JP2003244235A - 品質監視方式およびそれに用いるVoP電話機 - Google Patents

品質監視方式およびそれに用いるVoP電話機

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JP2003244235A
JP2003244235A JP2002035372A JP2002035372A JP2003244235A JP 2003244235 A JP2003244235 A JP 2003244235A JP 2002035372 A JP2002035372 A JP 2002035372A JP 2002035372 A JP2002035372 A JP 2002035372A JP 2003244235 A JP2003244235 A JP 2003244235A
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voice
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telephone
measurement
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Hideo Fukazawa
英夫 深沢
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Fujitsu I Network Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声品質に関する品質測定管理ネットワーク
等を計測専用の機器をも要せずに安価に実現し得る方式
および、該方式における使用端末として好適で、音声の
通話の機能のほか当該端末機器自体にその測定用の機能
も具備せしめたものとして有利に使用することを可能な
VoP電話機を提供する。 【解決手段】 パケットネットワークに接続して音声の
送受話による通話が可能な端末としての電話機(10
0)に、エンド・エンドの品質測定が可能となるよう音
声品質を測定する測定手段を具備させ、該測定手段を内
蔵させた端末間でのネットワークの音声品質をオンライ
ンで測定可能とするよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、品質監視方式、お
よびVoP電話機に関するものであり、より詳しくは、
パケット通信によるネットワークの品質監視に適用して
好適な方式、特に、音声品質に関する品質測定管理ネッ
トワーク等を計測専用の機器をも要せずに安価に実現す
ることを可能ならしめた方式、および、該方式における
使用端末として好適で、音声の通話の機能のほか当該端
末機器自体にその測定用の機能も具備せしめたものとし
て有利に使用することを可能ならしめた電話機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットを始めとするパケットネ
ットワークの発展拡大により、データ伝送に加え音声を
パケット化して同一ネットワークで統合的に伝送しよう
とする動きが盛んである。
【0003】しかしながら、本パケットネットワークの
ネトワークとしての品質は、時分割多重(TDM:Ti
me Division Multiplexing)
によるTDM網と違い、常に一定という訳ではなく、常
に変動しているといえる。
【0004】ここに、パケット網(パケットネットワー
ク)によるパケット通信は、伝送すべきデータを小さな
まとまりに分割し、その分割されたもの個々に送信先
(相手先)のアドレスなどの制御情報を付加した構成の
パケット(Packet)を一つ一つ送り出し送受信す
ることが可能な通信方式である。
【0005】送信側と受信側の端末間の伝送に、こうし
た方式を使うと、例えば回線を効率良く利用でき、ま
た、パケットデータに含まれるアドレス等の情報を基に
どの経路(ルート)を通して転送するかを判断する機能
をもったルータによる経路選択も可能となる等の有利性
があるところ、その一方で、パケットで送信しているこ
とから、その時間的な遅延等、常に安定であるとはいえ
ない要素もあって、上記変動が品質劣化をもたらす一因
ともなる。
【0006】したがって、既述のごとくの近年の情報化
社会の拡大発展に伴い、データ伝送に加え音声をパケッ
ト化して同一ネットワークで統合的に伝送し、統一的に
管理する動きが活発化してきているが、かかる背景のも
と、インターネットを含むパケットネットワークに音声
の送受話による通話機能を有する端末として電話機を接
続し、音声をパケットで扱えるVoP(Voice o
ver Packet:ボイスオーバパケット)による
ネットワークシステムを構成しようとするとき、その接
続使用される電話機は、他のデータ端末と同様に他機器
の影響やネットワークの影響を受け、音声品質が常時一
定とは限らず、むしろ常時変動しているということがで
きる。
【0007】よって、こうした変動による品質の劣化を
常時監視できるようにした場合、上記ネットワークとし
ての品質が一定でなく時間的に不安定なVoPネットワ
ークの場合には特に、そのネットワークの品質の管理、
維持を図る上で有効な手段となり、また上記のような音
声端末としてインターネットを含むパケットネットワー
クに接続し使用される電話機に対し最良の音声品質を提
供する上からも有効な手段となる。
【0008】図3は、後述する本発明の実施の形態でも
対比して参照される比較例を示すものであって、既存の
監視方法の説明に供する監視システムの構成を示すもの
である。
【0009】図中、300はネットワーク、350は管
理サーバを示し、また、305,306は、それぞれの
監視ポイント(測定点)に設置される計測用機器を示
す。かかる従来既知の図示の構成により実現しようとし
ている手法は、ネットワーク300の遠端に測定ポイン
トを定め(例えば、図示のごとくのセグメント部分(支
線あるいは分割部分等)に関連して測定ポイントP1,
P2,・・を定め)、そこに、計測専用の機器(30
5,306,・・)を設置し、該機器間の品質を測定
し、管理サーバ350にデータを送信し伝送路の品質を
管理するものである。
【0010】なお、上記機器305,306は、図示の
ごとくの末端の接続端末として例示した電話機301,
302とは別個に独立したものであって、測定点P1,
P2に別途配備された品質測定専用の機器としての測定
器である。
【0011】現状では、このように、測定点を決め、両
端に測定器を置き測定するようにしているが、次のよう
な面から考察すると、いまだ十分に満足できるものでは
なく、なお改善を加えることのできる、以下のような問
題点(イ)〜(ホ)を指摘することができる。
【0012】(イ)この場合、測定器の配備に時間がか
かる点、人手がかかる点、常時配備するには高価である
等の点に問題があるのはもとより、これに加え、前述し
たような背景のもと、パケットネットワークの品質管理
に適用したとしても、それによっては、後述する本発明
が狙うエンド・エンドの各種品質は測定できないという
のが決定的な弱点である。したがって、また、インター
ネットを含むパケットネットワークに接続のVoP電話
機がネットワークの影響等で音声品質が変動する場合
に、その変動による品質の劣化を常時監視可能として常
に最良の音声品質を提供せんと望むときにも、これに十
分には応えられない。
【0013】(ロ)図3をみるに、その監視方法では、
測定対象は、そのセグメントや監視ポイントを決め専用
の計測機器を設置した、該機器間が測定対象区間となる
のにとどまる。よって、このものでは、伝送路の時間的
に変動する特性を測定しているに過ぎず、したがって、
また、後述するような電話機の音響特性まで含んだ、通
話品質等を測定してもいない(図示のごとく、上記機器
305,306よりもさらに末端の電話機301,30
2部分は、その測定区間に含まれない)。
【0014】(ハ)このように、上記監視方法は、監視
対象のネットワークセグメントに計測専用の機器を設置
し、各計測機器間の伝送特性を測定し、管理サーバ35
0に該データを送信し管理する構成である。このため、
かかる監視方法による場合のネットワーク品質管理の手
法では、ネットワークセグメンに適したインタフェース
を有する品質測定専用の機器305,306,・・を設
置した上で、該機器間のエコー、遅延、ジッタ、ゆら
ぎ、パケットロス等の伝送品質を測定し管理サーバ35
0に通知し、ネットワーク300の監視をするというこ
とができるのにとどまる。したがって、該方式によった
のでは、一般に機器費等が高くつき、その機器単独で上
記通知等のためのデータ送信機能やインタフェースをも
独自に有していなければならず、そのような専用の計測
機器を別途必要とする。
【0015】(ニ)かつ、また、かかる計測機器を常時
配備するものとしておかなければ、もとよりオンライン
での測定も望めず、常時監視もできないが、前述のごと
くにその配備に時間も人手も掛かる等の計測機器を監視
対象に対し全て常設する構成としようとすれば、それだ
け、そのシステム構成は一層高価なものとなり、安価に
は構築できない。
【0016】(ホ)しかも、例え、全ての監視対象に対
し設置したとしても、その設置したポイント間に測定区
間が限定される。それ故に、また、測定する品質もほと
んど伝送品質に限定されるもので、一見、通話品質等を
測定可能であるかにみえるものの、実際には音響的品質
は除外され、該ポイント間での伝送路の時間的変動特性
といった、その測定区間における伝送路に係わる品質の
みを測定しているに過ぎない。
【0017】本発明は、このような考察に基づき、また
後述する考察にも基づき、これらの点から改良を加え、
上述のような不利等を解消できるようにしようとするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によって、以下の
品質監視方式およびそれに用いるVoP電話機が提供さ
れる。すなわち、本発明の品質監視方式は、パケットネ
ットワークに接続して音声の送受話による通話が可能な
端末としての電話機に、エンド・エンドの品質測定が可
能となるよう音声品質を測定する測定手段を具備させ、
該測定手段を内蔵させた端末間でのネットワークの音声
品質をオンラインで測定可能とするよう構成したことを
特徴とする品質監視方式である。
【0019】また、上記において、前記端末間となる一
方の端末の電話機は品質測定用のデータを送信する機能
を有し、他方の端末の電話機は相手端末から送信される
データを受信し解析する機能を有するよう構成して、音
声品質の測定を行わせるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0020】また、前記通話に用いるハンドセットのオ
ンフック時に受話器より予め定めた所定の音を送出し送
話器にて受信し、音響系を含めた通話品質を自動的に測
定可能とするようにしたことを特徴とするものである。
【0021】また、前記通話の用に供していないときに
自動的に測定を実施し、測定結果を自動的に管理サーバ
に通知し、品質データをデータベース化するようにした
ことを特徴とするものである。
【0022】また、音声品質の劣化の要因となるエコー
量の測定機能を有するとともに、測定結果を管理サーバ
もしくは相手端末に通知し表示させる機能、または測定
結果を自端末に表示する機能を有し、かつ、当該エコー
量の測定は、VoP電話機およびネットワーク間のイン
タフェース部での折り返し、デパケット部からパケット
部への折り返し、コーデックでの折り返し、アナログ増
幅器によるアナログ部での折り返し、ハンドセットコー
ドのクロストーク、ハンドセットの受話器から送話器を
経由した音響の戻りを対象とすることを特徴とするもの
である。
【0023】また、本発明の品質監視方式に用いるVo
P電話機は、インターネットを含むパケットネットワー
クに接続され、VoPによる音声の送受信機能を有する
ことを特徴とするものである。
【0024】また、上記において、音声を送信するため
のパケット化および受信した音声パケットをTDM信号
に復号するデパケット化の機能を有することを特徴とす
るものである。
【0025】また、上記において、VoPネットワーク
の音声品質に関する接続品質、通話品質、安定品質、伝
送品質をオンラインで測定するためのパターンジェネレ
ータであって、品質劣化要因の測定に適した複数のパタ
ーンデータを有し、その測定目的に合わせて送信できる
パターンジェネレータを有することを特徴とするもので
ある。
【0026】また、上記において、前記パターンジェネ
レータを有する相手端末から送信されるデータを受信し
解析する解析手段を有して品質の解析を行うとともに、
解析結果を自端末に保存する機能と、解析結果を管理サ
ーバに送信する機能とを有することを特徴とする本発明
のVoP電話機は、上記品質監視方式における電話機に
して、インターネットを含むパケットネットワークに接
続し、VoPにより、音声の送受信機能を有することを
特徴とするものである。
【0027】本発明によれば、パケット通信によるネッ
トワークの品質監視に適用して好適な方式、特に、音声
品質に関する品質測定管理ネットワーク等を計測専用の
機器をも要せずに安価に実現することを可能ならしめた
方式を提供することができ、また、該方式における使用
端末として好適で、音声の通話の機能のほか当該端末機
器自体にその測定用の機能も具備せしめたものとして有
利に使用することを可能ならしめた電話機を提供するこ
とができる。
【0028】すなわち、上述した問題点(イ)〜(ホ)
に対する良好な解決策を提供でき、VoPネットワーク
の音声品質に関する接続品質、通話品質、安定品質、伝
送品質をオンラインで測定可能であり、前記比較例のよ
うにセグメントや監視ポイントを決め、専用の計測機器
を設置する方式のものに対し、端末間でのVoPネット
ワークの音声品質に関する接続品質、通話品質、安定品
質、伝送品質をオンラインで測定可能となる。
【0029】ここに、本発明においては、エンド・エン
ドの品質測定が可能となるよう音声品質を測定する測定
手段を電話機に内蔵しており、計測専用の機器を要せず
安価に品質測定管理ネットワークを構築可能である。
【0030】好適例では、各種品質測定のためのパター
ンジェネレータと切替器による送信器を有し、かつ相手
端末から送信されるパターンの受信器、解析部を有して
いるので、品質の解析を行える。
【0031】また、ハンドセットのオンフック時に受話
器より音を送出し送話器にて受信し、音響系を含めた通
話品質を自動的に測定する機能を有する構成として、本
発明は好適に実施することもできる。
【0032】また、前記測定は、端末機器を通話の用に
供していないときに自動的に各種品質を測定して測定結
果を自動的に管理サーバに通知し、データベース化し音
声品質の劣化を防ぎ、常に最適化を図れる。
【0033】また、本発明に従う電話機を用いれば、そ
の測定手段を有する全ての端末間のネットワーク音声品
質監視システムを安価に構築できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1および図2は、本発明の実施の
形態の説明に供するものであり、このうち、図1はVo
P電話機の構成の一例を示し、図2は前記比較例と対比
して示す、音声品質監視システムの構成の一例を示すネ
ットワーク構成図である。
【0035】図中、100は本発明に従って導入される
測定手段を内蔵した電話機全体を示す。システム構成を
示す図2中では、かかる電話機を複数接続して品質測定
管理ネットワークを構成する場合において、それらのう
ちの2つを例示するものとして、特にカッコ書きの数字
(1)や(2)をもさらに付した参照符号100
(1),100(2)をもって、これを表してある。
【0036】本システムでは、インターネット等のパケ
ットネットワーク200に対し、これに接続して使用で
きる音声端末機器として本電話機が複数個あり(図2で
は、その内の2つが図示されている)、また、管理サー
バ250を有する。
【0037】管理サーバ250は、センタに配置された
音声品質管理用サーバとして使用することができるもの
で、ネットワーク200を介し、後述のように例えば定
期的に通知される品質に関するデータに基づきこれをデ
ータベース化し音声品質の維持管理の遂行を行うのに用
いることができる。そして、これらをコンピュータ処理
で行わせるため、ホスト用コンピュータや入出力装置
(キーボード、ディスプレイ装置、プリンタ等)、さら
には外部記憶装置等を備える構成のものであってよい。
【0038】ここに、上記サーバおよび電話機は、図2
に示すように共にネットワーク200に接続されるが、
本発明に従う品質監視方式の実施にあたっては、前記比
較例の図3の監視方式で示したごとくの測定器としての
専用の計測機器(305,306,・・)を個々の各端
末電話機(301,302,・・)毎に、それらとは独
立したものとしてネットワークに多数配備および接続す
る必要はない。この点については、さらに後述する。
【0039】電話機100(100(1),100
(2),・・)は、電話機本来の機能である音声通話用
のための端末機器の構成要素としての、ユーザ・機器イ
ンタフェースを構成するハンドセット受話器および送話
器やそのハンドセットコード(カールコード)、さらに
はアナログ増幅器である受話増幅器および送話増幅器等
のアナログ回路によるアナログ部、その他の典型的な送
受信部分を有するものであってよい。図1の構成例で
は、これらにつき、受話器101、送話器102、該送
受話器を有するハンドセット103、ハンドセットコー
ド104、受話増幅器105、送話増幅器106等を有
するものとして図示されている。
【0040】ここに、電気音響変換器を含むハンドセッ
ト受話器101および送話器102は、本電話機を端末
機器としてユーザが通話の用に供している通話時、受話
増幅器105の出力、すなわち相手ユーザ側の(相手端
末からの)受信音声信号が該受話器101に与えられる
一方、該送話器102から出力される自己の送信音声信
号は送話器信号として送話増幅器106へ与えられる。
なお、図中、回路部分Aは、これらアナログ送受話増幅
器を含むアナログ回路(アナログ部)を代表するものと
して表してある。
【0041】また、図示してはいないが、ダイヤルキー
等の入力操作部といった、これも電話機の本来的機能の
ため必要な構成部分をもとより備えるが、さらに、本電
話機には、例えばその入力操作面に液晶等による表示部
を具備させ、かつ、そのような入力操作部や表示部等を
含め電話機全体の制御をマイクロプロセッサを用いて実
行させる場合の当該制御を司る制御部(演算処理装置、
記憶装置等を含む)を具備させる構成とすることができ
る。
【0042】さらにまた、上記に加えて、音声の送受話
による通話に関し、VoP(ボイスオーバパケット)に
より、音声の送受信機能を有するようになすとともに、
かかるインターネットを含むパケットネットワークに接
続されたVoP電話機はネットワークの影響等で音声品
質が常時一定とは限らず変動することから、この変動に
よる品質の劣化を監視して最良の音声品質を提供しよう
とすることを狙って、エンド・エンドの品質測定が可能
となるよう音声品質を測定する機能を付加し、端末間で
のネットワークの音声品質をオンラインで測定可能とさ
せるようにしている。
【0043】具体的には、VoPネットワークの音声品
質に関する接続品質、通話品質、安定品質、伝送品質を
オンラインで測定できるようにするべく、該測定手段を
電話機内蔵のものとする。
【0044】内蔵させる態様としては、その電話機の有
する音声の送受話のための送受信機能部分を、測定に際
しても利用し品質監視に有効に活用できるようにすると
よい。音声品質測定用のデータを得る手段をその電話機
中に有し、かつまたネットワーク経由で送られてくる品
質測定用データ(パケット)を受信解析する手段をその
電話機の受信系統に設けるようにすることは、図3の比
較例と異なり、専ら測定のためだけにしか使用しない装
置部分を極力少なくできる方式とすることが可能となる
分、一層有利なものとなる。
【0045】このため、上記パケットネットワーク20
0に端末として接続し、VoPにより音声の送受信機能
を有して送受話を行わせる場合、好適には、音声を送信
するためのパケット化および受信した音声パケットをT
DM信号に復号するデパケット化の機能を有してこれを
行わせるようにする場合に、電話機中でそのパケット化
等を行う構成部分に関連して、VoPネットワークの音
声品質をオンラインで測定するのに用いることのできる
音声品質測定用のパターンジェネレータを有するよう、
また相手端末からのデータを受信し、品質に関する解析
を行い、管理サーバ250へ送信する機能を有するよう
になす。
【0046】かかる構成につき、図1の構成例では、上
述した送受話器を有するハンドセット103やアナログ
増幅器を有するアナログ回路Aに加えて、コーデック1
07(TDMコーデック)、パケット部111、デパケ
ット部112およびパケットネットワーク200に対す
るインタフェース部113を有するとともに、ここで
は、パターンジェネレータ108と切替器110を備
え、また相手端末から送信されるデータの受信解析部1
09を備えるものとして図示されており、これらを図示
のごとくに配置接続して構成してある。
【0047】インタフェース部113は、パケットネッ
トワーク200に対しこれと接続されるパケットネット
ワークインタフェース部(パケット網インタフェース
部)である。また、アナログ信号をデジタルデータに変
換し、およびその逆の変換を行うコーデック107が、
アナログ回路Aの各増幅器105,106に対し接続さ
れている。
【0048】そして、さらに、該インタフェース部およ
びコーデック間に、それぞれ音声データのパッケト化、
受信データのデパケット化を行う機能を有するパケット
部111およびデパケット部112を介挿配置するとと
もに、これらに関連して、図示のごとく、送信系のパケ
ット部111の入力側に、その生成パターンデータが該
パケット部に選択的に与えられるようパターンジェネレ
ータ110を設け、受信系のデパケット部112の出力
側の信号路には、受信解析部109を接続する。
【0049】このように構成した理由は、第1に、前記
図3で述べたような測定器(計測専用の機器)を別個に
要せず安価に品質測定管理ネットワークを構築可能であ
ることの着想によるものである。第2に、上記の接続品
質、通話品質、安定品質、伝送品質を常時監視し、Vo
P電話機に最適の品質を提供するためには、該電話機に
各品質を測定するためのパターンジェネレータおよび相
手端末の送信したパターンデータを受信解析し品質のグ
レードを測定する機能をもたせるとともに、得られるデ
ータを該電話機から管理サーバに送信することができよ
うにすると、該電話機ネットワークの品質を統合的に管
理する機能をもたらす監視システムが効果的に実現可能
であるとの着想によるものである。
【0050】さらに付言すると、先にパケット網中のル
ータについて触れたが、現状のパケットルータ等には該
解析データを受信、判断する機能はなく、ネットワーク
の品質劣化時にパケットの伝送ルートを自立的に最適化
する機能もない。したがって、この点からも、ネットワ
ーク末端の電話機部分(図3との対比でいえば、端末へ
至る途中の測定ポイントP1,P2,・・ではなく、そ
れよりもさらに末端側部分)まで、好適には例えばVo
P電話機のHI(ヒューマンインタフェース)のインタ
フェース部分までさかのぼって測定したデータに基づ
き、各品質を常時測定することにより、品質劣化時には
最適化を図る手法を提示できる。このような認識を基礎
とし、またこれも既にも述べたように、図3のごとくに
測定点を決め該測定点に測定器を置き測定する方法では
エンド・エンドの各種品質は測定できず、端末間での音
声品質に係る品質測定が本質的に不可能である点に着目
したものである。
【0051】本システムでは、図2中、各電話機100
(100(1),100(2),・・)の何れもが、上
記構成を導入したVoP電話機としてネットワーク20
0に接続し使用する態様で実施することができる。
【0052】これら電話機において、パターンジェネレ
ータ108は音声品質測定用のパターンジェネレータで
あり、受信解析部109は相手端末から送信されたデー
タの受信解析部で、相手端末の有する上記パターンジェ
ネレータが送信したデータを受信し、品質に関する解析
を行うのに用いることができる。
【0053】切替器110は、音声データと品質測定用
データの送信選択の用に供する。これにより、通常の音
声データの送信時にはコーデック107の出力をパケッ
ト部111に入力させるようにする切替状態と、パター
ンジェネレータ108からのパターンデータを送信する
品質測定用データの送信時には該パターンジェネレータ
側の出力を該パケット部に入力させるようにする切替状
態とに、選択的に切り替えることが可能である。
【0054】なお、上記切替については、既述した図示
しない制御部により制御するものとし、また、好適に
は、後述するように、測定は、基本的には、通話の用に
供してないとき実施できるように該切替器110を切替
え、かかる切替タイミングをも含め、該制御部の制御の
もとで、その切替制御を行わせる構成とすることができ
る。
【0055】したがって、端末間の通常の通話時(例え
ば、図2の電話機100(1)を一方の端末とし、電話
機100(2)をもう一方の端末とする場合の両電話機
間での通話の場合)には、切替器110はコーデック1
07側の出力を送信するよう切替えられる。この場合
は、送話器102からの音声信号は、送話増幅器10
6、コーデック107、該切替器110、パケット部1
11、パケットネットワークインタフェース部113を
通して音声パケットでパケットネットワーク200に送
出され、音声データの送信が行われる。この点は、相手
端末の場合も同様である。
【0056】そして、それぞれ、相手端末から該パケッ
トネットワークを介して受信される音声パケットが、パ
ケットネットワークインタフェース部113、デパケッ
ト部112、コーデック107、受話増幅器105を通
して受話器101に与えられることで、相互に音声の送
受信が行われる。
【0057】また、パターンジェネレータ108からの
パターンデータを送信する品質測定用データの送信時
は、切替器110を該パターンジェネレータ側の出力を
送信するよう選択的に切替えて測定を実施することがで
きる。ここに、パターンデータとして、好適には、音声
品質、エコー、遅延、ジッタ、ゆらぎ、パケットロス等
の測定に適したパターンデータを有し、その目的に合わ
せて、送信できるよう構成するとよい。
【0058】そして、かかる切替状態では、パターンジ
ェネレータ108からのパターンデータは、パケット部
111、パケットネットワークインタフェース部113
を通してパケットでパケットネットワーク200に送出
され、他方、このとき、相手端末側では、パケットネッ
トワークインタフェース部113、デパケット部11
2、受信解析部109をもって、上記のパターンジェネ
レータ108が送信したデータを受信し、品質に関する
解析を行うことができる。
【0059】ここに、各電話機100中における上記パ
ケット部111、デパケット部112およびインタフェ
ース部113は、上述のごとくの選択的な切替で音声デ
ータの送受信および品質測定データの送受信がなされる
ところ、その場合の音声データの送受信にも使用される
ものであり、かつまた上記測定にも使用されるものであ
る。したがって、これら両者に共に利用できる構成であ
り、よって、前記図3のような専用の計測機器を要しな
いことは勿論、専ら測定のためだけにしか使用しない装
置部分も極力少なくでき、この点でも安価なものとな
る。
【0060】また、測定手段を構成するものとして、そ
れらパケット部111、デパケット部112に関連して
設けられた上記パターンジェネレータ108、切替器1
10、および受信解析部109は、VoPネットワーク
の音声品質に関する接続品質、通話品質、安定品質、伝
送品質をオンラインで測定するため、パターンジェネレ
ータと切替器による送信器を有し、かつ相手端末から送
信されるパターンの受信器、解析部を有し品質の解析を
行う場合における、当該パターンジェネレータと切替器
による送信器部分、ならびにパターンの受信器、解析部
の部分として用いることができる。
【0061】上記のように、該測定手段を電話機100
(100(1),100(2),・・)に内蔵してお
り、したがって、計測専用の機器を要せず安価に品質測
定管理ネットワークを構築できる。
【0062】また、好適には、音声品質を測定するため
にハンドセット103のオンフック時に受話器101よ
り音を送出し送話器102にて受信し、音響系を含めた
通話品質を自動的に測定する機能を有するものとするこ
ともでき、このような構成のものも、本発明に従い電話
機に内蔵の測定手段として備えることができる。ここ
に、かかる測定手段をも設ける場合には、例えば、上記
音は品質測定用の予め定めた所定の音として該所定音を
発生する手段をアナログ部Aに設け、ハンドセット10
3のオンフックに応じて前記制御部の制御下で自動的に
発生させるようにするなどの構成を導入することができ
る。
【0063】さらに、かかる測定手段を設ける場合を含
めて、測定は、先にも触れ、また次にも述べるように、
端末機器を通話の用に供していないときに実施できるよ
うにし、自動的に各種品質を測定し測定結果を自動的に
管理サーバ250に通知し、データベース化し音声品質
の劣化を防ぎ、常に最適化を図れるようになすのがよ
い。
【0064】かかる管理サーバ250への通知、データ
ベース化等を含めてさらに具体的に説明すると、これら
は、次のような内容のものとすることができる。
【0065】上述のごとく、ここでは、VoP電話機1
00は、音声品質に関する接続品質、通話品質、安定品
質、伝送品質をオンラインで測定する能力を有するよう
各品質を測定するためのデータパターンジェネレータ1
08を有する。該ジェネレータ108は本電話機100
を通話に供しないとき、相手端末との間で各種品質の計
測を行うのに用いることができる。該電話機100は該
データの受信解析部109を有し、各種品質の測定を実
施し統計的に品質データを蓄積し、例えば測定結果を定
期的に管理サーバ250に通知し、管理サーバ250に
よりネットワーク200の品質劣化要因個所を特定でき
音声品質の維持管理を遂行できる。
【0066】上記統計的な品質データの蓄積や、定期的
な管理サーバ250への通知については、これも、本電
話機全体の制御を司る前記制御部の制御のもと、その記
憶装置や、予め用意した制御プログラムに従って実行さ
せる構成とすることができる。このようにすると、受信
解析部109で品質に関する解析を行った結果を自己保
存することができ、そして、所定のタイミングで管理サ
ーバ250へデータを送信することができる。
【0067】前記図3の比較例と対比すると、セグメン
トや監視ポイント(P1,P2,・・)を決め、専用の
計測機器(305,306,・・)を設置する比較例の
ものの場合は、その配備に時間、人手がかかり、機器費
が高く、専用の計測機器(305,306,・・)を必
要とし、設置したポイント間に測定区間が限定され、エ
ンド・エンドの各種品質は測定できないのに対し、本実
施形態ではそのようなことがなく、端末間でのVoPネ
ットワークの音声品質に関する接続品質、通話品質、安
定品質、伝送品質をオンラインで測定可能となる。
【0068】また、音響系を含む通話品質の計測も可能
とし得て、本発明に従えば、ハンドセット103を経由
した音響特性を含む通話品質を計測でき、時間的に不安
定なVoPネットワークの品質監視が可能である。図3
の比較例では、あくまでもその専用の計測機器(30
5,306,・・)を設置した監視ポイント間での伝送
品質、安定品質の計測に限定され、かつ端末間の通話品
質の測定は本質的に不可能であるに対し、このようなこ
とも解消することが可能となる。
【0069】また、品質測定は、次のような態様で実施
するようにしてもよい。例えば、接続品質計測のための
タイマを有し、接続信号送出後端末相互間のパスが形成
されるまでの時間を統計的に計測する機能を有するもの
とすることもでき、このような構成として本発明を実施
することもできる。
【0070】また、伝送品質、安定品質を計測するため
のパターンジェネレータ108を有するとともに相手端
末から送信されるデータを受信解析し、エコー、遅延、
ジッタ、ゆらぎ、パケットロス等の伝送品質、安定品質
を統計的に計測し、管理サーバ250に結果を送信する
機能を有するものとすることもできる。
【0071】また、例えば、通話品質測定のためデパケ
ット部112からパケット部111への折り返し、コー
デック107での折り返し、アナログ部Aでの折り返
し、カールコード104のクロストーク、ハンドセット
103の受話器101から送話器102を経由したα結
合等によるエコー量の測定機能を有するものとすること
もでき、このような構成として本発明を実施することも
できる。
【0072】ここに、図1ではこれらの折り返しについ
ても、併せて付記してあり、符号115はデパケット部
112からパケット部111への折り返しであり、同じ
く116はコーデック107での出口での折り返し、同
じく117はアナログ回路Aでの折り返し、同じく11
8はハンドセットコード104でのクロストーク、同じ
く119はハンドセット103でのα結合による音響の
戻りを図示しており、また、符号120はパケットネッ
トワークインタフェース部113での折り返しを示して
いる。
【0073】エコーの測定については、上記インタフェ
ース部113でのデータの折り返しを対象とすることも
でき、したがって、たとえば、遠隔端末からまたは管理
サーバからのエコーの測定のため、インタフェース部1
13でデータを折り返す、パケット化され受信したデー
タをそのまま折り返す、TDMコーデック107にてア
ナログ化された音声を折り返す、アナログ増幅器105
の後を送話器信号として折り返し入力する、カールコー
ド104のクロストークによるリターンする音声、送受
器101,102の音響的結合により折り返す音声信号
を各々測定し、管理サーバ250、相手端末または自己
端末に結果を通知し、表示する機能を有するものとする
こともできる。
【0074】以上のような態様でも、同様にして、セグ
メントや監視ポイントを決め、専用の計測機器を設置す
る図3の比較例のものに対し、端末間でのVoPネット
ワークの音声品質に関する接続品質、通話品質、安定品
質、伝送品質をオンラインで測定可能で、音響系を含む
通話品質の計測が可能である。したがって、また、計測
専用の機器を要せず安価に品質測定管理ネットワークを
構築可能であり、全ての端末間のネットワーク音声品質
監視システムを安価に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の説明に供する図で、V
oP電話機の構成の一例を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の説明に供する図で、音
声品質監視システムの構成の一例を示すネットワーク構
成図である。
【図3】 本発明の実施の形態と対比して示す比較例の
既存の監視方法であって、従来技術によったとした場合
の監視システム構成図である。
【符号の説明】
100,100(1),100(2) VoP電話機 101 ハンドセット受話器 102 ハンドセット送話器 103 ハンドセット 104 ハンドセットコード(カールコード) 105 受話増幅器 106 送話増幅器 107 コーデック(TDMコーデック) 108 パターンジェネレータ(音声品質測定用の(デ
ータ)パターンジェネレータ) 109 受信解析部(受信器および解析部) 110 切替器 111 パッケト部 112 デパケット部 113 インタフェース部(パケットネットワークイン
タフェース部) 115 デパケット部からパケット部への折り返し(パ
ケット化され受信したデータをそのままの折り返す場合
の折り返し) 116 コーデック(コーデック出口)での折り返し
(TMDコーデックにてアナログ化された音声の折り返
し) 117 アナログ回路(アナログ部)での折り返し(ア
ナログ増幅器の後を送話器信号として折り返し入力する
場合の折り返し) 118 ハンデセットコードでのクロストーク 119 ハンドセットでのα結合による音響の戻り 120 パケットネットワークインタフェース部での折
り返し(パケット網インタフェース部でのデータの折り
返し) 200 パケットネットワーク 250 管理サーバ(音声品質管理用サーバ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AA06 AB06 BB31 CA06 CC09 DA03 DC05 5K027 AA00 BB03 LL03 LL05 LL08 5K030 HB01 HB29 KA19 MB04 MC02 MC07 MC08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットネットワークに接続して音声の
    送受話による通話が可能な端末としての電話機に、エン
    ド・エンドの品質測定が可能となるよう音声品質を測定
    する測定手段を具備させ、該測定手段を内蔵させた端末
    間でのネットワークの音声品質をオンラインで測定可能
    とするよう構成したことを特徴とする品質監視方式。
  2. 【請求項2】 前記端末間となる一方の端末の電話機は
    品質測定用のデータを送信する機能を有し、他方の端末
    の電話機は相手端末から送信されるデータを受信し解析
    する機能を有するよう構成して、音声品質の測定を行わ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の品質監
    視方式。
  3. 【請求項3】 前記通話に用いるハンドセットのオンフ
    ック時に受話器より予め定めた所定の音を送出し送話器
    にて受信し、音響系を含めた通話品質を自動的に測定可
    能とするようにしたことを特徴とする請求項1または2
    記載の品質監視方式。
  4. 【請求項4】 前記通話の用に供していないときに自動
    的に測定を実施し、測定結果を自動的に管理サーバに通
    知し、品質データをデータベース化するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の品質監視
    方式。
  5. 【請求項5】 音声品質の劣化の要因となるエコー量の
    測定機能を有するとともに、測定結果を管理サーバもし
    くは相手端末に通知し表示させる機能、または測定結果
    を自端末に表示する機能を有し、 かつ、当該エコー量の測定は、VoP電話機およびネッ
    トワーク間のインタフェース部での折り返し、デパケッ
    ト部からパケット部への折り返し、コーデックでの折り
    返し、アナログ増幅器によるアナログ部での折り返し、
    ハンドセットコードのクロストーク、ハンドセットの受
    話器から送話器を経由した音響の戻りを対象とすること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の品質監視
    方式。
  6. 【請求項6】 インターネットを含むパケットネットワ
    ークに接続され、VoPによる音声の送受信機能を有す
    ることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項記載の
    品質監視方式に用いるVoP電話機。
  7. 【請求項7】 音声を送信するためのパケット化および
    受信した音声パケットをTDM信号に復号するデパケッ
    ト化の機能を有することを特徴とする請求項6記載のV
    oP電話機。
  8. 【請求項8】 VoPネットワークの音声品質に関する
    接続品質、通話品質、安定品質、伝送品質をオンライン
    で測定するためのパターンジェネレータであって、品質
    劣化要因の測定に適した複数のパターンデータを有し、
    その測定目的に合わせて送信できるパターンジェネレー
    タを有することを特徴とする請求項6または7記載のV
    oP電話機。
  9. 【請求項9】 前記パターンジェネレータを有する相手
    端末から送信されるデータを受信し解析する解析手段を
    有して品質の解析を行うとともに、解析結果を自端末に
    保存する機能と、解析結果を管理サーバに送信する機能
    とを有することを特徴とする請求項8記載のVoP電話
    機。
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