JP2007329630A - エコー品質測定装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

エコー品質測定装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声通話中にサービスに妨害を与えることなく送話者エコーの品質を定量的に簡単に測定する。
【解決手段】エコー品質測定装置1は、IP電話端末装置2から送信された送話パケットとIP電話端末装置3から送信された受話パケットから音声信号を復号する信号取込部10と、送話パケットから取り出された送話音声信号と受話パケットから取り出された受話音声信号から、受話音声信号に含まれるエコー信号を推定するエコーキャンセラーアルゴリズム部11及びエコー信号推定部12と、送話音声信号がIP電話端末装置3を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算部13と、送話音声信号と推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算部14と、遅延時間とパワー比からエコー品質を計算するエコー品質計算部15とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固定・移動通信ネットワーク及びインターネットプロトコルを利用したネットワーク上の音声通話サービスにおいて、ユーザの通話中にサービスを中断・妨害することなく送話者エコー品質を測定するエコー品質測定装置、システム、方法およびプログラムに関するものである。
IP(Internet Protocol )ネットワーク上で電話サービスを実現するIP電話が普及している。IP電話では、送話側での音声信号のパケット化処理、受話側でのデパケット化処理や、パケット到着揺らぎを吸収するパケット揺らぎ吸収バッファによるバッファリング処理のために、従来の電話サービスよりも送話者から受話者まで音声信号が届く時間(遅延時間)が長くなる。
IP電話において2線電話機を用いた場合、2線アナログ信号をディジタルパケット信号に変換する装置(VoIP−TA:Voice over IP Terminal Adapter)において、2線−4線(2w−4w)アナログ信号変換のハイブリッド回路が挿入されている。一般的にこの2w−4w変換処理において受信パスから送信パスヘ電気的に信号が漏出し、受信信号が送話者に戻る「回線エコー」が生じる。また、複数人が参加できる電話会議端末や携帯電話機に適用されているマイクロフォンと拡声スピーカを使用したハンズフリー通信では、拡声スピーカから出力された音声信号がマイクロフォンで収音されることにより音響エコーが生じる。これらの回線エコーや音響エコーは、音声信号の遅延時間が十分短ければ、音声によってマスクされるため、通話への妨害感はないが、IP電話の場合、上記の通り音声信号の遅延時間が長いために、エコーが通話の妨害となる場合が多い。
このため、IP電話端末やハンズフリー電話端末ではエコーキャンセラ機能を備える場合が多い(例えば、非特許文献1参照)。そして、エコー量の測定法としては、例えば非特許文献2に開示されているように、サービスを中断した上で特別な機器と信号を準備し測定系を構築して実施する方法がある。
IPネットワークは、必ずしも品質が保証されないため、IP電話サービス事業者は、利用者に対して一定の品質を提供するために、サービス提供中に品質監視・管理を行わなければならない。IP電話サービスの品質監視・管理技術として、IPネットワーク伝送品質(IPパケット損失率、IPパケット遅延時間、IPパケット遅延時間揺らぎ)を測定する技術や機器が開発販売されている。
また、利用者が通話中にサービスを中断したり妨害したりすることなく通話の品質を測定する装置に関し、測定すべき項目については非特許文献3に開示されている。
IP電話サービスの提供者は、利用者に対して通話の妨害感が少ないサービスを提供するために、ある時点でユーザがどのように品質を体感するかを監視・管理する必要があり、こうした技術の開発が望まれている。従来、IP電話の品質監視・管理を目的とした品質評価技術として、通信ネットワーク上の品質(パケット損失、パケット遅延時間、パケット遅延時間揺らぎなど)を測定し、それらの情報によって通話の品質を推定する監視方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−080683号公報 氏家誠,「IP電話を支える基礎技術」,日経コミュニケーション,日経BP社,2005年2月15日号,p.112−116 「IP電話の通話品質評価法」,社団法人情報通信技術委員会,JJ−201.01,2005年6月 「サービス中の非割込み測定−音声サービス」,ITU−T勧告P.561,2002年
特許文献1に開示された監視方法によれば、IP電話による通話中(インサービス状態)にサービスに妨害を与えることなく通話品質を評価することができる。しかしながら、通話品質に影響する要因は、ネットワーク品質以外に、音声符号化による歪みや音量、送話者エコーなど端末に起因するものもあり、特許文献1に開示された監視方法のようなネットワーク品質のみによる通話品質の推定では推定精度が不十分という問題点があった。また、音声符号化による歪みや音量は端末設定情報から判断可能であるが、送話者の音声がネットワークと受話側の音声通信端末装置を経由して送話者に戻ってくる送話者エコーの量については、端末設定清報では分からないという事情がある。通話品質に関する要因を規定している非特許文献3では、これらの要因の測定技術については規定しておらず、通話品質に関する要因の測定技術は個々の事業者や装置の製造者に任されている。
一般にエコー量は、通話サービスを中断した上で特別な機器や信号を準備して測定系を構築することで測定可能になるため、インサービス状態でエコー量の測定ができないという問題点があった。また、サービス提供前の開発時においては、上記の実測以外の方法としては聴感上でエコーが感じられないように機器の設定を変えるといった客観性に欠ける手間のかかる方法しかなく、エコー品質の測定に困っているという事情があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、IP電話等による音声通話中(インサービス状態)に、サービスに妨害を与えることなく、送話者エコーの品質を定量的に簡単に測定する技術を提供することを目的とする。
本発明は、ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定装置であって、送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手段と、前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手段と、前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手段と、前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手段と、前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手段とを備えるものである。
また、本発明のエコー品質測定装置の1構成例は、さらに、前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手段を備えるものである。
また、本発明は、ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定装置と、前記送話者エコー品質を管理する品質管理端末装置とから構成されるエコー品質測定システムであって、前記エコー品質測定装置は、前記復号手段と、前記推定手段と、前記遅延時間計算手段と、前記パワー比計算手段と、前記エコー品質計算手段と、前記通知手段とを備え、前記品質管理端末装置は、前記エコー品質測定装置から送信されたパケットに含まれるエコー品質の値を表示する表示手段を備えるものである。
また、本発明のエコー品質測定方法は、送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手順と、前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手順と、前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手順と、前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手順と、前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手順とを備えるものである。
また、本発明のエコー品質測定方法の1構成例は、さらに、前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手順を備えるものである。
また、本発明のエコー品質測定方法は、エコー品質測定装置が、前記復号手順と、前記推定手順と、前記遅延時間計算手順と、前記パワー比計算手順と、前記エコー品質計算手順と、前記通知手順とを実行し、品質管理端末装置が、前記エコー品質測定装置から送信されたパケットに含まれるエコー品質の値を表示する表示手順を実行するようにしたものである。
また、本発明のエコー品質測定プログラムは、前記復号手順と、前記推定手順と、前記遅延時間計算手順と、前記パワー比計算手順と、前記エコー品質計算手順とをコンピュータに実行させるようにしたものである。
また、本発明のエコー品質測定プログラムの1構成例は、さらに前記通知手順をコンピュータに実行させるようにしたものである。
従来、エコー品質は音声通話サービスを中断した上で特別な機器や信号を準備して測定系を構築することによって測定されていたが、本発明によれば、既存のエコーキャンセラーアルゴリズムを利用して音声通話サービス中に送受話パケットから送話者エコー信号を推定し、送話音声信号と推定したエコー信号とのパワー比を計算し、送話音声信号に対するエコー信号の遅延時間とパワー比とからエコー品質を計算するようにしたので、音声通信端末装置を改造することなく、かつ複雑な機器を必要とせずに、送話者が通話中に実感するエコー品質と良く合致した送話者エコー品質を測定することができる。その結果、本発明では、通話サービスを中断したり妨害したりすることなく、送話者が通話中に実感するエコー品質を随時知ることができる。
また、本発明では、計算したエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信することにより、時々刻々と変化する送話者エコー品質を品質管理端末装置で監視することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係るエコー品質測定システムの構成を示すブロック図である。図1において、1はエコー品質測定装置、2は送話側のIP電話端末装置、3は受話側のIP電話端末装置、4,5はIPネットワーク、6は品質管理端末装置である。
エコー品質測定装置1は、信号取込部10(復号手段)と、エコーキャンセラーアルゴリズム部11と、エコー信号推定部12と、遅延時間計算部13と、パワー比計算部14と、エコー品質計算部15と、品質レポートフォーマット作成部16(通知手段)とを有する。エコーキャンセラーアルゴリズム部11とエコー信号推定部12とは、エコー信号を推定する推定手段を構成している。
IP電話端末装置2は、マイクロフォン20と、スピーカー21と、2w−4wハイブリッド回路22と、加算器23とを有し、IP電話端末装置3は、マイクロフォン30と、スピーカー31と、2w−4wハイブリッド回路32と、加算器33とを有する。
以下、IP電話端末装置2,3を用いて通話中である場合のエコー品質測定を例にエコー品質測定システムの動作を説明する。本実施の形態では、エコー品質測定装置1は、IP電話端末装置2とIPネットワーク4との間の、特にIP電話端末装置2に近い位置に配置される。
エコー品質測定装置1は、送話側のIP電話端末装置2から送信される送話IPパケットと、受話側のIP電話端末装置3から送信される受話IPパケットとを入力とする。信号取込部10は、送話IPパケットと受話IPパケットとを取り込み、それぞれのパケットを分解して音声信号を取り出す。
ここで、送話側のIP電話端末装置2から送信される送話音声信号、すなわち送話IPパケットから取り出される音声信号をs(t)とする。受話側のIP電話端末装置3では、受信した音声信号s(t)をスピーカー31で再生することになるが、このとき2w−4wハイブリッド回路32に起因するエコー信号s^(t)が発生する。IP電話端末装置3のマイクロフォン30によって集音される音声信号をr(t)とすると、この音声信号r(t)には加算器33によってエコー信号s^(t)が加えられる。したがって、受話側のIP電話端末装置3から送信される受話音声信号、すなわち受話IPパケットから取り出される音声信号はs^(t)+r(t)となる。
続いて、エコーキャンセラーアルゴリズム部11は、信号取込部10から送話音声信号s(t)と受話音声信号s^(t)+r(t)とが入力されると、周知のエコーキャンセラーアルゴリズムによりエコー信号s^(t)を推定し、受話音声信号s^(t)+r(t)からエコー信号s^(t)の推定値を差し引いた信号r'(t)を出力する。同時に、エコーキャンセラーアルゴリズム部11は、送話音声信号s(t)をそのまま出力する。エコーキャンセラーアルゴリズム部11によるエコー信号の推定には誤差が含まれるため、エコー信号s^(t)の推定値を差し引いた信号r'(t)には、一般にエコー信号の残りが含まれる。この残差信号をer(t)とすると、r'(t)=r(t)+er(t)と記述することができる。
次に、エコー信号推定部12は、信号取込部10から入力された受話音声信号s^(t)+r(t)からエコーキャンセラーアルゴリズム部11の出力信号r'(t)=r(t)+er(t)を引いた信号S^'(t)=s^(t)−er(t)を出力する。この信号S^'(t)には、エコーキャンセラーアルゴリズム部11の推定誤差(−er(t))が含まれる。すなわち、信号S^'(t)は、エコーキャンセラーアルゴリズム部11が推定したエコー信号s^(t)の推定値と同じものである。なお、エコーキャンセラーアルゴリズム部11からエコー信号s^(t)の推定値を直接出力できない理由は、本実施の形態では汎用のエコーキャンセラーアルゴリズムを使用しており、一般にエコーキャンセラーアルゴリズムはエコー信号s^(t)の推定値を差し引いた信号r'(t)を出力するからである。
遅延時間計算部13は、IP電話端末装置2から受信した送話音声信号s(t)がIPネットワーク4とIP電話端末装置3の2w−4wハイブリッド回路32を経由してエコー品質測定装置1に戻ってくるまでの遅延時間を計算する。遅延時間計算部13は、エコーキャンセラーアルゴリズム部11から入力された送話音声信号s(t)とエコー信号推定部12から入力されたエコー信号の推定値S^'(t)との間の相互相関係数を計算し、相互相関係数が最大となる時間を求めることにより、遅延時間を計算する。
パワー比計算部14は、エコーキャンセラーアルゴリズム部11から入力された送話音声信号s(t)とエコー信号推定部12から入力されたエコー信号の推定値S^'(t)と遅延時間計算部13によって計算された遅延時間の値を入力とし、遅延時間の値に基づいて、送話音声信号s(t)とエコー信号の推定値S^'(t)とを両者の同期がとれた状態(遅延時間が零の状態)にした上で、送話音声信号s(t)とエコー信号の推定値S^'(t)のパワー比を計算し、このパワー比をエコー量として出力する。
エコー品質は、遅延時間によって左右される。例えば同じエコー量であっても遅延時間が短い場合は電話機側音(話者のハンドセットから自分が話した音声が聞こえる)と同様に感じられ、通話への妨害感が少なくなるという特性がある。そこで、エコー品質計算部15には、遅延時間及びエコー量と、エコー品質との関係が数式やテーブルの形式で予め登録されている。エコー品質計算部15は、遅延時間計算部13によって計算された遅延時間の値とパワー比計算部14によって計算されたエコー量を入力とし、予め内部に用意された数式又はテーブルにより、遅延時間を考慮したエコー品質を計算して出力する。
品質レポートフォーマット作成部16は、エコー品質計算部15によって計算されたエコー品質の値を、IETF(Internet Engineering Task Force )のRFC(Request For Comment)3611で規定されているRTCP−XR(RTP Control Protocol-Extended Reports)パケットフォーマットに従ってパケット化し、RTCP−XRパケットとして出力する。このRTCP−XRパケットは、IPネットワーク5を経由して品質管理端末装置6へ送られる。
図2は品質管理端末装置6の構成例を示すブロック図である。品質管理端末装置6は、信号取込部60と、記憶部61と、表示部62とを有する。
品質管理端末装置6の信号取込部60は、IPネットワーク5から受信したRTCP−XRパケットを復号して、エコー品質の情報を取り出す。記憶部61は、信号取込部60が取り出したエコー品質の情報を記憶する。表示部62は、記憶部61に格納されたエコー品質の値を表示する。
品質管理端末装置6には、エコー品質測定装置1から時々刻々と変化するエコー品質の値が通知されるので、品質管理端末装置6の監視員は、表示部62の画面を見て、時々刻々と変化する送話者エコー品質を監視することができる。この監視の結果、エコー品質が所定のしきい値を超えて悪化した場合は、利用者に対して通話の妨害感が少ないサービスを提供するために、例えば発呼規制をかけるなどの対策をとることが可能である。
以上のように、本実施の形態では、エコー信号の推定に既存のエコーキャンセラーアルゴリズムを利用しているため、IP電話端末装置を改造することなく、かつ複雑な機器を必要とせずに、送話者が通話中に実感するエコー品質と良く合致した送話者エコー品質を測定することができる。その結果、本実施の形態では、通話サービスを中断したり妨害したりすることなく、送話者が通話中に実感するエコー品質を随時知ることができる。
なお、エコー品質測定装置1と品質管理端末装置6とは、それぞれCPU、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータにおいて、本発明のエコー品質測定方法を実現させるためのエコー品質測定プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、記録媒体から読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、プログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、音声通話の品質を測定する技術に適用することができる。
本発明の実施の形態に係るエコー品質測定システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る品質管理端末装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…エコー品質測定装置、2,3…IP電話端末装置、4,5…IPネットワーク、6…品質管理端末装置、10…信号取込部、11…エコーキャンセラーアルゴリズム部、12…エコー信号推定部、13…遅延時間計算部、14…パワー比計算部、15…エコー品質計算部、16…品質レポートフォーマット作成部、20,30…マイクロフォン、21,31…スピーカー、22,32…2w−4wハイブリッド回路、23,33…加算器、60…信号取込部、61…記憶部、62…表示部。

Claims (8)

  1. ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定装置であって、
    送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手段と、
    前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手段と、
    前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手段と、
    前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手段と、
    前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手段とを備えることを特徴とするエコー品質測定装置。
  2. 請求項1に記載のエコー品質測定装置において、
    さらに、前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手段を備えることを特徴とするエコー品質測定装置。
  3. ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定装置と、前記送話者エコー品質を管理する品質管理端末装置とから構成されるエコー品質測定システムであって、
    前記エコー品質測定装置は、
    送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手段と、
    前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手段と、
    前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手段と、
    前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手段と、
    前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手段と、
    前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手段とを備え、
    前記品質管理端末装置は、
    前記エコー品質測定装置から送信されたパケットに含まれるエコー品質の値を表示する表示手段を備えることを特徴とするエコー品質測定システム。
  4. ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定方法であって、
    送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手順と、
    前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手順と、
    前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手順と、
    前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手順と、
    前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手順とを備えることを特徴とするエコー品質測定方法。
  5. 請求項4に記載のエコー品質測定方法において、
    さらに、前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手順を備えることを特徴とするエコー品質測定方法。
  6. ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定装置が、
    送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手順と、
    前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手順と、
    前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手順と、
    前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手順と、
    前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手順と、
    前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手順とを実行し、
    前記品質管理端末装置が、
    前記エコー品質測定装置から送信されたパケットに含まれるエコー品質の値を表示する表示手順を実行することを特徴とするエコー品質測定方法。
  7. ネットワークで接続された音声通信端末装置間において音声通話の送話者エコー品質を推定するエコー品質測定装置としてコンピュータを動作させるエコー品質測定プログラムであって、
    送話側の音声通信端末装置から送信された送話パケットと受話側の音声通信端末装置から送信された受話パケットとからそれぞれ音声信号を復号する復号手順と、
    前記送話パケットから取り出された送話音声信号と前記受話パケットから取り出された受話音声信号とから、前記受話音声信号に含まれるエコー信号を推定する推定手順と、
    前記送話音声信号が前記受話側の音声通信端末装置を経由してエコーとして戻ってくるまでの遅延時間を計算する遅延時間計算手順と、
    前記送話音声信号と前記推定されたエコー信号とのパワー比を計算するパワー比計算手順と、
    前記遅延時間と前記パワー比とからエコー品質を計算するエコー品質計算手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするエコー品質測定プログラム。
  8. 請求項7に記載のエコー品質測定プログラムにおいて、
    さらに、前記計算されたエコー品質の値を含むパケットを作成して、このパケットを品質管理端末装置に送信する通知手順をコンピュータに実行させることを特徴とするエコー品質測定プログラム。
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