JP2007326170A - 工具ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】テーパコーンとストッパ部材との係合部分からの切削液の浸入を確実に防止した工具ホルダを提供する。
【解決手段】テーパコーン18、テーパコーン18が軸方向に相対移動可能に嵌合されるシャンク部13を有するホルダ本体12、フランジ部14とテーパコーン18との間に設けられた弾性部材17、弾性部材17の圧縮反発力でテーパコーン18に与えられるプリロードを調節するストッパ部材19を備える工具ホルダ10において、ストッパ部材19の前端に雄嵌合部32を形成し、ストッパ部材19の前端と対向するテーパコーン18の後端に雄嵌合部32を覆うように係合する雌嵌合部33を形成し、雌嵌合部33の第1シール面34と雄嵌合部32の第2シール面35との間にシャンク部13の外周面とも接触するシール部材36を介在した。
【選択図】図1

Description

この発明は、工作機械のスピンドルに工具を着脱可能に装着するための工具ホルダに関し、特に、シャンク部に嵌合されたテーパコーンに付与されたプリロードを調節するストッパ部材をテーパコーンの後端部に有する工具ホルダに関するものある。
従来の工具ホルダは、ホルダ本体のシャンク部を後方に行くにしたがい小外径となるテーパに形成し、このシャンク部を工作機械のスピンドルのテーパ孔に挿入して、引き込み機構により後方へ引き込むことで、工具ホルダをスピンドルに装着している。
ところで、工具ホルダをスピンドルに装着した場合、シャンク部の前部に設けられたフランジ部とスピンドルの前端面との間に隙間が生じるため、テーパ付きのシャンク部をスピンドルのテーパ孔に密嵌合するのみでは、工具ホルダに対する拘束力はスピンドルのテーパ内周面とのみとなり、大きな力でシャンク部を保持することができず、高速回転あるいは低速重切削加工時にビビリなどが発生し高精度な切削加工ができない。
そこで、シャンク部の前部に設けたフランジ部の後端面をスピンドルの前端面に押し付けることにより、工具ホルダに対してスピンドルの端面からも拘束力を付与し、工具ホルダに対する拘束力を増大するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような構成にするには、製作公差をシビアにしなければならないため、コスト高になり、また、長期間にわたってスピンドルを使用していると、そのテーパ孔の再研磨が必要となり、再研磨されテーパ孔の径は大きくなるため、シャンク部がスピンドルのテーパ孔に密嵌合されなくなり、スピンドルのテーパ孔による工具ホルダへの拘束力が低下してフランジ部とスピンドルとの端面とによる拘束力のみとなる。その結果、高速回転あるいは低速重切削加工時にビビリなどが発生し、加工精度が低下する。
そこで、従来においては、フランジ部を有するホルダ本体のシャンク部をストレートに形成し、このシャンク部にテーパコーンをシャンク部の軸線方向に移動可能に嵌合し、このテーパコーンの後端面とフランジ部の後端面との間に皿ばねを介在させて、テーパコーンにプリロードをかけることにより、後方に行くにしたがい小外径となるテーパコーンの外周面をスピンドルのテーパ孔内周面に押し付け、この状態でホルダ本体をスピンドルの後方へ引き込むことにより、二拘束方式で工具ホルダをスピンドルに保持するようにしている。この方式は、ある程度の成果を得ることができ、製作も比較的容易であるが、ホルダ本体の引き込み力を大きくしないと、テーパ孔の内周面によるテーパコーンの拘束が十分にできない。
また、ホルダ本体のシャンク部の外周に大径と小径のストレート部を軸線方向に位置をずらして2段に形成し、テーパコーンの内周にも前記大径と小径のストレート部に対応するストレートの小径部と大径部を形成したものもあるが、テーパコーンの内周面がストレート状であるため、ホルダ本体を強大な引き込み力で引き込まないと十分な効果が得られないという問題があった。
そこで、従来においては、ホルダ本体の引き込み力が比較的小さくても、ホルダ本体のシャンクに嵌合されるテーパコーンにその軸線に対して傾斜する切り割りをテーパコーンの全長にわたり形成し、この切り割に弗素系のゴムなどの弾性体を充填し、このテーパコーンの内周面に、スピンドルのテーパ孔内周面およびテーパコーンの外周面のテーパ角度よりゆるい角度のテーパを形成することで、シャンク部外周面がテーパコーンに対し、いわゆるくさび効果によるロック機能を有し、スピンドルのテーパ孔内周面に対しテーパコーンの外周面の内張り力が作用する結果、スピンドルのテーパ孔に装着される工具ホルダを大きな拘束力で保持することができ、高速回転および低速重切削に耐え得る(例えば、特許文献2参照)。
特許第2571325号 特許第3083291号
ところで、上述のような工具ホルダは、図5に示すように、工作機械のスピンドル1にスピンドル1の前端から後方に行くに従い小径となるように形成したテーパ孔1aに嵌合されるテーパコーン2と、このテーパコーン2が軸方向に相対移動できるように嵌合されたシャンク部3を有するホルダ本体4と、このホルダ本体4に一体に設けられ、スピンドル1の前端面に当接するフランジ部5と、このフランジ部5とテーパコーン2の前端面間に設けられた弾性部材6と、テーパコーン2の後端面に当接され、シャンク部3の後端外周に螺合され弾性部材6が圧縮される方向に締め付けることにより生じる弾性部材6の圧縮反発力でテーパコーン2をシャンク部3の後端に向けて与えられるプリロードを調節するストッパ部材7を備え、テーパコーン2の外周面2aはスピンドル1のテーパ孔1aの内周面と等しい角度のテーパ面に形成され、さらにテーパコーン2の内周面2b及びこの内周面2bに嵌合するシャンク部3の外周面3aは後方に行くに従い小径となるテーパ面に形成され、且つテーパ面をテーパコーン2の外周面2aの角度よりゆるい角度に構成されている。また、ホルダ本体4の後端には中空のプルスタッド8が螺着されており、このプルスタッド8を引き込み部材9で後方へ引っ張ることにより、工具ホルダのスピンドル1への装着が可能になる。
しかしながら、上記のような従来の工具ホルダにおけるテーパコーン2とストッパ部材7とは、図6に示すように隙間の有するゆるいインロー方式で係合されているため、ホルダ本体4のシャンク部3がテーパコーン2ごとスピンドル1のテーパ孔1a内に差し込まれた状態で引き込み部材9により後方へ引っ張られると、弾性部材6でプリロードされているテーパコーン2の外周面がスピンドル1のテーパ孔1aに密嵌合されるとともに、シャンク部3が後方へ更に引っ張られるため、テーパコーン2とストッパ部材7とのインロー部分に図7に示すような大きな隙間dが生じ、スピンドル1のテーパ孔1a内に浸入した切削液が上記隙間d及びインロー部を通してテーパコーン2とシャンク部3との間に浸入し、テーパコーン2とシャンク部3の潤滑性能を低下させるとともに工具ホルダのチャッキングに支障を来たし、しかも、テーパコーン2の内周面及びシャンク部3の外周面に錆を生じさせてしまい、工具ホルダの寿命を低下させるという問題があった。
この発明は、前述した問題を解決するためになされたもので、テーパコーンとストッパ部材との係合部分からの切削液の浸入を確実に防止した工具ホルダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、工作機械のスピンドルに該スピンドルの前端から後方に行くに従い小径となるように形成したテーパ孔に嵌合されるテーパコーンと、前記テーパコーンがその軸方向に相対移動できるように嵌合されるシャンク部を有するホルダ本体と、前記ホルダ本体に一体に設けられ前記スピンドルの前端面に当接するフランジ部と、前記フランジ部と前記テーパコーンの前端面間に設けられた弾性部材と、前記テーパコーンの後端に対向して前記シャンク部の後端外周に該シャンク部の軸線方向に移動可能に螺合され前記弾性部材が圧縮される方向に締め付けることにより生じる前記弾性部材の圧縮反発力で前記テーパコーンをシャンク部の後端に向けて与えられるプリロードを調節するストッパ部材を備える工具ホルダにおいて、前記テーパコーンの後端及び該後端に対向する前記ストッパ部材の前端の何れか一方にリング状の雄嵌合部を形成し、前記後端及び前端の他方に前記雄嵌合部にその外周を覆うように係合するリング状の雌嵌合部を形成し、前記雌嵌合部の内側に前記ストッパ部材の軸線と直角な第1シール面をリング状に形成し、前記第1シール面と対向する第2シール面を前記雌嵌合部に形成し、前記第1シール面と第2シール面との間にシール部材を介在したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の工具ホルダにおいて、前記シール部材は前記シャンク部の外周にも水密に当接されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の工具ホルダにおいて、前記シール部材はOリングであることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の工具ホルダにおいて、前記テーパコーンの外周面を前記スピンドルのテーパ孔内周面と等しい角度のテーパ面に形成し、さらに前記テーパコーンの内周面及び該内周面に嵌合する前記シャンク部の外周面の少なくとも一部を後方に行くに従い小径となるテーパ面に形成し、且つ該テーパ面を前記テーパコーンの外周面の角度よりゆるい角度にしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1または4記載の工具ホルダにおいて、前記テーパコーンにその軸線に対して傾斜する切り割りをテーパコーンの全長にわたり形成し、前記切り割り内に弗素系のゴムなどからなる弾性体を充填したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1または4、5の何れか1項に記載工具ホルダにおいて、前記シャンク部の前端寄り外周面およびテーパコーンの前端寄り内周面に後方に行くにしたがい小径となる互いに等しい角度のゆるいテーパをそれぞれ形成して、これらを互いに嵌合させ、前記シャンク部の中間部とテーパコーンの中間部との間に隙間を設け、シャンク部の後端寄り外周面およびテーパコーンの後端寄り内周面にストレート部を設け、前記シャンク部の後端部に前記テーパコーンの後端部を嵌合させたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1または4、5の何れか1項に記載の工具ホルダにおいて、前記フランジ部の前記テーパコーンの前端面と対向する箇所に前記弾性部材が収容される環状凹部を形成し、前記環状凹部に収容される弾性部材は複数の皿ばねから構成され、少なくとも前記皿ばねの最上層に座金が積層されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1または4〜7の何れか1項に記載の工具ホルダにおいて、前記ホルダ本体、テーパコーンなどの工具ホルダを構成する各部材に防錆処理を施したことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1または4〜8の何れか1項に記載の工具ホルダにおいて、前記テーパコーンの後端部外周面には切欠き段差部が設けられ、前記段差部に前記ストッパ部材の前端寄り内周面に形成した段差部が係合するようになっており、前記シャンク部がスピンドルにクランプされ前記テーパコーンが縮径して後端側に移動した状態においても前記両段差部の係合によりシール効果が達成できるようにしたことを特徴とする。
この発明の工具ホルダによれば、テーパコーンの後端及び該後端に対向するストッパ部材の前端の何れか一方に雄嵌合部を、他方に雌嵌合部をそれぞれ形成し、そして、雄嵌合部及び雌嵌合部のシール面間にシール部材を介在したので、テーパコーンとストッパ部材との係合部分からの切削液の浸入を確実に防止できるとともに、テーパコーンとシャンク部との潤滑性能の低下がなくなり、工具ホルダの良好なチャッキングを維持でき、かつテーパコーンの内周面やシャンク部の外周面が発錆するのを未然に防止できる。
また、この発明によれば、テーパコーンの外周面をスピンドルのテーパ孔内周面と等しい角度のテーパ面に形成し、さらにテーパコーンの内周面及び該内周面に嵌合するシャンク部の外周面の少なくとも一部を後方に行くに従い小径となるテーパ面に形成し、且つこのテーパ面をテーパコーンの外周面の角度よりゆるい角度にしたので、シャンク部外周面がテーパコーンに対し、所謂くさび効果によるロック機能を呈し、且つスピンドルのテーパ孔内周面に対しテーパコーンの外周面の内張り力が作用する結果、引き込み力の瞬時の到達点である引き込み力を維持した状態で拘束が可能となり、スピンドルのテーパ孔に装着される工具ホルダを大きな拘束力で密着保持することで減衰効果が優れ、高速回転および低速重切削に十分耐え得るものとすることができる。
また、この発明によれば、テーパコーンにその軸線に対して傾斜する切り割りをテーパコーンの全長にわたり形成し、この切り割り内に弗素系のゴムなどからなる弾性体を充填したので、シャンク部の外周面とテーパコーンの内周面とが互いに等しく後方に行くにしたがい小径となるテーパによりテーパコーンが拡径してその外周面をスピンドルのテーパ孔の内周面に押し付け、ホルダ本体の引き込み力が弱くても、テーパコーンの外周面をテーパ孔の内周面に密着させ、テーパコーンを十分に拘束して、強く保持でき、重切削が可能になるとともに高精度の切削加工ができる。
また、この発明によれば、シャンク部の前端部の外周面およびテーパコーンの前端部内周面のみにゆるいテーパを形成し、テーパ加工をする面積が小さく、またシャンク部の外周面およびテーパコーンの内周面の後端部をストレート状にして、シャンク部にテーパコーンを嵌合したので、加工が容易でありながら、加工時の振動が少なく、精度がよい切削加工ができる。
また、この発明によれば、環状凹部内に複数の皿ばね及びこの皿ばねの最上層に少なくとも座金を積層する構成したので、テーパコーンに与えられるプリロードを調整することができ、また座金の数や厚さを変更することで、テーパコーンの前後方向の位置を調節できる。
また、この発明によれば、ホルダ本体、テーパコーンなどの工具ホルダを構成する各部材に防錆処理を施したので、ホルダ本体、テーパコーンなどを長期に亘り使用できる。
また、この発明によれば、テーパコーンの後端寄り外周面に切欠き段差部が設けられ、この段差部にストッパ部材の前端寄り内周面に形成した段差部が係合するようになっているので、シャンク部がスピンドルにクランプされ、テーパコーンが縮径して後方に移動した状態においても前記両段差部の係合によりシール効果が達成できる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明にかかる工具ホルダの実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、本発明にかかる工具ホルダは、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は、この発明にかかる工具ホルダの第1実施の形態を示す断面図、図2はこの実施の形態における工具ホルダのテーパコーンの斜視図、図3はこの実施の形態における工具ホルダの要部の拡大断面図、図4はこの実施の形態における工具ホルダの説明用の拡大断面図である。
図1に示すように、切削工具29を掴持する工具ホルダ10は、中空のホルダ本体12を備え、このホルダ本体12は、工作機械のスピンドル30にその前端面30aから後方に行くに従い小径となるテーパ孔31内に挿着されるテーパ付きのシャンク部13と、このシャンク部13の大径寄り端部に形成した把持用のフランジ部14と、このフランジ部4の反シャンク部側にシャンク部13の中心軸と軸線を一致して反シャンク部側方向へ延在するように設けられた、フランジ部14より小さい径の筒状の支持部16とを有する。また、支持部16の軸心部には、その先端面16aからフランジ部14の領域まで延在するテーパ穴21が同心に形成され、このテーパ穴21は、支持部16内の先端面16aからフランジ部14の領域に行くに従い内周径が小さくなるテーパ形状を有している。
シャンク部13の外周にはテーパコーン18が回転可能にかつシャンク部13の軸線方向に移動可能に嵌合されている。また、フランジ部14の後端面4aには、シャンク部13との連結基部に近接して環状凹部14cが形成され、この環状凹部4c内には弾性部材17が収容されている。この弾性部材17は、その圧縮反発力でテーパコーン18にシャンク部13の後端方向へプリロードを与えるものである。また、シャンク部13の後端部には、テーパコーン18に与えられるプリロードを調節するストッパ部材19が設けられている。
前記テーパコーン18は、図1及び図2に示すように、その外周面全体を、7/24テーパのきついテーパに形成し、その前端部18gの内周面を、1/10〜1/100テーパ、好ましくは、1/50テーパのゆるいテーパに形成し、前端部18gに連なる中間部18hはテーパコーン8の後端に行くに従い小径となるテーパ面に形成され、そして、中間部18hの後端に連なる後端部18iはストレートに形成されている。
また、テーパコーン18の後端には、図1〜図3に示すように、リング状の雄嵌合部32がテーパコーン18と同心に形成されている。さらに、テーパコーン18の後端と対向するストッパ部材19の前端には、図1及び図3に示すように、前記雄嵌合部32にその外周を覆うように係合するリング状の雌嵌合部33がテーパコーン18と同心に形成されている。また、前記雌嵌合部33の内側には、図3に示すように、ストッパ部材19の軸線と直角な第1シール面34がリング状に形成され、この第1シール面34と平行する第2シール面35が前記雄嵌合部32の先端に形成されている。さらに、第1シール面34と第2シール面35との間には、図1及び図3に示すように、Oリングからなるシール部材36が介在されている。このシール部材36は、図3に示すように、第1シール面34と第2シール面35に当接しているとともにシャンク部13の外周面にも当接され、これにより、テーパコーン18とストッパ部材19との係合部分の水密性を確実にして、切削液の浸入を防止するようになっている。
前記シャンク部13は、その前端部13cの外周面はテーパコーン18の前端部18gに等しい1/10〜1/100テーパに、好ましくは1/50テーパのゆるいテーパに形成され、さらに前端部13cに連なる中間部13dはテーパコーン18の中間部18hの内径より僅かに小さい外径に形成され、中間部13dに連なる直筒状部分をストレート部13eとし、このストレート部13eに連なるシャンク部13の後端部外周面には雄ねじ部13fが形成されている。この雄ねじ部13fには前記ストッパ部材19が螺合され、このストッパ部材19を回転操作してシャンク部13の軸線方向に移動することによりテーパコーン18に与えられるプリロードを調節する。
前記テーパコーン18は前記シャンク部13に嵌合され、テーパコーン18の前端部18gはシャンク部13の前端部13cに嵌合され、テーパコーン18の中間部18hの内周面とシャンク部13の中間部13dの外周面との間には隙間aが形成され、さらに、テーパコーン18のストレートの後端部18iはシャンク部13のストレート部13eに嵌合されている。
また、シャンク部13の前端部13cおよびストレート部13eの外周面には、周方向に連続する山形状に潤滑剤封入溝13aおよび潤滑剤封入溝13gをそれぞれ形成され、これらの封入溝13a,13gにグリースなどの潤滑剤が充填されている。
工作機械のスピンドル30に形成されたテーパ孔31は、7/24のテーパを有している。
前記テーパコーン18は、図2に示すように、軸方向に対してゆるい角度で傾斜する切り割り18aがテーパコーン18の全長にわたって形成され、この切り割り18a内には弗素系のゴムなどの弾性体37が充填状態に装着されている。これにより、テーパコーン18自体が径方向に弾性変形できるように構成されている。
前記弾性部材17は、鋼板などの弾性金属板からなる複数の環状の皿ばねと、環状の座金などを重ねて構成され、これらの少なくとも一部を前記環状凹部14cに収容して、この凹部14cの底とテーパコーン18の前端面との間に介在されている。
さらに、シャンク部13のテーパコーン18が嵌合する部分の外周面には、周方向に連続する山形状の潤滑剤封入溝13a,13gが形成され、この封入溝13a,13gにはグリースなどの潤滑剤を充填され、シャンク部13とテーパコーン18との相対移動が長期間にわたってスムーズにできるようにしてある。
前記ホルダ本体12の軸方向の中間部と前端との間には、コレット保持用のテーパ孔21と、このテーパ孔21の後端方向に延びるストレート孔22とが軸線を一致して形成され、ストレート孔22の後端には小径のボルト挿通孔23を形成したボルト支持部24が形成されている。さらに、ホルダ本体12のシャンク部13の後端部内周には雌ねじ部25が形成されている。
プルスタッド20は、シャンク部13の後端面に係合する大径部20bと、この大径部20bから前方へ同軸に突設した雄ねじ部20aとを有し、この雄ねじ部20aを前記雌ねじ部25に螺合して締め付けることにより、プルスタッド20をシャンク部13の後端に結合する。また、プルスタッド20の軸心部には、切削液流入用の貫通孔20dが形成されている。20fは前端雄ねじ部20aの上方に嵌合配設したシール部材である。
ホルダ本体12のテーパ孔21およびストレート孔22には、テーパコレット26のテーパ部26aおよびストレート部26bが嵌合されている。また、テーパコレット26のテーパ部26aの外周面には、テーパ孔21と等しいテーパが形成され、さらに、周方向の3箇所に切り割り部26cが等間隔に形成され、この切り割り部26c間の周方向中央部には切削液供給溝26dが形成されている。また、テーパコレット26のストレート部26bの後端内周には雌ねじ孔26eが形成されている。
ホルダ本体12のボルト挿通孔23には、その後方から引きボルト27を挿入され、この引きボルト27の雄ねじ部27aはコレット26の雌ねじ孔26eに螺合され、この引きボルト27を締め付けることにより、テーパコレット26をテーパ孔21内に引き込むとともにエンドミル,ドリルなどの工具29をテーパコレット26で掴持できるようになっている。また、引きボルト27の頭部27cには平面視が正六角形状の係合凹部27dが形成され、さらに、この係合凹部27dの底から雄ねじ部27aの先端まで貫通する小径の切削液通路孔27eが形成されている。
図1において、38はスピンドル30のテーパ孔31後端側に配設された引き込み部材である。また、ホルダ本体22,テーパコーン28,テーパコレット26などの金属部材にはそれぞれ防錆処理を施し、切削液などによる前記金属部材に錆が発生しないようにしてある。
このように構成された工具ホルダ10を使用するに際しては、自動工具交換装置により工具ホルダ10のフランジ部14を把持して、プルスタッド20側からスピンドル30のテーパ孔31内に挿入し、プルスタッド20の係合部20cを引き込み部材38に係合させる。この状態で、引き込み部材38を後方へ移動することにより、工具ホルダ10のホルダ本体12をテーパコーン18ごとテーパ孔31内引き込む。この場合、シャンク部13の外周面とテーパコーン18の内周面とに互いに等しい1/50テーパなどのテーパが形成してあるので、シャンク部13の引き込みによってテーパコーン18に対してくさび効果が働きテーパコーン18の内周面が拡径して内張り力が働く。
また、スピンドル30のテーパ孔31とテーパコーン18の外周面には、互いに等しい7/24のテーパが形成されているため、テーパコーン18の外周面に対しテーパ孔31の締付力が働きテーパコーン18を縮径しようとするが、テーパコーン18の内張り力が働き、両者を強力に拘束することが、工具ホルダ10の引き込み力が比較的弱くても可能になる。
したがって、スピンドル30のテーパ孔31に装着される工具ホルダ10を大きな拘束力で密着保持することができ、高速回転および低速重切削に耐え得る工具ホルダ10を提供できる。
なお、テーパ角度が小さいほど、結合剛性が向上することは、既に知られているところである。
前述した加工終了した後、工具ホルダ10の自動工具交換を行うには、自動工具交換装置によりフランジ部14を把持して、スピンドル30のテーパ孔31から工具ホルダ10を引き抜く。
一方、ホルダ本体12のシャンク部13がテーパコーン18ごとスピンドル30のテーパ孔31内に差し込まれた状態で引き込み部材38により後方へ引っ張られると、弾性部材17でプリロードされているテーパコーン18の外周面がスピンドル30のテーパ孔31に密嵌合されるとともに、シャンク部13が後方へ更に引っ張られるため、ストッパ部材19の雄嵌合部32の先端とテーパコーン18の雌嵌合部33の先端とが図4に示すように互いに離間された隙間d1が生じる。しかし、本実施の形態では、雌嵌合部33の第1シール面34と雄嵌合部32の第2シール面35との間にはシール部材36が介在されているため、雄嵌合部32と雌嵌合部33との間に生じる隙間はシール部材36によって完全に封止される。これにより、テーパコーン18とストッパ部材19との係合部分の水密性が確実になる。
第1実施の形態において、使用によって刃部が磨耗または欠損した工具29を交換する場合は、工具ホルダ10を工作機械から外して工具の交換作業場に運び、ホルダ本体12のフランジ部14を万力台に固定した万力などによって固定し、プルスタッド20の後端から横断面が正六角形状の操作棒をプルスタッド20の貫通孔20dに挿通して引きボルト27の係合凹部27dに係合させる。この状態で、前記操作棒を回転操作して引きボルト27を弛め、引きボルト17の雄ねじ部27aとテーパコレット26の雌ねじ孔26eとのねじ嵌合を解く。これにより、コレット26をホルダ本体12から前端方向へ押し出し、コレット26のテーパ部26aに対するホルダ本体12のテーパ孔21による締め付けを弛める。
これによって、コレット26のテーパ部26aによる工具29のシャンク29aの締め付けも弛むので、工具29をコレット26から引き抜き、新しい工具など使用可能な工具29をコレット16によりホルダ本体12嵌合することができる。その後、前述した操作とは逆に前記操作棒によって引きボルト27を締め付け方向に回転させてホルダ本体12の後端側に引き込むことで、新しい工具をコレット26の装着できる。しかる後、操作棒を工具ホルダ10の後端から抜き出し、そのフランジ部14を万力から外すことで、工具交換が終了する。
また、スピンドル30に工具ホルダ10を装着し、スピンドル30を回転させつつ工具29により工作物を切削加工する際は、スピンドル30の中心部から切削液を供給し、この切削液をプルスタッド20の貫通孔20d,ホルダ本体12,引きボルト27の切削液通路孔27e,テーパコレット26の後端部26b,コレット26の切削液供給溝26dを経てコレット26の前端から工具29外周面に沿って噴出させ、工具29の刃部および刃部による工作物の加工部を冷却する。
このような第1の実施の形態の工具ホルダ10によれば、ストッパ部材19の前端に雄嵌合部32を形成し、ストッパ部材19の前端と対向するテーパコーン18の後端に雄嵌合部32を覆うように係合する雌嵌合部33を形成し、雌嵌合部33の第1シール面34と雄嵌合部32の第2シール面35との間にシャンク部13の外周面とも接触するシール部材36を介在したので、テーパコーン18とストッパ部材19との係合部分からの切削液の浸入を確実に防止できるとともに、テーパコーン18とシャンク部13との潤滑性能の低下がなくなり、工具ホルダの良好なチャッキングを維持でき、かつテーパコーン18の内周面やシャンク部13の外周面が発錆するのを未然に防止できる。
また、この第1の実施の形態によれば、テーパコーン18の外周面をスピンドル30のテーパ孔31内周面と等しい角度のテーパ面に形成し、さらにテーパコーン18の内周面及び該内周面に嵌合するシャンク部13の外周面の少なくとも一部を後方に行くに従い小径となるテーパ面に形成し、且つこのテーパ面をテーパコーン18の外周面の角度よりゆるい角度にしたので、シャンク部13の外周面がテーパコーン18に対し、所謂くさび効果によるロック機能を呈し、且つスピンドル30のテーパ孔31内周面に対しテーパコーン18の外周面の内張り力が作用する結果、引き込み力の瞬時の到達点である引き込み力を維持した状態で拘束が可能となり、スピンドル30のテーパ孔31に装着される工具ホルダを大きな拘束力で密着保持することで減衰効果が優れ、高速回転および低速重切削に十分耐え得るものとすることができる。
また、この第1の実施の形態によれば、テーパコーン18にその軸線に対して傾斜する切り割り18aをテーパコーン18の全長にわたり形成し、この切り割り18a内に弗素系のゴムなどからなる弾性体37を充填したので、シャンク部13の外周面とテーパコーン18の内周面とが互いに等しく後方に行くにしたがい小径となるテーパによりテーパコーン18が拡径してその外周面をスピンドル30のテーパ孔31の内周面に押し付け、ホルダ本体12の引き込み力が弱くても、テーパコーン18の外周面をテーパ孔の内周面に密着させ、テーパコーン18を十分に拘束して、強く保持でき、重切削が可能になるとともに高精度の切削加工ができる。
また、この第1の実施の形態によれば、シャンク部13の前端部の外周面及びテーパコーン18の前端部内周面のみにゆるいテーパを形成し、テーパ加工をする面積が小さく、またシャンク部13の外周面およびテーパコーン18の内周面の後端部をストレート状にして、シャンク部13にテーパコーン18を嵌合したので、加工が容易でありながら、加工時の振動が少なく、精度がよい切削加工ができる。
また、この第1の実施の形態によれば、環状凹部14c内に収容される弾性部材17を複数の皿ばね及びこの皿ばねの最上層に少なくとも座金を積層する構成したので、テーパコーン18に与えられるプリロードを調整することができ、また座金の数や厚さを変更することで、テーパコーン18の前後方向の位置を調節できる。
また、この第1の実施の形態によれば、ホルダ本体12、テーパコーン18などの工具ホルダを構成する各部材に防錆処理を施したので、ホルダ本体12、テーパコーン18などを長期に亘り使用できる。
なお、第1実施の形態において、テーパコーン18の前端部18gとシャンク部13の前端部13cとをテーパがある嵌合としたので、テーパを形成する部分の切削加工の長さが短く、加工が容易にでき、また、テーパコーン28の後端部18iに設けたストレート部とシャンク部13のストレート部13eとを嵌合させたので、前,後2箇所でシャンク部13にテーパコーン18を支持させることができ、使用時に振動を少なくして、工具によるワークの加工精度を良好にできる。
この発明にかかる工具ホルダの第1実施の形態を示す断面図である。 この実施の形態における工具ホルダのテーパコーンの斜視図である。 この実施の形態における工具ホルダの要部の拡大断面図である。 この実施の形態における工具ホルダの説明用の拡大断面図である。 従来における工具ホルダの断面図である。 従来における工具ホルダの要部の拡大断面図である。 従来における工具ホルダの説明用の拡大断面図である。
符号の説明
10 工具ホルダ
12 ホルダ本体
13 シャンク部
13a 潤滑剤封入溝
13c シャンク部外周面の前端部
13d 中間部
13e ストレート部
13f 後端部
14 フランジ部
17 弾性部材
18 テーパコーン
18a 切り割り
18g 前端部
18h 中間部
18i ストレート部
19 ストッパ部材
20 プルスタッド
20a 雄ねじ部
20b 大径部
20c 係合部
20d 貫通孔
12f シール部材
21 テーパ孔
22 ストレート孔
23 ボルト挿通孔
24 ボルト支持部
25 雌ねじ部
26 テーパコレット
26a テーパ部
26c 切り割り部
26d 切削液供給溝
26e 雌ねじ孔
27 引きボルト
27a 雄ねじ部
27c 頭部
27e 切削液通路孔
29 工具
30 スピンドル
31 テーパ孔
32 雄嵌合部
33 雌嵌合部
34 第1シール面
35 第2シール面
36 シール部材
37 弾性体
38 引き込み部材

Claims (9)

  1. 工作機械のスピンドルに該スピンドルの前端から後方に行くに従い小径となるように形成したテーパ孔に嵌合されるテーパコーンと、前記テーパコーンがその軸方向に相対移動できるように嵌合されるシャンク部を有するホルダ本体と、前記ホルダ本体に一体に設けられ前記スピンドルの前端面に当接するフランジ部と、前記フランジ部と前記テーパコーンの前端面間に設けられた弾性部材と、前記テーパコーンの後端に対向して前記シャンク部の後端外周に該シャンク部の軸線方向に移動可能に螺合され前記弾性部材が圧縮される方向に締め付けることにより生じる前記弾性部材の圧縮反発力で前記テーパコーンをシャンク部の後端に向けて与えられるプリロードを調節するストッパ部材を備える工具ホルダにおいて、
    前記テーパコーンの後端及び該後端に対向する前記ストッパ部材の前端の何れか一方にリング状の雄嵌合部を形成し、前記後端及び前端の他方に前記雄嵌合部にその外周を覆うように係合するリング状の雌嵌合部を形成し、前記雌嵌合部の内側に前記ストッパ部材の軸線と直角な第1シール面をリング状に形成し、前記第1シール面と対向する第2シール面を前記雌嵌合部に形成し、前記第1シール面と第2シール面との間にシール部材を介在したことを特徴とする工具ホルダ。
  2. 前記シール部材は前記シャンク部の外周にも水密に当接されていることを特徴とする請求項1記載の工具ホルダ。
  3. 前記シール部材はOリングであることを特徴とする請求項1または2記載の工具ホルダ。
  4. 前記テーパコーンの外周面を前記スピンドルのテーパ孔内周面と等しい角度のテーパ面に形成し、さらに前記テーパコーンの内周面及び該内周面に嵌合する前記シャンク部の外周面の少なくとも一部を後方に行くに従い小径となるテーパ面に形成し、且つ該テーパ面を前記テーパコーンの外周面の角度よりゆるい角度にしたことを特徴とする請求項1記載の工具ホルダ。
  5. 前記テーパコーンにその軸線に対して傾斜する切り割りをテーパコーンの全長にわたり形成し、前記切り割り内に弗素系のゴムなどからなる弾性体を充填したことを特徴とする請求項1または4記載の工具ホルダ。
  6. 前記シャンク部の前端寄り外周面およびテーパコーンの前端寄り内周面に後方に行くにしたがい小径となる互いに等しい角度のゆるいテーパをそれぞれ形成して、これらを互いに嵌合させ、前記シャンク部の中間部とテーパコーンの中間部との間に隙間を設け、シャンク部の後端寄り外周面およびテーパコーンの後端寄り内周面にストレート部を設け、前記シャンク部の後端部に前記テーパコーンの後端部を嵌合させたことを特徴とする請求項1または4、5の何れか1項に記載工具ホルダ。
  7. 前記フランジ部の前記テーパコーンの前端面と対向する箇所に前記弾性部材が収容される環状凹部を形成し、前記環状凹部に収容される弾性部材は複数の皿ばねから構成され、少なくとも前記皿ばねの最上層に座金が積層されていることを特徴とする請求項1または4、5の何れか1項に記載の工具ホルダ。
  8. 前記ホルダ本体、テーパコーンなどの工具ホルダを構成する各部材に防錆処理を施したことを特徴とする請求項1または4〜7の何れか1項に記載の工具ホルダ。
  9. 前記テーパコーンの後端部外周面には切欠き段差部が設けられ、前記段差部に前記ストッパ部材の前端寄り内周面に形成した段差部が係合するようになっており、前記シャンク部がスピンドルにクランプされ前記テーパコーンが縮径して後端側に移動した状態においても前記両段差部の係合によりシール効果が達成できるようにしたことを特徴とする請求項1または4〜8の何れか1項に記載の工具ホルダ。
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