JP2007325672A - 遊技機の球流下構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球の貯留量を増加させると共に、球詰まりの発生を防止して遊技球を整流することができ、かつ球払出装置へ遊技球を素早く供給することができる遊技機の球流下構造を提供すること。
【解決手段】遊技機の球流下構造は、遊技球8を貯留する球貯留部2と、球貯留部2に貯留した遊技球8を整列して流下させる球流路部3とを備えた球タンク1を有している。球流路部3は、横方向Bの遊技球8の流下を整流する横整流部と、縦方向Hの遊技球8の流下を整流する縦整流部とを交互に複数回繰り返して形成することにより、主流路30Aと副流路30Bとを形成している。主流路30Aの底面311には、副流路30Bよりも低い位置に遊技球8を流下させる段差部35が形成してある。副流路30Bは、段差部35の形成位置の下流側において、主流路30Aの上方位置からこの主流路30Aに合流している。
【選択図】図4

Description

本発明は、貯留した多数の遊技球を複数列に整流させて流下させる遊技機の球流下構造に関する。
パチンコ遊技機等の遊技機の裏側機構においては、所定数の遊技球を払い出す払出装置へ遊技球を供給する球流下構造を配設している。そして、払出装置から払い出した遊技球は、遊技機の前面に配置した球皿に導かれる。
上記球流下構造は、遊技機の周辺の島設備から遊技球を受け取って貯留する球貯留部と、この球貯留部に連結し、所定の列数に遊技球を整列させて上記払出装置へ供給する球流路部とを形成してなる。
このような球流下構造としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の遊技球タンク(球流下構造)においては、遊技球を貯留する貯留部の底部に、この貯留部に貯留する遊技球を外部に誘導する整流レール部(球流路部)を一体化して設けている。
しかしながら、上記従来の球流下構造においては、貯留部においてより多くの遊技球を貯留し、この遊技球を球流路部において整流させて、球詰まりが生じ難い状態で球払出装置へ流下させるための工夫はなされていない。すなわち、球流路部においても、多くの遊技球を貯留するためには、この球流路部の幅を広くすることが考えられる。この場合に、遊技球の流下列数及び流下段数を同時に整流するような構造を採用すると、球詰まりを生じてしまうおそれがある。
また、上記従来の球流下構造においては、球払出装置の単位時間当たりの払出速度が機能的に上昇した場合において、この球払出装置へ遊技球を不足させることなく供給する工夫はなされていない。
特開2001−276370号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、遊技球の貯留量を増加させると共に、球詰まりの発生を防止して遊技球を整流することができ、かつ球払出装置へ遊技球を素早く供給することができる遊技機の球流下構造を提供しようとするものである。
本発明は、遊技球を貯留する球貯留部と、該球貯留部に貯留した遊技球を整流して球流下方向へ流下させる球流路部とを備えた遊技機の球流下構造において、
上記球流路部は、上記球流下方向に対する横方向の遊技球の流下を整流する横整流部と、上記球流下方向に対する縦方向の遊技球の流下を整流する縦整流部とを有しており、
上記横整流部と上記縦整流部とを交互に複数回繰り返して形成することにより、上記横方向に球1列ずつ並んで流下する一対の球流路を形成してなり、
該一対の球流路のうち一方の球流路である主流路の底面には、他方の球流路である副流路よりも低い位置に遊技球を流下させる段差部が形成してあり、
該段差部の形成位置又はその下流側において、上記副流路が上記主流路の上方位置から該主流路に合流していることを特徴とする遊技機の球流下構造にある(請求項1)。
本発明の遊技機の球流下構造は、上記横整流部と縦整流部とを交互に複数回繰り返して形成してなる球流路部を備えている。
そのため、球流路部の球流下方向における上流部分においては、横方向における遊技球の流下列数及び縦方向における遊技球の流下段数(積載段数)をできるだけ大きくすることができる。これにより、球貯留部と球流路部とによる遊技球の貯留量を増加させることができる。
また、球流路部において横整流部と縦整流部とを同時に形成することなく、交互に複数回繰り返して形成していることにより、上記横方向及び縦方向の整流を行う際に、遊技球の球詰まりが発生することを防止することができる。
また、本発明においては、上記主流路の底面に上記段差部を形成したことにより、副流路を流下する遊技球に比べて、主流路を流下する遊技球の流下速度を上昇させることができる。また、上記副流路は、段差部の形成位置又はその下流側において主流路に合流させたことにより、この合流部の下流側における主流路内の遊技球は、副流路から合流する遊技球によって押されることによっても、流下速度が上昇する。
これにより、結果として、球流下構造の下流側に配設した球払出装置へ供給される遊技球の供給速度(供給量)が上昇する。そのため、球払出装置の単位時間当たりの払出速度が機能的に上昇した場合においても、この球払出装置へ供給する遊技球を不足させることなく、素早く供給することができる。
また、本発明においては、上記主流路、副流路及び段差部の構成により、副流路から主流路への遊技球の合流を安定して行うことができる。
主流路を流下する第1遊技球が、段差部において下方に流下したとき(流下の初期段階)には、副流路における第2遊技球は、主流路における第1遊技球に支えられており、主流路へはまだ合流しない。次いで、主流路における第1遊技球が段差部を流下した後には、この第1遊技球は、その流下速度が段差部を流下したことにより増大し、副流路における第2遊技球より先行して流下する。そして、副流路を流下する第2遊技球は、第1遊技球による支えが徐々になくなることにより、また、第1遊技球とこの第1遊技球の後ろに続いて主流路を流下する第3遊技球との間の間隔が大きくなることも作用して、主流路へ合流する。
つまり、本発明においては、副流路を流下する第2遊技球は、第1遊技球と第3遊技球との間に割り込むようにして主流路へ合流するのではなく、流下速度が増大した第1遊技球の支えがなくなることにより、主流路へ合流する。これにより、本発明においては、副流路から主流路への遊技球の合流を安定して行うことができる。
それ故、本発明によれば、遊技球の貯留量を増加させると共に、球詰まりの発生を防止して遊技球を整流することができ、かつ球払出装置へ遊技球を素早く供給することができる遊技機の球流下構造を提供することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記横整流部とは、以下に記載の流下列数を区分けする構造、又は流下列数を減少させる構造等を採用することができる。
すなわち、流下列数を区分けする構造とは、上記横方向における遊技球の流下列数の合計は変わらないものの、上記球流路部の球流下方向に流下ガイドを設けることにより、この流下ガイドによって、横方向における遊技球の流下列数を区分けする構造のことをいう。また、流下列数を減少させる構造とは、上記球流路部の側壁部の間隔を徐々に狭くすることにより、横方向における遊技球の流下列数を減少させる構造のことをいう。
また、上記段差部は、上記遊技機における側端部近傍に位置させることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記球流下構造を上記遊技機における枠形状の裏機構部の上枠部に採用したときには、段差部及びその下流側の球流路部が上枠部の中央部分の下方に位置する(突出する)ことを防止することができる。これにより、裏機構部の上方部の開口領域をできるだけ広くすることができ、遊技盤に配置される遊技部品の上方部における配置の自由度を向上させることができる。
また、上記主流路は、該主流路に上記副流路が合流する合流部の下流側において、その底面の傾斜角度が急になるよう変化させることが好ましい(請求項3)。
この場合には、主流路を流下する遊技球を、底面の傾斜角度が変化する部位において、意図的に速く流下させ、これに後続する遊技球の流下追従を遅らせることができる。これにより、主流路を流下する後続の遊技球の前方にスペースを形成することができ、球流路部における球詰まりの発生を一層効果的に防止することができる。
以下に、本発明の遊技機の球流下構造にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例の遊技機の球流下構造は、図1、図11に示すごとく、遊技球8を貯留する球貯留部2と、この球貯留部2に貯留した遊技球8を整流して、球流下方向W1へ流下させる球流路部3とを備えた球タンク1によって構成してある。また、球タンク1の下流側には、球皿(図示略)へ所定数の遊技球8を払い出す球払出装置15が配設してある。
本例の球流路部3は、図1〜図4に示すごとく、球流下方向W1の上流側より、球流下方向W1に直交する横方向Bにおける遊技球8の流下ガイド幅Xを絞って、横方向Bにおける遊技球8の整列状態を形成する第1横整流部41、球流下方向W1及び横方向Bに直交する縦方向Hにおける遊技球8の流下段数を絞って、縦方向Hにおける遊技球8の整列状態を形成する第1縦整流部42、横方向Bにおける遊技球8の流下ガイド幅Xをさらに絞る(区分けする)第2横整流部43、縦方向Hにおける遊技球8の流下段数をさらに絞る第2縦整流部44を順次形成してなる。
そして、第2縦整流部44においては、横方向Bに球1列ずつ並んで流下する一対の球流路30(30A、B)が横方向に並んで2組形成してある。また、第2縦整流部44の下流側には、横方向Bにおける遊技球8の流下列数を絞る(減少させる)第3横整流部45が形成してある。
この第3横整流部45において、一対の球流路30のうち一方の球流路30である主流路30Aの底面311には、他方の球流路30である副流路30Bよりも低い位置に遊技球8を流下させる段差部35が形成してある。また、第3横整流部45において、副流路30Bは、段差部35の形成位置の下流側において、主流路30Aの上方位置からこの主流路30Aに合流している。
以下に、本例の遊技機の球流下構造につき、図1〜図12と共に詳説する。
図2に示すごとく、本例の遊技機は、パチンコ遊技を行うパチンコ遊技機10である。このパチンコ遊技機10は、外枠(図示略)に対して、遊技盤を取り付けた本体枠11を開閉可能に配設してなる。また、本体枠11の前面側には、この本体枠11の裏面側に配設した球払出装置15から払い出した遊技球8を貯留する球皿(図示略)が配設してある。また、本体枠11の前面側における球皿の配設位置の上方には、遊技盤における遊技領域を視認可能なガラス板を備えたガラス扉12が開閉可能に配設してある。
また、図11に示すごとく、本体枠11の裏面側には、パチンコ遊技機10における球払出装置15等の制御を行う枠制御ユニット16、及び電源ユニット17等を配設してなる裏機構板13が開閉可能に配設してある。
なお、本例において、前面側とは、遊技者と対向するパチンコ遊技機10の正面側のことをいい、裏面側とは、前面側とは反対側のことをいう。図1、図2において、パチンコ遊技機10の前後方向をDで示し、前面側をD1で示す。
図1、図11に示すごとく、上記裏機構板13には、パチンコ遊技機10の裏面側における上部において遊技球8を貯留する球タンク1、この球タンク1内の遊技球8を下方へ流下させるための球流下通路14、球流下通路14から所定数の遊技球8を球皿へ払い出す球払出装置15等が配設してある。
裏機構板13は、開口領域130を備えた枠形状を有しており、球タンク1は、裏機構板13の上枠部131に配設してあり、球流下通路14は、裏機構板13の側枠部132に配設してあり、球払出装置15は、側枠部132と下枠部133との角部に配設してある。
図1、図2に示すごとく、本例の球タンク1は、球貯留部2と球流路部3とを左右方向Wに連結して、樹脂により一体成形してなる。
本例の球貯留部2は、パチンコ遊技機10の周辺の島設備から遊技球8を受け取って貯留するよう構成してある。この球貯留部2は、貯留底板部21と、この貯留底板部21の外周から立設した貯留側板部22とによって囲んで形成してある。
図1、図4に示すごとく、本例の球流路部3は、レール底板部31と、このレール底板部31の横方向Bにおける両端から起立形成した一対のレール側板部32とによって、遊技球8を流下させる球流路30を形成してなる。また、図4に示すごとく、レール底板部31は、球流下方向W1に向けて緩やかに下降傾斜しており、各球流路30の底面311は、球流下方向W1に向けて緩やかに下降傾斜している。
また、図1、図3、図4に示すごとく、レール底板部31には、一対のレール側板部32同士の間において流下ガイド33、34が起立形成してある。本例においては、横方向Bにおける遊技球8の4列の流下状態を形成するために、流下ガイド33、34は、横方向Bの中央部分に形成したメイン流下ガイド33と、このメイン流下ガイド33の両側に形成した一対のサブ流下ガイド34とからなる。そして、本例の球流路30は、一対のレール側板部32、メイン流下ガイド33及び一対のサブ流下ガイド34によって、4つの球流路30に仕切られている。
図1に示すごとく、本例の球タンク1において、球流下方向W1は、パチンコ遊技機10における左右方向Wに形成してあり、横方向Bは、パチンコ遊技機10における前後方向Dに形成してあり、縦方向Hは、パチンコ遊技機10における上下方向Hに形成してある。
また、本例の球タンク1は、パチンコ遊技機10の裏面側から見て右向きに遊技球8を流下させるよう構成してあり、球流下方向W1は、パチンコ遊技機10の裏面側から見て右向きに形成されている。
また、図4に示すごとく、本例の球流路部3においては、縦方向Hにおける遊技球8の2段の流下状態を形成する部分には、絞り板51が配設してある。
また、本例の球流路部3においては、縦方向Hにおける遊技球8の流下状態を、2段の流下状態から1段の流下状態を形成する天井部分には、流下カバー52が配設してある。
図3、図4に示すごとく、本例の第1横整流部41は、横方向Bにおける遊技球8の4列の流下状態を形成する。第1横整流部41は、球貯留部2の貯留底板部21から下方に傾斜形成した傾斜段部312によって形成してある。第1横整流部41は、横方向Bに遊技球8を4つ配置する通路幅に形成してあり、その横方向Bにおける中央部分には、球流下方向W1に沿って形成したメイン流下ガイド33が位置している。また、第1横整流部41は、メイン流下ガイド33によって2つに仕切られている。
そして、図3に示すごとく、第1横整流部41においては、メイン流下ガイド33によって、遊技球8が2球分の流下ガイド幅Xを有する球流路30が2列形成されている(2列×2球分幅の流下状態が形成されている)。
図3、図4、図6に示すごとく、本例の第1縦整流部42は、縦方向Hにおける遊技球8の2段の流下状態を形成する。第1縦整流部42は、球流路部3における一対のレール側板部32同士の間に掛け渡した絞り板51によって形成してある。第1縦整流部42は、その上流側に配設された球貯留部2から3段以上で流下してくる遊技球8を2段積み状態で流下させるよう構成されている。また、第1縦整流部42においても、横方向Bにおける中央部分にはメイン流下ガイド33が位置しており、横方向Bにおける遊技球8の流下状態は第1横整流部41と同じである。
そして、図6に示すごとく、第1縦整流部42においては、メイン流下ガイド33及び絞り板51によって、2段×2列×2球分幅の流下状態が形成されている。
図3、図4、図7に示すごとく、本例の第2横整流部43は、上記メイン流下ガイド33の両側に形成した上記サブ流下ガイド34によって、横方向Bにおける遊技球8の流下ガイド幅Xを絞る(区分けする)よう構成してある。すなわち、第2横整流部43においては、遊技球82球分の流下ガイド幅Xを有する球流路30を、遊技球8が1球分の流下ガイド幅Xを有する球流路30に分割する。また、第2横整流部43は、横方向Bに遊技球8を4つ配置する通路幅に形成してあり、メイン流下ガイド33及び一対のサブ流下ガイド34によって4つに仕切られている。
そして、図7に示すごとく、第2横整流部43においては、メイン流下ガイド33及び一対のサブ流下ガイド34によって、遊技球8が1球分の流下ガイド幅Xを有する球流路30が4列形成されている(2段×4列×1球分幅の流下状態が形成されている)。
図3〜図5、図8に示すごとく、本例の第2縦整流部44は、縦方向Hにおける遊技球8の段積み状態を絞るよう構成してある。すなわち、第2縦整流部44は、2段積み状態で流下する遊技球8を1段積み状態で流下させるよう構成してある。また、第2縦整流部44は、球流路部3における一対のレール側板部32の上端同士の間に掛け渡した流下カバー52における傾斜絞り部521によって形成してある。すなわち、図5に示すごとく、第2縦整流部44は、球流下方向W1の下流側に向かうに連れて、傾斜絞り部521とレール底板部31との間の間隔を狭くすることによって形成してある。
また、第2縦整流部44においても、レール底板部31にはメイン流下ガイド33及び一対のサブ流下ガイド34が位置しており、横方向Bにおける遊技球8の流下状態は第2横整流部43と同じである。
そして、図8に示すごとく、第2縦整流部44においては、メイン流下ガイド33、サブ流下ガイド34及び傾斜絞り部521によって、1段×4列×1球分幅の流下状態が形成されている。
図3〜図5、図9に示すごとく、本例の第3横整流部45は、横方向Bにおける遊技球8の4列の流下状態を形成する4つの球流路30のうち、内側の2列の球流路30である主流路30Aを流下する遊技球8を、外側の2列の球流路30である副流路30Bを流下する遊技球8よりも低い位置に流下させる段差部35を有している。この段差部35は、球流下方向W1に向けて下方傾斜して形成してある。本例の段差部35は、遊技球8の略半球分の高さに形成してある(より詳しくは、遊技球8の半径以上で直径以下の高さに形成してある。)。
そして、図5、図9に示すごとく、段差部35においては、内側の2列の球流路30Aを流下する遊技球8は、外側の2列の球流路30Bを流下する遊技球8に対して、遊技球8の略半球分低い位置に下降する。
なお、図3〜図10においては、主流路30Aを流下する遊技球8を、ハッチングしないで図示し、副流路30Bを流下する遊技球8を、ハッチングして図示している。
また、図3、図5に示すごとく、第3横整流部45においては、副流路30Bは、主流路30Aに向けて傾斜形成した傾斜球流路36を有している。この傾斜球流路36は、各副流路30Bから各主流路30Aに向けてそれぞれ傾斜形成してあり、横方向Bの両側から副流路30Bを内側に絞り込んで、主流路30Aに連通している。また、傾斜球流路36の出口開口部362は、段差部35の形成位置よりも球流下方向W1の下流側において、主流路30Aに連通している。
また、図9に示すごとく、各傾斜球流路36の外側部分は、球流路部3の一対のレール側板部32によって形成してある。また、各傾斜球流路36の内側部分には、傾斜流下ガイド361が形成してある。そして、各傾斜球流路36は、傾斜流下ガイド361と上記側板部32とを略平行に形成して、両側から遊技球8をガイドして副流路30Bを流下する遊技球8を適切に合流方向へ導くよう構成してある。
図5に示すごとく、上記第3横整流部45の段差部35においては、主流路30Aを流下する遊技球8を、副流路30Bを流下する遊技球8よりも先に球流下方向W1へ流下させることができる。そして、副流路30Bから連通形成した傾斜球流路36を流下する遊技球8は、傾斜球流路36の出口開口部362において、段差部35の形成位置の下流側において主流路30Aに合流する。
この主流路30Aの合流部39においては、主流路30Aを流下する遊技球8は、副流路30Bを流下する遊技球8よりも、遊技球8の略半球分下方を流下する。すなわち、傾斜球流路36の出口開口部362にある遊技球8は、主流路30Aの合流部39にある遊技球8に対して、球流下方向W1に略半球分上方にずれた位置に存在する。
これにより、上記合流部39において、傾斜球流路36を流下する遊技球8は、主流路30Aを流下する遊技球8同士の間に合流し、主流路30Aにおいては、この主流路30Aの上流側から流下する遊技球8と、傾斜球流路36から合流した遊技球8とを交互に繰り返し流下させることができる。
また、図3〜図5、図10に示すごとく、第3横整流部45の下流側には、出口流路部46が形成してあり、この出口流路部46は、2列の主流路30Aによって形成されている。出口流路部46の下流側端部には、2列の流下状態で遊技球8を球流路部3から排出する球出口部38が形成してあり、この球出口部38は、2列の上記球流下通路14に連通される。また、球流下通路14においては、横方向Bに2列に並んだ状態(パチンコ遊技機10の前後方向Dに2列に並んだ状態)で遊技球8を流下させる。
また、第3横整流部45及び出口流路部46に配設した流下カバー52には、球払出装置15等のメンテナンスを行う際に、球タンク1から球流下通路14へ遊技球8が流下することを停止させる球止めストッパー522が配設してある。この球止めストッパー522は、通常の遊技状態においては、出口流路部46内から退避させてある。
こうして、各球流路30を流下する遊技球8を安定して合流させることができ、球流路部3において遊技球8を安定して流下させることができる。
また、図2、図3、図5に示すごとく、上記球流路部3において、上記第2横整流部43及び第2縦整流部44における4列の球流路30のレール底板部31(底面311)、並びに第3横整流部45及び出口流路部46における2列の主流路30Aのレール底板部31(底面311)には、ゴミ落とし用の貫通長溝313が球流下方向W1に向けて形成してある。また、この貫通長溝313は、遊技球8の流下をガイドすることもできる。
また、第2横整流部43及び第2縦整流部44における貫通長溝313は、第2横整流部43の途中から、主流路30Aにおいては段差部35まで、副流路30Bにおいては傾斜球流路36の入口開口部363まで形成してある。
そして、図5に示すごとく、第2縦整流部44において、主流路30Aのレール底板部31に形成した貫通長溝313は、段差部35の上流側角部にも連続形成してある。これにより、主流路30Aにおける貫通長溝313に沿って流下する遊技球8が段差部35において底面311に乗り上げてしまうことを防止し、滑らかに遊技球8を流下させることができる。
また、図5に示すごとく、第3横整流部45において、主流路30Aの底面311は、この主流路30Aに副流路30Bが連通する位置よりも球流下方向W1の下流側において傾斜角度が急になるよう変化している。すなわち、第3横整流部45における主流路30Aの底面311は、第1傾斜底面371と、この第1傾斜底面371よりも傾斜角度が急な第2傾斜底面372とによって形成してある。
この構成により、主流路30Aを流下する遊技球8を、第1傾斜底面371から第2傾斜底面372に乗り移るときに、意図的に速く流下させ、これに後続する遊技球8の流下追従を遅らせることができる。これにより、主流路30Aを流下する後続の遊技球8の前方にスペースSを形成することができ、球流路部3における球詰まりの発生を一層効果的に防止することができる。
図11に示したように、本例の球タンク1は、裏機構板13の上枠部131の左右方向Wにおけるほぼ全長に渡って形成してあり、上記段差部35及び傾斜球流路36は、裏機構板13における側端部近傍に位置している。これにより、球タンク1をパチンコ遊技機10における枠形状の裏機構板13の上枠部131に配設したときには、段差部35及び傾斜球流路36が上枠部131の中央部分の下方に位置することを防止することができる。そのため、裏機構板13の上方部の開口領域130をできるだけ広くすることができ、遊技盤に配置される遊技部品の上方部における配置の自由度を向上させることができる。
また、本例の球タンク1においては、球貯留部2に多くの遊技球8を貯留できるだけでなく、球流路部3においても多くの遊技球8を貯留することができる。すなわち、上記のごとく、本例の球流路部3においては、第1横整流部41、第1縦整流部42、第2横整流部43、第2縦整流部44、第3横整流部45とを交互に形成している。
そのため、球流路部3の球流下方向W1における上流部分においては、横方向Bにおける遊技球8の流下列数(本例では4列)及び縦方向Hにおける遊技球8の流下段数(積載段数)(本例では2段)をできるだけ大きくすることができる。これにより、球タンク1全体における遊技球8の貯留量を増加させることができる。
また、球流路部3において横整流部41、43、45と縦整流部42、44とを同時に形成することなく、交互に形成していることにより、上記流下列数及び流下段数を複数回繰り返して絞る際に、遊技球8の球詰まりが発生することを効果的に防止することができる。
また、本例においては、主流路30Aの底面311に上記段差部35を形成したことにより、副流路30Bを流下する遊技球8に比べて、主流路30Aを流下する遊技球8の流下速度を上昇させることができる。また、副流路30Bは、段差部35の形成位置の下流側において主流路30Aに合流させたことにより、この合流部39の下流側における主流路30A内の遊技球8は、副流路30Bから合流する遊技球8によって押されることによっても、流下速度が上昇する。
これにより、結果として、球タンク1及び球流下通路14の下流側に配設した球払出装置15へ供給される遊技球8の供給速度(供給量)が上昇する。そのため、球払出装置15の単位時間当たりの払出速度が機能的に上昇した場合においても、この球払出装置15へ供給する遊技球8を不足させることなく、素早く供給することができる。
また、本例の球タンク1によれば、上記構成により、副流路30Bから主流路30Aへの遊技球8の合流を安定して行うことができることを、図12と共に説明する。
図12(a)に示すごとく、主流路30Aを流下する第1遊技球8Aは、段差部35において下方に流下したとき(流下の初期段階)には、副流路30Bにおける第2遊技球8Bは、主流路30Aにおける第1遊技球8Aに支えられており、主流路30Aへはまだ合流しない。
次いで、図12(b)に示すごとく、主流路30Aにおける第1遊技球8Aが段差部35を流下した後には、この第1遊技球8Aは、その流下速度が段差部35を流下したことにより増大し、副流路30Bにおける第2遊技球8Bより先行して流下する。
そして、図12(c)に示すごとく、副流路30Bを流下する第2遊技球8Bは、第1遊技球8Aによる支えが徐々になくなることにより、また、第1遊技球8Aとこの第1遊技球8Aの後ろに続いて主流路30Aを流下する第3遊技球8Cとの間の間隔が大きくなることも作用して、主流路30Aへ合流する。
つまり、本例の球タンク1においては、副流路30Bを流下する第2遊技球8Bは、第1遊技球8Aと第3遊技球8Cとの間に割り込むようにして主流路30Aへ合流するのではなく、流下速度が増大した第1遊技球8Aの支えがなくなることにより、主流路30Aへ合流する。これにより、本例の球タンク1においては、副流路30Bから主流路30Aへの遊技球の合流を安定して行うことができる。
それ故、本例のパチンコ遊技機10の球流下構造によれば、遊技球8の貯留量を増加させると共に、球詰まりの発生を防止して遊技球8を整流することができ、かつ球払出装置15へ遊技球8を素早く供給することができる。
なお、本例の球流下構造は、遊技球8を遊技媒体として用いるスロットマシンの球皿における球流下構造に採用することもできる。
また、上記段差部35を球流下方向W1に向けて長く形成し、上記副流路30Bは、この段差部35の途中(段差部35の形成位置)において主流路30Aに合流させることもできる。
実施例における、球タンクを、パチンコ遊技機の裏面側から見た状態で示す斜視図。 実施例における、球タンクを備えたパチンコ遊技機を、パチンコ遊技機の上方から見た状態で示す説明図。 実施例における、球タンクにおける球流路部を、パチンコ遊技機の上方から見た状態で示す平面説明図。 実施例における、球流路部を、パチンコ遊技機の裏面側から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、球流路部の下流側部分を、パチンコ遊技機の裏面側から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、球流路部における第1縦整流部を示す図で、図4におけるA線矢視断面説明図。 実施例における、球流路部における第2横整流部を示す図で、図4におけるB線矢視断面説明図。 実施例における、球流路部における第2縦整流部を示す図で、図4におけるC線矢視断面説明図。 実施例における、球流路部における第3横整流部を示す図で、図4におけるD線矢視断面説明図。 実施例における、球流路部における出口流路部を示す図で、図4におけるE線矢視断面説明図。 実施例における、球タンクを配設した裏機構板を、パチンコ遊技機の裏面側から見た状態で示す説明図。 実施例における、段差部の周辺における遊技球の流下状態を示す図で、(a)第1遊技球が段差部を流下した直後の状態、(b)第1遊技球が段差部を流下した後、第2遊技球が主流路へ合流する途中の状態、(c)第2遊技球が主流路へ合流した状態を、パチンコ遊技機の裏面側から見た状態で示す断面説明図。
符号の説明
1 球タンク(球流下構造)
10 パチンコ遊技機
13 裏機構板
130 開口領域
131 上枠部
132 側枠部
2 球貯留部
3 球流路部
30 球流路
30A 主流路
30B 副流路
35 段差部
36 傾斜球流路
39 合流部
41 第1横整流部
42 第1縦整流部
43 第2横整流部
44 第2縦整流部
45 第3横整流部
46 出口流路部
8 遊技球
X 流下ガイド幅
W1 球流下方向
B 横方向
H 縦方向

Claims (3)

  1. 遊技球を貯留する球貯留部と、該球貯留部に貯留した遊技球を整流して球流下方向へ流下させる球流路部とを備えた遊技機の球流下構造において、
    上記球流路部は、上記球流下方向に対する横方向の遊技球の流下を整流する横整流部と、上記球流下方向に対する縦方向の遊技球の流下を整流する縦整流部とを有しており、
    上記横整流部と上記縦整流部とを交互に複数回繰り返して形成することにより、上記横方向に球1列ずつ並んで流下する一対の球流路を形成してなり、
    該一対の球流路のうち一方の球流路である主流路の底面には、他方の球流路である副流路よりも低い位置に遊技球を流下させる段差部が形成してあり、
    該段差部の形成位置又はその下流側において、上記副流路が上記主流路の上方位置から該主流路に合流していることを特徴とする遊技機の球流下構造。
  2. 請求項1において、上記段差部は、上記遊技機における側端部近傍に位置していることを特徴とする遊技機の球流下構造。
  3. 請求項1又は2において、上記主流路は、該主流路に上記副流路が合流する合流部の下流側において、その底面の傾斜角度が急になるよう変化していることを特徴とする遊技機の球流下構造。
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