍となる車両本体の各位置にそれぞれ設けられた複数の車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、
    前記各タイヤ側装置は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられ、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、
    前記各車両側装置は、アンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が対向するタイヤに取り付けられたタイヤ側装置との間で測定した複数の距離情報から当該タイヤ側装置の取り付けられているタイヤの最も高い位置と当該タイヤの最も低い位置とを求め、双方の位置の変化、又は双方の位置の中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧変化を検知する空気圧変化検知部と、を備えたことを特徴とするタイヤ情報監視システム。
  8. 車両に取り付けられた複数のタイヤにそれぞれ設けられたタイヤ側装置と、車両本体に設けられた車両側装置とを備えたタイヤ情報監視システムであって、
    前記各タイヤ側装置は、タイヤのトレッド部の内面に取り付けられ、前記車両側装置から送信された測距送信信号を受信して所定の周波数及び位相情報を含んだ測距応答信号を送り返し、
    前記各車両側装置は、アンテナと、前記アンテナに接続され前記測距送信信号を送信すると共に前記タイヤ側装置から返信される前記測距応答信号を受信し、受信した測距応答信号に含まれた周波数及び位相情報から前記タイヤ側装置との距離情報を測定するレーダー回路と、前記レーダー回路が同一のタイヤ側装置との間で測定した複数の距離情報の内の最も近い距離と最も遠い距離との中間位置を求め、当該中間位置の変化に基づいてタイヤの空気圧変化を検知する空気圧変化検知部と、を備えたことを特徴とするタイヤ情報監視システム。
  9. 前記タイヤ側装置は、前記タイヤの回転中心から離れた位置に設けられており、前記車両側装置は、前記タイヤ側装置との間の距離情報の履歴に基づいて各タイヤの回転速度を検出し、検出した各タイヤの回転速度の差を算出することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のタイヤ情報監視システム。
JP2009002673A 2009-01-08 2009-01-08 タイヤ情報監視システム Active JP5339925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009002673A JP5339925B2 (ja) 2009-01-08 2009-01-08 タイヤ情報監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009002673A JP5339925B2 (ja) 2009-01-08 2009-01-08 タイヤ情報監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010160064A true JP2010160064A (ja) 2010-07-22
JP5339925B2 JP5339925B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=42577328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009002673A Active JP5339925B2 (ja) 2009-01-08 2009-01-08 タイヤ情報監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5339925B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094419A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017106607A (ja) * 2015-12-04 2017-06-15 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット
GB2545901A (en) * 2015-12-22 2017-07-05 Schrader Electronics Ltd Apparatus and method for detecting vehicle motion in a tyre pressure monitoring system
JP2021140391A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 コイト電工株式会社 自転車レンタルシステム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997038869A1 (en) * 1996-04-12 1997-10-23 Frederick William Hensel, Iv Tire pressure sensing system including improved switch and location indicator
JPH1164507A (ja) * 1997-08-13 1999-03-05 Toyo Commun Equip Co Ltd 距離測定方法
JP2003182323A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Sumitomo Electric Ind Ltd タイヤ空気圧検知システム、タイヤ及びタイヤ空気圧検知装置
JP2003344205A (ja) * 2002-05-24 2003-12-03 Bridgestone Corp タイヤの内圧異常検出方法
JP2007331620A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk タイヤ位置検出装置及びタイヤ監視システム
JP2008049875A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Nec Electronics Corp タイヤ空気圧モニター装置、及びタイヤ位置特定方法
JP2009043108A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Toyota Motor Corp 車輪状態検出システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997038869A1 (en) * 1996-04-12 1997-10-23 Frederick William Hensel, Iv Tire pressure sensing system including improved switch and location indicator
JPH1164507A (ja) * 1997-08-13 1999-03-05 Toyo Commun Equip Co Ltd 距離測定方法
JP2003182323A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Sumitomo Electric Ind Ltd タイヤ空気圧検知システム、タイヤ及びタイヤ空気圧検知装置
JP2003344205A (ja) * 2002-05-24 2003-12-03 Bridgestone Corp タイヤの内圧異常検出方法
JP2007331620A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk タイヤ位置検出装置及びタイヤ監視システム
JP2008049875A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Nec Electronics Corp タイヤ空気圧モニター装置、及びタイヤ位置特定方法
JP2009043108A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Toyota Motor Corp 車輪状態検出システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094419A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017106607A (ja) * 2015-12-04 2017-06-15 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット
CN108290443A (zh) * 2015-12-04 2018-07-17 日本精工株式会社 车轮支承用滚动轴承单元
US10502753B2 (en) 2015-12-04 2019-12-10 Nsk Ltd. Rolling bearing unit for wheel support
CN108290443B (zh) * 2015-12-04 2021-05-04 日本精工株式会社 车轮支承用滚动轴承单元
GB2545901A (en) * 2015-12-22 2017-07-05 Schrader Electronics Ltd Apparatus and method for detecting vehicle motion in a tyre pressure monitoring system
US10525780B2 (en) 2015-12-22 2020-01-07 Schrader Electronics Limited Apparatus and method for detecting vehicle motion in a tire pressure monitoring system
GB2545901B (en) * 2015-12-22 2020-06-03 Schrader Electronics Ltd Apparatus and method for detecting vehicle motion in a tyre pressure monitoring system
JP2021140391A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 コイト電工株式会社 自転車レンタルシステム
JP7062711B2 (ja) 2020-03-04 2022-05-06 コイト電工株式会社 自転車レンタルシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5339925B2 (ja) 2013-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3584094B1 (en) Radar sensor system for tire monitoring
JP4483482B2 (ja) 位置検出装置および位置検出機能を備えたタイヤ空気圧検出装置
KR101384473B1 (ko) 휠 위치 식별 장치, 이에 사용되는 송신기, 및 이를 갖는 타이어 압력 검출 장치
US9061554B2 (en) Tire position determination system
KR101236900B1 (ko) 차량의 운동 상태를 결정하는 방법 및 장치
KR101597893B1 (ko) 타이어 위치 판정 시스템
US9193224B2 (en) Tire position determination system
US8584517B2 (en) Load based wheel position determination
US10906361B2 (en) Sensor transmitter, wheel position detection apparatus, and tire pressure monitoring system provided with the same
JP2006170992A (ja) 車両の車輪の、右側又は左側の位置を決定する方法、及び、位置決定装置
CN103153656A (zh) 对机动车辆车轮的加速度测量进行采样的方法
KR20140023360A (ko) 차량의 바퀴들의 위치를 로케이팅하는 방법
CA2850287A1 (en) Train control system
CN102896984A (zh) 轮胎压力发射机的定位方法和装置
CN102686417B (zh) 测量和分析轮胎气压并分配车轮位置的方法以及轮胎气压测量系统
US20190299725A1 (en) Sensor transmitter, wheel positional detection apparatus, and tire pressure monitoring system equipped with the same
JP5339925B2 (ja) タイヤ情報監視システム
US20090066498A1 (en) Tire localization systems and methods
JP2014215044A (ja) 車載用レーダ装置および車載用レーダ装置に適用される注目ターゲット検出方法
JP2014231337A (ja) 車輪位置特定装置
US8217776B2 (en) Tire pressure sensor location identification
KR20090055014A (ko) 자동차에 장착된 바퀴 식별 장치 및 방법
JP6111220B2 (ja) タイヤ状態監視装置
JP2006327324A (ja) タイヤ状態監視装置
EP4061649A1 (en) Tire position learning apparatus and method for tire pressure monitoring system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5339925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350