JP2007058971A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007058971A
JP2007058971A JP2005242143A JP2005242143A JP2007058971A JP 2007058971 A JP2007058971 A JP 2007058971A JP 2005242143 A JP2005242143 A JP 2005242143A JP 2005242143 A JP2005242143 A JP 2005242143A JP 2007058971 A JP2007058971 A JP 2007058971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel unit
movable support
support member
front panel
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005242143A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kawase
雅之 川瀬
Kaname Kimura
要 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2005242143A priority Critical patent/JP2007058971A/ja
Publication of JP2007058971A publication Critical patent/JP2007058971A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

【課題】記録媒体を前面パネルユニットの記録媒体挿入口に確実にかつ容易に挿入することのできる情報再生装置の提供。
【解決手段】前面パネルユニット40の上方に隙間Sをもって配置された可動支持部材20が表示パネルユニット10を略平行状態で支持しつつ収納筐体100から進出し、表示パネルユニット10が回動して起立状態となるようにしたディスク装置であって、前面パネルユニット40には、ディスク挿入口41からディスクドライブメカユニット30に向かって延びる導入路44が形成され、導入路44の上面板部42が、ディスク挿入口41を通常位置と、隙間Sに先端部分が突出してディスク挿入口41を拡開させる拡開位置との間で回動自在となり、可動支持部材20が進出する際に上面板部42を通常位置から拡開位置に回動させる回動機構(21、22、45、46)を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、収納筐体の前端部に設けられ記録媒体挿入口の形成された前面パネルユニットと、前記前面パネルユニットの上方に所定の隙間をもって当該収納筐体から前方に進出可能となる可動支持部材と、該可動支持部材に回動自在に支持された表示パネルユニットとを有し、前記可動支持部材と共に前記収納筐体から前方に進出する表示パネルユニットを回動させて起立状態にして使用するようにした情報再生装置に関する。
従来、DVD、CD、MD等のディスク状記録媒体(以下、単にディスクという)を用いる車載用のオーディオ装置やナビゲーション装置等のディスク装置において、収納筐体の前端部に設けられディスク挿入口の形成された前面パネルユニットの上方に所定の隙間をもって当該収納筐体から前方に進出可能となる可動支持部材に支持された表示パネルユニットを有し、前記可動支持部材と共に前記収納筐体から進出する表示パネルユニットを回動させて起立状態にして使用されるものが知られている。このようなディスク装置では、装置自体の薄型化が図られ、前面パネルユニットの形成されるディスク挿入口と前面パネルユニットとその上方にて進出動する可動支持部材との隙間とが接近する傾向にある。
このような状況において、可動支持部材が収納筐体から進出して表示パネルユニットが起立状態となった場合に前記表示パネルユニットが前面パネルユニットの前方かつ上方に位置することから、前記表示パネルユニットの下端部の陰になって前面パネルユニットに形成されたディスク挿入口が視認し難くなる傾向にある。このため、ディスク挿入口に挿入すべきディスクを当該ディスク挿入口に接近した表示パネルユニットと可動支持部材との隙間に誤って挿入してしまう可能性が高くなる。
そこで、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、該可動支持部材(可動ベース)から前記隙間に挿入防止部材を突出させるようにしたディスク装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなディスク装置によれば、可動支持部材が収納筐体から進出して表示パネルユニットが起立状態となる場合に前面パネルユニットと可動支持部材との間の隙間に誤ってディスクを挿入しようとしてもそのディスクが挿入防止部材に突き当たるので、それ以上ディスクが前記隙間の奥に挿入されることを防止することができる。
特開2005−1456号公報
しかしながら、前述したような従来のディスク装置では、利用者が表示パネルユニットの下端部を支持する可動支持部材と前面パネルユニットとの間の隙間にディスクを誤って挿入したことに気づかずにそのディスクを無理やり挿入しようとすると、ディスクを破損してしまうおそれがある。このため、依然、視認し難いディスク挿入口を慎重に見極めてディスクの挿入を行なわなければならず、ディスク挿入操作がし難いものとなっていた。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、前面パネルユニットの前方かつ上方にて表示パネルユニットが起立状態となっている際に、記録媒体を前面パネルユニットに形成された記録媒体挿入口に確実にかつ容易に挿入することのできる情報再生装置を提供するものである。
本発明に係る情報再生装置は、収納筐体と、前記収納筐体の前端部に設けられ、記録媒体挿入口の形成された前面パネルユニットと、前記収納筐体内の前記前面パネルユニットの背後に設けられた記録媒体装填部と、表示パネルユニットと、前記前面パネルユニットより上方に所定の隙間をもって前記収納筐体から前方に進出可能に設けられ、先端部にて前記表示パネルユニットの下端部を回動自在に支持する可動支持部材とを有し、前記可動支持部材が前記表示パネルユニットを略平行状態で支持しつつ前記収納筐体から進出し、前記表示パネルユニットが回動して起立状態となるようにした情報再生装置であって、前記前面パネルユニットには、前記記録媒体挿入口から前記記録媒体装填部に向かって延びる導入路が形成され、該導入路の上面板部が、前記記録媒体挿入口を所定広さに維持する通常位置と、前記隙間に突出して前記記録媒体挿入口を拡開させる拡開位置との間で移動自在となり、前記可動支持部材が前記収納筐体から進出する際に前記導入路の上面板部を前記通常位置から前記拡開位置に移動させる拡開機構を有する構成となる。
このような構成により、可動支持部材が収納筐体から進出する際に前面パネルユニットに記録媒体挿入口から記録媒体装填部に向かって延びるように形成された導入路の上面板部が拡開機構により通常位置から拡開位置に移動させられる。また、収納筐体から進出する前記可動支持部材の先端部に回動自在に支持される表示パネルユニットは回動して起立状態となる。拡開位置にある上面板部は前記可動支持部材と前面パネルユニットとの間の隙間に突出しているので、前記隙間に誤って挿入された記録媒体は、前記拡開位置にある上面板部に沿って前記導入路を記録媒体装填部に向けて進み得る。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記上面板部は、その後端部が前記前面パネルユニットの幅方向に延びる軸にて回動自在に支持され、前記拡開機構は、前記可動支持部材と共に移動するカムブロックと、前記軸に装着された従動カム部材とを有し、前記可動支持部材が前記収納筐体から進出する際に前記カムブロックが前記従動カム部材に当接して当該従動カム部材を回動させることにより前記上面板部をその先端部分が前記隙間に突出する前記拡開位置に回動させる構成とすることができる。
このような構成により、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、前面パネルユニットに形成された導入路の上面板部材を回動自在に支持する軸に装着された従動カム部材に前記可動支持部材と共に移動するカムブロックが当接して前記従動カム部材が回動させられ、その結果、前記従動カム部材と同軸となる前記導入路の上面板部材が拡開位置に回動させられる。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記従動カム部材は、前記軸を挟んで前記上面板部と逆側に延びる板状部材となり、前記カムブロックが前記従動カム部材の上側から当接して押し下げ回動させることにより前記上面板部を前記拡開位置に回動させる構成とすることができる。
このような構成により、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、板状部材となる従動カム部材にカムブロックが上側から当接して当該従動カムブロックが押し下げ回動させられ、その結果、前記従動カム部材と同軸となる導入路の上面板部材が拡開位置に回動させられる。
また、本発明に係る情報再生装置において、前記従動カム部材は、前記軸に装着される装着部と該装着部から延びて前記パネルユニットの背面から突出するレバー部とを有し、前記カムブロックが前記前面パネルユニットの前記背面に当接することにより前記レバー部を前記背面から前記前面パネルユニットの内方に押し込んで前記従動カムを回動させることにより前記上面板部を前記拡開位置に回動させる構成とすることができる。
このような構成により、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、前記可動支持部材と共に移動するカムブロックが前面パネルユニットの背面に当接すると、前記前面パネルユニットの背面から突出する従動カム部材のレバー部が前記カムブロックによって前記前面パネルユニットの内方に押し込まれて当該従動カム部材が回動させられ、その結果、前記従動カム部材と同軸となる導入路の上面板部材が拡開位置に回動させられる。
更に、本発明に係る情報再生装置において、前記可動支持部材は、前記進出方向に延びる溝部を有し、前記カムブロックは、前記溝部に摺動自在に収納され、前記カムブロックを前記溝部の前端に付勢する弾性部材を有する構成とすることができる。
このような構成により、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、カムブロックが従動カム部材に当接して当該従動カム部材を回動させて前面パネルユニットにおける導入路の上面板部材が拡開位置に回動した後に、前記カムブロックの前記従動カム部材への当接状態が弾性部材の付勢によって維持されつつ、前記カムブロックが前記溝部を摺動することにより前記可動支持部材および前記表示パネルユニットが前記弾性部材の付勢力に抗して更に進出することができるようになる。
本発明に係る情報再生装置によれば、可動支持部材が収納筐体から進出する際に、前面パネルユニットに記録媒体挿入口から記録媒体装填部に向かって延びるように形成された導入路の上面板部材が拡開位置に移動し、当該上面板部の先端部が可動支持部材と前面パネルユニットとの間の隙間に突出して前記記録媒体挿入口が拡開するようになる。このため、可動支持部材の先端部に回動自在に支持された表示パネルユニットが起立状態となって前面パネルユニットに形成された記録媒体挿入口が見難いために誤って可動支持部材と前面パネルユニットとの間の隙間に記録媒体を挿入しようとしても、その記録媒体は拡開した記録媒体挿入口に確実に挿入されるようになる。即ち、記録媒体挿入口が拡開するため、利用者は可動支持部材と前面パネルユニットとの間の隙間を特に気にすることなく、容易にかつ確実に記録媒体を前面パネルユニットに形成された記録媒体挿入口に挿入することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置は、図1乃至図3に示すように構成される。なお、図1は、可動支持部材が進出動している状態となるディスク装置を示す平面図(a)及び正面図(b)であり、図2は、可動支持部材が進出動している状態となるディスク装置を示す側断面図(a)及びA1部の拡大図(b)であり、図3は、導入路を構成する上面板部の回動機構を示す背面図(a)、可動支持部材におけるカムブロックの配置構成を示す側断面図(b)、可動支持部材におけるカムブロックの配置構成を示す縦断面図(c)である。
図1及び図2(a)において、この情報再生装置としてのディスク装置は、収納筐体100、表示パネルユニット10、可動支持部材20、ディスクドライブメカユニット30(記録媒体装填部)及び前面パネルユニット40(ノーズ部)を有している。前面パネルユニット40は、収納筐体100の下段側の前端部に設けられている。前面パネルユニット40の前面には、各種の操作釦等が設けられると共にその上端縁に沿って所定幅のディスク挿入口41(記録媒体挿入口)が形成されている。収納筐体100の前面パネルユニット40の背後に、記録媒体であるディスクを駆動させるディスクドライブメカユニット30が設けられている。
収納筐体100の上段側には前後方向に進退動可能となる可動支持部材20が設けられ、可動支持部材20の先端部に表示パネルユニット10の下端部が回動自在に支持されている。収納筐体100において、可動支持部材20は、表示画面10aを下方に向ける表示パネルユニット10を略水平状態にて支持しつつ進退動する。このような表示パネルユニット10を支持した可動支持部材20の収納筐体100での前後方向の進退動を可能にすべく、可動支持部材20及び略水平状態の表面パネルユニット10は、前面パネルユニット40及びディスクドライブメカユニット30の上方に所定の隙間Sをもって配置されている。
前面パネルユニット40には、図2(b)に示すように、ディスク挿入口41からディスクドライブメカユニット30に向かって延びる導入路44が形成されている。この導入路44は、上下に配置された上面板部42及び下面板部43にて形成され、上面板部42及び下面板部43の前端縁にてディスク導入口41の上下縁が形成される。上面板部42の後端部は、前面パネルユニット40の幅方向に延びる軸45によって回動自在に支持されている。また、図3(a)に示すように、上面板部42を支持する軸45は上面板部42の幅方向(図3(a)における左方向)に延長されており、軸45のその延長部分に従動カム部材46が装着されている。従動カム部材46は、図2(b)に示すように、軸45を挟んで上面板部42と逆側に延びる板状部材となっている。
軸45には更に捩りバネ47が装着されており(図3(a)参照)、上面板部42が所定のストッパ(図示略)に押圧されるように図2(b)における反時計方向に回動付勢されている。これにより、上面板部材42は、前面パネルユニット40の上面と略平行となってディスク挿入口41が所定の広さ(図1(b)参照)となる通常位置に維持される。また、このように上面板部42が捩りバネ47により回動付勢されることにより、当該ディスク装置が車両に搭載されるものであっても、振動によるラットルノイズが防止される。
図1(a)及び図3(b)に示すように、可動支持部材20の側面に沿ってその進退動方向に延びる溝部27が形成され、この溝部27にカムブロック21が摺動自在に収納されると共にカムブロック21を溝部27の前端に付勢するスプリング22(弾性部材)が設けられている。可動支持部材20の溝部27に収納されるカムブロック21は、可動支持部材20の下面より更に下方に突出し、その突出する部分の先端の角が湾曲した形状となっている。更に具体的には、図3(c)に示すように、可動支持部材20の底壁の壁部分20a、20b、20cが断面コ字状に折り曲げ形成されることにより溝部27が形成され、溝部27の上面となる壁部分20bとその外側面となる壁部分20cとに長手方向に長孔23、24が形成されている。そして、カムブロック21の上面から突出する支持プレート25が長孔23に嵌り込み、カムブロック21の外側面から突出する支持プレート26が長孔24に嵌り込んでいる。これにより、支持プレート25、26が長孔23、24にガイドされつつカムブロック21が溝部27において摺動可能となる。
前述した従動カム部材46は、図3(a)に示すように、可動支持部材20と一体的に進退動するカムブロック21の移動軌跡上に配置されている。これにより、可動支持部材20が進出動する際に、カムブロック21の湾曲部分が従動カム部材46の上面に当接するようになる。
前述したような構造のディスク装置において、先端部にて表示パネルユニット10を略水平状態にて支持する可動支持部材20が収納筐体100の奥方から前方に向けて進出する過程で、可動支持部材20と一体的に移動するカムブロック21が従動カム部材46に達する。そして、図4及び図5に示すように、カムブロック21の湾曲した先端部が板状の従動カム部材46の上側から当接し、スプリング22によって前方に付勢されるカムブロック21が捩りバネ47の回動付勢に抗して従動カム部材46を押し下げ回動させる。その結果、図4(b)(図4(a)のA2部の拡大図)に詳細に示すように、従動カム部材46と同軸(軸45)となる上面板部42が回動して(図5も参照)その先端部が前面パネルユニット40と可動支持部材20との間の隙間Sに突出する拡開位置となる。
これにより、上面板部42及び下面板部43にて形成される導入路44前面のディスク挿入口41が拡開する。この状態で、更に可動支持部材20が進出すると、図6(b)(図6(a)におけるA3部の拡大図)に示すように、従動カム部材46に当接して移動の阻止されたカムブロック21が、C1方向に進出する可動支持部材20に形成された溝部27内をスプリング22による付勢力に抗してC2方向に摺動する。これにより、導入路44を形成する上面板部42が拡開位置に維持されつつ可動支持部材20および表示パネルユニット10が進出していく。そして、可動支持部材20が収納筐体100の前方所定位置に達すると、図6(a)及び図7に示すように、可動支持部材20の先端部に回動自在に支持された表示パネルユニット10が回動して表示画面10aを前方に向けた起立状態となる。なお、表示パネルユニット10は、可動支持部材20の進出力を利用して回動する機構(図示略)または可動支持部材20の駆動源とは別の駆動源によって回動する機構(図示略)を有している。
このようにして表示パネルユニット10が起立状態になると、導入路44の上面板部42が拡開位置となってディスク挿入口41が拡開された状態となるので(図6(b)、図7(b)参照)、利用者が誤ってディスクを前面パネルユニット40と表示パネルユニット10の下端部(可動支持部材20)との間の隙間Sに挿入しようとしても、そのディスクは上面板部42に沿って導入路44をディスクドライブメカユニット30に向けて進み、適正にディスクドライブメカユニット30に装填されるようになる。即ち、利用者は、起立状態となった表示パネルユニット10により前面パネルユニット40に形成されたディスク挿入口41が見難い状態であっても、容易にかつ確実にディスクを拡開されたディスク挿入口41に挿入できるようになる。
ディスクドライブメカユニット30に装填されたディスクは、スピンドルモータ(図示略)によって回転駆動され、ピックアップによってその情報が再生され、または情報が記録される。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置は、図8及び図9に示すように構成される。なお、図8は、可動支持部材が進出動している状態となるディスク装置を示す平面図(a)及び正面図(b)であり、図9は、可動支持部材が進出動している状態となるディスク装置を示す側断面図(a)及びA4部の拡大図(b)である。本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置は、カムブロック21及び従動カム部材46に代えて新たなカムブロック210及び従動カム部材56を設けた点で本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置と異なる。
図8及び図9(a)において、このディスク装置は、前述した第1の実施の形態に係るディスク装置と同様に、可動支持部材20及びディスクドライブメカユニット30が収納筐体100内に収納され、前面パネルユニット40が収納筐体100の前端部に装着されており、また、可動支持部材20の先端部に表示パネルユニット10の下端部が回動自在に支持されている。また、前面パネルユニット40にはディスク挿入口41が形成されると共にディスク挿入口41からディスクドライブメカユニット30に向けて延びる導入路44が形成されている。この導入路44は、上下に配置された上面板部42及び下面板部43にて形成されている。また、上面板部42の後端部が軸45によって回動自在に支持され、軸45に装着された捩りバネ47(図10参照)によって上面板部42が通常位置に維持されている。
図10に示すように、上面板部42の幅方向に延長される軸45の当該延長部分に従動カム部材56が装着されている。従動カム部材56は、軸45に嵌合固定された装着部56aと装着部56aから斜め下方に延びるレバー部56bによって構成されている。そして、レバー部56bの先端部分が図9(b)に示すように前面パネルユニット40の背面から突出するようになっている。
可動支持部材20にはその側面に沿って進退動方向に延びる溝部27が形成され、その溝部27に、前述したのと同様に(図3(a)、図3(c)参照)、カムブロック210が摺動自在に収納されると共にカムブロック210を溝部27の前端に付勢するスプリング22が設けられている。従動カム部材56は、図10に示すように、可動支持部材20と一体的に進退動するカムブロック210の移動軌跡上に配置され、カムブロック210の可動支持部材20の下面から更に下方に突出する部分が前面パネルユニット40の背面に接近した際にその背面から先端部が突出するレバー部56bに突き当たるようになっている。
このような構造のディスク装置において、先端部にて表示パネルユニット10を略水平状態にて支持する可動支持部材20が収納筐体の奥方から前方に向けて進出する過程で、可動支持部材20と一体的に移動するカムブロック210が前面パネルユニット40の背面に当接すると、図11及び図12に示すように、前面パネルユニット40の背面から突出する従動カムブロック56のレバー部56bがカムブロック210により前面パネルユニット40の内方に押し込まれ、従動カムブロック56が軸45を中心にして回動させられる。その結果、図11(b)(図11(a)のA5部の拡大図)に示すように、従動カム部材56と同軸(軸45)となる上面板部42が回動して(図12も参照)その先端部が前面パネルユニット40と可動支持部材20との間の隙間Sに突出する拡開位置となる。
これにより、上面板部42及び下面板部43にて形成される導入路44前面のディスク挿入口41が拡開する。この状態で、更に可動支持部材20が進出すると、図13(b)(図13におけるA6部の拡大図)に示すように、前面パネルユニット40の背面に当接して移動の阻止されたカムブロック210が、C1方向に進出する可動支持部材20に形成された溝部27をスプリング22による付勢力に抗してC2方向に摺動する。これにより、導入路44を形成する上面板部42が拡開位置に維持されつつ可動支持部材20が進出していく。そして、可動支持部材20が収納筐体100の前方所定位置に達すると、図13(a)及び図14に示すように、可動支持部材20の先端部に回動自在に支持された表示パネルユニット10が回動して表示画面10aを前方に向けた起立状態となる。
このようにして表示パネルユニット10が起立状態になると、前述した第1の実施の形態と同様に、導入路44の上面板部42が拡開位置となってディスク挿入口41が拡開された状態となるので(図13(b)、図14(b)参照)、利用者が誤ってディスクを前面パネルユニット40と表示パネルユニット10の下端部(可動支持部材20)との間の隙間Sに挿入しようとしても、そのディスクは上面板部42に沿って導入路44をディスクドライブメカユニット30に向けて進み、適正にディスクドライブメカユニット30にセットされるようになる。
なお、前述した各実施の形態において、表示パネルユニット10が起立状態になった後に、表示パネルユニット10の前後方向の位置調整を行なうために、可動支持部材20が前後方向に僅かに進退動させられる際にも、スプリング22によってカムブロック21(210)が前方に付勢されているので、上面板部42は拡開位置に維持される。即ち、ディスク挿入口41は拡開した状態に維持される。
また、前述した各実施の形態では、表示パネルユニット10が起立状態になる前に導入路44を形成する上面板部42が拡開位置に回動させられるようになっていたが(図6、図11参照)、表示パネルユニット10が起立状態になる過程あるいは、起立状態になった後に上面板部42が拡開位置に回動させられるようにすることもできる。
また、前述した各実施の形態では、記録媒体としてディスクを使用し、記録媒体装填部としてディスクドライブメカユニット30を設けた例を示したが、半導体メモリカードや着脱式のハードディスクドライブを記録媒体として使用し、この記録媒体が接続されるコネクタユニットを記録媒体装填部として設置することも可能である。
以上、説明したように、本発明に係る情報再生装置は、前面パネルユニットの前方かつ上方にて表示パネルユニットが起立状態となっている際に、記録媒体を前面パネルユニットに形成された記録媒体挿入口に確実にかつ容易に挿入することのできるという効果を有し、前記前面パネルユニットの上方に所定の隙間をもって当該収納筐体から前方に進出可能となる可動支持部材と、該可動支持部材に回動自在に支持された表示パネルユニットとを有し、前記可動支持部材と共に前記収納筐体から前方に進出する表示パネルユニットを回動させて起立状態にして使用するようにした情報再生装置として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置を示す平面図(a)及び正面図(b)である。 本発明の第1の実施の形態に係るディスク装置の側方断面図(a)及びそのA1部の拡大図(b)である。 導入路を構成する上面板部の回動機構を示す背面図(a)、可動支持部材におけるカムブロックの配置構成を示す側断面図(b)及び可動支持部材におけるカムブロックの配置構成を示す縦断面図(c)である。 カムブロックが従動カム部材に当接した状態でのディスク装置を示す縦断面図(a)及びそのA2部の拡大図(b)である。 カムブロックが従動カム部材に当接した状態での上面板部の回動機構を示す背面図である。 表示パネルユニットが起立状態となった状態でのディスク装置を示す縦断面図(a)及びそのA3部の拡大図(b)である。 表示パネルユニットが起立状態となった状態でのディスク装置を示す平面図(a)及び正面図(b)である。 本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置を示す平面図(a)及び正面図(b)である。 本発明の第2の実施の形態に係るディスク装置を示す側断面図(a)及びそのA4部の拡大図(b)である。 導入路を構成する上面板部の回動機構を示す背面図である。 カムブロックが従動カム部材に当接した状態でのディスク装置を示す側断面図(a)及びそのA5部の拡大図である。 カムブロックが従動カム部材に当接した状態での上面板部材の回動機構を示す背面図である。 表示パネルユニットが起立状態となった状態でのディスク装置を示す側断面図(a)及びそのA6部の拡大図である。 表示パネルユニットが起立状態となった状態でのディスク装置を示す平面図(a)及び正面図(b)である。
符号の説明
10 表示パネルユニット
10a 表示画面
20 可動支持部材
21,210 カムブロック
22 スプリング
23,24 長孔
25,26 支持プレート
27 溝部
30 ディスクドライブメカユニット(記録媒体装填部)
40 前面パネルユニット(ノーズ部)
41 ディスク挿入口(記録媒体挿入口)
42 上面板部
43 下面板部
44 導入路
45 軸
46 従動カム部材
47 捩りバネ
56 従動カム部材
56a 装着部
56b レバー部

Claims (5)

  1. 収納筐体と、
    前記収納筐体の前端部に設けられ、記録媒体挿入口の形成された前面パネルユニットと、
    前記収納筐体内の前記前面パネルユニットの背後に設けられた記録媒体装填部と、
    表示パネルユニットと、
    前記前面パネルユニットより上方に所定の隙間をもって前記収納筐体から前方に進出可能に設けられ、先端部にて前記表示パネルユニットの下端部を回動自在に支持する可動支持部材とを有し、前記可動支持部材が前記表示パネルユニットを略平行状態で支持しつつ前記収納筐体から進出し、前記表示パネルユニットが回動して起立状態となるようにした情報再生装置であって、
    前記前面パネルユニットには、前記記録媒体挿入口から前記記録媒体装填部に向かって延びる導入路が形成され、該導入路の上面板部が、前記記録媒体挿入口を所定広さに維持する通常位置と、前記隙間に突出して前記記録媒体挿入口を拡開させる拡開位置との間で移動自在となり、
    前記可動支持部材が前記収納筐体から進出する際に前記導入路の上面板部を前記通常位置から前記拡開位置に移動させる拡開機構を有することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記上面板部は、その後端部が前記前面パネルユニットの幅方向に延びる軸にて回動自在に支持され、
    前記拡開機構は、前記可動支持部材と共に移動するカムブロックと、前記軸に装着された従動カム部材とを有し、前記可動支持部材が前記収納筐体から進出する際に前記カムブロックが前記従動カム部材に当接して当該従動カム部材を回動させることにより前記上面板部をその先端部分が前記隙間に突出する前記拡開位置に回動させることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 前記従動カム部材は、前記軸を挟んで前記上面板部と逆側に延びる板状部材となり、前記カムブロックが前記従動カム部材の上側から当接して押し下げ回動させることにより前記上面板部を前記拡開位置に回動させることを特徴とする請求項2記載の情報再生装置。
  4. 前記従動カム部材は、前記軸に装着される装着部と該装着部から延びて前記パネルユニットの背面から突出するレバー部とを有し、前記カムブロックが前記前面パネルユニットの前記背面に当接することにより前記レバー部を前記背面から前記前面パネルユニットの内方に押し込んで前記従動カム部材を回動させることにより前記上面板部を前記拡開位置に回動させることを特徴とする請求項2記載の情報再生装置。
  5. 前記可動支持部材は、前記進出方向に延びる溝部を有し、
    前記カムブロックは、前記溝部に摺動自在に収納され、
    前記カムブロックを前記溝部の前端に付勢する弾性部材を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の情報再生装置。
JP2005242143A 2005-08-24 2005-08-24 情報再生装置 Withdrawn JP2007058971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005242143A JP2007058971A (ja) 2005-08-24 2005-08-24 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005242143A JP2007058971A (ja) 2005-08-24 2005-08-24 情報再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007058971A true JP2007058971A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37922323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005242143A Withdrawn JP2007058971A (ja) 2005-08-24 2005-08-24 情報再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007058971A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10959983B2 (en) 2016-07-21 2021-03-30 Bodor Laboratories, Inc. Formulation for soft anticholinergic analogs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10959983B2 (en) 2016-07-21 2021-03-30 Bodor Laboratories, Inc. Formulation for soft anticholinergic analogs
US11052067B2 (en) 2016-07-21 2021-07-06 Bodor Laboratories, Inc. Formulation for soft anticholinergic analogs

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4281704B2 (ja) ディスク駆動装置及び電子機器
JP2005085449A (ja) ディスクドライブ装置
JP2005085446A (ja) ディスクドライブ装置
JP4103744B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2007058971A (ja) 情報再生装置
JP3173224B2 (ja) ディスク装置
JP4948988B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP4144324B2 (ja) ディスク装置
JP4754778B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP4525633B2 (ja) ディスクドライブ装置及びディスク記録及び/又は再生装置
JP2008047207A (ja) 情報処理装置
JP2006127719A (ja) ディスクドライブ装置
JP4309378B2 (ja) ディスク装置
JP4656430B2 (ja) 情報再生装置
JP4084340B2 (ja) 車載用ディスク装置
JP2005122860A (ja) ディスク装置
JP2006221266A (ja) 記録媒体用開閉扉機構
JP2003331495A (ja) ディスクプレーヤの誤挿入防止装置
JP3838989B2 (ja) ディスク装置
JP4103743B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2003085862A (ja) ローディング機構及び記録再生装置
JP3812316B2 (ja) 記録媒体装着装置
JP2008198278A (ja) ディスク装置
JP2008269782A (ja) ディスク装置
JPWO2005078718A1 (ja) 記録媒体駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104