JP2007327431A - 機械式ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】メカニカルシールのシール効果の低下を抑制することのできる機械式ポンプを提供する。
【解決手段】ウォータポンプはケーシング1と、ケーシング1に回転可能に支持されるとともに同一直線上に配置された入力軸21及び出力軸22と、出力軸22と一体回転する回転側筒部材61と、回転側筒部材61によって支持された回転側シール部材66と、ケーシング1に固定された固定側筒部材62と、固定側筒部材62によって支持された固定側シール部材63と、回転側シール部材66と固定側シール部材63との摺動部において冷却水をシールするメカニカルシール6と、入力軸21と出力軸22との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結する等速ジョイント7とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】ウォータポンプはケーシング1と、ケーシング1に回転可能に支持されるとともに同一直線上に配置された入力軸21及び出力軸22と、出力軸22と一体回転する回転側筒部材61と、回転側筒部材61によって支持された回転側シール部材66と、ケーシング1に固定された固定側筒部材62と、固定側筒部材62によって支持された固定側シール部材63と、回転側シール部材66と固定側シール部材63との摺動部において冷却水をシールするメカニカルシール6と、入力軸21と出力軸22との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結する等速ジョイント7とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、メカニカルシールを有する機械式ポンプに関する。
内燃機関のクランクシャフトの回転に基づき回転駆動されるウォータポンプのように、ポンプの駆動軸の一端に設けられたプーリやスプロケットに、ベルトやチェーンを介して外部駆動源からの回転駆動力が伝達される機械式ポンプがある(例えば特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載される内燃機関のウォータポンプの断面構造を示したものである。
図3に示されるように、ウォータポンプは、ケーシング1、ケーシング1の内部に回転可能に支持された駆動軸としてのシャフト2、シャフト2の一端に取り付けられたプーリ3、シャフト2の他端に取り付けられたインペラ4を備えている。ケーシング1とシャフト2との間にはボールベアリング5が配設されており、シャフト2はボールベアリング5により回転可能に支持されている。シャフト2の軸方向においてボールベアリング5とインペラ4との間には、ケーシング1とシャフト2との隙間をシールして冷却水がインペラ4側からボールベアリング5側へ浸入することを防止するためのメカニカルシール6が配設されている。
図3に示されるように、ウォータポンプは、ケーシング1、ケーシング1の内部に回転可能に支持された駆動軸としてのシャフト2、シャフト2の一端に取り付けられたプーリ3、シャフト2の他端に取り付けられたインペラ4を備えている。ケーシング1とシャフト2との間にはボールベアリング5が配設されており、シャフト2はボールベアリング5により回転可能に支持されている。シャフト2の軸方向においてボールベアリング5とインペラ4との間には、ケーシング1とシャフト2との隙間をシールして冷却水がインペラ4側からボールベアリング5側へ浸入することを防止するためのメカニカルシール6が配設されている。
メカニカルシール6は、シャフト2の外周面に圧入嵌合された断面が略「コ」の字形の回転側筒部材61と、ケーシング1の内周面に圧入嵌合された断面が略「コ」の字形の固定側筒部材62とを備えている。固定側筒部材62には、シャフト2の軸方向に移動可能な固定側シール部材63が嵌合されている。この固定側シール部材63の上記軸方向の一方にはパッキン64及びスプリング65が設けられている。一方、回転側筒部材61には、シャフト2の軸方向に移動可能な回転側シール部材66が嵌合されている。この回転側シール部材66の上記軸方向の一方には緩衝ゴム67が設けられている。そして、スプリング65の付勢力により固定側シール部材63が回転側シール部材66に押圧され、その押圧力が緩衝ゴム67によって受け止められている。
こうした構成において、クランクシャフトの回転に基づきウォータポンプのシャフト2が回転すると、回転側シール部材66のシール面66Fが固定側シール部材63のシール面63Fによって押圧された状態で摺動回転することによりケーシング1とシャフト2との隙間がシールされることとなる。
特開平9−79182号公報
ところで、ポンプを構成する各部品には製造時に個体間のばらつきが生じるとともに、こうした各部品が組み付けられる際には組み付け誤差が生じる。また、シャフト2にはプーリ3を介してベルト荷重Fbが作用するため、シャフト2にはその中心軸Cをずらす或いは傾ける力が作用することとなる。その結果、回転側シール部材66の中心軸と固定側シール部材63の中心軸とがずれて回転側シール部材66と固定側シール部材63との接触状態が悪化することによりメカニカルシール6のシール効果が低下して水漏れが発生するおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メカニカルシールのシール効果の低下を抑制することのできる機械式ポンプを提供することにある。
以下、上記目的を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、ケーシングと、前記ケーシングに回転可能に支持されるとともに同一直線上に配置された入力軸及び出力軸と、前記出力軸と一体回転する第1の支持部材と、前記第1の支持部材によって支持された第1のシール部材と、前記ケーシングに固定された第2の支持部材と、前記第2の支持部材によって支持された第2のシール部材と、前記第1のシール部材と前記第2のシール部材との摺動部において液体をシールするメカニカルシールと、前記入力軸と前記出力軸との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結する連結機構とを備えることをその要旨とする。
請求項1に記載の発明は、ケーシングと、前記ケーシングに回転可能に支持されるとともに同一直線上に配置された入力軸及び出力軸と、前記出力軸と一体回転する第1の支持部材と、前記第1の支持部材によって支持された第1のシール部材と、前記ケーシングに固定された第2の支持部材と、前記第2の支持部材によって支持された第2のシール部材と、前記第1のシール部材と前記第2のシール部材との摺動部において液体をシールするメカニカルシールと、前記入力軸と前記出力軸との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結する連結機構とを備えることをその要旨とする。
上記構成によれば、第1のシール部材は、出力軸と一体回転する第1の支持部材よって支持されているため、出力軸の回転に伴って回転することとなる。また、第2のシール部材は、ケーシングに固定された第2の支持部材によって支持されているため、入力軸及び出力軸の回転に拘わらず停止している。そして、メカニカルシールは、相対回転する第1のシール部材と第2のシール部材との摺動部において液体をシールする。
ここで、上記構成によれば、入力軸と出力軸との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結する連結機構を備えているため、入力軸の中心軸がずれたり傾いたりしたとしても、出力軸の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制することができる。このため、出力軸に支持された第1のシール部材と、ケーシングに支持された第2のシール部材とが相対変位することを抑制することができる。その結果、ポンプを構成する各部品の製造誤差やそれらの組み付け誤差が生じたとしても、メカニカルシールのシール効果の低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の機械式ポンプにおいて、前記入力軸には、ベルト或いはチェーンを介して駆動力が入力されることをその要旨とする。
ベルト或いはチェーンを介して入力軸に駆動力が入力される場合には、入力軸にベルト荷重が作用するため、入力軸の中心軸をずらす或いは傾ける力が作用することとなる。
ベルト或いはチェーンを介して入力軸に駆動力が入力される場合には、入力軸にベルト荷重が作用するため、入力軸の中心軸をずらす或いは傾ける力が作用することとなる。
この点、請求項2に記載される発明によれば、ベルト荷重により入力軸の中心軸がずれたり傾いたりしたとしても、連結機構によって出力軸の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の機械式ポンプにおいて、前記連結機構は等速ジョイントにより構成されてなることをその要旨とする。
上記構成によれば、連結機構は等速ジョイントにより構成されるため、出力軸の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制しつつも、出力軸を入力軸と等速にて回転駆動することができる。
上記構成によれば、連結機構は等速ジョイントにより構成されるため、出力軸の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制しつつも、出力軸を入力軸と等速にて回転駆動することができる。
また、請求項4に記載の発明によるように、請求項1又は2に記載の機械式ポンプにおいて、連結機構は弾性体により構成されてなるといった構成を採用することもできる。
以下、本発明にかかる機械式ポンプの一実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。なお、本実施形態では機械式ポンプとして内燃機関のクランクシャフトの回転に基づき回転駆動されるウォータポンプが採用されている。
図1は本実施形態におけるウォータポンプの断面図である。
図1に示されるように、ウォータポンプは、ケーシング1、サクションカバー10、及びケーシング1とサクションカバー10との間に介設されるガスケット11を備えており、これらケーシング1、サクションカバー10、及びガスケット11によりウォータポンプのハウジングが形成される。サクションカバー10の内部には冷却水が吸入される吸入口12が形成されている。
図1に示されるように、ウォータポンプは、ケーシング1、サクションカバー10、及びケーシング1とサクションカバー10との間に介設されるガスケット11を備えており、これらケーシング1、サクションカバー10、及びガスケット11によりウォータポンプのハウジングが形成される。サクションカバー10の内部には冷却水が吸入される吸入口12が形成されている。
ケーシング1の内部には、入力軸21、及び入力軸21とは別体の出力軸22が同一直線上に配置されており、これらは等速ジョイント7により駆動連結されている。これにより、入力軸21と出力軸22との偏心は許容されつつも、出力軸22は入力軸21と等速にて回転駆動される。
入力軸21の一端(図1における左端)にはプーリシート30が取り付けられており、プーリシート30には、内燃機関のクランクシャフトの回転駆動力を、ベルトを介して入力軸21に入力するためのプーリ3が取り付けられている。
出力軸22の一端(図1における右端)にはインペラ4が取り付けられており、インペラ4は出力軸22と一体回転可能となっている。
ケーシング1と入力軸21との間にはボールベアリング5が配設されており、入力軸21はボールベアリング5により回転可能に支持されている。ボールベアリング5は、ケーシング1の内周面に嵌入されるとともにベアリングの外輪部をなす円筒部材50、及び円筒部材50と入力軸21との間において同入力軸21の円周方向に等間隔に配設される複数のボール51A,51Bを備えている。なお、本実施形態のウォータポンプでは入力軸21がベアリングの内輪部を兼ねている。
ケーシング1と入力軸21との間にはボールベアリング5が配設されており、入力軸21はボールベアリング5により回転可能に支持されている。ボールベアリング5は、ケーシング1の内周面に嵌入されるとともにベアリングの外輪部をなす円筒部材50、及び円筒部材50と入力軸21との間において同入力軸21の円周方向に等間隔に配設される複数のボール51A,51Bを備えている。なお、本実施形態のウォータポンプでは入力軸21がベアリングの内輪部を兼ねている。
ケーシング1と出力軸22との間にはローラベアリング8が配設されており、出力軸22はローラベアリング8により回転可能に支持されている。
出力軸22の軸方向においてローラベアリング8とインペラ4との間には、ケーシング1と出力軸22との隙間をシールして冷却水がインペラ4側からローラベアリング8側へ浸入することを防止するためのメカニカルシール6が配設されている。
出力軸22の軸方向においてローラベアリング8とインペラ4との間には、ケーシング1と出力軸22との隙間をシールして冷却水がインペラ4側からローラベアリング8側へ浸入することを防止するためのメカニカルシール6が配設されている。
メカニカルシール6は、出力軸22の外周面に圧入嵌合されて出力軸22と一体回転する断面が略「コ」の字形の回転側筒部材61と、ケーシング1の内周面に圧入嵌合されて固定された断面が略「コ」の字形の固定側筒部材62とを備えている。固定側筒部材62には、出力軸22の軸方向に移動可能な固定側シール部材63が嵌合されている。この固定側シール部材63の上記軸方向の一方にはパッキン64及びスプリング65が設けられている。固定側シール部材63はパッキン64を介して固定側筒部材62によって支持されている。一方、回転側筒部材61には、出力軸22の軸方向に移動可能な回転側シール部材66が嵌合されている。この回転側シール部材66の上記軸方向の一方には緩衝ゴム67が設けられており、回転側シール部材66は緩衝ゴム67を介して回転側筒部材61によって支持されている。そして、スプリング65の付勢力により固定側シール部材63が回転側シール部材66に押圧され、その押圧力が緩衝ゴム67によって受け止められている。なお、本実施形態では、回転側筒部材61が本発明の第1の支持部材に相当するととともに、回転側シール部材66が本発明の第1のシール部材に相当する。また、固定側筒部材62が本発明の第2の支持部材に相当するとともに、固定側シール部材63が本発明の第2のシール部材に相当する。また、本実施形態における冷却水が本発明の液体に相当する。
こうした構成において、クランクシャフトの回転に基づきウォータポンプの入力軸21が回転すると、回転側シール部材66のシール面66Fが固定側シール部材63のシール面63Fによって押圧された状態で摺動回転することによりケーシング1とシャフト2との隙間がシールされることとなる。
ところで、ウォータポンプを構成する各部品には製造時に個体間のばらつきが生じるとともに、こうした各部品が組み付けられる際には組み付け誤差が生じることについては上述した。また、入力軸21にはプーリ3を介してベルト荷重Fbが作用するため、入力軸21にはその中心軸Cをずらす或いは傾ける力が作用することとなることについても上述した。
次に本実施形態にかかるウォータポンプの作用について、図2を参照するとともに従来のウォータポンプの作用と比較して説明する。
図2(a)は、従来のウォータポンプのシャフト2(図3参照)に対してベルト荷重Fbが作用しているときのシャフト2の状態を実線で示したものであり、図中には比較の対象として、ベルト荷重Fbが作用していないときの状態を破線で示している。また、図2(b)は本実施形態におけるウォータポンプの入力軸21に対してベルト荷重Fbが作用しているときの入力軸21、出力軸22、及び等速ジョイント7の状態を実線で示したものであり、図中には比較の対象として、ベルト荷重Fbが作用していないときの状態を破線で示している。
図2(a)は、従来のウォータポンプのシャフト2(図3参照)に対してベルト荷重Fbが作用しているときのシャフト2の状態を実線で示したものであり、図中には比較の対象として、ベルト荷重Fbが作用していないときの状態を破線で示している。また、図2(b)は本実施形態におけるウォータポンプの入力軸21に対してベルト荷重Fbが作用しているときの入力軸21、出力軸22、及び等速ジョイント7の状態を実線で示したものであり、図中には比較の対象として、ベルト荷重Fbが作用していないときの状態を破線で示している。
図2(a)に示されるように、従来のウォータポンプのシャフト2は一本の駆動軸により構成されているため、シャフト2に対してベルト荷重Fbが作用しているときには、シャフト2の中心軸Bはベルト荷重Fbが作用していないときの中心軸Cに対して傾くこととなる。このため、シャフト2の軸方向においてメカニカルシール6の配設位置には、シャフト2の中心軸Bは中心軸Cに対してシャフト2の径方向にずれ量Δdだけずらされることとなる。
これに対して、本実施形態におけるウォータポンプでは、入力軸21に対してベルト荷重Fbが作用しているときには、図2(b)に示されるように、入力軸21の中心軸Dはベルト荷重Fbが作用していないときの中心軸Cに対して傾くこととなる。しかし、入力軸21と出力軸22とが等速ジョイント7により駆動連結されているため、出力軸22の中心軸Eはベルト荷重Fbが作用していないときの中心軸Cとほぼ一致することとなる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)回転側シール部材66は、出力軸22と一体回転する回転側筒部材61よって支持されているため、出力軸22の回転に伴って回転することとなる。また、固定側シール部材63は、ケーシング1に固定された固定側筒部材62によって支持されているため、入力軸21及び出力軸22の回転に拘わらず停止している。そして、メカニカルシール6は、相対回転する回転側シール部材66と固定側シール部材63との摺動部において冷却水をシールする。
(1)回転側シール部材66は、出力軸22と一体回転する回転側筒部材61よって支持されているため、出力軸22の回転に伴って回転することとなる。また、固定側シール部材63は、ケーシング1に固定された固定側筒部材62によって支持されているため、入力軸21及び出力軸22の回転に拘わらず停止している。そして、メカニカルシール6は、相対回転する回転側シール部材66と固定側シール部材63との摺動部において冷却水をシールする。
ここで、本実施形態によれば、入力軸21と出力軸22との偏心を許容しつつそれら両軸21,22を駆動連結する連結機構としての等速ジョイント7を備えているため、入力軸21の中心軸がずれたり傾いたりしたとしても、出力軸22の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制することができる。このため、出力軸22に支持された回転側シール部材66と、ケーシング1に支持された固定側シール部材63とが相対変位することを抑制することができる。その結果、ウォータポンプを構成する各部品の製造誤差やそれらの組み付け誤差が生じたとしても、メカニカルシールのシール効果の低下を抑制することができる。
(2)ベルトを介して入力軸21に駆動力が入力される場合には、入力軸21にベルト荷重Fbが作用するため、入力軸21の中心軸をずらす或いは傾ける力が作用することとなる。
この点、本実施形態によれば、ベルト荷重Fbにより入力軸21の中心軸がずれたり傾いたりしたとしても、連結機構としての等速ジョイント7によって出力軸22の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制することができる。
(3)本実施形態によれば、連結機構は等速ジョイント7により構成されるため、出力軸22の中心軸がずれたり傾いたりすることを抑制しつつも、出力軸22を入力軸21と等速にて回転駆動することができる。
尚、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、出力軸22を回転可能に支持するための構成としてケーシング1と出力軸22との間にローラベアリング8が配設されているが、出力軸22を回転可能に支持することのできるものであればこれをボールベアリング等の他のベアリング或いは他の支持部材に変更してもよい。
・上記実施形態では、出力軸22を回転可能に支持するための構成としてケーシング1と出力軸22との間にローラベアリング8が配設されているが、出力軸22を回転可能に支持することのできるものであればこれをボールベアリング等の他のベアリング或いは他の支持部材に変更してもよい。
・上記実施形態では、内燃機関のクランクシャフトの回転駆動力を、ベルトを介して入力軸21に入力するための構成としてプーリ3が採用されているが、こうした回転駆動力を、チェーンを介して入力軸21に入力する場合にはこれをスプロケットに変更すればよい。また、入力軸21に回転駆動力を入力する構成としてはベルト及びプーリやチェーン及びスプロケットに限られるものではなく、入力軸に回転駆動力を入力するものであればこれを他の構成に変更してもよい。
・上記実施形態では機械式ポンプとして内燃機関のクランクシャフトの回転に基づき回転駆動されるウォータポンプが採用されているが、本発明はこうしたウォータポンプにのみ適用されるものではなく、メカニカルシールを有する機械式ポンプであれば他のポンプに対しても適用することができる。
・上記実施形態では、入力軸21と出力軸22とを駆動連結する連結機構として等速ジョイント7が採用されているが、入力軸21と出力軸22とを弾性体により駆動連結してもよい。要するに、入力軸と出力軸との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結するものであればよい。
1…ケーシング、10…サクションカバー、11…ガスケット、12…吸入口、2…シャフト、21…入力軸、22…出力軸、3…プーリ、30…プーリシート、4…インペラ、5…ボールベアリング、50…円筒部材、51A,51B…ボール、6…メカニカルシール、61…回転側筒部材、62…固定側筒部材、63…固定側シール部材、63F…シール面、64…パッキン、65…スプリング、66…回転側シール部材、66F…シール面、67…緩衝ゴム、7…等速ジョイント、8…ローラベアリング。
Claims (4)
- ケーシングと、
前記ケーシングに回転可能に支持されるとともに同一直線上に配置された入力軸及び出力軸と、
前記出力軸と一体回転する第1の支持部材と、
前記第1の支持部材によって支持された第1のシール部材と、
前記ケーシングに固定された第2の支持部材と、
前記第2の支持部材によって支持された第2のシール部材と、
前記第1のシール部材と前記第2のシール部材との摺動部において液体をシールするメカニカルシールと、
前記入力軸と前記出力軸との偏心を許容しつつそれら両軸を駆動連結する連結機構と
を備える機械式ポンプ。 - 前記入力軸には、ベルト或いはチェーンを介して駆動力が入力される請求項1に記載の機械式ポンプ。
- 前記連結機構は等速ジョイントにより構成されてなる請求項1又は2に記載の機械式ポンプ。
- 前記連結機構は弾性体により構成されてなる請求項1又は2に記載の機械式ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006159806A JP2007327431A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 機械式ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006159806A JP2007327431A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 機械式ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007327431A true JP2007327431A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38928048
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006159806A Pending JP2007327431A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 機械式ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007327431A (ja) |
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2006
- 2006-06-08 JP JP2006159806A patent/JP2007327431A/ja active Pending
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