JP2007331442A - 車載機器監視装置及びこれを備えた車両用計器装置 - Google Patents

車載機器監視装置及びこれを備えた車両用計器装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車載機器の組み合わせにそれぞれ対応させつつ、車載機器に異常があった場合には、これを報知することができる車載機器監視装置及びこれを備えた車両用計器装置を提供すること。
【解決手段】制御回路25は、有無判定処理において、いずれかのECU11A〜11Dからインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信した場合には(ステップS130でYes)、当該インジケータ駆動信号Sa〜Sdを送信した車載機器10A〜10Dが有ると判定し(ステップS150)、インジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信しなかった場合には(ステップS130でNo)、受信しなかったインジケータ駆動信号Sa〜Sdに該当する車載機器10A〜10Dは無しと判定する(ステップS160)。表示処理では、インジケータ駆動信号が周期的に受信されるときには通常表示を行い、当該信号が途絶えたときには異常表示に切換える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載機器から定期送信されるインジケータ駆動信号に基づいて当該車載機器の状態を監視する車両機器監視装置及びこれを備えた車両用計器装置に関する。
この種の車両用計器装置としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。これは、各車載機器の動作状態を示すインジケータランプがそれぞれ備えられており、イグニッションスイッチがオンされた後に各車載機器から送信されるインジケータ駆動信号を受信することにより、各車載機器が正常であるか否かを判定するとともに、各インジケータランプを点灯させる診断機能を有している。
特開2005−188983号公報
ところで、この種の装置は、同一車種の場合であってもグレードやオプション設定等によって車両に搭載される車載機器がそれぞれ異なるため、搭載される車載機器の組み合わせに対応させなければならない。従って、車載機器の組み合わせに対応するために複数の仕様が必要になるという問題がある。
一方、この種の装置では、備えるべきインジケータランプの増加に伴う意匠の制限により、インジケータランプによる表示に替えてマルチ表示機能を備えた表示パネル上に各車載機器の動作状態を示すシンボルを表示する構成とされつつある。表示パネルで各車載機器の動作状態を表示する構成で上記の診断機能を発揮させるとなると、表示パネルの表示領域の関係上、すべてのシンボルを表示することが困難なため、診断機能そのものを省略せざるを得なかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車載機器の組み合わせにそれぞれ対応させつつ、車載機器に異常があった場合には、これを報知することができる車載機器監視装置及びこれを備えた車両用計器装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、車載機器から定期送信されるインジケータ駆動信号に基づいて当該車載機器の状態を監視する車載機器監視装置であって、インジケータ駆動信号により、車載機器の有無判定を行う有無判定手段と、有無判定で有りと判定された車載機器について、インジケータ駆動信号の受信が途絶したことを条件として車載機器の異常判定を行う異常判定手段と、異常判定された車載機器を報知する報知手段とを備えることを特徴としている。
請求項1の発明では、有無判定手段が、定期送信されるインジケータ駆動信号に基づいて車載機器の有無判定を行い、この有無判定で有りと判定した車載機器について、定期送信されるインジケータ駆動信号の受信が途絶したことを条件として車載機器の異常判定を行う構成とした。従って、グレードやオプション設定等により車載機器の組み合わせが異なる場合であっても、各組み合わせにそれぞれ対応させつつ、車載機器に異常があった場合にはこれ判定し、報知することができる。
請求項2の発明では、有無判定手段は、起動時に有無判定を行うことを特徴としている。請求項2の発明によれば、起動時毎に有無判定を行なうようにしているため、搭載される車載機器の組み合わせが途中で変更されたとしても、確実にこれに対応することができる。
請求項3の発明では、有無判定手段の有無判定に基づいて車載機器の有無を示す有無データを記憶する記憶手段を備え、有無判定手段は、記憶手段に記憶された前回の有無判定に基づく有無データが有りを示している場合には、車載機器を有りと判定することを特徴としている。
起動時に有無判定を行う場合、例えばスタータモータ等の電気負荷の始動により、電源電圧が低下し易い状態となるため、当該監視装置の起動が車載機器の起動よりも遅れることがある。監視装置が起動する前に車載機器がインジケータ駆動信号を送信した場合、監視装置は起動時にインジケータ駆動信号を受信することができず、車載機器が存在するにも拘らず、有無判定手段では車載機器が無いと誤判定するおそれがある。これに対して請求項3の発明では、記憶手段に記憶された当該車載機器の前回の有無データが有りを示していれば当該車載機器が有ると判定するので、インジケータ駆動信号の取りこぼしによる誤判定を防止することができる。
請求項4の発明では、記憶手段は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)により構成されていることを特徴としている。
記憶手段の具体的構成としては、請求項4のようにEEPROMにより構成することが望ましい。このように構成すれば、記憶手段への電源供給が途絶えたとしても、有無データを確実に保持することができる。
請求項5の発明では、外部装置からリセット要求信号を受信したことを条件として、記憶手段に記憶されている有無データをリセットするリセット手段を備えることを特徴としている。
現在車両に取り付けられている車載機器監視装置の不具合等により当該装置を他の車載機器監視装置(新装置という)に取り替える場合、新装置については、取り付けられた車両に搭載されている車載機器の有無を判定させて、有無データを記憶させる必要がある。その際には、正常に車載機器の有無データを記憶するために、記憶手段に記憶されている有無データを一旦リセットすることが望ましい。本実施形態は、このような場合に適宜利用することができる。
請求項6の発明では、請求項1から請求項5のいずれかに記載の車載機器監視装置を備え、車載機器の情報を表示することを特徴としている。これによれば、車載機器の情報によりその状態を確認できるとともに、車載機器に異常があった場合には、これを報知することができるため、利用者の利便性が向上する。
<第1の実施形態>
本発明に係る車載機器監視装置を車両用計器装置に適用した実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。本実施形態の車両用計器装置は、車内通信によって車載機器群10から定期送信されるインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信することで当該車載機器群10における各車載機器の有無を判定し、異常時には該当する車載機器10A〜10Dを報知するものである。また各車載機器10A〜10Dの情報も表示する。
空調装置、エンジン制御装置等の車載機器群10(車載機器10A〜10D)にそれぞれ備えられたECU11A〜11Dは、車両に搭載された車内LAN(例えば、CAN(Controller Area Network))のバス100に接続されている。これらECU11A〜11Dは、車載機器10A〜10Dの情報を含むインジケータ駆動信号Sa〜Sdを所定の周期及びイベント発生時(例えば、車載機器の異常時)に送信するようになっている。このインジケータ駆動信号Sa〜Sdには、表示要求の有無を示す情報(これについては後述する)も含まれている。
車両用計器装置20は、同じく車内LANのバス100に接続されており、ECU11A〜11Dから送信されるインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信し、これらのインジケータ駆動信号Sa〜Sdに基づいて各種の処理を実行するとともに、利用者に対して各車載機器10A〜10Dの情報を表示する。この車両用計器装置20は、図1に示すように、多重通信I/F回路21、駆動回路22、表示器23、記憶装置24、及び制御回路25から構成されている。
多重通信I/F回路21は、各ECU11A〜11Dから受信したインジケータ駆動信号Sa〜Sdの電気的レベルを制御回路信号に入力できるように変換し、順次制御回路25に送信する。制御回路25では、取り込まれたインジケータ駆動信号Sa〜Sdを保持する。駆動回路22は、表示器23を駆動するためのものであり、制御回路25からの制御信号に応じて表示器23を駆動する。表示器23(報知手段)は、例えばドットマトリクス式の液晶パネルによって構成されており、駆動回路22により駆動されることで各種情報を表示する。
記憶装置24(記憶手段)は、記憶したデータを電気的に書き換えることが可能な不揮発性記憶素子を備えるEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)により構成されている。このEEPROMには、各車載機器10A〜10Dの有無を示す有無データDA〜DDを記憶するための記憶領域が設けられている。
制御回路25(有無判定手段、異常判定手段、リセット手段)は、多重通信I/F回路21から送信されるインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信するとともに、駆動回路22に対して表示器23に所定の情報を表示させるための制御信号を送信する。また、記憶装置24内の有無データDA〜DDの書き込み、書き換え、又はリセット(消去)を行う。
以下、制御回路25の処理について説明する。制御回路25は、イグニッションスイッチがONされたときに(起動時に)、「有無判定処理」を実行し、その後「表示処理」を実行する。
「有無判定処理」
当該処理は、車載機器群10の各車載機器10A〜10Dの有無判定、有無判定結果に基づく有無データDA〜DDの書き込み、及び車載機器10A〜10Dの異常判定を行うための処理であり、図2に示す。まず、前回の有無判定結果に基づく有無データDA〜DDが記憶装置24に正常に書き込み(記憶)されたか否かを判断する(ステップS100)。この判定は、記憶装置24に有無データDA〜DDを書き込みしていることを示す書き込み判定フラグFがリセット(F=0)されているか否かで判断する。
ここで、イグニッションスイッチのOFF等の電源断絶によって書き込みが中断された場合、即ち、書き込み判定フラグFがセット(F=1)されているときには(ステップS100でNo)、記憶装置24に記憶した有無データDA〜DDをリセットする(ステップS110)。
記憶装置24に記憶された有無データDA〜DDのリセット後(ステップS110の実行後)、あるいは、有無データDA〜DDが正常に書き込みされていた場合には(ステップS100でYes)、車載機器10A〜10Dの有無判定を行うとともに、その有無判定に基づく有無データDA〜DDを記憶装置24に書き込むために、書き込み判定フラグFをセットする(ステップS120)。
この後、所定のチェック時間内に、各ECU11A〜11Dからのインジケータ駆動信号Sa〜Sdが受信されたか否かを判定する(ステップS130)。いずれかのECU11A〜11Dからインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信した場合には(ステップS130でYes)、当該インジケータ駆動信号Sa〜Sdを送信したECU11A〜11Dを備える車載機器10A〜10Dが有ると判定する(ステップS150)。尚、この有り判定は、送信されたインジケータ駆動信号Sa〜Sdに含まれるID情報から車載機器10A〜10Dを特定することができる。
一方、所定のチェック時間内に、ECU11A〜11Dからインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信しなかった場合には(ステップS130でNo)、記憶装置24に書き込まれている前回の有無データを参照する(ステップS140)。ここで、前回の有無データが「有り」を示していれば、当該有無データの記憶内容を優先することで、該当する車載機器10A〜10Dが有ると判定する(ステップS150)。逆に、前回の有無データが無しを示している場合には(ステップS140でNo)、該当する車載機器10A〜10Dは無しと判定する(ステップS160)。
そして、上記の有無判定の結果に基づく車載機器10A〜10Dの有無データDA〜DDを記憶装置24に書き込む(ステップS160)。このとき、各車載機器10A〜10Dにおいて、記憶されている有無データDA〜DDが「無し」を示しており、今回の有無判定で有りと判定されたときには、有無データDA〜DDを「有り」に書き換える一方、記憶されている有無データDA〜DDが「有り」を示しており、今回の有無判定で無しと判定されたときには、有無データに記憶された内容を優先するため有無データDA〜DDの書き換えはしない。また、記憶されている有無データDA〜DDと今回の有無判定の結果が一致する場合には、書き換えを省略する。有無データの書き込み終了後には、書き込み判定フラグFをリセット(F=0)する(ステップS170)。
「表示処理」
当該処理は、上記の「有無判定処理」の終了後に、上記処理にて有りと判定された車載機器10A〜10Dの情報を表示するための処理であり、図3に示す。まず、各ECU11A〜11Dからのインジケータ駆動信号Sa〜Sdが受信されたか否かを判断する(ステップS200)。いずれかのECU11A〜11Dからインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信したときには(ステップS200でYes)、このインジケータ駆動信号Sa〜Sdに含まれる表示要求の有無の情報が表示要求有りを示すものであるか否かを判断する(ステップS210)。表示要求有りの場合には(ステップS210でYes)、当該車載機器10A〜10Dの情報を表示器23に表示する通常表示を行う(ステップS220)。
一方、インジケータ駆動信号Sa〜Sdの未受信時間が途絶判定時間を経過したことにより、インジケータ駆動信号Sa〜Sdが途絶したと判断した場合には(ステップS210でNo、ステップS230でYes)、車載機器10A〜10Dが異常であると判断して、車載機器10A〜10Dが異常である旨を表示器23に表示する異常表示を行う(ステップS240)。尚、途絶判定時間の計時開始時期は、本実施形態では、インジケータ駆動信号Sa〜Sdの送信タイミングから所定のタイミング遅れた時期に設定されている。
尚、上記の「有無判定処理」で無しと判定された車載機器については当該処理の処理対象からは除外される。
以下、具体的状況における動作について説明する。
「有無判定処理でインジケータ駆動信号が受信された場合」
図4に示すように、有無判定処理において、チェック時間内にインジケータ駆動信号Saを受信したことにより(ステップS130でYes)、車載機器10Aが有ると判定する(ステップS150)。そして、表示処理においては、車載機器10Aから所定の周期でインジケータ駆動信号Saが受信されているため(ステップS200でYes)、表示要求に応じて表示器23に車載機器10Aの情報を表示する(ステップS210でYes、ステップS220)。
また、チェック時間内にはインジケータ駆動信号Sbも受信しており(ステップS130でYes)、これによって車載機器10Bが有ると判定する(ステップS150)。表示処理においては、通信エラー等の事情によってインジケータ駆動信号Sbが受信されず、このインジケータ駆動信号Sbの未受信時間が途絶判定時間を経過したため(ステップS200でNo、ステップS230でYes)、車載機器10Bが異常である旨を表示器23に表示する(ステップS240)。この後、インジケータ駆動信号Sbが受信された場合には(ステップS200でYes)、車載機器10Bの異常表示を停止し、表示要求に応じて車載機器10Bの情報を表示器23に表示する(ステップS210でYes、ステップS220)。
「有無判定処理でインジケータ駆動信号が受信されなかった場合」
イグニッションスイッチがONされた直後にスタータモータ等の電気負荷が始動した場合、電源電圧が低下し、当該計器装置の起動が車載機器10Cの起動よりも遅れることがある。この場合、図5に示すように、計器装置が起動する前に車載機器10Cがインジケータ駆動信号Scを送信し終えているため、計器装置はチェック時間内にインジケータ駆動信号Scを受信することができない。このような場合、有無判定処理では、車載機器10Cの前回の有無データDCが有りを示しているときには(ステップS140でYes)、車載機器10Cが有ると判定する。
そして、表示処理においては、車載機器10Cからのインジケータ駆動信号Scが所定の周期で受信され(ステップS200でYes)、表示要求に応じて表示器23に車載機器10Cの情報を表示する(ステップS210でYes、ステップS220)。
また、車載機器10Dについても、前回の有無データDDが有りを示しているときには(ステップS140でYes)、車載機器10Dが有ると判定する。表示処理においては、インジケータ駆動信号Sdが受信されず(ステップS200でNo)、信号未受信時間が途絶判定時間を経過した場合には(ステップS230でYes)、表示器23に車載機器10Dが異常である旨を表示する(ステップS240)。この後、インジケータ駆動信号Sdが受信された場合には(ステップS200でYes)、車載機器10Dの異常表示を停止し、表示要求に応じて車載機器10Dの情報を表示器23に表示する(ステップS210でYes、ステップS220)。
本実施形態では、制御回路25が、定期送信されるインジケータ駆動信号Sa〜Sdに基づいて車載機器群10における各車載機器10A〜10Dの有無判定を行い、この有無判定で有りと判定した車載機器10A〜10Dについて、インジケータ駆動信号Sa〜Sdの受信が途絶したことを条件として車載機器10A〜10Dの異常判定を行う構成とした。従って、グレードやオプション設定等により車載機器の組み合わせが異なる場合であっても、各組み合わせにそれぞれ対応させつつ、車載機器10A〜10Dに異常があった場合には、これを報知することができる。
また、イグニッションスイッチがONされたときに(起動時に)、有無判定を行なうようにしているため、車載機器群10内の各車載機器の組み合わせが途中で変更されても、確実にこれに対応することができる。
また、本実施形態では、チェック時間内にインジケータ駆動信号Sa〜Sdを受信しなかったとしても、記憶装置24に記憶された前回の有無データDA〜DDが有りを示していれば当該車載機器10A〜10Dは有ると判定するので、計器装置の起動が車載機器10A〜10Dの起動よりも遅れた場合でも、インジケータ駆動信号Sa〜Sdの取りこぼしによる誤判定を防止することができる。
また、記憶装置24をEEPROMにより構成しているため、車載バッテリー等の電源の取り外しによる当該記憶装置24への電源供給が途絶えたとしても、有無データDA〜DDを確実に保持することができる。
<第2の実施形態>
本発明に係る第2の実施形態について図6又は図7を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、相違点について説明する。本実施形態では、図6に示すように、制御回路25がバス100を介して外部のサービスツール200(外部装置)と通信接続されている。このサービスツール200からはリセット要求信号Srが制御回路25に対して送信されるようになっている。以下、制御回路25が実行する「リセット処理」について図7により説明する。
「リセット処理」
制御回路25は、作業者等が外部のサービスツール200を操作することにより送信されたリセット要求信号Srを受信すると(ステップS300でYes)、記憶装置24に対してリセット信号を送信して、記憶装置24に記憶されている有無データDA〜DDをリセットする(ステップS310)。
これは、現在取り付けられている車両用計器装置20の不具合等により当該装置20を他の車両用計器装置20(新装置20という)に取り替える場合、あるいは、いずれかの車載機器10A〜10Dを取り外す場合、新装置20は、車両に搭載されている車載機器10A〜10Dの有無判定及び有無データDA〜DDの記憶を新たに行う必要がある。その際には、正常に有無データDA〜DDを記憶するために、記憶装置24に記憶されている有無データDA〜DDを一旦リセットすることが望ましい。本実施形態は、このような場合に適宜利用することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
上記実施形態では、「有無判定処理」は、イグニッションスイッチがONされたときに行なうようにしたが、例えば、車両組み立て時や、搭載する車載機器を変更した場合等、特定の状況であるときに行なうようにしても良い。
また、上記実施形態では、記憶装置24をEEPROMで構成した例を示したが、他種類のもので構成しても良い。
また、上記実施形態では、記憶装置24に有無判定の結果に基づく有無データDA〜DDを記憶するようにしていたが、これを省略するようにしても良い。
また、上記実施形態では、制御回路25は、サービスツール200からリセット要求信号Srを受信したことにより記憶装置24の有無データDA〜DDをリセットするようにしていたが、例えば、車両用計器装置に備えられている表示切換用のスイッチの操作とともに、イグニッションスイッチをONしたことを条件として記憶装置24の有無データDA〜DDをリセットするようにしても良い。
また、上記実施形態では、車両用計器装置20に本発明の車載機器監視装置を用いた例を示したが、例えば、ナビゲーション装置に適用しても良い。あるいは、この車載機器監視装置を単体で車両に搭載するようにしても良い。
第1の実施形態の車両用計器装置の全体構成を示したブロック図である。 有無判定処理の内容を示したフローチャートである。 表示処理の内容を示したフローチャートである。 表示処理におけるインジケータ駆動信号と表示内容の対応を示したタイムチャートである。 有無判定処理におけるインジケータ駆動信号の送信タイミングと計器装置の動作状態とを示したタイムチャートである。 第2の実施形態の車両用計器装置の全体構成を示したブロック図である。 リセット処理の内容を示したフローチャートである。
符号の説明
10A、10B,10C,10D…車載機器
11A,11B,11C,11D…ECU
21…多重通信I/F回路
22…駆動回路
23…表示器(報知手段)
24…記憶装置(記憶手段)
25…制御回路(有無判定手段、異常判定手段、リセット手段)
100…バス
200…サービスツール
Sa,Sb,Sc,Sd…インジケータ駆動信号
Sr…リセット要求信号

Claims (6)

  1. 車載機器から定期送信されるインジケータ駆動信号に基づいて当該車載機器の状態を監視する車載機器監視装置であって、
    前記インジケータ駆動信号により、前記車載機器の有無判定を行う有無判定手段と、
    前記有無判定で有りと判定された前記車載機器について、前記インジケータ駆動信号の受信が途絶したことを条件として前記車載機器の異常判定を行う異常判定手段と、
    前記異常判定された前記車載機器を報知する報知手段とを備えることを特徴とする車載機器監視装置。
  2. 前記有無判定手段は、起動時に前記有無判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の車載機器監視装置。
  3. 前記有無判定手段の有無判定に基づいて前記車載機器の有無を示す有無データを記憶する記憶手段を備え、
    前記有無判定手段は、前記記憶手段に記憶された前回の前記有無判定に基づく有無データが有りを示している場合には、前記車載機器を有りと判定することを特徴とする請求項2に記載の車載機器監視装置。
  4. 前記記憶手段は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)により構成されていることを特徴とする請求項3に記載の車載機器監視装置。
  5. 外部装置からリセット要求信号を受信したことを条件として、前記記憶手段に記憶されている有無データをリセットするリセット手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の車載機器監視装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の車載機器監視装置を備え、前記車載機器の情報を表示することを特徴とする車両用計器装置。
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