JP2007330142A - 保護フィルム貼付機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 畝の高さや形状が不規則に変形している場合でも保護フィルムを安定的な品質で貼り付けることができる。
【解決手段】 本発明の保護フィルム貼付機1は、畝UのマルチフィルムS上に生長する苗Nを覆う保護フィルムTを該マルチフィルムSに貼り付けるものであり、左右両側辺に接着面Taを備えた保護フィルムTを畝Uに対して繰り出す繰出部3と、苗Nを覆うように該保護フィルムTをマルチフィルムS上に貼り付ける貼付部4とが機体6に装備されている。機体6は、左右一対の走行車輪7により畝長さ方向へ走行自在に支持されたベース部8と、該ベース部8に取り付けられた昇降機構を介して、該ベース部8に対して略平行運動をしながら昇降するように支持された昇降部10とを備え、該昇降部10に繰出部3及び貼付部4が装備されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の保護フィルム貼付機1は、畝UのマルチフィルムS上に生長する苗Nを覆う保護フィルムTを該マルチフィルムSに貼り付けるものであり、左右両側辺に接着面Taを備えた保護フィルムTを畝Uに対して繰り出す繰出部3と、苗Nを覆うように該保護フィルムTをマルチフィルムS上に貼り付ける貼付部4とが機体6に装備されている。機体6は、左右一対の走行車輪7により畝長さ方向へ走行自在に支持されたベース部8と、該ベース部8に取り付けられた昇降機構を介して、該ベース部8に対して略平行運動をしながら昇降するように支持された昇降部10とを備え、該昇降部10に繰出部3及び貼付部4が装備されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マルチ栽培される苗を保護するための保護フィルムをマルチフィルム上に貼り付けるための保護フィルム貼付機に関するものである。
従来の保護フィルム貼付機として、特許文献1記載のマルチ栽培苗の保護フィルム貼付け機を例示する。この保護フィルム貼付け機は、図6及び図7に示すように、両側辺に接着面82aを備えた苗保護フィルム82を原反ロール83から繰り出して、畝のマルチフィルム上に貼付けてゆくものである。そして、原反ロール83を横架支持するロール支持台84と、マルチフィルムが被覆された畝上を転動する4つのフィルム押付けローラ87と、原反ロール83から繰り出された全幅伸展状態の保護フィルム82をV字状に案内する一対の傾斜ガイド88と、保護フィルム82の中央に作用して保護フィルム82を下方に垂ませる押下げガイド89と、折り曲げによって幅が縮少された保護フィルム82を偏平状に折り重ねてフィルム押付けローラ87の下方に案内する折り重ねガイド92とを走行機枠93に装備してある。
そして、保護フィルム82は皺のない全幅伸展状態で原反ロールから繰り出され、左右一対の傾斜ガイド88と押し下げガイド89とによってV字形に幅寄せされた後、横長の折り重ねガイド92に導かれて扁平状に折り重ねられ、所定の幅に狭められた状態で左右のフィルム押付けローラ87の下方に案内されてマルチフィルム上に貼付けられてゆくようになっている。
ところで、畝を成形してから苗を移植するまでに期間があくと、その間に畝が風雨で崩れて変形し、高さや形状が不規則に変化した状態となることがある。従来の保護フィルム貼付け機は、走行機枠93に4つのフィルム押し付けローラ87が直接的に支持されているため、畝が変形している場合に、その変形形状にフィルム押し付けローラ87が追従できず、保護フィルム82をうまく押さえることができなかったり、押さえ具合にバラツキがでたりすることがあるという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の保護フィルム貼付機は、
畝のマルチフィルム上に生長する苗を覆う保護フィルムを該マルチフィルムに貼り付ける保護フィルム貼付機であって、
左右両側辺に接着面を備えた保護フィルムを畝に対して繰り出す繰出部と、前記苗を覆うように該保護フィルムを前記マルチフィルム上に貼り付ける貼付部とが機体に装備されており、
前記機体は、走行手段により畝長さ方向へ走行自在に支持されたベース部と、該ベース部に取り付けられた昇降機構を介して、該ベース部に対して略平行運動をしながら昇降するように支持された昇降部とを備え、該昇降部に前記繰出部及び前記貼付部が装備されている。
畝のマルチフィルム上に生長する苗を覆う保護フィルムを該マルチフィルムに貼り付ける保護フィルム貼付機であって、
左右両側辺に接着面を備えた保護フィルムを畝に対して繰り出す繰出部と、前記苗を覆うように該保護フィルムを前記マルチフィルム上に貼り付ける貼付部とが機体に装備されており、
前記機体は、走行手段により畝長さ方向へ走行自在に支持されたベース部と、該ベース部に取り付けられた昇降機構を介して、該ベース部に対して略平行運動をしながら昇降するように支持された昇降部とを備え、該昇降部に前記繰出部及び前記貼付部が装備されている。
前記保護フィルムとしては、特に限定されないが、樹脂製又は紙製のフィルム又はシートを例示する。
この構成によれば、前記ベース部に対して昇降自在に支持された前記昇降部に、前記繰出部及び前記貼付部が装備されているので、前記ベース部に対して前記繰出部及び前記貼付部が一体的に昇降する。しかも、前記昇降部は、前記ベース部に対して略平行運動をするように構成されているので、該昇降部に装備された前記繰出部及び前記貼付部を、それらの姿勢を一定に維持したまま昇降させることができる。このため、前記走行手段による走行場所に対する畝の高さが変動している場合でも、該畝の高さにかかわらず、畝に対する前記繰出部及び前記貼付部の姿勢を一定に維持することができ、該各部の性能を十分に発揮させることができる。
前記昇降機構としては、特に限定されないが、次の態様を例示する。
(1)前記ベース部に対して前記昇降部を昇降自在に支持する平行リンク機構である態様。この態様では、該昇降部の昇降位置に関わらず、該昇降部と、該昇降部に装備された前記繰出部及び前記貼付部との姿勢を一定に保つことができる。
(2)一端側が前記ベース部に軸支されることにより上下回動自在に支持され、他端側が前記昇降部に取り付けられた回動アームである態様。この態様では、前記昇降の範囲に対して前記回動アームの長さを十分に確保すれば、該昇降の範囲内において前記略平行運動をさせることができる。
(3)前記ベース部に対して前記昇降部を昇降自在に支持する昇降スライド機構である態様。
(1)前記ベース部に対して前記昇降部を昇降自在に支持する平行リンク機構である態様。この態様では、該昇降部の昇降位置に関わらず、該昇降部と、該昇降部に装備された前記繰出部及び前記貼付部との姿勢を一定に保つことができる。
(2)一端側が前記ベース部に軸支されることにより上下回動自在に支持され、他端側が前記昇降部に取り付けられた回動アームである態様。この態様では、前記昇降の範囲に対して前記回動アームの長さを十分に確保すれば、該昇降の範囲内において前記略平行運動をさせることができる。
(3)前記ベース部に対して前記昇降部を昇降自在に支持する昇降スライド機構である態様。
前記ベース部及び前記昇降機構の連結部、又は、前記昇降機構及び前記昇降部の連結部は、前記機体の略前後方向へ延びるローリング軸を中心にローリング可能に構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記走行手段による走行場所に対して畝が側方に傾いている場合でも、前記昇降部が前記ローリング軸を中心にローリングし、畝に対する前記繰出部及び前記貼付部の姿勢を一定に維持することができ、該各部の性能を十分に発揮させることができる。
前記貼付部の前方において、前記保護フィルムで覆われる畝幅方向の所定位置に前記苗を寄せる位置寄せ部を備えた態様を例示する。
前記位置寄せ部は、前記昇降部に装備させることが好ましいが、前記ベース部に装備させることもできる。
この構成によれば、前記マルチフィルム上に生長した苗を前記所定位置に寄せることにより、確実に前記保護フィルムで覆われるようにすることができる。
本発明に係る保護フィルム貼付機によれば、畝の高さや形状が不規則に変形している場合でも保護フィルムを安定的な品質で貼り付けることができるという優れた効果を奏する。
図1〜図5は本発明を具体化した一実施形態の保護フィルム貼付機1を示している。この保護フィルム貼付機1は、畝UのマルチフィルムS上に生長する苗Nを覆う保護フィルムTを該マルチフィルムSに貼り付けるものであり、左右両側辺に接着面Taを備えた保護フィルムTを畝Uに対して繰り出す繰出部3と、苗Nを覆うように該保護フィルムTをマルチフィルムS上に貼り付ける貼付部4と、貼付部4の前方において、保護フィルムTで覆われる畝幅方向の所定位置Pに苗Nを寄せる位置寄せ部2と、手押し式ハンドル5とが機体6に装備されている。なお、各図において、矢印Fは機体前側を指し示している。
機体6は、走行手段により畝長さ方向へ走行自在に支持されたベース部8と、該ベース部8に取り付けられた昇降機構としての平行リンク機構9を介して、該ベース部8に対して略平行運動をしながら昇降するように支持された昇降部10とを備えている。本例では、走行手段として、畝両側における畝間をそれぞれ走行する左右一対の走行車輪7を用いている。
ベース部8は、両端部がそれぞれ伸縮可能に構成された横フレーム11と、横フレーム11の両側に上下高さ調節可能に取り付けられた一対の脚フレーム12と、該横フレーム11の中央部に後方へ延設された前後フレーム16とを備えている。各脚フレーム12の上端部には、保護フィルムTが巻かれてなる予備のフィルムロールRが搭載可能になっている。脚フレーム12の下側先端部には走行車輪7が回転自在に軸支されており、横フレーム11の両端部を伸縮させることにより走行車輪7の間隔が調節可能になっている。前後フレーム16には、ロックレバー36がその長さ方向の略中央部で前後に回動自在に軸支されている。ロックレバーの下端側は、バネ36aで前方に付勢されており、ベース部8に対して昇降部10を所定高さまで上昇させると、該下端側の前側に設けられた掛止部が自動的に昇降部10を掛止するようになっている(図5参照)。これにより、昇降部10が所定高さでロックされるようになっている。そして、ロックレバー36の上端側に設けられたハンドルを前方に押すと、前記掛止が解除されるようになっている(図1及び図4参照)。また、一方の脚フレーム12には、上下回動可能にスタンド43が支持されている。
ベース部8及び平行リンク機構9の連結部は、機体6の略前後方向へ延びるローリング軸18を中心にローリング可能に構成されている。平行リンク機構9に支持された昇降部10には、位置寄せ部2、繰出部3及び貼付部4が装備されている。
平行リンク機構9は、ベース部8における前後フレーム16の後端部と、昇降部10との間を連結しており、左右一対の上側リンク9aと、該上側リンク9aに平行な左右一対の下側リンク9bからなっている。左右の上側リンク9aには、それらを手動で昇降させるための取っ手9cが取り付けられている。
位置寄せ部2は、基端側が昇降部10の左右に間隔をおいてそれぞれ上下揺動自在に軸支されて前方に延びる一対の揺動アーム13の先端部において、前後に間隔をおいて略平行に列設された前後一対の第1ブラシ14及び第2ブラシ15を備えている。揺動アーム13は、一定角度範囲内で上下揺動するように構成されている。図2に示すように、左右の第1ブラシ14と左右の第2ブラシ15は、それぞれ機体後方になるほど互いの間隔が徐々に狭くなるように略ハ字状に配設されており、機体6の前方への進行に伴って畝上に広がる苗Nを所定位置Pに寄せるようになっている。また、一対の第1ブラシ14の後端部同士の間隔よりも、その後方にある一対の第2ブラシ15の後端部同士の間隔を狭くすることにより、苗Nを無理なく確実に所定位置Pに寄せるようになっている。各揺動アーム13の先端側は、畝側面側を転動する畝側面ガイドローラ17を介して畝Uにガイドされるように構成されている。
繰出部3は、昇降部10に支持され、フィルムロールRを回転自在に支持するロール支持部21と、該ロール支持部21の下方において昇降部10に支持され、フィルムロールRから繰り出された保護フィルムTを機体後方へガイドするガイドローラ22とを備えている。ロール支持部21は、昇降部10の両端側にそれぞれ前方へ突設された一対のロール支持アーム23と、該両ロール支持アーム23の先端に取り付けられたロール取付ホルダー24とを備えている。
貼付部4は、昇降部10からそれぞれ略左右の下方に延びる一対の貼付部フレーム30を備え、各貼付部フレーム30には圧着ローラ28及び畝側面ガイドローラ37が装備されている。両貼付部フレーム30は、昇降部10に対してそれぞれ独立に上下に揺動自在に支持されるとともに、それぞれ下方に付勢されている(本例では、両貼付部フレーム30が互いに引き合うようにバネ(図示略)で付勢されてなっている。)。各貼付部フレーム30の基端側は、機体6の略前後方向に延びる支軸部31を介して昇降部10に回動自在に支持されている。支軸部31には、保護フィルムTの側辺上を転動することにより、該保護フィルムTの接着面TaをマルチフィルムSに圧着するように圧着ローラ28の支軸28aの一端側が連結されている。さらに、圧着ローラ28の支軸28aの他端側には、畝側面側を転動し、機体6の進行方向が畝Uにガイドされるようにする畝側面ガイドローラ37の支軸37aの一端側が連結されている。本例では、昇降部10に対する支軸部31の上下方向における相対角度が調節可能に構成されている。また、本例では、畝形状に応じて畝側面ガイドローラ37の位置が適宜調節可能となるように、畝側面ガイドローラ37の支軸37aは、圧着ローラ28の支軸28aの軸長さ方向及び軸周方向における取付位置が調節可能になっている。
次に、本保護フィルム貼付機1の動作について説明する。本例では、いもの苗Nを保護フィルムTで覆う場合であり、畝幅方向における所定位置Pとして畝幅方向の略中央部としている。まず、保護フィルム貼付機1の機体6が保護フィルム貼付対象の畝Uを跨ぐとともに畝長さ方向かつ進行方向を向くように配置する。このとき、昇降部10はロックレバー36に掛止されていない状態にしておく。次いで、保護フィルムTの先端部をフィルムロールRから引き出して、畝上面の所定位置Pを覆うように貼り付ける。次いで、ハンドル5を押して、機体6を前方に進行させる。すると、機体6の進行に伴って、位置寄せ部2の左右のブラシ14,15が苗Nを所定位置Pに寄せて行く。これと同時に、繰出部3から保護フィルムTが引き出され、該苗Nを覆うように被せられ、貼付部4の両圧着ローラ28により保護フィルムTの両側辺の接着面TaがマルチフィルムSに圧着されて貼り付けられて行くようになっている。このとき、畝における高さの高い部位では、該高さに応じて昇降部10とともに位置寄せ部2、繰出部3及び貼付部4が一体的に上昇する(図1〜3参照)。また、畝における高さの低い部位では、該高さに応じて昇降部10とともに位置寄せ部2、繰出部3及び貼付部4が一体的に下降する(図4参照)。
また、シート貼付作業を行わずに保護フィルム貼付機1を畝長さ方向へ走行させるときは、取っ手9cを操作することにより、昇降部10を所定高さまで持ち上げると、図5に示すように該昇降部10のフレームに、バネ36aで付勢されたロックレバー36が自動的に掛かり、昇降部10の位置が所定高さで固定される。このとき、揺動アーム13は、揺動範囲の下限位置の状態で、上方に持ち上げられる。この状態では、たとえ畝Uを跨いだ状態でも位置寄せ部2や貼付部4が畝に干渉することがないので、ハンドル5を操作することにより機体6を楽に走行させることができる。
以上のように構成された本例の保護フィルム貼付機1によれば、ベース部8に対して昇降自在に支持された昇降部10に、繰出部3及び貼付部4が装備されているので、ベース部8に対して繰出部3及び貼付部4が一体的に昇降する。しかも、昇降部10は、ベース部8に対して略平行運動をするように構成されているので、該昇降部10に装備された繰出部3及び貼付部4を、それらの姿勢を一定に維持したまま昇降させることができる。このため、左右一対の走行車輪7による走行場所に対する畝Uの高さが変動している場合でも、該畝Uの高さにかかわらず、畝Uに対する繰出部3及び貼付部4の姿勢を一定に維持することができ、該各部の性能を十分に発揮させることができる。
本例の昇降機構は、ベース部8に対して昇降部10を昇降自在に支持する平行リンク機構9であるので、該昇降部10の昇降位置に関わらず、該昇降部10と、該昇降部10に装備された繰出部3及び貼付部4との姿勢を一定に保つことができる。
また、ベース部8及び平行リンク機構9の連結部は、機体6の略前後方向へ延びるローリング軸18を中心にローリング可能に構成されているので、左右一対の走行車輪7による走行場所に対して畝Uが側方に傾いている場合でも、昇降部10がローリング軸18を中心にローリングし、畝Uに対する繰出部3及び貼付部4の姿勢を一定に維持することができ、該各部の性能を十分に発揮させることができる。
貼付部4の前方において、保護フィルムTで覆われる畝幅方向の所定位置に苗Nを寄せる位置寄せ部2を備えているので、マルチフィルムS上に生長した苗Nを所定位置に寄せることにより、確実に保護フィルムTで覆われるようにすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)昇降機構として、平行リンク機構9に代えて、前記回動アームや前記昇降スライド機構を採用すること。
(2)ベース部8及び平行リンク機構9の連結部を固定するとともに、平行リンク機構9及び昇降部10の連結部を、機体6の略前後方向へ延びるローリング軸を中心にローリング可能に構成すること。
(3)位置寄せ部2における左右のブラシをそれぞれ1列又は3列以上にすること。
(4)畝側面ガイドローラを省くこと。
(1)昇降機構として、平行リンク機構9に代えて、前記回動アームや前記昇降スライド機構を採用すること。
(2)ベース部8及び平行リンク機構9の連結部を固定するとともに、平行リンク機構9及び昇降部10の連結部を、機体6の略前後方向へ延びるローリング軸を中心にローリング可能に構成すること。
(3)位置寄せ部2における左右のブラシをそれぞれ1列又は3列以上にすること。
(4)畝側面ガイドローラを省くこと。
1 保護フィルム貼付機
2 位置寄せ部
3 繰出部
4 貼付部
6 機体
7 走行車輪
14 第1ブラシ
15 第2ブラシ
28 圧着ローラ
N 苗
P 所定位置
R フィルムロール
S マルチフィルム
T 保護フィルム
Ta 接着面
U 畝
2 位置寄せ部
3 繰出部
4 貼付部
6 機体
7 走行車輪
14 第1ブラシ
15 第2ブラシ
28 圧着ローラ
N 苗
P 所定位置
R フィルムロール
S マルチフィルム
T 保護フィルム
Ta 接着面
U 畝
Claims (6)
- 畝のマルチフィルム上に生長する苗を覆う保護フィルムを該マルチフィルムに貼り付ける保護フィルム貼付機であって、
左右両側辺に接着面を備えた保護フィルムを畝に対して繰り出す繰出部と、前記苗を覆うように該保護フィルムを前記マルチフィルム上に貼り付ける貼付部とが機体に装備されており、
前記機体は、走行手段により畝長さ方向へ走行自在に支持されたベース部と、該ベース部に取り付けられた昇降機構を介して、該ベース部に対して略平行運動をしながら昇降するように支持された昇降部とを備え、該昇降部に前記繰出部及び前記貼付部が装備された保護フィルム貼付機。 - 前記昇降機構は、前記ベース部に対して前記昇降部を昇降自在に支持する平行リンク機構である請求項1記載の保護フィルム貼付機。
- 前記昇降機構は、一端側が前記ベース部に軸支されることにより上下回動自在に支持され、他端側が前記昇降部に取り付けられた回動アームである請求項1記載の保護フィルム貼付機。
- 前記昇降機構は、前記ベース部に対して前記昇降部を昇降自在に支持する昇降スライド機構である請求項1記載の保護フィルム貼付機。
- 前記ベース部及び前記昇降機構の連結部、又は、前記昇降機構及び前記昇降部の連結部は、前記機体の略前後方向へ延びるローリング軸を中心にローリング可能に構成された請求項1〜4のいずれか一項に記載の保護フィルム貼付機。
- 前記貼付部の前方において、前記保護フィルムで覆われる畝幅方向の所定位置に前記苗を寄せる位置寄せ部を備えた請求項1〜5のいずれか一項に記載の保護フィルム貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006165134A JP2007330142A (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | 保護フィルム貼付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006165134A JP2007330142A (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | 保護フィルム貼付機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007330142A true JP2007330142A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38930210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006165134A Pending JP2007330142A (ja) | 2006-06-14 | 2006-06-14 | 保護フィルム貼付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007330142A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06141703A (ja) * | 1992-11-04 | 1994-05-24 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | マルチ移植機のシート切断装置 |
JPH11196618A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Agri Techno Yazaki Kk | 施肥同時播種マルチ装置 |
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JP2006025615A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | L Nissho:Kk | 苗用被覆シートの張設作業車 |
-
2006
- 2006-06-14 JP JP2006165134A patent/JP2007330142A/ja active Pending
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