JP2007322532A - 定着装置,画像形成装置 - Google Patents

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JP2007322532A JP2006150239A JP2006150239A JP2007322532A JP 2007322532 A JP2007322532 A JP 2007322532A JP 2006150239 A JP2006150239 A JP 2006150239A JP 2006150239 A JP2006150239 A JP 2006150239A JP 2007322532 A JP2007322532 A JP 2007322532A
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毅 石井
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Abstract

【課題】定着ローラと加圧ローラとの離間時には,剥離爪を取り外さなくても,上記定着ローラを装置本体から取り外すことができる安価な定着装置を提供すること。
【解決手段】ヒートローラ11とプレスローラ21と上記ヒートローラ11に当接することにより上記ヒートローラ11から記録紙を剥離させる分離爪14とを備えてなり,上記ヒートローラ11に上記プレスローラ21が圧接されて回転する運転状態において,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との間に記録紙を通過させることによって上記記録紙にトナー像を定着させる定着装置であって,上記運転状態において,上記分離爪14を上記ヒートローラ11に当接させ,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との離間動作にともなって,上記分離爪14を上記ヒートローラ11から離間させる圧接離間手段を具備してなることを特徴とする定着装置。
【選択図】図1

Description

本発明は,定着装置及び画像形成装置に関し,特に,記録紙にトナー像を定着する定着ローラから記録紙を剥離する剥離爪を備えた定着装置,及び該定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来の定着装置には,トナー像が転写された記録紙を加熱して該記録紙にトナー像を定着させる定着ローラが備えられている。また,この定着ローラに当接することにより,上記定着ローラから上記記録紙を剥離させる剥離爪が備えられている。上記剥離爪は,特許文献1や特許文献2に記載の定着装置のように,常時定着ローラに接触しており,上記定着ローラと,上記定着ローラに圧接して回転する加圧ローラとが離間されても,上記剥離爪は,上記定着ローラに接触したままである。
特開昭64−13179号公報 特開平8−137322号公報 特開2000−47513号公報
そのため,保守などで,上記定着ローラを装置本体から取り外す時に,上記剥離爪によって上記定着ローラが傷ついてしまう危険性がある。このような危険性を回避するためには,上記剥離爪を外してから上記定着ローラを外さなければならず,保守作業者の手間が煩雑であった。
一方,特許文献3に記載の定着装置では,定着処理時以外は,ソレノイドやクランクモータ機構などの公知の変位手段によって,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させている。
しかしながら,ソレノイドやクランクモータ機構などの公知の変位手段を用いるとコストがかかり,構成が複雑になってしまう。
そこで,本発明では,定着ローラに加圧ローラが圧接されて回転する運転状態においては,剥離爪を定着ローラに圧接させ,メンテナンス時などの上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,高価な変位手段を用いることなく,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる。これにより,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間時には,上記剥離爪を取り外さなくても,上記定着ローラを装置本体から取り外すことができる安価な定着装置を提供する。
従来の定着装置は,トナー像が転写された記録材(例えば記録紙)を加熱する定着ローラと,上記記録材を上記定着ローラに対して加圧する加圧ローラと,上記定着ローラに当接することにより上記定着ローラから上記記録材を剥離させる剥離爪と,を備えてなり,上記定着ローラに上記加圧ローラが圧接されて回転する運転状態において,上記定着ローラと上記加圧ローラとの間に上記記録材を通過させることによって上記記録材にトナー像を定着させている。
このような従来の定着装置では,上記定着ローラと上記加圧ローラとが離間しても,上記定着ローラに上記剥離爪が接触したままだったので,上記定着ローラを装置本体から取り外す際は,上記剥離爪を破損したり,上記定着ローラを傷つけないように,上記剥離爪を外してから上記定着ローラを着脱していた。そのため,作業者の手間が煩雑であるという問題があった。
この問題を解決するためには,上記剥離爪を外さなくても,上記剥離爪を破損させたり,上記定着ローラを傷つけることなく,上記定着ローラを着脱可能であることが望ましい。
そのため,本発明では,定着ローラに加圧ローラが圧接されて回転する運転状態において,上記定着ローラから上記記録材を剥離させる剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる。
具体的には,上記定着ローラに接触する方向に上記剥離爪を押圧する弾性部材と,上記弾性部材による押圧力に逆らって上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に付勢する第1の付勢手段と,上記運転状態において,上記第1の付勢手段を押圧して,上記第1の付勢手段による付勢力を抑制し,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第1の付勢手段への押圧力を解除する第1の押圧手段と,を備えて構成されている。
上記弾性部材で上記定着ローラに接触する方向に上記剥離爪を押圧するのは,上記剥離爪が弾性的に支持されないと,上記剥離爪により上記定着ローラに傷がついたり,上記剥離爪が破損したりするからである。
そして特に,上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部に設けられた第1の排出ローラと,上記加圧ローラに対して位置固定され,上記定着ローラと上記加圧ローラとによって送り出された記録材を上記第1の排出ローラとの間に挟持して排出方向へ送り出す第2の排出ローラとを備え,上記弾性部材が,先端に上記剥離爪が設けられた第1の板バネにより構成されることが好ましい。
上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部とは,上記定着ローラ及び上記加圧ローラにより記録材を加熱,加圧する定着処理の次工程が実行される位置であり,上記定着処理が実行された記録材の搬送先である。
上記定着ローラと上記加圧ローラとによって送り出された記録材とは,上記定着ローラと上記加圧ローラとによって定着処理が実行され搬送された記録材のことである。
また,上記第1の付勢手段が,上記第1の排出ローラの第1の軸部を介して上記第1の板バネに作用して該第1の板バネの先端に設けられた上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に付勢する第1のバネ部材により構成されることが考えられる。
すなわち,上記第1の付勢手段が,上記第1の排出ローラの第1の軸部を所定方向に付勢することにより,上記第1の排出ローラの第1の軸部が,上記第1の板バネに当接して,上記第1の板バネを所定方向に付勢する。これにより,上記第1の板バネの先端に設けられた上記剥離爪が,上記定着ローラから離間する方向に移動されるのである。
さらに,上記第1の押圧手段が,上記第2の排出ローラにより構成され,該第2の排出ローラは,上記運転状態において,上記第1の排出ローラに当接することで,上記第1の排出ローラの上記第1の軸部を介して上記第1のバネ部材を押圧して,上記第1のバネ部材による付勢力を抑制し,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第1の排出ローラから離れることにより上記第1のバネ部材への押圧力を解除するものであることが好ましい。
このような構成であれば,上記定着ローラに上記加圧ローラが圧接されて回転する運転状態では,上記剥離爪を上記定着ローラに圧接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,高価な変位手段を用いることなく,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させることができる。
一方,上記剥離爪を揺動自在に支持する第1の支持部材と,上記第1の支持部材に支持された上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に,上記第1の支持部材を付勢する第2の付勢手段と,上記運転状態において,上記第2の付勢手段による上記第1の支持部材への付勢力に逆らって上記第1の支持部材を押圧して上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第1の支持部材から離間し,上記第1の支持部材への押圧力を解除する第2の押圧手段と,を備えた定着装置が考えられる。
より具体的には,2つの構成が考えられる。
まず,上記定着ローラと上記剥離爪と上記支持部材とが設けられた第1の筐体と,上記加圧ローラが設けられた第2の筐体とを備え,上記第1の支持部材が,先端に上記剥離爪が設けられ,上記第1の筐体にヒンジ部材を介して揺動自在に支持されてなる第2の板バネ或いは該第2の板バネを支持する上記ヒンジ部材により構成され,上記第2の押圧手段が,上記第2の筐体の一部により構成され,上記運転状態において,上記ヒンジ部材或いは上記第2の板バネを押圧することで,上記第2の板バネの先端に設けられた上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記ヒンジ部材或いは上記第2の板バネから離れることにより,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる第1の突起部で構成されている定着装置が考えられる。
このように,上記第2の押圧手段が,上記第2の筐体の一部により構成されると,上記第2の押圧手段を新たに設けるより,構成が複雑にならず,コストがかからない。
次に,上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部に設けられた第3の排出ローラと,上記加圧ローラに対して位置固定され,上記運転状態において上記定着ローラと上記加圧ローラとによって送り出された記録材を上記第3の排出ローラとの間に挟持して排出方向へ送り出す第4の排出ローラとを備え,上記第1の支持部材が上記第3の排出ローラに揺動自在に取り付けられた第2の軸部に設けられ,先端に上記剥離爪が設けられた第3の板バネにより構成されてなるとともに,上記第2の付勢手段が,上記第3の排出ローラの上記第2の軸部を介して上記第3の板バネに作用してその先端に設けられた上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に付勢する第2のバネ部材により構成され,上記第2の押圧手段が,上記運転状態において,上記第4の排出ローラと当接して上記第4の排出ローラに対して位置固定された上記第3の排出ローラの上記第2の軸部に揺動自在に設けられた上記第3の板バネを押圧し,上記第2のバネ部材による付勢力を抑制して上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第3の板バネから離れることにより上記第2のバネ部材への押圧力を解除する上記加圧ローラに対して位置固定された第2の突起部により構成されてなる定着装置が考えられる。
このように,上記第1の支持部材が,上記第3の排出ローラの軸部に取り付けられると,上記第1の支持部材を取り付けるための部材を新たに設ける分のコストを抑えることができる。
さらに,上記第2の押圧手段が,上記第2の筐体の一部によって構成されることにより,上記第2の押圧手段を新たに設ける場合に比べて,コストがかからない。
一方,上記剥離爪を先端に備え,上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に弾性付勢する第2の支持部材と,上記運転状態において,上記第2の支持部材を押圧して,上記第2の支持部材により支持された剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第2の支持部材への押圧力を解除する第3の押圧手段と,を備えた定着装置が考えられる。
そして特に,上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部に設けられた第5の排出ローラを備え,上記第2の支持部材が,途中において上記第5の排出ローラを弾性的に支持する第4の板バネにより構成されることが好ましい。
すなわち,上記第2の支持部材が,一端は例えば筐体に固定され,他端は上記剥離爪を支持し,中間部で上記第5の排出ローラを弾性的に支持することで,上記第2の支持部材と,上記第5の排出ローラとが,一体となって移動可能な構成である。
また,上記第3の押圧手段が,上記運転状態において,上記第5の排出ローラに当接し,上記第5の排出ローラ及び上記第4の板バネを介して上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって上記第5の排出ローラから離間し上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる第6の排出ローラにより構成されてなることが好ましい。
このような構成であれば,排出ローラにバネなどの付勢手段を設けなくてもよい。
上述のような構成であれば,上記定着ローラに上記加圧ローラが圧接されて回転する運転状態では,上記剥離爪を上記定着ローラに圧接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,高価な変位手段を用いることなく,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させることができる。
本発明によれば,剥離爪を破損させたり,定着ローラを傷つけることなく,上記剥離爪を外さずに上記定着ローラを着脱可能な安価な定着装置を提供することができる。これにより,定着ローラ着脱作業者の手間が軽減される。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る定着装置X1の概略構成を示す模式断面図,図2は本発明の実施の形態に係る定着装置X1の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪14近傍を示す模式断面図,図3は本発明の実施の形態に係る定着装置X1の上フレーム10に設けられたガイド12aにより案内される上排出ローラ12近傍を示す模式断面図,図4は実施例1に係る定着装置X2の概略構成を示す模式断面図,図5は実施例1に係る定着装置X2の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪114近傍を示す模式断面図,図6は実施例2に係る定着装置X3の概略構成を示す模式断面図,図7は実施例2に係る定着装置X3の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪214近傍を示す模式断面図,図8は実施例3に係る定着装置X4の概略構成を示す模式断面図,図9は実施例3に係る定着装置X4の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪314近傍を示す模式断面図である。
図3(a)は,上フレーム10が下フレーム20に閉じられた状態での,ガイド12aにおける上排出ローラ12(及び回転軸12−1)の位置を示す模式断面図,図3(b)は,上フレーム10が開かれた状態でのガイド12aにおける上排出ローラ12(及び回転軸12−1)の位置を示す模式断面図である。
まず,図1の模式断面図を用いて,本発明の実施の形態に係る定着装置X1の概略構成について説明する。
上記定着装置X1は,大別すると,開閉自在の上フレーム10,下フレーム20などにより構成されている。
上記上フレーム10には,ヒートローラ11,上排出ローラ12,上排出ローラスプリング13,分離爪14,板バネ15などが設けられている。
上記下フレーム20には,プレスローラ21,下排出ローラ22などが設けられている。
上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた状態では,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とが圧接され,上記上排出ローラ12と上記下排出ローラ22とが圧接される。詳しく言えば,上記上排出ローラ12は上記上フレーム10に設けられたガイド12a(図3参照)により上下動自在に案内された状態であり,上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた時,上記上排出ローラ12は上記上排出ローラスプリング13に押されて上記下排出ローラ22に圧接される。この状態で,後記する定着処理が実行される。
また,上記上フレーム10は図1におけるP7方向に開動作可能であるので,上記上フレーム10と上記下フレーム20とは,離間することができる。上記上フレーム10と上記下フレーム20とが離間した状態では,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とが離間され,上記上排出ローラ12と上記下排出ローラ22とが離間(開動作)される。詳細は後記する。
上記上フレーム10と上記下フレーム20とは,例えば上記ヒートローラ11を着脱する,などの保守作業が行なわれるときに,作業者によって離間される。
上記ヒートローラ11は,内部にハロゲンヒータなどの加熱部を有するローラである。上記ヒートローラ11は,所定の画像形成部などでトナー像を形成(転写)された記録紙(記録材の一例)に上記トナー像を定着させるために,所定の方向(例えば図1のP3方向)に回転して,上記記録紙を加熱するとともに搬送する。上記ヒートローラ11は,定着ローラの一例に相当する。
上記プレスローラ21は,上記下フレーム20に位置固定され,上記上フレーム10の閉動作により上記ヒートローラ11に圧接して設けられ,上記ヒートローラ11の回転に従動して回転する。これにより,所定の画像形成部などでトナー像を形成され,例えば図1のP1方向から搬送された記録紙を,上記ヒートローラ11に対して加圧しながら,上記ヒートローラ11とともに挟持して搬送する。上記プレスローラ21は,加圧ローラの一例に相当する。
上記分離爪14は,例えばポリイミド樹脂などの弾性部材で,厚さ約0.05mmのシート状に成型されている。このような分離爪14は先端部14aとこれを支持する本体部14bから構成される。上記ヒートローラ11に上記プレスローラ21が圧接されて回転する後記の定着処理が実行される運転状態においては,上記先端部14aが上記ヒートローラ11に当接する。上記分離爪14の先端部14aは,上記ヒートローラ11に接触する部分であり,上記ヒートローラ11の回転にともなって,上記ヒートローラ11に巻きついた記録紙は,上記分離爪14の先端部14aによって上記ヒートローラ11から剥離される。上記分離爪14の先端部14aが,剥離爪の一例に相当する。
上記本体部14bの先端は上記先端部14aを構成し,それ自体弾性体により構成されている。上記本体部14bは,上記板バネ15を介して上記上フレーム10に固定されている。上記板バネ15は,上記ヒートローラ11に接触する方向に,先端に設けられた分離爪14を押圧する板バネである。
ここで,上記板バネ15は,弾性部材の一例に相当する。また,上記板バネ15は,第1の板バネの一例に相当する。
上記上排出ローラ12は,回転軸12−1を備え,これを中心に所定の方向(例えば図1におけるP5方向)に回転する。上記上排出ローラ12は,上記ヒートローラ11及び上記プレスローラ21よりも記録紙の搬送方向下流部に設けられている。上記上排出ローラ12は,上記下排出ローラ22の回転に従動して回転する。これにより,上記ヒートローラ11及びプレスローラ21から搬送された記録紙を所定の方向(例えば図1のP2方向)へ搬送し,排出する。
ここで,上記上排出ローラ12は,第1の排出ローラの一例に相当する。
上記上排出ローラスプリング13は,一端が上記上フレーム10に固定され,他端が上記上排出ローラ12の回転軸12−1に当接されているバネである。上記上排出ローラスプリング13は,上記上排出ローラ12の回転軸12−1を,図1におけるP9方向へ付勢することにより,上記上排出ローラ12を図1におけるP9方向へ付勢している。
上記上排出ローラスプリング13は,図2に示すように,後述する上記上フレーム10が上記下フレーム20から離間(開かれた)された状態において上記回転軸12−1を介して上記板バネ15を押し下げ,上記板バネ15による上記分離爪14の上記ヒートローラ11への押圧力を解除(上記分離爪14の先端部14aを上記ヒートローラ11から離間させる)する付勢力を持つ。一方,図1に示す運転状態において,上記下排出ローラ22が上記上排出ローラ12を押し上げることにより,上記回転軸12−1が上昇して上記上排出ローラスプリング13が圧縮されるので,上記上排出ローラスプリング13による上記付勢力が抑制される。
上記下排出ローラ22は,上記プレスローラ21に対して位置固定され,所定の方向(例えば,図1のP6方向)に回転して,上記ヒートローラ11及びプレスローラ21によりトナー像が定着されて搬送された記録紙を,上記上排出ローラ12とともに挟持して,所定の排出方向(例えば図1のP2方向)へ搬送し(送り出し),排出する。
上記下排出ローラ22が,第2の排出ローラの一例に相当する。
続いて,上記定着装置X1で実行される定着処理などについて簡単に説明する。
上述のように,上記上フレーム10が上記下フレーム20に閉じられた状態,すなわち,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とが圧接され,上記上排出ローラ12と上記下排出ローラ22とが圧接された状態で,以下の定着処理が実行される。
まず,所定の画像形成部でトナー像が転写された記録紙が,所定の方向(例えば図1のP1方向)から上記ヒートローラ11及び上記プレスローラ21との間に向けて搬送される。そして,上記プレスローラ21が,上記ヒートローラ11に圧接して,所定の方向(例えば図1のP4方向)に回転する(運転状態)ことにより,上記記録紙は,上記ヒートローラ11及び上記プレスローラ21との間を搬送される(通過する)。この際,上記記録紙は,上記ヒートローラ11により加熱され,上記プレスローラ21により加圧される。これにより,上記所定の画像形成部により上記記録紙に転写されたトナー像は,上記記録紙に定着する。
上記記録紙は,上記記録紙上のトナー像が上記ヒートローラ11に融着することによって,上記ヒートローラ11に巻きつく場合がある。この場合,前記のように上記分離爪14を上記ヒートローラ11から離間させようとする上記上排出ローラスプリング13の付勢力が,上記下排出ローラ22との当接により押し上げられる上記上排出ローラ12(及び上記回転軸12−1)により抑制され,上記板バネ15に支持された上記分離爪14の本体部14bの弾性力によって上記分離爪14の先端部14aが上記ヒートローラ11に当接されているので,上記記録紙は,上記ヒートローラ11に接触する上記分離爪14の先端部14aによって,上記ヒートローラ11から剥離される。
続いて,上記ヒートローラ11及び上記プレスローラ21でトナー像が定着され,搬送された記録紙は,上記下排出ローラ22及び上記上排出ローラ12に挟持され,例えば図1のP2方向に搬送されて,排出される。
ところで,従来の定着装置では,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とを離間させても,上記分離爪14の先端部14aは上記ヒートローラ11に接触したままであった。そのため,保守作業などで上記ヒートローラ11を着脱する際は,上記分離爪14を取り外してから上記ヒートローラ11を着脱しなければならず,作業者の手間が煩雑であった。
この問題を解決するため,この実施形態では,上記分離爪14を外さなくても,上記分離爪14を破損させたり,上記ヒートローラ11を傷つけることなく,上記ヒートローラを着脱可能とする。
上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21との離間動作について説明する。
作業者により,上記上フレーム10が,図1におけるP7方向へ開かれると,上記上フレーム10に備えられている上記ヒートローラ11,上記上排出ローラ12,上記上排出ローラスプリング13,上記分離爪14,上記板バネ15も図1におけるP7方向へ移動する。
これにより,上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21とが離間し,上記上排出ローラ12と,上記下排出ローラ22とが離間する。
上記下排出ローラ22が上記上排出ローラ12と離間することによって,上記下排出ローラ22による上記上排出ローラ12への押圧力が解除される。そのため,上記上排出ローラスプリング13の付勢力の抑制が解除される。
これにより,図2に示すように,上記上排出ローラスプリング13は,上記上排出ローラ12の回転軸12−1を介して,上記板バネ15による押圧力に逆らって,上記板バネ15に作用して,上記板バネ15に支持された上記分離爪14を上記ヒートローラ11から離間する方向(図2におけるP9方向)に付勢する。そのため,上記板バネ15に支持された分離爪14は,上記ヒートローラ11から離間される。
上記上排出ローラスプリング13が,第1の付勢手段の一例に相当する。
また,上記上排出ローラスプリング13が,第1のバネ部材の一例に相当する。
このように,上記運転状態において,上記上排出ローラ12を押圧することによって上記上排出ローラスプリング13を押圧して上記上排出ローラスプリング13による付勢力を抑制し,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との離間動作にともなって,上記上排出ローラ12への押圧力を解除して上記上排出ローラスプリング13への押圧力を解除する上記下排出ローラ22が,第1の押圧手段の一例に相当する。
ここで,上記運転状態において,上記分離爪14を上記ヒートローラ11に当接させ,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との離間動作にともなって,上記分離爪14を上記ヒートローラ11から離間させる処理を行う上記板バネ15,上記上排出ローラスプリング13,上記下排出ローラ22が,圧接離間手段の一例に相当する。
このように,この実施形態では単に上記上フレーム10を開くという動作を行うだけで,上記分離爪14を取り外さなくても,上記ヒートローラ11が上記分離爪14に接触することなく着脱可能なほど充分な間隙が生じる。これにより,作業者は,上記分離爪14を取り外さなくても,上記ヒートローラ11を,着脱可能となる。
なお,本実施の形態では,上記上フレーム10が図1におけるP7方向へ開かれることにより,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とが離間する構造であったが,上記下フレーム20が上記上フレーム10に対して開いてもよい。また,上記上フレーム10や上記下フレーム20が移動する方向はこれに限るものではなく,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とが離間する構造であれば,上記上フレーム10や上記下フレーム20のうち両方あるいはどちらか一方が移動する方向はどの方向でもかまわない。
以下の実施例は,分離爪114を揺動自在に支持する支持部材を備えた定着装置X2に関するものである。
上記定着装置X2において,上記定着装置X1と共通の部材には,同じ符号を付して説明を省略する。
まず,図4を用いて,本実施例1に係る定着装置X2について上記実施形態に係る定着装置X1との相違部分についてのみ説明する。
上記定着装置X2には,上記定着装置X1同様,開閉可能な上フレーム10が設けられており,下フレーム20に対して,図4におけるP7方向に開動作可能,P8方向に閉動作可能である。
上記上フレーム10には,ヒンジ部材116,該ヒンジ部材116の先端に設けられた分離爪114,上排出ローラスプリング113が設けられている点が,上記実施の形態に係る定着装置X1と異なる。
上記上フレーム10は,第1の筐体の一例に相当する。
上記下フレーム20は,第2の筐体の一例に相当する。
上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた状態では,上記実施の形態の定着装置X1同様,ヒートローラ11とプレスローラ21とが圧接され,上排出ローラ12と下排出ローラ22とが圧接される。詳しく言えば,図3に示すように,上記上排出ローラ12は上記上フレーム10に設けられたガイド12aにより上下動自在に案内された状態であり,上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた時,上記上排出ローラ12は上記上排出ローラスプリング113に押されて上記下排出ローラ22に圧接される。この状態で,定着処理が実行される。
上記分離爪114は,上記実施の形態に係る定着装置X1の分離爪14同様,弾性体からなる本体部114bと,先端部114aにより構成されている。
上記ヒートローラ11に上記プレスローラ21が圧接されて回転する定着処理が実行される運転状態においては,上記先端部114aが,上記ヒートローラ11に圧接する。
上記ヒンジ部材116は,先端に上記分離爪114の本体部114bを支持している。上記ヒンジ部材116の上記分離爪114の本体部114bを支持している端部とは反対側の端部は,上記上フレーム10に揺動自在に支持されている。
このように,上記ヒンジ部材116が設けられ,上記分離爪114が上記ヒンジ部材116に揺動自在に支持されている点が,上記実施の形態の定着装置X1と異なる点である。
ここで,上記ヒンジ部材116が,第1の支持部材の一例に相当する。
ここに上記上排出ローラスプリング113は,上記実施の形態の定着装置X1の上排出ローラスプリング13同様,図5に示すように,上記上フレーム10が上記下フレーム20から離間(開かれた)された状態において,上排出ローラ12の回転軸12−1を介して上記ヒンジ部材116を押し下げる付勢力を持つ。一方,図4に示す運転状態において,上記下排出ローラ22が上記上排出ローラ12を押し上げることにより,上記回転軸12−1が上昇して,上記上排出ローラスプリング113が圧縮されるので,上記上排出ローラスプリング113による上記付勢力が抑制される。
上記ヒンジ部材116により揺動自在に支持された上記分離爪114を上記ヒートローラ11から離間する方向に,上記ヒンジ部材116を付勢する上記上排出ローラスプリング113が,第2の付勢手段の一例に相当する。
上記下フレーム20には,突起部120−1が形成されている。該突起部120−1の位置は,図4に示すように,上記上フレーム10が上記下フレーム20に閉じられ,上記ヒートローラ11に上記プレスローラ21が圧接されて回転する定着処理が実行される運転状態において,上記ヒンジ部材116を押圧する位置である。上記突起部120−1が上記ヒンジ部材116を押圧することで,上記ヒンジ部材116に支持された分離爪114が上記ヒートローラ11に当接される。従って,上記上フレーム10の開動作による上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との離間動作にともなって,上記突起部120−1が上記ヒンジ部材116から離れることにより,上記突起部120−1による上記ヒンジ部材116への押圧力が解除され,上記ヒンジ部材116が上記上排出ローラスプリング113に押されて上記ヒンジ部材116に支持された上記分離爪114が上記ヒートローラ11から離間する。
このように,上記下フレーム20に上記のような突起部120−1が形成されている点においては,この実施例1は上記実施の形態の定着装置X1と異なる。
ここで,上記下フレーム20の突起部120−1が,第2の押圧手段の一例に相当する。
このように,上記ヒンジ部材116のような第1の支持部材を押圧する第2の押圧手段が,上記下フレーム20の一部により構成されると,上記ヒンジ部材116を押圧する手段を新たに設けるより,構成が複雑にならず,安価である。
なお,本実施例1では,上記下フレーム20の突起部120−1が,上記ヒンジ部材116を押圧する位置に形成されているが,上記分離爪114を押圧する位置に形成されてもかまわない。
上記定着装置X2で実行される定着処理は,上記定着装置X1で実行される定着処理と同様であるのでここでは説明を省略し,上記定着処理のうち,上記分離爪114が上記ヒートローラ11に押圧される時の各部の動きについてのみ簡単に説明する。
上記上フレーム10が上記下フレーム20に閉じられ,上記ヒートローラ11が上記プレスローラ21に押圧されている運転状態においては,上記下フレーム20の突起部120−1が上記ヒンジ部材116を押圧することにより,上記ヒンジ部材116に支持された分離爪114の先端部114aが上記ヒートローラ11に当接されている。これにより,上記ヒートローラ11に巻きついた記録紙は,上記ヒートローラ11に接触する上記分離爪114の先端部114aによって,上記ヒートローラ11から剥離される。
一方,上記上排出ローラ12は上記上排出ローラスプリング113の押圧力により上記下排出ローラ22に押圧されており,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とに挟まれて搬送される用紙を排出する。
続いて,上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21との離間時の動作について説明する。
作業者により,上記上フレーム10が,図4におけるP7方向へ開かれると,上記上フレーム10に備えられている上記ヒートローラ11,上記上排出ローラ12,上記上排出ローラスプリング113,上記分離爪114,上記ヒンジ部材116も図4におけるP7方向へ移動する。
これにより,上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21とが離間し,上記上排出ローラ12と,上記下排出ローラ22とが離間するとともに,上記ヒンジ部材116から上記下フレーム20の突起部120−1が離間される。
これにより,上記突起部120−1による上記ヒンジ部材116への押圧力が解除される。
また,上記下排出ローラ22が上記上排出ローラ12と離間することによって,上記上排出ローラスプリング113による上記下排出ローラ22への上記上排出ローラ12の押圧力が解除される。
これにより,上記上フレーム10の開動作にともなって,図5に示すように,上記上排出ローラ12の回転軸12−1が,図5におけるP9方向へ移動されて上記ヒンジ部材116に当接し,上記ヒンジ部材116を図5におけるP9方向へ付勢する。そのため,上記ヒンジ部材116に支持された分離爪114は,上記ヒートローラ11から離間される。
ここで,上記上排出ローラスプリング113が,第2の付勢手段の一例に相当する。
このように,この実施例1では,単に上記上フレーム10を開く動作を行うだけで,上記分離爪114を取り外さなくても,上記ヒートローラ11が上記分離爪114に接触しない状態を得ることができ,これにより,作業者は,上記分離爪114を取り外さなくても,上記ヒートローラ11を,着脱可能となる。
以下の実施例は,分離爪214を支持する支持部材が上排出ローラ12に揺動自在に取り付けられた回転軸12−1に設けられている定着装置X3に関するものである。
上記定着装置X3において,上記定着装置X1と共通の部材には,同じ符号を付して説明を省略する。
まず,図6を用いて,本実施例2に係る定着装置X3について上記実施形態に係る定着装置X1との相違部分についてのみ説明する。
上記定着装置X3には,上記定着装置X1同様,開閉可能な上フレーム10が設けられており,下フレーム20に対して,図6におけるP7方向に開動作可能,P8方向に閉動作可能である。
上記上フレーム10には,上排出ローラ12の回転軸12−1に設けられた板バネ215,該板バネ215の先端に設けられた分離爪214,上排出ローラスプリング213が設けられている点が,上記実施の形態に係る定着装置X1と異なる。
上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた状態では,上記実施の形態の定着装置X1同様,ヒートローラ11とプレスローラ21とが圧接され,上記上排出ローラ12と下排出ローラ22とが圧接される。詳しく言えば,図3に示す如く上記上排出ローラ12は上記上フレーム10に設けられたガイド12aにより上下動自在に案内された状態であり,上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた時,上記上排出ローラ12は上記上排出ローラスプリング213に押されて上記下排出ローラ22に圧接される。なお,上記ガイド12a内には,後記する板バネ215の揺動を防止しつつ,上記板バネ215の上下動のみを許容するために上記板バネ215に固定され,且つ,上記ガイド12a内で上下方向に揺動自在の図外の揺動片が設けられていることが望ましい。この状態で,定着処理が実行される。
ここで,下排出ローラ22は,第4の排出ローラの一例に相当する。
上記上排出ローラスプリング213は,一端が上記上フレーム10に固定され,他端が上記上排出ローラ12の回転軸12−1に当接されているバネである。
上記上排出ローラスプリング213は,上記回転軸12−1に取り付けられている上記板バネ215を押し下げる付勢力を持つ。一方,図6に示す運転状態においては,上記下排出ローラ22が上記上排出ローラ12を押し上げることにより,上記回転軸12−1が上昇して上記上排出ローラスプリング213が圧縮されるので,上記上排出ローラスプリング213による上記付勢力が抑制される。
ここで,上記上排出ローラスプリング213は,第2の付勢手段の一例に相当する。また,上記上排出ローラスプリング213は,第2のバネ部材の一例に相当する。
上記上排出ローラ12は,第3の排出ローラの一例に相当する。
上記分離爪214は,上記実施の形態に係る定着装置X1の分離爪14同様,弾性体からなる本体部214bと,先端部214aにより構成されている。
上記板バネ215は,先端に上記分離爪214の本体部214bを支持している。上記板バネ215の上記分離爪214の本体部214bを支持している端部とは反対側の端部は,上記上排出ローラ12に揺動自在に取り付けられた回転軸12−1に支持されている。上記板バネ215は,上記ヒートローラ11に接触する方向に,先端に設けられた分離爪214の先端部214aを押圧する。
このように,上記分離爪214が,上記上排出ローラ12の回転軸12−1に設けられた板バネ215に支持されている点が,上記実施の形態の定着装置X1と異なる点である。
ここで,上記板バネ215は,第1の支持部材の一例に相当する。
上述のように,上記板バネ215が,上記上排出ローラ12の回転軸12−1に取り付けられると,上記板バネ215を取り付けるための部材を新たに設ける分のコストを抑えることができる。
上記下フレーム20には,突起部220−1が形成されている。該突起部220−1の位置は,図6に示すように,上記上フレーム10が上記下フレーム20に閉じられ,上記ヒートローラ11に上記プレスローラ21が圧接されて回転する定着処理が実行される運転状態において,上記上排出ローラ12の回転軸12−1に取り付けられた上記板バネ215を押圧する位置である。上記板バネ215が押圧されることで,上排出ローラスプリング213による付勢力が抑制されて(付勢力に逆らって)上記板バネ215に支持された分離爪214の先端部214aが上記ヒートローラ11に当接される。また,上記上フレーム10の開動作による上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との離間動作にともなって,上記突起部220−1が上記板バネ215から離れることにより,上記上排出ローラスプリング213への押圧力が解除されて,上記分離爪214が上記ヒートローラ11から離間する。
このように,上記下フレーム20に上記のような突起部220−1が形成されている点が,上記実施の形態の定着装置X1と異なる。
ここで,上記下フレーム20の突起部220−1が,第2の押圧手段の一例に相当する。
このように,上記板バネ215のような第1の支持部材を押圧する第2の押圧手段が,上記下フレーム20の一部により構成されると,上記板バネ215を押圧する手段を新たに設けるより,構成が複雑にならず,安価である。
上記定着装置X3で実行される定着処理は,上記定着装置X1で実行される定着処理と同様であるのでここでは説明を省略し,上記定着処理のうち,上記分離爪214が上記ヒートローラ11に押圧される時の各部の動きについてのみ簡単に説明する。
上記上フレーム10が上記下フレーム20に閉じられ,上記ヒートローラ11が上記プレスローラ21に押圧されている運転状態においては,前記のように上記分離爪214を上記ヒートローラ11から離間させようとする上記上排出ローラスプリング213の付勢力に逆らって,上記下フレーム20の突起部220−1が上記板バネ215を押圧することにより,上記板バネ215に支持された分離爪214の先端部214aが上記ヒートローラ11に当接されている。これにより,上記ヒートローラ11に巻きついた記録紙は,上記ヒートローラ11に接触する上記分離爪214の先端部214aによって,上記ヒートローラ11から剥離される。
一方,上記上排出ローラ12は上記上排出ローラスプリング213の押圧力により上記下排出ローラ22に押圧されており,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21とに挟まれて搬送される用紙を排出する。
続いて,上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21との離間時の動作について説明する。
作業者により,上記上フレーム10が,図6におけるP7方向へ開かれると,上記上フレーム10に備えられている上記ヒートローラ11,上記上排出ローラ12,上記上排出ローラスプリング213,上記分離爪214,上記板バネ215も図6におけるP7方向へ移動する。
これにより,上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21とが離間し,上記上排出ローラ12と,上記下排出ローラ22とが離間するとともに,上記板バネ215から上記下フレーム20の突起部220−1が離間される。
そのため,上記突起部220−1による上記板バネ215への押圧力が解除される。
また,上記上排出ローラスプリング213による上記下排出ローラ22への上記上排出ローラ12の押圧力が解除される。
これにより,上記上フレーム10の開動作にともなって,上記上排出ローラ12は図7におけるP9方向に移動される。そのため,上記回転軸12−1に取り付けられた上記板バネ215及び上記板バネ215に支持された分離爪214は,上記ヒートローラ11から離間される(図7参照)。
このように,この実施例2では,単に上記上フレーム10を開く動作を行うだけで,上記分離爪214を取り外さなくても,上記ヒートローラ11が上記分離爪214に接触しない状態を得ることができ,これにより,作業者は,上記分離爪214を取り外さなくても,上記ヒートローラ11を,着脱可能となる。
以下の実施例は,分離爪314を支持する支持部材が途中において上排出ローラ12を弾性的に支持する定着装置X4に関するものである。
上記定着装置X4において,上記定着装置X1と共通の部材には,同じ符号を付して説明を省略する。
まず,図8を用いて,本実施例3に係る定着装置X4について上記実施形態に係る定着装置X1との相違部分についてのみ説明する。
上記定着装置X4には,上記定着装置X1同様,開閉可能な上フレーム10が設けられており,下フレーム20に対して,図8におけるP7方向に開動作可能,P8方向に閉動作可能である。
上記上フレーム10には,上排出ローラ12の回転軸12−1を介して上記上排出ローラ12を弾性的に支持する板バネ315,該板バネ315の先端に設けられた分離爪314が設けられている点及び上記上排出ローラ12を付勢する上排出ローラスプリング13に相当するバネが設けられていない点が,上記実施の形態に係る定着装置X1と異なる。
上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた状態では,上記実施の形態の定着装置X1同様,ヒートローラ11とプレスローラ21とが圧接され,上記上排出ローラ12と下排出ローラ22とが圧接される。詳しく言えば,図3に示す如く上記上排出ローラ12は上記上フレーム10に設けられたガイド12aにより上下動自在(図8におけるP10,P11方向に移動自在)に案内された状態であり,上記下フレーム20に上記上フレーム10が閉じられた時,上記上排出ローラ12は上記下排出ローラ22に圧接される。この状態で,定着処理が実行される。
上記分離爪314は,上記実施の形態に係る定着装置X1の分離爪14同様,弾性体からなる本体部314bと,先端部314aにより構成されている。
上記上排出ローラ12は,第5の排出ローラの一例に相当する。
図8に示すように,上記上フレーム10が上記下フレーム20に閉じられ,上記ヒートローラ11に上記プレスローラ21が圧接されて回転する定着処理が実行される運転状態において,上記下排出ローラ22が,上記上排出ローラ12を押圧する。これにより,上記上排出ローラ12の回転軸12−1を介して上記板バネ315に支持された分離爪314の先端部314aが上記ヒートローラ11に当接される。
また,上記板バネ315は,図9に示すように,一端が上記上フレーム10に固定され,上記ヒートローラ11が上記プレスローラ21から離間した状態では,上記分離爪314が上記ヒートローラ11から離れるような形状の板バネである。
従って,上記ヒートローラ11と上記プレスローラ21との離間(上記上フレーム10が開かれる)動作にともなって,上記下排出ローラ22による上記上排出ローラ12への押圧力が解除される。これにより,上記上排出ローラ12の上記回転軸12−1を弾性的に支持している板バネ315に支持された分離爪314の先端部314aが上記ヒートローラ11から離間される。
ここで,上記下排出ローラ22は,第3の押圧手段の一例に相当する。
また,上記下排出ローラ22は,第6の排出ローラの一例に相当する。
このような構成であれば,上記上排出ローラ12を上記下排出ローラ22の方向へ付勢するバネなどの付勢手段を設けなくてもよいので,上記上排出ローラ12を上記下排出ローラ22の方向へ付勢するバネなどの付勢手段を設けた場合と比べて,構成も複雑でなく,安価である。
上記のように板バネ315は,上記板バネ315の先端に設けられた上記分離爪314の先端部314aを上記ヒートローラ11から離間させる方向に付勢する付勢力を持つ。一方,図8に示す運転状態において,上記下排出ローラ22が上記上排出ローラ12を押圧することにより,上記回転軸12−1が上昇して,上記回転軸12−1を弾性的に支持する板バネ315も上昇(図8におけるP11方向に移動)して上記板バネ315による付勢力が抑制される。
ここで,上記板バネ315は,第2の支持部材の一例に相当する。
このように,上記分離爪314が,上記上排出ローラ12の回転軸12−1を弾性的に支持する板バネ315に支持されている点が,上記実施の形態の定着装置X1と異なる点である。
上記定着装置X4で実行される定着処理は,上記定着装置X1で実行される定着処理と同様であるのでここでは説明を省略する。
前記のように,上記ヒートローラ11と,上記プレスローラ21との離間時には,上記下排出ローラ22による上記上排出ローラ12への押圧力が解除される。これにより,上記板バネ315の付勢力の抑制が解除され,上記板バネ315に支持された分離爪314の先端部314aが,上記ヒートローラ11から離間される。
このように,この実施例3では,単に上記上フレーム10を開く動作を行うだけで,上記分離爪314を取り外さなくても,上記ヒートローラ11が上記分離爪314に接触しない状態を得ることができ,これにより,作業者は,上記分離爪314を取り外さなくても,上記ヒートローラ11を,着脱可能となる。
上述のような構成により,分離爪を破損させたり,ヒートローラを傷つけることなく,上記分離爪を外さずに上記ヒートローラを着脱可能な安価な定着装置を提供することができる。これにより,ヒートローラ着脱作業者の手間が軽減される。
なお,上記定着装置X1,上記定着装置X2,上記定着装置X3,上記定着装置X4は,複写機,ファクシミリ装置,プリンタ装置などの画像形成装置に適用されるものである。
本発明の実施の形態に係る定着装置X1の概略構成を示す模式断面図。 本発明の実施の形態に係る定着装置X1の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪14近傍を示す模式断面図。 本発明の実施の形態に係る定着装置X1の上フレーム10に設けられたガイド12aにより案内される上排出ローラ12近傍を示す模式断面図。 実施例1に係る定着装置X2の概略構成を示す模式断面図。 実施例1に係る定着装置X2の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪114近傍を示す模式断面図。 実施例2に係る定着装置X3の概略構成を示す模式断面図。 実施例2に係る定着装置X3の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪214近傍を示す模式断面図。 実施例3に係る定着装置X4の概略構成を示す模式断面図。 実施例3に係る定着装置X4の上フレーム10と下フレーム20との離間時におけるヒートローラ11及び分離爪314近傍を示す模式断面図。
符号の説明
10…上フレーム
11…ヒートローラ
12…上排出ローラ
12−1…回転軸
13,113,213…上排出ローラスプリング
14,114,214,314…分離爪
15,215,315…板バネ
116…ヒンジ部材
20…下フレーム
120−1,220−1…突起部
21…プレスローラ
22…下排出ローラ

Claims (9)

  1. トナー像が転写された記録材を加熱する定着ローラと,上記記録材を上記定着ローラに対して加圧する加圧ローラと,上記定着ローラに当接することにより上記定着ローラから上記記録材を剥離させる剥離爪と,を備えてなり,
    上記定着ローラに上記加圧ローラが圧接されて回転する運転状態において,上記定着ローラと上記加圧ローラとの間に上記記録材を通過させることによって上記記録材にトナー像を定着させる定着装置であって,
    上記運転状態において,上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる圧接離間手段を具備してなることを特徴とする定着装置。
  2. 上記圧接離間手段が,
    上記定着ローラに接触する方向に上記剥離爪を押圧する弾性部材と,
    上記弾性部材による押圧力に逆らって上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に付勢する第1の付勢手段と,
    上記運転状態において,上記第1の付勢手段を押圧して,上記第1の付勢手段による付勢力を抑制し,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第1の付勢手段への押圧力を解除する第1の押圧手段と,を備えてなるものである請求項1に記載の定着装置。
  3. 上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部に設けられた第1の排出ローラと,
    上記加圧ローラに対して位置固定され,上記運転状態において上記定着ローラと上記加圧ローラとによって送り出された記録材を上記第1の排出ローラとの間に挟持して排出方向へ送り出す第2の排出ローラとを備え,
    上記弾性部材が,先端に上記剥離爪が設けられた第1の板バネにより構成されているとともに,
    上記第1の付勢手段が,上記第1の排出ローラの第1の軸部を介して上記第1の板バネに作用して該第1の板バネの先端に設けられた上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に付勢する第1のバネ部材により構成され,
    上記第1の押圧手段が,上記第2の排出ローラにより構成され,該第2の排出ローラは,上記運転状態において,上記第1の排出ローラに当接することで,上記第1の排出ローラの上記第1の軸部を介して上記第1のバネ部材を押圧して,上記第1のバネ部材による付勢力を抑制し,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第1の排出ローラから離れることにより上記第1のバネ部材への押圧力を解除するものである請求項2に記載の定着装置。
  4. 上記圧接離間手段が,
    上記剥離爪を揺動自在に支持する第1の支持部材と,
    上記第1の支持部材に支持された上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に,上記第1の支持部材を付勢する第2の付勢手段と,
    上記運転状態において,上記第2の付勢手段による上記第1の支持部材への付勢力に逆らって上記第1の支持部材を押圧して上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第1の支持部材から離間し,上記第1の支持部材への押圧力を解除する第2の押圧手段と,
    を備えてなるものである請求項1に記載の定着装置。
  5. 上記定着ローラと上記剥離爪と上記支持部材とが設けられた第1の筐体と,上記加圧ローラが設けられた第2の筐体とを備え,
    上記第1の支持部材が,先端に上記剥離爪が設けられ,上記第1の筐体にヒンジ部材を介して揺動自在に支持されてなる第2の板バネ或いは該第2の板バネを支持する上記ヒンジ部材により構成され,
    上記第2の押圧手段が,上記第2の筐体の一部により構成され,上記運転状態において,上記ヒンジ部材或いは上記第2の板バネを押圧することで,上記第2の板バネの先端に設けられた上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記ヒンジ部材或いは上記第2の板バネから離れることにより,上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる第1の突起部で構成されてなる請求項4に記載の定着装置。
  6. 上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部に設けられた第3の排出ローラと,
    上記加圧ローラに対して位置固定され,上記運転状態において上記定着ローラと上記加圧ローラとによって送り出された記録材を上記第3の排出ローラとの間に挟持して排出方向へ送り出す第4の排出ローラとを備え,
    上記第1の支持部材が上記第3の排出ローラに揺動自在に取り付けられた第2の軸部に設けられ,先端に上記剥離爪が設けられた第3の板バネにより構成されてなるとともに,
    上記第2の付勢手段が,上記第3の排出ローラの上記第2の軸部を介して上記第3の板バネに作用してその先端に設けられた上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に付勢する第2のバネ部材により構成され,
    上記第2の押圧手段が,上記運転状態において,上記第4の排出ローラと当接して上記第4の排出ローラに対して位置固定された上記第3の排出ローラの上記第2の軸部に揺動自在に設けられた上記第3の板バネを押圧し,上記第2のバネ部材による付勢力を抑制して上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第3の板バネから離れることにより上記第2のバネ部材への押圧力を解除する上記加圧ローラに対して位置固定された第2の突起部により構成されてなる請求項4に記載の定着装置。
  7. 上記圧接離間手段が,
    上記剥離爪を先端に備え,上記剥離爪を上記定着ローラから離間する方向に弾性付勢する第2の支持部材と,
    上記運転状態において,上記第2の支持部材を押圧して,上記第2の支持部材により支持された剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって,上記第2の支持部材への押圧力を解除する第3の押圧手段と,
    を備えてなるものである請求項1に記載の定着装置。
  8. 上記定着ローラ及び上記加圧ローラよりも記録材搬送方向下流部に設けられた第5の排出ローラを備え,
    上記第2の支持部材が,途中において上記第5の排出ローラを弾性的に支持する第4の板バネにより構成され,
    上記第3の押圧手段が,上記運転状態において,上記第5の排出ローラに当接し,上記第5の排出ローラ及び上記第4の板バネを介して上記剥離爪を上記定着ローラに当接させ,上記定着ローラと上記加圧ローラとの離間動作にともなって上記第5の排出ローラから離間し上記剥離爪を上記定着ローラから離間させる第6の排出ローラにより構成されてなる請求項7に記載の定着装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の定着装置を備えてなる画像形成装置。
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