JP2007325814A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動吸収性能が安定的に得られるとともに、振動吸収性にバラツキが少ないゴルフクラブの提供。
【解決手段】グリップ22と筒状のシャフト20とを有するゴルフクラブ16である。グリップ22は、シャフト20の一端部に挿入された筒状のグリップ本体30と、このグリップ本体30の一端面側に配置されてシャフト20の一端面を覆うグリップエンド部32と、粘弾性材からなるとともにグリップエンド部32からシャフト他端側へ突出しシャフト20の内周面側に配置される突起部34とを有する。突起部34は、静的状態において上記シャフトの内周面24に接触しないように配置されている。グリップ本体30のグリップエンド側端部における内面寸法がL2とされ、シャフト挿入前における同内面寸法がL1とされたとき、内面寸法L2が内面寸法L1よりも大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフクラブに関する。
スイング時のヘッドスピードを高めるべく、近年、ゴルフクラブシャフトの軽量化が図られている。軽量化を達成する目的で、ゴルフクラブシャフトにカーボン繊維強化樹脂等が用いられている。
一方、シャフトが軽量化されることによって、打球の際、プレーヤーにとって不快な振動や衝撃が発生する場合がある。シャフトの振動や衝撃により、プレーヤーは、痺れや違和感を感じる。この痺れや違和感は、プレーヤーに好まれない。痺れや違和感を抑制する目的で、シャフトの振動を抑制するための試みがなされている。
特開平6−339551号公報は、シャフトのグリップ側端部の内周側に、金属製の錘体が配置されたゴルフシャフトを開示する。この錘体は、粘弾性を介してシャフトに支持されている。この錘体は、シャフトの振動を抑制する目的で設けられている(特開平6−339551号公報参照)。
特開2003−70944号公報は、シャフトの内側に挿入された粘弾性体を備えたゴルフクラブを開示する。この粘弾性体は、シャフト内周面に接触している。この粘弾性体は、棒状に形成されている。この粘弾性体の損失正接(tanδ)は、0.7以上とされている(特開2003−70944号公報参照)。
特開平6−339551号公報 特開2003−70944号公報
しかしながら、上記特許文献1に係るゴルフクラブにおいては、錘体等の重量が重い。この錘体は、ゴルフクラブの重量を増加させる。この重量の増加は、軽量化に逆行する。また、上記特許文献2に係るゴルフクラブにおいては、振動の抑制効果が、上記粘弾性体とシャフト内周面との接触位置や接触面積によって変化する。この接触位置や接触面積によっては、特定方向の振動や特定の周波数を有する振動に対して、振動の抑制効果を十分に発揮できない場合がある。よって、安定した振動抑制効果が得られない場合がある。
衝撃抑制効果を高めるため、グリップのグリップエンド部からシャフトの内側に向かって突出する突起部を設けることが考えられる。図9は、この突起部2を有するグリップ4とシャフト6とを備えたゴルフクラブ8の断面図である。図9は、グリップエンド部近傍における拡大断面図である。グリップ4は、グリップエンド部10を有している。突起部2は、グリップエンド部10の内面に設けられている。突起部2が振動することにより、打撃時に発生した振動が抑制される。
しかし、図9に示す構成を備えたゴルフクラブ8では、量産時において次のような問題が生じる。シャフト6の端面とグリップエンド部10の内面との接触状態は、量産された各ゴルフクラブ8のそれぞれによって異なる。この接触状態として、次の3種類が考えられる。
(1)シャフト6の端面の全体が、グリップエンド部10の内面と接触している状態。
(2)シャフト6の端面の一部がグリップエンド部10の内面と接触し、シャフト6の端面の一部がグリップエンド部10の内面と接触していない状態。
(3)シャフト6の端面とグリップエンド部10の内面との接触部分が無い状態。
図9が示す形態の接触状態は、上記接触状態(1)から(3)のうちの(2)である。図9が示すゴルフクラブ8において、シャフト6の端面は、グリップエンド部10の内面とが接触した接触部12を有する。更にゴルフクラブ8は、シャフト6の端面とグリップエンド部10の内面との間に設けられた隙間14を有している。
接触状態が上記(1)から(3)のいずれかであるかによって、突起部2の振動特性が変化する。量産により、状態(1)のゴルフクラブ8と、状態(2)のゴルフクラブ8と、状態(3)のゴルフクラブ8とが混在して生産されうる。この混在により、量産されるゴルフクラブ間において振動吸収性の差異が生ずる。また、ゴルフクラブを使用している間に、グリップのシャフトに対する位置がズレることがある。このズレにより、上記接触状態が変化しうる。この接触状態の変化は、振動吸収性を変化させる。
本発明の目的は、振動吸収性能が安定的に得られるとともに、振動吸収性にバラツキが少ないゴルフクラブの提供にある。
本発明に係るゴルフクラブは、グリップと筒状のシャフトとを有する。上記グリップは、上記シャフトの一端部に挿入された筒状のグリップ本体と、このグリップ本体の一端面側に配置されて上記シャフトの一端面を覆うグリップエンド部と、粘弾性材からなるとともに上記グリップエンド部からシャフト他端側へ突出し上記シャフトの内周面側に配置される突起部とを有する。上記突起部は、静的状態において上記シャフトの内周面に接触しないように配置されている。上記グリップ本体のグリップエンド側端部における内面寸法がL2とされ、シャフト挿入前におけるこの内面寸法がL1とされたとき、内面寸法L2が内面寸法L1よりも大きい。
好ましくは、上記突起部は、5℃の条件下で周波数10Hzで測定された複素弾性率が2.0×10dyn/cm以上1.0×1010dyn/cm以下の粘弾性材である。
好ましくは、上記突起部の重量が1g以上20g以下である。
好ましくは、上記突起部の長さが3mm以上100mm以下である。
突起部による振動吸収性能が安定化する。振動吸収性にバラツキが少ないゴルフクラブが得られる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。なお、以下において、「軸方向」というときは、特に説明した場合を除き、シャフトの軸方向を意味する。以下において、「径方向」というときは、特に説明した場合を除き、シャフトの径方向を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブ16の全体図である。ゴルフクラブ16は、ヘッド18と、シャフト20と、グリップ22とを有する。グリップ22は、シャフト20の一端部に取り付けられている。ヘッド18は、シャフト20の他端部に取り付けられている。
図2は、グリップエンド近傍におけるゴルフクラブ16の拡大断面図である。また、図3は、シャフト20が挿入されていない状態におけるグリップ22の拡大断面図である。図3は、グリップエンド近傍における断面図である。図3は、グリップ22単体の断面図である。
シャフト20は、筒状である。シャフト20は、内周面24と、端面26と、外周面28とを有する。端面26は、円環状である。
グリップ22は、筒状のグリップ本体30と、このグリップ本体30の一端面側に配置されたグリップエンド部32とを有する。グリップエンド部32は、略円盤状の部材である。グリップエンド部32は、シャフト20の端面26を覆っている。グリップエンド部32は、グリップ本体30の一端側の開口を塞いでいる。
図1においてCで示されるのは、グリップ22の全長である。グリップの全長Cは、通常200mm以上であり、好ましくは、250mm以上である。グリップ22の全長は、通常350mm以下であり、好ましくは300mm以下である。
グリップ22は、突起部34を有する。突起部34は、グリップエンド部32に結合している。突起部34は、円柱状である。突起部34は、粘弾性材からなる。突起部34は、グリップエンド部32の略中心位置に配置されている。突起部34は、グリップエンド部32から、シャフト20の他端側へ突出している。突起部34は、シャフト20の内周面側に配置されている。
突起部34は、静的状態において、シャフト20の内周面24に接触しないように配置されている。静的状態とは、ゴルフクラブ16が静置された状態を意味する。ゴルフクラブ16による打撃がなされると、突起部34は振動しうる。この振動により、突起部34と内周面24とが接触することがありうる。
図2が示すように、ゴルフクラブ16において、グリップ本体30のグリップエンド側端部における内面寸法がL2とされる。内面寸法L2は、シャフト20が挿入された状態における内面寸法である。一方、図3が示すように、シャフト挿入前において、グリップ本体30のグリップエンド側端部における内面寸法がL1とされる。内面寸法L1は、シャフト20が挿入されていない状態における内面寸法である。内面寸法L1は、単独であるグリップ22における内面寸法である。内面寸法L1及び内面寸法L2は、グリップ本体30のグリップエンド側端部における開口の径である。ゴルフクラブ16では、端面26の全体がグリップエンド部32の内面38と当接している。内面寸法L2と外径Eとは等しい。シャフト20と接着層36とをあわせてなる円筒体を考えたとき、外径Eとは、この円筒体の端面における外径である。
内面が円周面である場合、内面寸法は、内径を意味する。内面が円周面でない場合、内面寸法は、内側長さの最小値とされうる。換言すれば、内面の断面形状が非円形である場合、内面寸法は、内側長さの最小値とされうる。内側長さの最小値とは、あらゆる方向で測定されたさしわたし寸法のうちの最小値とされうる。このさしわたし寸法は、端面における内面の輪郭図形の重心を通る位置で測定される。
シャフト20とグリップ22とは、接着層36を介して接着されている。接着層36は、両面テープである。グリップ22へのシャフト20の挿入は、公知の方法によりなされうる。公知の方法とは、例えば、シャフト20の外周面に両面テープを貼り付け、この両面テープの外面に溶剤を塗布した後、シャフト20をグリップ22に挿入する方法である。
グリップ22は、ゴムよりなる。グリップ本体30は、ゴムよりなる。グリップエンド部32は、ゴムよりなる。突起部34は、ゴムよりなる。グリップ22の全体が、ゴムよりなる。このゴムは、加硫ゴムである。グリップ本体30、グリップエンド部32及び突起部34は、全て同一の材質よりなる。
本実施形態では、内面寸法L2が内面寸法L1よりも大きくされている。シャフト挿入前の状態において、グリップエンド部32には張力が付されていない。シャフト20が挿入されることにより、グリップ本体30のグリップエンド側端部が拡張される。シャフト20が挿入されることにより、グリップエンド部32が伸ばされる。グリップエンド部32は、径方向に伸ばされる。この伸びにより、グリップエンド部32に張力が付与される。グリップ本体30及びグリップエンド部32の素材はゴムであるから、グリップエンド部32の伸びが許容されている。
前述したように、シャフト20の端面26と、グリップエンド部32の内面38との接触状態の違いによって、突起部34の振動特性にバラツキが生ずる。この振動特性のバラツキは、グリップエンド部32に付与された張力により抑制される。
突起部34の振動特性を安定させる効果が、以下において振動特性安定化効果とも称される。振動特性安定化効果を高める観点から、内面寸法L1の内面寸法L2に対する比(L1/L2)は、0.99以下が好ましく、0.98以下がより好ましく、0.96以下が特に好ましい。比(L1/L2)が小さいほど、グリップエンド部32の伸び量が大きくなる。この伸び量を大きくするためには、グリップ22にシャフト20を挿入する際に大きな力が必要となる。グリップ22のシャフト20に対する装着を容易とする観点から、比(L1/L2)は0.80以上が好ましく、0.82以上がより好ましく、0.84以上が特に好ましい。
グリップ本体30、グリップエンド部32及び突起部34は、それぞれ互いに接着剤等により接合されていてもよい。グリップ22の生産性を高める観点から、グリップ22は、グリップ本体30、グリップエンド部32及び突起部34を含んで一体成形されるのが好ましい。複数の部材を接着剤等により接合したグリップ22の場合、この接合部分における接合状態により、振動特性安定化効果が変化しうる。グリップ22が一体成形されることにより接合部分がなくなるので、振動特性安定化効果のバラツキが少なくなる。
突起部34の形状は、限定されない。成形しやすくする観点から、突起部は、グリップエンド側ほど太くされているのが好ましい。換言すれば、突起部は、ヘッド側ほど細くされているのが好ましい。
図4、図5及び図6は、突起部の変形例を示す断面図である。図4が示す突起部35は、円錐である。図5が示す突起部37は、外径の異なる円柱部が重ねられた形状である。各円柱部は、同軸で配置されている。突起部37では、外径の異なる3つの円柱部が重ねられている。円柱部の外径は、グリップエンド部32側のものほど大きくされている。図6が示す突起部39は、多角錐である。突起部は、多角柱であってもよい。このように、種々の形状を有する突起部が用いられ得る。
図7は、関連発明に係るゴルフクラブ40の拡大断面図である。図7は、グリップエンド近傍における拡大断面図である。図示しないが、ゴルフクラブ40は、シャフト20とヘッドとを有する。また、図8は、シャフト20が挿入されていない状態におけるグリップ42の拡大断面図である。図8は、グリップエンド近傍における断面図である。図8は、グリップ42単体の断面図である。
シャフト20は、筒状である。シャフト20は、内周面24と、端面26と、外周面28とを有する。端面26は、円環状である。
グリップ42は、筒状のグリップ本体44と、このグリップ本体44の一端面側に配置されたグリップエンド部46とを有する。グリップエンド部46は、略円盤状の部材である。グリップエンド部46は、シャフト20の端面26を覆っている。グリップエンド部46は、グリップ本体44の一端側の開口を塞いでいる。
グリップ42の全長(軸方向長さ)は、通常200mm以上であり、好ましくは、250mm以上である。グリップ42の全長は、通常350mm以下であり、好ましくは300mm以下である。
グリップ42は、突起部48を有する。さらにグリップ42は、基部50を有する。基部50は、グリップエンド部46からシャフト他端側へ突出している。突起部48は、基部50からシャフト他端側へ突出している。基部50は、突起部48とグリップエンド部46との間に位置する。基部50は、グリップエンド部46に連結している。基部50は、円柱状である。突起部48は、円柱状である。基部50の外径は、突起部48の外径よりも大きい。突起部48と基部50とは、同軸で配置されている。基部50とグリップエンド部46とは、同軸で配置されている。
突起部48は、粘弾性材からなる。突起部48は、グリップエンド部46の略中心位置に配置されている。突起部48は、基部50の略中心位置に配置されている。突起部48及び基部50は、シャフト20の内周面側に配置されている。
突起部48は、静的状態において、シャフト20の内周面24に接触しないように配置されている。ゴルフクラブ40による打撃がなされると、突起部48は振動しうる。この振動により、突起部48と内周面24とが接触することがありうる。
図7が示すように、シャフト20の内周面24は、基部50の外面52と接触している。外面52の全体が、シャフト20の内周面24と接触している。内周面24と基部50との接触により、基部50が安定する。基部50の安定により、突起部48の振動特性が安定化する。
以上で説明されたように、ゴルフクラブ40は、グリップ42と筒状のシャフト20とを有し、上記グリップ42は、上記シャフト20の一端部に挿入された筒状のグリップ本体44と、このグリップ本体44の一端面側に配置されて上記シャフト20の一端面を覆うグリップエンド部46と、上記グリップエンド部46からシャフト他端側へ突出し上記シャフト20の内周面側に配置される基部50と、粘弾性材からなるとともに上記基部50からシャフト他端側へ突出し上記シャフト20の内周面側に配置される突起部48とを有し、上記基部50は、静的状態において上記シャフト20の内周面24に接触しており、上記突起部48は、静的状態において上記シャフト20の内周面24に接触しないように配置されているものである。
前述したように、シャフト20の端面26と、グリップエンド部46の内面54との接触状態の違いによって、突起部48の振動特性が変化しうる。前述したゴルフクラブ16では、突起部34の振動特性のバラツキは、グリップエンド部32に付与された張力により抑制された。これに対し、本実施形態に係るゴルフクラブ40では、突起部48の振動特性のバラツキは、基部50と内面24との接触により抑制されている。ゴルフクラブ40において、内面寸法L2が内面寸法L1よりも大きくされることは必要とされない。ゴルフクラブ40では、L2=L1であっても、突起部48の振動特性が安定化されている。ゴルフクラブ40では、グリップエンド部46に張力が付与されていない場合でも、突起部48の振動特性が安定化されている。もちろん、ゴルフクラブ40において、L2>L1とされてもよい。突起部48の振動特性をより一層安定化する観点から、外面52の全体が、シャフト20の内周面24と接触しているのが好ましい。
図7の実施形態では、基部50の外面52と、グリップ本体44の内面56との間には、隙間が無い。基部50が存在する軸方向位置において、接着層36の外面と、グリップ本体44の内面56とは、接触している。基部50が存在する軸方向位置において、接着層36の外面と、グリップ本体44の内面56とは、接触していなくてもよい。
図7及び図8においてBで示されるのは、基部50の長さである。基部50を安定させて、突起部48の振動特性をより一層安定化させる観点から、基部50の長さBは、1mm以上が好ましく、2mm以上がより好ましく、3mm以上が特に好ましい。基部50の長さBが過度に長い場合、シャフト20にグリップ42を装着する際の手間が増加することがある。グリップ42の装着を容易とし且つグリップ42を軽量化する観点から、基部50の長さBは、20mm以下が好ましく、15mm以下がより好ましく、10mm以下が特に好ましい。
シャフト20とグリップ42とは、接着層36を介して接着されている。接着層36は、両面テープである。グリップ42へのシャフト20の挿入は、公知の方法によりなされうる。
グリップ42は、ゴムよりなる。グリップ本体44は、ゴムよりなる。グリップエンド部46は、ゴムよりなる。突起部48は、ゴムよりなる。基部50は、ゴムよりなる。グリップ42の全体が、ゴムよりなる。このゴムは、加硫ゴムである。
突起部48の形状は、特に限定されない。突起部48の形状として、例えば、前述した突起部35、突起部37及び突起部39が適用されうる。また突起部48は、多角柱でもよい。
突起部は、粘弾性材よりなる。好ましくは、突起部は、5℃の条件下で周波数10Hzで測定された複素弾性率が2.0×10dyn/cm以上でかつ1.0×1010dyn/cm以下の粘弾性材である。上記複素弾性率が、2.0×10dyn/cmより小さいと、上記突起部が軟らかくなりすぎる場合がある。突起部が過度に軟らかくなると、スイング中にゴルフクラブが不安定となる恐れがある。突起部が過度に軟らかくなると、突起部が振れすぎて音鳴りの原因となる恐れがある。突起部が過度に軟らかくなると、突起部の振動数がシャフトの振動数と調和しにくくなる恐れがある。また、上記複素弾性率が、1.0×1010dyn/cmより大きいと、突起部が硬くなりすぎぎる場合がある。突起部が過度に硬くなると、突起部の振幅が小さくなりすぎて、突起部の振動数がシャフトの振動数と調和しにくくなる恐れがある。突起部の素材として、上記範囲の複素弾性率を有する粘弾性材を用いることにより、シャフトの振動をより効果的に抑制することができる。
複素弾性率は、例えば加硫ゴムの配合を変えることにより調整されうる。突起部の材質としては、SBR、SBRにカーボンブラックを添加したもの、ATOCHEM社製のPEBAX5533(複素弾性率2.72×10dyn/cm)、11−NYLON(複素弾性率1.45×1010dyn/cm)、シリコンゴム(複素弾性率1.41×10dyn/cm)等が用いられ得る。これらは、グリップ本体及びグリップエンド部の材質としても使用されうる。
突起部の重量は特に限定されない。振動吸収性を高める観点から、突起部の重量は、1g以上が好ましく、3g以上がより好ましく、5g以上が特に好ましい。ただし、重量増加による振動吸収性の向上には限界がある。突起部を軽量化してゴルフクラブの軽量化を図る観点から、突起部の重量は、20g以下が好ましく、15g以下がより好ましく、10g以下が特に好ましい。
図2〜図8においてAで示されるのは、突起部の長さである。突起部の長さAは特に限定されない。振動吸収性を高める観点から、突起部の長さAは3mm以上が好ましく、5mm以上がより好ましく、8mm以上がより好ましく、10mm以上が特に好ましい。ただし、突起部を長くすることによる振動吸収性の向上には限界がある。突起部を軽量化してゴルフクラブの軽量化を図る観点から、突起部の長さAは、100mm以下が好ましく、50mm以下がより好ましく、30mm以下がより好ましく、20mm以下が特に好ましい。
振動吸収性を高める観点から、突起部の長さAの、グリップの全長Cに対する割合(%)は、1%以上が好ましく、2%以上がより好ましく、3%以上が特に好ましい。ただし、グリップの全長Cを長くすることによる振動吸収性の向上には限界がある。グリップ22のシャフト20への装着を容易とし且つグリップ22を軽量化する観点から、突起部の長さAの、グリップの全長Cに対する割合(%)は、50%以下が好ましく、20%以下がより好ましく、15%以下がより好ましく、10%以下が特に好ましい。
図2及び図7においてDで示されるのは、シャフトの内面と突起部との間に存在する隙間の最小寸法である。最小寸法Dは、あらゆる径方向隙間寸法のうち最小のものである。例えば、図4が示す突起部35のような形態の場合、最小寸法Dは、突起部35における最も根元の位置で測定される。最小寸法Dは、径方向の寸法である。打撃時に突起部がシャフトの内面に対して過度に接触することを抑制し、振動吸収性を高める観点から、最小寸法Dは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上がより好ましく、0.5mm以上が特に好ましい。突起部を太くし、突起部の折れや外れを抑制する観点から、最小寸法Dは、7mm以下が好ましく、6mm以下がより好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下が特に好ましい。
振動吸収性を高める観点から、突起部の比重は1以上が好ましく、1.2以上がより好ましく、1.4以上が特に好ましい。突起部の比重を高めるためには、比重の高い金属等の粉末を配合することが有効である。この配合により、突起部の強度は低下しやすい。突起部の強度を高める観点から、突起部の比重は、20以下が好ましく、15以下がより好ましく、10以下がより好ましく、5以下が特に好ましい。金属の粉末の配合割合を変化させることにより、比重の調整が可能となる。この金属として、タングステン、酸化チタン、タングステン−ニッケル合金、酸化銅、等が挙げられる。
ゴルフクラブの使用中には、シャフトとグリップとの位置関係を変化させる力が作用する。この位置関係の変化を防止する観点から、シャフトとグリップとは、互いに接着されているのが好ましい。この接着は、例えば両面テープや接着剤によりなされる。例えば、前述した実施形態のように、両面テープよりなる接着層36が設けられる。なお、接着層36は、存在していなくてもよい。
シャフトは、筒状(管状)である。シャフトの種類は、特に限定されない。シャフトは、いわゆるスチールシャフトでもよいし、いわゆるカーボンシャフトでもよい。スチールシャフトは、鋼製のシャフトである。カーボンシャフトとして、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)よりなるシャフトが例示される。CFRPは、エポキシ樹脂等のマトリクス樹脂が炭素繊維により補強されてなる。
図2及び図7においてT1で示されるのは、グリップエンド側の端面26におけるシャフトの厚さである。図2及び図7においてT2で示されるのは、グリップエンド側の端面における接着層の厚さである。厚さT1は、通常0.5〜3.0mmである。厚さT2は、通常0.1mm〜0.3mmである。
なお、グリップ本体は、帯状の部材をシャフトに螺旋状に巻き付けてなるものであってもよい。このようなグリップ本体を有するグリップは、革巻きタイプのグリップとも称される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
グリップは、グリップ本体、グリップエンド部及び突起部を含んで一体成形された。グリップは、加硫ゴムにより加硫成形された。加硫ゴムの配合は、ポリイソプレンが63質量%であり、カーボンが5質量%であり、無機成分が22質量%であり、その他成分(可塑剤、老化防止剤)が10質量%である。無機成分として、Al、SiO、CaO、Fe、ZnO及びBaSOが用いられた。
この加硫ゴム加硫成形後における複素弾性率は、6.0×10dyn/cmであった。この複素弾性率は、5℃の条件下で且つ周波数10Hzで測定されたものである。加硫成形により、前述したグリップ22と同じ形態に成形されたグリップを得た。このグリップの全長Cは、270mmとされた。CFRP製のシャフトに、このグリップとヘッドとを装着して、前述したゴルフクラブ16と同じ形態のゴルフクラブを得た。ヘッドは金属製とされ、ヘッドの体積は432ccとされた。ゴルフクラブの全長は、45インチとされた。ゴルフクラブの番手は、ドライバー(W#1)とされた。シャフトとグリップとを接着する両面テープとして、日東電工社製の品番No.5131Nが用いられた。この両面テープの厚さは、0.145mmであった。シャフトの厚さT1は、1.25mmとされた。内面寸法L1は15.2mmとされ、内面寸法L2は15.5mmとされた。実施例1の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
なお、複素弾性率は、粘弾性測定装置を用いて測定した。粘弾性測定装置として、島津製作所社製の粘弾性スペクトロメータDVA200を用いた。試験片の寸法は、幅4.0mm、厚み1.6mm、変位部分の長さ寸法20.0mmとした。周波数10Hz、昇温速度2℃/min、初期ひずみ2mm、変位振幅幅±12.5mmとして、引張り方向の変位を加えることで振動させて測定し、5℃における値を採用した。
[実施例2]
グリップの形態が、前述したグリップ42と同じとされ、ゴルフクラブの形態が、前述したゴルフクラブ40と同じとされた。実施例1に係るグリップには基部50が設けられなかったのに対し、実施例2に係るグリップでは基部50が設けられた。突起部の形状及び長さは、実施例1と同じである。以上で説明された相違点を除き、実施例1と同様にして、実施例2に係るゴルフクラブを得た。実施例2の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[実施例3]
内面寸法L1が14.9mmとされた以外は実施例1と同様にして、実施例3に係るゴルフクラブを得た。実施例3の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[実施例4]
内面寸法L1が14.5mmとされた以外は実施例1と同様にして、実施例4に係るゴルフクラブを得た。実施例4の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[比較例1]
突起部を無くした以外は実施例1と同様にして、比較例1に係るゴルフクラブを得た。比較例1の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[比較例2]
内面寸法L1が15.5mmとされた以外は実施例1と同様にして、比較例2に係るゴルフクラブを得た。比較例2の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[評価]
[振動吸収性の良さ]及び[振動吸収性のバラツキ]の2項目について、評価がなされた。各実施例及び各比較例について、ゴルフクラブが5本ずつ用意された。5名のゴルファーが、それぞれ全てのゴルフクラブをテストした。5名の評価点を平均することにより、各実施例及び各比較例の最終的な評価点が決定された。この最終的な評価点が、下記の表1で示される。
なお、評価点は、次のように設定した。
[振動吸収性の良さ]
・振動吸収性が非常に良い ・・・5点
・振動吸収性が良い ・・・4点
・普通 ・・・3点
・振動吸収性が悪い ・・・2点
・振動吸収性が非常に悪い ・・・1点
[振動吸収性のバラツキ]
・5本の間で振動吸収性の差は無い ・・・3点
・5本の間で振動吸収性の差が若干ある ・・・2点
・5本の間で振動吸収性の差が明確にある・・・1点
Figure 2007325814
表1に示されるように、実施例は、比較例に比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ウッド型ゴルフクラブ、アイアン型ゴルフクラブ、パター等、あらゆるゴルフクラブに適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブの全体図である。 図2は、図1のゴルフクラブの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。 図3は、図1のゴルフクラブに装着されたグリップの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。 図4は、変形例に係るグリップの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。 図5は、変形例に係るグリップの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。。 図6は、変形例に係るグリップの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。 図7は、関連発明に係るゴルフクラブの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。 図8は、図7のゴルフクラブに装着されたグリップの、グリップエンド近傍における拡大断面図である。 図9は、振動特性の変化について説明するための図である。
符号の説明
16、40・・・ゴルフクラブ
18・・・ヘッド
20・・・シャフト
22、42・・・グリップ
24・・・シャフトの内周面
26・・・シャフトの端面
28・・・シャフトの外周面
30、44・・・グリップ本体
32・・・グリップエンド部
34、35、37、39、48・・・突起部
36・・・接着層
50・・・基部
52・・・基部の外面
56・・・グリップ本体の内面
A・・・突起部の長さ
B・・・基部の長さ
C・・・グリップの全長
D・・・突起部とシャフト内面との間に存在する隙間の最小寸法

Claims (4)

  1. グリップと筒状のシャフトとを有し、
    上記グリップは、上記シャフトの一端部に挿入された筒状のグリップ本体と、このグリップ本体の一端面側に配置されて上記シャフトの一端面を覆うグリップエンド部と、粘弾性材からなるとともに上記グリップエンド部からシャフト他端側へ突出し上記シャフトの内周面側に配置される突起部とを有し、
    上記突起部は、静的状態において上記シャフトの内周面に接触しないように配置されており、
    上記グリップ本体のグリップエンド側端部における内面寸法がL2とされ、シャフト挿入前におけるこの内面寸法がL1とされたとき、内面寸法L2が内面寸法L1よりも大きいゴルフクラブ。
  2. 上記突起部は、5℃の条件下で周波数10Hzで測定された複素弾性率が2.0×10dyn/cm以上でかつ1.0×1010dyn/cm以下の粘弾性材である請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 上記突起部の重量が1g以上20g以下である請求項1に記載のゴルフクラブ。
  4. 上記突起部の長さが3mm以上100mm以下である請求項1に記載のゴルフクラブ。
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