JP2007323970A - 熱解析方法、および、熱解析装置 - Google Patents

熱解析方法、および、熱解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】焼成装置の加熱状態を良好にかつ容易に解析可能な熱解析システムを提供する。
【解決手段】熱解析システム600の熱解析装置640は、ガラスペーストが層状に塗着された後に焼成装置にて焼成された前面基板300上の誘電体層330に対して、光源610から光を照射して、その反射光の状態が反射光像として表現された実画像を取得する。この実画像に2値化処理を施した2値化画像を生成して、この2値化画像における白画素の面積値に基づいて、焼成装置の加熱状態を解析する。溶融状態により表面の平滑状態が異なる誘電体層330における反射光の状態に基づいて、焼成装置の加熱状態を解析することにより、平滑度が高く反射光の輝度が大きい場合に焼成温度が高く、平滑度が低く輝度が小さい場合に焼成温度が低い旨を認識できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、加熱処理を施す焼成装置の加熱状態を解析する熱解析方法、および、熱解析装置に関する。
従来、プラズマディスプレイパネルの誘電体層の形成などで用いられる焼成炉の温度を制御する場合、焼成炉の加熱設定温度に対して、実際の被処理物(以下、ワークと称す)の温度を測定し、その測定結果からワークに対する所望の加熱温度が得られるように、焼成炉の加熱温度を設定する手法が採用されている。
具体的には、例えば、ワークを580℃で焼成したい場合、焼成炉における加熱温度の最大温度部分(連続焼成炉では、炉の略中央部)の設定を、ワーク温度が580℃になるように、焼成炉を温度設定する。また、温度設定後も定期的に設定した温度にずれが発生していないか、定期的にワーク温度を測定して、メンテナンスをする必要がある。
このようなワーク温度を測定する手法として、熱電対を取り付けた温度測定用基板を焼成炉で搬送させて、熱電対からの信号に基づき温度を確認する手法が知られている。
また、ワーク温度を測定する別の手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、基板温度検知手段である熱電対を基板に取り付け、基板温度検知手段のもう一方を耐熱容器内に格納可能に構成した基板温度記録手段である温度記録計に接続する。この後、耐熱容器を基板上に載置し、さらにそれをセッター上に載置することで、基板温度確認手段を構成する。そして、この基板温度確認手段を通常の基板の熱処理と同様に焼成炉内を搬送させて、熱電対からの信号に基づき温度を確認する手法が採られている。
特に、プラズマディスプレイパネルにおいては、ワークの処理面での面内処理温度差が大きい場合、製品の特性に影響を及ぼすため、できるだけ面内温度を均一にして加熱処理することが求められている。この場合、炉内に存在する複数のヒータの温度を個々に制御して、面内温度が均一になるように制御している。
このような場合にも、上述したような温度測定用基板を用いる手法や、特許文献1に記載のような手法が採られている。
特開2005−38677号公報
しかしながら、定期的にワーク温度を測定する構成では、温度測定のために実際の製品に対する処理を止める必要があり、生産性に影響を及ぼすおそれがある。
また、温度測定用基板を用いる手法、および、上述したような特許文献1に記載の手法では、基板に熱電対を取り付ける必要があり、温度測定のための準備作業が煩雑になるおそれがある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みて、焼成装置の加熱状態を良好にかつ容易に解析可能な熱解析方法、および、熱解析装置を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、加熱処理を施す焼成装置の加熱状態を解析する熱解析方法であって、ガラス材を主成分とする塗布材料が基板上に塗着された後に前記焼成装置にて加熱処理が施されて前記基板上に形成された材料層に対して、所定の光源から光が照射された際の反射光の状態に基づいて、前記焼成装置の加熱状態を解析する解析工程を実施することを特徴とする熱解析方法である。
請求項6に記載の発明は、加熱処理を施す焼成装置の加熱状態を解析する熱解析装置であって、ガラス材を主成分とする塗布材料が基板上に塗着された後に前記焼成装置にて加熱処理が施されて前記基板上に形成された材料層に対して、所定の光源から光が照射された際の反射光の状態に基づいて、前記焼成装置の加熱状態を解析する解析手段を具備したことを特徴とした熱解析装置である。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施の形態では、プラズマディスプレイパネルとして、井桁状の隔壁を備えた構成を例示するが、これに限らず、例えばストライプ状などの隔壁を備えたプラズマディスプレイパネルについても適用できる。また、プラズマディスプレイパネルの基板に構造物である誘電体層を形成する焼成工程における、焼成装置の加熱状態を解析する構成を例示して説明するが、構造物としては、バス電極、アドレス電極、アドレス電極保護層および隔壁など、ガラスを含む塗布材料を塗着して焼成により形成されるいずれの構造物を対象とすることができる。
〔プラズマディスプレイパネルの構成〕
まず、プラズマディスプレイパネルの概略構成について以下に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの内部構造を示した斜視図である。図2は、プラズマディスプレイパネルを模式的に示した正面図である。図3は、図2のIII−III線における断面図である。図4は、図2のIV−IV線における断面図である。なお、これら図1ないし図4は、説明の都合上、各種電極および放電セルの寸法などが基板に対して相対的に大きい状態で示す。
図1に示すように、100はプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)であり、このPDP100は、例えば略平面長方形状に形成され、プラズマ放電による発光を利用して画像を表示する装置である。このPDP100は、画像表示領域を構成する放電空間Hを介して、互いに対向配置された一対の基板である背面基板200および前面基板300を備えている。
これら背面基板200および前面基板300は、それぞれの外周縁部に図示しないシールフリットが設けられて封着され、封着された空間の内部が例えば6.7×104Pa(500Torr)程度の減圧状態とされるとともに、当該空間にはHe−Xe(ヘリウム−キセノン)系やNe−Xe(ネオン−キセノン)系の不活性ガスが充填されている。
背面基板200は、例えば、板状ガラス材にて平面長方形状に形成されている。この背面基板200の内面上には、複数の直線状のアドレス電極210と、これらアドレス電極210上を覆うアドレス電極保護層220と、アドレス電極保護層220上に設けられ放電空間Hを複数個の放電セル231に区画する井桁状の隔壁230と、放電セル231内部に順に充填された赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体層(240R,240G,240B)と、などがそれぞれ設けられている。
具体的には、アドレス電極210は、例えばAl(アルミニウム)などにて形成され、図1および図2に示すように、背面基板200の長手方向に略直交して一定の間隔で配設されている。それぞれのアドレス電極210の一端はアドレス電極保護層220の外側に延出しており、これにより図示しないアドレス電極引出部が形成されている。そして、このアドレス電極引出部には図示しない列電極駆動部が電気的に接続され、列電極駆動部を適宜制御することにより、それぞれのアドレス電極210に電圧パルスが印加されるようになっている。
アドレス電極保護層220は、例えばガラスペーストなどにて形成され、図1、図3および図4に示すように、背面基板200の内面上におけるアドレス電極引出部を除いた略全面に亘り設けられている。このアドレス電極保護層220は、パネル駆動時において、放電によるアドレス電極210の損耗を防止するとともに、駆動に必要な電荷を蓄積する誘電体層として機能する。なお、アドレス電極保護層220の外周縁部上には前述のシールフリットが設けられている。
隔壁230は、例えばアドレス電極保護層220と同一成分のガラスペーストにて形成され略梯子状に形成されている。そして、アドレス電極保護層220上において、アドレス電極210と略直交する複数の直線状の隙間S(図3参照)をそれぞれ間に挟んで、複数並列して設けられている。この隔壁230により放電空間Hが複数に区画され、これにて複数の矩形状の放電セル231が形成されている。そして、隔壁230は、その基端部から頂部までの高さがそれぞれ所定の高さ寸法に設定されており、背面基板200と前面基板300との間隙寸法を規定する。
蛍光体層(240R,240G,240B)は、図1、図3および図4に示すように、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体ペーストが放電セル231内部に順に充填され、これが焼成されることにより形成される。これら蛍光体層(240R,240G,240B)は、それぞれの放電セル231で発生した紫外光により励起され、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の可視光を発光する。
前面基板300は、PDP100の表示面を構成し、例えば背面基板200と同一材料にて略同一形状に形成されている。この前面基板の内面上には、図1に示すように、アドレス電極210と略直交する状態で一定の間隔で配列された複数の表示電極対310と、これら表示電極対310間にそれぞれ設けられた複数のブラックストライプ320と、これら表示電極対310およびブラックストライプ320上を覆う材料層としての構造物である誘電体層330と、この誘電体層330を覆う保護層340と、などがそれぞれ設けられている。
具体的には、表示電極対310は、図2および図3に示すように、放電ギャップG(図2参照)を介して対向する複数対の透明電極311a,311bと、これら透明電極311a,311bの一端部に積層する一対の直線状のバス電極312a,312bとを備えて構成されている。
複数対の透明電極311a,311bは、図2に示すように、それぞれITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜で略T字形状に形成されており、対向する背面基板200の所定の放電セル231に一対ずつ対応して設けられている。放電ギャップGは、図2に示すように、一対の透明電極311a,311b間に形成された所定の幅寸法を有した間隙であり、この放電ギャップGにより一対の透明電極311a,311b間が電気的に遮断されている。
バス電極312a,312bは、図1に示すように、一対の透明電極311a,311bにおける放電ギャップG(図2参照)に対して反対側の端部にそれぞれ積層して設けられている。これらバス電極312a,312bのそれぞれの一端は、誘電体層330の外側に延出して、これにより図示しないバス電極引出部が形成されている。そして、このバス電極引出部には図示しない行電極駆動部が電気的に接続されており、この行電極駆動部を適宜制御することにより、それぞれの各透明電極311a,311bへと低抵抗で電圧パルスが印加されるようになっている。
このようなバス電極312a,312bは、図3に示すように、透明電極311a,311b上に積層して設けられたバス電極黒層313a,313bと、これらバス電極黒層313a,313bに積層して設けられた主導電層314a,314bとを備えた2層構造となっている。
ブラックストライプ320は、図2および図3に示すように、バス電極黒層313a,313bと同質の材料にて、直線状に形成されている。このブラックストライプ320およびバス電極黒層313a,313bにて、前面基板300の外方から照射された可視光が吸収されるようになっている。
バス電極黒層313a,313bおよびブラックストライプ320は、例えば黒色無機顔料などの絶縁性かつ可視光吸収性の材料にて形成される。そして、ブラックストライプ320を間に挟んで隣接するバス電極黒層313aとバス電極黒層313bとは、当該ブラックストライプ320とともに絶縁距離を介して離間して一連に印刷形成されている。
主導電層314a,314bは、例えばAg(銀)を主成分とした金属材料にて形成される。これら主導電層314a,314bは、パネル駆動の際、主として透明電極311a,311bへの電力供給に寄与する。
誘電体層330は、図3および図4に示すように、例えばガラス材を主成分とする塗布材料としてのガラスペーストなどが、後述する焼成工程において焼成されることにより形成される。この誘電体層330を形成するためのガラスペーストとして、ガラス材の軟化点が570℃のものを用いている。また、誘電体層330は、背面基板200のアドレス電極保護層220と対向して設けられている。この誘電体層330は、パネル駆動時において、放電による表示電極対310の損耗を防止するとともに、駆動に必要な電荷を蓄積する。
保護層340は、図1、図3および図4に示すように、誘電体層330の内周面の全面を被覆するMgO(酸化マグネシウム)からなる薄膜MgO層を備えた構造となっている。薄膜MgO層は、例えば蒸着法やスパッタリング法などにより形成される。このような保護層340は、誘電体層330が放電によりスパッタリングされることを防ぐとともに、低電圧で放電を発生させるための二次電子の放出層として機能する。例えば、MgO(酸化マグネシウム)などにて形成され、誘電体層330を保護する。
〔焼成装置の構成〕
次に、上述した構成のPDP100の誘電体層330などの形成に用いられる焼成装置の構成について図面を参照して説明する。
図5は、誘電体層の形成に用いる焼成装置の概略構成を示す模式図である。
図5に示すように、500は焼成装置であり、この焼成装置500は、略平板状の基板載置部590に載置された前面基板300などを所定方向に搬送しながら焼成する。この焼成装置500は、前面基板300を焼成する焼成炉510と、焼成された前面基板300を冷却する冷却部520と、冷却部520からの基板載置部590を焼成炉510に運搬する第1運搬部530と、焼成炉510からの前面基板300および基板載置部590を冷却部520に運搬する第2運搬部540と、図示しない焼成制御部と、を備えている。
焼成炉510は、略長方形箱状に形成され長手方向が左右方向と一致する状態で配設された炉本体511を備えている。この炉本体511の左側面、右側面、および、左側面近傍の上側面には、載置部搬入口511A、搬出口511B、および、基板搬入口511Cがそれぞれ開口形成されている。また、炉本体511内部の上側および下側には、基板搬入口511Cより右側から搬出口511B近傍に亘って並ぶ状態で配置された複数のヒータ512がそれぞれ設けられている。さらに、下側のヒータ512の上方には、搬送ローラ513が複数設けられている。
冷却部520は、炉本体511と略同一の略長方形箱状に形成され長手方向が左右方向一致する状態で配設された冷却本体521を備えている。この冷却本体521の右側面、左側面、および、左側面近傍の上側面には、搬入口521A、載置部搬出口521B、および、基板搬出口521Cがそれぞれ開口形成されている。また、冷却本体521内部には、搬送ローラ522が複数設けられている。
第1,第2運搬部530,540は、箱状に形成された第1,第2運搬本体531,541を備えている。第1運搬本体531は、焼成炉510および冷却部520の左側を往復移動可能に設けられている。また、第2運搬本体541は、焼成炉510および冷却部520の右側を往復移動可能に設けられている。第1,第2運搬本体531,541内部には、搬送ローラ532,542が複数設けられている。また、第1,第2運搬本体531,541の焼成炉510に対向する面には、第1,第2搬入出口531A,541Aが開口形成されている。
焼成制御部は、搬送ローラ513,522,532,542、ヒータ512などを制御して、前面基板300の焼成を制御する。
具体的には、焼成制御部は、基板載置部590が収容された第1運搬本体531を炉本体511の左側に位置させ、基板載置部590を炉本体511内部へ搬送させる。そして、基板搬入口511Cを介して基板載置部590に載置された前面基板300を、搬送しながらヒータ512で焼成し、第2運搬本体541へ搬出させる。また、第2運搬本体541を冷却本体521の右側へ移動させ、前面基板300および基板載置部590を冷却本体521内部へ搬送させる。さらに、基板搬出口521Cを介して前面基板300が搬出されると、基板載置部590を第1運搬本体531へ搬出させ、この第1運搬本体531を炉本体511の左側に位置させる。
〔プラズマディスプレイパネルの製造方法〕
次に、上述した構成のPDP100の製造方法として、前面基板300の製造方法について説明する。
あらかじめ、前面基板300の内面側を超音波洗浄処理や中性洗剤を用いた水洗処理などにより十分に洗浄しておく。
そして、例えば、スパッタリング法などにより、前面基板300の内面側の全面にITOなどの透明電極材料層を形成し、フォトリソグラフィ法などにより、複数の透明電極311a,311bを形成する。
次に、黒色無機顔料などを樹脂に配合した黒色ペーストを、オフセット印刷法や、高精細スクリーン印刷法、高精細ディスペンサ塗布法などの塗布法により塗布して、黒色パターンを形成する。
この後、Agなどを樹脂に配合して混練した固形分調整材料としての導電性ペーストを、オフセット印刷法や、高精細スクリーン印刷法、高精細ディスペンサ塗布法などの塗布法により塗布して、導電性パターンを形成する。
さらにこの後、これら黒色パターンおよび導電性パターンを、一括で焼成する。
そして、この焼成により、黒色パターンに含まれる樹脂成分が揮発して、バス電極黒層313a,313b、および、ブラックストライプ320が構成される。また、導線性パターンに含まれる樹脂成分が揮発して、主導電層314a,314bが構成され、バス電極黒層313a,313bと、このバス電極黒層313a,313bに積層する主導電層314a,314bとからなるバス電極312a,312bが構成される。
そして、放電ギャップGを介して対向する複数の透明電極311a,311bと、これら透明電極311a,311bに積層するバス電極312a,312bとにて、表示電極対310が構成される。なお、透明電極311a,311bと主導電層314a,314bとは、黒色パターンに含まれる導電粒子により導通され、透明電極311a,311b間となるブラックストライプ320の幅方向では離間する状態であることから絶縁状態となっている。
そして、表示電極対310およびブラックストライプ320を被覆する状態に、前面基板300の内面上にダイコータなどによりガラスペーストを層状に塗布する。この後、図5に示すような焼成装置500を用いて、面内温度(以下、焼成温度と称す)が555℃〜585℃となる条件で前面基板300を焼成して、誘電体層330を形成する。すなわち、焼成温度がガラスペーストに含まれるガラス材の軟化点の±15℃となるように、焼成装置500の加熱条件を設定して焼成する。さらに、この上にMgOなどによる保護層340を形成して、前面基板300が完成する。
〔熱解析システムの構成〕
次に、誘電体層330が形成された前面基板300を用いて、焼成装置500の加熱状態を解析する熱解析システムの構成について説明する。
図6は、熱解析システムの概略構成を示す模式図である。
図6に示すように、600は熱解析システムであり、この熱解析システム600は、光源610と、CCD(Charge Coupled Device)カメラ620と、モニタ630と、熱解析装置640と、などを備えている。
光源610は、熱解析装置640に接続され、図示しない載置部に載置された前面基板300の表面に対して斜め上方の位置から照射可能な状態に配設されている。この光源610は、熱解析装置640の制御により、前面基板300の一部分へ光を照射する。光源610としては、LED(Light Emitting Diode)、蛍光灯、白熱電球、ハロゲンランプなどが例示できる。なお、外乱をなくすために、前面基板300の裏面に例えば黒膜シートを配置したり、熱解析システム600全体を暗幕で覆うことが望ましい。
CCDカメラ620は、熱解析装置640に接続され、前面基板300における光が照射された部分を含む領域を撮像可能な状態に配設されている。このCCDカメラ620は、熱解析装置640の制御により、前面基板300上における反射光の状態を撮像する。
ここで、誘電体層330は、ガラス材を主成分としているため、光透過性と、ある程度の光反射性と、を有している。このため、CCDカメラ620で撮像された実画像は、光が照射されていない部分が暗い色で表現された実画像背景と、光が照射されて反射している部分が明るい色で表現された反射光像と、で構成される。
そして、CCDカメラ620は、この撮像した実画像に関する実画像データを熱解析装置640へ出力する。
モニタ630は、熱解析装置640に接続されている。このモニタ630は、熱解析装置640により制御され、熱解析装置640からの所定の画像を表示させるための画像信号を画面表示させる。
熱解析装置640は、焼成装置500の加熱状態を解析する。そして、熱解析装置640は、各種プログラムとして、実画像取得手段としても機能する2値化画像生成手段641と、解析手段642と、などを備えている。
2値化画像生成手段641は、CCDカメラ620で撮像された実画像にもとづいて、2値化画像を生成する。
具体的には、2値化画像生成手段641は、CCDカメラ620から、実画像の実画像データを取得する実画像取得工程を実施して、この実画像における各画素の輝度値が所定の閾値以上か否か判断する。そして、所定の閾値以上の部分を黒で表現した黒領域と、閾値未満の部分を白で表現した白領域と、で構成される2値化画像を生成する2値化画像生成工程を実施する。すなわち、実画像背景に略対応する部分が黒領域で表現され、反射光像に略対応する部分が白領域で表現された2値化画像を生成する。
解析手段642は、2値化画像生成手段641で生成された2値化画像に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析する。
具体的には、解析手段642は、2値化画像を取得して、この2値化画像内のあらかじめ設定された解析領域における白領域の面積値を算出する。そして、この面積値に基づいて、誘電体層330形成時における前面基板300の撮像領域に対応する部分の焼成温度を算出する処理を、焼成装置500の加熱状態を解析する解析工程として実施する。
この際、誘電体層330を構成するガラス材の軟化点の±15℃となる条件で誘電体層330を形成しているため、解析手段642は、2値化画像の白領域の面積値に略比例する温度を焼成温度として算出する。
そして、解析手段642は、この焼成温度に関する情報をモニタ630に適宜表示させる。
〔熱解析システムの作用〕
次に、上述した熱解析システム600の作用として、焼成温度と白領域の面積値との関係について調べるために実施した実験について、図面を参照して説明する。
図7は、焼成温度が580℃のワークの実画像および2値化画像であり、(A)は実画像を示し、(B)は2値化画像を示す。図8は、焼成温度が575℃のワークの実画像および2値化画像であり、(A)は実画像を示し、(B)は2値化画像を示す。図9は、焼成温度が550℃のワークの実画像および2値化画像であり、(A)は実画像を示し、(B)は2値化画像を示す。図10は、焼成温度と白領域の面積値との関係を示すグラフである。図11は、誘電体層が形成された前面基板の面内の一部に焼成むらが発生している状態を示す模式図である。
まず、焼成温度と面積値との関係を調べるために用いるワークを作製した。
具体的には、誘電体層330の形成に用いたガラスペースト、つまりガラス材の軟化点が570℃のガラスペーストを基板上に直接塗布した。そして、焼成温度が580℃、575℃、550℃となる条件で焼成して、基板上に誘電体層が直接的に形成された3個のワークを作製した。さらに、焼成温度が他の温度となる条件で焼成して、複数のワークを作製した。
そして、熱解析システム600を用いて、焼成温度と面積値との関係を調べた。ここで、光源610として、丸棒状の蛍光灯を用いた。
まず、焼成温度が580℃のワークを撮像すると、図7(A)に示すような、実画像背景701と、反射光像702と、で構成される実画像700が得られた。さらに、実画像700を2値化処理すると、図7(B)に示すような、黒領域801と、白領域802と、で構成される2値化画像800が得られた。そして、この2値化画像800の1点鎖線で示すような所定の面積からなる解析領域内における白領域802の面積値として、1333が得られた。
また、焼成温度が575℃のワークを撮像すると、図8(A)に示すような、実画像背景711と、反射光像712と、で構成される実画像710が得られた。さらに、2値化処理により、図8(B)に示すような、黒領域811と、白領域812と、で構成される2値化画像810が得られた。そして、この2値化画像810の1点鎖線で示すような所定の面積からなる解析領域内における白領域812の面積値として、1156が得られた。
さらに、焼成温度が550℃のワークを撮像すると、図9(A)に示すような、実画像背景721のみで構成される実画像720が得られた。また、2値化処理により、図9(B)に示すような、黒領域821のみで構成される2値化画像820が得られた。そして、この2値化画像820の1点鎖線で示すような所定の面積からなる解析領域内における白領域の面積値として、0が得られた。なお、図7(B)、図8(B)、および、図9(B)における1点鎖線で示す解析領域内の面積は、全て同一値で設定されている。
さらに、複数の焼成温度のワークにおける白領域の面積値(以下、単に「面積値」と称する場合もある)をそれぞれ算出して、焼成温度と白領域の面積値との関係を調べた。その結果を、図10に示す。
図10に示す結果から、焼成温度が555℃〜585℃の範囲内、つまり誘電体層を構成するガラス材の軟化点の±15℃の範囲内では、焼成温度が高いほど面積値が大きくなる相関関係を有することが認められた。また、図10では示していないが、焼成温度が550℃以下、および、585℃以上の場合、どの温度でも面積値が略等しくなることがわかった。さらに、焼成温度が600℃以上の場合、焼成温度が高くなるほど面積値が小さくなることがわかった。
ここで、焼成温度が軟化点近傍の場合、誘電体層のガラス材が溶融するが、軟化点近傍より低い場合、ガラス材の溶融が少なく誘電体層表面がガラス材の粒子により凹凸な状態となる。一方、焼成温度を高くするほど、ガラス材の溶融量が増加し、誘電体層表面が平滑化する。また、焼成温度が600℃以上の場合、軟化点に比べて高温となるため、誘電体層に泡が発生し、誘電体層が凹凸な状態となる。
誘電体層は、光反射性を有するが、表面の凹凸が大きいまたは凹凸領域が広い場合、光源610からの光を乱反射させる量が多くなり、CCDカメラ620で受光する反射光の輝度が落ちて、実画像の反射光像が小さくなると考えられる。一方、表面が平滑なほど、反射光の輝度が上がり、実画像の反射光像が大きくなると考えられる。このため、焼成温度と2値化画像における白領域の面積値との間に、相関関係が発生すると考えられる。
また、焼成温度が軟化点から15℃を減じた温度以下の場合、ほとんどのガラス材が溶融しないため、誘電体層表面の凹凸が焼成温度によって変化せず、相関関係が見られないと考えられる。例えば、焼成温度が550℃以下の場合、どの温度でも白領域の面積値が略等しくなる。
さらに、焼成温度が軟化点に15℃を加えた温度以上の場合、ほとんどのガラス材が溶融しているため、誘電体層表面が略平滑化して焼成温度によって変化せず、相関関係が見られないと考えられる。さらに、焼成温度が600℃以上の場合、誘電体層に発生した泡により反射光が乱反射し、輝度が落ちるため、白領域の面積値が小さくなる。
以上のことから、焼成温度が光反射性を有するガラス材の軟化点の±15℃となるように焼成装置500を設定して誘電体層330を形成することにより、熱解析システム600にて、前面基板300の焼成温度、つまり焼成装置500の加熱状態を解析できることがわかった。
例えば、図11に示すような誘電体層330が形成された前面基板300において、面内の一部に発生した焼成むらPを含む領域Q1の白領域の面積値を約1150、焼成むらPを含まない領域Q2の白領域の面積値を約1330と算出したとする。なお、領域Q1の面積と領域Q2の面積は、同一値で設定されている。このような場合、図10に示すグラフに基づいて、焼成むらPの部分の焼成温度を約575℃、焼成むらP以外の部分の焼成温度を約580℃と算出する。このため、焼成むらPの部分のみを約5℃上げるように、あるいは焼成むらP以外の部分を約5℃下げるように、焼成装置500を再設定する必要がある旨を認識できる。
〔熱解析システムの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、熱解析システム600の熱解析装置640は、ガラス材を主成分とするガラスペーストが前面基板300上に層状に塗着された後に焼成装置500にて焼成された前面基板300上の誘電体層330に対して、光源610から光を照射して、その反射光の状態に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析する解析工程を実施する。
このため、溶融状態により表面の平滑状態が異なる誘電体層330における反射光の状態に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析することにより、平滑度が高く反射光の輝度が大きい場合に焼成温度が高く、平滑度が低く輝度が小さい場合に焼成温度が低い旨を認識できる。したがって、製品の生産を止める必要がなく、かつ、熱電対などの温度計測のための構成を取り付ける必要がなくなり、良好にかつ容易に焼成装置500の加熱状態を解析できる。特に、前面基板300の面内における複数箇所について解析すれば、温度分布が悪化している箇所をも特定でき、早急に適切な対策を講じることができる。
そして、熱解析装置640は、誘電体層330での反射光の状態が反射光像として表現された実画像を取得する実画像取得工程を実施する。さらに、この実画像に対して2値化処理を施した2値化画像を生成する2値化画像生成工程を実施する。そして、解析工程として、この生成した2値化画像における白画素の面積値に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析する処理を実施する。
このため、一般的に広く利用されている2値化処理を用いることにより、より容易にかつ簡単な構成で焼成装置500の加熱状態を解析できる。
また、誘電体層330での反射光の状態に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析している。
このため、解析に用いた前面基板300をPDP100の部品として適宜利用することができ、生産性を落とすことなく焼成装置500の加熱状態を解析できる。
さらに、焼成温度がガラス材の軟化点の±15℃の範囲内となる条件で形成された誘電体層330を利用して、焼成装置500の加熱状態を解析している。
このため、軟化点の±15℃の範囲内で誘電体層330が形成されると、焼成温度が高いほど溶融量が増加して平滑度が高くなるので、焼成温度と白領域の面積値とが相関関係を有することとなる。したがって、このような相関関係に基づいて、焼成装置500の加熱状態をより詳細に解析できる。
そして、熱解析システム600により、PDP100の構造物形成時における焼成状態を解析している。
このため、製品の特性に影響を及ぼす構造物の形成状態を良好にかつ容易に管理でき、良好な特性を有するPDP100を製造できる。
また、誘電体層330形成時における焼成状態を解析している。
このため、PDP100の構造物の中でも、特に製品の特性に影響を及ぼす誘電体層330の形成状態を管理でき、さらに良好な特性を有するPDP100を製造できる。
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は、上述した実施の一形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、プラズマディスプレイパネルとしてはストライプ状の構成に限らず、ガラス基板上に構造物を形成する各種構成を対象とすることができる。また、構造物としては、バス電極312a,312b、アドレス電極210、アドレス電極保護層220および隔壁230を対象とすることができる。さらには、これらの構造物に限らず、ガラスを含む材料を焼成することにより形成されるいずれの構造物を対象とすることができる。また、構造物を形成するための材料として、ペーストの形態を例示して説明したが、例えば液体状として吹き付けなどにより塗着するなど、材料の形態としてはペースト状に限らず、また塗着方法としても印刷に限らずインクジェット方式など各種方法で塗着することができる。
さらに、ガラス材としては、軟化点が570℃のものに限らず、所望とする構造物の構成に応じて適宜選定されればよい。
また、2値化画像における黒領域の面積値に基づいて、加熱状態を解析してもよい。
さらには、例えばCCDカメラ620の代わりに輝度計を設け、この輝度計で測定した輝度値に基づいて、加熱状態を解析する構成としてもよい。
そして、製品に利用される前面基板300の焼成時に、基板上に誘電体層を直接的に形成したワークも焼成して、このワークに基づいて、誘電体層330の焼成状態を解析する構成としてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
[実施の形態の作用効果]
上述したように、上記実施の形態では、熱解析システム600は、ガラスペーストが層状に塗着された後に焼成装置500にて焼成された前面基板300上の誘電体層330に対して、光源610から光を照射して、その反射光の状態に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析する解析工程を実施する。
このため、溶融状態により表面の平滑状態が異なる誘電体層330における反射光の状態に基づいて、焼成装置500の加熱状態を解析することにより、平滑度が高く反射光の輝度が大きい場合に焼成温度が高く、平滑度が低く輝度が小さい場合に焼成温度が低い旨を認識できる。したがって、製品の生産を止める必要がなく、かつ、熱電対などの製品に不要な構成を利用する必要がなくなり、良好にかつ容易に焼成装置500の加熱状態を解析できる。
本発明における一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの内部構造を示した斜視図である。 前記一実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルを模式的に示した正面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 図2のIV−IV線における断面図である。 前記一実施の形態における誘電体層の形成に用いる焼成装置の概略構成を示す模式図である。 前記一実施の形態における熱解析システムの概略構成を示す模式図である。 前記一実施の形態における焼成温度が580℃のワークの実画像および2値化画像であり、(A)は実画像を示し、(B)は2値化画像を示す。 前記一実施の形態における焼成温度が575℃のワークの実画像および2値化画像であり、(A)は実画像を示し、(B)は2値化画像を示す。 前記一実施の形態における焼成温度が550℃のワークの実画像および2値化画像であり、(A)は実画像を示し、(B)は2値化画像を示す。 前記一実施の形態における焼成温度と白領域の面積値との関係を示すグラフである。 前記一実施の形態における誘電体層が形成された前面基板の面内の一部に焼成むらが発生している状態を示す模式図である。
符号の説明
100………プラズマディスプレイパネル(PDP)
300………基板である前面基板
330………材料層としての構造物である誘電体層
640………熱解析装置
641………実画像取得手段としても機能する2値化画像生成手段
642………解析手段

Claims (7)

  1. 加熱処理を施す焼成装置の加熱状態を解析する熱解析方法であって、
    ガラス材を主成分とする塗布材料が基板上に塗着された後に前記焼成装置にて加熱処理が施されて前記基板上に形成された材料層に対して、所定の光源から光が照射された際の反射光の状態に基づいて、前記焼成装置の加熱状態を解析する解析工程を実施する
    ことを特徴とする熱解析方法。
  2. 請求項1に記載の熱解析方法であって、
    前記反射光の状態を実画像として取得する実画像取得工程と、
    この取得した実画像に対して2値化処理を施した2値化画像を生成する2値化画像生成工程と、
    を実施し、
    前記解析工程では、前記反射光の状態に基づいて前記焼成装置の加熱状態を解析する処理として、前記2値化画像における2値化された画素のうち一方の値に対応する画素の全面積に基づいて、前記焼成装置の加熱状態を解析する処理を実施する
    ことを特徴とする熱解析方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱解析方法であって、
    前記加熱処理時における前記基板の面内温度は、前記ガラス材の軟化点の±15℃の範囲内である
    ことを特徴とする熱解析方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の熱解析方法であって、
    前記材料層は、プラズマディスプレイパネルの構造物である
    ことを特徴とする熱解析方法。
  5. 請求項4に記載の熱解析方法であって、
    前記プラズマディスプレイパネルの構造物は、誘電体層である
    ことを特徴とする熱解析方法。
  6. 加熱処理を施す焼成装置の加熱状態を解析する熱解析装置であって、
    ガラス材を主成分とする塗布材料が基板上に塗着された後に前記焼成装置にて加熱処理が施されて前記基板上に形成された材料層に対して、所定の光源から光が照射された際の反射光の状態に基づいて、前記焼成装置の加熱状態を解析する解析手段を具備した
    ことを特徴とした熱解析装置。
  7. 請求項6に記載の熱解析装置であって、
    前記反射光の状態を実画像として取得する実画像取得手段と、
    この取得した実画像に対して2値化処理を施した2値化画像を生成する2値化画像生成手段と、
    を具備し、
    前記解析手段は、前記反射光の状態に基づいて前記焼成装置の加熱状態を解析する処理として、前記2値化画像における2値化された画素のうち一方の値に対応する画素の全面積に基づいて、前記焼成装置の加熱状態を解析する処理を実施する
    ことを特徴とした熱解析装置。
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