JP2007328839A - 情報再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示パネルユニットの起立角度にかかわらず、表示パネルユニットを回動自在に支持する可動支持部材と機器本体との間の隙間に対するディスク状記録媒体の誤挿入を確実に防止することができる情報再生装置を提供する。
【解決手段】収納筐体内に収納状態にある表示パネルユニット20が、機器ユニット10の上方に隙間をもって配置された可動支持部材30の進出動に伴って収納筐体から進出し、更に回動して起立状態となるようにした情報再生装置であって、可動支持部材30の下面に固定され、下面より突出するストッパ部材42a、43aと、機器ユニット10の上面に設けられ、起立状態となる表示パネルユニット20を支持する可動支持部材30と機器ユニット10との間の隙間Sに挿入されたディスクDをストッパ部材42a、43aに向けてガイドするガイド部材50とを有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、表示パネルユニットを有し、DVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disk)からオーディオ情報(音楽及び映像)を再生する車載オーディオ装置等、ディスク状記録媒体から情報を再生する情報再生装置に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、MD(Mini Disk)等のディスク状記録媒体(以下、単にディスクという)を用いる車載用オーディオ装置やナビゲーション装置等のディスク再生装置(情報再生装置)において、収納筐体内の下方部にディスクの駆動機構等が収納されたメカユニット(機器ユニット)が設けられ、そのメカユニットの上方に隙間をもって配置され前後方向に進退動可能となる可動支持部材に回動自在に支持された表示パネルユニットを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなディスク再生装置では、収納筐体内に収納状態にある表示パネルユニットが、使用時に、可動支持部材の進出動に伴って当該筐体から進出し、更に回動して起立状態となる。そして、メカユニットの前面(前面パネル)に形成されたディスク挿入口からDVD等のディスクが挿入されると、メカユニットがそのディスクを駆動して音楽、映像等の情報再生動作がなされる。
このようなディスク装置では、装置自体の薄型化が図られ、メカユニットの前面に形成されるディスク挿入口と、該メカユニットとその上方にて進退動する可動支持部材との隙間とが接近する傾向にある。このような状況において、可動支持部材が収納筐体から進出して表示パネルユニットが起立状態となった場合に前記表示パネルユニットがメカユニットの前面の前方かつ上方に位置することから、前記表示パネルユニットの下端部の陰になってメカユニット前面に形成されたディスク挿入口が視認し難くなる傾向にある。このため、ディスク挿入口に挿入すべきディスクを当該ディスク挿入口に接近したメカユニットと可動支持部材との隙間に誤って挿入してしまう可能性が高くなる。
そこで、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、該可動支持部材(可動ベース)から前記隙間に挿入防止部材を突出させるようにしたディスク再生装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなディスク再生装置によれば、可動支持部材が収納筐体から進出して表示パネルユニットが起立状態となる場合にメカユニットと可動支持部材との間の隙間に誤ってディスクを挿入しようとしてもそのディスクが挿入防止部材に突き当たるので、それ以上ディスクが前記隙間の奥に挿入されることを防止することができる。
特開2005−1456号公報
ところで、前述した従来の装置では、可動支持部材(可動ベース)に回動自在に支持された表示パネルユニットの起立状態への回動動作に連動して挿入防止部材が回動して可動支持部材からメカユニットとの隙間に突出するようにしているため、使用時における表示パネルユニットの起立角度(回動角度)が一定であれば、その角度に合わせて挿入防止部材が前記隙間を完全に閉ざすように設定すればよい。しかしながら、起立状態となる表示パネルユニットの起立角度(回動角度)を調整できるようにすると、その表示パネルユニットの回動角度に連動して挿入防止部材の前記隙間への突出状態が変動してしまい、ディスクの誤挿入防止効果も安定的なものとはならない。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、表示パネルユニットの起立角度にかかわらず、前記表示パネルユニットを回動自在に支持する可動支持部材と機器ユニットとの間の隙間に対するディスク状記録媒体の誤挿入を確実に防止することができる情報再生装置を提供するものである。
本発明に係る情報再生装置は、収納筐体と、該収納筐体内の下方部に設けられ、前面にディスク状記録媒体の挿入口を有する機器ユニットと、表面パネルユニットと、前記収納筐体内の前記機器ユニットの上方に隙間をもって配置されるとともに前後方向に進退動可能に設けられ、前端部にて前記表示パネルユニットの下端部を回動自在に支持する可動支持部材とを有し、前記収納筐体内に収納状態にある前記表示パネルユニットが、前記可動支持部材の進出動に伴って当該収納筐体から進出し、更に回動して起立状態となるようにした情報再生装置であって、前記可動支持部材の下面に固定され、該下面より突出するストッパ部材と、前記機器ユニットの上面に設けられ、起立状態となる前記表示パネルユニットを支持する前記可動支持部材と当該機器ユニットとの間の隙間に挿入されたディスク状記録媒体を前記ストッパ部材に向けてガイドするガイド部材とを有する構成となる。
このような構成により、表示パネルユニットが収納筐体から進出し、更に回動して起立した状態で、機器ユニットの前面に形成された挿入口をめがけて進むディスク状記録媒体が誤って機器ユニットと起立状態となる前記表示パネルユニットを支持する可動支持部材との間の隙間に進入し、機器ユニットの上面に設けられたガイド部材に突き当たると、更に押される力によって進入しようとするディスク状記録媒体が前記ガイド部材によって前記可動支持部材の下面に設けられたストッパ部材に向けてガイドされる。そして、ガイドされるディスク状記録媒体の先端部がストッパ部材に突き当たると、それ以上の挿入が阻止されるようになる。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記ストッパ部材は、前記ディスク状記録媒体が挿入され得る方向を横切る方向に所定間隔をもって配列された2つのストッパ片にて構成されたものとすることができる。
このような構成により、通常円盤状となるディスク状記録媒体の周縁の2箇所が2つのストッパ片に突き当たるようになるので、それ以上の進入はもとより、左右方向の移動も規制できるようになる。それにより、前記隙間に誤挿入されたディスク状記録媒体が当該隙間内でより安定した状態で進入規制され得るようになる。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記ストッパ部材は、前記可動支持部材の下面に固定された板部材に形成されている構成とすることができる。
このような構成により、板部材を可動支持部材の下面に固定することにより該板部材に形成されたストッパ部材が前記下面から突出するようになるので、可動支持部材の下面に対するストッパ部材の固定作業を容易に行なうことができるようになる。
更に、本発明に係る情報再生装置において、前記機器ユニットと前記可動支持部材との間に配設されるフレキシブルプリント配線基板が前記板部材にて前記可動支持部材の下面に固定されている構成とすることができる。
このような構成により、可動支持部材の下面からストッパ部材を突出させるために該ストッパ部材の形成された板部材を可動支持部材の下面に固定する際に、同時に、該板部材によって、機器ユニットと可動支持部材内との間に配設されるフレキシブルプリント基板を可動支持部材の下面に固定することができるようになるので、装置の部品点数の削減を図ることができるようになる。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記ガイド部材は、その前面側上部に、後方に向かって立ち上がる湾曲凹面となる第1ガイド部を有する構成とすることができる。
このような構成により、通常円盤状となるディスク状記録媒体の周縁先端部が第1ガイド部に突き当たると、その周縁が湾曲凹面にガイドされつつ上方の機器ユニットの下面に設けられたストッパ部材に向けて進み得るようになる。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記ガイド部材は、第1ガイド部の横方向略中央部に更に上方に向かって開放された湾曲凹面となる第2ガイド部を有する構成とすることができる。
このような構成により、通常円盤状となるディスク状記録媒体の周縁先端部下面が第2ガイド部の湾曲凹面にガイドされつつ進み得るようになり、ディスク状記録媒体の面と第2ガイド面の湾曲凹面との間に隙間が生じ得るようになって、ディスク状記録媒体の面に傷が付くおそれをなくすことができる。
本発明に係る情報再生装置によれば、機器ユニットと可動支持部材との隙間に誤挿入されたディスク状記録媒体が機器ユニットの上面に設けられたガイド部材に突き当たると、該ガイド部材によって可動支持部材の下面から突出するストッパ部材に導かれ、該ストッパ部材によってそれ以上の進入が阻止されるようになるので、表示パネルユニットの起立角度にかかわらず、前記表示パネルユニットを回動自在に支持する可動支持部材と機器本体との間の隙間に対するディスク状記録媒体の誤挿入を確実に防止することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る情報再生装置は図1に示すように構成される。この例では、情報再生装置として、DVD、CD等のディスク記録媒体から情報の再生を行なう車載用のディスク再生装置が示される。なお、図1(a)は、表示パネルユニットが起立状態となった状態でのディスク再生装置を示す正面図であり、同図(b)は、その側面図である。
図1において、このディスク再生装置は、収納筐体100内の下方部にディスク(DVD、CD等のディスク状記録媒体)の駆動機構等が収容されたディスクドライブメカユニット10(機器ユニット)が設けられ、そのディスクドライブメカユニット10の上方(図面において上方)に前後方向(図1(a)において図面の紙面に垂直な方向、図1(b)において横方向)に進退動可能となるように可動支持部材30が設けられている。可動支持部材30とディスクドライブメカユニット10との間には隙間Sが形成され、可動支持部材30の先端部にて表示パネルユニット20の下端部が回動自在に支持されている。
立上げアーム31の一端部が表示パネルユニット20の側面の所定部位に回動自在に結合しており、その他端部が収納筐体100の内側面に前後方向に摺動可能かつ回動自在に結合している。なお、図1(b)では、表示パネルユニット20の一方の側面しか示されていないが、他方の側面側にも同様にして立上げアームが設けられている。可動支持部材30が収納筐体100内に後退動すると、立上げアーム31にて支持される表示パネルユニットは、その下端部から収納筐体100内に引き込まれて、可動支持部材30と略平行な状態にて収納筐体100内に収容される。一方、可動支持部材30が収納筐体100から進出動すると、その進出動に伴って表示パネルユニット20が収納筐体100から進出し、立上げアーム31の収納筐体100の内側面を摺動してきた端部が所定の位置にてロックされると、可動支持部材30の進出に伴う下端部の前進動によって立上げアーム31にて支持される表示パネルユニット20が回動して表示画面21を前方に向けて起立状態となる(図1(a)、(b)の状態)。
ディスクドライブユニット10の前端部には前面パネル11が装着されており、その前面パネル11に横方向に延びるディスク挿入口12が形成されている。ディスク挿入口12から挿入されたディスクは、ディスクドライブメカユニット10内にセットされ、回転駆動されつつ情報(音楽、映像等)の再生がなされる。
可動支持部材30の下面には、図2及び図3(a)に示すように、押え板40が例えばビスなどによって固定されている。押え板40は、所定長の横板部41とその両端部に位置する縦板部42、43とによって略コ字状に形成され、横板部41が可動支持部材30の前方縁に沿って略その中央部に配置されるともに各縦板部42、43が後方に向かって延びるように固定される。各縦板部42、43の先端部が略垂直に折り曲げられ、その折り曲げ部分が可動支持部材30の下面から突出するストッパ片42a、43a(ストッパ部材)となる。これらストッパ片42a、43aは、図1(a)、(b)に示すように、可動支持部材30の下面から突出しているものの、それらの先端部とディスクドライブメカユニット10の上面との間には充分な隙間があり、可動支持部材30の進退動を妨げるものとはなっていない。
押え板40は、ディスクドライブメカユニット10と可動支持部材30との間に配設されるフレキシブルプリント配線基板(FPC)200を横板部41にて押さえ込むようにして可動支持部材30の下面に固定している(図3(a)参照)。このフレキシブルプリント配線基板200は、例えば、図3(b)に示すように、基部201の一方の側にディスクドライブメカユニット10側に延びるべき基板部分210が形成され、基部201の他方の側に可動支持部材30(表示パネルユニット20)側に延びるべき基板部分211、212が形成されている。そして、押え板40の横板部41にて基部201が押さえ込まれた状態で可動支持部材30の下面に固定されたフレキシブルプリント配線基板200の一方の基板部分210がドライブメカユニット10に引き込まれ、他方の基板部分211及び212が可動支持部材30に引き込まれるようになっている。
起立状態となった表示パネルユニット20を支持する可動支持部材30の下面とディスクドライブメカユニット10との間の隙間SにディスクDが図4に示すように誤って挿入されてディスクDの周縁部が図5に示すように押え板40の2つの縦板部42、43に形成されたストッパ片42a、43aに突き当たると、ディスクDのそれ以上の進入が阻止される。
前述したように表示パネルユニット20を回動自在に支持する可動支持部材30に対向するディスクドライブメカユニット10の上面には、図6乃至図8に示すようにガイド部材50が設けられている。なお、図6は、ディスクドライブメカユニット10を示す斜視図であり、図7は、ディスクドライブメカユニット10を上面側からみた平面図であり、図8は、ディスクドライブメカユニット10の上面に設けられたガイド部材50の詳細構造を示す部分斜視図である。
図6及び図7に示すように、ディスクドライブメカユニット10の上面には、前面パネル11の上面縁に沿って横方向(図7における横方向)に延びるガイド部材50が固定されている。このガイド部材50は、図8に示すように、ディスクDの挿入側の角(前面側上部の角)にディスクドライブメカユニット10の後方に向かって立ち上がるような湾曲凹面となる第1ガイド部51が形成されている。また、その第1ガイド部51の横方向略中央部に更に上方に向かって開放された湾曲凹面となる第2ガイド部52が形成されている。第1ガイド部51及び第2ガイド部52の湾曲凹面は、例えば、部分球面となっており、第1ガイド部51の部分球面の半径(SR1)は、第2ガイド部52の部分球面の半径(SR2)より大きくなるように設定されている(SR1>SR2)。ガイド部材50は、可動支持部材30が前方へ完全に進出したときのストッパ片42a、43aの位置よりも更に前方に配置されており、このストッパ片42a、43aと上下方向に重なることはない。よって、可動支持部材30の進出動がガイド部材50によって妨げられることがない。
前述したような構造のディスク再生装置では、可動支持部材30が収納筐体100から進出して表示パネルユニット20が起立した状態において(図1参照)、表示パネルユニット20の表示画面21に対向して斜め上方から前面パネル11を見下ろす利用者が、その前面パネル11のディスク挿入口12に挿入するつもりのディスクDを誤って可動支持部材30と前面パネル11(ディスクドライブメカユニット10)との間の隙間Sに挿入してしまうことがある。この場合、斜め上方から当該隙間SにディスクDが進入すると、図9(a)に示すように、ディスクDの先端縁部がディスクドライブユニット10の上面に設けられたガイド部材50の前方縁に突き当たる。すると、ディスクDの先端縁部が第1ガイド部51上を摺動し、ディスクDの先端縁部は、後方に向かって立ち上がる第1ガイド部51の部分球面に沿ってガイドされることにより徐々に上方の可動支持部材30に向かっていく。そして、ディスクDが可動支持部材30の下面に設けられたストッパ片42a、43aに向けて進み、図9(b)に示すように、ディスクDの周縁部(2箇所)が、そのディスクDの進入方向を横切る方向(略直交する方向)に配列された2つのストッパ片42a、43aに突き当たる(図5参照)。なお、第1ガイド部51と第2ガイド部52は、上方または斜め上方に向かって開放された部分球面となっているため、ガイド部材50上を摺動するディスクDの下面(記録面)がガイド部材50の前面50aや上面50bに摺接することがなく、ディスクDの傷付きが防止されるようになっている。
このように、斜め上方から誤って可動支持部材30と前面パネル11(ディスクドライブユニット10)との間の隙間SにディスクDが挿入されると、ディスクドライブユニット10の上面に設けられたガイド部材50によってディスクDが可動支持部材30の下面に設けられたストッパ片42a、43aに向けてガイドされ、ディスクDの周縁部(2箇所)がストッパ片42a、43aに突き当たるようになるので、ディスクDのそれ以上の進入が阻止される。このようにディスクDの進入が阻止されることにより、利用者は、ディスクDがディスク挿入口12に正しく挿入されなかったことを認識することができる。
例えば、立上げレバー31の収納筐体100の内側面でのロック位置を前後方向で調整することにより、表示パネルユニット20の起立角度を調整することができる。このような機構によって表示パネルユニット20の起立角度の調整がなされる場合であっても、ディスクドライブメカユニット10の上面に設けられたガイド部材50と可動支持部材30の下面に設けられたストッパ片42a、43aとの相対的な位置関係に変化はない。このため、表示パネルユニット20の起立角度にかかわらず、表示パネルユニット20を回動自在に支持する可動支持部材30とディスクドライブメカユニット10との間の隙間Sに対するディスクDの誤挿入を確実に防止することができるようになる。
なお、可動支持部材30を前後方向に移動させることにより表示パネルユニット20の起立角度を調整するものであっても、ガイド部材50とストッパ片42a、43aとの上下方向における相対位置に変化はなく、角度調整の実用的な範囲では、ストッパ片42a、43aの前後方向における位置も変化量が小さいため、前記隙間Sに誤挿入されたディスクDがガイド部材50によってストッパ片42a、43aに向けてガイドすることが可能である。
また、可動支持部材30とディスクドライブメカユニット10との間の隙間Sに誤挿入されたディスクDの周縁の2箇所が2つのストッパ片42a、43aに突き当たるようになるので(図5参照)、それ以上の進入が阻止されることはもとより、横方向への移動も規制され、前記隙間Sに誤挿入されたディスクDがその隙間S内でより安定した状態で進入規制されるようになる。
また、フレキシブルプリント配線基板200を可動支持部材30に固定するための板部材41にディスクDの進入を阻止するためのストッパ片42a、43aを形成するようにしているので、ディスクDの進入を阻止するためのストッパ部材とフレキシブルプリント配線基板200の固定部材と個別に設ける必要がなく、装置の部品点数を削減することができるようになる。
なお、前述した例では、ディスクDが斜め上方から可動支持部材30と前面パネル11(ディスクドライブユニット10)との間の隙間Sに誤挿入される場合について述べたが、例えば、前面パネル11の前方斜め下方から前記隙間SにディスクDが挿入された場合、図10に示すように、当該ディスクDは、前面パネル11の上縁角部に擦られながら移動し、最終的に、可動支持部材30の下面から突出するストッパ片42a、43aに突き当たる。また、前面パネル11の前方斜め下方から徐々に水平状態に起こしながらディスクDが前記隙間Sに挿入された場合、図11に示すように、当該ディスクDは、前面パネル11の上縁角部に擦られて更にガイド部材50によって可動支持部材30の下面から突出するストッパ片42a、43aに向けてガイドされ、最終的に、前記ストッパ片42a、43aに突き当たる。更に、ディスクDが略水平状態で、前記隙間Sに挿入された場合、図12に示すように、当該ディスクDは、その隙間S内で僅かな上下動をしつつ、最終的に、可動支持部材30の下面から突出するストッパ片42a、43aに突き当たる。前述した各場合とも、ディスクDはストッパ片42a、43aに突き当たって、それ以上の進入が阻止される。
以上、説明したように、本発明に係る情報再生装置は、表示パネルユニットの起立角度にかかわらず、前記表示パネルユニットを回動自在に支持する可動支持部材と機器本体との間の隙間に対するディスク状記録媒体の誤挿入を確実に防止することができるという効果を有し、表示パネルユニットを有し、DVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disk)からオーディオ情報(音楽及び映像)を再生する車載オーディオ装置等、ディスク状記録媒体から情報を再生する情報再生装置として有用である。
本発明の実施の一形態に係る情報再生装置としてのディスク再生装置を示す正面図(a)及び側面図(b)である。 図1に示すディスク再生装置における可動支持部材を下面側から見た斜視図である。 ストッパ片の形成された板部材(ストッパ片)にてフレキシブルプリント配線基板が下面に固定された状態の可動支持部材を示す平面図(a)及びフレキシブルプリント配線基板を示す平面図(b)である。 可動支持部材とディスクドライブメカユニットとの間の隙間にディスクDが挿入された状態を示す断面図である。 ディスクDがストッパ片に突き当たった状態となる可動支持部材の下面を示す平面図である。 ディスクドライブメカユニットを示す斜視図である。 ディスクドライブメカユニットを上方から見た平面図である。 ディスクドライブメカユニットの上面に設けられたガイド部材の詳細構造を示す部分斜視図である。 可動支持部材と前面パネル(ディスクドライブメカユニット)との間の隙間に斜め上方向からディスクが挿入された状態を示す拡大側面図(a)及びディスクが可動支持部材の下面から突出するストッパ片に突き当たった状態を示す拡大側面図(b)である。 可動支持部材と前面パネル(ディスクドライブメカユニット)との間の隙間に斜め下方からディスクが挿入され、可動支持部材の下面から突出するストッパ片に突き当たった状態を示す拡大側面図である。 可動支持部材と前面パネル(ディスクドライブメカユニット)との間の隙間に斜め下方から徐々に水平状態に起こしながらディスクが挿入され、可動支持部材の下面から突出するストッパ片に突き当たった状態を示す拡大側面図である。 可動支持部材と前面パネル(ディスクドライブメカユニット)との間の隙間に略水平方向からディスクが挿入され、可動支持部材の下面から突出するストッパ片に突き当たった状態を示す拡大側面図である。
符号の説明
10 ディスクドライブメカユニット(機器ユニット)
11 前面パネル
12 ディスク挿入口
20 表示パネルユニット
21 表示画面
30 可動支持部材
31 立上げアーム
40 板部材
41 横板部
42、43 縦板部
42a、43a ストッパ片
50 ガイド部材
51 第1ガイド部
52 第2ガイド部
100 収納筐体
200 フレキシブルプリント配線基板(FPC)
201 基部
210、211、212 基板部分

Claims (6)

  1. 収納筐体と、
    該収納筐体内の下方部に設けられ、前面にディスク状記録媒体の挿入口を有する機器ユニットと、
    表示パネルユニットと、
    前記収納筐体内の前記機器ユニットの上方に隙間をもって配置されるとともに前後方向に進退動可能に設けられ、前端部にて前記表示パネルユニットの下端部を回動自在に支持する可動支持部材とを有し、
    前記収納筐体内に収納状態にある前記表示パネルユニットが、前記可動支持部材の進出動に伴って当該収納筐体から進出し、更に回動して起立状態となるようにした情報再生装置であって、
    前記可動支持部材の下面に固定され、該下面より突出するストッパ部材と、
    前記機器ユニットの上面に設けられ、起立状態となる前記表示パネルユニットを支持する前記可動支持部材と当該機器ユニットとの間の隙間に挿入されたディスク状記録媒体を前記ストッパ部材に向けてガイドするガイド部材とを有することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記ストッパ部材は、前記ディスク状記録媒体が挿入され得る方向を横切る方向に所定間隔をもって配列された2つのストッパ片にて構成されたことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 前記ストッパ部材は、前記可動支持部材の下面に固定された板部材に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の情報再生装置。
  4. 前記機器ユニットと前記可動支持部材との間に配設されるフレキシブルプリント配線基板が前記板部材にて前記可動支持部材の下面に固定されていることを特徴とする請求項3記載の情報再生装置。
  5. 前記ガイド部材は、その前面側上部に、後方に向かって立ち上がる湾曲凹面となる第1ガイド部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報再生装置。
  6. 前記ガイド部材は、第1ガイド部の横方向略中央部に更に上方に向かって開放された湾曲凹面となる第2ガイド部を有することを特徴とする請求項5記載の情報再生装置。

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