JP2007325380A - 電力系統保護システム - Google Patents

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Abstract

【課題】母線連絡保護リレーの代替時の設定変更を容易に、しかも迅速かつ確実に行うことができる電力系統保護システムを提供する。
【解決手段】母線連絡保護リレー25に、代替保護する可能性のある複数の送電設備14L1〜15L2に対応する複数の保護リレー26〜29のリレー特性および整定値を予め格納しておき、いずれか一つの保護リレー29が、対応する送電設備15L2の遮断器23を開成できないロック状態にあるときに、制御監視装置40により通信手段39を介して母線連絡保護リレー25を予め格納したロック状態の保護リレー29に対応するリレー特性および整定値に設定して、ロック状態の保護リレー29に対応する送電設備15L2を代替保護する。
【選択図】図2

Description

本発明は、二重母線ブスタイ方式の電力系統における保護システムに関する。
変電所等における二重母線ブスタイ方式の電力系統として、例えば、二重母線間に1台の遮断器を設けた二重母線1ブスタイ方式が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
この二重母線1ブスタイ方式では、例えば図5に示すように、甲母線51と乙母線52との二重母線間に、一対の甲母線側断路器53および乙母線側断路器54を介して母線連絡用遮断器55を接続すると共に、それぞれ一対の甲母線側断路器および乙母線側断路器の直列回路を複数個並列に接続して、各直列回路の甲母線側断路器と乙母線側断路器との接続点に、それぞれ送電線を線路側断路器および線路用遮断器を介して接続するようにしている。また、変圧器についても、ほぼ同様の構成で接続している。
図5では、二重母線間に、甲母線側断路器56と乙母線側断路器57、甲母線側断路器58と乙母線側断路器59、甲母線側断路器60と乙母線側断路器61、甲母線側断路器62と乙母線側断路器63との4つの直列回路を並列に接続して、これら各直列回路における一対の断路器同士の接続点に、1ルート2回線からなる2ルートの送電線64L1,64L2、65L1,65L2を、線路側断路器66〜69および線路用遮断器70〜73を介して接続している。
ここで、母線連絡用遮断器55は、甲母線側断路器53と乙母線側断路器54との間に設けられた計器用変流器74によって検出される母線間電流や、計器用変圧器(図示せず)によって検出される母線電圧等に基づいて母線連絡保護リレー75により開閉制御されるようになっており、同様に、線路用遮断器70〜73は、対応する送電線に設けられた計器用変流器76〜79によって検出される線路電流や、計器用変圧器(図示せず)によって検出される電力系統の電圧等に基づいて対応する送電線保護リレー80〜83により開閉制御されるようになっている。この送電線保護リレーにより、各送電線における電気事故時の事故拡大等を防止している。また、変圧器についても、同様に変圧器保護リレーにより開閉制御することで、変圧器の電気事故時の事故拡大等を防止している。また、母線連絡保護リレーは、通常時においては、不要な開閉制御を行わないよう、ロックされている。
図5に示す二重母線1ブスタイ方式の電力系統では、通常時は、例えば送電線接続用の甲母線側断路器56,60および乙母線側断路器59,63を閉成(オン)し、他の送電線接続用の甲母線側断路器58,62および乙母線側断路器57,61は開成(オフ)して、送電線64L1および65L1をそれぞれ甲母線側断路器56および60を介して甲母線51に接続し、送電線64L2および65L2はそれぞれ乙母線側断路器59および63を介して乙母線52に接続している。なお、母線連絡用の甲母線側断路器53、乙母線側断路器54および母線連絡用遮断器55は、すべて閉成している。
このような二重母線1ブスタイ方式の電力系統では、母線に接続された複数の送電設備の一つに対応する保護リレーが、故障や保守作業等により一時的にロック状態にあるとき、すなわち保護対象の送電設備に過電流が流れたり、電圧低下が発生したりしても保護リレーが付勢されず、対応する線路用遮断器を開成できない状態にあるときは、当該ロック状態の保護リレーに対応する送電設備を、母線連絡用遮断器および母線連絡保護リレーにより代替保護している。
例えば、図5において、送電線65L2の保護リレー83がロック状態にあるときは、図5に示す状態から図6に示すように甲母線側断路器58を閉成、乙母線側断路器59を開成して、正常な全ての保護リレー80〜82に対応する送電線64L1、64L2および65L1を甲母線51に接続し、ロック状態にある保護リレー83の送電線65L2のみを乙母線52に接続する。それと共に、母線連絡保護リレー75の整定値をロック状態の保護リレー83が本来保護すべき送電線65L2を保護可能なように変更して使用状態にし、代替保護するようにしている。
一方、電力系統に用いられる保護リレーは、従来、アナログ形リレーが用いられていたが、近年では、保護対象の電圧および電流を適当な周期でサンプリングしてデジタル変換し、これらを予め格納したプログラムに従って演算処理して予め設定された整定値との比較に基づいて保護対象における事故の有無を判断するデジタル形リレーも採用されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、デジタル形の保護リレーを用いる電力系統保護システムとして、保護リレーと外部の端末装置とを通信手段を介して接続し、端末装置に設けられた操作手段の操作により保護リレーに保持された電力系統状態を取得したり、保護リレーの整定値を変更したりするものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、デジタル形の保護リレーを用いる電力系統として、事故が発生したとき、これを除去して事故波及を防止するために、保護リレーシステムに関する専門家の知識を予め知識ベースとして保護リレーシステム知識ベースに格納しておくと共に、電力系統の時々刻々と変わる電力系統情報を電力系統データベースに格納し、これら格納された知識ベースと電力系統情報とに基づいて推論エンジンによりリレー動作判定のための整定値が妥当か否かを推論して、整定値を妥当な値に変更する保護リレーシステムも知られている(例えば、特許文献2参照)。
「電気工学ハンドブック」、第6版、社団法人電気学会、2001年2月20日、p.793−796、p.1283−1286 特開2003−348745号公報 特開2001−186651号公報
ところが、図6に示したように、ロック状態にある送電設備の保護リレーを母線連絡保護リレーによって代替保護する場合において、母線連絡保護リレーがアナログ形リレーからなる場合には、その都度、母線連絡保護リレーの設置場所において、整定値を保護対象設備に応じた値に変更する必要がある。このため、作業員による現地対応が必要になると共に、整定値の変更作業も面倒で時間がかかるという問題がある。また、デジタル形リレーであっても、通信手段を介して外部端末より操作できないものも同様に現地対応が必要になる。
また、母線に接続される送電設備は、長距離線路、短距離線路、変圧器等、多岐にわたりため、これを一つのアナログ形の母線連絡保護リレーで保護協調がとれるように代替保護するのは、整定範囲、リレー特性上の理由から対応できない場合もある。その対策として、例えば、短距離用と長距離用との母線連絡保護リレーを設置しておき、これらを代替えする保護対象設備に応じて使い分けることが考えられるが、この場合には、複数の母線連絡保護リレーを要することから、コストが嵩むと共に、その設置スペースも大きくなることが懸念される。また、たとえ一つのアナログ形の母線連絡保護リレーですべての代替保護対象を保護可能な場合であっても、保護対象ごとに整定値の変更を行わなくてはならず作業が非常に煩雑であった。
一方、母線連絡保護リレーとしてデジタル形リレーを用いる場合には、その整定範囲やリレー特性は、メモリに書き込まれているソフトウェアやデータによって決まり、アナログ形リレーに比べて整定範囲を広くとれると共に、リレー特性も複数保持することが容易なため、例えば特許文献1に開示の技術を採用して、母線連絡保護リレーに通信手段を介して端末装置を接続すれば、作業員による現地対応を要することなく、その整定値およびリレー特性を代替保護すべき送電線や変圧器等に最も適したものに比較的簡単に変更することが可能となる。
しかしながら、この場合には、オペレータにより端末装置の操作手段を操作して、変更すべき整定値およびリレー特性を入力することになるため、変更入力操作に先立って、オペレータは代替保護すべき送電設備を認識する他に、その整定値およびリレー特性を認識する作業を要することになる。また、変更すべき整定値等を手動で直接入力するため、入力ミスを生じることも懸念される。
これに対し、特許文献2に開示の保護リレーシステムを採用すれば、母線連絡保護リレーの整定値を適切に設定することが可能となる。しかし、この場合には、知識ベースを格納する保護リレーシステム知識ベースや、電力系統情報を格納する電力系統データベース、更にはこれら格納された知識ベースおよび電力系統情報に基づいて整定値が妥当か否かを推論する推論エンジン等を要するため、システム構成が煩雑になることが懸念される。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、簡単な構成で母線連絡保護リレーの代替時の設定変更を容易に、しかも迅速かつ確実に行うことができる電力系統保護システムを提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の電力系統保護システムの発明は、二重母線間に母線側断路器を介して接続した母線連絡用遮断器と、上記二重母線のいずれか一方に接続されるように、それぞれ母線側断路器を介して接続した代替保護の可能性がある複数の送電設備等の各々に直列に接続した遮断器等と、上記母線連絡用遮断器を駆動するデジタル形リレーからなる母線連絡保護リレーと、上記複数の送電設備等に対応する上記複数の遮断器を駆動する複数の保護リレーと、上記各母線側断路器および上記各断路器等の開閉状態、上記各保護リレーの状態・動作情報を含む電力系統の運転状態を監視する遠方監視制御装置と、上記遠方監視制御装置に通信手段を介して接続した制御監視装置とを有し、
上記母線連絡保護リレーに上記複数の保護対象送電設備等に対応するリレー特性および整定値を予め格納して、上記複数の保護リレーの一つが、対応する上記遮断器を開成できないロック状態にあるときに、上記制御監視装置により上記通信手段を介して上記母線連絡保護リレーを予め格納された上記ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に設定して、上記ロック状態の保護リレーに対応する上記送電設備を代替保護することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の電力系統保護システムにおいて、上記制御監視装置は、入力操作部と表示部とを有し、
上記入力操作部の操作により、上記遠方監視制御装置による運転状態の監視結果および上記母線連絡保護リレーに格納されている上記複数の保護リレーのリレー特性および整定値を上記表示部に表示し、その表示情報から上記ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値等を選択して、上記母線連絡保護リレーを上記選択されたリレー特性および整定値に設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1の電力系統保護システムにおいて、上記制御監視装置は、上記遠方監視制御装置による運転状態の監視結果に基づいて、上記二重母線を含む電力系統の接続状態を自動的に判定する判定手段を有し、
上記判定手段による判定結果に基づいて、上記母線連絡保護リレーを上記ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に自動的に設定することを特徴とする。
請求項1の発明によると、二重母線ブスタイ方式の電力系統において、母線連絡保護リレーとしてデジタル形リレーを用い、該母線連絡保護リレーに二重母線に接続された代替保護する可能性がある複数の送電設備に対応する複数の保護リレーのリレー特性および整定値を予め格納しておき、その複数の保護リレーの一つがロック状態にあるときは、制御監視装置により通信手段を介して母線連絡保護リレーを予め格納したロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に設定して、ロック状態の保護リレーに対応する送電設備を母線連絡用遮断器および母線連絡保護リレーにより代替保護することができるので、簡単な構成で母線連絡保護リレーの代替時の設定変更を容易かつ迅速にできると共に、リレー特性および整定値をその都度直接入力して設定する必要がないので、入力ミスを生じることなく、確実に実行することができる。
請求項2の発明によると、制御監視装置の入力操作部の操作により、該制御監視装置の表示部に表示される電力系統の運転状態を確認しながら、同様に表示部に表示される母線連絡保護リレーに予め格納されている各保護リレーのリレー特性および整定値から、ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値を選択して、母線連絡保護リレーのリレー特性および整定値を設定できるので、母線連絡保護リレーの代替時の設定変更をマニュアル操作によって容易かつ迅速にできると共に、リレー特性および整定値をその都度直接入力して設定する必要がないので、入力ミスを生じることなく確実に実行することができる。
請求項3の発明によると、遠方監視制御装置による運転状態の監視結果に基づいて、制御監視装置により電力系統の接続状態が自動的に判定されて、母線連絡保護リレーのリレー特性および整定値が、予め格納されているロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に自動的に設定変更されるので、母線連絡保護リレーによる代替保護をより迅速かつ確実に実行することができる。
以下、本発明による電力系統保護システムの一実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は本実施の形態における母線結線図、図2は電力系統保護システムの要部の構成を示すブロック図、図3は図2に示す制御監視装置の動作を説明するためのフローチャート、図4は制御監視装置内の判定手段の構成を説明する回路図である。
本実施の形態は、図5と同様の二重母線1ブスタイ方式における電力系統保護システムを示すもので、図1に示すように、甲母線1と乙母線2との二重母線間には、一対の甲母線側断路器3および乙母線側断路器4を介して母線連絡用遮断器5が接続されていると共に、それぞれ一対の甲母線側断路器6と乙母線側断路器7、甲母線側断路器8と乙母線側断路器9、甲母線側断路器10と乙母線側断路器11、甲母線側断路器12と乙母線側断路器13との4つの直列回路が並列に接続され、これら各直列回路における一対の断路器同士の接続点に、送電設備である1ルート2回線からなる2ルートの送電線14L1,14L2、15L1,15L2が、直列接続された線路側断路器16〜19および線路用遮断器20〜23を介して接続されている。
線路用遮断器20〜23は、各送電線における電気事故時の事故拡大等を防止するように、対応する保護リレー26〜29により開成制御されるようになっている。
このような二重母線1ブスタイ方式の電力系統では、二重母線に接続された全ての送電設備に対して、母線連絡用遮断器5および母線連絡保護リレー25により代替保護する可能性がある。
図1は、送電線15L2の保護リレー29が線路用遮断器23を開成制御できないロック状態にあるときの代替保護時の結線状態を示している。この状態では、例えば、甲母線側断路器6,8,10が閉成、乙母線側断路器7,9,11が開成されて、正常な全ての保護リレー26〜28に対応する送電線14L1、14L2および15L1が甲母線1に接続され、甲母線側断路器12は開成、乙母線側断路器13は閉成されて、ロック状態にある保護リレー29に対応する送電線15L2のみが乙母線2に接続される。また、甲母線側断路器3および乙母線側断路器4はともに閉成状態にあり、母線連絡保護リレー25はロック状態の保護リレー29の整定値およびリレー特性に設定変更されて、母線連絡用遮断器5および母線連絡保護リレー25により送電線15L2の代替保護が行われる。
本実施の形態では、母線連絡用遮断器5を開成制御する母線連絡保護リレー25をデジタル形リレーとし、線路用遮断器20〜23を開成制御する保護リレー26〜29は、それぞれデジタル形リレーまたはアナログ形リレーとする。
このため、甲母線側断路器3と乙母線側断路器4との間には、計器用変流器31を設けて母線間電流を検出すると共に、各母線には、計器用変圧器(図1では甲母線1の32のみ示す)を接続して電力系統の電圧を検出し、これら検出した母線間電流および母線電圧を母線連絡保護リレー25に供給する。また、送電線14L1,14L2、15L1,15L2には、計器用変流器33〜36を設けてそれぞれ線路電流を検出すると共に、上記計器用変圧器により電力系統の電圧を検出し、これら検出した線路電流や電力系統の電圧を対応する保護リレー26〜29に供給する。なお、送電設備として、母線側断路器を介して変圧器を接続する場合も、同様に開閉制御することで、変圧器の電気事故時の事故拡大等を防止する。
ここで、母線連絡保護リレー25は、デジタル形リレーからなっていることから、上記の非特許文献1や特許文献1からも周知のように、入力変換部、アナログ/デジタル変換部、演算処理部、デジタル入出力部、伝送部、整定表示部、電源部等を有しており、演算処理部には、プログラム等を格納するROM、整定値等のデータを格納するRAM、ROMに格納されているプログラムに従って所要の演算処理を行うと共に、その演算結果とRAMに格納されている整定値との比較に基づいて事故検出等の動作判定を行うCPU等が設けられている。
本実施の形態では、図2に示すように、母線連絡保護リレー25の記憶手段であるRAM25aに、母線連絡保護リレー25によって代替保護する可能性のある全ての保護リレー26〜29のリレー特性データ26a〜29aおよび整定値データ26b〜29bを、各保護リレーに対応して予め格納しておき、この母線連絡保護リレー25を、その伝送部25bを介して遠方監視制御装置38に接続する。
遠方監視制御装置38は、甲母線側断路器3,6,8,10,12、乙母線側断路器4,7,9,11,13および線路側断路器16〜19の開閉状態、母線連絡保護リレー25および保護リレー26〜29の動作情報を含む電力系統の運転状態を監視するもので、この遠方監視制御装置38は、通信手段39を介して制御監視装置40に接続する。
制御監視装置40は、例えば遠方の集中制御所内に設置し、ここにはキーボード等からなる入力操作部40a、表示部40b、遠方監視制御装置38による運転状態の監視結果に基づいて電力系統の接続状態を自動的に判定する判定手段40cを設けると共に、母線連絡保護リレー25のリレー特性および整定値を自動モードまたは手動モードで設定するためのモード設定スイッチ40dを設ける。また、このモード設定スイッチは、ソフトウェアによって切替を行うものであっても良い。
以下、制御監視装置40による母線連絡保護リレー25のリレー特性および整定値の設定動作について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、モード設定スイッチ40dの状態から自動モードか手動モードかを検出し(ステップS1)、手動モードが設定されている場合には、入力操作部40aの操作により、遠方監視制御装置38による運転状態の監視結果および母線連絡保護リレー25に格納されている各保護リレーのリレー特性および整定値を、通信手段39を介して表示部40bに表示し、その表示情報からロック状態の保護リレー29に対応するキー等を操作して、そのリレー特性および整定値を選択する(ステップS2)。
その後、(ステップS3)使用制御を行う場合(Yesの場合)には、操作員が、ステップS2で選択したリレー特性および整定値に変更する指令を送出する(ステップS4)。例えばキー操作によって選択した保護リレーのリレー特性および整定値を識別できるデータを送出して、母線連絡保護リレー25をロック状態の保護リレー29に対応するリレー特性および整定値に設定変更する。
なお、ステップS3で設定変更が不要の場合(Noの場合)や、ステップS4での変更指令の送出後は、ステップS1に戻る。
一方、ステップS1において、自動モードが設定されている場合には、遠方監視制御装置38による運転状態の監視結果に基づいて、判定手段40cにより一つの送電線(保護対象)のみが片側母線に接続されているか否かを判定すると共に、その一つの送電線を識別する(ステップS5)。すなわち、図1の場合において、乙母線2に接続された一つの送電線15L2を識別する。
このため、判定手段40cには、各送電線に対応して、図4(a)に示すように、2個のAND回路41a,41bを設け、これらAND回路41a,41bのそれぞれ一方の入力端子に、遠方監視制御装置38から得られる当該送電線に対応する一対の甲母線側断路器および乙母線側断路器の開閉状態信号ASおよびBSを供給し、AND回路41a,41bのそれぞれ他方の入力端子に、遠方監視制御装置38から得られる当該送電線に設けられた線路側断路器の開閉状態信号LSを供給する。
ここで、開閉状態信号AS,BS,LSは、それぞれ対応する断路器が閉成状態にあるときハイ(H)レベル、開成状態にあるときロー(L)レベルとなるものとして、AND回路41aの出力がHレベルのとき、当該送電線は甲母線1に接続され、AND回路41bの出力がHレベルにあるとき、当該送電線は乙母線2に接続されているものとする。
このようにして、各送電線に対応する2個のAND回路41a,41bの出力を監視して、一つの送電線のみが片側母線に接続されているか否かを判定すると共に、その一つの送電線を識別する。
ステップS5において、一つの送電線のみが片側母線に接続され、かつその一つの送電線が識別できたら、次に、遠方監視制御装置38による運転状態の監視結果に基づいて、判定手段40cにおいて、母線連絡用である一対の甲母線側断路器3および乙母線側断路器4の双方が閉成されているか否かを判定する(ステップS6)。
このため、判定手段40cには、図4(b)に示すように、一つのAND回路42を設け、その二つの入力端子に遠方監視制御装置38から得られる母線連絡用である一対の甲母線側断路器3および乙母線側断路器4の開閉状態信号AS3およびBS4を供給する。
ここで、開閉状態信号AS3およびBS4は、それぞれ対応する甲母線側断路器3および乙母線側断路器4が閉成状態にあるときハイ(H)レベル、開成状態にあるときロー(L)レベルとなるものとして、AND回路42の出力がHレベルのときに、甲母線側断路器3および乙母線側断路器4の双方が閉成状態にあり、母線連絡用遮断器5が使用可能な状態であると判定する。
ステップS6において、母線連絡用遮断器5が使用可能な状態であると判定されたら(Yesの場合)、次に、ステップS5で識別した一つの保護対象である送電線15L2に対応する母線連絡保護リレー25のリレー特性および整定値を識別できるデータを自動的に選択する(ステップS7)。
その後、ステップS3において、母線連絡保護リレー25の使用制御を行う場合には、手動制御の場合と同様に、選択した保護リレーのリレー特性および整定値を識別できるデータを送出して、母線連絡保護リレー25をロック状態の保護リレー29に対応するリレー特性および整定値に設定変更する。
なお、ステップS5において、一つの送電線のみが片側母線に接続されていない場合(Noの場合)や、ステップS6において、母線連絡用の甲母線側断路器3および乙母線側断路器4の双方が閉成状態にない場合(Noの場合)は、ステップS1に戻る。
以上のように、本実施の形態によれば、手動モードでは、制御監視装置40の入力操作部40aの操作により、遠方監視制御装置38から得られる電力系統の運転状態を制御監視装置40の表示部40bに表示し、その表示された電力系統の運転状態を確認しながら、同様に表示部40bに表示される母線連絡保護リレー25のRAM25aに予め格納した各保護リレーのリレー特性および整定値から、ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値を選択することにより、母線連絡保護リレー25のリレー特性および整定値を設定変更できるので、簡単な構成で母線連絡保護リレー25による代替時の設定変更をマニュアル操作によって容易かつ迅速にできると共に、リレー特性および整定値をその都度直接入力して設定する必要がないので、入力ミスを生じることなく確実に実行することができる。
また、自動モードでは、遠方監視制御装置38による運転状態の監視結果に基づいて、制御監視装置40の判定手段40cにより電力系統の接続状態が自動的に判定されて、母線連絡保護リレー25のリレー特性および整定値が、予め格納されているロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に自動的に設定変更されるので、簡単な構成で母線連絡保護リレー25による代替保護をより迅速かつ確実に実行することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では、デジタル形リレーからなる母線連絡保護リレー25の内蔵メモリであるRAM25aに、代替保護する可能性のある全ての保護リレーのリレー特性および整定値を格納するようにしたが、RAM25aの容量によっては、母線連絡保護リレー25の内部または外部に増設メモリを設けて、代替保護する可能性のある全ての保護リレーのリレー特性および整定値を格納することもできる。また、保護リレーのリレー特性データは、プログラムの一部として、ROMに格納しておいても良い。
また、母線連絡保護リレー25の設定変更では、電力系統の運転状態や母線連絡保護リレー25に格納されている各保護リレーのリレー特性および整定値を表示することなく、制御監視装置40からロック状態にある保護リレーに対応するキー等を操作するだけで、母線連絡保護リレー25を予め格納したロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に設定変更することもできる。
さらに、本発明は、上述した二重母線1ブスタイ方式の電力系統に限らず、二重母線の他の結線方式、例えば二重母線11/2遮断器方式、二重母線2ブスタイ方式、二重母線4ブスタイ方式等にも適用することができる。なお、複数の母線連絡保護リレーを有する場合には、各母線連絡保護リレーに代替保護する可能性のある複数の送電設備に対応する複数の保護リレーを割り振ればよい。
本発明における電力系統保護システムの一実施の形態を示す母線結線図である。 本実施の形態による電力系統保護システムの要部の構成を示すブロック図である。 図2に示す制御監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示す制御監視装置内の判定手段の構成を説明する回路図である。 二重母線1ブスタイ方式の電力系統を示す母線結線図である。 図5に示す電力系統における代替保護時の母線結線図である。
符号の説明
1 甲母線
2 乙母線
3,6,8,10,12 甲母線側断路器
4,7,9,11,13 乙母線側断路器
5 母線連絡用遮断器
14L1,14L2、15L1,15L2 送電線
16〜19 線路側断路器
20〜23 線路用遮断器
25 母線連絡保護リレー
25a RAM
25b 伝送部
26〜29 保護リレー
26a〜29a リレー特性データ
26b〜29b 整定値データ
31,33〜36 計器用変流器
32 計器用変圧器
38 遠方監視制御装置
39 通信手段
40 制御監視装置
40a 入力操作部
40b 表示部
40c 判定手段
40d モード設定スイッチ
41a,41b,42 AND回路

Claims (3)

  1. 二重母線間に母線側断路器を介して接続した母線連絡用遮断器と、
    上記二重母線のいずれか一方に接続されるように、それぞれ母線側断路器を介して接続した代替保護の可能性がある複数の送電設備等の各々に直列に接続した遮断器等と、
    上記母線連絡用遮断器を駆動するデジタル形リレーからなる母線連絡保護リレーと、
    上記複数の送電設備等に対応する上記複数の遮断器を駆動する複数の保護リレーと、
    上記各母線側断路器および上記各断路器等の開閉状態、上記各保護リレーの状態・動作情報を含む電力系統の運転状態を監視する遠方監視制御装置と、
    上記遠方監視制御装置に通信手段を介して接続した制御監視装置とを有し、
    上記母線連絡保護リレーに上記複数の保護対象送電設備等に対応するリレー特性および整定値を予め格納して、
    上記複数の保護リレーの一つが、対応する上記遮断器を開成できないロック状態にあるときに、上記制御監視装置により上記通信手段を介して上記母線連絡保護リレーを予め格納された上記ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に設定して、上記ロック状態の保護リレーに対応する上記送電設備を代替保護することを特徴とする電力系統保護システム。
  2. 上記制御監視装置は、入力操作部と表示部とを有し、
    上記入力操作部の操作により、上記遠方監視制御装置による運転状態の監視結果および上記母線連絡保護リレーに格納されている上記複数の保護リレーのリレー特性および整定値を上記表示部に表示し、その表示情報から上記ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値等を選択して、上記母線連絡保護リレーを上記選択されたリレー特性および整定値に設定することを特徴とする請求項1に記載の電力系統保護システム。
  3. 上記制御監視装置は、上記遠方監視制御装置による運転状態の監視結果に基づいて、上記二重母線を含む電力系統の接続状態を自動的に判定する判定手段を有し、
    上記判定手段による判定結果に基づいて、上記母線連絡保護リレーを上記ロック状態の保護リレーに対応するリレー特性および整定値に自動的に設定することを特徴とする請求項1に記載の電力系統保護システム。
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