JP2007324988A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被撮像物Oに光を照射したとき、その拡散反射光と正反射光の強度のバランスは、被撮像物Oの表面の滑らかさ(粗さ)によって影響を受ける。すなわち、表面が滑らかな領域SF1においては正反射光が比較的強く検出され、粗い領域SF2においては拡散反射光が比較的強く検出される。その性質に基づくと、被撮像物Oに光を照射し、被撮像物Oからの拡散反射光によって得られる第1の画像信号と、被撮像物Oからの正反射光によって得られる第2の画像信号の大きさを比較することにより、被撮像物Oの表面の各点における滑らかさ(粗さ)を識別することができ、その結果被撮像物Oの表面の滑らかさ(粗さ)を表現する画像データを得ることができる。
【選択図】図5
Description
(1)用語の定義
はじめに、以下において使用する用語について説明する。
まず、入射光と反射光について簡単に説明しておく。図2は、被撮像物O表面における光の反射状態を示した図である。一般に、入射角θ1で被撮像物Oに入射した光は反射角θ2で反射し、このとき反射角θ2は入射角θ1と等しくなる(反射の法則)。しかし実際には、入射光は反射角θ2のみで反射するものではなく、あらゆる角度に反射していることが多い。これは、反射面を光の波長と同程度の感覚で捉えた場合には、反射面は必ずしも平滑ではなく、凹凸を有していることが多いためである。ここでは、反射面から入射角とほぼ同じ角度で反射する反射のことを「正反射」といい、この反射光のことを「正反射光」という。また、入射光の入射角によらず、反射面からあらゆる角度に反射する反射のことを「拡散反射」といい、この反射光のことを「拡散反射光」という。図2においては、正反射光を表す光路に符合Lsrを付し、拡散反射光を表す光路に符合Ldrを付している。
次に、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1の構成について図面を参照して説明する。
次に、この実施形態の動作について説明する。
本実施形態には、カラーの動作モードと白黒の動作モードの2種類があり、操作部60に対する操作によって切り替えられるようになっている。
各スキャンにおいて生成された画像信号、すなわち、拡散反射光に応じてラインセンサ140が生成した画像信号と、正反射光に応じてラインセンサ140が生成した画像信号は、各々画像処理部50に供給され、各信号の値に応じたドット毎のデータ値が所定の記憶エリアに記憶される。
具体的には、画像処理部50は、ドット毎に、正反射光に基づく画像データの値を拡散反射光に基づく画像データの値で除し、その結果があらかじめ設定された規定値Kより大きければ黒、小さければ白として各ドットの色を決める。このようにして生成された画像データは、画像形成部20に供給され、記録用紙Pにトナー像が形成される。
このように本実施形態においては、版画板100にインクを盛りつけることなく、版画板100に彫られた画像を印刷することができる。
(イ)上述した実施形態は版画の読み取りにこの発明を適用した例であったが、本発明の適用はこれに限られず、種々の状況に適用することができる。例えば、図7に示すように、表面が粗い白色の和紙200上に、表面が滑らかな白色のケント紙201を貼り付けて文字などの図形(図7ではアルファベットの「A」)を形成したものが被撮像物である場合は、従来の複写機では白色同士の境界部分はほとんど認識できないので図形を読み取ることができないが、本発明によれば、和紙200とケント紙201の表面の粗さの違いに基づいて画像を認識することができる。
このように、表面状態が異なる領域を持つ被撮像物については、その色が全て同一色であっても、画像を読み取ることができる。
図8は、規定値Kの値を変えて生成した画像の例である。図8(a)〜(d)は、(a)→(d)の順で規定値Kを順次大きくしていった場合に得られた画像の例である。この図8(a)〜(d)から分かるように、規定値Kを変えることにより、平坦な面と粗い面との弁別の度合いが異なってくる。
Claims (5)
- 被撮像物に光を照射する照射手段と、
前記照射手段によって光が照射された前記被撮像物からの拡散反射光を結像させる第1の結像手段と、
前記照射手段によって光が照射された前記被撮像物からの正反射光を結像させる第2の結像手段と、
前記第1の結像手段により結像された光に対応する第1の画像信号と前記第2の結像手段により結像された光に対応する第2の画像信号とを生成する画像信号生成手段と、
前記画像信号生成手段が生成した第1の画像信号と第2の画像信号の対応するドットにおいて、両者の値を比較し、この比較結果に基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、
前記画像データ生成手段によって生成された画像データを出力する画像データ出力手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像データ生成手段は、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号の大きさの比に基づいて前記画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像データ生成手段は、前記比が基準値を超えるか否かに基づいて前記画像データを生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記基準値を設定する設定手段を有していることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記画像データ生成手段が生成した画像データを複数記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに対する色を指定する色指定手段と、
前記色指定手段によって色が指定された画像データを合成して合成画像データを生成する合成手段とを有し、
前記画像データ出力手段は、前記画像データに代えて前記合成画像データを出力することを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006153545A JP2007324988A (ja) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006153545A JP2007324988A (ja) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007324988A true JP2007324988A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38857380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006153545A Pending JP2007324988A (ja) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007324988A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020113976A (ja) * | 2019-01-14 | 2020-07-27 | ゼロックス コーポレイションXerox Corporation | アレイ間のサブマイクロメートルy軸位置合わせを有する複数の線形センサアレイ |
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2006
- 2006-06-01 JP JP2006153545A patent/JP2007324988A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020113976A (ja) * | 2019-01-14 | 2020-07-27 | ゼロックス コーポレイションXerox Corporation | アレイ間のサブマイクロメートルy軸位置合わせを有する複数の線形センサアレイ |
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