JP2006244129A - フラッシュeeprom書換え方法および電子制御装置 - Google Patents

フラッシュeeprom書換え方法および電子制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】制御プログラムをフラッシュEEPROMに格納する電子制御装置において、制御プログラムを書き換えた際のマイクロコンピュータの制御不能を解消する。
【解決手段】制御プログラムにより、制御プログラム書換え要求を受信したかどうかを判定する(S103)。制御プログラム書換え要求を受信していれば、書換え対象の制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを含むマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域αに記憶し(S104)、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにジャンプする(S105)。フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御が移ってくると、状態情報保持領域αに記憶された状態情報を読み出して、状態情報が示す内部状態および端子状態となるようにマイクロコンピュータを制御する(S201)。
【選択図】図2

Description

本発明はフラッシュEEPROM書換え方法および電子制御装置に関し、詳しくは、フラッシュEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory)に記憶した制御プログラムをオンボード(すなわち、車両等に電子制御装置を搭載したままの状態)にて書き換えることが可能であるフラッシュEEPROM書換え方法およびその方法を適用した電子制御装置に関する。
従来から、例えば自動車のエンジンやトランスミッション等の制御対象機器を制御する電子制御装置として、電気的に記憶内容の書換えが可能なフラッシュEEPROM等に制御プログラム(詳しくは、制御プログラムを構成する命令コードやそのプログラムで参照される固定の制御データ)を格納しておき、フラッシュEEPROMに格納された制御プログラムを、市場への供給後でもオンボードにて書換え可能に構成したものがある(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
この種のプログラム書換え機能を有する電子制御装置は、通常制御モード時には、フラッシュEEPROMに格納された制御プログラムに従ってエンジン等の制御対象機器を制御するが、別途接続される外部装置としてのフラッシュEEPROM書換え装置から書換え要求信号を受けると、通常制御モードからフラッシュEEPROM書換えモードに移行させて、フラッシュEEPROM内の制御プログラムをフラッシュEEPROM書換え装置から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う。そして、このような電子制御装置によれば、何等かの原因で動作内容(制御内容)を変更しなければならない場合に、制御プログラムを簡単に変更して対応することができる。
従来の電子制御装置では、図5に示すように、通常制御モードでの動作中に(ステップS301)、フラッシュEEPROM書換え装置が制御プログラム書換え要求を電子制御装置に送信してくると(ステップS302)、自電子制御装置に対する制御プログラム書換え要求を受信したのであれば(ステップS303)、制御プログラムからフラッシュEEPROM書換え専用プログラムにジャンプしていた(ステップS304)。制御プログラムからフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御が移ってくると、リセットを掛けた場合の初期状態でマイクロコンピュータを制御し(ステップS401)、しかる後にフラッシュEEPROMの書換え処理を実行していた(ステップS402)。
特開平11−175331号公報 特開2001−265601号公報
上述した従来の電子制御装置では、マイクロコンピュータに内蔵されるフラッシュEEPROMを書き換える場合、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムが動作するため、マイクロコンピュータがリセットを掛けた場合の初期状態に制御され、マイクロコンピュータの端子をユーザが操作できなくなるという課題があった。詳しくは、電子制御装置は、マイクロコンピュータの内部状態および端子に繋がった電子回路をプログラムで制御したいが、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムが動作すると制御不能になっていた。例えば、端子(ポート)にLow出力を固定したいが、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムが動作すると、Low出力を継続する操作ができなくなってしまっていた。このため、マイクロコンピュータの端子に繋がった制御対象機器をユーザが操作できなくなるという課題が生じていた。
本発明の第1の目的は、上述の点に鑑み、制御プログラムからフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御が切り替わるときに、マイクロコンピュータの内部状態および端子状態をフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに伝え、マイクロコンピュータを制御させるようにしたフラッシュEEPROM書換え方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、制御プログラムからフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御が切り替わるときに、ユーザが期待しているマイクロコンピュータの内部状態および端子状態をフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに伝え、マイクロコンピュータを制御させるようにしたフラッシュEEPROM書換え方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、制御プログラムからフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御が切り替わる場合に、マイクロコンピュータの内部状態および端子状態をフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに伝え、マイクロコンピュータを制御させるようにした電子制御装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、制御プログラムからフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御が切り替わる場合に、電子制御装置が期待しているマイクロコンピュータの内部状態および端子状態をフラッシュEEPROM書換え専用プログラムに伝え、マイクロコンピュータを制御させるようにした電子制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載のフラッシュEEPROM書換え方法は、制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換えるマイクロコンピュータのフラッシュEEPROM書換え方法において、制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、マイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域に記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程とを含むことを特徴とする。請求項1記載のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直前の内部状態および端子状態と同等とすることができるので、マイクロコンピュータに接続されている電子回路の動作の連続性を保つことができる。これにより、マイクロコンピュータの端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった電子回路をプログラム制御することが可能となる。また、動作の不連続により書換え操作者がマイクロコンピュータの障害ではないかとの疑念を持つことを未然に防止することができる。
請求項2のフラッシュEEPROM書換え方法は、制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換えるマイクロコンピュータのフラッシュEEPROM書換え方法において、前記フラッシュEEPROM内の状態情報保持領域にマイクロコンピュータの所望の内部状態および端子状態が状態情報としてあらかじめ格納されており、制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程とを含むことを特徴とする。請求項2記載のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、所望の内部状態および端子状態とすることができる。これにより、マイクロコンピュータの端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった電子回路をプログラム制御することが可能となる。
請求項3のフラッシュEEPROM書換え方法は、制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置のフラッシュEEPROM書換え方法において、制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、前記電子制御装置のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域に記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程とを含むことを特徴とする。請求項3のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直前の内部状態および端子状態と同等とすることができるので、電子制御装置に接続されている制御対象機器の動作の連続性を保つことができる。これにより、マイクロコンピュータの端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった制御対象機器を制御することが可能となる。また、動作の不連続により書換え操作者が電子制御装置およびその電子制御装置を搭載する車両等の障害ではないかとの疑念を持つことを未然に防止することができる。
請求項4のフラッシュEEPROM書換え方法は、制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置のフラッシュEEPROM書換え方法において、前記フラッシュEEPROM内の状態情報保持領域に前記電子制御装置のマイクロコンピュータの所望の内部状態および端子状態が状態情報としてあらかじめ格納されており、制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程とを含むことを特徴とする。請求項4記載のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、所望の内部状態および端子状態とすることができる。これにより、マイクロコンピュータの端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった制御対象機器を制御することが可能となる。
請求項5のフラッシュEEPROM書換え方法は、請求項1または請求項3に記載のフラッシュEEPROM書換え方法において、前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つ制御レジスタとしたことを特徴とする。請求項5のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、マイクロコンピュータが持つ資産である制御レジスタを有効的に利用することによって、マイクロコンピュータの連続性を伴う動作を安価に実現することができる。また、制御レジスタを使うことで、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに移行したときに、前記状態情報保持領域を読み出すことが不要となる。
請求項6のフラッシュEEPROM書換え方法は、請求項1または請求項3に記載のフラッシュEEPROM書換え方法において、前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つRAMにとることを特徴とする。請求項6のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、マイクロコンピュータが持つ資産であるRAMを有効的に利用することによって、マイクロコンピュータの連続性を伴う動作を安価に実現することができる。
請求項7の電子制御装置は、制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置において、制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、前記電子制御装置のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域に記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する電子制御装置制御手段と、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行するフラッシュEEPROM書換え手段とを備えることを特徴とする。請求項7の電子制御装置によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直前の内部状態および端子状態と同等とすることができるので、電子制御装置に接続されている制御対象機器の動作の連続性を保つことができる。これにより、マイクロコンピュータの端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった制御対象機器を制御することが可能となる。また、動作の不連続により書換え操作者が電子制御装置およびその電子制御装置を搭載する車両等の障害ではないかとの疑念を持つことを未然に防止することができる。
請求項8の電子制御装置は、制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置において、前記フラッシュEEPROM内の状態情報保持領域に前記電子制御装置のマイクロコンピュータの所望の内部状態および端子状態が状態情報としてあらかじめ格納されており、制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する電子制御装置制御手段と、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行するフラッシュEEPROM書換え手段とを備えることを特徴とする。請求項8の電子制御装置によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、所望の内部状態および端子状態とすることができる。これにより、マイクロコンピュータの端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった制御対象機器を制御することが可能となる。
請求項9の電子制御装置は、請求項7記載の電子制御装置において、前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つ制御レジスタとしたことを特徴とする。請求項9の電子制御装置によれば、マイクロコンピュータが持つ資産である制御レジスタを有効的に利用することによって、マイクロコンピュータの連続性を伴う動作を安価に実現することができる。また、制御レジスタを使うことで、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに移行したときに、前記状態情報保持領域を読み出すことが不要となる。
請求項10の電子制御装置は、請求項7記載の電子制御装置において、前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つRAMにとることを特徴とする。請求項6のフラッシュEEPROM書換え方法によれば、マイクロコンピュータが持つ資産であるRAMを有効的に利用することによって、マイクロコンピュータの連続性を伴う動作を安価に実現することができる。
マイクロコンピュータ内蔵の制御レジスタ,RAM,またはフラッシュEEPROMに期待する動きを示す状態情報を記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに認識させることで、マイクロコンピュータの内部状態および端子状態を制御可能とした。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置が配設された電子制御システムの構成を示すブロック図である。この電子制御システムは、複数種類の車載用の電子制御装置1A,1B,…,1Nを備えている。例えば、エンジンの燃料噴射等を制御するためのエンジン制御用電子制御装置,車両のドアの開閉,ロック等を制御するボデー制御用電子制御装置,車両のブレーキ操作時における車輪のロックを防止するためのブレーキ制御用電子制御装置,車両の加速途中での車輪の空転を防止するためのトラクション制御用電子制御装置,車両を定速走行させるための定速走行制御用電子制御装置等である。
電子制御装置1A,1B,…,1Nは、互いに通信回線5を介して接続されている。通信回線5としては、いわゆる車載LAN(Local Area Network)があり、具体的には、CAN(Car Area Network),Safe−by Wire,FlexRay等が考えられる。また、通信回線5には、コネクタ4が設けられており、コネクタ4には、フラッシュEEPROM書換え装置10が着脱自在に接続されるようになっている。
電子制御装置1Aは、自電子制御装置1Aの制御対象機器(エンジン等)を制御するための処理を行うマイクロコンピュータ2と、外部装置としてのフラッシュEEPROM書換え装置10との間でデータ通信を行う通信制御装置3とを含んで構成されている。なお、他の電子制御装置1B,…,1Nも、電子制御装置1Aと同様に構成されていることはいうまでもない。
マイクロコンピュータ2は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)21と、CPU21によって実行されるプログラムを記憶するマスクROM(Read Only Memory)22およびフラッシュEEPROM23と、CPU21による演算結果等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)24と、入力処理回路(図示せず),出力回路(図示せず),および通信制御装置3との間で信号やデータをやり取りするI/O(Input/Output)25と、各種レジスタ(図示せず)等を備えている。
フラッシュEEPROM23は、ブロック単位に電気的に記憶内容の一括消去および順次書込みが可能なEEPROMである。フラッシュEEPROM23には、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231と、制御対象機器を制御するための制御プログラム232とがあらかじめ書き込まれている。ただし、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231は、マスクROM22に搭載されている場合,フラッシュEEPROM23に搭載されている場合,またはマスクROM22およびフラッシュEEPROM23に搭載されている場合があり、図1は、フラッシュEEPROM23に搭載されている場合の例である。
電子制御装置1Aには、フラッシュEEPROM23に書き込まれている制御プログラム232を新たな内容に書き換える際に、通信回線5を介してフラッシュEEPROM書換え装置10が接続される。図1に示すように、電子制御装置1AとフラッシュEEPROM書換え装置10との接続は、両者のコネクタ4を介して互いの通信回線5が信号的に接続されることにより行われる。すなわち、コネクタ4同士が接続されると、電子制御装置1Aのマイクロコンピュータ2は、通信回線5および通信制御装置3を介して、フラッシュEEPROM書換え装置10とシリアルデータ通信可能になる。
フラッシュEEPROM書換え装置10は、図示しないマイクロコンピュータや制御プログラム格納媒体等を内蔵する外部装置であって、操作メニューやエラーメッセージなどを表示するディスプレイや電子制御装置1A等のフラッシュEEPROM23のデータ書換えをなどを指令するための操作スイッチ(キーボード)等を備えるものである。フラッシュEEPROM書換え装置10と電子制御装置1A(マイクロコンピュータ2)とが通信を行なって、マイクロコンピュータ2に内蔵されたフラッシュEEPROM23の制御プログラム232を書き換える。
図2は、CPU21によるフラッシュEEPROM23内の制御プログラム232の書換え処理を示すフローチャートである。
次に、このように構成された実施例1に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置の動作について、図1および図2を参照しながら説明する。
車両のイグニッションスイッチがオンされるなどして、電子制御装置1Aにおいて、電源回路(図示せず)からマイクロコンピュータ2へのリセット信号が解除されると、CPU21が、まず、フラッシュROM23内の制御プログラム232の実行を開始する。
次に、CPU21は、制御プログラム232により、初期化処理を行った後、通常制御モードで制御対象機器を制御するための制御処理を行う。これにより、フラッシュEEPROM書換え装置10から電子制御装置1AへのフラッシュEEPROM23内の制御プログラム232の書換えを指示する制御プログラム書換え要求が送信されてこない限り、CPU21は、制御プログラム232により、通常制御モードで制御対象機器の制御処理を継続する。
電子制御装置1Aが通常制御モードでの動作中に(ステップS101)、フラッシュEEPROM書換え装置10は、制御プログラム書換え要求を通信回線5を介して送信することにより、フラッシュEEPROM書換えモードに移行することを電子制御装置1Aに要求する(ステップS102)。
電子制御装置1Aでは、CPU21が、制御プログラム232により、自電子制御装置1Aに対する制御プログラム書換え要求を受信したかどうかを判定する(ステップS103)。自電子制御装置1Aに対する制御プログラム書換え要求を受信していなければ、CPU21は、制御プログラム232により、ステップS101に制御を戻す。
自電子制御装置1Aに対する制御プログラム書換え要求を受信していれば、CPU21は、制御プログラム232により、マイクロコンピュータ2の内部状態および端子状態を採取し、状態情報として状態情報保持領域α(図示せず)に記憶する(ステップS104)。ここで、状態情報保持領域αは、CPU21の制御レジスタ(図示せず)またはRAM24の所定領域である。ただし、状態情報保持領域αは、フラッシュEEPROM23の一部領域である場合も可能である。この場合には、フラッシュEEPROM23への制御プログラム232の書き込み時に、マイクロコンピュータ2の所望の内部状態および端子状態を示す状態情報を状態情報保持領域αにあらかじめ書き込んでおく必要がある。
次に、CPU21は、制御プログラム232からフラッシュEEPROM書換え専用プログラム231にジャンプすることにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231に制御を渡す(ステップS105)。すなわち、通常制御モードからフラッシュEEPROM書換えモードに移行する。
フラッシュEEPROM書換えモードに移行すると、CPU21は、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231により、状態情報保持領域αから状態情報を読み出し、読み出した状態情報が示す内部状態および端子状態に電子制御装置1Aを制御する(ステップS201)。このように状態情報が示す内部状態および端子状態に電子制御装置1Aを制御するのは、制御プログラム232からフラッシュEEPROM書換え専用プログラム231に制御が移ったときに、マイクロコンピュータ2がリセット状態に初期化されるのではなく、制御プログラム232が動作していたときの状態、すなわちフラッシュEEPROM書換え専用プログラム231の起動直前の状態になるようにするためである。これにより、マイクロコンピュータ2が制御対象機器の動作の連続性を保つことができ、動作の不連続により書換え操作者が電子制御装置1Aまたはこれを搭載する車両等の障害ではないかとの疑念を持つことを未然に防止することができる。なお、状態情報保持領域αがフラッシュEEPROM23に設けられる場合には、マイクロコンピュータ2がリセット状態に初期化されるのではなく、状態情報保持領域αにあらかじめ書き込まれている状態情報が示す所望の内部状態および端子状態に制御される。
この後、CPU21は、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231により、フラッシュEEPROM23内の制御プログラム232の書換え処理を行う(ステップS202)。詳しくは、フラッシュEEPROM書換え装置10が自身の制御プログラム格納媒体に書き込まれている制御プログラムを順次送信してくるので、CPU21は、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231により、受信した制御プログラムを用いてフラッシュEEPROM23の制御プログラムを書き換える。
そして、フラッシュEEPROM23の制御プログラムの書換えが終了すると、CPU21は、フラッシュEEPROM書換え専用プログラム231から制御プログラム232にジャンプして、フラッシュEEPROM書換えモードから通常制御モードに復帰する。
本実施例1によれば、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直後のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行直前の内部状態および端子状態と同等とすることができるので、電子制御装置1Aに接続されている制御対象機器であるモータ7の動作の連続性を保持したり、所望の動作としたりすることができる。これにより、マイクロコンピュータ2の端子を操作できなくなるという課題が解消され、端子に繋がった制御対象機器であるモータ7を制御可能となる。また、動作の不連続により書換え操作者が電子制御装置1Aおよびその電子制御装置1Aを搭載する車両等の障害ではないかとの疑念を持つことを未然に防止することができる。
図3は、図1中に示したモータ7の代わりに、ランプ8を使用した実施例2である。ランプ8は、ドライバ6を介してマイクロコンピュータ2の端子に接続されているとともに、12V電源に接続されている。
このように構成された実施例2でも、電子制御装置1Aの制御対象機器がランプ8となるだけで、図1に示した実施例1に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置1Aと全く同様な動作となることはいうまでもない。
例えば、電子制御装置1Aに接続されている制御対象機器であるランプ8の動作の連続性を保持したい場合には、状態情報保持領域αとして制御レジスタまたはRAM24を使用することにより、ランプ8は、通常制御モードで点灯していた場合にはフラッシュEEPROM書換えモードでも点灯を続け、通常制御モードで消灯していた場合にはフラッシュEEPROM書換えモードでも消灯を続けることになる。このため、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行に伴い、点灯していたランプ8が消灯したり、あるいは消灯していたランプ8が点灯したりして、書換え操作者に障害ではないかとの疑念を抱かせることがない。
また、電子制御装置1Aに接続されている制御対象機器であるランプ8の動作を所望の動作としたい場合には、状態情報保持領域αとしてフラッシュEEPROM23を使用することにより、ランプ8は、点灯または消灯の所望の状態をとる。
図4は、図1中に示したモータ7の代わりに、リレー9を使用した実施例3である。リレー9は、ドライバ6を介してマイクロコンピュータ2の端子に接続されているとともに、12V電源に接続されている。
このように構成された実施例3でも、電子制御装置1Aの制御対象機器がリレー9となるだけで、図1に示した実施例1に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置1Aと全く同様な動作となることはいうまでもない。
例えば、電子制御装置1Aに接続されている制御対象機器であるリレー9の動作の連続性を保持したい場合には、状態情報保持領域αとして制御レジスタまたはRAM24を使用することにより、リレー9は、通常制御モードでオンしていた場合にはフラッシュEEPROM書換えモードでもオンを続け、通常制御モードでオフしていた場合にはフラッシュEEPROM書換えモードでもオフを続けることになる。このため、フラッシュEEPROM書換えモードへの移行に伴い、オンしていたリレー9がオフしたり、あるいはオフしていたリレー9がオンしたりして、書換え操作者に障害ではないかとの疑念を抱かせることがない。
また、電子制御装置1Aに接続されている制御対象機器であるリレー9の動作を所望の動作としたい場合には、状態情報保持領域αとしてフラッシュEEPROM23を使用することにより、リレー9は、オンまたはオフの所望の状態をとる。
以上、本発明の各実施例を説明したが、これらはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例1では、車両等に搭載される電子制御装置を例にとって説明したが、本発明のフラッシュEEPROM書換え方法は、フラッシュEEPROMを含む一般的な電子回路にも同様に適用可能である。
本発明の実施例1に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置の構成を示すブロック図。 本実施例1に係るフラッシュEEPROM書換え方法の処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施例2に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例3に係るフラッシュEEPROM書換え方法が適用された電子制御装置の構成を示すブロック図。 従来の電子制御装置におけるフラッシュEEPROM書換え方法の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1A,1B,…,1N 電子制御装置
2 マイクロコンピュータ
3 通信制御装置
4 コネクタ
5 通信回線
7 モータ
8 ランプ
9 リレー
10 フラッシュEEPROM書換え装置
21 CPU
22 マスクROM
23 フラッシュEEPROM
24 RAM
25 I/O
231 フラッシュEEPROM書換え専用プログラム
232 制御プログラム

Claims (10)

  1. 制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換えるマイクロコンピュータのフラッシュEEPROM書換え方法において、
    制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、マイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域に記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、
    フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程と
    を含むことを特徴とするフラッシュEEPROM書換え方法。
  2. 制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換えるマイクロコンピュータのフラッシュEEPROM書換え方法において、
    前記フラッシュEEPROM内の状態情報保持領域にマイクロコンピュータの所望の内部状態および端子状態が状態情報としてあらかじめ格納されており、
    制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、
    フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程と
    を含むことを特徴とするフラッシュEEPROM書換え方法。
  3. 制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置のフラッシュEEPROM書換え方法において、
    制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、前記電子制御装置のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域に記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、
    フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程と
    を含むことを特徴とするフラッシュEEPROM書換え方法。
  4. 制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置のフラッシュEEPROM書換え方法において、
    前記フラッシュEEPROM内の状態情報保持領域に前記電子制御装置のマイクロコンピュータの所望の内部状態および端子状態が状態情報としてあらかじめ格納されており、
    制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する工程と、
    フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行する工程と
    を含むことを特徴とするフラッシュEEPROM書換え方法。
  5. 前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つ制御レジスタとしたことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のフラッシュEEPROM書換え方法。
  6. 前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つRAMにとることを特徴とする請求項1または請求項3に記載のフラッシュEEPROM書換え方法。
  7. 制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置において、
    制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、前記電子制御装置のマイクロコンピュータの内部状態および端子状態を状態情報として状態情報保持領域に記憶し、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する電子制御装置制御手段と、
    フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行するフラッシュEEPROM書換え手段と
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
  8. 制御プログラムを格納するフラッシュEEPROMを備え、前記フラッシュEEPROM内の制御プログラムを外部から送信されてくる新たな制御プログラムに書き換える書換え処理を行う電子制御装置において、
    前記フラッシュEEPROM内の状態情報保持領域に前記電子制御装置のマイクロコンピュータの所望の内部状態および端子状態が状態情報としてあらかじめ格納されており、
    制御プログラム書換え要求を受信したときに、制御プログラムにより、フラッシュEEPROM書換え専用プログラムに制御を移行する電子制御装置制御手段と、
    フラッシュEEPROM書換え専用プログラムにより、前記状態情報保持領域に記憶された状態情報を読み出して当該状態情報が示す内部状態および端子状態となるように前記マイクロコンピュータを制御し、制御プログラムの書換え処理を実行するフラッシュEEPROM書換え手段と
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
  9. 前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つ制御レジスタとしたことを特徴とする請求項7記載の電子制御装置。
  10. 前記状態情報保持領域を、前記マイクロコンピュータが持つRAMにとることを特徴とする請求項7記載の電子制御装置。
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